JPS5810126Y2 - 静電容量型受圧カプセル - Google Patents

静電容量型受圧カプセル

Info

Publication number
JPS5810126Y2
JPS5810126Y2 JP1976004467U JP446776U JPS5810126Y2 JP S5810126 Y2 JPS5810126 Y2 JP S5810126Y2 JP 1976004467 U JP1976004467 U JP 1976004467U JP 446776 U JP446776 U JP 446776U JP S5810126 Y2 JPS5810126 Y2 JP S5810126Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
fixed
receiving
main body
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976004467U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5296688U (ja
Inventor
秀樹 桑山
佐一郎 森田
Original Assignee
株式会社北辰電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社北辰電機製作所 filed Critical 株式会社北辰電機製作所
Priority to JP1976004467U priority Critical patent/JPS5810126Y2/ja
Publication of JPS5296688U publication Critical patent/JPS5296688U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5810126Y2 publication Critical patent/JPS5810126Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体の圧力を受圧膜で受けて圧力を検出する
受圧カプセル、特に圧力を静電容量に変換して圧力を検
出する静電容量型受圧カプセルに関するもので、その目
的は超高圧の測定に適し、超高圧の測定範囲を越える過
大圧を受けても受圧膜が破損しない受圧カプセルを得る
ことである。
従来、差圧伝送器の受圧カプセル等、受圧カプセルをそ
の測定範囲を越える過大圧から保護するには、受圧膜の
後方に受圧膜と同じ波形に形成した壁を設けると共に、
受圧膜の中央部に固定したディスクの後方にも壁を設け
、受圧膜が測定範囲を越えて過大圧を受けると、受圧膜
が受圧膜と同じ波形をした壁に接触すると共に、テ゛イ
スクが壁に接触し、受圧膜が過大圧を受けても変形した
り破損したりしないようにしている。
ところが、高圧を測定範囲とする高圧用受圧カプセルに
おいては、ディスクの大きさを余り大きくすることがで
きないので、測定範囲を越える過大圧をディスクで受止
めることができない。
そこで、先に出願したように(実所昭和50年12月2
0日出願過大圧保護構造の受圧カプセル)ディスクに一
端を固定した連結棒の一部を太くして段付部を設け、受
圧膜が過大圧を受けると、ディスクの代りに段付部が本
体に接触して測定範囲を越えた過大圧を受け、テ゛イス
クが小さくてもすむようにしている。
しかしながら、連結棒の太さを太くするにも限度があり
、段付部の段を余り大きくとれない。
従って、段付部の受ける応力の制限から余り大きな過大
圧に耐えることができず、更に高い超高圧を測定する超
高圧用受圧カプセルには不適当である。
本考案は、この点を解決して非常に高い超高圧の測定が
可能で、しかも超高圧の測定範囲を越える過大圧に対し
ても受圧膜が保護されて使用に耐える静電容量型受圧カ
プセルを提供するもので、以下図により本考案実施例を
説明する。
第1図、第2図は、夫々本考案を差圧伝送器の受圧カプ
セルに適用したときの実施例を示す縦断面図である。
図において、1は本体で、前方に開口部2を有する高圧
側の受圧室3を設けると共に、後方に開口部4を有する
低圧側の受圧室5を設け、これら受圧室3,5の後方中
央部の壁を貫いて貫通孔6が設けである。
7は高圧側の圧力を受圧する受圧膜で、開口部2の外側
周辺の本体1に固定され、低圧側の受圧膜8が開口部4
の外側周辺の本体1に固定されている。
そして、受圧膜7,8の後方の壁15.16が受圧膜7
,8と同じ波形に形成されている。
9は貫通孔6に挿入された棒材で、一端が高圧側の受圧
膜7の中央部に固定され、他端が低圧側の受圧膜8の中
央部に固定されている。
10は棒材9に固定された移動部材で、移動電極を有し
、周囲を本体1に固定された中央板バネ11を挾んで移
動電極が溶接等により板バネ11に固定され、移動電極
は棒材9と共に移動する。
又移動電極は板バネ11を介して導線17に接続される
12.13は移動部材10の両側に設けたセラミックか
らなる固定部材で、夫々固定電極を有し、固定電極が移
動電極の両側に夫々僅かな間隙を保って対向するよう本
体に固定されている。
又、これら固定電極は夫々導線18.19に接続され、
移動電極及び固定電極により棒材9の変位を検出する静
電容量型の検出器を構成する。
14は封液で受圧室3,5及び貫通孔6内に密封されて
いる。
そして、受圧膜7,8が測定範囲内の圧力を受けると、
受圧膜7,8が撓んで棒材9と共に移動部材10の移動
電極が変位し、夫々の受圧膜7,8が受けた圧力の差圧
を検出する。
又、受圧膜7が測定範囲を越えた過大圧を受けると、受
圧膜7が押されて壁15に接触すると共に、棒材9も押
されて移動部材10が固定部材13に接触し、棒材9は
それより先に進まず受圧膜7が過大圧から保護される。
受圧膜8が過大圧を受けたときも同様に、受圧膜8が壁
16に接触すると共に、移動部材10が固定部材12に
接触して受圧膜8が保護される構造になっている。
本考案は、このように、受圧膜7,8が測定範囲を越え
る過大圧を受けると、移動部材10が固定部材13.1
2に接触して受圧膜7,8が過大圧から保護されるよう
にしたので、棒材9を受圧膜7,8に固定する部分にテ
゛イスク等設ける必要がなく、受圧膜7.8の有効受圧
面積を小さくして、受圧膜7,8が超高圧に耐え、棒材
9が受ける力が小さくなるようにすることができる。
一方、移動部材10と固定部材12.13との接触面積
は広くとれるので、棒材9が受けた力を移動部材10と
固定部材12.13とによりこれら部材10゜12.1
3を損傷することなく十分食い止められるようにするこ
とができる。
従って、本考案によるどきは、超高圧の測定力可能で、
しかも超高圧の測定範囲を越える過大圧に対しても受圧
膜が保護されて受圧膜が変形したり破損しない受圧カプ
セルを得ることができる。
なお、移動部材10中の移動電極及び固定部材12.1
3中の固定電極の表面に、緩衝材としてガラス又はプラ
スチック塗料等の層をコーティング、蒸着等により付け
ておけば、一層安全である。
第2図に示す実施例においては、移動部材10の両側に
夫々スペーサ20.21を取付け、受圧膜7,8が過大
圧を受けると、移動部材10が夫々スペーサ21.20
を介して固定部材13.12に接触するようにしたもの
で、スペーサ20.21を適当に選んでより安全なよう
に移動部材10及び固定部材12.13を保護すること
ができる。
以」二、本考案を差圧伝送器に適用したときの実施例に
ついて説明したが、受圧膜が一枚だけの単なる圧力検出
器に適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案を差圧伝送器の受圧カプ
セルに適用したときの実施例を示す縦断面図である。 1:本体、2,4:開口部、3,5:受圧室、6:貫通
孔、7.8:受圧膜、9:棒材、10:移動部材、12
.13 :固定部材、14:封液、15.16 :壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方に第1の開口部を有する高圧側の第1の受圧室がそ
    の一端面側に設けられ、前記一端面に対向する他端面側
    においてその前方に第2の開口部を有する低圧側の第2
    の受圧室が設けられた本体と、この本体の前記第1の開
    口部から前記第2の開口部にわたって前記本体を貫通し
    て形成された貫通孔と、前記本体の前記第1の開口部の
    外側周辺に固定された第1の受圧膜と、前記本体の前記
    第2の開口部の外側周辺に固定された第2の受圧膜と、
    前記第1の受圧膜に一端が固定され、他端が前記第2の
    受圧膜に固定されて前記貫通孔に挿入され前記本体を貫
    通するように配設された棒材と、移動電極を有し、前記
    棒材に固定されて前記本体内でほは゛その中間位置にお
    いて半径方向に前記本体内に延長配設され、前記棒材と
    共に移動する移動部材と、前記移動電極の移動方向にお
    いて対向する固定電極を有し、前記本体内に固定された
    固定部材と、前記第1、第2の受圧室及び前記貫通孔内
    に密封された封液とを備え、前記第1もしくは第2の受
    圧膜が過大圧力を受け、前記第1もしくは第2の受圧膜
    が前記第1もしくは第2の受圧室の対向する壁に接触す
    ると、前記固定部材が前記移動部材に接触して過圧保護
    が行われるように、前記第1及び第2の受圧室の前記棒
    材の移動方向における幅と前記固定部材及び前記移動部
    材間距離が選定されてなることを特徴とする静電容量型
    受圧カプセル。
JP1976004467U 1976-01-19 1976-01-19 静電容量型受圧カプセル Expired JPS5810126Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976004467U JPS5810126Y2 (ja) 1976-01-19 1976-01-19 静電容量型受圧カプセル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976004467U JPS5810126Y2 (ja) 1976-01-19 1976-01-19 静電容量型受圧カプセル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5296688U JPS5296688U (ja) 1977-07-20
JPS5810126Y2 true JPS5810126Y2 (ja) 1983-02-24

Family

ID=28465119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976004467U Expired JPS5810126Y2 (ja) 1976-01-19 1976-01-19 静電容量型受圧カプセル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5810126Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016662A (ja) * 1973-06-16 1975-02-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336148Y2 (ja) * 1972-04-29 1978-09-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016662A (ja) * 1973-06-16 1975-02-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5296688U (ja) 1977-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5447076A (en) Capacitive force sensor
US4754365A (en) Differential pressure transducer
JPH021253B2 (ja)
JPS5829862B2 (ja) 圧力測定装置
JPS5810126Y2 (ja) 静電容量型受圧カプセル
JPS59145940A (ja) 差圧・圧力伝送器
JPS58176532A (ja) 圧力測定装置
JPS5815049B2 (ja) 差圧測定装置
JPH048344Y2 (ja)
JPS592333B2 (ja) 圧力応動装置
JPS5850301Y2 (ja) 差圧伝送器
JPS5930446Y2 (ja) 差圧・圧力検出器
JP3105087B2 (ja) 差圧検出器
JP2578417Y2 (ja) 圧力センサー
JPH0212581Y2 (ja)
JPS5922504Y2 (ja) 差圧応動装置
JPH0395425A (ja) 半導体差圧測定装置
JPS6247067Y2 (ja)
JPS6021784Y2 (ja) 圧力センサ
JPH04319636A (ja) 差圧伝送器
JPH0436425Y2 (ja)
JPH0439023B2 (ja)
JP2595749B2 (ja) 差圧検出装置
JPS5930438Y2 (ja) 絶対圧力計の検出部構造
JPH10300613A (ja) 差圧伝送器