JPH0737052Y2 - オーブントースター - Google Patents

オーブントースター

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JPH0737052Y2
JPH0737052Y2 JP1988112879U JP11287988U JPH0737052Y2 JP H0737052 Y2 JPH0737052 Y2 JP H0737052Y2 JP 1988112879 U JP1988112879 U JP 1988112879U JP 11287988 U JP11287988 U JP 11287988U JP H0737052 Y2 JPH0737052 Y2 JP H0737052Y2
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JP
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opening
door body
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housing
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達男 町田
健司 大塚
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、オーブントースターの改良に関するもので
ある。
[従来技術] 従来のこの種のものとしては、例えば第9図及び第10図
に示すようなものがある。これはトースタ本体1の調理
室Xの開口部1aをドア体2で開閉するようになってお
り、この開口部1aから食パン等の調理物を出し入れする
ようにしている。
このトースタ本体1は、図示省略のヒータ及び焼き網3
を有している。また、ドア体2は、外部から調理室X内
の調理物が見えるようにガラスにて形成された覗き窓部
2aが設けられ、開口部1a閉成状態から下方に回動させる
ことにより、開口部1aを開成するようにしている。この
開成状態では、第9図に示すように、ドア2は略水平方
向に沿った状態で停止するように設定されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のオーブントースターに
あっては、開成状態でドア2は略水平方向に沿い上を向
いているため、調理物を出し入れする場合に、調理物を
覗き窓部2aに落としたり、覗き窓部2aを損傷させたり、
破損させたりする虞がある。また、この覗き窓部2aは略
平面であるため、第10図に示すように、覗き窓部2aの上
下方向の面の長さl1が短く中が見難い。つまり、覗き窓
部2aの高さL1は、トースター全体の高さに対する割合が
ある程度決まっており、ドア体2が平面であるため、こ
の高さL1と覗き窓部の長さl1とが同じであり、覗き見る
範囲をそれほど拡大することができない、という問題が
ある。さらに、ドア体2を開けて調理物を出し入れする
場合に、焼き網3を調理者が別途引き出さなければなら
ないため、調理物の出し入れに手間がかかり、また、調
理者が耐熱手袋等をはめて高温の焼き網を引き出さなけ
ればならないため、その作業は必ずしも安全とは言えな
かった。
[課題を解決するための手段] この考案は、かかる従来の課題に着目してなされたもの
で、調理物を出し入れできる開口部を有するハウジング
内にヒータ及び焼き網を有するトースタ本体と、前記開
口部を開閉し、覗き窓部を有するドア体とを具備したオ
ーブントースターにおいて、前記ドア体を円弧形状に形
成して該円弧の中心を軸として前記トースタ本体に回動
自在に装着する一方、前記ドア体に連結されるとともに
前記トースター本体に回転自在に支持され、前記ドア体
を上方に回動させて前記開口部を開成した際に、前記焼
き網を前記開口部から前記ハウジングの前方へ押し出
し、前記開口部を閉成した際に、前記焼き網を前記開口
部から前記ハウジング内に引き込む回転板を設け、この
回転板の端部を前記トースター本体に当接させて前記ド
ア体の回動範囲を規制するストッパとしたオーブントー
スターとしたことを特徴としている。
[作用] かかる手段によれば、開口部の開成状態において、ドア
体はハウジングの上方に位置するため、調理物を出し入
れする場合に、ドア体の特に覗き窓部に液体を垂らした
り、物を落としたりすることが少なく、この覗き窓部を
汚したり、損傷させたりすることが少ない。
また、このドア体には、覗き窓部が形成されているが、
この覗き窓部は、円弧状に形成されているため、従来の
ように平面形状のものと比較すれば、覗き窓部の高さが
同じでも湾曲している分だけ、覗き見る範囲が拡大さ
れ、調理室内の調理物の視認性が向上する。
さらに、ドア体を上方に回動させて開口部を開成するに
伴って、焼き網が開口部からハウジングの前方へ押し出
されるため、調理物の出し入れをする際に、焼き網を別
途引き出す手間がかからず、また、調理者が耐熱手袋等
をはめて高温の焼き網を引き出す必要がないため、調理
者の安全を確保することができる。しかも、焼き網をド
ア体に連動させるための回転体をドア体の回動範囲の規
制にも利用したので、簡単な構造とすることができる。
[実施例] 以下、この考案を実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第8図はこの考案の一実施例を示す図であ
る。
まず、構成を説明すると、この実施例のオーブントース
ターは、全体的に円柱形状(丸型)を呈し、トースタ本
体11と、このトースタ本体11の周囲に装着されたドア体
12とから構成されている。
具体的には、このトースタ本体11は、開口部14を有する
ハウジング13と、このハウジング13内に収納されたヒー
タ15及び焼き網16等とから構成されている。
このハウジング13は、一対の円盤形状の主枠17と周枠18
と取付板19とを有し、この主枠17に断面が円弧形状を呈
する複数の周枠18が装着されることにより、開口部14を
有し両側が閉成された円筒形状に形成され、この主枠17
の外面側に、断面が略ハット形状の取付板19が固定され
ている。この取付板19は、架設部19aとこの両側の脚部1
9bとから構成され、この脚部19bの下端部19cが前記主枠
17にネジ止めされている。この取付板19の架設部19a
は、両端部19dより中間部19eが一段低くなっており、こ
の一段高い両端部19dに、主枠17と略同じ大きさの外板2
0が取り付けられている。そして、この外板20に取っ手2
1、脚体22およびノブ23が取り付けられている。
また、前記ヒータ15は、第1図に示すように、前記主枠
17の間に固定されて、上下に一対設けられ、この一対の
ヒータ15の間に、焼き網16が配設されている。この焼き
網16の取付関係の詳細は後述する。
一方、ドア体12は、まず、円筒形状のドア本体24に窓開
口24aが形成されると共に、この窓開口24aと隣接して取
出開口24bが形成されている。その窓開口24aには、窓枠
25aに窓ガラス25bが装着されて構成された覗き窓部25が
装着されている。この覗き窓部25には、ハンドル26が固
定されている。そして、このドア体12は、以下のように
してハウジング13に装着されている。
すなわち、前記ハウジング13の取付板19の架設部19aの
中間部19eに大略長方形状の回転板27が回転軸28によ
り、主第5図に示すように、回転自在に取り付けられて
いる。また、この回転板27には、ピン部材27bが突設さ
れ、このピン部材27bが、前記取付板19に形成された円
弧状スリット19fに挿入されて、回転板27の回転時の案
内をするようになっている。
この回転板27は、両端部27aが折曲され、この両端部27a
に、ドア本体24がネジ止めされている。これで、ドア体
12が回転板27を介して、トースタ本体11の軸を中心に回
転するようになっている。このドア体12の回転により、
ハウジング13の開口部14と覗き窓部25が一致した状態で
開口部14が閉成され、開口部14と取出開口24bが一致し
た状態で開口部14が開成されるようになっている。
さらに、前記焼き網16は、両側に突出する軸部16aが設
けられ、この軸部16aが、主枠17に形成され、略水平方
向に延びるガイドスリット17a及び前記取付板19のコ字
状スリット27cに挿入されている。これにより、ドア体1
2を上方に回動させて、開口部14を開成させると、この
回動にともなって、焼き網16が開口部14から前方に突出
して調理物が取り出し易いようになっている。
そして、このドア体12の回転範囲は、回転板27の回転範
囲により決定される。つまり、この回転板27は、取付板
19の一段低い中間部19eに取り付けられているため、ド
ア体12による開口部14の閉成状態で、第5図に示すよう
に、回転板27が取付板架設部19aの両端部19dに当接して
回動が停止されるようになっている。この回転板27や両
端部19d等により、ドア体12を閉成位置で保持する閉成
保持手段が構成されている。また、ドア体12を上方に回
動させると焼き網16の軸部16aが前方に移動するため、
ガイドスリット17aの前端に当接することにより、回転
板27の回動が阻止されて、ドア体12の回動が停止される
ようになっている。ここまで開成した状態では、回転板
側突部27dが、取付板側突部19gを乗り越えて、開成状態
が維持されるようになっている。この両突部27d,29gに
より、ドア本体12を開成位置で保持する開成保持手段が
構成されている。
さらに、トースタ本体11の上部には、断面がコ字状のカ
バー29が取り付けられ、ドア体12の上方への回動状態
で、第3図に示すように、このカバー29により特に覗き
窓部25の部分が覆われるように設定されている。
なお、主枠17に形成されたガイドスリット17aには、主
に第7図に示すように、突部17bを形成すれば、焼き網1
6の軸部16aが、ドア体12の上方への回動に伴って前進
し、その突部17bを乗り越えることにより、ドア体12の
開成状態を維持させることもできる。
次に、かかる構成よりなる丸型オーブントースターの作
用について説明する。
まず、第2図に示すように、ハウジング13の開口部14を
閉成した状態では、覗き窓部25から内部が見えるように
なっている。この場合、覗き窓部25は、第8図に示すよ
うに、湾曲しているため、従来と比較すると、覗き窓部
2a,25aの高さL1,L2は等しくても、上下方向の長さl2がl
1より長いため、調理物の視認性が従来より向上するこ
とになる。
また、調理物を取り出す場合には、ドア体12のハンドル
21を持って上方に回動させる。この場合には、ドア体12
は、回転板27を介して回動することになる。そして、取
出開口24bが上昇し、ハウジング13の開口部14が徐々に
開成させられると共に、この回動に伴って焼き網16の軸
部16aが回転板27に押されてガイドスリット17aに沿って
前方に移動させられることにより、焼き網16が開口部14
から突出する。
そして、回転板27の突部27が取付板19の突部19gを乗り
越えた後、軸部16aがガイドスリット17aの前端部に当接
することにより、ドア体12の上方への回動が停止され
る。この状態では、前記両突部19g,27dの係止により、
ドア体12の開成状態が維持される。従って、このドア体
12を手で抑えるような必要なく、また、高温の焼き網16
を調理者が別途引き出す必要もないため、調理物の出し
入れを簡単、かつ、安全に行うことができる。さらに、
ドア体12を上方に回動させて焼き網16を引き出すもので
あるため、ドア体12を下方に回動させて引き出すものと
比較すると、ドア体12が邪魔にならず、焼き網16に乗っ
た調理物を取り出し易い。
また、調理中には、ドア体12の特に覗き窓部25が高温と
なるが、ドア体12開成状態では、この覗き窓部25の部分
は、カバー29で覆われるため、安全性の面でも良好であ
る。
さらに、開口部14の開成時には、ハウジング13に沿って
ドア体12が収納されるため、調理物を出し入れする場合
に、ドア体12の覗き窓部25に液体を垂らしたり、物を落
としたりすることが少なく、ドア体12の覗き窓部を汚し
たり、損傷させたりすることが少ない。
さらにまた、ドア体12は円筒形状であるため、回動させ
る場合には、回動力が小さくできると共に、開閉時にお
ける開成・閉成位置での衝撃が小さい。
また、この実施例のオーブントースターと、従来のもの
とを比較すると、この実施例のものの方が表面積が小さ
い。つまり、この実施例のものは、第2図に示すよう
に、奥行き、高さをそれぞれ1とし、幅を2とすると、 側面の面積は、2(π12 4) 周面積は 2(1×π) 従って、表面積は、π 2+2π=7.85 一方、従来のものの表面積は、 側面の面積は、2(1×1) 上下前後の面積は、4(1×2) 従って、表面積は、2+8=10 このように、両者の表面積を比較すれば、この実施例の
ものの方が表面積が小さくなり、そのため材料費が削減
されることとなる。
なお、上記実施例では、ハウジング13を円筒形状とした
が、これに限らず、少なくとも開口部とドア体収納部が
円弧形状であればよい。また、ドア体12も円筒形状に限
らず、垂直断面が円弧形状のものでもよい。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案によれば、覗き窓部
から内部を見る場合に、この覗き窓が湾曲しているた
め、従来の平面のものより、覗ける範囲を拡大すること
ができ、調理物の視認性を従来より向上させることがで
きる。また、開口部の開成時には、ドア体がハウジング
の上方に位置されるため、調理物を出し入れする場合
に、ドア部の覗き窓部に液体を垂らしたり、物を落とし
たりすることが少なく、ドア体の覗き窓部を汚したり、
損傷させたりすることが少ない。
また、ドア体を上方に回動させて開口部を開成するに伴
って、焼き網が開口部からハウジングの前方へ押し出さ
れるため、調理物の出し入れをする際に、焼き網を別途
引き出す手間がかからず、また、調理者が耐熱手袋等を
はめて高温の焼き網を引き出す必要がないため、調理者
の安全を確保することができる。しかも、焼き網をドア
体に連動させるための回転体をドア体の回動範囲の規制
にも利用したので、簡単な構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの考案の一実施例のオーブント
ースターを示す図で、第1図は同オーブントースターの
分解斜視図、第2図は同オーブントースターの組立状態
を示すドア体の閉成状態を示す斜視図、第3図はドア体
の開成状態を示す斜視図、第4図は取付板と回転板とを
示す分解斜視図、第5図は第4図の組立て状態を示す斜
視図、第6図は取付体と回転板との断面図、第7図は開
成保持手段の変形例を示す焼き網の軸部とガイドスリッ
トとの関係を示す正面図、第8図は覗き窓の覗き範囲を
示す説明図、第9図及び第10図は従来のオーブントース
ターを示す図で、第9図は同オーブントースターを示す
第3図に相当する斜視図、第10図は第8図に相当する説
明図である。 11……トースタ本体 12……ドア体 13……ハウジング 14……開口部 15……ヒータ 16……焼き網 25……覗き窓部 27……回転板 29……カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理物を出し入れできる開口部を有するハ
    ウジング内にヒータ及び焼き網を有するトースター本体
    と、前記開口部を開閉し、覗き窓部を有するドア体とを
    具備したオーブントースターにおいて、 前記ドア体を円弧形状に形成して該円弧の中心を軸とし
    て前記トースター本体に回動自在に装着する一方、前記
    ドア体に連結されるとともに前記トースター本体に回転
    自在に支持され、前記ドア体を上方に回動させて前記開
    口部を開成した際に、前記焼き網を前記開口部から前記
    ハウジングの前方へ押し出し、前記開口部を閉成した際
    に、前記焼き網を前記開口部から前記ハウジング内に引
    き込む回転板を設け、この回転板の端部を前記トースタ
    ー本体に当接させて前記ドア体の回動範囲を規制するス
    トッパとしたことを特徴とするオーブントースター。
JP1988112879U 1988-08-29 1988-08-29 オーブントースター Expired - Fee Related JPH0737052Y2 (ja)

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JPH0234907U JPH0234907U (ja) 1990-03-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63137209U (ja) * 1987-02-26 1988-09-09
JP2586495B2 (ja) * 1987-07-02 1997-02-26 日本電気株式会社 高周波検出回路

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JPH0234907U (ja) 1990-03-06

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