JPS592736B2 - 圧力容器用Cr↓−Mo鋼 - Google Patents

圧力容器用Cr↓−Mo鋼

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JPS592736B2
JPS592736B2 JP53115066A JP11506678A JPS592736B2 JP S592736 B2 JPS592736 B2 JP S592736B2 JP 53115066 A JP53115066 A JP 53115066A JP 11506678 A JP11506678 A JP 11506678A JP S592736 B2 JPS592736 B2 JP S592736B2
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JP
Japan
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embrittlement
steel
less
toughness
temperature strength
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JP53115066A
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JPS5541962A (en
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新吾 佐藤
禎一 榎並
督己 船越
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は高温強度が高く、シかも焼もどし脆化域を含
む温度域で使用を経た後にも優れた靭性をもつ圧力容器
用Cr−Mo鋼に関するものである。
化学工業や重油脱硫リアクターなどに使用される圧力容
器用鋼材には、耐水素アタック性や高温強度にすぐれる
ことが要求され、従来から2−!l−係Cr−1%Mo
鋼や3%Cr−1%Mo鋼などが使用されている。
しかし圧力容器の大型化に伴って、これら鋼材の肉厚の
増大化傾向が著しく、そのため鋼材の焼入時の冷却速度
の減少や応力除去焼鈍の長時間化などがさけられなくな
り、これらの鋼材に高い高温強度を与えることが困難に
なってきている。
一方でこれらの鋼材は、400〜500℃間の温度範囲
で長時間にわたり使用されるが、この温度範囲はいわゆ
る焼もとし脆化温度域に相当するため、使用中に靭性が
劣化する。
この特性の劣化の挙動を以下単に脆化ということにし、
従って上記温度域における鋼材の使用開始前を脆化前、
開始のあとを脆化後という。
上記の脆化は装置の定期点検に際して補修対象とされる
クラックの発生原因となるし、また装置の安全性や寿命
の面からも好ましくない。
したがってこれらの用途に用いられるCr−Mo鋼には
、高温強度が高いことさらに脆化前の靭性にすぐれかつ
脆化感受性が小さくその結果脆化後においてもすぐれた
靭性を有していることが併せ要望されている。
発明者らはこのような要望に対して、この様鋼材の成分
組成につき根本的な検討と実験を重ねた結果、Sの減少
が脆化処理前の靭性を著しく改善すること、またSの減
少は脆化感受性を高めるがこれはMnの同時減少によっ
て十分抑制されうろこと、さらにMnの減少による焼入
性不足に起因する高温強度の低下はBの添加によって補
えることの知見を得、これに基づいて高温強度が低下す
ることなく脆化前および後においても靭性に優れた圧力
容器用Cr−Mo鋼を開発した。
なお脆化後の靭性を短時間で評価するために、ステップ
クーリングと称する加速脆化処理を施した後の靭性を測
定して靭性の評価を行なうことが一般に試みられている
が、この発明ではすべて脆化処理として第1図に示す条
件のステップクーリングを行ない、靭性の評価は2mm
Vノツチシャルピー(JIS Z22024号試験片
)試験での破面遷移温度(以下vTrsで表わす)で、
また脆化感受性の評価は上記脆化処理によるvTr s
の上昇量(以下ΔvTrsで表わす)で行なった。
コ(1’)発明ハ、重iテc : 0.08〜0.20
%18i :0.50%以下、Cr : 100〜3
.50%、MO二〇、40〜1.50%を、0.45%
以下に抑制したMnならびに鋼中不可避不純物としての
混入をo、oto%未満に制限したSとともに含み、か
つ0.0005〜0.0050係のBを0.020〜0
.070%の酸可溶A7とともに含有し、残部は不可避
不純物と実質的にFeから成るCr−M。
鋼である。
またこの発明は上記の成分のはかさらに高温強度改善成
分として、0.30%以下のNi、0.20係以下のC
u、0.10係以下の■および0.10%以下のNbの
うちから選ばれる一種または二種以上を含有するCr−
Mo鋼である。
この発明において成分を上記のように限定した理由につ
いて次に説明する。
Cは高温強度を確保するために少くとも0.08重量%
(以下単に%で表わす)は必要であるが、0.20%を
超えると溶接性や脆化処理前の靭性が劣化するので0.
08〜0.20%とした。
Siは高温強度を高めるが、同時に脆化感受性を高める
ネオυもあり、0.5%をこえるき後述のMnの減少に
よる脆化防止によっては補い切れないので上限を0.5
%と規定した。
Crは耐水素アタック性や耐酸化性を高めるが、多すぎ
ると溶接性を劣化させるので1.00〜3.50%とし
た。
Moは耐水素アタック性や高温強度を高めるが、高価で
ありまた多すぎると溶接性を劣化させるので0.40〜
1.50係とした。
Mnは後述のS、Bと関連してこの発明を構成する最も
重要な因子の一つである。
一般に2L%Cr−1%Mo鋼や3 % Cr−1%M
o鋼は、通常厚み250〜300mm程度の厚肉材まで
要求される。
第2図aに、厚み250朋の21%Cr−L%MO鋼の
高温強度と脆化処理前後の靭性に及ぼすMnの影響を、
同図すに示すBを含む場合の動向と比較して示す。
第2図aのようにBを含有させず単にMnを減少すると
一応脆化感受性は低まるが、初析フェライトの析出によ
り高温強度が著しく劣化し、また脆化処理前の靭性が劣
化するため脆化処理後の靭性はあまり改善されない。
ところがBを適量含有させた上でMnを減少すると初析
フェライトの析出が抑えられ、高温強度の低下や脆化処
理前の靭性の劣化はほとんど起きない。
またこの場合でもMnの減少による脆化感受性の低下は
発揮されるので、結果的に高温強度が高く脆化処理後の
靭性が著しく改善される(第2図す参照)。
上記のような効果はBを適量添加しかつ後に述べるよう
にSを僅少にした上で、Mnを0.45%以下に抑制す
れば著しく発揮されるので、Mnは0.45%以下とし
た。
またこのようなり添加による焼入性向上効果はB含有量
0.0005%以上で発揮されるが、0.0050%を
超えると脆化処理前の靭性が劣化し、かつ脆化感受性も
高まるのでBは0.0005〜0.00500;bとし
た。
なおこのBによる焼入性向上効果を有効に発揮させるた
めには、Nの大部分をB以外の元素で固定する必要があ
り、その観点から酸化溶A7を0.020〜0.070
%の範囲で加えることにした。
さてSはMnとの関連において重要な因子である 2L
%Cr−1%Mo鋼について第3図aに4 示すようにSの減少はMn含有量によらず脆化処理前の
靭性を改善するが、発明者らはMnが0.45%をこえ
て元来脆化感受性が高い場合にはSを減少するとざらに
脆化感受性が高まるのに反し、Mnが0.45%以下で
元来脆化感受性の抵い場合にはSを減少しても脆化感受
性は高まらないことを見出した(第3図す参照)。
いいかえればMnが0.45%以下の場合におけるSの
減少は脆化処理後の靭性の改善に著しい効果があること
を見出したものであり、その効果の面からSは0.01
0%未満とした。
鋼中に混入する不可避の不純物のうちSについては上記
のような制限が不可欠であるが、その他の混入不純物に
ついては次のとおりである。
Nは転炉、電炉、あるいはASEA−8KF法による通
常の精錬条件で含有される0、0030〜0.0150
%の範囲で許容される。
Pは脆化感受性を高める悪影響があるので、0.015
%以下とすることが好ましい。
Sn 、SbおよびAsも脆化感受性を高める悪影響が
あるので、いずれもo、oio%以下とすることが好ま
しい。
次に第2発明ではNi、Cu、VおよびNbを含有させ
て高温強度をさらに高める。
Niは、コストの面から0.30%以下とした。
Cuは高温強度を高める一方で多すぎると脆化感受性を
高める不利もあるので、その心配のない0.20%以下
とした。
またV、Nbはいずれも高温強度を高める効果があるが
、多すぎると溶接性を劣化させるので、それぞれ0.1
0%以下とした。
なおこの発明のCr−Mo鋼を製造するには、常法に従
って溶製、造塊および熱間圧延加工を施したのち、もし
くは引続き、同じく常法に従って熱処理を施せばよい。
次にこの発明の実施例について説明する。
真空溶解炉で、第1表に示した成分組成になる供試鋼A
−Fr、Cらびに比較鋼G−Jをそれぞれ溶製し、5ト
ンまたは100kgの鋼塊としたのち、鍛造していずれ
も厚み250+u+の鋼板とし、ついで下記の熱処理を
施した。
熱処理条件 焼 入 れ:930℃X8hr→水冷 焼もどし:650°(:、X8hr→空冷応力除去焼鈍
:690℃X20hr→炉冷得られた各供試鋼ならびに
比較鋼につき、常温および430°Cでの引張り強さ、
さらに脆化処理前後のvTrsおよび脆化感受性(Δv
Trs)について調べ、その結果を第2表に示した。
第2表に対する第1表の対比から明らかなように、この
発明に従う供試鋼A−Fはいずれも比較鋼G−Jに比べ
て脆化処理後の靭性が格段にすぐれ、また高温強度の低
下もほとんどない。
以上述べたようにこの発明によれば、圧力容器用Cr−
Mo鋼に対し、高い高温強度のみならず、脆化処理前は
勿論脆化温度域での長時間にわたる使用の後でもすぐれ
た靭性を併せ付与することができ、有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明における脆化処理条件を示す説明図、
第2図a、bはMn含有量と高温強度および脆化処理前
後の靭性との関係に及ぼすBの効果を示す比較グラフ、
第3図a、bは、脆化処理前後の靭性ならびに脆化感受
性のS含有量依存性をMn含有量で区別して示すグラフ
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量でc:o、os〜0.21%、Si:0.50
    係以下、Cr : 1.00〜3.50%、Mo:0.
    40〜1.50%を、0.45%以下に抑制したMnな
    らびに鋼中不可避不純物としての混入をo、oto%未
    滴に制限したSとともに含み、かつ0.0005〜0.
    0050係のBを0.020〜0.070係の酸可溶A
    7とともに含有し、残部は不可避不純物と実質的にFe
    から成ることを特徴とする圧力容器用Cr−Mo鋼。 2 重量でC:0.08〜0.20係、Si:0.50
    係以下、Cr : 1.00〜3.50%、Mo:0.
    40〜1.50%を、0.45%以下に抑制したMnな
    らびに鋼中不可避不純物としての混入をo、oto%未
    満に制限したSとともに含み、かつ0.0005〜0.
    0050係のBを0.020〜0.070%の酸可溶A
    lとともに含有し、さらに0.30%以下のNi、0.
    20%以下のcu、o、to%以下の■および0.10
    %以下のNbのうちから選ばれる一種または二種以上を
    含有し、残部は不可避不純物と実質的にFeから成るこ
    とを特徴とする圧力容器用Cr−Mo鋼。
JP53115066A 1978-09-21 1978-09-21 圧力容器用Cr↓−Mo鋼 Expired JPS592736B2 (ja)

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JPS5541962A JPS5541962A (en) 1980-03-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693858A (en) * 1979-12-27 1981-07-29 Sumitomo Metal Ind Ltd High temp. steel with excellent creep embrittlement resistance
JPS5831874A (ja) * 1981-08-18 1983-02-24 Minamisenjiyu Seisakusho:Kk サイド式テ−プ巻装置
JPS58207360A (ja) * 1982-05-27 1983-12-02 Sumitomo Metal Ind Ltd ステンレスクラツドCr−Mo鋼板
JPS59205449A (ja) * 1983-05-06 1984-11-21 Hitachi Ltd 耐熱鋼

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5169422A (en) * 1974-12-12 1976-06-16 Nippon Steel Corp Cr mo keiteigokinko

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JPS5541962A (en) 1980-03-25

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