JPS5924162Y2 - 電源供給構造の改良されたマイクロ波集積回路 - Google Patents
電源供給構造の改良されたマイクロ波集積回路Info
- Publication number
- JPS5924162Y2 JPS5924162Y2 JP6222379U JP6222379U JPS5924162Y2 JP S5924162 Y2 JPS5924162 Y2 JP S5924162Y2 JP 6222379 U JP6222379 U JP 6222379U JP 6222379 U JP6222379 U JP 6222379U JP S5924162 Y2 JPS5924162 Y2 JP S5924162Y2
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- JP
- Japan
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- power supply
- integrated circuit
- strip conductor
- conductor
- strip
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマイクロストリップ線回路に係り、特に高出力
マイクロ波能動素子に電源電圧を供給するためのストリ
ップ線回路に関するものである。
マイクロ波能動素子に電源電圧を供給するためのストリ
ップ線回路に関するものである。
従来、マイクロ波集積回路（ＭＩＣ）においてマイクロ
波能動素子に電源電圧を供給するためのマイクロストリ
ップ線回路は第１図の平面図に示すような構造をとって
いる。
波能動素子に電源電圧を供給するためのマイクロストリ
ップ線回路は第１図の平面図に示すような構造をとって
いる。
すなわち、接地導体１上にマイクロ波能動素子２、およ
び蒸着、エツチング等により形成されたストリップ導体
を有する誘電体基板３にて構成される。
び蒸着、エツチング等により形成されたストリップ導体
を有する誘電体基板３にて構成される。
さらに、マイクロ波能動素子２のリード線１１に接続さ
れた主ストリップ導体４よりも高インピーダンスの電源
供給ストリップ導体５がチップ・コンデンサ７を介し、
接地部８に接続され、この導体５の長さは１／４波長に
なるよう形成される。
れた主ストリップ導体４よりも高インピーダンスの電源
供給ストリップ導体５がチップ・コンデンサ７を介し、
接地部８に接続され、この導体５の長さは１／４波長に
なるよう形成される。
この際、主ストリップ導体４より電源供給ス） ＩＪツ
ブ導体５を見た場合、インピーダンスは理想的には無限
大になるような電源供給マイクロストリップ線路回路９
から戒っており、マイクロ波能動素子２のリード線一つ
に対して、電源供給マイクロストリップ線路回路９のみ
から電源供給が威されている。
ブ導体５を見た場合、インピーダンスは理想的には無限
大になるような電源供給マイクロストリップ線路回路９
から戒っており、マイクロ波能動素子２のリード線一つ
に対して、電源供給マイクロストリップ線路回路９のみ
から電源供給が威されている。
実際にマイクロ波能動素子２への電源供給は、外部電源
端子（図示せず）より、半田付ランド６へ半田付けされ
た線材１０、電源供給マイクロストリップ線路５をとお
り、さらに主ストリップ線路５をとおり、さらに主スト
リップ導体４を通って印加される構造になっている。
端子（図示せず）より、半田付ランド６へ半田付けされ
た線材１０、電源供給マイクロストリップ線路５をとお
り、さらに主ストリップ線路５をとおり、さらに主スト
リップ導体４を通って印加される構造になっている。
ここで接地部８は、正方形の導体膜の中央に誘電体基板
３を貫通する穴が設けられ、この穴の周囲に放射状の四
つのリボンを配し、一端を該導体膜、他端を裏面の接地
導体に接続している。
３を貫通する穴が設けられ、この穴の周囲に放射状の四
つのリボンを配し、一端を該導体膜、他端を裏面の接地
導体に接続している。
通常、ＭＩＣでは、誘電体基板３に０．６３５ ｔアル
ミナセラミック基板が良く用いられる。
ミナセラミック基板が良く用いられる。
この時電源供給マイクロストリップ線路５は可能なかぎ
り高インピーダンスであることが望ましく、実際は１０
０μｍの線路幅を選び、約インピーダンス９５Ωにして
使用している。
り高インピーダンスであることが望ましく、実際は１０
０μｍの線路幅を選び、約インピーダンス９５Ωにして
使用している。
このような従来の電源供給マイクロストリップ線路回路
５に高出力マイクロ波能動素子２を動作させると、数Ａ
あるいは数１ＯＡの電流が流れる場合があり、電源供給
ストリップ導体５によって電圧降下が生じ特性が劣化す
る乃至は最悪の場合、該線路５の劣化、焼損することが
考えられ、信頼性上好ましくなかった。
５に高出力マイクロ波能動素子２を動作させると、数Ａ
あるいは数１ＯＡの電流が流れる場合があり、電源供給
ストリップ導体５によって電圧降下が生じ特性が劣化す
る乃至は最悪の場合、該線路５の劣化、焼損することが
考えられ、信頼性上好ましくなかった。
また、電流容量を増すために、電源供給マイクロストリ
ップ線路回路９を複数個並列に設けることも考えられる
が、単に並列に設けたのでは、並列に設けた各電源供給
マイクロストリップ線路回路９による反射成分が互いに
干渉してしまい、好ましくない。
ップ線路回路９を複数個並列に設けることも考えられる
が、単に並列に設けたのでは、並列に設けた各電源供給
マイクロストリップ線路回路９による反射成分が互いに
干渉してしまい、好ましくない。
本考案は、従来のこのような欠点を除去したマイクロス
トリップ線回路を提供するものである。
トリップ線回路を提供するものである。
本考案は、高出力マイクロ波能動素子に必要な電源電流
に見合うだけの数量の複数個の電源供給ストリップ線路
回路を具備し、これら複数の電源供給ストリップ線路回
路間の主ストリップ導体接続部の間隔をλ／４波長離間
した点にあり、もって１個あたりの電源供給ストリップ
線路回路に加わる負担を軽くシ、電源ストリップ線路の
劣化あるいは焼損を防ぐものである。
に見合うだけの数量の複数個の電源供給ストリップ線路
回路を具備し、これら複数の電源供給ストリップ線路回
路間の主ストリップ導体接続部の間隔をλ／４波長離間
した点にあり、もって１個あたりの電源供給ストリップ
線路回路に加わる負担を軽くシ、電源ストリップ線路の
劣化あるいは焼損を防ぐものである。
本考案は例えば、高出力マイクロ波能動素子のリード線
に主ストリップ導体が接続され、該主ストリップ導体に
複数個の高インピーダンスストリップ導体が接続され、
各々の該高インピーダンスストリップ導体はほぼλ／４
波長離間した位置に半田付ランドを有し、該半田付ラン
ドはコンデンサを介して高周波的に接地され、該半田付
ランド各々と電源端子とを線材を介して接続し、複数個
の高インピーダンスストリップ導体を接続した主ストリ
ップ導体の部分間をλ／４波長離間したことを特徴とす
る電源供給マイクロストリップ線路回路にある。
に主ストリップ導体が接続され、該主ストリップ導体に
複数個の高インピーダンスストリップ導体が接続され、
各々の該高インピーダンスストリップ導体はほぼλ／４
波長離間した位置に半田付ランドを有し、該半田付ラン
ドはコンデンサを介して高周波的に接地され、該半田付
ランド各々と電源端子とを線材を介して接続し、複数個
の高インピーダンスストリップ導体を接続した主ストリ
ップ導体の部分間をλ／４波長離間したことを特徴とす
る電源供給マイクロストリップ線路回路にある。
第２図は本考案の一実施例を示す平面図で、外部接地導
体１上に高出力マイクロ波能動素子２、および誘電体基
板３等にて構成される。
体１上に高出力マイクロ波能動素子２、および誘電体基
板３等にて構成される。
誘電体基板３上に従来例の時と同じ電源供給スｌ−’Ｊ
ツブ線路９′、９“の２個が形成されて、電源供給は半
田付ランド６．６′を経由して上記高出力マイクロ波能
動素子に給電される。
ツブ線路９′、９“の２個が形成されて、電源供給は半
田付ランド６．６′を経由して上記高出力マイクロ波能
動素子に給電される。
従来の１個の電源供給マイクロストリップ線路回路に比
べ、上記回路は２個にしたため、高出力マイクロ波能動
素子２を動作させた時、電源供給ストリップ線路５′ま
たは５に流れる電源電流は半分になり、電源供給ストリ
ップ線路の焼損あるいは劣化を防げる。
べ、上記回路は２個にしたため、高出力マイクロ波能動
素子２を動作させた時、電源供給ストリップ線路５′ま
たは５に流れる電源電流は半分になり、電源供給ストリ
ップ線路の焼損あるいは劣化を防げる。
一般に電源供給マイクロストリップ線路の数を９Ｚ９ｔ
ｔ、・・・・・９°と増せば、個々の該線路を流れる電
流は、ｌ／ ｎに減少し、該線路の負担は軽減する。
ｔ、・・・・・９°と増せば、個々の該線路を流れる電
流は、ｌ／ ｎに減少し、該線路の負担は軽減する。
以上説明した如く、本考案の如く電源供給ストリップ線
路回路を、１個の能動素子に対して複数個設けることに
より、高出力マイクロ波能動素子を大電流にて動作させ
ることが可能となり電源供給ストリップ導体の信頼性を
も向上せしめるのみならず、電源供給マイクロストリッ
プ線路回路以外の電源供給手段を用いずとも、高出力マ
イクロ波能動素子へ給電する回路構成が可能となり量産
時の経済性に富んでいる。
路回路を、１個の能動素子に対して複数個設けることに
より、高出力マイクロ波能動素子を大電流にて動作させ
ることが可能となり電源供給ストリップ導体の信頼性を
も向上せしめるのみならず、電源供給マイクロストリッ
プ線路回路以外の電源供給手段を用いずとも、高出力マ
イクロ波能動素子へ給電する回路構成が可能となり量産
時の経済性に富んでいる。
、また、第２図の双方の電源供給マイクロストリップ線
路５，５“の間隔は、主マイクロストリップ導体４と接
続される部分において１／４波長離間している。
路５，５“の間隔は、主マイクロストリップ導体４と接
続される部分において１／４波長離間している。
こうすると、導体４に沿った搬送波の反射成分がうち消
されるので好ましい。
されるので好ましい。
第１図は、従来のマイクロ波集積回路でマイクロ波能動
素子に電源電圧を供給する回路を示すマイクロストリッ
プ線路の平面図である。 第２図は、本考案の一実施例で、マイクロ波能動素子に
電源電圧を供給するマイクロストリップ線路の平面図で
ある。 １は接地導体、２はマイクロ波能動素子、３は誘電体基
板、４は主ストリップ導体、５．５’、５“は電源供給
ストリップ導体、６．６’、６“は半田付ランド、７．
７’。 ７“はチップコンデンサ、８．８’、８“は接地部、９
．９’、９“は電源供給マイクロストリップ線路回路部
、１０゜１０’、１０“は線材、１１はリード線を各々
示す。
素子に電源電圧を供給する回路を示すマイクロストリッ
プ線路の平面図である。 第２図は、本考案の一実施例で、マイクロ波能動素子に
電源電圧を供給するマイクロストリップ線路の平面図で
ある。 １は接地導体、２はマイクロ波能動素子、３は誘電体基
板、４は主ストリップ導体、５．５’、５“は電源供給
ストリップ導体、６．６’、６“は半田付ランド、７．
７’。 ７“はチップコンデンサ、８．８’、８“は接地部、９
．９’、９“は電源供給マイクロストリップ線路回路部
、１０゜１０’、１０“は線材、１１はリード線を各々
示す。
Claims (1)
- マイクロ波素子のリードに接続された第１のストリップ
導体と、該第１のストリップ導体に接続されかつ該マイ
クロ波素子に電源を印加するための第２のストリップ導
体とを備えたマイクロ波集積回路において、前記第１の
ストリップ導体に複数個の前記第２のストリップ導体が
接続されており、前記複数個の第２のストリップ導体が
接続された第１のストリップ導体の部分間は信号波長の
１／４の間隔で離間されていることを特徴とする電源供
給構造の改良されたマイクロ波集積回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222379U JPS5924162Y2 (ja) | 1979-05-10 | 1979-05-10 | 電源供給構造の改良されたマイクロ波集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222379U JPS5924162Y2 (ja) | 1979-05-10 | 1979-05-10 | 電源供給構造の改良されたマイクロ波集積回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55162401U JPS55162401U (ja) | 1980-11-21 |
| JPS5924162Y2 true JPS5924162Y2 (ja) | 1984-07-18 |
Family
ID=29296221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6222379U Expired JPS5924162Y2 (ja) | 1979-05-10 | 1979-05-10 | 電源供給構造の改良されたマイクロ波集積回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924162Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-10 JP JP6222379U patent/JPS5924162Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55162401U (ja) | 1980-11-21 |
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