JPS6326608Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6326608Y2 JPS6326608Y2 JP6553683U JP6553683U JPS6326608Y2 JP S6326608 Y2 JPS6326608 Y2 JP S6326608Y2 JP 6553683 U JP6553683 U JP 6553683U JP 6553683 U JP6553683 U JP 6553683U JP S6326608 Y2 JPS6326608 Y2 JP S6326608Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- sealing member
- mechanical seal
- contact
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 23
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関のウオーターポンプ等に装着
されるメカニカルシールの改良に関し、さらに具
体的にはメカニカルシールを構成するフリンガー
付スリーブの改良に関するものである。
されるメカニカルシールの改良に関し、さらに具
体的にはメカニカルシールを構成するフリンガー
付スリーブの改良に関するものである。
以下、図面を参照しつつ詳述する。
従来、この種の密封装置としては第1図に示し
たような構成が多く提案され実用化されている。
即ち密封を要する回転軸2に嵌装固定されるスリ
ーブAの一端にフランジ3を形成し、該フランジ
3側に環状のコンタクトリング4を嵌着してスリ
ーブAと一体化させられると共に、該コンタクト
リング4と摺接するフリクシヨンリング6、メン
ブレン7、スプリング8等で構成した封止部材を
該スリーブA他端のフリンガーを兼ねる封止部材
抱束部5で遊嵌して密封装置を構成したものであ
る。しかし、上記のスリーブAは封止部材とカウ
ンターフエースを一体化するため軸方向に剛性が
要求され強力な構造体を形成する必要があるが、
フリンガーを兼ねる封止部材抱束部5を強構造に
すると封止部材を該スリーブAに装着するには特
殊な治具を用いるか過大な圧入力が必要となり、
そのため作業性が非常に悪く、さらに封止部材の
内側部分を痛め易く密封機能の低下を誘う要因と
なり、また重量的にも好ましくなかつた。
たような構成が多く提案され実用化されている。
即ち密封を要する回転軸2に嵌装固定されるスリ
ーブAの一端にフランジ3を形成し、該フランジ
3側に環状のコンタクトリング4を嵌着してスリ
ーブAと一体化させられると共に、該コンタクト
リング4と摺接するフリクシヨンリング6、メン
ブレン7、スプリング8等で構成した封止部材を
該スリーブA他端のフリンガーを兼ねる封止部材
抱束部5で遊嵌して密封装置を構成したものであ
る。しかし、上記のスリーブAは封止部材とカウ
ンターフエースを一体化するため軸方向に剛性が
要求され強力な構造体を形成する必要があるが、
フリンガーを兼ねる封止部材抱束部5を強構造に
すると封止部材を該スリーブAに装着するには特
殊な治具を用いるか過大な圧入力が必要となり、
そのため作業性が非常に悪く、さらに封止部材の
内側部分を痛め易く密封機能の低下を誘う要因と
なり、また重量的にも好ましくなかつた。
本考案はこの様な欠点を除去し装着の容易な嵌
着不備のない理想的なメカニカルシールを提供す
るものである。
着不備のない理想的なメカニカルシールを提供す
るものである。
本考案の実施例を第2図、及び第3図によつて
説明すれば、ハウジング9に固定されるフリクシ
ヨンリング6、メンブレン7、スプリング8等か
らなる封止部材と、該フリクシヨンリング6に摺
接し回転軸2と共に回転するコンタクトリング4
及びスリーブB等からなるカウンターフエースで
構成されたメカニカルシールであつて;合成ゴム
或は合成樹脂等の筒体であるスリーブBの一端に
環状のフランジ3を形成し他端に漏斗状のフリン
ガーを兼ねる封止部材抱束部5を形成して封止部
材を遊嵌一体化し、該スリーブBの封止部材抱束
部5に少なくとも2箇所以上肉薄弱構造部1を設
けたものである。
説明すれば、ハウジング9に固定されるフリクシ
ヨンリング6、メンブレン7、スプリング8等か
らなる封止部材と、該フリクシヨンリング6に摺
接し回転軸2と共に回転するコンタクトリング4
及びスリーブB等からなるカウンターフエースで
構成されたメカニカルシールであつて;合成ゴム
或は合成樹脂等の筒体であるスリーブBの一端に
環状のフランジ3を形成し他端に漏斗状のフリン
ガーを兼ねる封止部材抱束部5を形成して封止部
材を遊嵌一体化し、該スリーブBの封止部材抱束
部5に少なくとも2箇所以上肉薄弱構造部1を設
けたものである。
この構造は、第3図で示すごとく、封止部材を
スリーブBに装着する際、封止部材抱束部5の弱
構造肉薄部1は容易に変形させることが可能であ
り封止部材内を特殊な治具を用いることなく簡単
に通過して短時間に確実な嵌着を行なえ、かつフ
レーム剛性を有する肉厚部10でスプリング8荷
重等による軸方向荷重を受け止め回転軸2に装着
されるまで十分なる一体化を維持する。
スリーブBに装着する際、封止部材抱束部5の弱
構造肉薄部1は容易に変形させることが可能であ
り封止部材内を特殊な治具を用いることなく簡単
に通過して短時間に確実な嵌着を行なえ、かつフ
レーム剛性を有する肉厚部10でスプリング8荷
重等による軸方向荷重を受け止め回転軸2に装着
されるまで十分なる一体化を維持する。
同様な効果は該スリーブBを成形するときにも
発揮され、周方向の剛性を緩和した該肉薄部1に
よつてスリーブBを損傷させることなく金型内か
ら容易に離型を行なわせる。また重量的にも該肉
薄部1は軽量化に貢献しより滑らかな運転をなさ
しめる。
発揮され、周方向の剛性を緩和した該肉薄部1に
よつてスリーブBを損傷させることなく金型内か
ら容易に離型を行なわせる。また重量的にも該肉
薄部1は軽量化に貢献しより滑らかな運転をなさ
しめる。
以上の説明の様に本考案は組立て及び装着が確
実、簡単であるばかりでなく成型の容易な理想的
なメカニカルシールスリーブである。
実、簡単であるばかりでなく成型の容易な理想的
なメカニカルシールスリーブである。
第1図は従来のメカニカルシールの断面図であ
る。第2図は本考案のメカニカルシールの断面図
である。第3図は第2図の側面図である。 A……従来のスリーブ、B……本考案のスリー
ブ、1……肉薄部、2……回転軸、3……フラン
ジ、4……コンタクトリング、5……封止部材抱
束部、6……フリクシヨンリング、7……メンブ
レン、8……スプリング、10……肉厚部。
る。第2図は本考案のメカニカルシールの断面図
である。第3図は第2図の側面図である。 A……従来のスリーブ、B……本考案のスリー
ブ、1……肉薄部、2……回転軸、3……フラン
ジ、4……コンタクトリング、5……封止部材抱
束部、6……フリクシヨンリング、7……メンブ
レン、8……スプリング、10……肉厚部。
Claims (1)
- ハウジングに固定されるフリクシヨンリング、
メンブレン、スプリング等からなる封止部材と、
該フリクシヨンリングに摺接し回転軸と共に回転
するコンタクトリング及びスリーブ等からなるカ
ウンターフエースで構成されたメカニカルシール
において;該スリーブは一端でコンタクトリング
を抱嵌して固定すると共に他方の一端で前記封止
部材をも遊抱束してメカニカルシールを一体化
し、該スリーブの封止部材を遊抱束する封止部材
抱束部に少なくとも2箇所以上の肉薄部を設けた
ことを特徴とするメカニカルシールスリーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6553683U JPS59171259U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | メカニカルシ−ルスリ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6553683U JPS59171259U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | メカニカルシ−ルスリ−ブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59171259U JPS59171259U (ja) | 1984-11-15 |
JPS6326608Y2 true JPS6326608Y2 (ja) | 1988-07-19 |
Family
ID=30195737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6553683U Granted JPS59171259U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | メカニカルシ−ルスリ−ブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59171259U (ja) |
-
1983
- 1983-04-30 JP JP6553683U patent/JPS59171259U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59171259U (ja) | 1984-11-15 |