JPS592333B2 - 圧力応動装置 - Google Patents

圧力応動装置

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JPS592333B2
JPS592333B2 JP9000977A JP9000977A JPS592333B2 JP S592333 B2 JPS592333 B2 JP S592333B2 JP 9000977 A JP9000977 A JP 9000977A JP 9000977 A JP9000977 A JP 9000977A JP S592333 B2 JPS592333 B2 JP S592333B2
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JP
Japan
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diaphragm
pressure
hole
measurement
chamber
Prior art date
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JP9000977A
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English (en)
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JPS5424685A (en
Inventor
徳治 三枝
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Application filed by Yokogawa Hokushin Electric Corp filed Critical Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は過圧保護手段を備えた圧力応動装置に関するも
のである。
従来のこの種の装置として、第1図に差圧を受ける圧力
応動装置の基本的構成を示した。
この従来装置は、平板測定ダイアフラム1とこの測定ダ
イアフラム1に対向配置された容量電極部2,3で差圧
検出室4,5を構成するとともに、ばね定数が測定ダイ
アフラム1に比べて充分小さい2枚のシールダイアフラ
ム6.7を検出室4,5の外側に配置して、シールダイ
アフラム6.7が受ける圧力を検出室4,5に導くよう
にしたものである。
この従来装置におけろ過圧保護は、過圧時に測定ダイア
フラム1を電極部2又は電極部30面に密着させること
によって行われる。
一般に、差圧は両極性を有し、その過圧時の絶対値は通
常の波形ダイアフラム等の成形圧力の大きさに相当する
したがって、極性の異なる過圧を受けてもヒステリシス
が生じないようにするには、電極部2、3の面を測定ダ
イアフラム1の変位曲面と全く一致するような形状にす
るとともに、その仕上げ状態をきわめて良好なものとし
、測定ダイアフラム1にたとえ局部的であっても塑性変
形を起こさせないことが必要である。
しかしながら、このような加工はむずかしく、このため
、従来装置においては過圧により比較的大きな誤差(以
下この誤差をオーバーレンジ誤差と記す)が生じていた
特に、測定圧力範囲が大きい装置の場合、測定ダイアフ
ラムの板厚が大きくなり、オーバーレンジ誤差が大きか
った。
また、上記従来装置においては電極のショートをさけら
れないという問題もあった。
本発明の目的は、オーバーレンジ誤差が小さくなりしか
も電極のショートがないような過圧保護手段を備えた圧
力応動装置を実現することにある。
以下図面により本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明装置の一実施例を示す断面図である。
図において、10はボディ、20は導電相の弾性材料で
なる測定ダイアフラム、30.40はシールダイアフラ
ム、50はハウジング、60TOはOリング、80.9
0はカバーである。
ボディ10は2つのブロック10A、10Bに分けられ
る。
ブロックIOA、IOBの座ぐりヌにはガラスのような
絶縁物101,102が充甥され、この絶縁物101.
102の表面は凹面になっており、この凹面に金属皮膜
103,104が施されている。
さらにこのブロックIA、IBの中央付近には貫通孔1
05,106が形成されている。
測定ダイアフラム20の両面の付近に6−J6ふつ化エ
チレン樹脂のコーテング部201゜202が形成されて
いる。
このコーテング201202の外径は貫通孔105,1
06の穴径より大きくなっている。
ボディ10と測定ダイアフラム20の組立は、測定ダイ
アフラム20を一定の張力をかけて張りこの測定ダイア
フラムの両面をブロックIA、IBテ押さえ、107部
分を全周にわたって溶接することにより行う。
ブロック10A、10Bの間に位置する測定ダイアフラ
ム20によってボディ10内に2つの内部室108,1
09が形成されることになる。
また、ブロックIOA、IOBの他端にはシールダイア
フラム30,40が溶接固定され、このシールダイアフ
ラム30,40の内側に隔室110,111が形成され
る。
このようにして組み立てられたボディ1は、ノ・ウジフ
グ50内に挿入され、112,113部分で溶接固定さ
れる。
次にボディ1内の空所および隔室t+o、iliにシリ
コンオイル等の圧力伝達液体を封入する。
その後、0リング60,70をはさんでカバー80.9
0を両側から取り付ける。
これでもって組立が終了する。
以上のような構成の本発明装置において、内部室108
と隔室110は貫通孔105で結ばれ、内部室109と
隔室111は貫通孔106で結ばれる。
また、測定ダイアフラム20は移動容量電極を形成し、
金属皮膜103,104は固定容量電極を形成する。
次に、この装置の動作を説明する。
今、図の右側から高い被測定圧力(以下高圧と記す)P
Hが加わり、図の左側から低い被測定圧力(以下低圧と
記す)PLが加わったとする。
高圧PHは、シールダイアフラム40および封入液体を
介して測定ダイアフラム20に伝わり、測定ダイアフラ
ム2に左向きの力を与える。
低圧PLは、シールダイアフラム30および封入液体を
介して測定ダイアフラム20に伝わり、測定ダイアフラ
ム20に右向きの力を与える。
ここで、シールダイアフラム30,40の剛性はメイン
ダイアフラム20のそれに比べて非常に小さいから、シ
ールダイアフラム30,40の変位による圧力吸収は無
視できる。
したがって、測定ダイアフラム20は、差圧PHPt、
と、測定ダイアフラム20の圧力−変位率とによって決
まる量だけ左方に変位する。
この測定ダイアフラム20の変位は、金属皮膜103,
104との間の電気容量変化として現われる。
過差圧に対する動作は次のようになる。
今、高圧PHが過圧になったとすると、測定ダイアフラ
ム20は図の左方に大きく変位しようとする。
しかし、測定ダイアフラムが一定量変位すると、コーテ
ング部201が貫通孔105の開口部付近の壁面に接触
し、貫通孔105が封じられる。
逆に低圧pLが過圧となった場合は、上記と同様の動作
によって、コーテング部202が貫通孔106の開口部
付近の壁面に接触し、貫通孔106が封じられる。
貫通孔105,106が封じられると、封入液体の移動
が阻止され、測定ダイアフラム20はその位置に停止す
る。
このために、測定ダイアフラム20が対向する金属皮膜
103,104に接触することがないので、電極がショ
ートすることはない。
また、測定ダイアフラム20に塑性変形が生ぜず、オー
バーレンジ誤差は非常に小さくなる。
この実施例では、貫通孔105,106として1つの孔
から形成されたものを示したム複数の細孔の束を形成し
これを貫通孔としても良い。
このようにすれば、測定ダイアフラム20中央部の塑性
変形を減少することもできる。
また、シール効果の実験によると、コーテング部201
,202の形状としては、貫通孔105,106の開口
部を包むようなリング状のものが最も良い。
また、絶縁物101,102の面を凹面にしたものを示
したが、この面で測定ダイアフラム20をバックアップ
することはないから、凹面でなくても良い。
さらに、コーテング部を測定ダイアフラム20に形成し
たものを示したが、測定ダイアフラム20に対向する壁
面に形成しても同様である。
なお、差圧を容量変化として検出する圧力応動装置につ
いて説明したが、本発明は上記のような装置に限らず、
圧力に応じて変位するダイアフラムを有する一般的な圧
力応動装置にも適用できる。
以上説明したように、本発明によれば、きわめてオーバ
ーレンジ誤差の小さい等の特長を有した圧力応動装置を
簡単な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧力応動装置の一例を示す断面図、第2
図は本発明に係る圧力応動装置の一実施例を示す断面図
である。 10・・・・・・ボディ、105,106・・・・・・
貫通孔、108.109・・・・・・内部室、110.
111・・・・・・隔室、20−・・・・・測定ダイア
フラム、201,202・・・・・・コーテング部、3
0,40・・・・・・シールダイアフラム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に室を有するボデーと、前記室を二個の内部室
    に分けるように前記室に設けられ入力差圧を受圧する測
    定ダイアフラムと、前記それぞれの内部室と外部とを連
    通ずる貫通孔と、該貫通孔の前記ボデー外への開口部を
    覆って設けられ入力圧を受圧するシールダイアプラムと
    、該シールダイアフラムと前記測定ダイアフラムと前記
    ボデーとで形成される空間に満された封入液体と、前記
    内部室の前記測定ダイアフラムに対向する壁面に設けら
    れ前記測定ダイアフラムと静電容量電極を構成する固定
    電極とを具備した圧力応動装置において、前記壁面又は
    前記測定ダイアフラムに非金属材料を被覆してコーティ
    ング部を形成し、前記測定ダイアフラムに過圧が加わっ
    た場合に、前記測定ダイアフラムが前記固定電極及び前
    記壁面に接する前に前記コーティング部が前記貫通孔の
    一方に接触することにより該貫通孔を閉じ該貫通孔に連
    通されている前記内部室の前記封入液体を封じるように
    構成したことを特徴とする圧力応動装置。 2 貫通孔を壁面に複数形成するようにした特許請求の
    範囲第1項記載の圧力応動装置。 3 貫通孔の開口部を囲むようなリング状のコーティン
    グ部をダイアフラムに形成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の圧力応動装置。
JP9000977A 1977-07-27 1977-07-27 圧力応動装置 Expired JPS592333B2 (ja)

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JP9000977A JPS592333B2 (ja) 1977-07-27 1977-07-27 圧力応動装置

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JP9000977A JPS592333B2 (ja) 1977-07-27 1977-07-27 圧力応動装置

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JPS5424685A JPS5424685A (en) 1979-02-24
JPS592333B2 true JPS592333B2 (ja) 1984-01-18

Family

ID=13986645

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US5472521A (en) * 1933-10-19 1995-12-05 Nippon Steel Corporation Production method of grain oriented electrical steel sheet having excellent magnetic characteristics
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JPS5424685A (en) 1979-02-24

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