JPS5926926Y2 - 電気米飯保温容器 - Google Patents
電気米飯保温容器Info
- Publication number
- JPS5926926Y2 JPS5926926Y2 JP10050779U JP10050779U JPS5926926Y2 JP S5926926 Y2 JPS5926926 Y2 JP S5926926Y2 JP 10050779 U JP10050779 U JP 10050779U JP 10050779 U JP10050779 U JP 10050779U JP S5926926 Y2 JPS5926926 Y2 JP S5926926Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- heater
- heat
- rice
- heat sink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子ジャー又は電子炊飯ジャー等の如く称され
ている電気米飯保温容器に関し、さらに詳しくは容器本
体の上部を覆蓋する蓋体の下面に保温用蓋ヒータを配設
した構造の電気米飯保温容器に関するものである。
ている電気米飯保温容器に関し、さらに詳しくは容器本
体の上部を覆蓋する蓋体の下面に保温用蓋ヒータを配設
した構造の電気米飯保温容器に関するものである。
従来のこの種の蓋ヒーメ付き米飯保温容器は、第1図及
び第2図に示すように容器本体1の上面を、下面に蓋ヒ
ータ21を取付けてなる蓋2によって覆蓋している。
び第2図に示すように容器本体1の上面を、下面に蓋ヒ
ータ21を取付けてなる蓋2によって覆蓋している。
この場合、蓋ヒータ21はヒータ押え板10と放熱板2
0の間で挾持され、さらに放熱板20をビス22で蓋裏
板16に固着することによって蓋下面に装着されている
。
0の間で挾持され、さらに放熱板20をビス22で蓋裏
板16に固着することによって蓋下面に装着されている
。
この場合、ヒータ押え板10と放熱板20とは飯器蓋1
2保持用のピン13の土端13aをカシメ加工すること
によって一体化されている。
2保持用のピン13の土端13aをカシメ加工すること
によって一体化されている。
この従来の保温容器では、蓋ヒータ21は、ヒータ押え
板10の周縁部により外側から下面に亘って抱持された
状態で放熱板20との間で挾持されているから、蓋ヒー
タ21と放熱板20との接触面積が第2図にふ・いて幅
Tで示す如く小面積となり、蓋ヒータ21から放熱板2
0への伝熱作用が悪く、しかも蓋ヒータ21を、ヒータ
押れ板10をピン13のカシメ加工によって放熱板20
側に押し付けて増付けるようにしているのでヒータ押え
板10の変形又はひずみによって蓋ヒータ21と放熱板
20とが部分的に接触不良になったり、或いは両部材(
21と20)の間に非接触部分力できたりする場合があ
った。
板10の周縁部により外側から下面に亘って抱持された
状態で放熱板20との間で挾持されているから、蓋ヒー
タ21と放熱板20との接触面積が第2図にふ・いて幅
Tで示す如く小面積となり、蓋ヒータ21から放熱板2
0への伝熱作用が悪く、しかも蓋ヒータ21を、ヒータ
押れ板10をピン13のカシメ加工によって放熱板20
側に押し付けて増付けるようにしているのでヒータ押え
板10の変形又はひずみによって蓋ヒータ21と放熱板
20とが部分的に接触不良になったり、或いは両部材(
21と20)の間に非接触部分力できたりする場合があ
った。
又、この従来の電気米飯保温容器では、蓋ヒータ21を
ヒータ押え板10を使用して固着しているために部品点
数が多くなるとともに、組立工数が多くなるという問題
があった。
ヒータ押え板10を使用して固着しているために部品点
数が多くなるとともに、組立工数が多くなるという問題
があった。
なお、蓋ヒータ21として底部が平らなかまぼこ型のも
のを使用した際には、蓋ヒータ21をヒータ押え板10
の外周縁部10aでカシメ加工したとき、該カシメによ
る押圧により該蓋ヒータ21の平底部が放熱板20に対
して傾斜した状態で固着され、放熱板20との間で接触
不良を来たす場合があった。
のを使用した際には、蓋ヒータ21をヒータ押え板10
の外周縁部10aでカシメ加工したとき、該カシメによ
る押圧により該蓋ヒータ21の平底部が放熱板20に対
して傾斜した状態で固着され、放熱板20との間で接触
不良を来たす場合があった。
本考案は従来の電気米飯保温容器にかける上記の如き問
題点に鑑みてなされたもので、蓋ヒータな直接放熱板周
縁部に捲きつけて固着し、それを蓋裏板に取付けること
によって蓋ヒータから放熱板への伝熱作用を向上せしめ
るとともに、蓋ヒータ押え板を癌略して部品点数の削減
を促進せしめるようにすることを目的とするものである
。
題点に鑑みてなされたもので、蓋ヒータな直接放熱板周
縁部に捲きつけて固着し、それを蓋裏板に取付けること
によって蓋ヒータから放熱板への伝熱作用を向上せしめ
るとともに、蓋ヒータ押え板を癌略して部品点数の削減
を促進せしめるようにすることを目的とするものである
。
以下、第3図及び第4図に示す、いわゆる電子炊飯ジャ
ーと称されている炊飯兼用の電気米飯保温容器を実施例
として本考案を説明すると、この電気米飯保温容器は、
外ケース4と内ケース5からなる二重壁状の容器本体1
の上部に蓋体2を蝶番ピン3によって枢動開閉自在に覆
蓋して構成されている。
ーと称されている炊飯兼用の電気米飯保温容器を実施例
として本考案を説明すると、この電気米飯保温容器は、
外ケース4と内ケース5からなる二重壁状の容器本体1
の上部に蓋体2を蝶番ピン3によって枢動開閉自在に覆
蓋して構成されている。
容器本体1の外ケース4と内ケース5はその各上端部に
おいて環状の肩部材7によって一体的に固着しており、
該外ケース4と内ケース5の間には断熱材14が充填さ
れている。
おいて環状の肩部材7によって一体的に固着しており、
該外ケース4と内ケース5の間には断熱材14が充填さ
れている。
容器本体1の内ケース5内の底部には炊飯ヒータ8が配
設されており、又、内ケース5の上方外周面には環状の
保温用層ヒータ9が配設されている。
設されており、又、内ケース5の上方外周面には環状の
保温用層ヒータ9が配設されている。
内ケース5の内部には中容器(飯器)6が収納されてい
る。
る。
蓋体2ば、金属性O外板15と合成樹脂製の蓋裏板16
の間に断熱材17を充填して形成した蓋本体11と、該
蓋本体11の下方にピン13Vcよって支持された飯器
蓋12によって構成されている。
の間に断熱材17を充填して形成した蓋本体11と、該
蓋本体11の下方にピン13Vcよって支持された飯器
蓋12によって構成されている。
蓋本体11の蓋裏板16の中央部にはアルミニウム等の
熱良導性材料からなる円板状の放熱板20がビス22に
よって取付けられている。
熱良導性材料からなる円板状の放熱板20がビス22に
よって取付けられている。
この放熱板20の外周縁部20aKは環状の保温用蓋ヒ
ータ21が、該放熱板外周縁部20aをそのほぼ全周に
亘って捲き付けるようにして固着されている。
ータ21が、該放熱板外周縁部20aをそのほぼ全周に
亘って捲き付けるようにして固着されている。
この蓋ヒータ21は平底部21aとその上部1状部21
bをもつ環状の断面かまぼこ型に形成されて釦り、該蓋
ヒータ21の平底部21aと弧状部21bの大部分の表
面(第4図の符号Wの範囲)がそのほぼ全周に亘って放
熱板20の外周縁部20aと全面接触するようVC取付
けられている。
bをもつ環状の断面かまぼこ型に形成されて釦り、該蓋
ヒータ21の平底部21aと弧状部21bの大部分の表
面(第4図の符号Wの範囲)がそのほぼ全周に亘って放
熱板20の外周縁部20aと全面接触するようVC取付
けられている。
なお蓋ヒータ21は放熱板20の上面側に捲き付けられ
ておシ、このため該放熱板20の外周部上面側には環状
の突条部Pが形成されるが、この突条部Pは蓋裏板16
に形成した環状凹溝18内に嵌入される。
ておシ、このため該放熱板20の外周部上面側には環状
の突条部Pが形成されるが、この突条部Pは蓋裏板16
に形成した環状凹溝18内に嵌入される。
尚、該環状凹溝18内には突条部Pの上側に環状のパツ
キン19が配設されているが、このパツキン19は蓋ヒ
ータ21からの熱が上方に逃げないようにするためのも
のである。
キン19が配設されているが、このパツキン19は蓋ヒ
ータ21からの熱が上方に逃げないようにするためのも
のである。
放熱板20の中心部にはピン13が固着されており、該
ピン13の下方部には弾性材23を介して飯器蓋12が
取付けられている。
ピン13の下方部には弾性材23を介して飯器蓋12が
取付けられている。
この飯器蓋12は弾性材23によって下方に付勢されて
訃り。
訃り。
蓋体2の閉蓋時には飯器蓋12の外周部が飯器6の上部
に圧接して該飯器6上を閉蓋するようになっている。
に圧接して該飯器6上を閉蓋するようになっている。
次に図示の実施例の電気米飯保温容器の作用を説明する
と、この保温容器では、炊飯時には内ケース5内の底部
に配設された炊飯ヒータ8によって飯器6を加熱し、保
温時には内ケース5の上方外周面に配設された肩ヒータ
9と蓋本体11の下面に耶付けた蓋ヒータ21Vcよっ
て飯器6内の米飯を保温するようになつfいる。
と、この保温容器では、炊飯時には内ケース5内の底部
に配設された炊飯ヒータ8によって飯器6を加熱し、保
温時には内ケース5の上方外周面に配設された肩ヒータ
9と蓋本体11の下面に耶付けた蓋ヒータ21Vcよっ
て飯器6内の米飯を保温するようになつfいる。
保温時KL−ける蓋ヒータ21からの熱は放熱板20に
伝達されて該放熱板20からの輻射熱によって飯器蓋1
2を加熱し、その熱によって飯器6内の米飯を保温する
とともに飯器蓋12下面での結露を防止するように作用
する。
伝達されて該放熱板20からの輻射熱によって飯器蓋1
2を加熱し、その熱によって飯器6内の米飯を保温する
とともに飯器蓋12下面での結露を防止するように作用
する。
その際に蓋ヒータ21は放熱板20の外周縁部20aで
捲き付けるようにして固着されており該蓋ヒータ21と
放熱板20との接触面積が大きくなるようにしているの
で放熱板20への伝熱性を良好にする作用をする。
捲き付けるようにして固着されており該蓋ヒータ21と
放熱板20との接触面積が大きくなるようにしているの
で放熱板20への伝熱性を良好にする作用をする。
続いて本考案の効果について説明すると、本考案の電気
米飯保温容器には次のような効果がある。
米飯保温容器には次のような効果がある。
α)蓋本体11の下面を形成する蓋裏板16に放熱板2
0を固定し、蓋ヒータ21を該放熱板周縁部20aで捲
き付けるようにして固着しているので、単に蓋ヒータ2
1を放熱板20に載置した従来のものに比し蓋ヒータ2
1と放熱板20との接触面積が捲き付けた部分だけ大き
くなりそれと相俟って蓋ヒータ21と放熱板20とが確
実に密着するため放熱板20への伝熱作用が良好となる
。
0を固定し、蓋ヒータ21を該放熱板周縁部20aで捲
き付けるようにして固着しているので、単に蓋ヒータ2
1を放熱板20に載置した従来のものに比し蓋ヒータ2
1と放熱板20との接触面積が捲き付けた部分だけ大き
くなりそれと相俟って蓋ヒータ21と放熱板20とが確
実に密着するため放熱板20への伝熱作用が良好となる
。
(2)蓋ヒータ21を放熱板20に捲着しているので、
従来の保温容器(第1図及び第2図)の場合のようにヒ
ーメ押え板が不要となって部品点数を削減し且つ組立工
程な簡略化することができる。
従来の保温容器(第1図及び第2図)の場合のようにヒ
ーメ押え板が不要となって部品点数を削減し且つ組立工
程な簡略化することができる。
尚、図示の実施例の如く蓋ヒータ21を平底部21aを
もつ環状か捷ぼこ型のものを使用した場合でも、該蓋ヒ
ータ21を放熱板20の外周縁部20aで捲き付けるよ
うにして固着させているので、蓋ヒータ21と放熱板2
0との接触面積が小さくなるということがない。
もつ環状か捷ぼこ型のものを使用した場合でも、該蓋ヒ
ータ21を放熱板20の外周縁部20aで捲き付けるよ
うにして固着させているので、蓋ヒータ21と放熱板2
0との接触面積が小さくなるということがない。
第1図は従来の電気米飯保温容器の一部切開正面図、第
2図は第1図の電気米飯保温容alICおける蓋ヒータ
取付部分の拡大断面図、第3図は本考案の実施例にかか
る電気米飯保温容器の一部切開正面図、第4図は第3図
の保温容器の蓋ヒータ取付部分の拡大断面図である。 1・・−・・容器本体、2・・・・・・蓋体、3・・・
・・・蝶番ピン、4・・−・・外ケース、5・・・・・
・内ケース、6・・・・・・飯器、16・・・・・・蓋
裏板、20・・・・・・放熱板、熱板周縁部、21・・
・・・・蓋ヒータ。 20a・・・・・・放
2図は第1図の電気米飯保温容alICおける蓋ヒータ
取付部分の拡大断面図、第3図は本考案の実施例にかか
る電気米飯保温容器の一部切開正面図、第4図は第3図
の保温容器の蓋ヒータ取付部分の拡大断面図である。 1・・−・・容器本体、2・・・・・・蓋体、3・・・
・・・蝶番ピン、4・・−・・外ケース、5・・・・・
・内ケース、6・・・・・・飯器、16・・・・・・蓋
裏板、20・・・・・・放熱板、熱板周縁部、21・・
・・・・蓋ヒータ。 20a・・・・・・放
Claims (1)
- 蓋裏板16に取付けられる放熱板200周縁部20aに
、蓋ヒータ21をその周縁部20aを捲きつけるように
して固着したことを特徴とする電気米飯保温容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10050779U JPS5926926Y2 (ja) | 1979-07-19 | 1979-07-19 | 電気米飯保温容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10050779U JPS5926926Y2 (ja) | 1979-07-19 | 1979-07-19 | 電気米飯保温容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5617021U JPS5617021U (ja) | 1981-02-14 |
JPS5926926Y2 true JPS5926926Y2 (ja) | 1984-08-04 |
Family
ID=29333232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10050779U Expired JPS5926926Y2 (ja) | 1979-07-19 | 1979-07-19 | 電気米飯保温容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926926Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5891334U (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-21 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電子ジヤ− |
JPS59148731U (ja) * | 1983-03-26 | 1984-10-04 | シャープ株式会社 | 保温式炊飯器 |
-
1979
- 1979-07-19 JP JP10050779U patent/JPS5926926Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5617021U (ja) | 1981-02-14 |
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