JPH0452446Y2 - - Google Patents

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JPH0452446Y2
JPH0452446Y2 JP11424187U JP11424187U JPH0452446Y2 JP H0452446 Y2 JPH0452446 Y2 JP H0452446Y2 JP 11424187 U JP11424187 U JP 11424187U JP 11424187 U JP11424187 U JP 11424187U JP H0452446 Y2 JPH0452446 Y2 JP H0452446Y2
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shaft
valve
port
lever
axial direction
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JP11424187U
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JPS6419029U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は吸気制御弁に関し、特に、ポートを開
閉するバルブを取り付けたシヤフトの軸線方向の
動きを規制するようにした吸気制御弁に関する。
〔従来技術およびその問題点〕
通常、吸気制御弁にあつては第8図〜第10図
に示すようになつていて、ポート28内に位置す
るバルブ22に取付けられたシヤフト21がレバ
ー24を介してアクチユエータロツド(図示せ
ず)に連結され、このアクチユエータロツド(図
示せず)がアクチユエータにかかる負圧の印加、
除去で作動して、バルブ22をその度に全開した
り、あるいは全閉するようになつている。
そして、バルブ22の全閉の時はバルブ22端
面がボデイ23内に設けられたポート28内壁に
接触することでバルブ22が固定され、また、全
開の時はバルブ22はシヤフト21に取付けられ
た状態で自由状態であり、このためにレバー24
に当接部24aを設け、この当接部24aをバル
ブ22全閉時には前記レバー当接部は自由状態と
し、そして、バルブ全開時にはボデイストツパー
部27に当接し、これによつて全開時のバルブを
支持するものであつた。
しかし、これだとバルブ22全閉時には問題は
ないが、バルブ22全開時において、第9図に示
すように自由状態にあるバルブ22とポート28
内壁面の間にガタ26があるためシヤフト21の
軸線方向の振動が大きいとレバー当接部24aと
ボデイストツパー部27の間に異常摩耗などが生
じ、ひいては破損に至る危険性があるという問題
点を有していた。
本考案は上記問題点に鑑み、レバー当接部がボ
デイストツパー部に当接したさいに係合するよう
にし、バルブとポート間のガタの存在に対しても
シヤフトの軸線方向の振動を阻止することのでき
る吸気制御弁を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために本考案は、ボデ
イに、その内部に設けたポートを貫通するシヤフ
トを回動自在に設け、該シヤフトの前記ポート内
に位置する部分にバルブを設け、前記バルブが前
記シヤフトの回動に応じて前記ポートを開閉する
ようにし、また、前記シヤフトの前記ボデイの外
に位置する部分に作動部材によつて前記シヤフト
を回動させる連動部材を設けてなる吸気制御弁に
おいて、前記ボデイに溝部を設けるとともに、前
記連動部材に前記作動部材の作動に応じて、前記
溝部と係合・離間する係合部を設け、前記係合部
が前記溝部と係合した際、前記シヤフトが、その
軸線方向に移動するのを阻止される構成を有して
いる。
〔作用〕
本考案は上記のような手段をとつたことによ
り、ボデイに設けた溝部に、バルブ開閉用のシヤ
フトを回動させる連動部材に設けた係合部が、前
記シヤフトに設けたバルブが全開時にのみ係合す
ることにより、シヤフトの軸線方向の振動が阻止
されることとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図〜第7図は本考案の実施例を示すもので
ある。
まず、シヤフト1をボデイ3に穿設された孔1
3を挿通させ、かつ、ボデイ3内の複数のポート
8内を貫通させ、このシヤフト1の一端をボデイ
3に穿たれた軸穴12に支持し、他端をボデイ3
外に延出してレバー4をかしめによつて固着させ
る。
次に、ポート内に位置するシヤフト1の部分に
はバルブ2を螺子で締着させる。
なお、シヤフト1が延出している部分のボデイ
3には、オイルシール5を設けて前記シヤフト1
を挿通させている。
また、第3図に示すように、ボデイ3に一体に
設けられたボテイストツパー部7に当接するレバ
ー4の一部のレバー当接部4aはV字型に変形さ
せ、このレバー当接部4aが当接する前記ボデイ
ストツパー部7には同じくV字型のV字溝7aを
穿設する。
また、第4図および第6図に示すように、レバ
ー4の一部にはアクチユエータ10から延出する
アクチユエータロツド9をリンクピン等を介して
連結する。
次に、以上のような構成の本考案の実施例の作
用について説明する。
アクチユエータ10から延出するアクチユエー
タロツド9が没入方向に作動するとレバー4を回
動し、これによりシヤフト1を回動させ前記シヤ
フト1に締着されたバルブ2は閉じ、バルブ2の
端面の一部はポート8内壁に当接して固定され
る。
この時、レバー当接部4aはボデイストツパー
部7から離れ自由状態になるが、バルブ2の端面
がポート8の内壁に当接して固定されているので
シヤフトがその軸線方向に振動することは阻止さ
れる。
また、アクチユエータ10が作動してアクチユ
エータロツド9を突出すると、レバー4、さらに
シヤフト8を介してバルブ2を回動させて、バル
ブ2は前記ポート8内で全開状態になり、バルブ
2周縁とポート8内壁との間にガタ6が生じる。
この時、シヤフト1に連結したV字形のレバー4
に設けたレバー当接部4aはボデイストツパー部
7のV字溝に係合し、しかもV字形状の部分がシ
ヤフト4の軸線方向に対して直交していることに
よ、シヤフト1がバルブ2とポート8内壁の間に
生じたガタ6の存在により、軸線方向へ振動する
のを阻止され、第2図〜第5図に示す状態で確実
にシヤフト軸線方向の振動が阻止されることとな
る。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成したので、バルブの
全開時にバルブがポート内で自由状態になつてポ
ート内壁とその間にガタが生じても、レバー当接
部の係合部がボデイストツパー部の係合溝に係合
するため、シヤフトの軸線方向の振動は確実に阻
止でき、しかも非常に簡単な構成で確実に阻止す
ることができるなどのすぐれた効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の実施例のバルブ全閉時
の状態を表わす概略図、第2図a,bは本考案の
実施例のバルブ全開時の状態を表わす概略図、第
3図は第2図矢視B方向からみた拡大図、第4図
は本考案の実施例の側面図、第5図は第4図の矢
視C方向からみた図、第6図は第4図の矢視D方
向からみた図、第7図は第4図の矢視E方向から
みた図、第8図a,bは従来のバルブ全閉時の状
態を表わす概略図、第9図a,bは従来のバルブ
全開時の状態を表わす概略図、第10図は第9図
の矢視A方向からみた図である。 1,21……シヤフト、2,22……バルブ、
3,23……ボデイ、4,24……レバー、4
a,24a……レバー当接部、5,25……オイ
ルシール、6,26……ガタ、7,27……ボデ
イストツパー部、7a……V字溝、8,28……
ポート、9……アクチユエータロツド、10……
アクチユエータ、11……ボデイ、12……軸
穴、13……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデイ11に、その内部に設けたポート8を貫
    通するシヤフト1を回動自在に設け、該シヤフト
    1の前記ポート8内に位置する部分にバルブ2を
    設け、前記バルブ2が前記シヤフト1の回動に応
    じて前記ポート8を開閉するようにし、また、前
    記シヤフト1の前記ボデイ11の外に位置する部
    分に作動部材10によつて前記シヤフトを回動さ
    せる連動部材4を設けてなる吸気制御弁におい
    て、前記ボデイ11に溝部7aを設けるととも
    に、前記連動部材4に前記作動部材10の作動に
    応じて、前記溝部7aと係合・離間する係合部4
    aを設け、前記係合部4aが前記溝部7aと係合
    した際、前記シヤフト1が、その軸線方向に移動
    するのを阻止することを特徴とする吸気制御弁。
JP11424187U 1987-07-25 1987-07-25 Expired JPH0452446Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6419029U JPS6419029U (ja) 1989-01-31
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