JP2636550B2 - 信号回路 - Google Patents
信号回路Info
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- JP2636550B2 JP2636550B2 JP3118545A JP11854591A JP2636550B2 JP 2636550 B2 JP2636550 B2 JP 2636550B2 JP 3118545 A JP3118545 A JP 3118545A JP 11854591 A JP11854591 A JP 11854591A JP 2636550 B2 JP2636550 B2 JP 2636550B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、信号回路に関するも
のであり、たとえば、マイクロ波・ミリ波帯において使
用される高周波回路に係わり、特に信号入出力部分の高
周波特性を改善した高周波回路に関するものである。
のであり、たとえば、マイクロ波・ミリ波帯において使
用される高周波回路に係わり、特に信号入出力部分の高
周波特性を改善した高周波回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、例えば特開昭59−1178
02に示された従来の高周波回路を示す斜視図、図13
は図12のXIII−XIII断面図である。図において、1
a,1bは誘電体基板、2a,2bは前記誘電体基板1
a,1bの裏面に形成された地導体、3a,3bは前記
誘電体基板1a,1bの表面に構成されたマイクロスト
リップ線路のストリップ導体、4a,4bは前記誘電体
基板1a,1bが半田付けされているキャリヤ、5a,
5bは前記ストリップ導体3a,3bに接続された信号
の入出力端子、10は前記入出力端子5a,5bを接続
する接続手段となるワイヤである。
02に示された従来の高周波回路を示す斜視図、図13
は図12のXIII−XIII断面図である。図において、1
a,1bは誘電体基板、2a,2bは前記誘電体基板1
a,1bの裏面に形成された地導体、3a,3bは前記
誘電体基板1a,1bの表面に構成されたマイクロスト
リップ線路のストリップ導体、4a,4bは前記誘電体
基板1a,1bが半田付けされているキャリヤ、5a,
5bは前記ストリップ導体3a,3bに接続された信号
の入出力端子、10は前記入出力端子5a,5bを接続
する接続手段となるワイヤである。
【0003】誘電体基板1aの裏面には地導体2aが、
表面にはストリップ導体3aが形成されており、マイク
ロストリップ線路が構成されている。高周波信号は、前
記マイクロストリップ線路に入出力端子5aよりワイヤ
10を介して入出力する。
表面にはストリップ導体3aが形成されており、マイク
ロストリップ線路が構成されている。高周波信号は、前
記マイクロストリップ線路に入出力端子5aよりワイヤ
10を介して入出力する。
【0004】図14は、図12に示した接続部の等価回
路図であり、図において、インダクタLwsはワイヤ1
0を示しており、前記Lwsはその両端を、インピーダ
ンスZ0 の線路に接続されている。図14に示した等価
回路において、接続部の反射電力は周波数が高くなるに
つれ増大する。
路図であり、図において、インダクタLwsはワイヤ1
0を示しており、前記Lwsはその両端を、インピーダ
ンスZ0 の線路に接続されている。図14に示した等価
回路において、接続部の反射電力は周波数が高くなるに
つれ増大する。
【0005】図12では、接続する線路は双方ともマイ
クロストリップ線路であったが、片方の線路をコプレー
ナ線路とした時の従来の高周波回路の斜視図を図15に
示す。図において、6aは誘電体基板1aの裏面に形成
された地導体2aに接続されたスルーホールであり、7
aは接地端子である。誘電体基板1bに形成されている
線路はコプレーナ線路であるため、地導体2bは前記誘
電体基板の表面に形成されている。
クロストリップ線路であったが、片方の線路をコプレー
ナ線路とした時の従来の高周波回路の斜視図を図15に
示す。図において、6aは誘電体基板1aの裏面に形成
された地導体2aに接続されたスルーホールであり、7
aは接地端子である。誘電体基板1bに形成されている
線路はコプレーナ線路であるため、地導体2bは前記誘
電体基板の表面に形成されている。
【0006】図16は図15の等価回路図であり、スル
ーホール6aはインダクタLthとして表される。ま
た、接地端子7aに接続されたワイヤ、および入出力端
子に接続されたワイヤは、それぞれインダクタLwg,
Lwsとして表すことができる。この時も、図14に示
した等価回路と同様に、スルーホールあるいはワイヤの
インダクタにより、周波数が高くなるにつれ接続部の反
射電力は増大する。
ーホール6aはインダクタLthとして表される。ま
た、接地端子7aに接続されたワイヤ、および入出力端
子に接続されたワイヤは、それぞれインダクタLwg,
Lwsとして表すことができる。この時も、図14に示
した等価回路と同様に、スルーホールあるいはワイヤの
インダクタにより、周波数が高くなるにつれ接続部の反
射電力は増大する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の高周波回路は以
上のように構成されおり、誘電体基板上に形成されてい
る線路の接続部のワイヤあるいはスルーホールのインダ
クタンスにより、高い周波数において前記接続部の反射
電力が増大するという問題点があった。
上のように構成されおり、誘電体基板上に形成されてい
る線路の接続部のワイヤあるいはスルーホールのインダ
クタンスにより、高い周波数において前記接続部の反射
電力が増大するという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ワイヤあるいはスルーホールの
インダクタンスが接続部の高周波特性に影響を与える周
波数帯において、反射電力の小さい接続部を持つ信号回
路を得ることを目的としている。
ためになされたもので、ワイヤあるいはスルーホールの
インダクタンスが接続部の高周波特性に影響を与える周
波数帯において、反射電力の小さい接続部を持つ信号回
路を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号回路
は、 誘電体基板上に形成され高周波信号が伝搬するマイ
クロストリップ線路のストリップ導体と外部回路の信号
端子とを、ワイヤまたはリボンまたは金属ピン等の第1
の接続手段により接続して、上記マイクロストリップ線
路の地導体に接続されたスルーホールまたはバイアホー
ル等の接続部と外部回路の接地端子とをワイヤまたはリ
ボンまたは金属ピン等の第2の接続手段により接続した
信号回路において、 上記マイクロストリップ線路のスト
リップ導体と上記接続部との間に設けられたキャパシタ
であって、 上記第2の接続手段と上記接続部とをインダ
クタンスと見なし、 上記第2の接続手段のインダクタン
スと上記接続部のインダクタンスとに対してT形に接続
され高周波信号を所用の帯域で通過させるローパスフィ
ルタを構成する容量を持つキャパシタを備えることを特
徴とする。
は、 誘電体基板上に形成され高周波信号が伝搬するマイ
クロストリップ線路のストリップ導体と外部回路の信号
端子とを、ワイヤまたはリボンまたは金属ピン等の第1
の接続手段により接続して、上記マイクロストリップ線
路の地導体に接続されたスルーホールまたはバイアホー
ル等の接続部と外部回路の接地端子とをワイヤまたはリ
ボンまたは金属ピン等の第2の接続手段により接続した
信号回路において、 上記マイクロストリップ線路のスト
リップ導体と上記接続部との間に設けられたキャパシタ
であって、 上記第2の接続手段と上記接続部とをインダ
クタンスと見なし、 上記第2の接続手段のインダクタン
スと上記接続部のインダクタンスとに対してT形に接続
され高周波信号を所用の帯域で通過させるローパスフィ
ルタを構成する容量を持つキャパシタを備えることを特
徴とする。
【0010】この発明に係る信号回路は、 誘電体基板上
に形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線
路のストリップ導体と外部回路の信号端子とを、ワイヤ
またはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段により
接続して、上記マイクロストリップ線路の地導体に接続
されたスルーホールまたはバイアホール等の接続部と外
部回路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピ
ン等の第2の接続手段により接続した信号回路におい
て、 上記マイクロストリップ線路のストリップ導体と上
記地導体との間に設けられたキャパシタであって、 上記
接続部をインダクタンスと見なし、 上記接続部のインダ
クタンスに対してL形に接続され高周波信号を所用の帯
域で通過させるローパスフィルタを構成する容量を持つ
キャパシタを備えることを特徴とする。
に形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線
路のストリップ導体と外部回路の信号端子とを、ワイヤ
またはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段により
接続して、上記マイクロストリップ線路の地導体に接続
されたスルーホールまたはバイアホール等の接続部と外
部回路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピ
ン等の第2の接続手段により接続した信号回路におい
て、 上記マイクロストリップ線路のストリップ導体と上
記地導体との間に設けられたキャパシタであって、 上記
接続部をインダクタンスと見なし、 上記接続部のインダ
クタンスに対してL形に接続され高周波信号を所用の帯
域で通過させるローパスフィルタを構成する容量を持つ
キャパシタを備えることを特徴とする。
【0011】この発明に係る信号回路は、 誘電体基板上
に形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線
路のストリップ導体と外部回路の信号端子とを、ワイヤ
またはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段により
接続して、上記マイクロストリップ線路の地導体に接続
されたスルーホールまたはバイアホール等の接続部と外
部回路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピ
ン等の第2の接続手段により接続した信号回路におい
て、 上記接続部と上記第2の接続手段との間に設けられ
たキャパシタであって、 上記第2の接続手段と上記接続
部とをインダクタンスと見なし、 上記接続部のインダク
タンスと上記第2の接続手段のインダクタンスとに対し
て直列に接続され高周波信号を所用の帯域で通過させる
バンドパスフィルタを構成する容量を持つキャパシタを
備えることを特徴とする。
に形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線
路のストリップ導体と外部回路の信号端子とを、ワイヤ
またはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段により
接続して、上記マイクロストリップ線路の地導体に接続
されたスルーホールまたはバイアホール等の接続部と外
部回路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピ
ン等の第2の接続手段により接続した信号回路におい
て、 上記接続部と上記第2の接続手段との間に設けられ
たキャパシタであって、 上記第2の接続手段と上記接続
部とをインダクタンスと見なし、 上記接続部のインダク
タンスと上記第2の接続手段のインダクタンスとに対し
て直列に接続され高周波信号を所用の帯域で通過させる
バンドパスフィルタを構成する容量を持つキャパシタを
備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明によれば、キャパシタをストリップ導
体と接続部との間に設けて、第2の接続手段のインダク
タンスと接続部のインダクタンスとキャパシタのキャパ
シタンスをT形に接続する。そして、キャパシタは、ロ
ーパスフィルタを構成できる容量を持つ。このため、接
続手段及びは接続部のインダクタンス成分とキャパシタ
のもつ容量成分により所定帯域の信号フィルタを構成し
て接続部の反射電力を小さくできる。
体と接続部との間に設けて、第2の接続手段のインダク
タンスと接続部のインダクタンスとキャパシタのキャパ
シタンスをT形に接続する。そして、キャパシタは、ロ
ーパスフィルタを構成できる容量を持つ。このため、接
続手段及びは接続部のインダクタンス成分とキャパシタ
のもつ容量成分により所定帯域の信号フィルタを構成し
て接続部の反射電力を小さくできる。
【0013】また、この発明によれば、キャパシタをス
トリップ導体と地導体との間に設けて、接続部のインダ
クタンスとキャパシタのキャパシタンスをL形に接続す
る。そして、キャパシタは、ローパスフィルタを構成で
きる容量を持つ。このため、キャパシタのもつ容量成分
と接続部のインダクタンス成分とにより、所定帯域の信
号フィルタを構成して接続部の反射電力を小さくでき
る。
トリップ導体と地導体との間に設けて、接続部のインダ
クタンスとキャパシタのキャパシタンスをL形に接続す
る。そして、キャパシタは、ローパスフィルタを構成で
きる容量を持つ。このため、キャパシタのもつ容量成分
と接続部のインダクタンス成分とにより、所定帯域の信
号フィルタを構成して接続部の反射電力を小さくでき
る。
【0014】更に、この発明によれば、キャパシタを接
続部と第2の接続手段との間に設け て、接続部のインダ
クタンスと第2の接続手段のインダクタンスとキャパシ
タのキャパシタンスを直列に接続する。そして、キャパ
シタは、バンドパスフィルタを構成できる容量を持つ。
このため、キャパシタのもつ容量成分と第2の接続手段
及び接続部のもつインダクタンス成分とにより、信号フ
ィルタを構成して接続部の反射電力を小さくできる。
続部と第2の接続手段との間に設け て、接続部のインダ
クタンスと第2の接続手段のインダクタンスとキャパシ
タのキャパシタンスを直列に接続する。そして、キャパ
シタは、バンドパスフィルタを構成できる容量を持つ。
このため、キャパシタのもつ容量成分と第2の接続手段
及び接続部のもつインダクタンス成分とにより、信号フ
ィルタを構成して接続部の反射電力を小さくできる。
【0015】
【実施例】 実施例1. 実施例1は、本発明の一実施例を示すものであり、高周
波信号が伝搬するマイクロストリップ線路の入出力部分
を、前記マイクロストリップ線路のストリップ導体と、
前記ストリップ導体に直列に挿入されたキャパシタと、
外部回路と前記ストリップ導体とを接続する第1の接続
手段であるワイヤまたはリボンで構成したものを説明す
る。
波信号が伝搬するマイクロストリップ線路の入出力部分
を、前記マイクロストリップ線路のストリップ導体と、
前記ストリップ導体に直列に挿入されたキャパシタと、
外部回路と前記ストリップ導体とを接続する第1の接続
手段であるワイヤまたはリボンで構成したものを説明す
る。
【0016】図1はこの発明の一実施例を示す斜視図で
あり、また、図2は図1のII−II断面図である。図にお
いて、1a,1bは誘電体基板、2a,2bは前記誘電
体基板1a,1bの裏面に形成された地導体、3a,3
bは前記誘電体基板1a,1bの表面に構成されたマイ
クロストリップ線路のストリップ導体、4a,4bは前
記誘電体基板1a,1bが半田付けされているキャリ
ヤ、5a,5bは前記ストリップ導体3a,3bに接続
された信号の入出力端子、10は第1の接続手段の一例
となるワイヤ、15はキャパシタの一例であるチップコ
ンデンサである。
あり、また、図2は図1のII−II断面図である。図にお
いて、1a,1bは誘電体基板、2a,2bは前記誘電
体基板1a,1bの裏面に形成された地導体、3a,3
bは前記誘電体基板1a,1bの表面に構成されたマイ
クロストリップ線路のストリップ導体、4a,4bは前
記誘電体基板1a,1bが半田付けされているキャリ
ヤ、5a,5bは前記ストリップ導体3a,3bに接続
された信号の入出力端子、10は第1の接続手段の一例
となるワイヤ、15はキャパシタの一例であるチップコ
ンデンサである。
【0017】誘電体基板1aの裏面には地導体2aが、
表面にはストリップ導体3aが形成されており、マイク
ロストリップ線路を構成している。前記マイクロストリ
ップ線路の端部にはチップコンデンサ15が接続されて
おり、前記チップコンデンサ15の上部電極が入出力端
子5aとなっている。前記入出力端子5aは、誘電体基
板1bに構成されたマイクロストリップ線路とワイヤ1
0により接続されている。
表面にはストリップ導体3aが形成されており、マイク
ロストリップ線路を構成している。前記マイクロストリ
ップ線路の端部にはチップコンデンサ15が接続されて
おり、前記チップコンデンサ15の上部電極が入出力端
子5aとなっている。前記入出力端子5aは、誘電体基
板1bに構成されたマイクロストリップ線路とワイヤ1
0により接続されている。
【0018】図3は、図1に示した接続部の等価回路図
であり、図において、Lwsはワイヤ10のインダクタ
ンスであり、Csはコンデンサ15のキャパシタンスで
ある。直列に接続されたLwsとCsはその両端を、イ
ンピーダンスZ0 の線路に接続されている。接続部は、
LとCが直列に接続されているのでバンドパスフィルタ
として動作する。所要周波数帯域が前記バンドパスフィ
ルタの通過帯域となるように、コンデンサ15のキャパ
シタンスを設定することにより、高い周波数帯において
も、反射電力の小さい接続部を持つ高周波回路を得るこ
とができる。
であり、図において、Lwsはワイヤ10のインダクタ
ンスであり、Csはコンデンサ15のキャパシタンスで
ある。直列に接続されたLwsとCsはその両端を、イ
ンピーダンスZ0 の線路に接続されている。接続部は、
LとCが直列に接続されているのでバンドパスフィルタ
として動作する。所要周波数帯域が前記バンドパスフィ
ルタの通過帯域となるように、コンデンサ15のキャパ
シタンスを設定することにより、高い周波数帯において
も、反射電力の小さい接続部を持つ高周波回路を得るこ
とができる。
【0019】なお、図1においてストリップ導体に直列
に接続されたキャパシタとして、チップコンデンサ15
が示されたが、MIM(Metal Insulato
rMetal)キャパシタであっても、また、ストリッ
プ導体上に形成されたギャップキャパシタやインターデ
ジタルキャパシタであってもよい。
に接続されたキャパシタとして、チップコンデンサ15
が示されたが、MIM(Metal Insulato
rMetal)キャパシタであっても、また、ストリッ
プ導体上に形成されたギャップキャパシタやインターデ
ジタルキャパシタであってもよい。
【0020】図1ではコンデンサは一方の誘電体基板上
のみに配置されているが、両方の誘電体基板に配置して
もよい。また、図1では、マイクロストリップ線路間の
接続について示したが、コプレーナ線路間の接続におい
ても同様の効果を奏する。なお、コプレーナ線路はキャ
リヤに固定された誘電体基板上に形成され、マイクロス
トリップ線路とワイヤで接続されていてもよいし、RF
プローバのプローブヘッドであってもよい。この場合、
線路間を接続するワイヤに相当するものは、プローブヘ
ッドの先端に付いている接触用の金属ピンである。
のみに配置されているが、両方の誘電体基板に配置して
もよい。また、図1では、マイクロストリップ線路間の
接続について示したが、コプレーナ線路間の接続におい
ても同様の効果を奏する。なお、コプレーナ線路はキャ
リヤに固定された誘電体基板上に形成され、マイクロス
トリップ線路とワイヤで接続されていてもよいし、RF
プローバのプローブヘッドであってもよい。この場合、
線路間を接続するワイヤに相当するものは、プローブヘ
ッドの先端に付いている接触用の金属ピンである。
【0021】以上、この実施例1では、誘電体基板上に
形成され高周波信号が伝搬するストリップ導体上に形成
された入出力端子と外部回路の信号端子とをワイヤまた
はリボンまたは金属ピンで接続した高周波回路におい
て、前記ワイヤまたはリボンまたは金属ピンをインダク
タンスと見なし直列に接続することにより所用帯域で通
過となるバンドパスフィルタを構成できる容量を持つキ
ャパシタを、前記ストリップ導体に直列に挿入したこと
を特徴とする高周波回路を説明した。
形成され高周波信号が伝搬するストリップ導体上に形成
された入出力端子と外部回路の信号端子とをワイヤまた
はリボンまたは金属ピンで接続した高周波回路におい
て、前記ワイヤまたはリボンまたは金属ピンをインダク
タンスと見なし直列に接続することにより所用帯域で通
過となるバンドパスフィルタを構成できる容量を持つキ
ャパシタを、前記ストリップ導体に直列に挿入したこと
を特徴とする高周波回路を説明した。
【0022】この実施例1においては、ストリップ導体
に直列に挿入されたキャパシタのキャパシタンスと、外
部回路と前記ストリップ導体とを接続するワイヤのイン
ダクタンスとが、直列に接続されており、これらにより
バンドパスフィルタを構成することができるので、ワイ
ヤのインダクタンスが接続部の高周波特性に影響を与え
る高い周波数においても、前記フィルタの通過帯域にお
いて、接続部の反射電力を小さくすることができる。
に直列に挿入されたキャパシタのキャパシタンスと、外
部回路と前記ストリップ導体とを接続するワイヤのイン
ダクタンスとが、直列に接続されており、これらにより
バンドパスフィルタを構成することができるので、ワイ
ヤのインダクタンスが接続部の高周波特性に影響を与え
る高い周波数においても、前記フィルタの通過帯域にお
いて、接続部の反射電力を小さくすることができる。
【0023】実施例2. 実施例2は、本発明の実施例を示すものであり、ここで
は、高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路の入
出力部分を、前記マイクロストリップ線路のストリップ
導体と、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続さ
れた接続部の一例であるスルーホールまたはバイアホー
ルと、前記ストリップ導体と前記スルーホールまたはバ
イアホールとの間に挿入されたキャパシタと、外部回路
の信号端子と前記ストリップ導体の信号端子とを接続す
るワイヤまたはリボン等の第1の接続手段と、外部回路
の接地端子と前記スルーホールまたはバイアホールにあ
る接地端子とを接続するワイヤまたはリボン等の第2の
接続手段で構成したものを説明する。
は、高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路の入
出力部分を、前記マイクロストリップ線路のストリップ
導体と、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続さ
れた接続部の一例であるスルーホールまたはバイアホー
ルと、前記ストリップ導体と前記スルーホールまたはバ
イアホールとの間に挿入されたキャパシタと、外部回路
の信号端子と前記ストリップ導体の信号端子とを接続す
るワイヤまたはリボン等の第1の接続手段と、外部回路
の接地端子と前記スルーホールまたはバイアホールにあ
る接地端子とを接続するワイヤまたはリボン等の第2の
接続手段で構成したものを説明する。
【0024】上記実施例1では、接続する線路は、双方
ともマイクロストリップ線路であったが、実施例2では
他の形式の線路を用いて説明する。図4はこのときの一
実施例を示したものであり、一方の誘電体基板にはコプ
レーナ線路が、他方の誘電体基板にはマイクロストリッ
プ線路が構成されている。図において、6aは地導体に
接続したスルーホールであり、7aは接地端子、16は
インターデジタルキャパシタである。誘電体基板1bに
形成されている線路はコプレーナ線路であるため、地導
体2bは前記誘電体基板の表面に形成されている。ま
た、インターデジタルキャパシタ16は、前記接地端子
7a(あるいはスルーホール6a)と前記マイクロスト
リップ線路のストリップ導体3aとの間に接続されてい
る。この場合、接地端子7a(あるいはスルーホール6
a)は地導体2aの接続部として機能し、接地端子7a
(あるいはスルーホール6a)と給電導体の一例である
ストリップ導体3aとの間にキャパシタ16を備えてい
る。
ともマイクロストリップ線路であったが、実施例2では
他の形式の線路を用いて説明する。図4はこのときの一
実施例を示したものであり、一方の誘電体基板にはコプ
レーナ線路が、他方の誘電体基板にはマイクロストリッ
プ線路が構成されている。図において、6aは地導体に
接続したスルーホールであり、7aは接地端子、16は
インターデジタルキャパシタである。誘電体基板1bに
形成されている線路はコプレーナ線路であるため、地導
体2bは前記誘電体基板の表面に形成されている。ま
た、インターデジタルキャパシタ16は、前記接地端子
7a(あるいはスルーホール6a)と前記マイクロスト
リップ線路のストリップ導体3aとの間に接続されてい
る。この場合、接地端子7a(あるいはスルーホール6
a)は地導体2aの接続部として機能し、接地端子7a
(あるいはスルーホール6a)と給電導体の一例である
ストリップ導体3aとの間にキャパシタ16を備えてい
る。
【0025】次に、図5は図4の等価回路図であり、L
wsはストリップ導体を結ぶワイヤのインダクタンス、
Lwgは地導体を結ぶワイヤのインダクタンス、Lth
はスルーホール6aのインダクタンスを表わし、また、
Cpはインターデジタルキャパシタ16のキャパシタン
スを表わしている。インダクタンスLwgとLthの接
点とLwsとインピーダンスZ0 の線路の接点との間に
キャパシタンスCpが接続され、ローパスフィルタを形
成し、高い周波数帯でも前記フィルタの通過帯域におい
て、接続部の反射電力を小さくすることができる。な
お、インターデジタルキャパシタでなく単にギャップキ
ャパシタであってもよい。
wsはストリップ導体を結ぶワイヤのインダクタンス、
Lwgは地導体を結ぶワイヤのインダクタンス、Lth
はスルーホール6aのインダクタンスを表わし、また、
Cpはインターデジタルキャパシタ16のキャパシタン
スを表わしている。インダクタンスLwgとLthの接
点とLwsとインピーダンスZ0 の線路の接点との間に
キャパシタンスCpが接続され、ローパスフィルタを形
成し、高い周波数帯でも前記フィルタの通過帯域におい
て、接続部の反射電力を小さくすることができる。な
お、インターデジタルキャパシタでなく単にギャップキ
ャパシタであってもよい。
【0026】ここでは、一方の誘電体基板上に構成され
ている線路をコプレーナ線路とした場合について説明し
たが、スロット線路であっても、同様の効果を奏する。
また、図4においてコプレーナ線路はキャリヤに固定さ
れた誘電体基板上に形成され、マイクロストリップ線路
とワイヤで接続されていたが、これらはRFプローバの
プローブヘッドであっても同様の効果を奏する。
ている線路をコプレーナ線路とした場合について説明し
たが、スロット線路であっても、同様の効果を奏する。
また、図4においてコプレーナ線路はキャリヤに固定さ
れた誘電体基板上に形成され、マイクロストリップ線路
とワイヤで接続されていたが、これらはRFプローバの
プローブヘッドであっても同様の効果を奏する。
【0027】以上、この実施例2では、誘電体基板上に
形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路
のストリップ導体と、外部回路の信号端子とをワイヤま
たはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段で接続
し、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続された
スルーホールまたはバイアホール等の接続部と、外部回
路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピン等
の第2の接続手段で接続した高周波回路において、前記
第2の接続手段及び接続部をインダクタンスと見なし、
これらに対してT形に接続して所用帯域で通過となるロ
ーパスフィルタを構成できる容量を持つキャパシタを、
前記ストリップ導体と前記接続部との間に挿入したこと
を特徴とする高周波回路を説明した。
形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路
のストリップ導体と、外部回路の信号端子とをワイヤま
たはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段で接続
し、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続された
スルーホールまたはバイアホール等の接続部と、外部回
路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピン等
の第2の接続手段で接続した高周波回路において、前記
第2の接続手段及び接続部をインダクタンスと見なし、
これらに対してT形に接続して所用帯域で通過となるロ
ーパスフィルタを構成できる容量を持つキャパシタを、
前記ストリップ導体と前記接続部との間に挿入したこと
を特徴とする高周波回路を説明した。
【0028】この実施例2では、マイクロストリップ線
路の地導体に接続されたスルーホールとストリップ導体
との間に挿入されたキャパシタと、前記スルーホールの
インダクタンス及び前記スルーホールと外部回路とを接
続するワイヤのインダクタンスとがT形に接続されてお
り、これらによりローパスフィルタを構成し、前記スル
ーホールと外部回路とを接続するワイヤあるいはスルー
ホールのインダクタンスが接続部の高周波特性に影響を
与える高い周波数においても、前記フィルタの通過帯域
において、接続部の反射電力を小さくすることができ
る。
路の地導体に接続されたスルーホールとストリップ導体
との間に挿入されたキャパシタと、前記スルーホールの
インダクタンス及び前記スルーホールと外部回路とを接
続するワイヤのインダクタンスとがT形に接続されてお
り、これらによりローパスフィルタを構成し、前記スル
ーホールと外部回路とを接続するワイヤあるいはスルー
ホールのインダクタンスが接続部の高周波特性に影響を
与える高い周波数においても、前記フィルタの通過帯域
において、接続部の反射電力を小さくすることができ
る。
【0029】実施例3. 実施例3は、この発明の一実施例を示すものであり、こ
こでは、高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路
の入出力部分を、前記マイクロストリップ線路のストリ
ップ導体と、前記マイクロストリップ線路の地導体に接
続された接続部の一例であるスルーホールまたはバイア
ホールと、前記ストリップ導体と前記マイクロストリッ
プ線路の地導体との間に挿入されたキャパシタと、外部
回路の信号端子と前記ストリップ導体とを接続する第1
の接続手段の一例であるワイヤまたはリボンと、外部回
路の接地端子と前記スルーホールまたはバイアホールと
を接続する第2の接続手段の一例であるワイヤまたはリ
ボンで構成したものを説明する。
こでは、高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路
の入出力部分を、前記マイクロストリップ線路のストリ
ップ導体と、前記マイクロストリップ線路の地導体に接
続された接続部の一例であるスルーホールまたはバイア
ホールと、前記ストリップ導体と前記マイクロストリッ
プ線路の地導体との間に挿入されたキャパシタと、外部
回路の信号端子と前記ストリップ導体とを接続する第1
の接続手段の一例であるワイヤまたはリボンと、外部回
路の接地端子と前記スルーホールまたはバイアホールと
を接続する第2の接続手段の一例であるワイヤまたはリ
ボンで構成したものを説明する。
【0030】ワイヤ、リボン等の接続手段10がインダ
クタンスを有することは、説明したが、地導体を接続す
るワイヤのインダクタンスLwgは、ワイヤの本数を複
数とすることやワイヤの長さを短くすることにより、ス
ルーホール6aのインダクタンスに比べて無視できる場
合がある。この時は、前記キャパシタンスCpを、Lw
gとLthの接点とLwsとインピーダンスZ0 の線路
の接点との間に接続するのではなく、Lwsとインピー
ダンスZ0 の線路の接点との間に接続しても良い。図6
はこの時の一実施例を示したものであり、前記キャパシ
タは、オープンスタブ17により実現されている。
クタンスを有することは、説明したが、地導体を接続す
るワイヤのインダクタンスLwgは、ワイヤの本数を複
数とすることやワイヤの長さを短くすることにより、ス
ルーホール6aのインダクタンスに比べて無視できる場
合がある。この時は、前記キャパシタンスCpを、Lw
gとLthの接点とLwsとインピーダンスZ0 の線路
の接点との間に接続するのではなく、Lwsとインピー
ダンスZ0 の線路の接点との間に接続しても良い。図6
はこの時の一実施例を示したものであり、前記キャパシ
タは、オープンスタブ17により実現されている。
【0031】実施例4. 次に、図7を用いて、この発明の他の実施例を説明す
る。前述した実施例2においては、一方の線路がマイク
ロトリップ線路、他方の線路が共平面回路の場合につい
て述べたが、双方の線路がマイクロストリップ線路であ
っても、同様の効果を奏する。図7に本実施例を用いた
高周波回路の斜視図を示す。なお、双方の線路がマイク
ロストリップ線路の場合としては図12に示した従来例
あるいは図1に示した実施例1がある。これらにおい
て、地導体はキャリヤの接触により接続されているが、
特に高い周波数帯において前記キャリヤの加工精度の問
題により、キャリヤの接触が不良となり、地導体に不連
続が生じるために、接続部の反射電力が大きくなるとい
う問題があった。本実施例によれば、地導体の接続をワ
イヤを介して行うことができるため、キャリヤの加工精
度によらず、良好に地導体を接続することができる。
る。前述した実施例2においては、一方の線路がマイク
ロトリップ線路、他方の線路が共平面回路の場合につい
て述べたが、双方の線路がマイクロストリップ線路であ
っても、同様の効果を奏する。図7に本実施例を用いた
高周波回路の斜視図を示す。なお、双方の線路がマイク
ロストリップ線路の場合としては図12に示した従来例
あるいは図1に示した実施例1がある。これらにおい
て、地導体はキャリヤの接触により接続されているが、
特に高い周波数帯において前記キャリヤの加工精度の問
題により、キャリヤの接触が不良となり、地導体に不連
続が生じるために、接続部の反射電力が大きくなるとい
う問題があった。本実施例によれば、地導体の接続をワ
イヤを介して行うことができるため、キャリヤの加工精
度によらず、良好に地導体を接続することができる。
【0032】以上、この実施例3、4では、誘電体基板
上に形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ
線路のストリップ導体と、外部回路の信号端子とをワイ
ヤまたはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段で接
続し、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続され
たスルーホールまたはバイアホール等の接続部と、外部
回路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピン
等の第2の接続手段で接続した高周波回路において、前
記接続部をインダクタンスと見なしこれらに対してL形
に接続することにより所用帯域で通過となるローパスフ
ィルタを構成できる容量を持つキャパシタを、前記マイ
クロストリップ線路のストリップ導体と地導体との間に
挿入したことを特徴とする高周波回路を説明した。
上に形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ
線路のストリップ導体と、外部回路の信号端子とをワイ
ヤまたはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段で接
続し、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続され
たスルーホールまたはバイアホール等の接続部と、外部
回路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピン
等の第2の接続手段で接続した高周波回路において、前
記接続部をインダクタンスと見なしこれらに対してL形
に接続することにより所用帯域で通過となるローパスフ
ィルタを構成できる容量を持つキャパシタを、前記マイ
クロストリップ線路のストリップ導体と地導体との間に
挿入したことを特徴とする高周波回路を説明した。
【0033】この実施例3、4では、マイクロストリッ
プ線路の地導体とストリップ導体との間に挿入されたキ
ャパシタと、前記スルーホールのインダクタンス、また
は前記スルーホールと外部回路とを接続するワイヤのイ
ンダクタンスとがL形に接続されており、これらにより
ローパスフィルタを構成して、前記スルーホールと外部
回路とを接続するワイヤあるいはスルーホールのインダ
クタンスが接続部の高周波特性に影響を与える高い周波
数においても、前記フィルタの通過帯域において、接続
部の反射電力を小さくすることができる。
プ線路の地導体とストリップ導体との間に挿入されたキ
ャパシタと、前記スルーホールのインダクタンス、また
は前記スルーホールと外部回路とを接続するワイヤのイ
ンダクタンスとがL形に接続されており、これらにより
ローパスフィルタを構成して、前記スルーホールと外部
回路とを接続するワイヤあるいはスルーホールのインダ
クタンスが接続部の高周波特性に影響を与える高い周波
数においても、前記フィルタの通過帯域において、接続
部の反射電力を小さくすることができる。
【0034】実施例5. 実施例5は、この発明の一実施例を示すもので、ここで
は、高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路の入
出力部分を、前記マイクロストリップ線路のストリップ
導体と、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続さ
れたスルーホールまたはバイアホール等の接続部と、前
記ストリップ導体に直列に挿入されたキャパシタと、外
部回路の信号端子と前記キャパシタとを接続するワイヤ
またはリボン等の第1の接続手段と、外部回路の接地端
子と前記スルーホールまたはバイアホールとを接続する
ワイヤまたはリボン等の第2の接続手段で構成したもの
を説明する。
は、高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路の入
出力部分を、前記マイクロストリップ線路のストリップ
導体と、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続さ
れたスルーホールまたはバイアホール等の接続部と、前
記ストリップ導体に直列に挿入されたキャパシタと、外
部回路の信号端子と前記キャパシタとを接続するワイヤ
またはリボン等の第1の接続手段と、外部回路の接地端
子と前記スルーホールまたはバイアホールとを接続する
ワイヤまたはリボン等の第2の接続手段で構成したもの
を説明する。
【0035】上記実施例2〜4において、接地導体を接
続するワイヤのインダクタンスLwgあるいはスルーホ
ールのインダクタンスLthと、これらインダクタンス
とストリップ導体との間に接続されたキャパシタにより
ローパスフィルタを構成したが、前記インダクタンスL
wgあるいはLthと、これらに直列に接続されたキャ
パシタ、あるいは、ストリップ導体に挿入されたキャパ
シタによりバンドパスフィルタを構成することもでき
る。図8は、この時の一実施例をしめしたものであり、
MIMキャパシタ18は、ストリップ導体とワイヤとの
間に挿入されている。図9は図8の等価回路図であり、
図において、CpはMIMキャパシタ18のキャパシタ
ンスを表している。
続するワイヤのインダクタンスLwgあるいはスルーホ
ールのインダクタンスLthと、これらインダクタンス
とストリップ導体との間に接続されたキャパシタにより
ローパスフィルタを構成したが、前記インダクタンスL
wgあるいはLthと、これらに直列に接続されたキャ
パシタ、あるいは、ストリップ導体に挿入されたキャパ
シタによりバンドパスフィルタを構成することもでき
る。図8は、この時の一実施例をしめしたものであり、
MIMキャパシタ18は、ストリップ導体とワイヤとの
間に挿入されている。図9は図8の等価回路図であり、
図において、CpはMIMキャパシタ18のキャパシタ
ンスを表している。
【0036】以上、この実施例5では、誘電体基板上に
形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路
のストリップ導体と、外部回路の信号端子とをワイヤま
たはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段で接続
し、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続された
スルーホールまたはバイアホール等の接続部と、外部回
路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピン等
の第2の接続手段で接続した高周波回路において、前記
第1の接続手段をインダクタンスと見なしこれに対して
直列に接続して所用帯域で通過となるバンドパスフィル
タを構成できる容量を持つキャパシタを、前記ストリッ
プ導体と第1の接続手段の間に直列に挿入したことを特
徴とする高周波回路を説明した。
形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路
のストリップ導体と、外部回路の信号端子とをワイヤま
たはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段で接続
し、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続された
スルーホールまたはバイアホール等の接続部と、外部回
路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピン等
の第2の接続手段で接続した高周波回路において、前記
第1の接続手段をインダクタンスと見なしこれに対して
直列に接続して所用帯域で通過となるバンドパスフィル
タを構成できる容量を持つキャパシタを、前記ストリッ
プ導体と第1の接続手段の間に直列に挿入したことを特
徴とする高周波回路を説明した。
【0037】この実施例5では、ストリップ導体に接続
されたキャパシタと、外部回路と前記ストリップ導体と
を接続するワイヤのインダクタンスとが、直列に接続さ
れており、これによりバンドパスフィルタを構成して、
ワイヤのインダクタンスが接続部の高周波特性に影響を
与える高い周波数においても、前記フィルタの通過帯域
において、接続部の反射電力を小さくすることができ
る。
されたキャパシタと、外部回路と前記ストリップ導体と
を接続するワイヤのインダクタンスとが、直列に接続さ
れており、これによりバンドパスフィルタを構成して、
ワイヤのインダクタンスが接続部の高周波特性に影響を
与える高い周波数においても、前記フィルタの通過帯域
において、接続部の反射電力を小さくすることができ
る。
【0038】実施例6. 実施例6は、この発明の一実施例を示すものであり、こ
こでは、高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路
の入出力部分を、前記マイクロストリップ線路のストリ
ップ導体と、前記マイクロストリップ線路の地導体に接
続されたスルーホールまたはバイアホール等の接続部
と、前記接続部に接続されたキャパシタと、外部回路の
信号端子と前記ストリップ導体とを接続するワイヤまた
はリボン等の第1の接続手段と、外部回路の接地端子と
前記キャパシタとを接続するワイヤまたはリボン等の第
2の接続手段で構成したものを説明する。
こでは、高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路
の入出力部分を、前記マイクロストリップ線路のストリ
ップ導体と、前記マイクロストリップ線路の地導体に接
続されたスルーホールまたはバイアホール等の接続部
と、前記接続部に接続されたキャパシタと、外部回路の
信号端子と前記ストリップ導体とを接続するワイヤまた
はリボン等の第1の接続手段と、外部回路の接地端子と
前記キャパシタとを接続するワイヤまたはリボン等の第
2の接続手段で構成したものを説明する。
【0039】図10は実施例6を示したものであり、図
において、MIMキャパシタ18は、スルーホールと、
前記スルーホールと地導体を接続するワイヤとの間に挿
入されている。図11は図10の等価回路図であり、C
pは図9と同様にMIMキャパシタ18のキャパシタン
スを表している。
において、MIMキャパシタ18は、スルーホールと、
前記スルーホールと地導体を接続するワイヤとの間に挿
入されている。図11は図10の等価回路図であり、C
pは図9と同様にMIMキャパシタ18のキャパシタン
スを表している。
【0040】以上、この実施例6では、誘電体基板上に
形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路
のストリップ導体と、外部回路の信号端子とをワイヤま
たはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段で接続
し、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続された
スルーホールまたはバイアホール等の接続部と、外部回
路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピン等
の第2の接続手段で接続した高周波回路において、前記
第2の接続手段及び接続部をインダクタンスと見なしこ
れらに対して直列に接続して所用帯域で通過となるバン
ドパスフィルタを構成できる容量を持つキャパシタを、
前記接続部と前記第2の接続手段との間に挿入したこと
を特徴とする高周波回路を説明した。
形成され高周波信号が伝搬するマイクロストリップ線路
のストリップ導体と、外部回路の信号端子とをワイヤま
たはリボンまたは金属ピン等の第1の接続手段で接続
し、前記マイクロストリップ線路の地導体に接続された
スルーホールまたはバイアホール等の接続部と、外部回
路の接地端子とをワイヤまたはリボンまたは金属ピン等
の第2の接続手段で接続した高周波回路において、前記
第2の接続手段及び接続部をインダクタンスと見なしこ
れらに対して直列に接続して所用帯域で通過となるバン
ドパスフィルタを構成できる容量を持つキャパシタを、
前記接続部と前記第2の接続手段との間に挿入したこと
を特徴とする高周波回路を説明した。
【0041】この実施例6では、マイクロストリップ線
路の地導体に接続されたスルーホールに接続されたキャ
パシタと、前記スルーホールのインダクタンス、または
前記スルーホールと外部回路とを接続するワイヤのイン
ダクタンスとが直列に接続されており、これらによりバ
ンドパスフィルタを構成して、前記スルーホールと外部
回路とを接続するワイヤあるいはスルーホールのインダ
クタンスが接続部の高周波特性に影響を与える高い周波
数においても、前記フィルタの通過帯域において、接続
部の反射電力を小さくすることができる。
路の地導体に接続されたスルーホールに接続されたキャ
パシタと、前記スルーホールのインダクタンス、または
前記スルーホールと外部回路とを接続するワイヤのイン
ダクタンスとが直列に接続されており、これらによりバ
ンドパスフィルタを構成して、前記スルーホールと外部
回路とを接続するワイヤあるいはスルーホールのインダ
クタンスが接続部の高周波特性に影響を与える高い周波
数においても、前記フィルタの通過帯域において、接続
部の反射電力を小さくすることができる。
【0042】なお、上記実施例1〜6においては、2枚
の誘電体基板は別々のキャリヤに半田付けされていた
が、同一キャリヤに半田付けされていてもよい。
の誘電体基板は別々のキャリヤに半田付けされていた
が、同一キャリヤに半田付けされていてもよい。
【0043】また、上記実施例1〜6においては、高周
波回路の場合を示したが、高周波回路以外の信号回路で
あってもかまわない。
波回路の場合を示したが、高周波回路以外の信号回路で
あってもかまわない。
【0044】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0045】この発明によれば、接続部のインダクタン
スと第2の接続手段のインダクタンスとキャパシタのキ
ャパシタンスとをT形に接続してローパスフィルタを構
成することにより、上記フィルタの通常帯域において反
射電力を小さくできる。
スと第2の接続手段のインダクタンスとキャパシタのキ
ャパシタンスとをT形に接続してローパスフィルタを構
成することにより、上記フィルタの通常帯域において反
射電力を小さくできる。
【0046】また、この発明によれば、接続部のインダ
クタンスとキャパシタのキャパシタンスをL形に接続し
てローパスフィルタを構成することにより、上記フィル
タの通過帯域において、地導体を接続する接続部の反射
電力を小さくできる。
クタンスとキャパシタのキャパシタンスをL形に接続し
てローパスフィルタを構成することにより、上記フィル
タの通過帯域において、地導体を接続する接続部の反射
電力を小さくできる。
【0047】更に、この発明によれば、接続部のインダ
クタンスとキャパシタのキャパシタンスと第2の接続手
段のインダクタンスとを直列に接続してバンドパスフィ
ルタを構成することにより、上記フィルタの通過帯域に
おいて、地導体を接続する接続部の反射電力を小さくで
きる。
クタンスとキャパシタのキャパシタンスと第2の接続手
段のインダクタンスとを直列に接続してバンドパスフィ
ルタを構成することにより、上記フィルタの通過帯域に
おいて、地導体を接続する接続部の反射電力を小さくで
きる。
【図1】この発明の実施例1による高周波回路の斜視図
である。
である。
【図2】この発明の実施例1における高周波回路のII−
II断面図である。
II断面図である。
【図3】この発明の実施例1における高周波回路の等価
回路図である。
回路図である。
【図4】この発明の実施例2による高周波回路の斜視図
である。
である。
【図5】この発明の実施例2における高周波回路の等価
回路図である。
回路図である。
【図6】この発明の実施例3による高周波回路の斜視図
である。
である。
【図7】この発明の実施例4による高周波回路の斜視図
である。
である。
【図8】この発明の実施例5による高周波回路の斜視図
である。
である。
【図9】この発明の実施例5における高周波回路の等価
回路図である。
回路図である。
【図10】この発明の実施例6による高周波回路の斜視
図である。
図である。
【図11】この発明の実施例6における高周波回路の等
価回路図である。
価回路図である。
【図12】従来の高周波回路の斜視図である。
【図13】従来の高周波回路のXIII−XIII断面図であ
る。
る。
【図14】従来の高周波回路の等価回路図である。
【図15】スルーホール用いた従来の高周波回路の斜視
図である。
図である。
【図16】スルーホール用いた従来の高周波回路の等価
回路図である。
回路図である。
1a,1b 誘電体基板 2a,2b 地導体(対向導体の一例) 3a,3b ストリップ導体(給電導体の一例) 4a,4b キャリヤ 5a,5b 信号の入出力端子(接続部の一例) 6a,6b スルーホール(接続部の一例) 7a,7b 接地端子(接続部の一例) 10 ワイヤ(接続手段の一例) 15 チップコンデンサ 16 インターデジタルキャパシタ 17 オープンスタブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清野 清春 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 電子システム研究所内 (56)参考文献 特開 平1−141402(JP,A) 特開 平1−256801(JP,A) 実開 平2−123102(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】 誘電体基板上に形成され高周波信号が伝
搬するマイクロストリップ線路のストリップ導体と外部
回路の信号端子とを、ワイヤまたはリボンまたは金属ピ
ン等の第1の接続手段により接続して、上記マイクロス
トリップ線路の地導体に接続されたスルーホールまたは
バイアホール等の接続部と外部回路の接地端子とをワイ
ヤまたはリボンまたは金属ピン等の第2の接続手段によ
り接続した信号回路において、 上記マイクロストリップ線路のストリップ導体と上記接
続部との間に設けられたキャパシタであって、 上記第2の接続手段と上記接続部とをインダクタンスと
見なし、 上記第2の接続手段のインダクタンスと上記接続部のイ
ンダクタンスとに対してT形に接続され高周波信号を所
用の帯域で通過させるローパスフィルタを構成する容量
を持つキャパシタを備えることを特徴とする信号回路。 - 【請求項2】 誘電体基板上に形成され高周波信号が伝
搬するマイクロストリップ線路のストリップ導体と外部
回路の信号端子とを、ワイヤまたはリボンまたは金属ピ
ン等の第1の接続手段により接続して、上記マイクロス
トリップ線路の地導体に接続されたスルーホールまたは
バイアホール等の接続部と外部回路の接地端子とをワイ
ヤまたはリボンまたは金属ピン等の第2の接続手段によ
り接続した信号回路において、 上記マイクロストリップ線路のストリップ導体と上記地
導体との間に設けられたキャパシタであって、 上記接続部をインダクタンスと見なし、 上記接続部のインダクタンスに対してL形に接続され高
周波信号を所用の帯域で通過させるローパスフィルタを
構成する容量を持つキャパシタを備えることを特徴とす
る信号回路。 - 【請求項3】 誘電体基板上に形成され高周波信号が伝
搬するマイクロストリップ線路のストリップ導体と外部
回路の信号端子とを、ワイヤまたはリボンま たは金属ピ
ン等の第1の接続手段により接続して、上記マイクロス
トリップ線路の地導体に接続されたスルーホールまたは
バイアホール等の接続部と外部回路の接地端子とをワイ
ヤまたはリボンまたは金属ピン等の第2の接続手段によ
り接続した信号回路において、 上記接続部と上記第2の接続手段との間に設けられたキ
ャパシタであって、 上記第2の接続手段と上記接続部とをインダクタンスと
見なし、 上記接続部のインダクタンスと上記第2の接続手段のイ
ンダクタンスとに対して直列に接続され高周波信号を所
用の帯域で通過させるバンドパスフィルタを構成する容
量を持つキャパシタを備えることを特徴とする信号回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3118545A JP2636550B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 信号回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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