JPS5818837Y2 - 電気かみそり - Google Patents
電気かみそりInfo
- Publication number
- JPS5818837Y2 JPS5818837Y2 JP1977020464U JP2046477U JPS5818837Y2 JP S5818837 Y2 JPS5818837 Y2 JP S5818837Y2 JP 1977020464 U JP1977020464 U JP 1977020464U JP 2046477 U JP2046477 U JP 2046477U JP S5818837 Y2 JPS5818837 Y2 JP S5818837Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- guide
- guide pin
- movable blade
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は押し上げばねで個定刃に対して弾接される可
動刃をガイドピンで上記固定刃に摺動案内させる電気か
みそりの改良に係り、ガイド部の寸法精度のばらつきに
左右されずに可動刃の摺動をスムーズに行なわせること
ができ、しかも摺動時の異常音の発生を極力抑制できる
電気かみそりを提供することを目的とする。
動刃をガイドピンで上記固定刃に摺動案内させる電気か
みそりの改良に係り、ガイド部の寸法精度のばらつきに
左右されずに可動刃の摺動をスムーズに行なわせること
ができ、しかも摺動時の異常音の発生を極力抑制できる
電気かみそりを提供することを目的とする。
一般に、電気かみそりでは、固定刃とこの固定刃に対し
て押し上げばねで弾接される可動刃のいずれかに長円形
の案内孔を形成し、可動刃の当て板または固定刃もしく
はケース本体側から突設した一対のガイドピンを上記案
内孔に嵌合させることにより、可動刃の固定刃に対する
摺動を案内させである。
て押し上げばねで弾接される可動刃のいずれかに長円形
の案内孔を形成し、可動刃の当て板または固定刃もしく
はケース本体側から突設した一対のガイドピンを上記案
内孔に嵌合させることにより、可動刃の固定刃に対する
摺動を案内させである。
この場合、第５図のように上記ガイドピン５１．５１と
案内孔５２．５２の各内壁面５２ ａ 、５２ ａとの
間には可動刃５３を無理なく摺動させる程度のギャップ
ｔをもたせる必要がある。
案内孔５２．５２の各内壁面５２ ａ 、５２ ａとの
間には可動刃５３を無理なく摺動させる程度のギャップ
ｔをもたせる必要がある。
ところが、従来の電気かみそりでは、可動刃を固定刃に
弾接させる押し上げばねのばね力が可動および固定刃の
摺動面と直交する方向がち付勢するように構成されてい
るから、上記ガイド部分の寸法精度を厳密に管理しなけ
れば、摺動時の可動刃が上記ギヤツブ分だけ偏位しなが
ら蛇行運動を起こす傾向にあり、これによって固定刃と
可動刃の各刃先線間隔が不適正になって肌を傷つけるお
それを生じたり、あるいは両刃による異常音の発生を強
いられる欠点がある。
弾接させる押し上げばねのばね力が可動および固定刃の
摺動面と直交する方向がち付勢するように構成されてい
るから、上記ガイド部分の寸法精度を厳密に管理しなけ
れば、摺動時の可動刃が上記ギヤツブ分だけ偏位しなが
ら蛇行運動を起こす傾向にあり、これによって固定刃と
可動刃の各刃先線間隔が不適正になって肌を傷つけるお
それを生じたり、あるいは両刃による異常音の発生を強
いられる欠点がある。
この考案は上記欠点を解消したもので第１図ないし第４
図にしたがって説明する。
図にしたがって説明する。
第１図、第２図において、１はケース本体、２はケース
本体１側に形成された刃体ホルダ、３，４はいわゆるき
わぞり刃のような刃先３ ａ 、４ ａをそれぞれ有す
る固定および可動刃である。
本体１側に形成された刃体ホルダ、３，４はいわゆるき
わぞり刃のような刃先３ ａ 、４ ａをそれぞれ有す
る固定および可動刃である。
固定刃３は上記刃体ホルダ２に形成したボス部２ａに螺
着ないしは融着で固定され、また可動刃４はその下方に
配設された押し上げばね５で固定刃３に圧接されるとと
もに、駆動杆６によって第１図矢印ａ方向へ往復動する
ようになっている。
着ないしは融着で固定され、また可動刃４はその下方に
配設された押し上げばね５で固定刃３に圧接されるとと
もに、駆動杆６によって第１図矢印ａ方向へ往復動する
ようになっている。
７は上記押し上げばね５のばね力をうけて可動刃４を上
方へ押圧する当て板で、この当て板７には一対のガイド
ピン８，８が突設され、各ピン８の先端側は可動刃４に
形成した透孔９，９を貫通して上記固定刃３に形成され
た楕円形状の案内孔１０゜１０にそれぞれ嵌合されてい
る。
方へ押圧する当て板で、この当て板７には一対のガイド
ピン８，８が突設され、各ピン８の先端側は可動刃４に
形成した透孔９，９を貫通して上記固定刃３に形成され
た楕円形状の案内孔１０゜１０にそれぞれ嵌合されてい
る。
ここで案内孔１０゜１０はその長手方向と直交する方向
の長さを上記ガイドピン８の径よりわずかに大きく設定
している。
の長さを上記ガイドピン８の径よりわずかに大きく設定
している。
上記当て板７の主面は傾斜面１１で構成してあり、この
傾斜角度によって上記押し上げばね５のばね力はガイド
ピン８の軸線方向に対して傾斜して働くので、ガイドピ
ン８には押し上げ方向とこの方向と直交する方向への分
力が働き、したがって上記ガイドピン８の片面８ａが案
内孔１０の内壁面１０ ａに常時当接する方向（第２図
矢印す方向）へ向って付勢されるようになっている。
傾斜角度によって上記押し上げばね５のばね力はガイド
ピン８の軸線方向に対して傾斜して働くので、ガイドピ
ン８には押し上げ方向とこの方向と直交する方向への分
力が働き、したがって上記ガイドピン８の片面８ａが案
内孔１０の内壁面１０ ａに常時当接する方向（第２図
矢印す方向）へ向って付勢されるようになっている。
１２はばね受用のベースである。
上記構成から明らかなように、この考案ではガイドピン
８，８が案内孔１０．１０に対して第４図のような片面
当りの状態で可動刃を固定刃３に対して摺動させるから
、上記ガイドピン８，８と案内孔１０．１０の寸法精度
にばらつきがあっても、従来のような可動刃４の蛇行運
動を有効に防止することができ、またこのために両刃体
３，４間で生じる摺動時のがたつき音も抑制でき、さら
に固定および可動刃３，４の各刃先線間隔Ｄ（第２図、
第３図）を適正に維持することができ肌を傷つけるおそ
れも解消される。
８，８が案内孔１０．１０に対して第４図のような片面
当りの状態で可動刃を固定刃３に対して摺動させるから
、上記ガイドピン８，８と案内孔１０．１０の寸法精度
にばらつきがあっても、従来のような可動刃４の蛇行運
動を有効に防止することができ、またこのために両刃体
３，４間で生じる摺動時のがたつき音も抑制でき、さら
に固定および可動刃３，４の各刃先線間隔Ｄ（第２図、
第３図）を適正に維持することができ肌を傷つけるおそ
れも解消される。
なお、第３図に示すようにガイドピン８，８を固定刃３
またはケース本体１の刃体ホルダ２側に設け、案内孔１
０．１０を可動刃３に設けた場合等でも同様の効果を奏
することは勿論である。
またはケース本体１の刃体ホルダ２側に設け、案内孔１
０．１０を可動刃３に設けた場合等でも同様の効果を奏
することは勿論である。
また、前記案内ピン８を回転自在に設けると、案内ピン
８は案内孔１０の一側壁に当接し回転しながら案内する
ので、案内ピン８の一側面の偏摩耗が防止でき、しかも
摺動抵抗を減らすことができるので、より一層、騒音を
防止できる。
８は案内孔１０の一側壁に当接し回転しながら案内する
ので、案内ピン８の一側面の偏摩耗が防止でき、しかも
摺動抵抗を減らすことができるので、より一層、騒音を
防止できる。
第１図はこの考案に係る電気かみそりの一例を示す分解
斜視図、第２図は同要部の概略断面図、第３図は同要部
の他の変形構造を示す概略断面図、第４図は同要部の作
用説明図、第５図は従来例の説明図で゛ある。 ３・・・・・・固定刃、４・・・・・・可動刃、５・・
・・・・押し上げばね、８・・・・・・ガイドピン、８
ａ・・・・・・片面、１０・・・・・・案内孔、１０ａ
・・・・・・内壁面、１・・・・・・ケース本体。
斜視図、第２図は同要部の概略断面図、第３図は同要部
の他の変形構造を示す概略断面図、第４図は同要部の作
用説明図、第５図は従来例の説明図で゛ある。 ３・・・・・・固定刃、４・・・・・・可動刃、５・・
・・・・押し上げばね、８・・・・・・ガイドピン、８
ａ・・・・・・片面、１０・・・・・・案内孔、１０ａ
・・・・・・内壁面、１・・・・・・ケース本体。
Claims (1)
- 固定刃３とこの固定刃３に対して押し上げばね５で弾接
される可動刃４のいずれが一方３（４）に案内孔１０．
１０を形成し、当該案内孔１０に嵌合されて可動刃４の
往復動をガイドするガイドピン８を他方４（３）または
ケース本体１側に設けるとともに、上記案内孔１０の長
手方向と直交する方向の長さを上記ガイドピン８の径よ
りわずかに大きく設定し、かつ上記押し上げばね５のば
ね正方向を上記ガイドピン８の軸線方向に対して傾斜さ
せた方向に設定したことを特徴とする電気かみそり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977020464U JPS5818837Y2 (ja) | 1977-02-21 | 1977-02-21 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977020464U JPS5818837Y2 (ja) | 1977-02-21 | 1977-02-21 | 電気かみそり |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53117393U JPS53117393U (ja) | 1978-09-18 |
| JPS5818837Y2 true JPS5818837Y2 (ja) | 1983-04-16 |
Family
ID=28851496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977020464U Expired JPS5818837Y2 (ja) | 1977-02-21 | 1977-02-21 | 電気かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818837Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5014712U (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-17 |
-
1977
- 1977-02-21 JP JP1977020464U patent/JPS5818837Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5014712U (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53117393U (ja) | 1978-09-18 |
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