JPS5923668Y2 - 自転車のディスクブレ−キ装置 - Google Patents
自転車のディスクブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPS5923668Y2 JPS5923668Y2 JP14061378U JP14061378U JPS5923668Y2 JP S5923668 Y2 JPS5923668 Y2 JP S5923668Y2 JP 14061378 U JP14061378 U JP 14061378U JP 14061378 U JP14061378 U JP 14061378U JP S5923668 Y2 JPS5923668 Y2 JP S5923668Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- master cylinder
- fixed valve
- valve
- cylinder
- piston rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自転車のディスクブレーキ装置に関するもので
、油供給用のマスターシリンダの開口部を閉塞する固定
弁に設けた貫通孔に摺動自在に挿通されるピストンロッ
ドの一端部に、シリンダ室内に位置して常時は固定弁に
当接する移動弁を設けることにより、ピストンロッドが
短くてすむようにするとともに、このピストンロッドの
他端部に、リング機構を介してブレーキワイヤーを連結
することにより、ブレーキレバー比が大きくなるように
して、小さなブレーキレバー力で非常に大きな制動力が
得られるようにしたものである。
、油供給用のマスターシリンダの開口部を閉塞する固定
弁に設けた貫通孔に摺動自在に挿通されるピストンロッ
ドの一端部に、シリンダ室内に位置して常時は固定弁に
当接する移動弁を設けることにより、ピストンロッドが
短くてすむようにするとともに、このピストンロッドの
他端部に、リング機構を介してブレーキワイヤーを連結
することにより、ブレーキレバー比が大きくなるように
して、小さなブレーキレバー力で非常に大きな制動力が
得られるようにしたものである。
以下、本考案をその実施例を示す図面にもとづいて説明
する。
する。
図において、１は自転車のチェーンステー、２は自転車
のシートステー、３はチェーンステー１とシートステー
２とに固着したフ゛ラケットで、このブラケット３には
シリンダ装置４を取り付けている。
のシートステー、３はチェーンステー１とシートステー
２とに固着したフ゛ラケットで、このブラケット３には
シリンダ装置４を取り付けている。
このシリンダ装置４は、マスターシリンダ５、制動作動
部としてのホイールシリンダ６およびこの両者を連絡す
る油通路７を一体に形成している。
部としてのホイールシリンダ６およびこの両者を連絡す
る油通路７を一体に形成している。
またマスターシリンダ５は一端に底部を有し、かつ他端
に開口部を有する直管状に構成されている。
に開口部を有する直管状に構成されている。
８はマスターシリンダ５の他端開口部を閉塞する固定弁
で、この固定弁８とマスターシリンダ５の底部５ａとの
間にはシリンダ室９を形成している。
で、この固定弁８とマスターシリンダ５の底部５ａとの
間にはシリンダ室９を形成している。
１０は固定弁８に設けた貫通孔１１に摺動自在に挿通さ
れたピストンロッドで、このピストンロッド１０の一端
部には、シリンダ室９内に位置して常時は固定弁８に当
接する移動弁１２を一体に形成している。
れたピストンロッドで、このピストンロッド１０の一端
部には、シリンダ室９内に位置して常時は固定弁８に当
接する移動弁１２を一体に形成している。
１３は移動弁１２とマスターシリンダ５の底部５ａ側に
設けた部材１４との間に介装されたコイルスプリングで
、常時移動弁１２を固定弁８に当接する方向にバネ付勢
している。
設けた部材１４との間に介装されたコイルスプリングで
、常時移動弁１２を固定弁８に当接する方向にバネ付勢
している。
１５は前記ブラケット３に一端が固定された支持部材で
、この支持部材１５の他端には軸１６によりアーム１７
の中央部を回転可能に軸支している。
、この支持部材１５の他端には軸１６によりアーム１７
の中央部を回転可能に軸支している。
１８はアーム１７の一端部に設けた長孔で、この長孔１
８には前記ピストンロッド１０の他端部が軸１９により
軸支されている。
８には前記ピストンロッド１０の他端部が軸１９により
軸支されている。
２０はアーム１７の他端部に一端が連結されたブレーキ
ワイヤーで、このブレーキワイヤー２０の他端は自転車
のハンドルに設けたブレーキレバー（図示せず）に連結
されている。
ワイヤーで、このブレーキワイヤー２０の他端は自転車
のハンドルに設けたブレーキレバー（図示せず）に連結
されている。
上記構成において動作を説明する。
まず制動時は、ブレーキレバー（図示せず）の操作によ
りブレーキワイヤー２０を矢印Ａ方向に引張ると、アー
ム１７が軸１６を中心に回転する。
りブレーキワイヤー２０を矢印Ａ方向に引張ると、アー
ム１７が軸１６を中心に回転する。
これによりアーム１７の他端部は時計方向に回動して、
ピストンロッド１０および移動弁１２をコイルスプリン
グ１３のバネ力に抗して矢印Ｂ方向に移動する。
ピストンロッド１０および移動弁１２をコイルスプリン
グ１３のバネ力に抗して矢印Ｂ方向に移動する。
この移動によりシリンダ室９内の油は油通路７を通って
ホイールシリンダ６内に送り込まれ、そしてこのホイー
ルシリンダ６内のピストン（図示せず）を作動させて制
動を行なう。
ホイールシリンダ６内に送り込まれ、そしてこのホイー
ルシリンダ６内のピストン（図示せず）を作動させて制
動を行なう。
またブレーキワイヤー２０を緩めると、移動弁１２はコ
イルスプリンググ１３のバネ力により固定弁８側に押し
戻され、かつホイールシリンダ６内の油もシリンダ室９
内に戻されて制動が解除される。
イルスプリンググ１３のバネ力により固定弁８側に押し
戻され、かつホイールシリンダ６内の油もシリンダ室９
内に戻されて制動が解除される。
以上のように本考案によれば、油供給用のマスターシリ
ンダの開口部を閉塞する固定弁に設けた貫通孔に摺動自
在に挿通されるピストンロッドの一端部に、シリンダ室
内に位置して常時は固定弁に当接する移動弁を設けてい
るため、ピストンロッドはきわめて短いものでよい。
ンダの開口部を閉塞する固定弁に設けた貫通孔に摺動自
在に挿通されるピストンロッドの一端部に、シリンダ室
内に位置して常時は固定弁に当接する移動弁を設けてい
るため、ピストンロッドはきわめて短いものでよい。
またピストンロッドの他端部にはリンク機構を介してブ
レーキレバーと連結されたブレーキワイヤーを連結して
いるため、このリンク機構によりブレーキレバーの比を
大きくすることができ、その結果小さなブレーキワイー
カで非常に大きな制動力を得ることができる。
レーキレバーと連結されたブレーキワイヤーを連結して
いるため、このリンク機構によりブレーキレバーの比を
大きくすることができ、その結果小さなブレーキワイー
カで非常に大きな制動力を得ることができる。
図は本考案の一実施例を示すディスクブレーキ装置の側
断面図である。
断面図である。
Claims (1)
- 一端に底部を有し、かつ他端に開口部を有する油供給用
のマスターシリンダと、このマスターシリンダの他端開
口部を閉塞する固定弁と、この固定弁とマスターシリン
ダの底部との間に形成されたシリンダ室と、前記固定弁
に設けた貫通孔に摺動自在に挿通され、かつ一端部にシ
リンダ室内に位置して常時は固定弁に当接する移動弁を
設けたピストンロッドと、前記移動弁とマスターシリン
ダの底部との間に設けられ、かつ常時移動弁を固定弁に
当接する方向にバネ付勢するコイルスプリングと、前記
マスターシリンダと油通路を介して一体に形成されたホ
イールシリンダとを有し、前記ピストンロッドの他端部
に、ブラケットに回転可能に軸支されたアームの一端部
を軸支し、がつアームの他端部にブレーキレバーと連結
されたブレーキワイヤーを連結したことを特徴とする自
転車のディスクブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14061378U JPS5923668Y2 (ja) | 1978-10-12 | 1978-10-12 | 自転車のディスクブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14061378U JPS5923668Y2 (ja) | 1978-10-12 | 1978-10-12 | 自転車のディスクブレ−キ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5556934U JPS5556934U (ja) | 1980-04-17 |
| JPS5923668Y2 true JPS5923668Y2 (ja) | 1984-07-13 |
Family
ID=29115714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14061378U Expired JPS5923668Y2 (ja) | 1978-10-12 | 1978-10-12 | 自転車のディスクブレ−キ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923668Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5992083U (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両用デイスクブレ−キ装置 |
-
1978
- 1978-10-12 JP JP14061378U patent/JPS5923668Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5556934U (ja) | 1980-04-17 |
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