JPS5923990Y2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JPS5923990Y2
JPS5923990Y2 JP15543280U JP15543280U JPS5923990Y2 JP S5923990 Y2 JPS5923990 Y2 JP S5923990Y2 JP 15543280 U JP15543280 U JP 15543280U JP 15543280 U JP15543280 U JP 15543280U JP S5923990 Y2 JPS5923990 Y2 JP S5923990Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
fin
bent
bending radius
aluminum alloy
Prior art date
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Expired
Application number
JP15543280U
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English (en)
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JPS5782685U (ja
Inventor
信光 茂呂
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷房装置、冷凍装置等のコンデンサ及びエバポ
レータ等として用いられる偏平管型熱交換器に関するも
のである。
冷房、冷凍装置の熱交換器としては、従来より第1図に
示すように耐蝕アルミ材を偏平管型の押出し型材に成形
したものをジグザグ状に屈曲形成してチューブ1を構威
し、該チューブ1間にアルミ合金を芯材としてその表面
にアルミロー材をクラッドしたアルミプレージングシー
トをジグザグ状に折曲形成した伝熱フィン2を複数個挿
入組付け、これらを真空炉等にて炉中ロー付して熱交換
器コア部Aを一体構造に構成し、チューブ1の両端にア
ルミ又はアルミ合金製の出入口金具5,6を溶接にて固
着すると共に、軟鋼板よりなるチャンネル状の取付金具
3,4を熱交換器コアAの両側部に嵌装してボルト7、
ナツト8等を用いて組付けた偏平管型熱交換器を用いる
のが一般的である。
このような従来構造のものは、ファンの材料としてチュ
ーブ1の材料(電位がほぼ−0,83V程度)に対し電
位の低い(はぼ−0,96V程度)のものを用い、チュ
ーブに対して犠牲効果を発揮させてはいるものの、チュ
ーブ1の曲げアール部1′にはフィン2が存在しないの
で犠牲効果がとどかず、該曲げアール部1′は曲げ加工
時粒子が乱れ表面が粗くなり耐蝕性が悪くなっているこ
とと相俟って鉄部に腐蝕が発生し、冷媒洩れ等の不具合
が生じやすいという欠点を有している。
更にチューブ1の曲げアール部1′には取付金具3.4
が取付けられるが、このとき曲げアール部1′先端と取
付金具3,4の端面3’、4’とがボルト締付等による
組付時接触するケースが多く、水洗時等水が抜けずにた
まってしまうことがあり、又軟鋼製取付金具3,4と錆
がチューブ1の曲げアール部1′に影響を与える等、該
曲げアール部1′の腐蝕発生を更に促進させる原因が多
々あり、極めて不都合である。
本考案は上記のような問題に対処することを目的とする
もので、以下第2図の実施例につき説明する。
本考案においては、チューブ1として耐蝕アルミ材(A
3003.電位−o、53V)を芯材として外側の片
面(フィンとロー付する面)にのみアルミロー材(A
4004又は4104.共に電位−0,82〜−0,8
3V)をクラッドした材料を用い、これを偏平管型に押
出し成形したもの或は溶接した電縫管をジグザグ状に屈
曲形成してから構成する。
フィン2は上記−チューブ1の構成材に比し電位が低く
犠牲効果の大きイMn(0,5〜1.5%)、Zn(1
゜0〜2.0%)、Mg(0,2〜0.8%)、5i(
0,2〜1.2%)及びAl(残り%)よりなるアルミ
合金製薄板材(電位−〇、96V)をジグザグ状に折曲
して構成する。
又、A 1100又はA3003(電位−〇、83 V
)等の耐蝕アルミ合金をチャンネル状に折曲げて取付部
材30及び40を構威し、該取付部材30.40の端面
30a、4Qaの適所を切り起して取付耳部31,41
を形成し、且つ該取付部材30.40の端縁部の適所を
内側に折曲げて前記チューブ1の曲げアール部1′の内
側端部に近接して対向するフィン端ストッパ32.42
を形成する。
取付部材はチャンネル状の押出し型材にて構成しても良
い。
上記のようにして構成したチューブ1に取付部材30.
40を組み合せ、フィン2をチューブ1間に組込み、該
フィン2の両端部を前記取付部材30゜40に形成した
フィン端ストッパ32.42に当接支持させ、且つ取付
部材の端面30 a 、40 aの内側面と曲げアール
部1′先端間に所定の隙間aを設けて組付ける。
そしてこれらを炉中ロー付にして一体構造に構成し、チ
ューブ両端にアルミ又はアルミ合金製の出入口継手金具
5,6を溶接等にて取付け、第2図イに示すような熱交
換器を完成する。
以上のように構成した本考案の熱交換器は、チューブに
対し犠牲効果の大きいZn系アルミ合金よりなるフィン
を用い、その端部がチューブの曲げアール部の内側端部
に近接した位置となるよう組付けると共に、取付部材を
耐蝕アルミ合金にて構成しているので、フィンによる犠
牲防蝕効果はチューブの曲げアール部にまで及ぶと共に
、従来のような取付金具の錆の影響は全くなくなり、又
チューブの曲げアール部と取付部材間に水がたまること
がなく、曲げアール部の腐蝕と言う不具合はほぼ解消す
ることができ、長期にわたり冷媒洩れ等のない熱交換器
を得ることができる。
又取付部材をアルミ化しチューブ、フィン等と共に一体
ロー付としたことにより、従来にくらべ組付は作業の簡
易化及びボルト、ナツト等の部品の省略をはかることが
できコストダウン及び軽量化をもたらすことが出来ると
共に、フィンがチューブの曲げアール部内部にまで設け
であるので、伝熱効果の著しい向上をはかり得る等、実
用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図イ9口は従来の熱交換器の正面図及び側面図、第
2図は本考案の実施例を示すもので、イ図は正面図、口
図は側面図、へ図はイ図のX−X断面図である。 1・・・・・・チューブ、1′・・・・・・曲げアール
部、2・・・・・・フィン、5・・・・・・出口継手金
具、6・・・・・・入口継手金具、30゜40・・・・
・・取付部材、30 a 、40 a・・・・・・端面
、31.41・・・・・・取付耳部、32.42・・・
・・・フィン端ストッパ、a・・・・・・隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. A 3003耐蝕アルミ合金の外側片面にA 4004
    又はA 4104アルミロー材をクラッドしたブレージ
    ング材よりなる偏平管をジグザグ状に屈曲形成してチュ
    ーブを構成し、該チューブ間にMn9.5〜1゜5%、
    Zn 1.0〜2.0%、 Mg 0.2〜0.8%
    、Si0.2〜1゜2%及び残りをAIとしたアルミ合
    金製薄板をジグザグ状に折曲形成して構威したフィンを
    介装し、A 1100又はA 3003耐蝕アルミ合金
    によりチャンネル状の取付部材を構成し、該取付部材に
    は組付状態においてチューブの曲げアール部先端内側に
    近接対向するフィン端ストッパが折曲形成されており、
    チューブ間に介装されるフィンの端部がチューブの曲げ
    アール部の内部において該フィン端ストッパに当接支持
    される構威とし、該取付部材を前記チューブの曲げアー
    ル部に、取付部材の端面内側とチューブの曲げアール部
    先端間に所定の間隙を持たせた状態で嵌装組付け、これ
    らを炉中ロー付して一体構造としたことを特徴とする熱
    交換器。
JP15543280U 1980-10-30 1980-10-30 熱交換器 Expired JPS5923990Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5782685U JPS5782685U (ja) 1982-05-21
JPS5923990Y2 true JPS5923990Y2 (ja) 1984-07-16

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ID=29514628

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