JPS645561Y2 - - Google Patents

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JPS645561Y2
JPS645561Y2 JP1982147814U JP14781482U JPS645561Y2 JP S645561 Y2 JPS645561 Y2 JP S645561Y2 JP 1982147814 U JP1982147814 U JP 1982147814U JP 14781482 U JP14781482 U JP 14781482U JP S645561 Y2 JPS645561 Y2 JP S645561Y2
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JP
Japan
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bread
toaster
opening
heater
plate
Prior art date
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JP1982147814U
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JPS5951535U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、焼き上がつたパンをパンキヤリツジ
の上昇によりパン出入口から押出すポツプアツプ
式のトースタに関する。
〔従来の技術〕
従来のポツプアツプ式トースタは、いずれも鋼
板等の不透明材料からなる底板、側板、端板、お
よび天板により直方体状に組立てられたトースタ
本体内に、平板状のマイカヒータを垂直状に相対
向して配置し、これらマイカヒータ間に昇降する
パンキヤリツジによりパンを収納配置して、側方
からの加熱でパンを焼くように構成されている。
ところで、パンキヤリツジの上昇は、例えばバ
イメタル作動形の場合、パン表面が所定温度にな
つたことが検知されて行われるが、パンの厚み等
によりパン表面と温度検知器の距離が一定になら
ない等種々の要素により、パンの焼き具合は必ず
しも一定とならない。また、タイマー作動式では
設定時間後にパンキヤリツジが上昇するが、パン
の厚みおよび含有水分等の要素により、必ずしも
焼き具合が一定とならない。さらに、手動でパン
キヤリツジを上昇させる形式のものでは、焼き具
合の一定化はほとんど期待できないことが知られ
ている。そこで、パンの焼き具合を確認できれ
ば、好みに応じた焼き具合でパンを取出すことが
できて便利である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のトースタでは、そのトースタ本
体が不透明材料製であるから、トースタ本体内を
覗き見てパンの焼き具合を簡単に知ることはでき
なかつた。さらに、パンはその側方に配置された
ヒータで加熱されるが、パンとヒータとの距離が
近いため、焼きむらを生じ易いものであつた。し
かも、トースタ本体をなす側板等は固定して設け
られているから、トースタ本体内部の掃除を行う
ことは不可能であつた。
本考案の目的は、パンの焼き具合を簡単に知る
ことができるとともに、パンの焼きむらを少なく
でき、しかも、トースタ本体内の掃除が容易なポ
ツプアツプ式トースタを得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のポツプア
ツプ式トースタにおいては、トースタ本体の下部
に熱線を発するヒータおよび熱線をパン方向に反
射する熱線反射板を配置するとともに、トースタ
本体内にヒータより上側においてパン倒れ止め部
材を設け、かつトースタ本体の少なくとも一方の
側板の一部を開閉可能な開閉部分で形成し、この
開閉部分の上記パン倒れ止め部材と対向する部分
を透明板で形成したものである。
〔作用〕
本考案によれば、ヒータおよび熱線反射板に邪
魔されることなく、透明板を通してトースタ本体
内を視認してパンの焼け具合を簡単に確認でき
る。このことにより、パンの加熱時間やヒータの
ワツト数等を焼き具合に応じて調整すれば、所望
の焼き具合でパンを取出すことが可能となる。し
かも、ヒータをパンからかなり離れて設けたか
ら、パン各部とヒータとの距離差にもとずく焼き
むらを少なくできる。そして、熱線反射板とヒー
タとの組合わせおよび配置により、ヒータから出
る熱線を有効にパンの両面に作用させることがで
きるから、パン両面をむらなく加熱できる。ま
た、側板の開閉部材を開くことにより、透明板お
よび熱線反射板を容易に掃除できるから、透明板
を通しての視認機能および熱線反射板の熱線反射
機能を維持できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
を参照して説明する。
図中1はトースタ本体で、底板2、側板3,
3、端板4,4、および天板5により形成され、
箱形をなしている。この本体1内にはパン倒れ止
め部材6……が互いに対向して配置されている。
なお、本実施例は複数枚のパン焼を可能とするト
ースタを例示するから、パン倒れ止め部材6……
も複数組設けられているが、1枚焼き専用のトー
スタへの実施にあつては、パン倒れ止め部材6…
…は一組だけ設けられること勿論である。パン倒
れ止め部材6……は耐熱性の金属ワイヤー等から
なり、その上下端部は、夫々端板4,4にわたつ
て架設した上下の支持材7,7に連結されてい
る。
また、トースタ本体1内には相対向するパン倒
れ止め部6,6間を昇降自在なパンキヤリツジ
8,8が設けられている。パンキヤリツジ8は図
示しないばねで常に上向きに付勢されていて、そ
の下降は一方の端板4を貫通した摘み9を介して
行われる。なお、パンキヤリツジ8の下降係止状
態の解除は、従来と同じくバイメタル作動方式、
又はタイマー作動方式、若しくは手動により行わ
れるようになつている。
上記天板5には、パンキヤリツジ8,8の上方
に対応してパン出入口10,10が開口されてい
るとともに、シヤツタ11が取付け保持されてい
る。シヤツタ11は、第2図に示すように断面略
L字形で、その往復移動により一方のパン出入り
口10を開閉することができ、かつ、このシヤツ
タ11の移動は天板5の上面に突出させたシヤツ
タ11と一体の摘み12を介して行われる。
そして、少なくとも一方の側板3の一部は開閉
可能な開閉部材19で形成されている。なお、こ
の場合ヒンジ20を介して開閉可能に上記部分1
9は枢着されているが、着脱によつて開閉される
構造としてもよい。開閉部分19の両側上縁部裏
面には夫々係止腕21が突設され、その先端部は
端板4の内面に突設した係止突軸22に弾発的に
係脱可能である。係止腕21と係止突軸22との
係合により、開閉部分19は閉鎖位置に維持され
るようになつている。
この開閉部分19には上記パン倒れ止め部材6
と対向して、トースタ本体1内を覗き見可能とす
る透明板16が装着されている。なお、本実施例
は両方の側板3,3、に設けた開閉部分19に透
明板16を夫々装着した場合である。透明板16
には透明な耐熱ガラス又は耐熱樹脂等が用いられ
る。
さらに、トースタ本体1内の下部には、金属板
よりなる熱線反射板17が配置されているととも
に、この反射板17と対向しパンキヤリツジ8と
の間に位置してヒータ18が配置されている。ヒ
ータ18にはマイカヒータ、石英管ヒータ等を使
用でき、本実施例は石英管ヒータを複数本用い
て、これらをトースタ本体1の長手方向に沿つて
配置した場合である。なお、複数本のヒータ18
はトースタ本体1の幅方向に沿つて配置してもよ
い。
上記構成のトースタでパンを焼くには、パン出
入口10にパンA(第2図参照)を挿入し、この
パンAを摘み9により下降されるパンキヤリツジ
8を介してトースタ本体1内に収納するととも
に、ヒータ18に通電すればよい。そうすると、
ヒータ18から発生された熱線の一部が直接パン
Aに作用するとともに、残りの熱線、つまりパン
に向わなかつた熱線が、熱線反射板17にて反射
されてパンAに向かわされて、パンAに作用す
る。なお、第2図中矢線は熱線の反射を示してい
る。このようにしてパンAは熱線により加熱され
る。
そして、パンAの加熱具合つまり焼き具合は、
透明板16を通してトースタ本体1内を覗き見る
ことで、パンAをいちいち取出したりする手間を
必要とせずに、容易に確認できる。このようにパ
ンAの焼き具合を簡単に知ることができるから、
所望の時期にポツプアツプさせることにより、所
望の焼き具合のパンAを得ることができる。な
お、トースタ本体1内の覗き見に際して、ヒータ
18および熱線反射板17は透明板16とパンA
との間に存在せず、しかも、パン倒れ止め部材6
は細いから、これらが邪魔になることはない。
さらに、ヒータ18はパンAに接近せず離れて
いてパンAを局部加熱することがなく、パンAは
熱線により加熱されるから、パンAの両面をむら
なく均一に焼くことができる。このことはパンA
を一枚だけ焼く場合は勿論のこと、2枚同時に焼
く場合にもパン相互間にヒータがないにも拘ら
ず、パン両面を均一に焼くことが可能である。ま
た、パンAを一枚だけ焼く場合には、シヤツタ1
1が付いてない方のパン出入口10からパンAを
収納し、他方のパン出入口10をシヤツタ11で
閉じて行えばよい。そうすると、他方のパン出入
り口10からの熱の逃げを防止して、熱効率を向
上できる。
しかも、トースタ本体1の側板3は開閉部分1
9を有しているから、第2図中2点鎖線のように
開閉部分19を開くことにより透明板16および
熱線反射板17を容易に掃除することができる。
したがつて、トースタ本体1内を見易い状態に透
明板16を維持できるとともに、熱線反射板17
を熱線を反射させ易い状態に維持できる。勿論、
トースタ本体1内に入つたパン屑等の除去も容易
に行なえる。
なお、本考案において透明板16には、熱線反
射被膜を内面に設けたものを用いてもよく、この
場合にはより効率よくパン焼きを行うことができ
る。
その他、本考案の実施にあたつては、考案の要
旨に反しない限り、トースタ本体、側板、開閉部
分、パン倒れ止め部材、パンキヤリツジ、天板、
パン出入口、透明板、熱線反射板、ヒータ等の具
体的な構造、形状、位置、材質等は、上記実施例
に制約されるものではなく、種々の態様に構成し
て実施できることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案のポツプアツプ式トースタ
においては、ヒータおよび熱線反射板に邪魔され
ずにトースタ本体内を側板の透明板を通して視認
できるから、パンの焼き具合を容易に確認でき
て、所望のパン焼を可能にできる。そして、ヒー
タの配置および熱線反射板を用いたことにより、
焼きむらを少なくしてパンの両面をむらなく加熱
して、パンを焼くことができる。さらに、トース
タ本体の側板は透明板付きの開閉部分を有してい
るので、この開閉部分の開放により透明板および
熱線反射板を容易に掃除して、これらの機能を維
持させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図は第1図中−線に沿う断面図であ
る。 1……トースタ本体、3……側板、5……天
板、6……パン倒れ止め部材、8……パンキヤリ
ツジ、10……パン出入り口、16……透明板、
17……熱線反射板、18……ヒータ、19……
開閉部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トースタ本体内に、パン倒れ止め部材を互いに
    対向させて配置するとともに、これらパン倒れ止
    め部材間を昇降自在なパンキヤリツジを設け、上
    記トースタ本体の天板には上記パンキヤリツジの
    上方に対向するパン出入口を開口し、上記トース
    タ本体における側板の少なくとも一方の一部を、
    開閉可能な開閉部分で形成するとともに、この開
    閉部分の上記パン倒れ止め部材と対向する部分
    は、上記トースタ本体内を覗き見可能とする透明
    板により形成し、上記トースタ本体内の下部に
    は、熱線反射板を配置するとともに、この熱線反
    射板に対向し上記パンキヤリツジとの間に位置さ
    れて熱線を発するヒータを配置したことを特徴と
    するポツプアツプ式トースタ。
JP14781482U 1982-09-29 1982-09-29 ポツプアツプ式ト−スタ Granted JPS5951535U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14781482U JPS5951535U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 ポツプアツプ式ト−スタ

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JP14781482U JPS5951535U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 ポツプアツプ式ト−スタ

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Publication Number Publication Date
JPS5951535U JPS5951535U (ja) 1984-04-05
JPS645561Y2 true JPS645561Y2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=30328597

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JP14781482U Granted JPS5951535U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 ポツプアツプ式ト−スタ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2942385B1 (fr) * 2009-02-23 2015-06-19 Hameur Grille-pain.
JP7335467B1 (ja) * 2023-07-19 2023-08-29 株式会社山善 オーブントースタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924888Y2 (ja) * 1979-11-06 1984-07-23 東芝テック株式会社 焙焼器

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Publication number Publication date
JPS5951535U (ja) 1984-04-05

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