JPS58122Y2 - 差圧応動装置 - Google Patents

差圧応動装置

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JPS58122Y2
JPS58122Y2 JP12091377U JP12091377U JPS58122Y2 JP S58122 Y2 JPS58122 Y2 JP S58122Y2 JP 12091377 U JP12091377 U JP 12091377U JP 12091377 U JP12091377 U JP 12091377U JP S58122 Y2 JPS58122 Y2 JP S58122Y2
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JP
Japan
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main diaphragm
diaphragm
differential pressure
pressure
response device
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Expired
Application number
JP12091377U
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English (en)
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JPS5446580U (ja
Inventor
恭一 池田
Original Assignee
株式会社横河電機製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社横河電機製作所 filed Critical 株式会社横河電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、2つの被測定圧力の差(差圧)に対応した容
量変化等を得るような差圧応動装置に関するものである
従来のこの種の装置における過差圧時のメインダイアフ
ラム保護手段は、メインダイアフラムを対向する固定容
量電極面に密着させるものがほとんどであった。
一般に過差圧は両極性を有し、その絶対値は通常の波形
ダイアフラムの成形圧力にも及ぶ。
したがって、磁性の異なる過差圧を受けてもヒステリシ
スが生じないようにするには、固定容量電極面をメイン
ダイアフラムの変位曲面と全く一致するような形状にす
るとともに、その仕上げ状態を良好なものとし、メイン
ダイアフラムにたとえ局部的な塑性変形であっても起こ
させないことが必要である。
しかしながら、このような加工はむずかしく、このため
、従来装置においては、過差圧により比較的大きな誤差
(以下これをオーバーレンジ誤差と記す)が生じていた
特に、測定差圧範囲が大きい装置の場合、メインダイア
フラムの板厚が大きくなり、オーバーレンジ誤差が大き
かった。
また、上記従来装置においては電極のショートをさけら
れないという問題もあった。
本考案の目的は、オーバーレンジ誤差が小さくしかも電
極ショートがない差圧応動装置を提供するにある。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
図は本考案に係る差圧応動装置の一実施例を示す断面図
である。
図において、1はボディ、2は導電性の弾性材料でなる
メインダイアフラム、3,4は0リング、5,6は円柱
状の可動体、7,8はスプリング、9,10はシールダ
イアフラム、11はハウジング、12.13はOリング
、14.15はカバーである。
ボディ1は2つのブロックIA、1Bに分けられる。
ボディIA、IBの座ぐり穴にはガラスのような絶縁物
101,102が充填され、この絶縁物101゜102
の表面は凹面に加工された後、金属皮膜103゜104
が施されている。
さらにこのブロック1A、1Bの中央付近には、それぞ
れ底部に貫通孔105゜106およびこの貫通孔105
,106を囲む凸部107゜108が形成された座ぐり
穴109,110が設けられている。
この座ぐり穴109,110の穴径は滑動体5,6と充
分に隙間のあるはめあいを構成するようになっている。
ボディ1.メインダイアフラム2,0リング3,4゜可
動体5,6.スプリング7.8およびシールダイアフラ
ム9,10の組立は次のようにして行う。
まずOリング3,4をブロックIA、1Bの凸部107
,108にはめ込み、さらにブロックIA、IBの座ぐ
り穴109,110に可動体5,6を挿入してスプリン
グ7.8で保持する。
次に、メインダイアフラム2を一定の張力をかけて張り
、このメインダイアフラム2の両面をブロックIA、I
Bで押さえ、111部分を全周にわたって溶接する。
この溶接後に、ブロック1A、1 Bの他端にシールダ
イアフラム9,10を溶接固定する。
この組立により、可動体5,6は、メインダイアフラム
2とOリング3,4との間の一定位置にスプリングで保
持されることになる。
また、メインダイアフラム1の両側には内部室112,
113が形成され、シールダイアフラム9,10の内側
に隔室114.115が形成される。
さらに、このようにして組み立てたボディ1を、ハウジ
ング11内に挿入し、116.117部分を溶接固定し
た後、ボディ1内の空所および隔室114,115にシ
リコンオイル等の圧力伝達液体を封入する。
その後、Oリング12.13をはさんでカバー14.1
5を両側から取り付ける。
これでもって組立が終了する。
以上のような構成の本考案装置において、内部室112
と隔室114は貫通孔105で結ばれ、内部室113と
隔室115は貫通孔106で結ばれる。
また、メインダイアフラム1は移動容量電極を形成し、
金属皮膜103,104は固定容量電極を形成する。
次に、この装置の動作を説明する。
今、図の右側から高い被測定圧力(以下高圧と記す)P
Hが、左側から低い被測定圧力(以下低圧と記す)PL
が加わったとする。
高圧PHは、シールダイアフラム10および封入液体を
介してメインダイアフラム2に伝わり、メインダイアフ
ラム2に左向きの力を与える。
低圧PLは、シールダイアフラム9および封入液体を介
してメインダイアフラム2に伝わり、メインダイアフラ
ム2に右向きの力を与える。
ここで゛、シールダイアフラム9,10の剛性はメイン
ダイアフラム2のそれに比べて充分小さいから、シール
ダイアフラム9,10の変位による圧力吸収は無視でき
る。
したがって、メインダイアフラム2は、差圧PHPLと
、メインダイアフラム2の圧力−変位率とによって決ま
る量だけ左方に変位する。
このメインダイアフラム2の変位は、金属皮膜103,
104との電気容量変化として現われる。
この場合、差圧PHPLが所定の値以下であれば、メイ
ンダイアフラム2は可動体5,6に接触せず、貫通孔1
05゜106が開かれており、封入液体の移動は自由に
なっている。
過差圧に対する動作は次のようになる。
今、高圧PH側から過大差圧が加わったとすると、メイ
ンダイアフラム2は図の左方に大きな力を受は変位する
変位量が一定値を越えると、メインダイアフラム2は、
可動体5に接触し、さらにこの可動体5を押しながら左
方に変位する。
このため、可動体5はOリング3に押し付けられる。
この可動体5とOリング3の接触により、貫通孔105
が閉じられ、封入液体の移動ができなくなる。
低圧PL側から過大差圧が加わった場合についても同様
である。
封入液体の移動ができなくなると、メインダイアフラム
2は、その位置に停止し、対向する固定容量電極(金属
皮膜103,104)に接触しない。
このため、メインダイアフラム2に過度の応力が生ぜず
、オーバーレンジ誤差は非常に小さくなる。
また、電極がショートすることもない。
なお、上記の説明においては、容量変化を得るようにし
たものを示したが、インダクタンス変化を得るようにし
たものでも同様である。
また、Oリング3,4を可動体5,6に取り付けること
もできる。
以上説明したように、本考案によれば、きわめてオーバ
ーレンジ誤差が小さくしかも電極のショートがない差圧
応動装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る差圧応動装置の一実施例を示す断面図
である。 1・・・・・・ボディ、2・・・・・・メインダイアフ
ラム、3゜4・・・・・・Oリング、5,6・・・・・
・可動体ミ7,8・・・・・・スプリング、9,10・
・・・・・シールダイアフラム、11・・・・・・ハウ
ジング、12.13・・・・・・Oリング、14.15
・・・・・・カバー、112゜113・・・・・・内部
室、114,115・・・・・・隔室、105,106
・・・・・・貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メインダイアフラム、このメインダイアプラムの両側に
    配置された第1および第2のシールダイアフラム、この
    第1および第2のシールダイアプラムによって形成され
    た第1および第2の隔室と前記メインダイアフラムが形
    成する第1および第2の内部室とをそれぞれ連通する第
    1および第2の貫通孔、前記メインダイアフラムの両側
    に配置された第1および第2の可動体を具備し、過差圧
    時には前記メインダイアフラムを前記第1または第2の
    可動体に接触させこれを移動させることにより前記第1
    または第2の貫通孔を封じるように構成した差圧応動装
    置。
JP12091377U 1977-09-08 1977-09-08 差圧応動装置 Expired JPS58122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12091377U JPS58122Y2 (ja) 1977-09-08 1977-09-08 差圧応動装置

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JP12091377U JPS58122Y2 (ja) 1977-09-08 1977-09-08 差圧応動装置

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Publication Number Publication Date
JPS5446580U JPS5446580U (ja) 1979-03-31
JPS58122Y2 true JPS58122Y2 (ja) 1983-01-05

Family

ID=29077565

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JP12091377U Expired JPS58122Y2 (ja) 1977-09-08 1977-09-08 差圧応動装置

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JPS5446580U (ja) 1979-03-31

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