JPS59232137A - 芳香族アミンを含有している硬化可能なフルオロ重合体 - Google Patents

芳香族アミンを含有している硬化可能なフルオロ重合体

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JPS59232137A
JPS59232137A JP10870984A JP10870984A JPS59232137A JP S59232137 A JPS59232137 A JP S59232137A JP 10870984 A JP10870984 A JP 10870984A JP 10870984 A JP10870984 A JP 10870984A JP S59232137 A JPS59232137 A JP S59232137A
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fluoroelastomer
cured
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cure
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JP10870984A
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ウオルタ−・ワ−ナ−・シユミ−ゲル
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本出願は1983年す月1日に出願された米国出願番号
500.055の一部継続出願である。
本発明は二段階で硬化可能なフルオロ重合体組成物およ
び該フルオロ重合体組成物を段階的に硬化させる方法に
関するものである。
段階的に硬化可能なフルオロ重合体組成物類は当技術に
おいて公知である。アルバー)(Arhart)他の米
国特許4,177.223は、遮蔽された交叉結合剤、
すなわちヒドロキシル基が反応してアセターII/また
はチオアセタール基を生成する主として高温における硬
化反応に関与するもの、および比較的低温における硬化
反応に関与する交叉結合剤を含有しているフルオロ重合
体組成物を開示している。この先行技術の組成物に伴う
欠点は、高温交叉結合反応中に遮蔽剤が大気中に汚染物
として放出されることである。
1種以上の硬化成分を含有しているフルオロエラストマ
ー組成物類は公知である。パテル(Pat、el)他の
米国特許3,655,727は、型中での加熱により硬
化(圧縮硬化)されそして次に空気炉中で比較的高温に
おいて硬化(後硬化)されるヒドロキノンおよび芳香族
ジアミン類を含有しているフルオロエラストマー組成物
類を示している(表に参照)。
本発明の組成物および方法は、組成物類の硬化により汚
染性の遮蔽剤部分が放出されない点並びに組成物類が硬
化条件下で活性である硬化成分と後硬化条件下でのみ活
性が認められる他の成分を含有しているという点で、先
行技術に対して改良されている。
本発明の組成物は、弗化ビニリデンと少なくとも1種の
他の弗素化された単量体との弾性共重合体、第四級ホス
ホニウム化合物類および第四級アンモニウム化合物類か
らなる群から選択された硬化イy通則(vulcani
zation  accelerator)、2価の金
属酸化物類、2価9− の金属水酸化物類、およびそのような酸化物類または水
酸化物類と弱酸類の金属塩類との混合物類からなる群か
ら選択された金属化合物、ビスフェノールまたはそれら
のアンモニウムもしくはホスホニラ11塩またはポリヒ
ドロキシフェノールからなる群から選択された圧縮−硬
化交叉結合剤(presscure  crossli
nkingagent)、式: [式中、 Aは2官能性基であり、そしてXはOである]を有する
後硬化交叉結合剤(post−curecrossli
nking  agent)からなるフルオロエラスト
マー組成物である。
本発明の方法は上記の組成物を制限区域、例えば一般的
なゴム硬化プレス、型、押出ノズルな10− ど、の中でフルオロエラストマーが部分的に硬化するよ
うな温度にある時間にわたって加熱することからなって
いる。部分的硬化の量は、部分的に硬化したフルオロエ
ラストマーの破壊時の伸び(圧縮硬化)が室温で測定さ
れたときに約500%以下であるようにすべきである。
部分的に硬化したフルオロエラストマーを次に制限区域
から除去し、そしてさらに生成したフルオロエラストマ
ーが圧縮硬化した破壊時の伸びを後硬化した破壊時の伸
びで割った値が少なくとも1.5となるような破壊時の
伸び(後硬化)を有するような時間にわたって比較的高
温において硬化させる。
本発明で使用できる弗化ビニリデン共重合体類の中には
、ヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエチ
レン、■−ヒドロペンタフルオロプロピレンまたは2−
ヒドロペンタフルオロプロ1        ピレンと
の共重合体類、並びに弗化ビニリデン、テトラフルオロ
エチレンおよびヘキサフルオロプロピレンまたはl−ヒ
ドロもしくは2−ヒドロペンタフルオロプロピレンとの
共重合体類がある。
「共重合体」とはここでは2種以上の単量体類の共重合
生成物を意味する。特に好適なものは、単量体類が約8
8:12〜50 : 50のモル比で結合されている弗
化ビニリデン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体類、
およびペイルトルプ(Pailthorp)などの2.
968.649中に開示されている型の三元重合体類で
ある。フルオロエラストマーは、硬化されて有用な生成
物類、例えば塩化ビニリデンおよびヘキサフルオロプロ
ピレンもしくはペンタフルオロプロピレンまたは線状バ
ーフルオロアルファオレフィン類とジクロロジフルオロ
エチレン、クロロフルオロエチレン、クロロトリフルオ
ロエチレン、ブロモテトラフルオロブテン(この型の重
合体類はアポテーカ−(Apotheker)他の特許
4,214.060中に示されている)、弗素化された
ビニルエステル類、パーフロオロアクリル酸の誘導体類
、および弗素化されたアルキルビニルエーテル類との共
重合体類、になることのできるいずれの他の弗化ビニリ
デン共重合体であってもよく、後者の例は弗化どニリデ
ン、ヘキサフルオロプロピレンおよびパーフルオロアル
キルパーフルオロビニルエーテルの共重合体である。
弗化ビニリデンおよび1,2,3,3.3−ペンタフル
オロプロピレンの有用な共重合体は米国特許番号3,3
31,823中に記されており、そしてこれらの二成分
類とテトラフルオロエチレンとの共重合体類は米国特許
番号3,335,106中に記されている。そのような
弾性共重合体の「他の弗素化された単量体」とは好適に
は炭素原子と少なくとも同数の弗素原子を含有している
エチレン系不飽和単量体である。
組成物の必須成分は硬化促進剤である。
特に好適な促進剤類は、単独で使用されるかまたは促進
剤の全重量を基にして約1〜50%の他の促進剤と配合
されている4、4′−ヘキサフルオロインプロピリデン
ジフェノールのペンシルト13− リフェニルホスホニウムクロライド、−ブロマイドおよ
び−フェルレート類である。他の有用な促進剤類の例を
以下に記す:メチルトリオクチルホスホニウムテトラフ
ルオロポレート、テトラフェニルホスホニウムブロマイ
ドおよび一クロライド、ベンジルトリオクチルホスホニ
ウムブロマイドおよび−クロライド、メチルトリオクチ
ルホスホニウムアセテート、メチルトリオクチルホスホ
ニウムジメチルホスフェート、メチルトリオクチルホス
ホニウムクロライド、メトキシエト午ジエチルトリオク
チルホスホニウムクロライド、テトラオクチルホスホニ
ウムブロマイド、ブチルトリオクチルホスホニウムブロ
マイド、l−カルベト ・キシエチルトリノェニルホス
ホニウムクロライド、テトラブチルホスホニウムクロラ
イド、2゜4−ジクロロベンジルトリフェニルホスホニ
ウムクロライド、m〜トリフルオロメチルベンジルトリ
オクチルホスホニウムクロライド、2,2゜3.3−テ
トラフルオロプロビルトリオクチルホ=14− スホニウムクロライド、2,2,3,3,4゜4,5.
5−オクタフルオロペンチルトリオクチルホスホニウム
クロライド、インブチルトリフェニルホスホニウムブロ
マイド、2−ペンチルトリフェニルホスホニウムブロマ
イド、4−メチルベンジルトリフェニルホスホニウムク
ロライド、4−クロロベンジルトリフェニルホスホニウ
ムクロライド、ジフェニルメチルトリフェニルホスホニ
ウムクロライド、m−’pリフルオロメチルベンジルト
リフェニルホスホニウムクロライド、1−ナフチルメチ
ルトリフェニルホスホニウムクロライド、2−シアノベ
ンジルトリフェニルホスホニウムブロマイド、4−シア
ンブチルトリフェニルホスホニウムブロマイド、α−カ
ルベトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロマイ
ド トキシメチルトリフェニルホスホニウムブロマイド、メ
トキシメチルトリフェニルホスホニラムク0ライド、ア
リルオキシメチルトリフェニルホスホニウムクロライド
、アリルトリフェニルホスホニウムクロライド、および
テトラブチルホスホニウムブロマイド。
そのようなホスホニウム化合物類は式:[式中、 Pは燐であり、 R+ 、R2.RaおよびR4はcs  C2Gアルキ
ル、アリール、アラルキル、アルケニル、および塩素、
弗素、臭素、シアン、−OR、およびそれらの−〇〇O
R置換された同族体類群から個々に選択され、そしてX
はハライド、硫酸塩、亜硫酸塩、重硫酸塩、重亜硫酸塩
、炭酸塩、ペンタクロロチオフェルレート、テトラフル
オロポレート、ヘキサフルオロシリケート、ヘキサフル
オロホスフェート、ジメチルホスフェート、並びにc,
  C20アルキル−、アリール−、アラルキル−、お
よびアルケニル−/−カルボキシレートおよびジカルポ
キシレー”ト群から選択され、 nは1または2でありそしてアニオンXの原子価に等し
い] を有し、そしてそれらはパテイソン(Pattison
)の特許3,876、654中に記されておりそしてこ
の用途に関して開示されている。
F記の式において、Xは一OArまたは一OArOH(
ここでArはアリール基である)またはビスフェノール
のモノもしくはジアニオンである。
該促進剤はまた、コメタニ(Kometani)他の米
国特許3,864,298およびパテル他の米国特許3
 、655 、727中に開示されているような第四級
アンモニウム化合物並びに式[式中、 n=1〜3である] の環式アミジニウム塩である。
本発明の組成物はまた、2価の金属酸化物、例えば酸化
マグネシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウムもしくは酸化
鉛、または2価の金属水酸化物:或いは酸化物および/
または水酸化物と弱酸の金属塩との混合物、例えば約1
〜70重量%の金属塩を含有している混合物、からなる
金属化合物も含有している。弱酸類の有用な金属塩類の
中にはバリウム、ナトリウム、カリウム、鉛およびカル
シウムのステアリン酸塩、安息香酸塩、炭酸塩、しゆう
酸塩および燐酸塩が包含される。加えられる金属化合物
の量は一般に100部のフルオロニー18= ラストマー当たり約0.5〜20重量部であり、約2〜
15部が好適である。金属化合物濃度は硬化速度にある
程度影響を与え、そして好適範囲以下では硬化速度がと
きどき過度に減じられることがある。好適範囲以上では
、硬化したフルオロエラストマーの弾性が徐々に損なわ
れ、従って多才ざる量の金属化合物を使用しないことが
有利である。
金属化合物は−0的用に作用する。それは硬化11月こ
発生するフルオロエラストマーを化学的に攻すしそして
弱めるある種の気体状および酸性物質類を捕集しする。
それはまた長期の老化安定性もかえる。金属酸化物を使
用するときには、それを遊離状のまたは金属酸化物錯体
もしくは有機錯化剤および配位子、例えば環式ポリエー
テル類、アミン類、ホスフィン類、ケトン類、アルコー
ル類、フェノール類もしくはカルボン酸類、とのキル −ト状の、フルオロエラストマー原料と混和することも
できる。
該組成物はまた圧縮硬化交叉結合剤、すなわちビスフェ
ノール、例えば4,4′−へキサフルオロインプロピリ
デンジフェノール、4.4′−イソプロピリデンジフェ
ノールおよび4,4′−ジヒドロキシジフェこルスルホ
ン、またはそれらのアンモニウムもしくはホスホニウム
塩(フェルレート)、または式: [式中、 R′はHまたはアルキルもしくはアリールである] もしくは式: のポリヒドロキシフェノール、も含有していなければな
らない。そのようなビスフェノール類は式: [式中、 Bは安定な2価の基である] を有する。アンモニウムまたはホスホニウム塩類は一ヒ
記の促進剤類の1種であることができる。
最後に本発明の組成物はまた、式: [式中、 Aは 21− からなる群から選択された2価の基であり、そしてXは
0または1であるが、Xが0であるならyはOではなく
、 Eは F1C″l、 Br、 I、−CF3、−NO2および
−〇N−22= からなる群から選択され、 DはR′およびEからなる群から選択され、Rはアルキ
レンまたはアリーレンであり、R′はアルキル、アリー
ルまたはHであり、yは0.1,2.3または4であり
、そして2は0.l、2.3または4であるが、該式中
に示されている各ベンゼン環に対するyおよびZの合計
は4である] を有する後硬化交叉結合剤も含有していなければならな
い。普通、後硬化交叉結合剤の分子量は約1000以下
であろう。特に好適な化合物類はAが  O 1 S− 1 でありそしてアミン基が4,4′位置にあるものまたは
Aが  0       0 111 − C−0−(C’JI山句−°゛− でありそしてアミン基が4,4′位置にあるものである
。アミン基が第二級アルキル置換されたアミンである4
−記式の化合物類も本発明において有用であると考えら
れている。
本発明の組成物の成分類は大体下記の量で一般に使用さ
れる:それぞれ100重量部のフルオロエラストマー当
たり約0.1〜3重量部の硬化促進剤、約1〜20重量
部の金属化合物、約0.5〜5重陽部の圧縮−硬化交叉
結合剤および約0゜2〜6重量部の後硬化交叉結合剤。
本発明の方法は上記の組成物を少なくとも2回の硬化段
階で硬化させることからなっている。第一段階では組成
物を例えば型の如き制限区域中で加熱しそして部分的に
硬化させる。それを制限区域から除去しそして比較的高
い温度に加熱することによりさらに硬化させる。好適に
は、制限区域中での加熱は約160℃〜210℃の間の
温度であり、そして好適には後硬化温度は約220℃以
1−である。制限区域から除去した後に重合体をそれの
形を保持するのに充分なほどに硬化させるためには、そ
れを破壊時の伸びが約500%以下であるような程度ま
で硬化(圧縮硬化)させることが必要である。本発明の
全利点を得るためには、後硬化中の硬化は圧縮硬化され
た破壊時の伸びを後硬化された破壊時の伸びで割った値
が少なくとも約1.5であるようにすることが必要であ
る。
硬化可能なフルオロエラストマー組成物の初期硬化は好
適には組成物を制限区域中で約160〜210℃に約3
0秒間ないし60分間加熱することにより実施される。
適当な加熱および硬化手段を備えた一般的なゴム硬化用
プレス、型、押出器などを使用できる。硬化可能なフル
オロエラストマーの最終的硬化は、初期硬化された組成
物を例えば循環空気炉中で約220〜275℃に約4〜
48時間にわたって加熱することにより実施される。
未発明の組成物および方法を使用することにより、低い
破壊時の伸びを有する高い最終的硬化(後硬化)状態を
得ようと希望するときの初期25− (圧縮)硬化後の低い破壊時の伸びに伴う諸問題を克服
できる。特に、本発明の利点の一つは圧縮硬化状態で高
い伸びを有しそして後硬化状態で優れた圧縮硬化抵抗性
および熱老化時の性質保持を有するような製品類を製造
できることである。高い圧縮硬化された伸びという利点
は、複雑な部分が例えば下部切込型のように除去中に成
型部分の延伸を必要とするような形の型を制限部分から
除去する間に充分な伸びを受けられるため複雑な部分を
破損させずに型抜きできることである。比較的低い硬化
状態と比べて高い最終的硬化状態のいくつかの利点は、
高い硬化状態は一般に例えば100%のモジュラス、引
っ張り強度、および圧縮硬化抵抗性の如き良好な物理的
性質を与えそしてこれらの性質を熱老化時に良好に保持
することであるゆ従って本組成物および方法は非常に改
良された型抜き性能を与え、そして後硬化された物理的
性質を損なうことなく型のデザインを自由にすることが
できる。
26− 本発明の組成物および方法はまた、フルオロエラストマ
一部分を通常の初期硬化状態まで硬化させ、そして次に
最終的硬化状態を後硬化サイクル中に通常の水準よりは
るかに高い水準に上昇させるためにも有利に使用できる
。本発明のこの実施においては、後硬化後に通常の型抜
き性能および通常より高い物理的性質を兼備することが
でき、従ってそうでなかったら高い最終的硬化状態でも
製品に損傷を与えず下部切込型から製品を除去できなか
ったであろう硬化フルオロエラストマー製品を製造でき
る。最適性能のために必要な高い最終的硬化状態の利点
は従って複雑な成型された部品用にも応用できる。
第一図において、線は重合体化合物類が硬化していると
きの該化合物の振動ディスクレオメータ−軌跡である。
時間が水平軸であり、そしてインチ・ポンドで表わされ
ているトルクが垂直軸である。
F記の実施例において、全ての部数は断わらない限り重
量によるものである。
夾惠狙」 本発明の好適なフルオロエラストマー組成物を製造し、
硬化させ、そして試験した。該組成物は下記のものをロ
ール温度が約25℃の2−ロールゴムミル−ヒで配合す
ることにより製造された2100部のフルオロエラスト
マー、30部のカーボンブラ・ンク、6部の水酸化カル
シウム、3部の酸化マグネシウム、1.0部のベンジル
トリフェニルホスホニウムクロライド、1.3部の4.
4′−へキサフルオロイソプロピリデンジフェノール、
および2.0部の4−アミノフェニルスルホン。フルオ
ロエラストマーはそれのムーニー粘度(121℃におけ
るML−10)が75である弗化ビニリデン/ヘキサフ
ルオロプロピレン/テトラフルオロエチレン(45: 
30 : 25%ii%)二元共重合体である。
結果を表1に示す。ASTM方法D−2084に従い振
動ディスク硬化針を用いて硬化特性を測定するために、
製造しだての未硬化組成物類の試料を使用した。表は、
177°Cにおいて30分内に得られた硬化状態をMH
−ML(N−m)として、そして177℃において30
分内に達する硬化状態の50%に達するのに必要な時間
(分)をt  50として示している。
硬化した試料の製造においては、圧縮硬化ペレットおよ
び引っ張りスラブを177℃において30分間にわたっ
て1m”の型面積当たり約4MNの合計力において圧縮
硬化させた。
圧縮硬化された試料を循環空気炉中で232℃において
24時間にわたって後硬化させた。後硬化後に試料を炉
中で275℃において7日間にわたって循環空気に露呈
することにより熱老化させた。圧縮−硬化された、後硬
化された、または熱−老化された試料類に関するモジュ
ラス、引張強度および伸び値はASTM方法D−412
により29− 室温において得られた。圧縮硬化値はASTM方法D−
395−61により得られた。
実施例1のフルオロエラストマー組成物は後硬化後に優
れた物理的性質を有しておりそして成型された製品の高
い圧縮−硬化された伸びのために複雑な型から容易に除
去できる硬化されたフルオロエラストマーを迅速に製造
するために非常に有用である。実施例1の組成物は種々
の密封物類、特に軸密封物知、の製造用に最も有利に使
用され、そして熱−および溶媒抵抗性でありかつ柔軟性
の0−リング、ガスケット、管などのためにも使用でき
る。
夫施勇ヱ(比較例) 比較目的用に、実施例1で使用されている4−アミノフ
ェニルスルホンを組成物から省略したことおよび実施例
1で使用された4、4′−ヘキサフルオロイソプロピリ
デンジフェノールの水準を1.3から2.0部に高めた
こと以外は実施例1に記されている方法で本発明外のフ
ル才ロエラス30− トマーを製造し、硬化し、そして試験した。
試験結果を表1に示すが、そこから実施例1の圧縮−硬
化状態の伸びは実施例2のものより100%以1−高い
ことおよび後硬化時に実施例1の伸びは実施例2のもの
よりわずかに低いということがわかる。これらの結果は
、実施例1の圧縮−硬化したフルオロエラストマーは後
硬化サイクル中に実施例2の組成物よりも多く硬化し続
けたことおよび実施例1の組成物の後硬化状態は実施例
2のものより高いことを示していた。実施例2に比べて
改良された実施例1の組成物の後硬化したペレットの圧
縮硬化抵抗性も、実施例1の後硬化したペレットの硬化
状態が実施例2のものと少なくとも同等に安定であるこ
とを示している。さらに、実施例2の圧縮〜硬化した組
成物のものより低かった実施例1の圧縮−硬化した組成
物の千1      ジュラス値および引張強度は後硬
化中に鋭く増加し、そして実際に実施例2の後硬化した
組成物に対応する値を越えた。表1の試験結果も、実施
例1の組成物の熱老化された状態の引張性質が実施例2
のものを越えたことを示している。従って実施例1およ
び2の間の試験結果を比較すると、実施例1により示さ
れている本発明の方が改良された型抜き性用の低い圧縮
−硬化された硬化状態および実施例2により示されてい
る先行技術に比べて優れているかまたは改良されてさえ
いる性能用の高い後硬化された硬化状態を首尾よく兼備
できることが示されている。
欠ム舊A 実施例1で使用された4、4′−へキサフルオロイソプ
ロピリデンジフェノールの水準を1.3から0.95部
に減じたこと以外は実施例1に記されている方法で本発
明の他の硬化可能なフルオロエラストマー組成物を製造
し、硬化し、そして試験した。
試験結果を表1に示すが、それから実施例3の圧縮−硬
化状態の伸びは実施例1のものより高いが実施例1およ
び3の後硬化状態の伸びは同じであったことがわかる。
従って実施例3では実施例2のものに比べたときの圧縮
−硬化状態の伸びにおける利点は実施例1のものより大
きかった。実施例3の後硬化状態のペレットの圧縮硬化
は、実施例1および3の後硬化した試料類のモジュラス
値の比較から明らかな如〈実施例3の後硬化状態のペレ
ット中では実施例1の後硬化したペレット中より低い硬
化状態が存在しているため、実施例1のもより幾分高か
った。しかしながら、実施例3の後硬化したペレットの
圧縮硬化は実施例2の後硬化したペレットのものとほと
んど回−であり、従って実施例3の硬化可能なフルオロ
エラストマー組成物は実施例3の組成物から製造された
圧縮硬化製品の非常に高い圧縮−硬化状態の伸びおよび
その結果としての優れた型抜き性のために実施例2のも
のよりはるかに好ましい。実施例3の組成物のt  5
0値は実施例2のものより1分以内しか大きくなく、従
って該組成物は急速に硬33− 化可能であると考えられるべきである。
夾惠刻J(比較例) 比較目的用に、実施例1で使用されている4゜4′−ヘ
キサフルオロイソプロピリデンジフェノールを組成物か
ら省略したこと以外は実施例1に記されている方法で本
発明外のフルオロエラストマーを製造し、硬化し、そし
て試験した。
試験結果を表1に示すが、それから圧縮−硬化状態の試
料類は非常に硬化不足であることがわかる。これは実施
例2と比べて実施例4の硬化度が実施例2のたった1/
3でありそして実施例1または3のものの172以下で
あることを示している振動ディスク硬化針の結果並びに
実施例1−4の圧縮−硬化状態の試料類のモジュラスお
よび引張強度値の比較の両方から明らかである。
後硬化は実施例4の圧縮−硬化状態の組成物の引張強度
を大きく増加させるが、実施例4の後硬化状態の試料類
は依然として硬化不足であり、そして実施例4の後硬化
状態のペレットは実際に圧34− 縮−硬化および後硬化サイクル中に生じる穴生成および
破砕のために圧縮硬化試験用に適合しなかった。
実施例4の熱−老化状態の引張性も実施例1−3のもの
よりはるかに劣っていた。
従って、芳香族ヒドロキシ化合物なしに使用された4−
アミノフェニルスルホンはそれの非常に大きいt  5
0値かられかるように実際に使用しようとする交叉結合
剤としては不活性すぎると結論することができる。
丈差土1ト焦劃ヅj 実施例1で使用された30部のカーボンブラックを実施
例5の組成物から省略したことおよび実施例1で使用さ
れた1、3部の4.4′−ヘキサフルオロイソプロピリ
デンジフェノールを実施例5では1.9部に高めたこと
以外は実施例1に記1         されている方
法で本発明の他の硬化可能なフルオロエラストマー組成
物を製造し、硬化し、そして試験した。
比較目的のために、実施例1で使用された30部のカー
ボンブラックおよび2.0部の4−アミノフェニルスル
ホンを実施例6の組成物から省略したことおよび実施例
1で使用された1、3部の4.4′−ヘキサフルオロイ
ソプロピリデンジフェノールを実施例6では1.9部に
高めたこと以外は実施例1に記されている方法で本発明
外の硬化可能なフルオロエラストマー組成物を製造し、
硬化し、そして試験した。
試験結果を表2に示すが、それから実施例5の圧縮−硬
化状態の伸びは実施例6のものより高かったこと並びに
実施例5の後硬化した組成物は実施例6のものより低い
伸びを有していたことがわかる。従って、実施例5の組
成物は弾性組成物を下部切込型中で硬化しなければなら
なずかつ後硬化後に高い硬化状態を必要とするような用
途で使用するときには実施例6のものよりはるかに好ま
しい。
丈差涜1乙江支ヅJ 実施例7では(a)実施例1で使用されたベンジルトリ
フェニルホスホニウムクロライドの水準を1.Oから1
.2部に高めたこと、(b)実施例1で使用された4、
4′−ヘキサフルオロイソプロピリデンジフェノールの
水準を1.3から3.0部に高めたこと、(C)実施例
1で使用されたフルオロエラストマーを同量のムーニー
粘度(ML−10,121℃)が60である弗化ビニリ
デン/ヘキサフルオロプロピレン/テトラフルオロエチ
レン/4−ブロモ−3,3,4,4−テトラフルオロ−
ブテン−1(35/34/29/2重量%)重合体で置
換したこと、または(d)実施例1で使用された30分
間の圧縮硬化時間を15分間に短縮したこと以外は実施
例1に記されている方法で、本発明の他の硬化可能なフ
ルオロエラストマー組成物を製造し、硬化し、そして試
験した。
比較目的のために、実施例8では実施例7で使37− 用された2、0部の4−アミノフェニルスルホンを省略
したこと以外は実施例7に記されている方法で本発明外
の硬化可能なフルオロエラストマー組成物を製造し、硬
化し、そして試験した。
試験結果を表2に示すが、それから実施例7の圧縮−硬
化した組成物は実施例8のものよりはるかに高い伸びを
有すること並びに実施例7の後硬化した組成物は実施例
8のものよりはるかに低い伸びを有することがわかる。
従って、実施例7の組成物は実施例5の組成物が実施例
6のものより好適であるのと同じ理由のために実施例8
のものより非常に好ましいであろう。
−9よびlO 実施例9では(a)実施例1で使用されたベンジルトリ
フェニルホスホニウムクロライドの水準を1.0から0
.50部に高めたこと、(b)実施例1で使用された4
、4′−ヘキサフルオロイソプロピリデンジフェノール
の水準を1.3から1.0部に減じたこと、(C)実施
例1で使用さ38− れたフルオロエラストマーを同量のムーニー粘度(ML
−10,100℃)が60である弗化ビニリデン/ヘキ
サフルオロプロピレン(60740重量%)重合体で置
換したこと以外は実施例1に記されている方法で本発明
の他の硬化可能なフルオロエラストマー組成物を製造し
、硬化し、そして試験した。
比較目的のために、実施例10では実施例9で使用され
た2、0部の4−アミノフェニルスルホンを省略したこ
と以外は実施例9に記されている方法で本発明外の硬化
可能なフルオロエラストマー組成物を製造し、硬化し、
そして試験した。
試験結果を表2に示すが、それから実施例9の圧縮−硬
化した組成物は実施例10のものよりはるかに高い伸び
を有すること並びに実施例9およ1       び1
0の後硬化した組成物は同様の伸びを有することがわか
る。従って、実施例9の組成物は後硬化中に実施例1O
の圧縮硬化した組成物よりはるかに大程度までそれの硬
化状態を増加させた。
従って実施例9の組成物は高度な下部切込型中での製品
類の製造用には実施例10のものよりはるかに有用であ
った。
災族廻」」 4−アミノフェニルスルホン以外の芳香族アミン化合物
類を本発明の実施用に使用できることを説明するために
、表3の実験3は芳香族アミノ化合物が4.4′−ヘキ
サフルオロイソプロピリデンジアニリンである場合の試
験結果を示している。実験2は実験3中と同じ水準の4
,4′−へキサフルオロイソプロピリデンジアニリンが
使用されているが芳香族アミノ化合物が存在していない
ときには高い圧縮−硬化状態の伸びが生じそして後硬化
が伸びを非常に減じるということを示しているが、実験
2の後硬化した硬化状態は実験3と比べて100%モジ
ュラス値の比較から明白なように低いままであった。さ
らに、実験2の熱−老化性は実験3のものよりはるかに
劣っていた。
従って、実験2の圧縮−硬化状態の伸び対後硬化状態の
伸びの比は1.64であるが、実験2の組成物は後硬化
後でさえも硬化不足でありそして熱老化したときにも硬
化不足のままであった。
文庭桝」ヱ 表4は、4,4′−ヘキサフルオロイソプロピリデンジ
フェノールを単独で、および4−アミノフェニルスルホ
ンと組み合わせてまたはl、3−プロパンジオールビス
(4−アミノ−ベンゾエート)と組み合わせて使用して
得られた結果を示しており、そして実験4.5および6
は幾分低い硬化速度を有する本発明の組成物を用いて得
られた比較結果を示している。
災巖億1」 表5の実験2は、4.4′−イソプロピリデンジフェノ
ールを芳香族ジアミンと共に使用しても本発明を実施で
きることを示している。
芙施廻]」 表6の実験2は、芳香族ヒドロキシ化合物の塩41− を芳香族アミン化合物と共に使用しても本発明を実施で
きることを示している。
文施倒1J 表7の実験2は、第四級ホスホニウム塩の代わりの第四
級アンモニウム塩をビスフェノールおよび芳香族ジアミ
ンと共に使用することによっても未発明を実施できると
いうことを示している。すなわち、メチルトリカプリル
アンモニウムクロライドを4,4′−ヘキサフルオロイ
ソプロピリデンジフェノールおよび4−アミノフェニル
スルホンと共に使用することにより急速に安定な硬化が
得られ、そして本発明外の実験lの組成物と比較すると
実験2の組成物は33%はど大きい圧縮−硬化状態の伸
び対後硬化状態の伸びの比を有しており、従って相当な
型抜き利点を有する。
=42− 表−ユ t 50、分 モジュラス−200% MPa 引張強度 MPa 破壊時の伸び 2 モジュラス−200% MPa 木比較実施例 4.2    5.1    3.6    1.7f
1.1    4.2   5.0   12.73.
9    4.e     3.3    2.8?、
3   9.1    5.8    3.811.5
   12.8  10.8   3.7395   
 290    455   9507.2    8
.5     B、3    3.718.1   1
5.0   15.5    8.918.1   1
6.0   15.7   14.4200   21
0    200’    3053741.42  
試験不能 1.98 1.38 2.2B  3.114.4 3
.7 4.1 2.9 8.8 7.4 7.8 4.3 10.8 10.0 10.0  B、0280 31
0 320 585 表−ヱ 3 V、1   2.?                
 3.8   5゜2320   255   1B5
   370   200、?    1.7  11
.7   9.2   7.1   8.0、OEl、
5 .3  12.9  13.7  15.1  15.
1  12.7270   105   140   
180   140−    23     16 .78  1.Hl   2.43  1.18  2
.0B   1.43表−に エラストマー、 酸化マグネシウム モジュラス−200% MPa 攻比較実験 100        100        100
30         30         306
          6          63  
        3          31.0  
      1.0        1.0−ル  1
 、8    ’0 、95   0 、95ン   
                         
       2.75.1        2.5 
       4.54.5        3.8 
       4.88.5         B、4
        7.911.2        8.
7       10.9300        38
5        3301.38       1.
84       1.f34B、1        
5.3        9.1!2.8       
11.0 14.3      12.8      1?、02
20       235        1703.
9        3.1         ?、47
.2        4.8       12.69
.8        5.7       12.82
95       520       2005 表−4 レソルシノール t 50、分 6 263− 100       100       10030
        30        306    
     6         63        
 3         30.90      0.9
5      0.95−ル  1.90   1.1
5    +、154.5       3.7   
    4.04.2        4.3    
    4.4285       3f15    
   3801.38      2.21     
 2.40230       215       
200表−生−k」Lにy エラストマー、 カーボンブラック ヒ  ド  ロ  キ  ノ  ン レソルシノール t 50、分 モジュラス−200%MPa モジュラス−200% MPa 引張強度 MPa 破壊時の伸び 2 100         too         1
0030         30       、  
 306          6          
63          3          30
.95       0.70       0.70
−ル  − 2.0        2.0        2.0
ト ) 0.67 0.60 1.2 3.2    4.+     2.19.8    
7.3    11.84.1    3.4    
3.0 ?、2    5.5    4.5 10.8    713    8.1380    
555    690 8.4    5.9    5.3 15、?     12.4    13.8170 
   175    185 2.12    3.1?     3.74、 + 
    3.4    3.48.0    5.3 
    B、210.0     B、13    8
.3280    310    315 7 表−5 エラストマー、 CH2=CF 2 /CF 2 =CFCF 3 /C
F 2 =CF 2(tfiil:%、45/  30
   /25)カーボンブラック 水酸化カルシウム 4.4′−イソプロピリデンジフェノールモジュラス−
200% MPa 8 264− 100         100 30        30 6 3 0、!30       1.30 −ル     2.0 1.8 4.5        3.3 5、 1         3.2 8.4         4.5 9.8          B、3 275         505 E1.8         9.5 12、[i         11.31!15   
      130 1.41       3.88 表−下 エラストマー、 水酸化カルシウム 酸化マグネシウム ベンジルトリフェニルホスホニウムクロライド4.4′
−へキザフルオロイソブロビリデンジフェノ4−クロロ
フェニルスルホン 4−アミノフェニルスルホン モジュラス−200% MPa 引張強度 MPa 破壊時の伸び 2 引張強度 MPa 100        100 30        30 6 3 0.8       − 一ル     2.0   0.4 1、OL、S 2.0 1.7 4.8        4.0 3.2         3.4 4.8         3.8 8.8          f3.6 10.5        9.7 285        370 7.1         B、1 14.7       15.2 185        1B5 47         44 1.43       2.24 9 人−ヱ エラストマー、 酸化マグネシウム t 50、分 5〇 265− 100        100 30        30 6 3 0.9 1.2 −ル     2.0   1.2 2.0 5、、2         4 、4 3.9         2.0 5.0        3.8 9.8          B、B 11.4         9.2 250        315 7.8         7.9 15.3       15.0 185        1?5 47         48 1.35       1.80 X1は11下 同−・のフルオロ重合体の5種の混合物を異る硬化系を
用いて硬化したときに得られた組成物類および結果を下
表8に示す。フルオロ重合体混合物類は、100重量部
の重合体、すなわち75のムーニー粘度(ML−10,
121℃)を有する弗化ビニリデン/ヘキサフルオロプ
ロピレン/テ!・ラフルオロエチレン(45: 30 
: 25重酸%)、を含有しており、30重量部のカー
ボンブラック、6重量部の水酸化カルシウム、3重量部
の酸化マグネシウムおよび0.9部のベンジルトリフェ
ニルホスホニウムクロライド、並びに表8中に示ごれて
いる量の表8巾に挙げられている硬化剤類を含有してい
た。AおよびBの標識の付いている混合物類は対照用の
実施例である。混合物Cは本発明の組成物である。混合
物類りおよびEは先行技術で公知のアミン硬化剤類を含
有していす る一一−パテルの米国特許3,655,727、表にの
J負目2および3参照。
図面は、混合物A−EをASTM  D−2084に従
って177℃において24分間試験したときに得られた
振動ディスクレオメータ−軌跡である。軌跡Cは比較的
ゆるやかな傾きを示し、それはエラストマーが徐々に硬
化していることを示しており、この傾きはざらに表8中
に示されているデータにより証明されており、そこでは
ml成酸物を177℃において10分間圧縮硬化させた
ときにそれが390%の破壊時の伸びE8を有すること
が示されている。組成物Cが徐々に硬化するために、組
成物Cの圧縮硬化された製品類を複雑な形の型、すなわ
ち成型された製品を他の組成物よりはるかに長い硬化サ
イクル期間にわたって延伸および/または曲げなければ
ならないもの、から除去することができる。ODRカー
ブの比較かられかる如く、組成物類りおよびEに対して
の組成物Cの別の利点はそれの加二[安全性がそれの優
れた7期硬化抵抗性に関して認められている標準化合物
である化合物Aのものと同様であることであり、−力比
合物りおよびEは早期に硬化しその結末劣った型流動性
を示すことがわかった。さらに、後硬化後に組成物Cは
最高級エラストマーと考えるのに充分なほどの破壊時の
伸び、180%、を有しており、そして同時に他の組成
物類より高い引張強度を有していた。
組成物Cは他の試料よりも良好な高温圧縮硬化抵抗性を
示した。図面lおよび表8中のデータは、組成物Cが効
率的にそして効果的に段階硬化できることを示している
【図面の簡単な説明】
図面は、混合物A−EをASTM  D−2084に従
って177℃において24分間試験したときに得られた
振動ディスクレオメータ−軌跡である。 53− 第1頁の続き ・$j:Int、 C1,3識別記号   庁内整理番
号5′49    CAF 優先権主張 ・31984年2月29日・沖米国(US
)、庭584582

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A、弗化ビニリデンと少なくとも1種の他の弗素化
    された単量体との弾性共重合体、B、第四級ホスホニウ
    ム化合物類および第四級アンモニウム化合物類からなる
    群から選択された硬化促進剤、 C,2価の金属酸化物類、2価の金属水酸化物類、およ
    びそのような酸化物類または水酸化物類と弱酸類の金属
    塩類との混合物類からなる群から選択された金属化合物
    、 D、ビスフェノールまたはそれらのアンモニウムもしく
    はホスホニウム塩または式: [式中、 R′はHまたはアルキルもしくはアリールである] もしくは式: のポリヒドロキシフェノールからなる群から選択された
    圧縮−硬化交叉結合剤、および 81式: 1式中、 Aは からなる群から選択された2価の基であり、そしてXは
    Oまたはlであるが、XがOであるならyはOではなく
    、 1       Eは 3− A’、(、’l、 BrXI、−CF3、−No、、 
    オ、l:ヒ−”Nからなる群から選択され、 DはR′およびEからなる群から選択され、Rはアルキ
    レンまたはアリーレンであり、R′はアルキル、アリー
    ルまたはHであり、yはO1■、2.3または4であり
    、そしてZはO1■、2.3または4であるが、該式中
    に示されている各ベンゼン環に対するyおよび2の合計
    は4である] を有する後硬化交叉結合剤 からなるフルオロエラストマー組成物。 2Jl)Eがビスアミンであり、AカO1 S− 1] であり、そしてアミン基が4,4′−位置にある、特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。 3、それぞれ100重量部の成分Aに対して約4− 0.1〜3重量部の成分B、約1〜20重量部の成分C
    1約0.5〜6重量部の成分D、および約0.2〜6重
    量部の成分Eが存在している、特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 4、フルオロエラストマーが弗化ビニリデン、ヘキサフ
    ルオロプロピレンおよびテトラフルオロエチレンの三元
    共重合体、または弗化ビニリデンおよびヘキサフルオロ
    プロピレンの二元共重合体である、特許請求の範囲第3
    項記載の組成物。 5、硬化促進剤がベンジルトリフェニルホスホニウムク
    ロライドである、特許請求の範囲第4項記載の組成物。 6、後硬化交叉結合剤が式: を有する、特許請求の範囲第5項記載の組成物。 7、後硬化交叉結合剤が式: を有する、特許請求の範囲第5項記載の組成物。 8、圧縮硬化交叉結合剤が4,4′−ヘキサフルオロイ
    ソプロピリデンジフェノールである、特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。 9、硬化促進剤がメチルトリカプリルアンモニウムクロ
    ライドである、特許請求の範囲第4項記載の組成物。 10、該組成物を制限区域中で、フルオロエラストマー
    が室温において約500%以下の破壊時の圧縮硬化伸び
    を有するような水準まで部分的に硬化させるような初期
    温度にある時間にわたって加熱し、部分的に硬化したフ
    ルオロエラストマーを該制限区域から除去し、そして次
    に該フルオロエラストマーを該初期温度より高い温度に
    おいてさらに硬化させることからなる、特許請求の範囲
    第6一 1伯記載のフルオロエラストマー組成物を硬化させる方
    法。 lJ、制限区域が型であり、初期温度が約220°C以
    上210’Oの間である、特許請求の範囲第10ザ1記
    載の方が、。 12、その後の硬化を約220°C以上の温度において
    ′V施する、特許請求の範囲第1O項記載の方法。 13、フルオロエラストマーが弗化ビニリデン、ヘキサ
    フルオロプロピレンおよびテトラフルオロエチレンの三
    元共重合体である、特許請求の範囲第10項記載の方法
    。 14、フルオロエラストマーが弗化ビニリデンおよびヘ
    キサフルオロプロピレンの共重合体である、特許請求の
    範囲第10項記載の方法。 15、フルオロエラストマーが弗化ビニリデン、1  
        ヘキサフルオロプロピレン、テトラフルオロエ
    チレンおよび4−ブロモ−3,3,4,4−テトラフル
    オロ−ブテン−1の四元共重合体である、特許請求の範
    囲第10項記載の方法。
JP10870984A 1983-06-01 1984-05-30 芳香族アミンを含有している硬化可能なフルオロ重合体 Pending JPS59232137A (ja)

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