JPS5924885Y2 - 焙焼器の部材上下動装置 - Google Patents

焙焼器の部材上下動装置

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JPS5924885Y2
JPS5924885Y2 JP15854379U JP15854379U JPS5924885Y2 JP S5924885 Y2 JPS5924885 Y2 JP S5924885Y2 JP 15854379 U JP15854379 U JP 15854379U JP 15854379 U JP15854379 U JP 15854379U JP S5924885 Y2 JPS5924885 Y2 JP S5924885Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
guide
main frame
edge
guide hole
sliding
Prior art date
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Expired
Application number
JP15854379U
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English (en)
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JPS5675612U (ja
Inventor
詳昌 鈴木
昇 菊地
Original Assignee
東芝テック株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえばオーブントースタのヒータのよう
に焙焼室内で上下動する部材を備えた焙焼器の部材上下
動装置に関するものである。
従来、オーブントースタにおいては、焼網上に載1され
た被焙焼物への熱量を加減するために、上方に位置する
ヒータを反射板とともに上下動させることが行なわれて
いる。
このようなヒータおよび反射板は一体化されてヒータユ
ニットとされているものであるが、上下方向の案内のた
めには焙焼室内に存するヒータユニットから主枠より外
部に出る支片を形成し、この支片を垂直なガイド軸に嵌
合されているものである。
このような構造は、ホップアップ形のトースタの昇降台
においても一般に採用されているものである。
しかしながら、この種の焙焼器においてはガイド軸が存
する摺動部は焙焼室に近いため、200〜400℃程度
に高温になることが多く、摺動面に欠くことのできない
潤滑油の機能を保せることが難かしい。
そのため、ガイド軸の表面にモリブデン焼付等の高価は
特殊被膜を施す必要がある。
しかしながら、このような被膜を形成しても長期間の使
用においては摩耗し、上下動時にキイーキイーと言う耳
障りな摺動音が発生し易く、操作時の操作性も円滑さを
欠くことが多い。
このようなガイド軸の欠点を解消するために実願昭53
−179858号の明細書および図面に記載したように
、焙焼室を構成する主枠に垂直縁か勿−ル面とされたガ
イド孔を形威し、このガイド孔にヒータユニットから突
出する吊下具を嵌合させ、この吊下具に垂直な吊下片を
一体形成してこの吊下片にアームと一体の押え片を当接
させて倒れ防止をはかるようにしたものが提案されてい
る。
このような構造のものは前述のガイド軸における種々の
欠点を解消した優れた特長が存するものである。
しかしながら、この構造において、ヒータユニットの倒
れ防止を行なう押え片が組立時に位置決めされるため、
精度を出すのがやや難かしいと言う点やアームを備えた
焙焼器に限られると言う問題がある。
この考案は、このような点に鑑みなされたもので、比較
的構造が簡単で製作し易く、その動きも円滑である焙焼
器の部材上下動装置を得ることを目的とする。
この考案は、焙焼室を構成する主枠に案内縁を備えた案
内孔と側部に突出する案内部材とを形成し、焙焼室内に
設けられた上下動部材と一体の摺動部材に前記案内孔に
嵌合する摺動部と前記案内部材が挿入される案内細孔と
を威して二個所で摺動自在に保持されるようにし、これ
により上下動部材の倒れが生じることなく簡単な構造で
円滑な上下動を行なわせることができるように構成した
ものである。
この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例はオーブンノースタ1に関するもので、本体ケ
ース2の前面にはガラス窓3を有する扉4が開閉自在に
設けられ、この扉4の右側には焙焼室5内のヒータユニ
ット6を昇降させる昇降つまみ7が設けられ、下方には
電源やタイマー等の操作のための操作つまみ8が設けら
れている。
また、前記焙焼室5の下方には被焙焼物が載置される焼
網9が設けられている。
ついで、前記本体ケース2の内部には、相対向する主枠
10が設けられ、これらの主枠10間には天板11.後
部反射板12、前部反射板13が一体的に取付けられて
それらの内部は焙焼室5とされている。
そして、前記主枠10の下方には二本の棒状のヒータ1
4が前後に位置して設けられ、中間部には水平線上に位
置するスリット状の二個づつのガイド孔15が設けられ
、これらのガイド孔15には前記焼網9より突出するガ
イドピン16が嵌合され、前記焼網9は図示しない引張
ばねにより背面方向に付勢されている。
また、前方の前記ガイドピン16には連結レバー17が
回動自在に取付けられ、この連結レバー17の他端は前
記界4に連結されている。
しかして、前記主枠10の上部には、上下方向に長い矩
形状の二個のヒータ逃げ孔18とこれらのヒータ逃げ孔
18の中間に位置する案内孔19とが形成されている。
前記案内孔19の相対向する垂直縁は端縁を丸めたカー
ル面による案内縁20とされている。
このような案内孔19の下方には案内部材21が外側方
に突出して形成されている。
この案内部材21は取付面22とこの取付面22より屈
曲するカール状に丸めた案内突起23とよりなる。
ついで、前記焙焼室5の上部には上下動部材となるヒー
タユニット6が設けられている。
このヒータユニット6は前記主枠10の内面に沿設され
る側板25を有する反射板26とこれらの側板25間に
取付けられた二本のヒータ27と前記反射板26の両側
中央部に固定された摺動部材28とよりなる。
前記摺動部材28は板材よりなるものであり、その上部
には前記案内孔19の案内縁20に弾発的に接合する摺
動部29が形成されている。
これらの摺動部29の自由端、すなわち、前記案内縁2
0に接合する部分は、くの字形に屈曲された屈曲部30
とされている。
また、前記摺動部材28の中間部には段部31を介して
前記主枠10の外部に出た垂直面32が形成され、この
垂直面32には前記案内部材21の案内突起23に嵌合
する案内細孔33が形成されている。
この案内細孔33の相対向する垂直縁もカール面による
案内縁34とされている。
また、前記摺動部材28には前記主枠10と直交する方
向に屈曲された支片35が形成され、これらの支片35
には孔36が形成されている。
そして、コの字形に屈曲された棒体によるアーム37が
設けられこのアーム37の中央部は支軸38となって前
記主枠10の後縁に設けられた保持体39で回動自在に
保持され、両側の脚部40は前記支片35の孔36にそ
れぞれ挿入され、一方の脚部40の先端には前記操作つ
まみ8が取付けられている。
なお、前記摺動部材28には引張ばね41が係止され、
これらの引張ばね41により前記ヒータユニット24は
上方へ付勢されてその自重骨が相殺されている。
また、前記脚部40の一方には前記支軸38を中心とす
る円弧上に複数の鋸歯状の位置決め歯42を有する板体
43が固着されている。
しかして、前記主枠10の一方には支軸間に回動自在に
取付けられた保持部材45が設けられ、この保持部材4
5の円弧孔46には固定ピン47が挿入されて回動範囲
が規制されている。
このような保持部材45の上縁には前記ガイドピン16
が接合する接合縁48がくの字形に形成され、先端には
前記位置決め歯42に噛合う板ばね49が取付けられて
いる。
このような構成において、扉4を開放することにより焼
網9が前方に進出し、扉4を閉じることにより焼網9は
焙焼室3内に入り込むものであるが、扉4の開放時には
ガイドピン16が保持部材45の接合縁48に当ってそ
の保持部材45を回動させるので、板ばね49は位置決
め歯42から離反する。
そのため、ヒータユニット6はどの位置にあっても引張
ばね41の力によって上昇し、最も高い位置に安定する
そして、扉4を閉じることによリ、保持部材45はガイ
ドピン16により再び原位置に復帰して板ばね49は位
置決め歯42に噛み合フ。
この状態で、料理内容に応じてヒ・−タユニット6の位
置を定めるが、昇降つまみ7を所望の位置まで下げるこ
とによりアーム37が回転し、ヒータユニット6は下降
する。
そして、板ばね49がいずれかの位置決め歯42に噛み
合うことによりヒータユニット6は位置決めされる。
しかして、ヒータユニット6の昇降時には主枠10の案
内孔19に摺動部材28の摺動部29が接し、案内部材
21に案内細孔33が係合しているので、ヒータユニッ
ト6は倒れることなく円滑に摺動する。
とくに、案内孔19の案内縁20と案内細孔33の案内
縁34とはカール面により形成され、これらに対向する
摺動部29は平面であり、案内部材21の案内突起23
はカール状に丸められているので、接触部分がいづれも
滑らかであるため、摩擦も小さく、摺動音も発生しない
しかも、構造が簡単であり、かつ、二部高量の寸法精度
だけ出せばよいので製作も容易であり、組立時の調整も
必要がない。
この考案は、上述のように構成したので、主枠と上下動
部材との摺動部、すなわち案内孔の案内縁と案内細孔の
案内縁とはそれぞれカール面であす、シかも上下動部材
は二個所で支持されて案内されるため上下動時の動きに
大きな摩擦力が発生せず、きわめて円滑な動作をし、上
下動部材の倒れもなく、摺動音の発生もなく、シかも構
造が簡単で製作が容易であり、組立も簡単にできる等の
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図はオー
ブントースタの斜視図、第2図はその縦断側面図、第3
図は要部の斜視図、第4図はその平面図、第5図は本体
ケースを取りはずして背面側から見た斜視図である。 5・・・・・・焙焼室、6・・・・・・ヒータユニット
、10・・・・・・主枠、19・・・・・・案内孔、2
0・・・・・・案内縁、21・・・・・・案内部材、2
6・・・・・・反射板、27・・・・・・ヒータ、28
・・・・・・摺動部材、29・・・・・・摺動部、33
・・・・・・案内細孔、34・・・・・・案内縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焙焼室を形成する主枠に相対向する垂直縁がカール面と
    された案内縁を有する案内孔と外側方に突出する案内部
    材とを設け、前記焙焼室内に位置して上下動する上下動
    部材に前記案内孔より前記主枠の外面方向に突出して前
    記案内縁に接合する摺動部と前記案内部材が挿入されて
    垂直縁がカール面の案内縁とされた案内細孔とを有する
    摺動部材を一体的に設けたことを特徴とする焙焼器の部
    材上下動装置。
JP15854379U 1979-11-15 1979-11-15 焙焼器の部材上下動装置 Expired JPS5924885Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15854379U JPS5924885Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15 焙焼器の部材上下動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15854379U JPS5924885Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15 焙焼器の部材上下動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5675612U JPS5675612U (ja) 1981-06-20
JPS5924885Y2 true JPS5924885Y2 (ja) 1984-07-23

Family

ID=29669783

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15854379U Expired JPS5924885Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15 焙焼器の部材上下動装置

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JPS5675612U (ja) 1981-06-20

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