JPS592386B2 - 接合型電界効果トランジスタ - Google Patents

接合型電界効果トランジスタ

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Publication number
JPS592386B2
JPS592386B2 JP53115352A JP11535278A JPS592386B2 JP S592386 B2 JPS592386 B2 JP S592386B2 JP 53115352 A JP53115352 A JP 53115352A JP 11535278 A JP11535278 A JP 11535278A JP S592386 B2 JPS592386 B2 JP S592386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
gate
electrode
conductivity type
jfet
Prior art date
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Expired
Application number
JP53115352A
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English (en)
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JPS5541769A (en
Inventor
修二 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5541769A publication Critical patent/JPS5541769A/ja
Publication of JPS592386B2 publication Critical patent/JPS592386B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は接合型電界効果トランジスタ、特に多数のチャ
ンネルを有する接合型電界効果トランジスタに関する。
接合型電界効果トランジスタ(以後JFETと略記する
)における相互コンダクタンスgm0は次式の様に表わ
される。
gm0≠2a、e、μ、NC、2/を゜゜゜’゜゜(1
)但し、2aはチャンネル厚さ、eは電子電荷、μは移
動度、Ncはチャンネル領域の不純物濃度をはゲート長
さ、Zはゲート幅である。
従来のJFETにおいては、相互コンダクタンスを大き
くするためにz/を比、Ncおよび2aを大きくする必
要があつた。
しかしながらz/を比を大きくするためにはゲート長さ
をの下限が写真蝕刻法にて歩留り良く再現するにはせい
ぜい2μm程度であるので、Zを大きくしなければなら
ず、よつて素子パターンを大きくする必要があつた。ま
た、チャンネル領域の不純物濃度Ncを大きくすると、
ドレイン領域およびソース領域の不純物濃度もNcと同
一であるため逆耐電圧は低下することになる。
さらに、チャンネル厚さ2aと閾値電圧VTとの間には
次の関係がある。2a=(8ε0、、εs、VT/Nc
、e)1/ 2 ・・・・・・(2)但し、εoは真空
誘電率、εsはチャンネルを構成する物質の比誘電率で
ある。
従つて、チャンネル厚さ2aを大きくすると閾値電圧V
Tも大きくなりJFETを動作するために大きな電圧を
要するため回路上好ましくない。本発明の目的はドレイ
ン・ゲート間およびソース・ゲート間の逆耐電圧の低下
や素子パターンおよび閾値電圧を大きくするような犠牲
を払うことなく相互コンダクタンスの大きな低価格のJ
FETを提供することである。
以下、実施例に従つて図面を用いて本発明の説明をする
第1図aおよびbは従来のNチャンネルJFETの実例
を示すそれぞれ模式的平面図およびX−X方向断面図で
ある。
不純物濃度が10”゜/一程度のP型半導体基板1上に
設けられた厚さ数μ川下純物濃度1015/Cd程度の
N型エピタ+シヤル層2の表面から前記P型半導体基板
1に達するまでP型不純物例えばボロンを選択的に拡散
して、前記P型半導体基板からのゲート取り出し領域3
(不純物濃度は1019/Cd程度)を形成し、さらに
前記エピタキシヤル層2の表面から選択的にP型不純物
を拡散してゲート領域4(不純物濃度は1020/c禮
度)を形成する。このときゲート取り出し領域3とゲー
ト領域4を拡散時に周縁部で短絡する必要がある。しか
るのちに前記エピタキシヤル層2表面より、例えばリン
なでのN型不純物を選択的に拡散して不純物濃度102
0/Cd腟度のソース領域5、およびドレイン領域6を
形成し従来のNチヤンネルJFETが完成する。7は酸
化膜である。
この場合、相互コンダクタンスおよび閾値電圧は前式(
4),(2)によつて決定される。次に第2図aおよび
bに本発明の一実施例を示すそれぞれ模式的平面図およ
びX−X方向断面図を示す。従来のJFETとの相違を
説明すれば、図aより中空円柱状または環状のゲート領
域4を有しておりソース領域5とドレイン領域6はそれ
ぞれゲート領域4に四面より囲まれることになる。,よ
つて、P型半導体基板1とゲート領域4とによつて画成
されるチヤンネル領域は各々のソース領域・ドレイン領
域に対して、四面に配置されることになる。図aに於い
て、円状または環状のコンタクトはどちらがドレイン領
域、ソース領域でも構わない。
なお、複数のソース領域およびドレイン領域をそれぞれ
共通に接続するソース電極およびドレイン領域の図示は
省略した。従来のJFETはソース領域、ドレイン領域
が各々、両面より囲まれているため、本発明JFETは
従来JFETのそれに比し約2倍のチヤンネル領域を有
している。
従つて、実効のゲート幅が約2倍になり、前式(1)よ
り、相互コンダクタンスは約2倍になることが分る。ま
た、閾値電圧はゲート幅に関係なく従来のJFETと同
一にすることができる。
このことは、同一の閾値電圧において相互コンダタタン
スが約2倍になるため回路上の特性向上を可能にするも
のである。さらに、本発明JFETにより従来JFET
と相互コンダクタンスを同等程度とするならば有効素子
面積を小さくすることができるため、チツプを小さくで
き、低価格、低容量化が図れる。本発明JFETはマス
ク状のパターン変更を行うだけで製造工程は従来JFE
Tと同じである。
従つて、安定した歩留りで再現することが可能である。
以上のように、本発明JFETは、逆耐電圧および閾値
電圧の低下を招くことなく、相互コンダクタンスの大き
さ、低価格、低容量のJFETを実現することが出来る
以上、NチヤンネルJFETについて説明したが、Pチ
ヤンネルJFETに本発明を適用しうること、半導体と
しては、シリコンGaAs等に特定されるものではない
ことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは従来のJFETにおけるそれぞれ平
面図およびX−X′方向断面図、第2図aおよびbは本
発明JFETの一実施例を示すそれぞれ平面図およびX
−X7方向断面図である。 1・・・・・・P型半導体基板、2・・・・・・N型エ
ピタキシヤル層、3・・・・・・P+型ゲート取り出し
領域、4・・・・・・P+型ゲート領域、5・・・・・
・N+型ソース領域、6・・・・・・N+型ドレイン領
域、7・・・・・・酸化膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一導電型の半導体領域と、該半導体領域に設けられ
    、他の導電型で互いに接触して連続する複数の中空円柱
    状で、その深さが前記半導体領域の厚さよりも浅いゲー
    ト領域と、該ゲート領域が形成する中空円柱の内部にそ
    れぞれ円柱状に形成された前記一導電型の複数の第1の
    電極領域と、前記ゲート領域が形成する中空円柱の外部
    に形成された前記一導電型の複数の第2の電極領域とを
    有し、前記ゲート領域、前記第1の電極領域および前記
    第2の電極領域は前記一導電型の半導体領域の同一主面
    に形成されており、かつ前記第1の電極領域および前記
    第2の電極領域の一方をソース電極領域、他方をドレイ
    ン電極領域としたことを特徴とする接合型電界効果トラ
    ンジスタ。
JP53115352A 1978-09-19 1978-09-19 接合型電界効果トランジスタ Expired JPS592386B2 (ja)

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JPS5541769A JPS5541769A (en) 1980-03-24
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JP4662198B2 (ja) * 2004-04-14 2011-03-30 住友電気工業株式会社 横型半導体デバイスの配線構造
JP5620767B2 (ja) * 2010-09-17 2014-11-05 パナソニック株式会社 半導体装置
JP6217158B2 (ja) * 2013-06-14 2017-10-25 日亜化学工業株式会社 電界効果トランジスタ

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JPS5541769A (en) 1980-03-24

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