JPS5927270Y2 - 安全剃刀 - Google Patents
安全剃刀Info
- Publication number
- JPS5927270Y2 JPS5927270Y2 JP10618282U JP10618282U JPS5927270Y2 JP S5927270 Y2 JPS5927270 Y2 JP S5927270Y2 JP 10618282 U JP10618282 U JP 10618282U JP 10618282 U JP10618282 U JP 10618282U JP S5927270 Y2 JPS5927270 Y2 JP S5927270Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- razor
- base material
- shaped
- safety razor
- safety
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toys (AREA)
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
本考案は、円柱状の基材の外周面に、弾性を有する帯状
の剃刀を所定のすくい角を設けて螺旋状に巻回して固着
した安全剃刀に関するものである。
の剃刀を所定のすくい角を設けて螺旋状に巻回して固着
した安全剃刀に関するものである。
本考案の第トの目的は、安全剃刀の剃刀の刃先が髭に対
して斜めに喰い込むようにして、剃り味を向上させるこ
とであり、第2の目的は、円柱状の基材の外周面に螺旋
状に巻回して固着した剃刀の所定部分の刃先の切れ味が
低下した場合に、円柱状の基材を所定角度宛回動させて
固定し直すことにより新たな刃先を使用できるようにし
て、使用回数を増大させることである。
して斜めに喰い込むようにして、剃り味を向上させるこ
とであり、第2の目的は、円柱状の基材の外周面に螺旋
状に巻回して固着した剃刀の所定部分の刃先の切れ味が
低下した場合に、円柱状の基材を所定角度宛回動させて
固定し直すことにより新たな刃先を使用できるようにし
て、使用回数を増大させることである。
従来技術
従来、種々の安全剃刀が開発されているz久いずれの安
全剃刀も薄板状の剃刀を使用しているので、髭剃り時に
おける剃刀自体の移動方向と、剃刀の刃先とがほぼ直交
し、剃刀のいわゆる押し切り作用により髭剃りしており
、剃り味が余り良くないと共に、剃刀の切れ味が低下し
た場合には、直ちに使い捨てるか、成るいは剃刀の交換
をしなければならない不具合があった。
全剃刀も薄板状の剃刀を使用しているので、髭剃り時に
おける剃刀自体の移動方向と、剃刀の刃先とがほぼ直交
し、剃刀のいわゆる押し切り作用により髭剃りしており
、剃り味が余り良くないと共に、剃刀の切れ味が低下し
た場合には、直ちに使い捨てるか、成るいは剃刀の交換
をしなければならない不具合があった。
考案の構成
本考案の安全剃刀は、薄板状の剃刀を用いた従来の安全
剃刀の概念を打破したもので、その要旨は、円柱状の基
材の外周面に弾性を有する帯状の剃刀を、−条若しくは
数条所定のすくい角を設けて螺旋状に巻回して固着し、
この円柱状の基材の両端部をホルダーに回動・固定自在
に支持したことであり、以下実施例を添附図面を用いて
説明する。
剃刀の概念を打破したもので、その要旨は、円柱状の基
材の外周面に弾性を有する帯状の剃刀を、−条若しくは
数条所定のすくい角を設けて螺旋状に巻回して固着し、
この円柱状の基材の両端部をホルダーに回動・固定自在
に支持したことであり、以下実施例を添附図面を用いて
説明する。
第1図乃至第5図に示されるように、金属、プラスチッ
クス等から成る円柱状の基材1の一端面に回動軸2が連
設され、基材1の他端面に案内円板3が連設され、該案
内円板3の端面に、断面正方形状の位置決め体4が連設
されている。
クス等から成る円柱状の基材1の一端面に回動軸2が連
設され、基材1の他端面に案内円板3が連設され、該案
内円板3の端面に、断面正方形状の位置決め体4が連設
されている。
円柱状の基材1の外周面に、後述の帯状の剃刀6を螺旋
状に巻回して固着するための断面梯形状の剃刀固着用突
条5がピッチpおよび所定のリード角で二条螺旋状に設
けられており、この剃刀固着用突条5の一方の傾斜面に
、弾性を有する帯状の剃刀6が螺旋状に巻回して固着さ
れている。
状に巻回して固着するための断面梯形状の剃刀固着用突
条5がピッチpおよび所定のリード角で二条螺旋状に設
けられており、この剃刀固着用突条5の一方の傾斜面に
、弾性を有する帯状の剃刀6が螺旋状に巻回して固着さ
れている。
又、第1図′および第3図に示されるように、帯状の剃
刀6を巻回した円柱状の基材1の両端部がホルダーHに
回動・固定自在に支持されている。
刀6を巻回した円柱状の基材1の両端部がホルダーHに
回動・固定自在に支持されている。
この構成を、第1図乃至第4図に於いて、具体的に述べ
る。
る。
一方の円盤状の支持体Iの一端面には、前記基材1に連
設した案内円板3を嵌合させるための案内円板嵌合孔8
が穿設されており、この案内円板嵌合孔8の底面には、
前記基材1に設けた位置決め体4を嵌合させるための断
面正方形状の位置決め体嵌合孔9が穿設されている。
設した案内円板3を嵌合させるための案内円板嵌合孔8
が穿設されており、この案内円板嵌合孔8の底面には、
前記基材1に設けた位置決め体4を嵌合させるための断
面正方形状の位置決め体嵌合孔9が穿設されている。
他方の円盤状の支持体10の一端面には、スプリング嵌
装孔11が穿設されており、このスプリング嵌装孔11
の底面には、前記基材1の他端面に連設した回動軸2を
挿通させるための回動軸挿通孔12が貫設されている。
装孔11が穿設されており、このスプリング嵌装孔11
の底面には、前記基材1の他端面に連設した回動軸2を
挿通させるための回動軸挿通孔12が貫設されている。
上記構成の円盤状の支持体7と、同10とが、所定の間
隔をおいて薄肉半円筒状のカバー13で連設されている
。
隔をおいて薄肉半円筒状のカバー13で連設されている
。
又、円盤状の支持体7に穿設した案内円板嵌合孔8に、
基材1の一端面に連設した案内円板3が嵌合されている
と共に、支持体7に穿設した位置決め体液合孔9に、案
内円板3に連設した位置決め体4が嵌合されている。
基材1の一端面に連設した案内円板3が嵌合されている
と共に、支持体7に穿設した位置決め体液合孔9に、案
内円板3に連設した位置決め体4が嵌合されている。
又、他方の円盤状の支持体10に貫設した回動軸挿通孔
12に、基材1の他端面に連設した回動軸2が挿通され
て支持体10から突出しており、支持体10に穿設した
スプリング嵌装孔11に、基材1の他端部が嵌合されて
いると共に、該スプリング嵌装孔11に、圧縮スプリン
グ14が弾装されている。
12に、基材1の他端面に連設した回動軸2が挿通され
て支持体10から突出しており、支持体10に穿設した
スプリング嵌装孔11に、基材1の他端部が嵌合されて
いると共に、該スプリング嵌装孔11に、圧縮スプリン
グ14が弾装されている。
このため通常時には、圧縮スプリング14の弾力により
、基材1の一端面が支持体7の端面に弾接さへ基材1が
ホルダーHに回動不能に支持されている。
、基材1の一端面が支持体7の端面に弾接さへ基材1が
ホルダーHに回動不能に支持されている。
尚、図中15は、ホルダーHの・・ンドルを示す。
又、基材1の外周面に螺旋状に巻回して固着する剃刀6
の刃先6aのすくい角α(第5図参照)は、目的に応じ
て適宜定める。
の刃先6aのすくい角α(第5図参照)は、目的に応じ
て適宜定める。
即ち、肌触りを良好にすると共に、刃先の損傷を極力防
止する場合には、すくい角αを小さくシ、又深剃りする
場合には、すくい角αを大きくすればよい。
止する場合には、すくい角αを小さくシ、又深剃りする
場合には、すくい角αを大きくすればよい。
更に、こ0剃刃6の刃先6aのすくい角αと、剃刀6の
ピッチpとの間には、剃り味の点において密接な関係が
あり、ピッチpを小さくする程、すくい角αを大きくす
ることが必要である。
ピッチpとの間には、剃り味の点において密接な関係が
あり、ピッチpを小さくする程、すくい角αを大きくす
ることが必要である。
尚、ホルダーHば、円柱状の基材1の両端部を回動・固
定自在に支持することができる構成であればよく、必ず
しも上記実施例に限定されるものではない。
定自在に支持することができる構成であればよく、必ず
しも上記実施例に限定されるものではない。
考案の作用
本考案の安全剃刀は、円柱状の基材1の外周面に、弾性
を有する帯状の剃刀6を所定のすくい角αを設けて螺旋
状に巻回して固着しであるので、通常の方法により皮膚
に接触させて髭剃りを行う場合、剃刀6自体の移動方向
と、円弧状にわん曲された剃刀6の刃先6aとが直交し
ておらず、所定角度(剃刀6のリード角に等しい角度)
傾斜、した状態となり、このため刃先6aが髭に対して
斜めに喰い込む。
を有する帯状の剃刀6を所定のすくい角αを設けて螺旋
状に巻回して固着しであるので、通常の方法により皮膚
に接触させて髭剃りを行う場合、剃刀6自体の移動方向
と、円弧状にわん曲された剃刀6の刃先6aとが直交し
ておらず、所定角度(剃刀6のリード角に等しい角度)
傾斜、した状態となり、このため刃先6aが髭に対して
斜めに喰い込む。
従って、剃刀6のいわゆる押し切り作用と引き切り作用
との合成により髭が剃られるので、従来の専ら押し切り
作用により髭剃りする場合に比較して、髭剃り時の抵抗
が小さくなって、円滑に髭剃りすることができ、ひいて
は剃り味が良好となる。
との合成により髭が剃られるので、従来の専ら押し切り
作用により髭剃りする場合に比較して、髭剃り時の抵抗
が小さくなって、円滑に髭剃りすることができ、ひいて
は剃り味が良好となる。
又、特定箇所の剃刀6の刃先6aにより数回剃りを行っ
て、切れ味が低下した場合には、基材1に設けた回動軸
2を圧縮スプリング14の弾撥力に抗して引っ張ると、
基材1の端面に設けた断面正方形状の位置決め体4が、
支持体7に設けた位置決め体液合孔9から脱出するため
、基材1は回動し得る状態となり、回動軸2を圧縮スプ
リング14の弾撥力に抗して引っ張りつつ、回動軸2を
所定方向に900回動させた後に、該回動軸2の引つ張
りを解くと、圧縮スプリング14の弾撥力により、基材
1が軸方向に僅かに移動して、その端面が支持体7の端
面に当接すると共に、基材1の位置決め体4が、支持体
Iの位置決め体液合孔9に再び嵌合されて、基材1がホ
ルダーHに新たな位置で回動不能に固定される。
て、切れ味が低下した場合には、基材1に設けた回動軸
2を圧縮スプリング14の弾撥力に抗して引っ張ると、
基材1の端面に設けた断面正方形状の位置決め体4が、
支持体7に設けた位置決め体液合孔9から脱出するため
、基材1は回動し得る状態となり、回動軸2を圧縮スプ
リング14の弾撥力に抗して引っ張りつつ、回動軸2を
所定方向に900回動させた後に、該回動軸2の引つ張
りを解くと、圧縮スプリング14の弾撥力により、基材
1が軸方向に僅かに移動して、その端面が支持体7の端
面に当接すると共に、基材1の位置決め体4が、支持体
Iの位置決め体液合孔9に再び嵌合されて、基材1がホ
ルダーHに新たな位置で回動不能に固定される。
これにより、未使用の新たな刃先6aを使用して髭剃り
を行うことができる。
を行うことができる。
考案の効果
本考案に係る安全剃刀によれば、剃刀のいわゆる押し切
り作用と引き切り作用との合成により髭が剃られるので
、髭剃り時の抵抗が小さくなって円滑に髭剃りでき、ひ
いては剃り味が良好となる。
り作用と引き切り作用との合成により髭が剃られるので
、髭剃り時の抵抗が小さくなって円滑に髭剃りでき、ひ
いては剃り味が良好となる。
捷た、特定箇所の刃先の切れ味が低下した場合には、基
材自体を所定角度宛回動させて固定し直すことにより、
未使用の新たな刃先を使用することができる。
材自体を所定角度宛回動させて固定し直すことにより、
未使用の新たな刃先を使用することができる。
又、この操作を繰り返すことにより、基材に螺旋状に巻
回して固着した剃刀を全体に亘って効率的に使用でき、
ひいては安全剃刀の使用回数を増大させることができる
。
回して固着した剃刀を全体に亘って効率的に使用でき、
ひいては安全剃刀の使用回数を増大させることができる
。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る安全剃刀の斜視図、第2図は、
円柱状の基材1の斜視図、第3図は、本考案に係る安全
剃刀を基材1の軸方向に沿って切断した断面図、第4図
は、第3図のX−X線拡大断面図、第5図は、一部を断
面した円柱状の基材1の正面図である。 主要部分の符号の説明 1;基材、6:剃刀、6a:剃
刀の刃先、H:ホルダー。
円柱状の基材1の斜視図、第3図は、本考案に係る安全
剃刀を基材1の軸方向に沿って切断した断面図、第4図
は、第3図のX−X線拡大断面図、第5図は、一部を断
面した円柱状の基材1の正面図である。 主要部分の符号の説明 1;基材、6:剃刀、6a:剃
刀の刃先、H:ホルダー。
Claims (1)
- 円柱状の基材1の外周面に弾性を有する帯状の剃刀6を
、−条若しくは数条所定のすくい角αを設けて螺旋状に
巻回して固着し、この円柱状の基材1の両端部をホルダ
ーHK回動・固定自在に支持して成る安全剃刀。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10618282U JPS5927270Y2 (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 安全剃刀 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10618282U JPS5927270Y2 (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 安全剃刀 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5910770U JPS5910770U (ja) | 1984-01-23 |
JPS5927270Y2 true JPS5927270Y2 (ja) | 1984-08-07 |
Family
ID=30248586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10618282U Expired JPS5927270Y2 (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 安全剃刀 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927270Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08775Y2 (ja) * | 1991-09-03 | 1996-01-10 | 日本アビオニクス株式会社 | ヒ−トシンク付きプリント配線板 |
-
1982
- 1982-07-12 JP JP10618282U patent/JPS5927270Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5910770U (ja) | 1984-01-23 |
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