JPH0234525Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0234525Y2 JPH0234525Y2 JP7835086U JP7835086U JPH0234525Y2 JP H0234525 Y2 JPH0234525 Y2 JP H0234525Y2 JP 7835086 U JP7835086 U JP 7835086U JP 7835086 U JP7835086 U JP 7835086U JP H0234525 Y2 JPH0234525 Y2 JP H0234525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- retaining ring
- hole
- valve device
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は弁装置に関し、特に、シヤフトのス
ラスト受けに要するスペースを小さくすることの
できる弁装置に関するものである。
ラスト受けに要するスペースを小さくすることの
できる弁装置に関するものである。
一般にこの種の弁装置としては、第3図に示す
ように、内部に流体の通過孔25を有するボデイ
21に、シヤフト穴23が前記通過孔25と直交
するように貫通され、さらに、前記シヤフト穴2
3にシヤフト22が挿入され、このシヤフト22
は、一端部に溝27を有するとともに、他端部に
アクチユエータ(図示せず)と連結するレバー2
9が設けられ、さらに、前記シヤフト22の溝2
7にスラスト受け用の止め輪28が嵌合されたの
ちに、シヤフト22の一端部は前記シヤフト穴2
3の内方に位置され、さらに、前記シヤフト穴2
3の開口端にプラグ30が圧入代31を有して圧
入されていて、前記止め輪28とプラグ30とで
シヤフト22のスラストを受けるようになつてい
る。
ように、内部に流体の通過孔25を有するボデイ
21に、シヤフト穴23が前記通過孔25と直交
するように貫通され、さらに、前記シヤフト穴2
3にシヤフト22が挿入され、このシヤフト22
は、一端部に溝27を有するとともに、他端部に
アクチユエータ(図示せず)と連結するレバー2
9が設けられ、さらに、前記シヤフト22の溝2
7にスラスト受け用の止め輪28が嵌合されたの
ちに、シヤフト22の一端部は前記シヤフト穴2
3の内方に位置され、さらに、前記シヤフト穴2
3の開口端にプラグ30が圧入代31を有して圧
入されていて、前記止め輪28とプラグ30とで
シヤフト22のスラストを受けるようになつてい
る。
さらに、前記シヤフト22の他端部は前記シヤ
フト穴23から突出し、このシヤフト穴23の開
口端には前記シヤフト22をシールするオイルシ
ール34が設けられ、さらに、シヤフト22の前
記通過孔25内に位置する部分にはねじ26を介
してバルブ24が取付けられている。
フト穴23から突出し、このシヤフト穴23の開
口端には前記シヤフト22をシールするオイルシ
ール34が設けられ、さらに、シヤフト22の前
記通過孔25内に位置する部分にはねじ26を介
してバルブ24が取付けられている。
そして、前記弁装置は、アクチユエータによつ
てレバー29が回動されると、このレバー29を
介してシヤフト22が回動し、このシヤフト22
の回動によつてバルブ24が通過孔25を開閉す
るようになつている。
てレバー29が回動されると、このレバー29を
介してシヤフト22が回動し、このシヤフト22
の回動によつてバルブ24が通過孔25を開閉す
るようになつている。
しかしながら、前記のような従来の弁装置にあ
つては、シヤフト22のスラスト受け用止め輪2
8を、シヤフト22の一端部に設けられた溝27
に嵌合する際に、第4図に示すように、シヤフト
22を軸線方向、すなわち、図の左方向に移動し
て、前記溝27をシヤフト穴23の外側に位置さ
せる必要があるので、前記シヤフト22の他端部
に設けられたレバー29と、このレバー29に対
向するボデイ21の側面との間に、第3図に示す
ように、大きなスペース32が必要となつてしま
うという問題点を有していた。
つては、シヤフト22のスラスト受け用止め輪2
8を、シヤフト22の一端部に設けられた溝27
に嵌合する際に、第4図に示すように、シヤフト
22を軸線方向、すなわち、図の左方向に移動し
て、前記溝27をシヤフト穴23の外側に位置さ
せる必要があるので、前記シヤフト22の他端部
に設けられたレバー29と、このレバー29に対
向するボデイ21の側面との間に、第3図に示す
ように、大きなスペース32が必要となつてしま
うという問題点を有していた。
また、前記スペース32を小さくすると、シヤ
フト22の軸線方向への移動可能距離が短くなる
ので、前記シヤフト22の溝27に止め輪28を
嵌合するためには、前記止め輪28のシヤフト穴
23内での所定位置と、前記シヤフト穴23の開
口端との間隔を狭くしなければならないが、前記
止め輪28とシヤフト穴23の開口端に圧入され
るプラグ30との間隔は一定なので、前記プラグ
30自体の厚みが薄くなり、プラグ30の圧入代
31が少なくなつて、プラグ30によるシヤフト
22のスラスト受け強度が低下してしまうという
問題点を有していた。
フト22の軸線方向への移動可能距離が短くなる
ので、前記シヤフト22の溝27に止め輪28を
嵌合するためには、前記止め輪28のシヤフト穴
23内での所定位置と、前記シヤフト穴23の開
口端との間隔を狭くしなければならないが、前記
止め輪28とシヤフト穴23の開口端に圧入され
るプラグ30との間隔は一定なので、前記プラグ
30自体の厚みが薄くなり、プラグ30の圧入代
31が少なくなつて、プラグ30によるシヤフト
22のスラスト受け強度が低下してしまうという
問題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、シヤフトのスラスト
受けに要するスペースを小さくすることができる
とともに、スラストの受け強度を向上することの
できる弁装置を提供することを目的とする。
点を解決したものであつて、シヤフトのスラスト
受けに要するスペースを小さくすることができる
とともに、スラストの受け強度を向上することの
できる弁装置を提供することを目的とする。
上記の問題点を解決するためにこの考案は、内
部に流体の通過孔を有するボデイに、前記通過孔
と直交するシヤフト穴を貫通し、該シヤフト穴
に、前記通過孔を開閉するバルブを有し、かつ、
一端にアクチユエータと連結するレバーを具えた
シヤフトを挿入してなる弁装置において、前記シ
ヤフトの、レバーと同側端部の周上に溝を形成
し、さらに、前記溝に止め輪を嵌合し、この状態
で、前記止め輪をシヤフト穴の開口端に位置させ
るとともに、前記止め輪に隣接して、アクチユエ
ータ取付け用のブラケツトを前記ボデイに固定し
て保持し、前記シヤフトのスラスト受けとした構
成を有している。
部に流体の通過孔を有するボデイに、前記通過孔
と直交するシヤフト穴を貫通し、該シヤフト穴
に、前記通過孔を開閉するバルブを有し、かつ、
一端にアクチユエータと連結するレバーを具えた
シヤフトを挿入してなる弁装置において、前記シ
ヤフトの、レバーと同側端部の周上に溝を形成
し、さらに、前記溝に止め輪を嵌合し、この状態
で、前記止め輪をシヤフト穴の開口端に位置させ
るとともに、前記止め輪に隣接して、アクチユエ
ータ取付け用のブラケツトを前記ボデイに固定し
て保持し、前記シヤフトのスラスト受けとした構
成を有している。
上記のように構成したこの考案による弁装置に
あつては、シヤフトのスラスト受けに要するスペ
ースを小さくすることができるとともに、スラス
トの受け強度を向上することができることとな
る。
あつては、シヤフトのスラスト受けに要するスペ
ースを小さくすることができるとともに、スラス
トの受け強度を向上することができることとな
る。
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
明する。
第1図および第2図にはこの考案による弁装置
が示されていて、内部に流体の通過孔5を有する
ボデイ1に、シヤフト穴3が前記通過孔5と直交
するように貫通され、さらに、前記シヤフト穴3
に、シヤフト2が挿入され、このシヤフト2は、
端部の周上に溝7を有するとともに、同側先端に
アクチユエータ10のロツド11と連結するレバ
ー9が設けられ、さらに、前記シヤフト2の溝7
に、樹脂等により形成されてシヤフト2との間の
すべりの良い止め輪8が嵌合され、この状態で前
記止め輪8は前記シヤフト穴3の開口端に位置さ
れ、また、この止め輪8の隣にはアクチユエータ
10の取付け用のブラケツト12が設けられてい
る。
が示されていて、内部に流体の通過孔5を有する
ボデイ1に、シヤフト穴3が前記通過孔5と直交
するように貫通され、さらに、前記シヤフト穴3
に、シヤフト2が挿入され、このシヤフト2は、
端部の周上に溝7を有するとともに、同側先端に
アクチユエータ10のロツド11と連結するレバ
ー9が設けられ、さらに、前記シヤフト2の溝7
に、樹脂等により形成されてシヤフト2との間の
すべりの良い止め輪8が嵌合され、この状態で前
記止め輪8は前記シヤフト穴3の開口端に位置さ
れ、また、この止め輪8の隣にはアクチユエータ
10の取付け用のブラケツト12が設けられてい
る。
さらに、前記ブラケツト12はボルト13を介
してボデイ1に固定されるとともに、前記シヤフ
ト2の端部が挿通されていて、このブラケツト1
2に取付けられたアクチユエータ10のロツド1
1と、前記シヤフト2の先端に設けられたレバー
9とが連結されている。
してボデイ1に固定されるとともに、前記シヤフ
ト2の端部が挿通されていて、このブラケツト1
2に取付けられたアクチユエータ10のロツド1
1と、前記シヤフト2の先端に設けられたレバー
9とが連結されている。
また、シヤフト穴3の開口端部には止め輪8に
隣接して前記シヤフト2をシールするオイルシー
ル14が設けられ、さらに、前記シヤフト2の前
記通過孔5内に位置する部分には、この通過孔5
を開閉可能なバルブ4がねじ6を介して取付けら
れて構成されている。
隣接して前記シヤフト2をシールするオイルシー
ル14が設けられ、さらに、前記シヤフト2の前
記通過孔5内に位置する部分には、この通過孔5
を開閉可能なバルブ4がねじ6を介して取付けら
れて構成されている。
そして、前記弁装置は、シヤフト2のスラスト
を、このシヤフト2の溝7に嵌合された止め輪8
をブラケツト12で保持することによつて受ける
ようになつている。
を、このシヤフト2の溝7に嵌合された止め輪8
をブラケツト12で保持することによつて受ける
ようになつている。
次に前記のものの作用について説明する。
第1図および第2図に示すこの考案による弁装
置にあつては、前述の如く、止め輪8を、シヤフ
ト2のレバー9と同側の端部に形成された溝7に
嵌合し、この状態で、シヤフト穴3の開口端部に
位置するとともに、アクチユエータ10の取付け
用のブラケツト12で保持することによつて、シ
ヤフト2のスラストを受けるようにしたことによ
り、前記止め輪8をシヤフト2の溝7に環装する
際に、シヤフト2を軸線方向に移動する必要がほ
とんどなく、シヤフト2の端部に設けられたレバ
ー9と、このレバー9に対向するボデイ1の側面
との間の大きなスペースが必要なくなるので、シ
ヤフト2のスラスト受けに要するスペースを小さ
くすることができることとなり、また、前記ブラ
ケツト12はボルト13を介してボデイ1に固定
されているので、シヤフト2のスラストに対して
高い強度を保持でき、大きなスラストに耐えるこ
とが可能となつて、スラストの受け強度を大幅に
向上することができることとなる。
置にあつては、前述の如く、止め輪8を、シヤフ
ト2のレバー9と同側の端部に形成された溝7に
嵌合し、この状態で、シヤフト穴3の開口端部に
位置するとともに、アクチユエータ10の取付け
用のブラケツト12で保持することによつて、シ
ヤフト2のスラストを受けるようにしたことによ
り、前記止め輪8をシヤフト2の溝7に環装する
際に、シヤフト2を軸線方向に移動する必要がほ
とんどなく、シヤフト2の端部に設けられたレバ
ー9と、このレバー9に対向するボデイ1の側面
との間の大きなスペースが必要なくなるので、シ
ヤフト2のスラスト受けに要するスペースを小さ
くすることができることとなり、また、前記ブラ
ケツト12はボルト13を介してボデイ1に固定
されているので、シヤフト2のスラストに対して
高い強度を保持でき、大きなスラストに耐えるこ
とが可能となつて、スラストの受け強度を大幅に
向上することができることとなる。
なお、前記実施例においては、弁装置の形状を
第1図および第2図に示すものとしたが、これに
限定することなく、シヤフトの端部に設けた溝に
止め輪を環装し、この止め輪をアクチユエータ取
付け用のブラケツトで押えることによつて、シヤ
フトのスラストを受けるようにしたものであれ
ば、どのようなものであつても良いことは勿論で
ある。
第1図および第2図に示すものとしたが、これに
限定することなく、シヤフトの端部に設けた溝に
止め輪を環装し、この止め輪をアクチユエータ取
付け用のブラケツトで押えることによつて、シヤ
フトのスラストを受けるようにしたものであれ
ば、どのようなものであつても良いことは勿論で
ある。
この考案は前記のように構成したことにより、
シヤフトのスラスト受けに要するスペースを小さ
くすることができるとともに、スラストの受け強
度を大幅に向上することができるなどのすぐれた
効果を有するものである。
シヤフトのスラスト受けに要するスペースを小さ
くすることができるとともに、スラストの受け強
度を大幅に向上することができるなどのすぐれた
効果を有するものである。
第1図はこの考案による弁装置の要部の断面
図、第2図は第1図に示すものの側面図、第3図
は従来の弁装置の概略断面図、第4図は第3図に
示すものにおいて、シヤフトに止め輪を環装する
際の状態を示す図である。 1,21……ボデイ、2,22……シヤフト、
3,23……シヤフト穴、4,24……バルブ、
5,25……通過孔、6,26……ねじ、7,2
7……溝、8,28……止め輪、9,29……レ
バー、10……アクチユエータ、11……ロツ
ド、12……ブラケツト、13……ボルト、1
4,34……オイルシール、30……プラグ、3
1……圧入代、32……スペース。
図、第2図は第1図に示すものの側面図、第3図
は従来の弁装置の概略断面図、第4図は第3図に
示すものにおいて、シヤフトに止め輪を環装する
際の状態を示す図である。 1,21……ボデイ、2,22……シヤフト、
3,23……シヤフト穴、4,24……バルブ、
5,25……通過孔、6,26……ねじ、7,2
7……溝、8,28……止め輪、9,29……レ
バー、10……アクチユエータ、11……ロツ
ド、12……ブラケツト、13……ボルト、1
4,34……オイルシール、30……プラグ、3
1……圧入代、32……スペース。
Claims (1)
- 内部に流体の通過孔を有するボデイに、前記通
過孔と直交するシヤフト穴を貫通し、該シヤフト
穴に、前記通過孔を開閉するバルブを有し、か
つ、一端にアクチユエータと連結するレバーを具
えたシヤフトを挿入してなる弁装置において、前
記シヤフトの、レバーと同側端部の周上に溝を形
成し、さらに、前記溝に止め輪を嵌合し、この状
態で、前記止め輪をシヤフト穴の開口端に位置さ
せるとともに、前記止め輪に隣接して、アクチユ
エータ取付け用のブラケツトを前記ボデイに固定
して保持し、前記シヤフトのスラスト受けとした
ことを特徴とする弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7835086U JPH0234525Y2 (ja) | 1986-05-24 | 1986-05-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7835086U JPH0234525Y2 (ja) | 1986-05-24 | 1986-05-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62190169U JPS62190169U (ja) | 1987-12-03 |
JPH0234525Y2 true JPH0234525Y2 (ja) | 1990-09-17 |
Family
ID=30927209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7835086U Expired JPH0234525Y2 (ja) | 1986-05-24 | 1986-05-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0234525Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-24 JP JP7835086U patent/JPH0234525Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62190169U (ja) | 1987-12-03 |
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