JPS5925097Y2 - ピンプラグ - Google Patents

ピンプラグ

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JPS5925097Y2
JPS5925097Y2 JP1978077559U JP7755978U JPS5925097Y2 JP S5925097 Y2 JPS5925097 Y2 JP S5925097Y2 JP 1978077559 U JP1978077559 U JP 1978077559U JP 7755978 U JP7755978 U JP 7755978U JP S5925097 Y2 JPS5925097 Y2 JP S5925097Y2
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JP
Japan
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terminal
insulating member
flange
pin plug
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JP1978077559U
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JPS54178096U (ja
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泰宏 出原
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は音響機器等に使用する電路接続用ピンプラグに
関するものであり、■極性電路に接続する端子1内に、
他極性電路に接続する端子5を、端子5の基端8に取付
けた絶縁材を介して固定したピンプラグにおいて、基端
8にフランジ10を突設し、フランジ10の件周を蔽っ
た状態に合成樹脂からなる絶縁部材11をモールド成形
によって設けたピンプラグに係る。
従来のピンプラグにつき説明すると、端子1、端子5は
、部品として、ピンプラグ組立業者に他より供給される
ものである。
前記組立業者は、適当厚のベークライト板を打抜き加工
して製造した絶縁部材を端子5の基端8に、基端8を四
ツ割り加工等して、かしめ付け、このように加工した端
子5を端子1内に取り付けていた。
この絶縁部材は打抜き加工時、材質が硬く脆いため適宜
加熱軟化して成形していたが、割れが生じ易く、また打
抜き後収縮変形すること、センター精度にしばしば誤差
を生ずること、基端8にかしめ付けるに際し破損し易い
ことなどの欠点があった。
またこのかしめ付けに際し、金属切り子が生じ、かしめ
部附近に付着または引掛るなどして、この切り子は完全
に除去し難くために、組立後ショートを生ずる原因とな
った。
このかしめ付けは、十分強くかしめると絶縁部材の破損
を招くことから、加減して行なう必要があり、時に不均
一にかしめられ、その結果絶縁部材の固定にがたつきを
生ずる場合も生ずる。
このがたつきの隙き間に、切り子が挾まったりしている
と、後にこの切り子が不時に出て来たりして、前記ショ
ートの原因を作ることもあった。
また、このかしめは、四辺かしめに限るものではなく、
丸かしめとしても可であるが、後者は切り子の発生と共
に絶縁体の固定が不完全で回転し易い欠点があった。
このショートの有無を検査するため、ピンプラグ組立後
絶縁テストがなされるが、当該施設、人員等を必要とす
るため不経済となるなど数々の欠点があった。
なお、ピンプラグ組立に際し、別個の絶縁部材を更に1
個両端子間に挾んで取り付ける例もあるがそれだけ多く
の工数と材料を要し不経済となり好ましくない。
本考案はかかる欠点を解決したものであり、端子5の基
端にフランジ10を突設加工し、このフランジを合成樹
脂を使用して埋設モールド成形して絶縁部材11となし
、確実にこれを端子5に固定するようにしたものであり
、切り子を生ぜず、絶縁部材の回転や、がたつきを生じ
ない。
従って前述した絶縁テストを必要とせず極めて経済的と
なる。
合成樹脂としては、端子5にリード線をハンダ付けする
ことから耐熱性で変形を生じ難いもの例えばナイロン樹
脂を使用する。
図により従来のピンプラグをその1例について説明する
と、1は1極性電路(図示せず)に接続する端子であり
、長さ14ミリ、厚さ0.5ミリ程度の金属製円筒形の
ものである。
端子1の前半部は径9ミリ程度とされ、スリット2.
2. 2. 2を有し、各スリット2内に長さ3ミリ程
度の突片3゜3、 3. 3が突設され、円筒後半部は
段部4を有し、その先方は径5ミリ程度に絞り形成され
たものである。
5は他極性電路(図示せず)に接続する端子であり、長
さ17ミリ、厚さ0.5ミリ、径3ミリ程度の円筒形を
なし、前端は細く絞り、先端にリード線(図示せず)を
通しハンダ付は用の小孔を有し、基端附近に鍔6が突設
されたものである。
7はドーナツ型に打抜き加工して形成したベークライト
板の絶縁部材であり、端子5の基端8は四ツ割り9.
9. 9. 9を切断加工し、絶縁部材7を鍔6の背面
へ四ツ割t’)9. 9. 9. 9によりかしめ付け
る。
上記工程にて生した切り子が、かしめ付は部またはその
附近に付着したり挾まったりし、この切り子を完全に除
去することは困難である。
端子1と端子5とを結合組立後、すなわち端子1の段部
4内に端子5の絶縁部材7を挿入し突片3・・・3を折
り曲げて絶縁部材7を扼止固定した後、この組立体(ピ
ンプラグ)の絶縁テストを行うのであるが、このテスト
の合格品であっても、切り子の残存している場合があり
、組立業者より発注元へのピンプラグ製品納入時、再度
の絶縁テストにて絶縁不良品を生ずる場合がある。
ピンプラグは数百個単位にて下請組立業者により組立製
産されるものであり、前述の不良品を生ずると下請業者
は莫大な損害を蒙る欠点があった。
次に本考案について説明すると、10は端子5の基端8
をプレス成形したラッパ状フランジである。
11はフランジ10を埋設モールド成形した絶縁部材で
あり、例えばナイロン樹脂製とする。
絶縁部材11は端子1の段部4に内接嵌合するように段
付ドーナツ状とし、角形でも可である。
このモールド手段は切り子を生ぜず、フランジ10は絶
縁体11に完全に密着されがたつきを生じない。
このように設けた端子5を端子1へ突片3・・・3によ
り固定して成るものである。
本案は切り子を生ぜず、絶縁部材の緩み、回転、がたつ
き等はなく、絶縁部材の製造取付は簡単にして価格低廉
であり、ピンプラグ組立後の絶縁テストを省略し得、従
って当該施設、人員等を必要とせず、納入時に不良品を
生じない等、数々の著い経済的効果をもたらすものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一方の極性の端子の正面図、右側面図及
び左側面図、第2図は従来の他方の極性の端子の正面図
、右側面図及び左側面図、第3図は従来の他方の極性の
端子にベークライト板絶縁部材を固定した状態を示す正
面図及び側面図、第4図は本考案の他方の極性の端子の
正面図及び側面図、第5図は第4図の端子に絶縁部材を
モールド成形した正面図及び側面図、第6図は本案ピン
プラグの一部切欠正面図、右側面図及び左側面図である
。 符号、1・・・・・・一方の極性の端子、3・・・・・
・突片、4・・・・・・段部、5・・・・・・他方の極
性の端子、6・・・・・・鍔、7・・・・・・ベークラ
イト板絶縁部材、9・・・・・・かしめ部、10・・・
・・・フランジ、11・・・・・・合成樹脂モールド成
形による絶縁部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1極性電路に接続する端子1内に、他極性電路に接続す
    る端子5を、該端子5の基端8に取付けた絶縁部材を介
    して固定したピンプラグにおいて、 端子5の基端8にフランジ10を、該フランジ10がそ
    の外周にモールド成形される絶縁部材11の肉厚部内に
    位置するように、鍔6から設定寸法離隔してプレス成形
    で突設し、また、ドーナツ型の絶縁部材11を鍔6後方
    の基端8全部の外周を蔽ってモールド成形で設けて、該
    絶縁部材11の肉厚部内に前記フランジ10を位置せし
    めて成る、ピンプラグ。
JP1978077559U 1978-06-07 1978-06-07 ピンプラグ Expired JPS5925097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978077559U JPS5925097Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 ピンプラグ

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JP1978077559U JPS5925097Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 ピンプラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54178096U JPS54178096U (ja) 1979-12-15
JPS5925097Y2 true JPS5925097Y2 (ja) 1984-07-24

Family

ID=28993868

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JPS54178096U (ja) 1979-12-15

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