JPS59206451A - フルオロポリマ−組成物 - Google Patents

フルオロポリマ−組成物

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JPS59206451A
JPS59206451A JP59080347A JP8034784A JPS59206451A JP S59206451 A JPS59206451 A JP S59206451A JP 59080347 A JP59080347 A JP 59080347A JP 8034784 A JP8034784 A JP 8034784A JP S59206451 A JPS59206451 A JP S59206451A
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JP59080347A
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ウオルタ−・ワ−ナ−・シユミ−ゲル
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/12Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
    • C08L27/16Homopolymers or copolymers or vinylidene fluoride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K13/00Use of mixtures of ingredients not covered by one single of the preceding main groups, each of these compounds being essential
    • C08K13/02Organic and inorganic ingredients

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の物品を生成することができるフルオロポリマー組成物
、および該組成物を加硫させてそのような物品を生成さ
せる方法に関する。
フルオロポリマー組成物を加硫することによってフルオ
ロエラストマー性の物品を製造することは、本分野で公
知である。エチレン(Pattis o n)の米国特
許第3,876,654号は、そのような組成物、その
ような物品を製造する方法、およびそのような物品を開
示している。
本発明は、エチレンの特許で教えられる組成物および方
法の改善である。本発明において、より高速な加硫が本
発明の組成物の使用によって得ることができ、或いは、
もし望ましければ、エチレンの特許で教えられるのと殆
ど同じ速度で加硫させることができ、それでいて生成す
る生成物が圧縮歪の改善および水膨潤の低下を示すこと
が見出された。
エチレンによって教えられる加硫可能フルオロポリマー
組成物は次のものを含有する:1、ビニリデンフルオラ
イドおよび少なくとも1種の他のフッ素化されたモノマ
ーからなるコポリマ−[そのような他のモノマーの例に
は、ヘキサフルオロプロピレン、およびヘキサフルオロ
プロピレンとテトラフルオロエチレンの混合物が含まれ
る]、 2、加硫加速剤として作用する四級ホスホニウム化合物
、 3、二価金属酸化物もしくは水酸化物または該醇化物も
しくは水酸化物と弱酸の塩との混合物、および 4、架橋剤。
エチレンの組成物が、フルオロボリマ−100部を基準
として0.2〜4重量部の、ペンタエリスリトール、ジ
ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、およ
び2,2−ジメチル−1。
3−プロパンジオールからなる類から選択されたポリオ
ールを加えることによって、改善されることを、本発明
において見出した。ポリオールは加硫の速度を加速する
作用をし、そうでなければ、望まれる場合は、ポリオー
ルは四級ホスホニウム化合物加速剤の一部を置換するこ
とができ、そうする中で殆ど同じ速度で加硫する組成物
を生成し、但し、圧縮歪に対して改善された抵抗性を有
する加硫生成物を結果として生ぜしめる。最後に、ポリ
オールの使用によって、金属酸化物もしくは水酸化物の
使用をより少なくすることが可能となり、そのような組
成物は、加硫されると、水蒸気または沸騰水に対して改
善された抵抗性を有するようになり、つまり、より多く
の二価金属酸化物もしく1<水酸化物を含有する組成物
と同じはと多くは膨潤しない。
本発明は、加硫されてフルオロエラストマーを生成し得
る組成物である。この組成物は次の成分を含有する: 
(A)重合されたビニリデンフルオライド単位、および
重合されたヘキサフルオロプロピレン単位またはヘキサ
フルオロプロピレンのかわりに1−ヒドロもしくは2−
ヒドロペンタフルオロプロピレン単位を含有するコポリ
マー。このコポリマーは、テトラフルオロエチレン単位
、クロロトリフルオロエチレン単位、ブロモテトラフル
オロブテン単位等の如き、他の重合液れたフッ素化子ツ
マ一単位をも含有し得る。そのようなポリマーを製造す
る方法は、例えば、バチンンの特許、米国特許第3,8
76.654号およびアポシカ−(Apotheker
)らの米国特許第4,214,069号に開示されてい
る。
(B)四級ホスホニウム加硫加速剤または四級アンモニ
ウム加硫加速剤。そのようなホスホニウム化合物は次式 式中、 Pはリンであり、R,、R2,R3およびR4は、炭素
数1〜20のアルキル、アリール、アラルキル、アルケ
ニル、および塩素、フッ素、臭素、シアン、−0R1お
よび一〇〇OR置換のこれらのものの同族体からなる群
から個々に選ばれ、ここでRは炭素数1〜20のアルキ
ル、アリール、アラルキルおよびアルケニルからなる群
から選ばれるものとし、Xはハライド、スルフェート、
スルファイト、カーボネート、ペンタクロロチオフェル
レート、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロシリ
ケート、ヘキサフルオロホスフェート、ジメチルホスフ
ェート、および炭素数1〜20のアルキル−、アリール
−、アラルキル−1およびアルケニル−/−カルボキシ
レートおよびジカルボキシレートからなる群から選ばれ
、nは1または2であり、アニオンXの価数と等しい、
を有するものであり、パチソンの特許の中でこの用途の
ために記載および開示されている。上記式中、Xは、A
rを7リール基とした場合、−0Arまたは一0ArO
Hとすることもできる。
そのようなアンモニウム化合物には、コメタニ(Kom
etani)らの米国特許第3,864.298号およ
びパテル(Patel)らの米国特許第3.655.7
27号開示のもの並びにド記式 で表わされる環状アミジニウム塩が含まれる。
(C)ジー、トリー、およびテトラヒドロキシヘンセン
類、ナフタレン類、およびアントラセン類および下記式 式中、 Aは1〜13個の炭素原子からなる脂肪族、脂環式、も
しくは芳香族の基、またはチオ、オキシ、カルボニル、
スルフィこル、またはスルホニル基の如き二官能性基で
あり、Aは場合により少なくとも1個の塩素もしくはフ
ッ素原子で置換されるものとし、XはOもしくは1であ
り、nは1もしくは2である、 で表わされるビスフェノール類の如き、ポリヒドロキシ
芳香族架橋剤であり、ポリヒドロキシ化合物の芳香環は
、何れも、塩素、フッ素もしくは臭素のうちの少なくと
も1つの原子、−CR2基、またはカルボキシルもしく
はアシル基(例えば、−CORで式中RはOHまたは炭
素数1〜8のアルキル、アリールもしくはシクロアルキ
ル基であるもの)で場合により置換される。上記のビス
フェノールの式から、−OH基が何れかの環の何れの位
置(第一番以外)にでも結合し得ることは言うまでもな
いことである。2種またはそれ以上のそのような化合物
のブレンドもまた使用し得る。そのような架橋剤および
フルオロポリマーをhnl&するのにこれらのものを使
用することはパチソンの特許に開示されている。
(D)ペンタエリスリトール、2,2−ジメチル−1,
3−プロパンジオール、トリメチロールプロパン、およ
びジペンタエリスリトールから選ばれたポリオール共加
速剤、ペンタエリスリトール(JJI2 HO−CH2−C−CH2−OR CH2 B を有し、その純粋形では約260.5℃の融点を有する
が、約190〜200℃の融点を有する純粋ではない形
で市販されている(例えばハーキュルズ(Hercul
es)によってPE−200として市販されている)。
純粋ではない形のものは、2個またはそれ以上の分子が
水の生成を伴つて縮合することによって生成された、成
る種の二量体およびより高分子の集合体を含有する。純
粋のペンタエリスリトールまたは市販の形のものの何れ
でも本発明で使用することができ、そして(E)二価金
属水酸化物および二価金属水酸化物およびそのような酸
化物並びに水酸化物と弱酸の金属塩との混合物からなる
群から選ばれた金属化合物。本発明の組成物は、コポリ
マー100重量部あたり、約0.2〜2.0重量部(好
ましくは0.3〜1.5重量部)の成分(B)、約0.
5〜4重量部(好ましくは1〜3重量部)の成分(C)
、約0.05〜4重量部(好ましくは0゜1〜2.0重
量部)の成分(D)および約0.5〜30重量部(好ま
しくは約1〜6重量部の水酸化カルシウムおよび1〜9
重量部の酸化マグネシウム)の成分(E)を含有する。
場合により、本発明の組成物は約50重量部まで(好ま
しくは15〜35重量部)のカーボンブラックを含有す
ることもできる。
最も有用な成分Aコポリマーの中には次のものがある:
ビニリデンフルオライドおよびヘキサフルオロプロピレ
ン、クロロトリフルオロエチレン、l−ヒドロペンタフ
ルオロプロピレン、または2−ヒドロペンタフルオロプ
ロピレンのコポリマー類およびビニリデンフルオライド
、テトラフルオロエチレンおよびヘキサフルオロプロピ
レンまたは1−ヒドロもしくは2−ヒドロペンタフルオ
ロプロピレンのコポリマー類。「コポリマー」は、ここ
では、2種またはそれ以上のモノマーを共重合させた生
成物を意味する。殊に好ましいのは、千ツマ−を約85
:15〜50 : 50のモル比で組み合せた、ビニリ
デンフルオライド/ヘキサフルオロプロピレンコポリマ
ーでアル。成分Aは、有用な生成物に加硫され得る、他
の如何なるビニリデンフルオライドコポリマーフルオロ
エラストマーとすることもでき、例えば、ビニリデンフ
ルオライドおよびヘキサフルオロプロピレンもしくはペ
ンタフルオロプロピレンとジクロロジフルオロエチレン
、クロロフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレ
ン、ブロモテトラフルオロブテンとのコポリマー類(こ
の種のポリマーはアポシカ−らの米国特許第4,214
.060号に示されている)、フッ素化されたビニルエ
ステルとのコポリマー、パーフルオロアクリル酸の誘導
体とのコポリマーおよびフン素化されたアルキルヒニル
エーテルとのコポリマーがあり、後者ハ、ビニリデンフ
ルオライド、ヘキサフルオロエチレンおよびパーフルオ
ロアルキルパーフルオロビニルエーテルのコポリマーに
よって表わすことができる。
ビニリデンフルオライドおよび1,2,3゜3.3−ペ
ンタフルオロプロピレンからなる有用なコポリマーは米
国特許第3,331,823号に記載されており、これ
ら2つの成分とテトラフルオロエチレンとのコポリマー
は米国特許第3゜335.106号に記載されている。
成分Aの「他のフッ素化されたモノマー」は、好ましく
は、少なくとも炭素原子と同じ位多くのフッ素原子を含
有する、エチレン性不飽和モノマーである。
本発明の組成物の必須の成分は成分B加速剤である。
殊に好ましい加速剤は、成分Cのもとで列記した芳香族
ジヒドロキシ化合物のベンジルトリフェニルホスホニウ
ムクロリド、−ブロマイド、および−フェノレート類で
あり、単独か或いは加速剤の全重量を基準として、上に
提示した記述の中の、他の成分B化合物的1〜50%と
配合して、使用される。他の有用な成分B加速剤は以下
の如く例示される:メチルトリオクチルホスホニウムテ
トラフルオロボレート、テトラフェニルホスホニウムブ
ロマイドおよび−クロリド、ベンジルトリオクチルホス
ホニウムブロマイドおよび一クロリド、メチルトリオク
チルホスホニウムアセテート、メチルトリオクチルホス
ホニウムジメチルホスフェート、メチルトリオクチルホ
スホニウムクロリド、メトキシエトキシエチルトリオク
チルホスホニウムクロリド、テトラオクチルホスホニウ
ムブロマイド、ブチルトリオクチルホスホニウムブロマ
イド、1−力ルへトキシエチルトリフェニルホスホニウ
ムクロリド、テトラブチルホスホニウムクロリド、2.
4−ジクロロベンジルトリフェニルホスホニウムクロリ
ド、m−トリフルオロメチルベンジルトリオクチルホス
ホニウムクロリド、2,2,3.3−テトラフルオロプ
ロピルトリオクチルホスホニウムクロリド、2,2゜3
、−3,4;4,5.5−オクタフルオロペンチルトリ
オクチルホスホニウムクロリド、イソブチルトリフェニ
ルホスホニウムブロマイド、2−ペンチルトリフェニル
ホスホニウムブロマイド、4−メチルベンジルトリフェ
ニルホスホニウムクロリド、4−クロロベンジルトリフ
ェニルホスホニウムクロリド、ジフェこルメチルトリフ
ェニルホスホニウムクロリド、m−)リフルオロメチル
ベンジルトリフェニルホスホニウムクロリド、l−ナフ
チルメチルトリフェニルホスホニウムクロリド、2−シ
アノベンジルトリフェニルホスホニウムブロマイド、4
−シアノブチルトリフェニルホスホニウムブロマイド、
α−カルベトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブ
ロマイド、カルベトキシメチルトリフェニルホスホニウ
ムブロマイド、ノドキジメチルトリフェニルホスホニウ
ムクロリド、アリロキシメチルトリフェニルホスホニウ
ムクロリド、アリルi・リフェニルホスホニウムクロリ
ド、およびテトラブチルホスホニウムブロマイド。
加硫し得る組成物の成分Cは、エラストマー性コポリマ
ー用の架橋剤として機能することのできる、公知のポリ
ヒドロキシル芳香族化合物から選択することができる。
例えば、成分C架橋剤は以下のもののうちどの1つとす
ることもできるニジ−、トリー、およびテトラヒドロキ
シベンゼン類、ナフタレン類、およびアントラセン類お
よび下記式 式中、 Aは1−13個の炭素原子からなる脂肪族、脂環式、も
しくは芳香族の基、またはチオ、オキシ、カルボニル、
スルフィニル、またはスルホニル基の如き二官能性基で
あり、Aは場合により少なくとも1個の塩素もしくはフ
ッ素原子で置換されるものとし、XはOもしくは1であ
り、nはlもしくは2である、 で表わされるビスフェノール類、ここで、ポリヒドロキ
シ化合物の芳香環は、何れも、塩素、−フッ素もしくは
臭素のうちの少なくとも1つの原f、−CR2基、また
はカルボキシルもしくはアシル基(例えば、−CORで
式中RはOHまたは炭素数1〜8のアルキル、アリール
もしくはシクロアルキル基であるもの)で場合により置
換されるものとする。上記のビスフェノールの式から、
−OH基が何れかの環の何れの位置(第一番以外)にで
゛も結合し得ることは言うまでもないことである。2種
またはそれ以上のそのような化合物のブレンドもまた使
用し得る。
前節に示されたビスフェノールの式に関して、Aがアル
キレンである時は、このものは、例えば、メチレン、エ
チレン、クロロエチレン、フルオロエチレン、ジフルオ
ロエチレン、l 、 3−7’ロピレン、1,2−プロ
ピレン、テトラメチレン、クロロテトラメチレン、フル
オロテトラメチレン、トリフルオロテトラメチレン、2
−メチル−1,3−プロピレン、2−メチル−1,2−
プロピレン、ペンタメチレン、ペンタクロロペンタメチ
レン、ペンタフルオロペンタメチレン、およびヘキサメ
チレンとすることができる。Aがアルキリデンである時
は、このものは、例えば、エチリデン、ジクロロエチリ
デン、・′2フルオロエチリデン、プロピリデン、イン
プロピリデン、トリフルオロイソプロピリデン、ヘキサ
フルオロインプロピリデン、ブチリデン、ヘプタクロロ
ブチリデン、ヘプタフルオロブチリデン、ペンチリデン
、ヘキシリデン、および1.1−シクロヘキシリデンと
することができる。Aがシクロアルキレン基である時は
、このものは、例えば、1.4−シクロヘキシレン、2
−クロロ−1,4−シクロヘキシレン、?−フルオロー
1.4−シクロヘキンレン、1,3−シクロヘキシレン
、シクロペンチレン、グロロシクロペンチレン、フルオ
ロシクロペンチレン、およびシクロヘキシレンとするこ
とができる。更に、Aは、m−フェニレン、p−フェニ
レン、2−クロロ−1,4−フェニレン、2−フルオロ
−1,4−フェニレン、0−フェニレン、メチルフェニ
レン、ジメチルフェニレン、トリメチルフェニレン、テ
トラメチルフェニレン。
1.4〜ナフチレン、3−フルオロ−1,4−ナフチレ
ン、5−クロロ−1、4−す7fレン、1.5−ナフチ
レン、および2,6−ナフチレンの如き、アリーレン基
とすることができる。
1つの極めて好ましい成分C架橋剤は、ヘキサフルオロ
イソプロピリデン−ビス(4−ヒドロキシベンゼン)で
ある。第二の好ましい架橋剤は4.4′−ジヒドロキシ
ジフェニルスルホンである。第三の好ましい架橋剤は4
 、4 ′−ジヒドロキシベンゾフェノンである。別の
非常に有用な架橋剤は、殊に、上記の好ましい組成物が
、比較的低い架橋剤含有率で速い速度の加硫と併せて良
好な圧縮歪特性が要求されるが、可能な限り最低の圧縮
歪の値は要求されない紀:用に用いるべき時は、2,4
−ジヒドロキシベンゾフェノンである。他の有用な成分
C架橋剤は、ヒドロキノン;カテコール゛、レゾルシノ
ール、2−メチルレゾルシノール ルヒドロキノン、2,5−ジメチルヒドロキノン、およ
び2−t−ブチルヒドロキノンの如きジヒドロキシベン
ゼン類;および1,5−ジヒドロキシナフタレンおよび
9.10−ジヒドロキシアントラセンの如き化合物が例
として挙げられる。
本発明の組成物中の(D)成分は、ポリオール、即ち市
販で入手できる公知の化合物であるペンタエリスリトー
ル、またはジペンタエリスリトールもしくは2,2−ジ
メチル−1.3−プロパンジオール、もしくはトリメチ
ロールプロパンである。ポリオールは、加硫反応におい
て、共加速剤として作用する。
未発明の組成物は、また、成分(E)をも含有し、この
成分は、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウム
、もしくは酸化鉛の如き二価金属醇化物または二価金属
水酸化物からなる金属化合物;または酸化物および/も
しくは水酸化物と弱酸の金属塩との混合物,例えば約1
〜70重量%の金属塩を含有する混合物である。有用な
弱酸の金属塩の中には、ステアリン酸−、安息香耐−、
炭酸−、シュウ酸−、および亜リン酸ーバリウム、−ナ
トリウム、−カリウム、−鉛、および−カルシウムがあ
る。添加される金属化合物の量は、一般に、フルオロエ
ラストマー100部あたり約0.5〜15重量部であり
、約2〜10部が好ましい。金属化合物濃度は加硫の速
度に成る程度影響を及ぼし、好ましい範囲以下では、時
として加硫速度は甚だしく低下され得る。好ましい範囲
以上では、加硫されたフルオロエラストマーの弾性特性
が徐々に損なわれ、従って、大きすぎる量の金属化合物
を使用しないほうが都合がよい。
金属化合物は、二通りの目的に役立つ。このものは、加
硫の間に発生され、フルオロエラストマーを化学的に攻
撃してこれを弱め得る、成る種の気体状で酸性の材料を
吸収する。このものは、また、長期間の老化安定性をも
提供する。金属酸化物を使用する時は、このものはフル
オロエラストマー原料と遊離状態で混合することができ
、或いは、環状ポリエーテル類、アミン類、ホスフィン
類、ケトン類、アルコール類、フェノール類、またはカ
ルボン酸類の如き、有機錯形成剤および配位子を用いた
、金属酸化物錯体もしくはキレートとして混合すること
ができる。
加硫できる組成物の初期加硫は、組成物を閉鎖帯の中で
、約149〜220℃に約30秒〜30分間加熱するこ
とによって行なわせるのが好ましい。好適な加熱および
加硫手段を備えた、通常のゴム加硫用のプレス、型、押
出成型器等を使用することができる。
本発明の組成物および方法を使用することによって、高
水準のホスホニウムもしくはアンモニウム塩加速剤が使
用された時の高温圧縮歪に対する抵抗力の逸失、固定さ
れた水準のホスホニウムもしくはアンモニウム塩加速剤
が使用され、4゜4′−へキサフルオロイソプロピリデ
ンジフェノール(ビスフェノールAF)もしくはヒドロ
キノンの如き固定された水準の芳香族ジーもしくはポリ
ヒドロキシ化合物の存在下でCa (OH) 2および
MgOの如き固定された水準の無機塩基を用いた時の、
最大加硫速度の制約、または高速加硫で圧縮歪に高抵抗
性の加硫生成物の沸騰水による膨潤に対する抵抗力の制
約に関する諸問題を克服することができる。ポリオール
の使用によって、それなしで達成できたのよりは短く、
且つ更に経済的なプレス加硫サイクルの使用が可能とな
り、優秀な物理的特性を有する加硫生成物が提供される
実施例 本発明に従うフルオロエラストマー組成物を製造し、加
硫し、そして試験する。組成物を、そのロールが約25
℃となっているツーロール型ラバーミル上で、次のもの
を配合することによって製造する:フルオロエラストマ
ー100部、カーボンブランク15部、水醇化カルシウ
ム6部、酸化マグネシウム3部、ベンジル[リフェニル
ホスホニウムクロリド0.90部、4.4′−へキサフ
ルオロイソプロピリデンジフェノール(ビスフェノール
AF)2.0部およびHerculeS(すPE−20
0(ペンタエリスリトール約88%およびジペンタエリ
スリトールを含んだポリーペンタエリスリトール類約1
2%を含有する混合物) 2 、 Of、’l(。フル
オロエラストマーはムーニー粘度(121℃におけるM
L−10)75のビニリデンフルオライド/ヘキサフル
オロプロピレン/テトラフルオロエチレンの45:30
:25のターポリマーとする。
試験結果を第1表に示す。新しく製造された未加硫組成
物の試料を、(a)ASTM法D−2084に従って振
動円板加硫計を用いて加硫特性を測定し、(b)AST
M法D−1646−63に従ってムー二一スコーチング
を測定するのに使用する。「加硫特性]のらんには、表
中、完全加硫の50%に到達する時間(t ”50)お
よび最小]・ルク以」二に0.2N−m上昇するのに至
る時間(js  0.2)が分単位で示されている。
加硫された試料の製造の際は、ペレットおよび平板を、
成型面積1m2あたり約4MNの全圧で177°Cで1
5分間プレス加硫する。
加硫された試料を、循環式空気槽中232℃で24時間
後硬化させる。後硬化させた後、加硫された試料を、槽
中275℃に7日間循環空気に曝気することによって、
熱老化に供する。モジュラス、引張強度および伸びの値
は、室温でASTM沃D−412によって得られる。圧
縮歪の値はASTM法D−395−61によって得られ
る。
実施例1のフルオロエラストマー組成物は、優秀な物理
的特性(第1表に示される如し)を有する加硫フルオロ
エラストマー物品の高速製造に非常に崩用であり、比較
的短く経済的なプレス加硫サイクルを使用してそのよう
な物品を製造することができる。実施例1の組成物は、
熱および溶媒に対して抵抗力があり1弾性的な0−リン
グ、シール材、−′スケット、配管材料等の製造に使用
することができる。
第−工−丈 1     2     3 加硫特性 一旦り工/24’ A肛り七他国 MH−ML、N ”m           3.fl
    3.8  、  3.9tsO,2,分   
          1.4    2.9    1
.4t’50.分          2.4   5
.3   2.4ムーニースコー ング121℃ 最小                 81    
 80     815ポイント」二昇の所要分   
     11.5    >30      9.5
ス鉄粘呈 加硫された試料: モジュラス−100x、MPa        10.
0     ?、7    9.5引張強度、MPa 
           lEi、4    18.8 
   18.8破壊時の伸び、2         1
80    185    155圧縮歪、2 ペレ、 ) 、70h/204℃        42
     39     411JII硫され熱老化さ
れた試料: モジュラス−100%、MPa        4.7
    3.7    4.8モジュラス−200$、
MPa        7.[i     [1,87
,5引張強度、MPa            8.3
    8.8    8.3破壊時の伸び、%  ’
         2E10    300    2
85実川 比較の目的で、本発明の範囲外のフルオロエラストマー
組成物を、実施例1で使用したHereu l e s
(汐 PE−200を組成物から除外する点以外は実施
例1記載と同じ方法で、製造し、加硫し、試験する。
試験結果は第1表に示されるが、ここでは、実施例1の
2.4分と比較して、完全加硫の50%に達するのに5
.3分が所要されること、および加硫の始まり(ts 
 O,2)が実施例1の1゜4分と比較して2.9分で
あることが判る。即ち、実施例1では、加硫速度におい
て非常に意味のある改善が得られるものである。
χ五誇」 実施例iで使用したHercules■ PE−200
2,0部を純粋のペンタエリスリトール2.0部で置き
かえた点以外は実施例1記載と同じ方法で、本発明の別
のフルオロエラストマー組成物を製造し、加硫し、試験
する。
試験結果を第1表に示すが、ここでは、この組成物が驚
くべき高加硫速度を有することおよび加硫された試料が
非常に良好な物理特性を有することが判る。
文嵐勇A フルオロエラストマーをムーニー粘度(Zo。
℃におけるML−10)が60のビニリデンフルオライ
ド/ヘキサフルオロプロピレンの60=40のダイポリ
マーとし、ベンジルトリフェニルホスホニウムクロリド
、水酸化カルシウム、醸化マグネシウム、およびペンタ
エリスリトールの水準を実施例3で使用した水準からそ
れぞれ0.55.2.0.2−0および1.0部へ下げ
る点以外は、実施例1記載と同じ方法で、本発明の別の
フルオロエラストマー組成物を製造し、加硫試験する。
試験結果を第2表に示すが、ここでは、この組成物が驚
くべき高加硫速度を有し、加硫された試料が、殊に10
0℃の水にょる膨潤に対する抵抗力に関して、非常に良
好な物理特性を有することが判る。
災五諮J 比較の目的で、本発明の範囲外のフルオロエラストマー
組成物を、実施例4で使用したペンタエリスリトールを
除外する点以外は実施例4記載と同じ方法で、製造し、
加硫し、試験する。
試験結果は第2表に示されるが、ここでは、実施例4の
4.4分と比較して、加硫の完全な状態の50%に達す
るのに10.3分が所要とされること、−および100
℃の水による膨潤に対する抵抗力が実施例4の加硫組成
物のそれよりも幾分低くなることが判る。即ち、非常に
意味のある改善は加硫速度であり、100℃の水による
膨潤に対する幾分かより良くなった抵抗力が実施例4で
は得られている。
第一ヱー未 4    5    6    7B 加硫特性 177エ〃[」鉦り七改U No、N 11m             fi、6
  5.’1   B、4  6.7  2−1%、8
8m           、 、0−5  0.5 
 0.6  0.5  114t O,2,分    
        3.2  8.9  3.8  4.
4 11.8t’50.分          4.4
  +0.3 5.OB、0 >24A二三:19上づ
ヨC乙よ11G虻 最小               38  28  
37   34   2830分経過時のポイント上!
?、      o<+oo。
越駁鯖釆 加硫された試料: モジュラス−100%、1lPa       8.8
  4−5  5.9  5.9  2.0引張強度、
MPa           1(1,510,812
,211,97,3破壊時の伸びJ         
170  280  220   +70  850圧
縮歪J             22  2+   
 21   30   −ペレット、70h/204℃ 水によuyi潤、容M:’1.       2,3 
 2.111  5.1  1.5  −7d/100
℃ 双土湾J 比較の目的で、本発明の範囲外のフルオロエラストマー
組成物を、実施例4で使用した水酸化カルシウムおよび
酸化マグネシウムの水準をそれぞれ6.0および3.0
まで高め、実施例4で使用したペンタエリスリトールを
除外する点以外は実施例4記載と同じ方法で、製造し、
加硫し、試験する。
試験結果は第2表に示されるが、ここでは、この組成物
が実施例4の組成物のそれよりも幾らかおそい加硫速度
を有し、加硫された試料が、100°Cの水による膨潤
に対する抵抗力以外は、非常に良好な物理特性を有する
ことが判る。即ち、100℃の水による膨潤に対する抵
抗力の非常に意味のある改晩が、実施例6の未加硫組成
物の加硫速度よりも高い加硫速度で、実施例4の加硫組
成物を用いて得られている。
爽に湾1 実施例4で使用された水酸化カルシウム水準を1.0部
まで下げる点以外は実施例4記載と同じ方法で、本発明
の別のフルオロエラストマー組成物を製造し加硫試験す
る。
試験結果を第2表に示すが、ここでは、この組成物が驚
くべき高加硫速度を有し、加硫された試料が、殊に10
0℃の水による膨潤に対する抵抗力に関して、非常に良
好な物理特性を有することが判る。
欠立刻J 比較の目的で、本発明の範囲外のフルオロエラス)・マ
ー組成物を、実施例7で使用したペンタエリスリトール
を除外する点以外は実施例7記載の如く、製造して加硫
条件にかける。
結果は第2表に示されるが、ここでは、15分以内に高
い加硫状態に到達し、その加硫された組成物が100’
Cの水による膨潤に対して優秀な抵抗力を有する、実施
例7の組成物と比較して、実施例8の組成物は、加硫温
度で15分たっても納得のいく高さの加硫状態に達する
ことができないことが判る。
裏盈忽A 2当量のペンクエリスリトールの一当量の脱水反応によ
って生成するモノエーテルであるジペンタエリスリトー
ル1.87部が、これも組成物中に存在する点以外は、
実施例6記載と同じ方法で、本発明の別のフルオロエラ
ストマー組成物を製造し加硫試験する。
加硫特性およびムーニースコーチングの結果を第3表に
示すが、ここでは、この組成物が実施例6の組成物の加
硫速度と比較して驚くべき高加硫速度を有していること
が判る。
第3表 9   10 M、、、N ” m             5.8
 5.5ML、N 11rn            
  O,50,5t O,2,分          
 2.5 2.2t”501分         3.
3 3.1ムーニースコーチング、1216C/30”
最小              33325ポイント
上昇の所要分    >30  23部例10 実施例9で使用されたジペンタエリスリトール1.87
部を2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール0.
76部で置きかえる点以外は、実施例9記賊と同じ方法
で本発明の別のフルオロエラストマー組成物を製造し加
硫試験する。
7Jll &を特性オよびムーニースコーチングの結果
を第3表に示すが、ここでは、この組成物が実施例6の
組成物の加硫速度と比較して驚くべき高加硫速度を有し
ていることが判る。
χ爽廻ユ」 a)実施例3のベンジルトリフェニルホスホニウムクロ
リド0.90部をビスフェノールAFの千ノーヘンシル
トリフェニルホスホニウム塩0゜98部で置きかえ、b
)ビスフェノールAF2 。
0部を1.53部まで減らし、C)実施例3のペンタエ
リスリトール2.0部を1.0部まで減らし、そしてd
)p−グロロフェニルスルホン1゜0部を加える点以外
は実施例3記載と同じ方法で、本発明の別のフルオロエ
ラストマー組成物を製造し加硫試験する。
試験結果は第4表に示すが、ここでは、この組成物が驚
くべき高加硫速度を有すること、および加硫された試料
が一般に非常に良好な物理特性を看し、殊に、顕著な圧
縮歪抵抗力およびスコーチングに対する安全性を有する
ことか判る。
χ差例j2 比較の目的で1本発明の範囲外のフルオロエラストマー
組成物を、実施例11で使用されたペンタエリスルトー
ルを除外する点以外は実施例11記載と同じ方法で、製
造して加硫試験する。
結果は第4表に示すが、ここでは、実施例12の組成物
が実施例11の組成物のそれよりも遥かにeい加硫速度
しか有さないことが判る。即ち、¥施例12の組成物と
比較して加硫速度の非常に意味のある改善が実施例11
の組成物を用いて11)られることか判る。
追−A−澁 11      12 加硫特性 +77 ”Cl24’通旺り七匹展 MH9N IIm              fi、
3     G、OML、N ” ar       
       l・3    10tsO,2,分  
               2.4     、6
.9ピ509分             4,0  
 11.?ムーニー粘度− ンク121”0/30’最
小                    7360
30分経過時のポイント上昇         43モ
ジュラス−100%、MPa           7
.4      G、8引張弾度、MPa      
         17.5     16.9破壊時
の伸び、駕            200     
200HF、+14歪、y、            
    38     40ペレント、70h/204
℃ ハ老囮盗共ムヌ石ユ モシュラス−100%、MPa           
 3.1     2.8モジュラス−200%、MP
a           5.3     5.3引張
強度、MPa                6.9
     7.7破壊時の伸び1%         
    315     330実施例13 a)実施例1で使用されたターポリマーフルオロエラス
トマーを、そのムーニー粘度(121℃におけるML−
i o)が60であるビニリデンフルオライド/ヘキサ
フルオロプロピレン/テトラフルオロエチレン/3,3
,4.4−テトラフルオロ−4−ブロモブテンの35:
34:29:2のテトラポリマーによって置きかえ、b
)実施例1で使用されたベンジルトリフェニルホスホニ
ウムクロリドの水準を0.9部から1.2部まで高め、
C)実施例1で使用されたビスフェノールAFの水準を
2.0部から3.0部まで高め、そしてd)実施例1で
使用されたHercules@PE−200の水準を2
.0部から0.5部へと下げる点景外は実施例1記載と
同じ方法で、本発明の別のフルオロエラストマー組成物
を製造し加硫試験する。
加硫特性およびムーニースコーチングの結果を第5表に
示すが、ここでは、この組成物が実施例14の組成物の
加硫速度と比較して驚くべき高加硫速度を有しているこ
とが判る。実施例14の組成物の加硫速度と比較して実
施例13の組成物の加硫速度が高められたことは、成型
のサイクルをできるだけ短く保つ際に、際立って有利な
ことである。
匪」L上 13   14   15、   16加硫特性 一巨7 ’Q/24’ A旺り七匹展 バH1Nリ          6.7   G、? 
  5.9  5.OML、N ” m       
    1.5   +、5  1.3   +、4t
 O,2,分             2.3   
3.2   2.7   3.1t’50.分    
       4.0  5.13  5.5  7.
0ムニ≧≦肇≧ly久は社!運ユ 最小                85    8
0    84    675ポイント−ヒル1の所要
分      >15    >15    19  
  19モジュラス−100!、MPa       
 9.9   9.2   5.2   4.8モジュ
ラス−200%、HPa        −−12,0
11,7引張強tJ%’、HPa          
  15.8   15.7   17.3   16
.4破壊時の伸び+%          +e517
0   290   2!10月]宿歪、駕     
                  39     
 37      84       81ペレツト、
70h/204°C 実」d建1A 比較の目的で、本発明の範囲外のフルオロニジストマー
組成物を、実施例13で使用されたHercules@
  PE−200を除外する点以外は実施例13記載と
同じ方法で、製造して加硫試験する。
結果は第4表に示すが、ここでは、実施例13の組成物
が僅か4.0分の間にその完全加硫状態の50%に達し
、実施例14の組成物がその完全加硫状態の50%に達
するのに5.6分を要することが判る。
丈蔦迩」j a)実施例1で使用されたベンジルトリフェニルホスホ
ニウムクロリド、ビスフェノールAF、および水酸化カ
ルシウムを、これもまたDIAK#3として公知である
N、N′−ジシンナミリデンー1,6−ヘキサンジアミ
ン3.0部で置きかえ、b)実施例1で使用された酸化
マグネシウムの水準を3部から15部に高め、モしてC
)実施例1で使用されたHercules(e  PE
−200の水準を2.0部から1.0部まで下げる点以
外は実施例1記載と同じ方法で、本発明の別のフルオロ
エラストマー組成物を製造し加硫試験する。
加硫特性およびムーニースコーチングの結果を第5表に
示すが、ここでは、この組成物が実施例16の組成物の
加硫速度と比較して驚くべき高加硫速度を有しているこ
とが判る。実施例16の組成物の加硫速度と比較して実
施例15の組成物の加硫速度が高められたことは、際立
って有利なことである。
実力■(1j 比較の目的で、本発明の範囲外のフルオロエラストマー
組成物を、実施例15で使用されたHercules@
  PE−200を除外する点以外は実施例15記載と
同じ方法で、製造して加硫試験する。
結果は第5表に示すが、ここでは、実施例15の組成物
が僅か5.5分の間にその完全加硫状態の50%に達し
、実施例16の組成物がその完全加硫状態の50%に達
するのに7.0分を要することが判る。
49 許出願人 イー・アイ・デュポンφデ・ニモアス
φアント・カンパニー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加硫することのできる組成物にして、(A)it合
    されたビニリデンフルオライド単位、および重合された
    ヘキサフルオロプロピレン単位、または重合されたクロ
    ロトリフルオロエチレン単位、または重合された1−ヒ
    ドロペンタフルオロプロピレン単位もしくは重合された
    2−ヒドロペンタフルオロプロピレン単位を含有するコ
    ポリマー、 CB)四級ホスホニウムまたは四級アンモニウム加硫加
    速剤、 (C)−一つの芳香環を有するジヒドロキシ−、トリヒ
    ドロキシ−およびテトラヒドロキシ−ベンゼン類、−ナ
    フタレン類および−アントラセン類、および下記式 式中、 Aは二官能性の基であり、Xは0もしくは1であり、■
    は1もしくは2である、 で表わされるビスフェノール類からなる群から選ばれた
    架橋剤、 (D)ペンタエリスリトール、2.2−ジメチル−1,
    3−プロパンジオール、ジペンタエリスリ)・−ル、お
    よびトリメチロールプロパンからなる類から選ばれたポ
    リオール共加速剤、(E)二価金属酸化物、二価金属水
    酸化物およびそのような酸化物並びに水酸化物と弱酸の
    金属塩との混合物からなる群から選ばれた金属化合物か
    ら成り、該組成物が成分A100重量部毎に約0.2〜
    2重量部の成分(B)、約0.5〜4部の成分(C)、
    約0.05〜4部の成分(D)、および0.5〜30部
    の成分(E)を含有することからなる組成物。 2、ポリオールがペンタエリスリトールであることから
    なる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3、ポリオールが2,2−ジメチル−1,3−プロパン
    ジオールであることからなる特許請求の範囲第1項記載
    の組成物。 4、ポリオールがジペンタエリスリトールであることか
    らなる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 5、二価金属酸化物が酸化カルシウムであることからな
    る特許請求の範囲第2項記載の組成物。 6、特許請求の範囲第1項記載の組成物を閉鎖された帯
    域の中で加熱することからなる、フルオロエラストマー
    を生成させる方法。
JP59080347A 1983-04-26 1984-04-23 フルオロポリマ−組成物 Pending JPS59206451A (ja)

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US06/488,629 US4489196A (en) 1983-04-26 1983-04-26 Curable fluoropolymer composition

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