JPH029137Y2 - - Google Patents

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JPH029137Y2
JPH029137Y2 JP1982000988U JP98882U JPH029137Y2 JP H029137 Y2 JPH029137 Y2 JP H029137Y2 JP 1982000988 U JP1982000988 U JP 1982000988U JP 98882 U JP98882 U JP 98882U JP H029137 Y2 JPH029137 Y2 JP H029137Y2
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JP
Japan
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base
pivot
link mechanism
base body
pair
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JP1982000988U
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JPS58104454U (ja
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Publication of JPH029137Y2 publication Critical patent/JPH029137Y2/ja
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Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は一対の回動アームにより移動体を平
行移動させるリンク機構に関する。
例えばオーブントースタなどの中には加熱ユニ
ツト(移動体)を上下動可能に構成したものがあ
る。すなわち、上記加熱ユニツトはいわゆる平行
クランク機構などのリンク機構で上下動させるこ
とができる。
ところで、上記リンク機構を構成する一対の回
動アームは従来各基端がトースタ本体等の基体に
それぞれねじ止めされ、このねじにより枢支され
るものであつた。このため、ねじを締め付け過ぎ
た場合には上記回動アームの回動がスムーズにな
されない不具合があるとともに、また使用中にお
けるねじの緩みにより上記回動アームの基端が上
記基体から外れるなどの不具合があつた。
この考案はこのような事情にもとづいてなされ
たもので、その目的とするところは、上記回動ア
ームの回動を円滑に行え、かつ回動アームの基端
を確実に枢支することのできる構造簡単なリンク
機構を提供することにある。
すなわち、この考案は一対の回動アームの基端
を一対の枢支軸部を有する枢支部材でそれぞれ基
体に枢支するとともに、上記基体もしくは上記枢
支部材の少なくとも一方にこの枢支部材による上
記回動アーム基端の挟圧を阻止する挟圧阻止部を
一体に折曲形成し、かつ上記基体には上記枢支部
材の枢支軸部間に係合して上記枢支部材を基体に
固定する折曲舌片を一体に設けたことを特徴とす
るものである。
以下この考案の一実施例を第1図ないし第3図
にもとづき説明する。
第1図はオーブントースタの外側板を取り外し
て開閉扉を開いた状態を示し、図中1はトースタ
本体、2は開閉可能に枢支された開閉扉、3はこ
の開閉扉の取手、4はトースタ本体1の持ち運び
用の取手である。そして、上記トースタ本体1の
調理室内には平行移動体としての加熱ユニツト5
が配置されている。この加熱ユニツト5は反射板
6に電熱ヒータからなる熱源7,7を取り付けて
構成される。また、8は上記調理室の一方の内側
壁を構成する内側板であり、9,9は調理室の下
部に配置された固定の電熱ヒータからなる熱源で
ある。
そして、上記加熱ユニツト5における反射板6
の左右両側端部にはそれぞれ支持体10が取り付
けられている。これら支持体10,10はそれぞ
れ上記内側板8,8に形成した通孔11,11を
貫通して昇降装置12に連結されている。なお、
第1図では片側のみ図示されている。昇降装置1
2は基体としての上記内側板8と支持体10との
間を一対の回動アーム13a,13bで連結した
リンク機構14を有し、このリンク機構14はい
わゆる平行クランク機構を構成している。15は
バランス用のスプリングであり、左右の回動アー
ム13b,13bは互いに一体につながつてい
る。そして、上記回動アーム13bはストツパリ
ンク16を介して調理室内の焼網17に連結され
ている。また、この焼網17の左右両側端部は内
側板8に形成した案内孔18を摺動自在に貫通し
ており、連動リンク19を介して開閉扉2の開閉
に伴つて前後に移動される。20は連動リンク1
9の復帰スプリングである。したがつて、上記構
成による昇降装置12によれば、上記開閉扉2の
開閉に伴い連動リンク19、焼網17およびスト
ツパリンク16を介して上記リンク機構14の回
動アーム13a,13bが回動され、これにより
加熱ユニツト5の上下動が行われる。つまり、開
閉扉2を開いたとき、加熱ユニツト5は上昇さ
れ、開閉扉2を閉じたとき加熱ユニツト5は下降
される。また、上記支持体10には操作棒21が
連結されている。この操作棒21の一部は節動装
置22に係合されており、上記開閉扉2の開閉動
作と関係なく加熱ユニツト5を段階的に上下動可
能となつている。
そして、この考案では上記リンク機構14を構
成する回動アーム13a,13bの基端が基体と
しての上記内側板8に対し枢支部材つまり連結ピ
ン23を介して枢支されている。この連結ピン2
3は例えばコ字状をなし、その両端が枢支軸部2
4,24に構成されている。したがつて、上記内
側板8と回動アーム13a,13bの基端にそれ
ぞれ形成したピン孔の位置を合せ、上記連結ピン
23の枢支軸部24,24をそれぞれ上記ピン孔
に挿通することにより、回動アーム13a,13
bの基端はそれぞれ同時に上記連結ピン23によ
つて内側板8に枢支される。
また、この一実施例では上記内側板8に挟圧阻
止部つまり立上り部25が形成されている。この
立上り部25は内側板8における回動アーム13
a,13bの基端間に設けられ、その上面が上記
連結ピン23の下面に当接されている。つまり、
上記立上り部25の上面に連結ピン23における
枢支軸部24,24間の下面が当接されてこの連
結ピン23での回動アーム13a,13b基端の
挟圧が阻止されるものである。また、上記立上り
部25には折曲舌片26が一体に形成されてお
り、この折曲舌片26を折曲することにより、上
記連結ピン23の抜け止めがなされるようになつ
ている。
したがつて、上記オーブントースタに用いたリ
ンク機構14によれば、上記連結ピン23が上記
立上り部25に当接されているので、上記折曲舌
片26で連結ピン23を上記内側板8に押圧して
固定しても、この連結ピン23の立上り部25に
よつて回動アーム13a,13bの基端が挟圧さ
れることはない。よつて、回動アーム13a,1
3bを円滑に回動させることができるとともにこ
れら回動アーム13a,13bを確実に基体つま
り上記内側板8に対して枢支することができる。
この結果、上記オーブントースタにおいては開閉
扉2の開閉操作性が優れたものとなる。
また、上記連結ピン23によつて回動アーム1
3a,13bを同時に枢支することができるの
で、組立て性においても優れたものとなる。
なお、この考案は上記一実施例に制約されるも
のではない。例えば、第4図に示す如く、連結ピ
ン30の中央部に内側板8と当接される挟圧阻止
部としての立下り部31を形成し、この立下り部
31で折曲舌片26による連結ピン23の固定に
拘らず回動アーム13a,13bの挟圧を阻止す
るようにしてもよい。また、枢支部材は連結ピン
23,30のような線材に限らず、プレートに一
対の枢支軸部24,24を設けて構成してもよい
し、上記挟圧阻止部を枢支部材および基体の双方
に形成してもよいなど、種々と変更して実施可能
である。そして、この考案のリンク機構はオーブ
ントースタに限らず、他の機器のリンク機構にも
適用できることは言うまでもない。
以上説明したようにこの考案は、一対の回動ア
ームの基端を一対の枢支軸部を有する枢支部材で
それぞれ基体に枢支するとともに、上記基体もし
くは枢支部材の少なくとも一方にこの枢支部材に
よる上記回動アーム基端の挟圧を阻止する挟圧阻
止部を一体に折曲形成し、かつ上記基体には上記
枢支部材の枢支軸部間に係合して上記枢支部材を
基体に固定する折曲舌片を一体に設けたものであ
る。したがつて、簡単な構造でありながら上記挟
圧阻止部により回動アームの回動を円滑に行えて
なおかつ上記枢支部材で確実に回動アームの基端
を枢支できるなど、種々と優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は外側板を取り外したオーブントース
タの側面図、第2図は第1図中部の拡大斜視
図、第3図は第2図中方向の矢視図である。第
4図はこの考案の他の実施例を示す回動アーム基
端部の斜視図である。 8……内側板(基体)、13a,13b……回
動アーム、23……連結ピン(枢支部材)、24
……枢支軸部、25……立上り部(挟圧阻止部)、
26……折曲舌片、31……立下り部(挟圧阻止
部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体に基端が枢支されるとともに先端が平行移
    動体に連結される一対の回動アームを備えたリン
    ク機構において、上記各回動アームの基端は一対
    の枢支軸部を有する枢支部材でそれぞれ基体に枢
    支されるとともに、上記基体もしくは枢支部材の
    少なくとも一方にこの枢支部材による上記回動ア
    ーム基端の挟圧を阻止する挟圧阻止部を一体に折
    曲形成し、かつ上記基体には上記枢支部材の枢支
    軸部間に係合して上記枢支部材を基体に固定する
    折曲舌片を一体に設けたことを特徴とするリンク
    機構。
JP98882U 1982-01-08 1982-01-08 リンク機構 Granted JPS58104454U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP98882U JPS58104454U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 リンク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP98882U JPS58104454U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 リンク機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58104454U JPS58104454U (ja) 1983-07-15
JPH029137Y2 true JPH029137Y2 (ja) 1990-03-06

Family

ID=30014034

Family Applications (1)

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JP98882U Granted JPS58104454U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 リンク機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004014257A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Aprica Kassai Inc 加温装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4033386Y1 (ja) * 1964-04-30 1965-11-22
JPS444029Y1 (ja) * 1966-09-21 1969-02-14

Patent Citations (2)

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JPS4033386Y1 (ja) * 1964-04-30 1965-11-22
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