JPS5924732B2 - 連続的ウラン回収法 - Google Patents

連続的ウラン回収法

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JPS5924732B2
JPS5924732B2 JP55023310A JP2331080A JPS5924732B2 JP S5924732 B2 JPS5924732 B2 JP S5924732B2 JP 55023310 A JP55023310 A JP 55023310A JP 2331080 A JP2331080 A JP 2331080A JP S5924732 B2 JPS5924732 B2 JP S5924732B2
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uranium
organic phase
aqueous solution
phosphoric acid
extraction
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ジヤン−マルク・パウトロ
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Rhone Poulenc Industries SA
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    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B60/00Obtaining metals of atomic number 87 or higher, i.e. radioactive metals
    • C22B60/02Obtaining thorium, uranium, or other actinides
    • C22B60/0204Obtaining thorium, uranium, or other actinides obtaining uranium
    • C22B60/0217Obtaining thorium, uranium, or other actinides obtaining uranium by wet processes
    • C22B60/0252Obtaining thorium, uranium, or other actinides obtaining uranium by wet processes treatment or purification of solutions or of liquors or of slurries
    • C22B60/026Obtaining thorium, uranium, or other actinides obtaining uranium by wet processes treatment or purification of solutions or of liquors or of slurries liquid-liquid extraction with or without dissolution in organic solvents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B1/00Electrolytic production of inorganic compounds or non-metals
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不純燐酸の中に含まれているウランを回収する
方法に関する。
特に本発明は湿式性燐酸から抽出されたウランの濃度及
び精製に関する。
低濃度でウランを含有する水溶液から、一連の液−液抽
出及びウラン分離を目的とした化学的処理により、処理
される鉱石を構成する他の物質からウランを分離し、そ
れを核燃料源として使用できる高度に純粋な酸化物U3
O8の形で回収することによりウランを回収するこさは
既に知られている。
之等の方法は、燐酸も与える燐酸塩含有岩石の如き鉱石
から或は種々のウラン含有量をもつ種種の源からの鉱石
から回収するのに適用され、それらウランはほとんど酸
化物の形で存在する。
方法はで般に硫酸、燐酸、塩酸又は硝酸の如き濃い強酸
で鉱石を処理し、非常に薄い状態でウラニルイオンと共
に他の汚染イオンを含有する水溶液を生成させ、それか
らウランを回収することからなる。
そのような溶液の処理の典型的な例は、F、J。
Hu r s を及びD 、 J 、 Crouseに
よりInd、Eng。
Chem、Process Des、Develop、
11、五1、pp、122−1.28(1972)に
記載されており、燐酸塩含有岩石に硫酸を作用させて得
られた粗製湿式燐酸を処理する方法である。
ウランが既に酸化状態u(VDになっているか又はそれ
に変換された得られた溶液を、第1抽出工程にかけ、そ
こでウランをジー(2−エチル−ヘキシル)燐酸(今後
HDEHPと呼ぶ)及びトリオクチルホスフィンオキシ
ト(今後TOPOと呼ぶ)の抽出剤相乗混合物(syn
ergic m1xture )をケロセン型の炭化水
素で希釈したものからなる有機溶剤によって抽する。
次にウランを、ウラン(ロ)イオンU 02” と抽
出剤の相乗混合物との間で形成されたウラニル錯化合物
の形で有機溶剤に抽出する。
そこでその抽出した有機相から、ウラン(ロ)をウラン
四に還元するのに充分な第一鉄イオンを含む燐酸水溶液
と接触させることによりウランを回収する。
ウラン(V)は有機溶剤によっては抽出されず、水性相
へ移る。
水性相は再酸化してウランを酸化度(ロ)に戻し、然る
後それをHDEHP−TOPO抽出剤相乗混合物を含有
する有機相を用いた第二抽出工程にかける。
炭酸アンモニウム溶液によってウランを再抽出すると充
分純粋なウラン・アンモニウムの混合炭酸塩が得られる
工業的開発の見地からこの方法は欠点をもっている。
特に第1工程の還元再抽出にはウランに対して多量の第
一鉄イオンを添加する必要がある。
之は、遅く困難な反応である鉄に対する燐酸の作用又は
付加的陰イオンの注入を含む第一鉄塩の注入によって行
われる。
更に第二抽出工程は酸化された水溶液に対して行わわ、
酸化剤による処理が必要である。
もしこの酸化が空気又は酸素に富む空気を用いて行イつ
れるさ、操作は遅く、適当な装置を必要とする。
もし酸化を化学的酸化剤を用いて行うと、有害な他のイ
オンを導入する結果になる。
例えば塩素酸塩イオンを注入すると、還元後塩素イオン
を生じ、それが強力な腐食性物質となる。
更に過酸化水素を用いるのは高価である。一度び再抽出
及び還元用水性相を再酸化すると、第2工程でウランを
失い、それは工程から除去される。
このようにして導入された実質的に全ての燐酸の外、鉄
及び化学的酸化剤がその方法で失われる。
例として、上記方法に基いてP2O5として1年当り3
00,0OO1の処理に相当するウランを抽出装置につ
いて計算すると、次のような概算を行うことができる: a)もしコストが低く、燐酸に溶は易いという観点から
上水和硫酸第−鉄を還元剤として選択した場合、還元抽
出に用いられる燐酸中のFe(II)の量は28 ?/
lであるとすると、一日の消費量は上水和硫酸第=鉄3
.7を位になるであろう。
之は貯蔵と供給に問題を生じ、生成物が吸湿性で取扱い
にくいものであるためなお一層緊急な問題となる。
(計算は混合傾瀉器中空気)e(II)を通常の部分的
再酸化することを考慮に入れている)。
b)燐酸によって可溶化された金属鉄を選択した場合、
金属の消費量は依然として300kgZ日のオーダーで
あり之は金属を溶解するのに犬ぎな装置を必要さするで
あろう。
C)第1工程からのウラン側及びF e(n)/ F
e(II)を含有する燐酸溶液を第2抽出工程へ入れる
前に再酸化する手段として過酸化水素を選択すると、7
0%過酸化水素の一日の消費量は約150に7になるで
あろう。
更に一度び前記燐酸水溶液を再酸化すると、それは第2
工程へ入り、そこで溶媒によって全ウラニウム及び少量
の鉄の抽出を行う。
ウランを失った水溶液を次に燐酸濃縮装置へ戻すか又は
第1抽出塔の上流へ再循環し、還元剤は後のウラン還元
抽出へ永久的に失われる。
従って本発明は、第1工程で不純燐酸をウラン(ロ)は
抽出するがウラン(1V)は抽出しない有機相で処理し
、次いでそれらの相を分離し、得られたウラン菌)含有
有機相を、ウラン似)をウラン側に還元するのに用いら
れる還元状態の酸化還元剤を含有するウラン(5)再抽
出用水溶液によって逆抽出し、次いでそれらの相を分離
し、ウランが除去された有機相を燐酸抽出段階へ再循環
し、前記ウラン■含有水溶液を酸化し、それによってウ
ラン(IV]をウラン(ロ)と酸化還元剤へ酸化し、そ
して第2工程として、前記水溶液をウラy(V9抽抽出
用有機相相で処理し、次いでそれらの相を分離し、ウラ
ン(ロ)含有有機相を水又は酸で洗滌し、次いで純化さ
れた有機相を分離し、純化された有機相を炭酸イオン及
びアンモニウムイオンを含有する水溶液で処理すること
によってウランを再生し、それによってアンモニウムラ
ウニルトリカーボネート(IUT)を水性相中に沈殿さ
せ、適当な場合には、ウランが除去された有機相を、抽
出形を再生させる前(へ前記抽出段階へ再循環すること
からなる粗製燐酸水溶液に含まれる(口)価ウランを回
収するための連続的方法において、更に第3工程として
、第1工程で逆抽出して得られた水溶液を全てDC電圧
が印加された分離部材付き電解槽の陽極室で処理し、そ
れによって実質的にU(VD型のウランと酸化された状
態の酸化還元剤とを含有する水性相を収集し、適当な場
合には、U(Vl)への酸化を少量の酸化剤を作用させ
て完結させ、適当な場合にはその錯化用酸の含有量を再
調節し、水性相を第2工程からの有機抽出相で処理し、
次いで得られた水性相を、それを第1工程からの逆抽出
へ再循環する前に、DC電圧が印加された分離部材付き
電解槽の陰極室で処理し、それによって水溶液を第3工
程の形で第1工程と第2工程との間の閉回路として再循
環させることを特徴とする連続的ウラン回収法に関する
本発明によれば、最初の燐酸は典型的には燐酸塩含有岩
石に硫酸を作用させ、(適当な場合には清澄化処理及び
有機及び無機不純物に関して安定化させた後)ろ過する
ことにより得られた(口)価のウランを含有する粗製湿
式燐酸である。
本発明による第1工程では、前記燐酸はウラン(ロ)抽
出用有機相によって抽出する。
第1工程の有機抽出相は、ウラン(ト)は抽出しないが
ウラン(ロ)イオンのための抽出剤を含有する。
この種の抽出剤は当分野でよく知られている。
それにはカチオン性抽出剤が含まれ、その中には成る七
ノー又はジ−アルキル燐酸、アル千ルホスフオン酸、ア
ルキル−フェニル燐酸、アルキルホスフィン酸及びアル
キルピロ燐酸の如きものを挙げることができるが、それ
に限定されるものではなし)。
之等の酸は単独でも成るいは混合物としてでも用いるこ
とができるが、アルキル鎖は一般に4〜10個の炭素原
子を含有する。
適当な場合に?−4上で定義した抽出剤は、アルキルホ
スフェート、アルキルホスホネート、アルキルホスフィ
ネート又はトリアルキルホスフィンオキシトの如きよく
知られた相乗的抽出剤(synergic extra
ct−ing agent )と一緒に用いられてよε
)。
燐酸からウランを抽出するのによく適した二種混合剤の
中には、ジ(2−エチル−ヘキシル)燐酸とトリオクチ
ルホスフィンオキシトを一例として挙げることができる
この種の抽出剤は水不溶性の成る種の第二級又は第三級
アルキルアミンの如きアニオン性抽出剤及びトリアルキ
ルホスフェートの如き水に不混和性のよく知られた中性
抽出剤が含まれる。
適当な場合には、有機相の流体的性質を改善するため有
機抽出相は抽出剤に対し不活性な有機希釈剤を含んでい
てもよい。
本発明によれば多くの有機溶媒又はそれらの混合物を希
釈剤として用いることができる。
ケロセンの如き脂肪族炭化水素、芳香族又はハロゲソ炭
化水素及び石油エーテルを例として挙げることができる
一般的に言って、不活性希釈剤の特性は特に限定すべき
ものではないが、成るものは特別の使用条件で利点を有
する。
希釈剤中抽出剤の濃度は0905モルから抽出剤だけの
もの迄、広い範囲に亘って変えることができる。
しかし実際的見地から、0.1〜2モルの範囲の抽出剤
溶液を用いるのが実際的である。
抽出剤を相乗的抽出剤と共にいる場合には、溶液は抽出
剤については0.1〜2モルで、相乗的抽出剤に対して
は0.01〜2モルの範囲である。
最初の燐酸は液−液接触装置で従来の方法で抽出される
接触は混合−沈降器、或は充填又は非充填塔、或は振動
塔で向流又は同一方向流として行うことができる。
温度は限定的なものではないが、20〜80℃の範囲に
あるのがよく、好ましくは50℃近辺にある。
有機抽出相と最初の酸の流速の比は特に限定する必要は
ないが、一般に0.2〜5の間にある。
相を分離した時、有機相は、溶液を調製した条件を考慮
lこ入れると酸化度(ト)のウランを含有している。
それは同様に調製条件の関数として他の化学物質も含有
する。
特に、通常燐酸及び他の陰イオン、及びわずかに濃い状
態でAI、Fe、Ti。
■等等の如き金属陽イオンを含有する。
有機相中のウランの濃度は一般lこ金属ウランとして表
して相1を当り20〜3000711g、好ましくは5
0〜500■/lである。
第1工程の第2段階ではU(ロ)を含有する前記有機相
を、本発明による第3工程に属する再抽出用水溶液と接
触させる。
前記水溶液は一般に燐酸又は塩酸及び成る場合には他の
酸、又は酸の混合物の如ぎ錯化用強酸を含有する。
但し之等の酸の存在がウランの沈殿を起してはならない
水溶液は同じくウラン(ロ)をウラン([V)へ還元す
るための還元状態にある酸化還元剤を含んでいる。
問題にしている水溶液中の前記酸化−還元対の電気化学
的ポテンシャルは、その溶液中のウラン(VI)−ウラ
ン側対より低いようなポテンシャルになっている。
代表的な酸化−還元対はF e(II[)/ F e(
II)である。
この対を用いた場合、結局水溶液は酸化度(II)の鉄
を含んでいる。
U(ロ)とFe(II)イオン表の間、及びU(V)と
Fe(I[)の間の反応の平衡をU■イオンを生ずるの
に都合のよい方向へ移動させるためには、溶液はウラン
イオンに比し大過剰のFe(II)イオンを含むべきで
ある。
溶液中酸化厘■)の鉄の濃度は通常0.5〜100f/
lである。
溶液中の強酸の濃度は広く変えることができる。
しかし実際上、有機溶液からウランを最大限に除去する
観点から、濃度は用いる特定の相及び温度の関数として
選択されるであろう。
水溶液を錯化させるのに用いられる強酸が燐酸である場
合、溶液中のその濃度はP2O5として18〜70重量
%でなければならず、好ましくは20重量係である。
溶液は酸化度(I)の鉄イオンも同じく含んでいてよい
Fe(II)イオン対Fe(lI)4オンの濃度の比は
、非常に広く変えることができる。
しかし実際的には0.1より大きい値がよく、2より大
きい値が好ましい。
上述の酸化1のウランとを含有する有機相水溶液を、従
来の液−液抽出装置で接触させる。
接触は混合−沈降器、充填又は非充填塔或は振動塔或は
他の適当な装置で、向流又は同一方向流として接触させ
ることにより行うことができる。
接触時の温度は特に限定すべきものではないが、実際的
理由から20〜80℃、好ましくは50℃の近辺で操作
するのが好ましい。
接触域へ入る有機相対抽出用水溶液の流速の比は限定的
なものではないが、ウランが濃厚な溶液の形で回収でき
るように、できるだけ高く保たなければならない。
しかし最良の結果は20〜60の値で得られている。
この範囲は装置内部の再循環は考慮に入れていない。
接触中、有機相と水溶液との間のウラy(qの分配は、
迅速にその平衡に達すると思われるが、還元剤による水
溶液中のウラン(ロ)の還元は遅い。
之等の還元反応速度及び二相間のU(VlとU■の等温
分配曲線の知識により、最大抽出結果が得られるように
種々の接触パラメーターを調節することができる。
前記相の接触及び分離の後、本発明の第1工程を構成す
る循環回路の形で、ウランを除去した有機相を最初の燐
酸抽出へ再循環する。
分離によって得られた、U■イオン及び部分的に酸化状
態の酸化還元剤を含有する水性相を、全てDC電圧が印
加された分離部材付電解槽の陽極へ供給し、実質的にU
(ロ)型のウランと酸化状態の酸化還元剤とを含む水性
相を収集する。
本発明の方法を遂行するのに用いた電解槽はよく知られ
た分離部材を有する槽である。
分離部材はフリット化又はポロフォア(poropho
re )の導入によって多孔質にされたセラミック又は
プラスチック材料或はイオン交換膜の如き多孔質材料か
らなるものでよい。
好ましい分離部材は陽イオン交換膜であり、スルホン酸
基を有する過弗化重合体からなるのが好ましい。
陽極は一般に電気的に活性な被覆で被覆された金属又は
黒鉛から作られている。
陰極は白金、鉛又は合金の如き種々の金属からなるもの
でよい。
槽の形状は一般に大きな電極面積と狭い電極間間隔を有
する平らな形のものである。
好ましい工業的用途として電解単一装置のバッテリーが
用いられ、よく知られたフィルター プレス型の多室配
列構造状に直列に取付ける。
この具体例では陰極室は各単一装置内の液体流速を調節
するために並列又は直列に配置してもよい。
電気化学的反応を促進する手段として、電極の活性表面
積を増大するか、又は細組かのバッフルを用いて溶液を
強く撹拌するようにするのがよいことが見出されている
同様に、陽極室への供給は直列又は並列型に行われる。
更に陽極及び陰極室は二つの室中の圧力を釣合せるため
に、排出された溶液のための再循環手段をもっていても
よい。
本発明の特別な場合として、本出願人によるフランス特
許出願第78−23950号に記載されているような、
分離部材を有し、陽極室と陰極室を合体させて単一の電
解槽としたものを使用してもよい。
電解槽の陽極室を出る前記水性相は実質的に酸化度(5
)のウランを含有し、特にそのU(ロ)含有量は全ウラ
ン含有量の少なくとも85%である。
U(ロ)の形でのみウランを含有する前記相の処理を続
けるために、成る場合には過酸化水素の如き化学的酸化
剤を少量添加するか又は恐らく高圧の下で空気又は酸素
の作用によりウランの酸化を完全に行うのがよいことが
判明している。
前記処理で得られた水性相を、次に上記の如き液−液交
換装置中で第1工程の場合と同じ種類の抽出用有機相で
処理する。
適当な場合には、之は操作を促進するために冷却しても
よく、之によってウランが除かれた水性相及びウラン含
有有機相が与えられる。
第1工程中の水溶液の流速対有機溶液の流速の比は一般
に0.2〜3である。
ウラン除去水性相は、全てDC電圧下の分離部材付電解
槽の陰極室に供給さヘ それによって酸化還元剤の還元
型が実質的に再生する。
この後、水性相を前の段階に再注入して、第1工程の一
部を形成する抽出用有機相と接触させ再抽出にかける。
従って錯化用酸と酸化還元剤の水溶液は、閉じた回路を
循環することになり、この閉回路は、抽出用有機相との
二回の接触、DC電圧下の分離部材付電解槽の陽極室及
び陰極室への通過、又は別法として一つの同じ分離部材
付電解槽の画室への通過からなる。
この閉回路が本発明の第3工程を構造する。
分離後、前記ウラン含有抽出用有機相を、適当な場合に
は、水又は酸溶液で洗滌し、錯化用酸の含有量を低下さ
せる。
次に純化した有機相を既知の方法によりウラン再生処理
にかける。
即ち、有機相はアンモニウム及び炭酸イオンを含有する
水溶液で処理し、それによってアンモニウム ウラニル
トリカーボネート(AUT)が沈殿する。
それらの相を分離した後、之をろ過し、か焼してU3O
8を得る。
ウランが除去された得られた有機抽出相は、水又は酸で
洗滌する段階を経た後、第3工程中の水性相を抽出する
前の段階へ再循環される。
酸は抽出剤がカチオン性のものである場合にはその酸型
を再生させるために必要である。
前記有機抽出相は、本発明による第2工程を構造する閉
回路の形で循環する。
本発明は酸素−還元対がF e(II)/ F e(I
I)で、本方法の第3工程に属する水溶液が燐酸の水溶
液である特別な場合に特によく適用できる。
ここで第1工程の有機相中に含まね、湿式燐酸に自然に
含まれるFel[)の一部の該有機相による抽出で得ら
れたFe(II)の一部は、本方法の第3工程を形成す
る燐酸の水溶液によって再抽出される。
同じ理由からその溶液に含まれているFe(III)の
一部は本方法の第2工程を形成する有機相によって再抽
出される。
第3工程を形成する燐酸の水溶液中の全鉄イオンの濃度
を実質的に一定に保つために、第1工程を形する有機相
から再抽出された鉄の量は、第2工程の有機相によって
抽出された量に等しくなるようにすべきである。
之は第3工程を形成する回路中に配置された電解槽の陰
極室でFe(II)をFe(II)へ還元する効率を調
節することによって達成される。
その時、本方法がよく働くようにするため、鉄を添加し
て処理することが可能である。
本発明の変更を加えた具体例は、本方法の第2工程を形
成する有機相を、その有機相の鉄含有量を実質的に減少
させるために、鉄を含まない少量の燐酸で洗滌するのが
更に望ましい場合に適用される。
分離後、ウラン含有有機抽出相は、鉄を含まず(即ち好
ましくは60〜/Lより少ない鉄含有量)然も本方法の
第3工程で循環する燐酸水溶液に近G)P205含有量
をもつ少量の燐酸水溶液で、液−液交換装置で第1回目
の洗滌lこかける。
このようにして実質的に鉄について精製された有機相を
次に(適当な場合には)その錯化用酸を減するため水又
は酸溶液で第2回目の洗滌を行G入然る後、それを前述
した方法に従って処理する。
第1回目の洗滌操作から得られた燐酸水溶液(瓜分離後
、本方法の第3工程を構成する燐酸水溶液に注意深く添
加し、その点で第2工程の有機相でウランを抽出するた
めの装置に供給する。
得られた水溶液は、ウラン除去後、電解槽の陰極室へ入
れる前に、前述の第1回目の洗滌に用いた燐酸の流れと
等しい量だけ排出する。
前と同様に第3工程を形成する燐酸水溶液中の鉄の濃度
を実質的に一定に維持するために、第1工程を形成する
有機相から再抽出された鉄の量は、この排水過程で除去
された量に等しくすることができるであろう。
之は第3工程で直流電圧の下で分離部材付電解槽の陰極
室でFe(l[)をFe(II)へ還元する効率を調節
することによって容易に行うことができる。
本発明は次の第1図を参照することによって一層よく理
解できるであろう。
之は湿式法によって得られた粗製燐酸に本発明を適用し
たものである。
粗製酸を、もし適当な場合には安定化処理後、線1を通
って抽出装置2へ注入し、そこで線3を通って入る第1
工程の有機抽出相と接触させる。
粗製酸を線4を通して装置2から排出し、他の用途に用
いる。
次にウランを含有する有機相5を再抽出装置6へ送り、
そこで錯化用酸と酸化還元剤の水溶液7と接触させる。
有機相は線8を通って排出し、閉じた回路として装置2
へ導入する。
9を通って出た水性相はDC電圧下の分離部材付電解槽
の陽極室10に入り、そこから酸化された状態で11に
より排出される。
適当な場合には、それは付加付酸化剤の流れ12によっ
て処理され、得られた流れ13は抽出装置14へ入る。
抽出装置14を出たウラン除去水性相流15は、DC電
圧下の分離部材付電解槽の陰極室16へ入り、閉じた回
路の形で再抽出装置6に再び入る。
抽出装置14には、線17を通して第2工程の有機抽出
相が供給される。
その相はウランを含有して18から出、一連の洗滌器1
9へ入り、そこで線20を通って導入された水により向
流状に洗滌される。
洗滌水は線21を通って洗滌器19を出る。
洗滌された有機相は22から排出さね、再抽出装置23
へ入り、そこから24を通って出て再生装置25へ入る
ここでそれは26を通って導入された希薄酸水溶液によ
り一つ以上の段階として洗滌される。
丁度再生された有機抽出相は線17を経て抽出装置14
へ戻す。
線27を通って出た洗滌用酸溶液は、最初の燐酸製造の
ための一つ以上の段階で使用することができる。
再抽出装置23には炭酸イオンとアンモニウムイオンを
含む水性流28が供給され、それによりA、UTが沈殿
する。
得られたAUT懸濁水を線29を通って装置23から出
し、30でろ過し、母液を、線33及び32を通して炭
酸イオン及びアンモニウムイオンを添加した後、31を
通して再循環する。
もし適当ならばろ滓を洗滌し、34でか焼して必要なU
3O8を生成させる。
本発明の適用したいくつかの例を以下に記載する。
実施例 1 この実施例は第1図の具体例の場何を例示する。
有機及び無機物質を安定化するため予備処理し、P2O
530重量係とウラン(ロ)100〜/を含有する粗製
湿式燐酸を96rrl/時の流速で1に注入した。
その流れを撹拌塔の形の抽出器2に供給した。
ケロセンに0.5モルのジー(2−エチルヘキシル)燐
酸及び0.125モルのトリオクチルホスフィンオキシ
トを入れた溶液を48m3/時の流速で塔に注入し、全
装置を50℃で操作した。
ウラン含有有機相5を再抽出装置6に供給した。
その装置は55℃に保たれ、三つの混合−沈降器からな
っていた。
ここでそれを次のものを含有する水溶液7c2i、3.
?Z3/時の流速で接触させた。
−P2O,30重量係 −F e(II) イオン23.6 ’if/LFe
a[) イオン6、1 f/l。
有機の流れ8を装置2へ再循環した。
得られた水性流9を過弗化スルホン重合体(perfl
uori−csulphonic polymer )
から作られた膜を有する一連の電解槽10の七つの陽極
室へ供給した。
IX]、(772)の犬ぎさのそれらの室は平らな黒鉛
電極を有し、電解液の通路を長くしてその速度を増大さ
せることができる互い違いの緩衝板がとり付けてあった
陽極と膜との間の間隔は5wINであった。対応する七
つの陰極室にはP2O5を30%含有する燐酸を1.8
m3/時で循環し、水素を発生させたつインコロイ(I
ncolly )からつくられた平坦な電極は膜から5
rrrm離した。
6800アンペアの直流を槽に流し、端子間には2.9
■の電圧が生じた。
陽極室から出た水性流11には、線12を通して70重
量%の濃度の過酸化水素流を0.19kg/時の流速で
添加した。
ウラ7(VD 7 P /zとFe(II)30’ii
’/Aを含有する得られた流れ13を、30℃に保たれ
た6個の混合−沈降器からなる抽出装置14へ導入し、
そして15から出し、過弗化スルホン重合体から作られ
た膜を有する一連の電解槽の15個の陰極室に供給した
1×1(ハ)の大きさの室は平坦な鉛電極を有し、電解
液の通路を長くし且つその速度を増大することができる
互い違いの緩衝板が取りつけてあった。
陰極と膜との間の距離は5Tt7ftであった。
P2O5として30係含有する燐酸を対応する15個の
陽極室に1、8 m37時で循環させ、酸素を発生させ
た。
チタン上ζこ白金−ルテニウムをつけたものからつくっ
た平坦な電極を膜から5mm離して配置した。
14700アンペアの直流電流を槽に流し、端子に生じ
た電圧は2.9vであった。
次に陰極室から出た水性流7を装置6へ入れた。
ケロセン中0.3モルのHDEHP及び0.075モル
のTOPOを入れた有機抽出相2.1?72’/時の流
れを、同じく17を通して装置14へ導入した。
有機相は18から排出し、三つの混合−沈降器からなる
洗滌バッテリー19へ供給し、0.21m3/時の水流
によって洗滌し、その水はP2O5として0.75%含
有する非常に薄い燐酸溶液の形で21を通って現われた
洗滌された有機相22は二つの混合−沈降器からなる再
抽出装置23に入り、ソコで1.00 /、/時で流れ
る炭酸アンモニウムの0.5モル水溶液及び4.2m3
/時で流れる炭酸アンモニウム312モル/を水溶液と
接触させた。
ウランが除去された有機相24を、混合−沈降器からな
る装置25中で2.1. rr?/時で流れる25重量
%硫酸水溶液26により再生させた。
2.2m’/時で流れ、NH3を1.0.7A−7/時
含有する洗滌溶液を27で収集した。
AUTの懸濁水29は30でろ過し、母液は31で再循
環し、ろ滓はか焼してU3O8を生成させた。
P2O5として考え、1年当り燐酸3000,000を
処理する装置の操作に必要な一日の導入量は次の通りで
あった。
一鉄:無し。
一過酸化水素:70%の濃度で、ウランの電解酸化から
90%の収率を基 として:4.5kq。
一電気的エネルギー: 1500KWh。
上記実施例の変更型として、分離部材を有する唯−組の
電解槽を用いることも可能である。
この場合、流れ9はその15個の陽極室に入り、流れ1
6は15個の陰極室に入る。
1×1(ハ)の大きさの室は過弗化スルホン重合体から
作られた膜によって分離されており、電極と膜との間の
距離は5叫であった。
1.5000アンペアの直流を槽に適。用し、端子間に
確立された電圧は2.9■であった。
従って一日の入力電気量は+021KWh に減少した
比較例 1 処理された酸は同じP2O5として1年当り300.0
00tの装置からの粗製湿式燐酸で、第2図に示した方
法に従って処理された。
図中いくつかの装置部分は、特に別に示さない限り第1
図に示したものと同じである。
粗製酸を41を通って96m3/、時で抽出塔42へ供
給し、そこで48m3/時で流れる実施例1の場合と同
じ有機相と接触させた。
分離後、有機相は実施例1の装置6と同じ再抽出装置4
6へ入る。
ここでP2O5さして32.7重量%含有する燐酸48
1、237?Z’/時と、それに添加した上水和硫酸第
−鉄1.53Ay/時とからなる1、3靜/時で流れる
水溶液47と接触させた。
46から排出した有機相43は装置42に入れる。
水性流50には51から70係過酸化水素6.4 kq
/時で入れ、次いで第1図の14と同じ抽出装置53に
導入する。
55から出たウラン除去水溶液はウラン除去酸44と一
緒にし、然る後それを燐酸濃縮のための装置へ送る。
装置53Iこ入る有機相54は実施例1の相17と同じ
であり、21m3/時で流れる。
装置53を出てから有機相56は実施例1の19と同じ
570.21m3/時の水で洗滌する。
洗滌からの希薄燐酸溶液は59から排出する。
処理の終りは実施例1の場合と同じである。
同じ容量の装置で処理するため操作された一日の導入量
は次の通りであった。
一鉄:七水和硫酸第−鉄の形で:3670蛇つ一70係
濃度お過酸化水素=154にり。
−P2O3二 13を 実施例 2 本発明の変更した具体例を第3図に例示する。
之は、装置14からの有機相18が装置36中で鉄を含
まない燐酸35の流れと接触し、第1回目の洗滌を受け
、得られた燐酸溶液37が流れ73と一緒になって抽出
装置14へ供給されるようになっている点で第1図と異
なる。
ウラン除去水性相75の一部は実施例1の場合と同じや
り方で作られた一連の電解槽16の陰極室へ入り、残り
38は燐酸製造工程の一個所以上の点で再使用されても
よい。
本方法の第1工程の諸段階は実施例1の場合と同じであ
る。
ウラン(ロ)含有有機相5は再抽出装置6に入る。
その装置は55℃ζこ保たれ、三つの混合−沈降器から
成る。
ここでそれは次のものを含む1.3m3/時の流速の水
溶液67と接触させるニーP2O5として30重量% −F e (II)イオン21.9 ?/l−F e
(If)イオン2.5f/、!得られた水性流69は実
施例1と同じやり方で作られた槽10のバッテリーの陽
極室へ入り、そこから71を通って出る。
70重量%の濃度をもち、0.191(17時で流れる
過酸化水素の流れをそれに添加する。
7kq/m3のウラン立)と30kq/m3のF e
(I[)を含む得られた流れを、6個の混合−沈降器の
組立体からなる洗滌装置36からの流れと一緒にし、3
0℃に保持された抽出装置14へ導入する。
それは75から排出され、一部は0.3m3/時で流れ
るF e (III) 24.4 kv/m’含有の流
れ38からなり、他の部分は実施例1と同じやり方で作
られた一連の槽16の陰極室に入り、そこから実質的に
還元された状態で出て再抽出装置6へ注入される。
6,800アンペアの流れを槽10の端子に適用し、1
3600アンペアを槽16の端子ζこ適用した。
両方の場合共、印加電圧は2.9Vであった。
実施例1と同じ容量の処理装置を作動させるための一日
の導入量は次の通りであった。
−鉄:無し 一過酸化水素:70係の濃度で、ウランの電解酸化から
の収率90係に基 いて:4,5朽 一電気的エネルギー: l 420KWh別法として実
施例1に記載の如く作られた唯一つの組の分離部材付電
解槽を用いることも可能である。
13600アンペアの電流が端子に適用され、印加電圧
は2.9Vであった。
この場合−日の入力電気量は950 KWh /lこ減
少した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるウラン回収法の一具体例を示す工
程図である。 第2図は比較例として従来の方法の一例を示す工程図で
ある。 第3図は本発明によるウラン回収法の別の具体例を示す
工程図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不純燐酸中に含まれているウランを回収するための
    連続的方法において、第1工程でウラ4司を抽出するが
    ウラン■は抽出しない有機相で不純燐酸を処理し、次い
    でそれらの相を分離し、得られたウラAり含有有機相を
    、ウラン(ロ)をウラン■に還元するのに用いられる酸
    化還元剤を実質的に還元された状態で含むウラン(ロ)
    再抽出用水溶液で逆抽出し、次にそれらの相を分離し、
    ウランが除かれた有機相を不純燐酸抽出装置−5再循環
    し、ウラン■を含んだ前記水溶液を酸化し、それによっ
    てウラン(ト)をウラン(ロ)に酸化し且つ酸化還元剤
    を酸化し、第2工程で前記水溶液をウラン(ロ)を抽出
    するための第2の有機相で処理し、次にそれらの相を分
    離し、ウラ凶■を含む有機相を酸及び(又は)水で洗滌
    し、ウランが回収除去されて純化された有機相を分離し
    、そのウランが除去された有機相を、適切な場合には、
    その抽出形を再生させた後、前記抽出装置へ再循環する
    ことからなる連続的ウラン回収法において、第3工程と
    して、第1工程の再抽出で得られた水溶液を分離部材を
    もつ電解槽の陽極室でDC電圧をかけて全て処理し、そ
    れによって実質的にU(ロ)型のウランと酸化された状
    態の酸化還元剤を含む水性相を収集し、適当な場合には
    、ウランの酸化を少量の酸化剤の作用によって完結させ
    、そして適当な場合には、その錯化用酸の含有量を再調
    節し、次に前記水溶液を第2工程の有機抽出相によって
    処理し、そして相分離後、ウランが除去された得られた
    水溶液を、第1工程の再抽出段階に再循環する前に、分
    離部材を有する電解槽の陰極室でDC電圧をかけて処理
    し、それによって前記水溶液を第1及び第2工程の間で
    閉じた回路を通って循環させ、こうして第3工程を形成
    させ、第3工程を更に含むことを特徴とする連続的ウラ
    ン回収法。 2 不純酸中の燐酸の濃度がP2O5として20〜60
    重量係で、そのウラン含有量が30〜300〜/lであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 3 第1工程の有機酸が酸化度(ロ)のウランのための
    カチオン性抽出剤を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の方法。 4 カチオン性抽出剤が、アルキル基が4〜10個の炭
    素原子を有するモノ−又はジ−アルキル燐酸、アルキル
    フェニル燐酸、アルキルホスフィン酸、アルキルホスフ
    ィン酸又はアルキルピロ燐酸から選択された一種類以上
    の化合物であることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    に記載の方法。 5 カチオン抽出剤がジー(2−エチルヘキシル)燐酸
    であることを特徴とする前記第3項に記載の方法。 6 有機相が更に相乗的抽出剤を含有することを特徴と
    する前記第4項又は第5項に記載の方法。 7 有機相がジー(2−エチルヘキシル、)燐酸及びト
    リオクチルホスフィンオキシトを含有することを特徴と
    する前記第6項に記載の方法。 8 第1工程中の有機相が水に溶けない第二級又は第三
    級アミンから選択されたアニオン性の抽出剤を含有する
    ことを特徴とする前記第1項に記載の方法。 9 有機相が、水と不混和性でトリアルキルホスフェー
    トから選択された中性の抽出剤を含有することを特徴と
    する前記第1項に記載の方法。 10 更に有機相が、抽出混合物に対し不活性で且つハ
    ロゲン化又は非ハロゲン化脂肪族又は芳香族炭化水素及
    び石油エーテルから選択された有機希釈剤又は溶剤を含
    有することを特徴とする前記第1〜9項のいずれかに記
    載の方法。 11 不活性希釈剤がケロセンであることを特徴とする
    前記第7項に記載の方法。 12不活性希釈剤中のジー(1−エチルヘキシル)燐酸
    の濃度が0.1〜2モルで、相剰剤の濃度が0.01〜
    2モルであることを特徴とする前記第7゜10又は11
    項のいずれかに記載の方法。 13有機相中のウランの濃度が20〜3000772g
    /l、好ましくは50〜500TIg/l、であること
    を特徴とする前記第1〜12項のいずれかに記載の方法
    。 14第3工程中の水性再抽出用溶液が、ウラン四を錯化
    し、燐酸又は塩酸である強酸の溶液である前記第1〜1
    3項のいずれかに記載の方法。 15水性再抽出用溶液中の燐酸の濃度がP2O5として
    18〜70重量気好ましくは28%より大きいことを特
    徴とする前記第7,10,11゜12又は14項のいず
    れかに記載の方法。 16水性再抽出用溶液中に存在する還元された状態の酸
    化還元剤がFe(II)イオンを含有することを特徴と
    する前記第1〜7項又は9〜15項のいずれかに記載の
    方法。 17 Fe(II)が水性溶液1を当り0.5〜]、
    OOfの範囲の量で存在することを特徴とする前記第1
    〜7項又は第9〜16項のいずれかに記載の方法。 18工程が20〜80℃、好ましくは50℃近辺の温度
    で行われることを特徴とする前記第1〜17項のいずれ
    かに記載の方法。 19第1工程の有機抽出用相対水性再抽出用溶液の流速
    の比が20〜60であることを特徴とする前記第1〜1
    8項のいずれかに記載の方法。 20 分離部材を有するDC電圧が印加された電解槽へ
    通した後、第3工程の水溶液に含まれるウラン酸化が過
    酸化水素、空気又は酸素により、適当な場合には加圧下
    で完結されることを特徴とする前記各項のいずれかに記
    載の方法。 21 第2工程の有機抽出月相が第1工程の場合と同じ
    種類であることを特徴とする前記第1〜20項のいずれ
    かに記載の方法。 22第3工程の水性溶液対第2工程の有機抽出相の流速
    の比が0.2〜3の範囲であることを特徴とする前記第
    12〜21項のいずれかに記載の方法。 23 ウランを含有する第2工程の有機相が、ウラン
    再抽出前に鉄を含まない燐酸溶液で洗滌され、然もその
    燐酸の含有量が第3工程の水性溶液の場合に近いことを
    特徴とする前記第21〜22項のいずれかに記載の方法
    。 24燐酸で洗滌した後、第2工程のウラン含有有機相を
    水で洗滌し、洗滌に使った燐酸の流れを。 第2工程の有機相と接触させる前に第3工程の水性溶液
    と一緒にし、前記洗滌に用いた燐酸に等しい溶液の流れ
    を、第2工程の有機相と接触させた後第3工程のウラン
    除去水性溶液から取り除くことを特徴とする前記第1〜
    23項に記載の方法。 δ第3工程の水性溶液によって第1工程から再抽出され
    た鉄の量が、第2工程の抽出有機相によって第3工程か
    ら抽出された量に等しいことを特徴とする前記第1〜2
    4項のいずれかに記載の方法。 26第3工程の水性溶液によって第1工程の有機相から
    再抽出された鉄の量が、第2工程の有機相と接触した後
    のウラン除去水性溶液から取り除かれた流れ中に含まれ
    ていた量に等しいことを特徴とする前記第24項に記載
    の方法。 27 ウランを、炭酸イオン及びアンモニウムイオン
    を含む水溶液によって第2工程の有機相から回収し、そ
    れによってウランがアンモニウムウラニルトリカーボネ
    ート沈殿物の形で前記溶液中で沈殿させ、ウラン除去有
    機相を水性懸濁液から分離することを特徴とする前記第
    1〜7項又は第10〜26項のいずれかに記載の方法。 28 ウラニルアンモニウムトリカーボネートを除去
    した後、水性懸濁液を沈殿工程へ再循環し、適当f、に
    場合には炭酸イオンとアンモニウムイオンの含有量を調
    節した後再循環することを特徴とする前記第27項に記
    載の方法。 29第3工程に含まれる陽極及び陰極室が同じ電解槽に
    属していることを特徴とする前記第1〜28項のいずれ
    かに記載の方法。 30前記1〜29項のいずれかに記載の方法を湿式法で
    得られた不純燐酸の処理に適用したウラン回収法。
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