JPS6113852Y2 - - Google Patents

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JPS6113852Y2
JPS6113852Y2 JP10485381U JP10485381U JPS6113852Y2 JP S6113852 Y2 JPS6113852 Y2 JP S6113852Y2 JP 10485381 U JP10485381 U JP 10485381U JP 10485381 U JP10485381 U JP 10485381U JP S6113852 Y2 JPS6113852 Y2 JP S6113852Y2
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JP
Japan
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interlocking part
lifting
arm
interlocking
lifting arm
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JP10485381U
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JPS5811611U (ja
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被調理物を載せる焼網又は焼皿と加
熱源との距離を任意に調節できるとともに、この
調節幅を大きくでき、そして焼網又は焼皿を支持
する一対の回動自在な昇降アーム相互の関係を所
定の関係に維持して取扱いの容易化を図り、かつ
構造が頗る簡単で安価な製造を可能とする等の目
的で提案された調理器の昇降装置に関する。
すなわち、本考案は、焼網又は焼皿が跨つて支
持される一対の線材製昇降アームはその両端側に
夫々支軸を有し、これら支軸を加熱源を内装した
調理器本体の相対向する側壁に回転自在に軸支さ
せて、一対の昇降アームを加熱源に対して接近離
反可能に設け、一方の昇降アームにはその支軸よ
りも延出する連動部受け設けるとともに、他方の
昇降アームにはその支軸よりも延出されて連動部
受に上側から重なり係合する連動部を設け、かつ
連動部受には他方の昇降アームとの重なり係合部
と他方の昇降アームの支軸との間において調理器
本体の底面と対向する下向きストツパを折曲し、
調理器本体にはこの本体の外側から操作されるカ
ムを取付け、このカムを他方の昇降アームに連動
させることにより、上記本考案の目的を達成でき
るようにした構成を特徴とする調理器具の昇降装
置である。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
図中1は調理器本体で、本実施例では下ケース
2とこの上面開口を開閉する上ケース3とから形
成されている。この調理器本体1には上ケース3
内においてガス又は電気による加熱源例えば電気
ヒータ4が水平状にして内装されている。ヒータ
4にはシーズヒータ等が用いられるとともに、第
2図中5は熱線反射板を示している。
下ケース2には受皿6が着脱自在に支持されて
いる。受皿6はその周縁6aを下ケース2の上端
に引掛けて下ケース2に支持されるものであり、
その周縁部上面で上記上ケース3の下縁を支持す
るようになつている。そして、受皿6の4隅部に
は夫々スリツト7が設けられている。受皿6には
被調理物(図示しない)を載せる焼網8が出し入
れ自在に収納されている。焼網8の4隅には上記
スリツト7…を貫通する延長部9…が夫々突設さ
れている。
そして、下ケース2には本実施例に係る昇降装
置が設けられている。この装置は一対の昇降アー
ム10,11、連動部受12、連動部13、下向
きストツパ14およびカム15を備えて形成され
ている。すなわち、一方の昇降アーム10は線材
製であり、その両端側に夫々支軸10a,10b
を有して凸形クランク状に形成されている。なお
一方の支軸10aは折曲げにより設けられ、他方
の支軸10bは別部品を溶接止めして設けられて
いる。これら支軸10a,10bは下ケース2に
設けた軸受孔16,16に貫通されていて、これ
により昇降アーム10は、下ケース2の相対向す
る左右の側壁2a,2aに回転自在に軸支されて
いる。他方の昇降アーム11も線材製であり、そ
の両側に折曲げおよび溶接止めにより設けられる
支軸11a,11bを夫々有して〓形クランク状
に形成されている。そして、この昇降アーム11
もその支軸11a,11bをケース2の軸受孔1
7,17に貫通させることにより、上記側壁2
a,2aに回動自在に軸支されている。なお、図
中10a1,10b1,11b1,および11b1は夫々
支軸の一部を圧漬して設けた外れ止め部を示す。
これら一対の昇降アーム10,11には上記焼網
8の延長部9…が載置される。そして、上記連動
部受12は一方の昇降アーム10にその支軸10
bよりも延出されて設けられている。さらに、連
動部13は他方の昇降アーム11にその支軸11
bよりも延出されて設けられており、この連動部
13は上記連動部受12に上側から重なり係合さ
れるようになつている。なお、本実施例の場合係
合の安定性をより向上させるために連動部13の
先端はL形状に折曲されている。また、下向きス
トツパ14は連動部受12の先端部を下ケース2
の底面と対向するように下向きに折曲して形成さ
れ、他方の昇降アーム11との重なり係合部と他
方の昇降アーム11の支軸11bとの間、つまり
寸法Lで示す範囲内において設けられている。そ
して、上記カム15は下ケース2の外側から操作
されるように例えば前端の側壁2bに設けた操作
摘み18の軸部18aに連結されている。このカ
ム15は直接又は間接に(本実施例は直接の場合
である。)他方の昇降アーム11を連動させてい
る。
また、図中19は遮熱板、20は脚、21およ
び22は把手、23は透視窓を夫々示している。
以上の構成において操作摘み18を回転させる
と、これと共に回転するカム15が他方の昇降ア
ーム11に昇降力を与える。そうすると、昇降ア
ーム11がその支軸11a,11bを中心に回動
するから、連動部13と連動部受12との係合に
より一方の昇降アーム10がその支軸10a,1
0bを中心に同時に回動する。なお、第4図から
第5図になるようにカム15により昇降アーム1
1が回動される場合は、連動部13が連動部受1
2を押下げて昇降アーム10が連動され、かつ第
5図から第4図になるようにカム15により昇降
アーム11が回動される場合は、昇降アーム10
の自重による回動で連動部受12が連動部13の
変位に追従する。このような一対の昇降アーム1
0,11の動作により、これらに跨つて支持され
た焼網8をヒータ4に対して接近又は離反させる
ことができる。
なお、上記一実施例では焼網を昇降させるよう
にしたが、一対の昇降アームは例えば焼網を収納
した焼皿を支持して、焼皿を昇降させるようにし
てもよい。連動部、連動受部および下向きストツ
パは各昇降アームの両側に夫々設けてもよい。ま
た連動部、連動受部は昇降アームに対して溶接止
めにより設けてもよく、支軸10b,11bは折
曲により設けてもよい。さらに、カムは他方の昇
降アームのどの部分に接触させても差支えないと
ともに、一対の昇降アームを軸支する調理器本体
の相対向する側壁は前後の側壁であつてもよい。
その他、本考案の実施に当つては、考案の要旨に
反しない限り、昇降アーム、支軸、連動部、連動
部受、下向きストツパおよびカム等の具体的な構
造、形状、位置等は、上記一実施例に制約される
ものではなく、種々に態様に構成して実施し得る
ことは勿論である。
以上説明した本考案は上記実用新案登録請求の
範囲の記載を要旨とするから以下の諸効果を有す
る。
調理器本体の相対向する側壁に回動自在に軸支
した一対の昇降アームを、一方の昇降アームに設
けた連動部受と他方の昇降アームに設けた連動部
とにより、連動して回動するようにして、これら
昇降アームに焼網又は焼皿が跨つて支持されるよ
うにしたから、他方の昇降アームを連動するカム
を介して焼網又は焼皿と、調理器本体に内装した
加熱源との距離を任意に調節できる。したがつ
て、被調理物の厚みや被調理物表の濃淡焼色の必
要に対応できる。
上記連動部受には、他方の昇降アームとの重な
り係合部と他方の昇降アームの支軸との間におい
て、調理器本体の底面に対向する下向きストツパ
を設けたから、清掃時等における取扱いが容易と
なる。つまり、調理器本体の清掃時又は調理器組
立時等において、連動部を設けた他方の昇降アー
ムを持上げた場合に、例えば第6図に示すように
下向きストツパの先端が調理器本体の底面に当接
すると、それ以上の他方の昇降アームの回動が規
制されるから、各アームの重なり係合が外れるこ
となく維持される。なお、下向きストツパがない
場合には、連動部受を有した一方の昇降アームの
自由な回動に伴つて連動部が連動部受から外れる
とともに、この係合解除後一方の昇降アームは自
重により直ちに回動復帰するから、この状態で、
そのまま他方の昇降アームが戻されると、連動部
が連動受部の下側に重なり、各アームの連動関係
が維持できなくなる。すなわち、以上のような下
向きストツパによる各アームの回動規制で各アー
ム相互の関係を常に正規の状態に維持できるか
ら、取扱い上他方の昇降アームを持上げることが
あつても、各昇降アームを取付け直す面倒な操作
を余儀なくされることがなく、したがつて容易に
取扱うことができる。
そして、連動部受は先端に下向きストツパを設
ける関係で他方の昇降アームの支軸に交又するこ
とはないから、一方の昇降アームは、他方の昇降
アームの支軸に邪魔されることなく回動できる。
したがつて、各昇降アームの回動角を大きくでき
るから、焼網又は焼皿と加熱源との距離の調節幅
を大きく確保できる。
さらに、一対の昇降アームは支軸を有し、この
支軸を調理器本体の側壁に直接軸支させて設けら
れるから、調理器本体とは別体の軸支部材を必要
としない。そして、連動部および連動受部により
一対の昇降アームを直接連動させたから、これら
昇降アーム相互を互いに連動させる別の伝達アー
ム等を必要としない。しかも、下向きストツパは
連動部受の先端部を折曲して設けたから、特別な
部品を必要としない。したがつて、これらの諸要
因により全体の部品点数が少なく構造が著しく簡
単な昇降装置を提供できるとともに、これを伴つ
て材料費および組立て工数も削減されるから、安
価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る昇降装置を備
えた焙焼器の一部を切欠いて示す平面図、第2図
は同じく正面図、第3図は昇降装置の斜視図、第
4図〜第6図は同昇降装置の夫々異なる状態にお
ける第3図中A−A線に沿う断面図である。 1……調理器本体、2……下ケース、2a……
側壁、4……加熱源(ヒータ)、8……焼網、1
0,11……昇降アーム、10a,10b,11
a,11b……支軸、12……連動部受、13…
…連動部、14……下向きストツパ、15……カ
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼網又は焼皿が跨つて支持される一対の線材製
    昇降アームはその両端側に夫々支軸を有し、これ
    ら支軸を加熱源を内装した調理器本体の相対向す
    る側壁に回転自在に軸支させて、一対の昇降アー
    ムを加熱源に対して接近離反可能に設け、一方の
    昇降アームにはその支軸よりも延出する連動部受
    け設けるとともに、他方の昇降アームにはその支
    軸よりも延出されて連動部受に上側から重なり係
    合する連動部を設け、かつ連動部受には他方の昇
    降アームとの重なり係合部と他方の昇降アームの
    支軸との間において調理器本体の底面と対向する
    下向きストツパを折曲し、調理器本体にはこの本
    体の外側から操作されるカムを取付け、このカム
    を他方の昇降アームに連動させてなることを特徴
    とする調理器の昇降装置。
JP10485381U 1981-07-15 1981-07-15 調理器の昇降装置 Granted JPS5811611U (ja)

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JP10485381U JPS5811611U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 調理器の昇降装置

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Publication Number Publication Date
JPS5811611U JPS5811611U (ja) 1983-01-25
JPS6113852Y2 true JPS6113852Y2 (ja) 1986-04-30

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JP10485381U Granted JPS5811611U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 調理器の昇降装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096117U (ja) * 1983-12-09 1985-07-01 スズキ株式会社 自動車のスライドドア取付装置
JPS60102127U (ja) * 1983-12-19 1985-07-12 株式会社 大井製作所 自動車スライドドア用のロ−ラ−支持構造

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JPS5811611U (ja) 1983-01-25

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