JPS6060879A - 電気かみそりの刃 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は第１図、第２図に示される様に内刃の回転軸が
横方向に配置されたロータリ一式電気がみそシに関する
ものである。これらロータリ一式と呼ばれる電気かみそ
りの構造提案は以前より何件炉が存在するが、種々の問
題を有するため未だに実用化されていないのが実状であ
る。ロータリ一式電気かみそりは、内刃が一方向への連
続回転であるため、該内刃の構成部品の一つである内刃
体の刃先を鋭角に設定して、常に該鋭角先端にてヒゲを
切断する様に配置できるたぬ、周知の往復式電気かみぞ
ｐに比較して切れ味を向上することができる。そこで、
前記問題点を早期に解決し、実用化を図ることが強く望
まれていた。本発明による一実癩例を従来例と対比して
以下に詳述する、従来例について図をもって説明する。

第１図は従来提案のロータリ一式電気かみそりを示す（
ｔｉ１１肋面夕１、第２図は第１図の正面側よりみた断
面図、第６図は従来の内刃を示す斜視図。

全図中、、１はケース、２は外刃３を支持している外刃
枠で底部にて前記ケース１と嵌合し、保持きれている。

４は内刃支持具で中央部に断面がＤ形状の穴を有し、又
、外周部に前記内刃の構成部品である内刃体５を固定す
るためのピン６を有するプラスチック製の円柱形状をし
た内刃体の保持部材である。７は左端に冠歯車を有し、
中央部外周が断面１）形にカットされた駆動軸で右端、
及び冠ｍ１１１の右側軸部は軸受として前記外刃枠２の
軸受部に嵌合している。、８は太プーリーでケース１の
内面に立つビン１ａに緩装され、その外周部にはベルト
９が巻き付いておシ、又、右端部は前記駆動軸７と噛合
する冠歯車が装備されている。

１０は小プーリーでモーター１１の軸に固着している。

１２は電池又は商用電源等の電源部でありモーター１１
と電気的に接続している。

以上の様な構成になっており以下に動作について説明す
ると、使用者が電気かみそシのスイッチ（図示せず）を
ＯＮすると電源部１２から電流が流れ、モーター１１が
回転し、モーター軸に固着する小プーリ−１０が高速回
転する。該小プーリーからベルト９が駆動され、太プー
リー８が減速されて回転する。大プーリ−８の冠歯車か
ら駆動軸７が外刃枠２の軸受を中心として第１図矢印の
方向に回転するため、該駆動軸７の断面形状がＤ形状を
した部分に嵌合する内刃支持具４が同方向に回転し、内
刃体５も内刃支持具４と一体的に回転する。内刃体５は
第３図、第４図に示す形状をしており固定部５ａにて内
刃支持具４に固定きれ、該固定部５ａと刃一部５ｃとの
間にはバネ部５ｂが配置されている。該５ｂ部は第１図
に示される如く、該内刃体５の板厚方向に撓み可能に設
定され、内刃体５が回転し、前記外刃５と接触を開始す
ると自動的に一定損°撓まさ若て、該外刃３と適当なバ
ネ力にて密着する作用を成す。この状態を第１図、第２
図に示す。この様に内刃体５は外刃３の内面に密着摺動
することにより前記外刃３の周知の孔より導入されるヒ
ゲを切ｐ落とすが、このロータリ一式電気かみそ９は前
述したとおシ、一方向回転であるため、この回転方向に
おける最先行部分に鋭角刃先を構成しておくこと（Ｃよ
り切れ味に優、ｌ″Ｌだ性能を持つ他、周知の往復式電
気かみそりに比較して振動も少々い。しかるに、この従
来例の場合、第１図１．第３図のＰで示すヒゲ切断抵抗
が加わるどＭ　＝　Ｐ　Ｒに相当する曲げモーメントが
内刃体５のバネ部５ｂに加わり５ヌ、力の方向によって
は、該バネを座屈させる作用としても働く。一般に電気
かみそりは携帯に便利な様に小型。

省消費電力であることが要求され、る光ぬ、＠記内刃体
のバネ部５ｂは極力弱めのバネ力であることが必要で必
るが、一方では該ヒゲ切断抵抗に対する強度も要求きれ
、丈用に供するためには、バネ力を強くぜざるを得す、
このため内刃の回転抵抗が増し、大型モーターの採用、
消＊電流の増大、したがって、機器の大型化をせざるを
得ない状態であり、これが、この従来タイプの欠点であ
った。

又、前記曲げモーメント、座屈に抗するため、内刃体５
は第４しＩに見られる如く、バネを複数本備えており、
プレス加工時の残留応力、熱処理変形等により該バネ部
には微妙なソリが発生し、又、回転動作中の遠心力の作
用も加わり前記内刃体５の５Ｃ部の左９石端が内刃支持
具４の回転中心から遠ざかる方向に変位するため外刃６
の周知のヒゲ導入孔から突出して該孔の縁に干渉し、内
刃が回転不能となるということも生じ′Ｃいた。本発明
はこれらの欠点を改善することを目的としている。

第５図は本発明の一実捲例を示すロータリ一式電気かみ
そシの内刃を示す斜視図、第６図は該内刃の一構成要素
の内刃体５の平面図、第７図は該内刃を採用したローク
リ一式電気かみそシの側ＦＢ１面図。図中、１はケース
、２は外刃３を支持する外刃枠でケース１の上部に嵌合
している。４は内刃体５の保持部材である内刃支持具、
５は該内刃支持具の回転運動軸方向の両端面に位置する
ビン乙に支持されている前記内刃体で、該支承部５ａ、
剛体部５ａ、該剛体部の一部を切９欠いて設けたバネ部
５ｂ、刃先５　ｃｊ５成り、特に５ｂ部は弱いバネ走部
に設定され、先端は下方に折シ曲げられ内刃支持具４の
外周部に当接し、第７図において、ビン６を中上・にし
て内刃体５を右回転させる方向に弱いバネ力を作用して
いる。

前記ビン６から内刃体５の前記支持部が抜けないのは前
記内刃支持具４の回転運動軸方向に内刃体の５ａ部が撓
んでいるためである。該構造になっているため、内刃支
持具４が前記と同様に矢印ａの方向に回転すると該バネ
力により刃先５０部は外刃３の内面と密着して摺動し前
記と同様に周知の外刃６の孔から導入されるヒゲを切り
落とす。

この際、Ｐなるヒゲ切断抵抗によるＰμなる曲げモーメ
ントが内刃体の剛体部５ｄに作用するが、該部分は従来
例のものにみられたバネ部と違い、面積が広く強度が充
分であるため破損することはない。又、前記曲げモーメ
ント、又は座屈力は該剛体部５ｄ、支承部５ａに作用す
るのみで、バネ部５ｂＫは作用しないため、バネ部５ｂ
は極めて弱い、バネ定数に設定できるため、内刃の回転
抵抗も少なく、したがってモーターの小型化、省消費電
流化も同時に達成可能であり、機器の小型化に太きぐ寄
与する。又、該バネ力が小さいものであったとしても、
ヒゲの切断抵抗Ｐが加わるとビン６を回転中心とする回
転モーメントが発生し、該回転力にて内刃体５の刃先５
ｃはより強く外刃３に密着することとなり、該作用はＰ
が太きければ大きい程、強力であるため前記バネ部５ｂ
の力が弱くてもヒゲの切断抵抗に負けて内刃刃先５ｃが
外刃６から離れてし捷い、密着作用がなくなることによ
る切れ味低下は起らない。これは該内刃体５の前記内刃
支持具４に対する前記支承部を前出シ刃先５Ｃよりも回
転方向の後方に位置させた効果である。さらに本発明の
一実雄例では内刃体５の幅方向の左右に前記支承部５ａ
を設け、内刃支持具４のビン６に支承させであるため、
回転中の遠心力ｒ（よシ内刃体５の刃先５ｃ部両端が異
常に内刃支持具４の回転中心から遠ざかる方向に変位し
て該端部が前記外刃６の孔から突出して干渉することも
防止できる効果を有する。さらに、第４図に示すとおり
従来の形式の内刃体５のバネ部５ｂは、バネの長さ方向
が回転方向ａとほぼ一致していｆｃｆｃめ、前述のヒゲ
の切断抵抗により万一、該バネがバネの先端部から破損
した場合、内刃の回転によって残でれたバネの部分が外
刃３の前記孔、ｒ、り突出し、皮膚を傷つける恐れがあ
ったが、本発明の一実Ｕｍ例では第５図、第６図に示す
如く、バネ５ｂの長き方向を回転方向ａに対して略直角
方向、若しくはバネ部５ｂの固定端が自由端よりも回転
方向に先行する方向に設定しであるため、バネのどの部
分で破損があったとしても、該バネの残さ：＃′した先
端部分は回転方向を向いていないこと、剛体部５ｄ、Ｊ
：りも内刃支持具４に近く沈み込んだ位ＩＳにあること
から前記外刃の孔から突出することはない。

この様に本発明によると特別な部品を設けることもな（
、又、内刃支持具の端部にビンを設けたため成形加工が
容易で且、安全にして、耐久性も良く、さらには小型で
、省消費電流のロータリ一式電気かみそりの刃を提供で
きるものであり、その実用的価値は高い、 本発明の一実抱例として内刃体５の左右に二本のバネ部
５ｂを設けたが、これに限ったもので、なく、一本又は
内刃体中央付近へ前記遠心力の作用に抗するために増設
し数本でも良い。又、内刃体をピン乙に緩装し、その軸
方向の抜は止め、及び内刃支持具４の回転に伴う前記遠
心力によりビン６を中心とした刃先５ｃの前記異常変位
防止のための止め部材を内刃支持具の端面に設けること
も可能である。ジらには、内刃体５と、該内刃体５を外
刃６に密着ζせる作用を成す前記バネ５ｂは、それぞれ
別体で構成し、該バネが係官により該内刃体５に作用す
る如く成しても良く、又、内刃体６と内刃体ろの保持部
材である内刃支持具４は、第５図に示す支承構造でなく
、第８図の様に内刃体５の端部の凸２１を内刃支持具４
の穴２０に嵌合してバネ部利５ｂの作用により相対的に
回転可能としても、第９図の如く、内刃支持具の回転運
動軸方向に溝２２を設け、該溝２２に内刃体５の一辺を
支承させ、該支持部にてバネ部５ｂの作用により回転可
能とすることも可能である。こうすることにより内刃体
の支承部の曲げ加工を廃止して単純形状とすることがで
きる。さらに前記バネ部材による前記外刃６への内刃体
５の密着作用はバネに限ったものではなく、発泡樹脂、
磁気反発又は吸引、内刃体５を圧電素子で構成した電気
的作用による圧接、前記内刃体の質量による遠心力によ
る圧接等が考えらｆｌ、以上側れの場合も本発明の主旨
を逸脱するものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来形式の内刃構造を採用したロータリ一式電
気かみそりの側断面図、第２図は第１図の正１…からみ
た断面図、第３又は従来構造による内刃を示す斜視図、
第４図は従来形式の内刃体を示す平面図、第５図は本発
明の一実抱例を示す内刃の斜視図、第６図は第５図に示
す内刃体の平面図、第７図は本発明の内刃を採用したロ
ータリ一式電気かみそシの側断面図、第８図、第９（９
）は本発明の応用例を示す内刃の斜視図、及び断面あ。 全図中、 １はケース ２は外刃枠 ６は外刃 ４は内刃支持具 ５は内刃体 以上 出願人　株式会社　諏訪精工舎 代理人　弁理士　最上　務 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　刃先を有する内刃体、該内刃体の保持部材、外刃
   、前記内刃体を前記外刃へ圧接する圧接手段より成り、
   前記内刃体は前記保持部材に対し、前記圧接手段の作用
   により前記保持部材の回転運動軸の半径方向に、回転に
   より伸縮可能に支承されている構造を特徴とする電気か
   みそりの刃。 ２、前記支承部は、前記刃先よシも前記保持部材の回転
   方向、後方に位置していることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の電気かみそシの刃。 ６、　前記圧接手段を、バネ手段としたとき、その長さ
   方向が前記保持部材の回転方向に対して略直角方向に向
   いているか若しくは、バネの固定端が自由端よりも回転
   方向に先行する方向に傾いて位置していることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の電気かみそりの刃。 ４、前記支承部の構造を前記保持部材の回転運動軸方向
   の端部に設置したビン係合構造としたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の電気かみそシの刃や ５、　前記支承部の構造を前記保持部材の回転運動軸方
   向の凹又は凸形状による係合構造としたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の電気かみそりの刃。