JPS592569Y2 - 流体圧漸増装置 - Google Patents

流体圧漸増装置

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Publication number
JPS592569Y2
JPS592569Y2 JP1977020138U JP2013877U JPS592569Y2 JP S592569 Y2 JPS592569 Y2 JP S592569Y2 JP 1977020138 U JP1977020138 U JP 1977020138U JP 2013877 U JP2013877 U JP 2013877U JP S592569 Y2 JPS592569 Y2 JP S592569Y2
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JP
Japan
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pressure
valve
regulating valve
fluid
pressure regulating
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977020138U
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English (en)
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JPS53115436U (ja
Inventor
英夫 米谷
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小松製作所 filed Critical 株式会社小松製作所
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流体圧漸増装置、特に液圧作動遊星歯車多板ク
ラッチ式変速機のクラッチピストンへの流体を供給制御
する流体圧回路中に設ける流体圧漸増装置に関するもの
である。
従来のこの種装置は、オリフィスを通過した圧力流体に
よりばね部片を圧縮し、調圧弁を移動して差動弁を開い
た状態に維持する必要な力を高め、徐々に流体圧力を漸
増して行くようにしてあり、オリフィスを通過する流量
は一定であるから、流体の圧力の変化する範囲(設定圧
に達するまでの間)において時間に対する圧力上昇量の
割合(漸増率)が常に一定となってしまうという不具合
を有している。
(第1図の線A)本考案は上記の事情に鑑みなされたも
のであり、その目的は設定圧に達するまでの間において
漸増率を複数段に変化できるようにした流体圧漸増装置
を提供することである。
以下第2図と第3図を参照して本考案の実施例を説明す
る。
1は弁体で、この弁体1には差動弁2、調圧弁3と早戻
り弁4が内蔵しであると共に、液圧源Pに接続する流入
ロア、各クラッチピストンaの受圧室bヘシフト弁Cを
介して接続する流出口8および排出口9,10がそれぞ
れ穿設しである。
差動弁2と調圧弁3は弁孔13内にバネ14を介して摺
動自在に嵌合してあり、差動弁2の中央部には流入ロア
と排出口10を断連制御する括れ部15を有し、かつ差
動弁2の外側端部にはバネ16を介装したバネ室17を
介して対向したロードピストン1B、 19が内蔵して
あり、このバネ室17はオリフィス20.21を介して
差動弁2の括れ部15を連通しである。
また調圧弁3の後端面3aは弁体1に形成した突起22
当接し背圧室23を形成しである。
また早戻り弁4の一側端には大径部24が形成してあり
、この大径部24は、前記流入口1に接続する通路25
と流出口8に接続する通路26との連通孔27内にスラ
イド自在に嵌合していて、前記通路25と26を断連制
御していると共に、大径部24の端面には通路25と2
6を連通ずる細孔28が穿設しである。
29は早戻り弁4の軸心に穿設したパイロット孔で、そ
の一端は早戻り弁4の一側端面4aより通路26に開口
し、他端は半径方向のオリフィス30により早戻り弁4
の周面に開口し、かつ通路32により前記調圧弁3の背
圧室23に連通している。
以上は従来の流体圧漸増装置と同一である。
前記調圧弁3は筒状となり、背圧室23内の流体圧によ
りバネ14に抗して弁孔13内に摺動し段部31に当接
して停止しストロークはSlとなっていると共に、その
周面には細孔32が穿孔され、調圧弁3が図示の位置で
あると通路33に開口して背圧室23をドレーン11に
連通し、調圧弁3が52(S2〈Sl)だけ右方にスト
ロークすると細孔32が閉塞されて背圧室23をドレー
ン11とを遮断するように構成しである。
次にその作動を説明する。
流入ロアから流入した流体は通路25を経て早戻り弁4
の大径部24の端面に作用し、早戻り弁4は右方に移動
され通路25と通路26は連通状態となり、前記流体は
流出口8よりクラッチピストンaの受圧室すへ供給され
、通路26内の圧力が多少上昇する。
通路26内の圧力が多少上昇すると早戻り弁4はその端
面に作用する流体により右方に押動され通路26と通路
25は大径部24によりその連通は遮断され細孔28に
よりのみ連通ずると共に、通路26はパイロット孔29
、オリフィス30゜31そして通路32を経て調圧弁3
の背圧室23に連通ずる。
この状態より圧力が上昇すると、差動弁2はロードピス
トン18.19によりバネ14に抗して左方に押動され
括れ部15により流入ロアが排出口10に連通し、通路
25内の圧力が低下され差動弁2はバネ14により右方
に押動されると共に、調圧弁3の背圧室23に流体が供
給され調圧弁3は右方に押動されバネ14の弾撥力が大
きくなり、差動弁2は通路25内の圧力が前記よりも高
くならないと左方に移動されなくなる。
この状態を繰り返すことによりクラッチピストンaの受
圧室す内の流体の圧力は設定圧に漸増する。
前記の作動中において、クラッチピストンaの受圧室す
内の流体が設定圧まで上昇する時間(漸増率)は、調圧
弁3の左方への移動速度により決定される。
つまり調圧弁3が速く右方に移動するとクラッチピスト
ンaの受圧弁す内の流体の圧力上昇は急激となり、また
調圧弁3が遅く右方に移動するとクラッチピストンaの
受圧室す内の流体の圧力上昇は緩かになる。
そこで本考案においては調圧弁3の背圧室23への流体
の供給を制御して調圧弁3の移動速度を調整している。
つまり、調圧弁3が右方にS2だけ移動する時には背圧
室23に供給される流体の一部が細孔32を経てドレー
ン11に流出するので実質的な供給量が減少して漸増率
は高くなくクラッチピストンaの受圧室す内の流体圧は
第1図の線Bのように緩かに漸増する。
また、調圧弁3が右方にS2以上移動すると細孔32が
閉塞されるために漸増率が従来と同様に低くなりクラッ
チピストンaの受圧室す内の流体圧は第1図の線Cのよ
うに従来(線A)と同様に漸増する。
以上のように、漸増率を2段階に変化させることができ
る。
また、従来の流体圧漸増装置の調圧弁3に細孔32を穿
孔するだけで良いので、従来の流体圧漸増装置に極く僅
かな変更を加えるだけで良く経済的である。
なお、細孔32をストローク方向に間隔を在して複数段
ければ漸増率を複数段に変化させることができる。
本考案は前述のように構成したので、設定圧に達するま
での間において漸増率を複数段に変化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は流体圧漸増特性を示す表面、第2図は本考案の
実施例の断面図、第3図はその要部拡大図である。 2は差動弁、3は調圧弁、4は早戻り弁、32は細孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 差動弁2と調圧弁3と早戻り弁4とを備えた
    流体圧漸増装置において、調圧弁3の背圧室23を漸増
    初期にのみドレーンに連通ずる細孔32を設けたことを
    特徴とする流体圧漸増装置。
  2. (2)調圧弁3の周面に背圧室23をドレーンに連通ず
    る細孔32を当該調圧弁3が一定以上ストロークすると
    背圧室23とドレーンとが遮断するように穿孔したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の流体
    圧漸増装置。
JP1977020138U 1977-02-23 1977-02-23 流体圧漸増装置 Expired JPS592569Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977020138U JPS592569Y2 (ja) 1977-02-23 1977-02-23 流体圧漸増装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977020138U JPS592569Y2 (ja) 1977-02-23 1977-02-23 流体圧漸増装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53115436U JPS53115436U (ja) 1978-09-13
JPS592569Y2 true JPS592569Y2 (ja) 1984-01-24

Family

ID=28850538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977020138U Expired JPS592569Y2 (ja) 1977-02-23 1977-02-23 流体圧漸増装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214528B2 (ja) * 1974-03-29 1977-04-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750649Y2 (ja) * 1975-07-21 1982-11-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214528B2 (ja) * 1974-03-29 1977-04-22

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JPS53115436U (ja) 1978-09-13

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