JPS5924598Y2 - 自動車の警音器取付構造 - Google Patents

自動車の警音器取付構造

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Publication number
JPS5924598Y2
JPS5924598Y2 JP15789579U JP15789579U JPS5924598Y2 JP S5924598 Y2 JPS5924598 Y2 JP S5924598Y2 JP 15789579 U JP15789579 U JP 15789579U JP 15789579 U JP15789579 U JP 15789579U JP S5924598 Y2 JPS5924598 Y2 JP S5924598Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
horn
cooling air
plate
air guide
Prior art date
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Expired
Application number
JP15789579U
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English (en)
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JPS5673950U (ja
Inventor
哲朗 村上
章介 野村
Original Assignee
マツダ株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP15789579U priority Critical patent/JPS5924598Y2/ja
Publication of JPS5673950U publication Critical patent/JPS5673950U/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の警音器取付構造に関し、特に、車体
前部(フロントノーズ)を前方下方へ傾斜させた自動車
において、音響効果が大きくなるようにしたものである
従来、一般に警音器(ホーン)は、エンジンルーム前部
のラジェータシュラウド等に取り付けているが、エンジ
ンルーム内のため音がこもりやすく、周囲の騒音等によ
り聞こえにくい場合があり、充分な効果を期待できない
また、近時、走行抵抗の低減やスタイルの面より、車体
前部(フロントノーズ)を前方下方へ傾斜させ、フロン
トノーズを低くする傾向がある(特開昭51−1266
21号公報参照)。
このようにフロントノーズを低くした場合、車体前部に
冷却風取入口を設けることはできず、バンパー下方より
取り入れるようにしているため、警音器の音がノーズパ
ネルにさえぎられて一層間えにくくなり、そのため、車
体パネルにさえぎられない冷却風取入口近傍の下方に設
けると泥はねにより警音器に泥が付着し錆が発生しやす
い問題がある。
また、バンパー下方より冷却風を取り入れる場合、冷却
風が不足し、オーバーヒート気味になる問題もある。
この考案は上記問題に鑑みてなされたもので、車体前部
を大きく下方へ傾斜させ、ラジェータ前方下方に冷却風
導入用開口部を形威し、バンパー下方より冷却風を導入
するようにした自動車において、ラジェータ前方の車体
空間内に、上記冷却風導入用開口部からラジェータに延
びる導風通路を形成するように導風板を配設すると共に
、該導風板で囲繞される上記導風通路内の上部に警音器
を取り付け、導風板のメガフォン効果によって警音器の
警音を増幅し、確実に聞こえるようにしたことを特徴と
する自動車の警音器取付構造を提供するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。
1は前方が下方傾斜したボンネット、2はボンネット1
の前部に連続して配置した前方が下方傾斜するノーズパ
ネル、3はノーズパネル2の下端に前方へ突出させて配
置したバンパー、4はエンジン、5はエンジン4の前側
に配置したラジェータである。
上記ラジェータ5の前方下部とバンパー3の後方との間
に冷却風導入用開口部6を設けると共に、ラジェータ5
と前方のノーズパネル2及びバンパー3との間の車体空
間内に、第5図に示す如き、導風板7を配設している。
該導風板7は湾曲した前面板8と前面板8の両側の側面
板9とよりなり、合成樹脂で一体成形し、もしくは鋼板
をプレス成形して形成している。
上記前面板8の上部に、後方へ水平に延びる取付フラン
ジ部10と、該取付フランジ部10の先端にU状に屈折
したワイヤーハーネス保護用クリップ部11とを設けて
おり、上記取付部10にボルト取付穴12を穿設してい
る。
また、側面板9の後端に外側に突出した取付フランジ部
13を設け、該取付フランジ部13にボルト取付穴14
を穿設している。
該導風板7の前面板8と側面板9とは一体に形成すると
共に、前面板8の中央外面(前面)にコ字状のノーズパ
ネルバックアップ部材15をボルト21で関着して突設
するとともに、前面板8の下端に前方へ突出したコ字状
のバンパー保合部19を設けている。
上記導風板7は、ラジェータ5の前方に配置する第4図
に示す如きラジェータシュラウド17の倒コ字状の上部
取付板18に取付フランジ部10を内嵌してボルト26
で個定すると共に、ラジェータシュラウド17の上部取
付板18の両側に垂設した側部板20に導風板7の側部
取付フランジ部13を当接しポルh (図示せず)で
個定して取り付けている。
よって、ラジェータ5の前方に、導風板7により前方と
側方とが囲繞され、下方の冷却風導入用開口部6とラジ
ェータ5の前面とを連通する導風通路22を形成してい
る。
上記ラジェータシュラウド17の上部取付板18の後側
面18 aの一部に警音器ブラケット23を下向きに突
設し、該ブラケット23に警音器24を取り付け、警音
器24を導風通路22内に配置している。
尚、第4図に鎖線で示す如く、ラジェータシュラウド1
7の側部板20に内方へ突出させてブラケット23′を
突設し、該ブラケット23′に警音器24′を取付けて
、導風通路22内に配置してもよい。
また、上記導風板7を取り付ける際、その前方へ突出し
たノーズパネルバックアップ部材15はノーズパネル2
の裏面近傍まで延出し、該バックアップ部材15を弾性
充填材25を介してノーズパネル2の裏面と接合し、よ
って導風板7の前部中央を支持すると同時に、ノーズパ
ネル2を補強している。
さらに、導風板7の前面板下端のバンパー保合部19に
、バンパー3の下面先端を係合し、導風板7の支持をす
ると同時に、バンパー3と導風板7との間に間隙をなく
し、冷却風が導風通路22にスムーズに導入するように
している。
かつ、該バンパー3とラジェータ5との間の冷却風導入
用開口部6に、ノーズフィン26、フロントスポイラ−
27を配置し、外気を導風通路22ヘスムーズに誘導す
るようにしている。
また、導風板7の上部のクリップ部11にワイヤーハー
ネス28を嵌合して挿通し、該クリップ部11の上面が
ラジェータシュラウド17の上部取付板18に係止され
ることにより、ワイヤーハーネス26を保護固定してい
る。
上記の如き構成とし、警音器24を導風通路22内に配
置すると、前方及び側方を囲繞する導風板7のメガフォ
ン効果により、警音器24より発生する警音が増幅され
、よって、警音は確実に聞こえるようになる。
かつ、警音がメガフォン効果により増幅されるため、ノ
ーズパネル2にさえぎられない冷却風導入用開口部近傍
の下方に警音器を取り付ける必要なく、上部に配置でき
ることにより、警音器に泥がはねて付着することはなく
、泥付着や該泥付着による錆等による警音器の機能低下
を防止できる。
また、実施例に示す構造では、導風板により冷却風がラ
ジェータにスムーズに充分導入されると共に、バックア
ップ部材によりノーズパネルの面剛性がアップし、かつ
、クリップ部によりワイヤーハーネスの保護固定が容易
に行うことができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図のA部拡大図、第3図は第1図のB部拡大図、第4
図はラジェータシュラウドの斜視図、第5図は導風板の
斜視図である。 1・・・ボンネット、2・・・ノーズパネル、3・・・
バンパー、4・・・エンジン、5・・・ラジェータ、6
・・・冷却風導入用開口部、7・・・導風板、17・・
・ラジェータシュラウド、22・・・導風通路、24・
・・警音器。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)車体前部を大きく下方へ傾斜させ、ラジェータ前
    方下方に冷却風導入用開口部を形威してなる自動車にお
    いて、 ラジェータ前方の車体空間内に、上記冷却風導入用開口
    部からラジェータに延びてラジェータに冷却風を導びく
    ように導風通路を形成する導風板を配設するとともに、
    該導風通路内に警音器を取り付けたことを特徴とする自
    動車の警音器取付構造。
  2. (2)警音器はラジェータシュラウドに突設して上記導
    風通路向上部に配設されたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載の自動車の警音器取付構造
JP15789579U 1979-11-13 1979-11-13 自動車の警音器取付構造 Expired JPS5924598Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15789579U JPS5924598Y2 (ja) 1979-11-13 1979-11-13 自動車の警音器取付構造

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JP15789579U JPS5924598Y2 (ja) 1979-11-13 1979-11-13 自動車の警音器取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS5673950U JPS5673950U (ja) 1981-06-17
JPS5924598Y2 true JPS5924598Y2 (ja) 1984-07-20

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ID=29669150

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JP15789579U Expired JPS5924598Y2 (ja) 1979-11-13 1979-11-13 自動車の警音器取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6304202B2 (ja) * 2015-11-09 2018-04-04 マツダ株式会社 車両の前部構造
JP6304204B2 (ja) * 2015-11-09 2018-04-04 マツダ株式会社 車両の前部構造
JP7260492B2 (ja) * 2020-01-30 2023-04-18 トヨタ自動車株式会社 自動車

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Publication number Publication date
JPS5673950U (ja) 1981-06-17

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