JPS5923142B2 - デ−タ通信システム用アダプタ - Google Patents

デ−タ通信システム用アダプタ

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JPS5923142B2
JPS5923142B2 JP51039452A JP3945276A JPS5923142B2 JP S5923142 B2 JPS5923142 B2 JP S5923142B2 JP 51039452 A JP51039452 A JP 51039452A JP 3945276 A JP3945276 A JP 3945276A JP S5923142 B2 JPS5923142 B2 JP S5923142B2
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command
terminal
slot
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loop
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JP51039452A
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グエンザー・ケイ・マコール
レナ・エイチ・ターレツト
ロバート・バウマン
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Publication date
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Publication of JPS5923142B2 publication Critical patent/JPS5923142B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/423Loop networks with centralised control, e.g. polling

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は包括的に云えば通信システムに関し、更に特定
して云えばデータがループ式伝送手段を通して1方向に
伝送される如き直列ループ式時分割多重通信システムに
関する。
ループ式データ通信システムは既に何年も前から知られ
ており、そして主端末装置若しくは制御装置とループに
接続された複数の入出力(I10)端末装置との間で通
信させるための幾つかの制御技法が開発されて来ている
実施するのに有利であつて簡単な1つの技法は各タイム
・スロット(又本明細書ではチャネルと呼ぶ。)を各I
10端末装置へ永久的に割当てる如き時分割多重化型式
を利用する。
各I10端末装置への又それらからのメッセージは永久
的に割当てられたチャネル内で伝送される。このような
システムは、関与するI10端末装置の諸不活動期間中
でもタイム・スロット即ちチャネルが固定的に割当てら
れているので通信能力が有効に使われないから、対話式
のI10端末装置のためには比較的に効率がよくないと
いうことは明らかである。諸端末装置に他の諸端末装置
によつて使用されていないタイム・スロツトの夫々を使
用させるために、各々のタイム・スロツト内のデータの
前に受信端末装置又は送信端末装置のアドレスを先行さ
せている如き幾つかのアドレス付きメツセージ通信シス
テムが開発されている。
しかしデータ伝送に利用しうる帯域幅がアドレスの伝送
で使われてしまうため、上記の如きアドレス付きメツセ
ージ通信システムは効率がよくない。更に、2以上の端
末装置が同時に伝送しようとするとき競合の問題が生ず
る。この競合は先行技術においては、メツセージ伝送の
ために複数のI/O端末装置の各々を主端末装置にポー
リングさせるか、又は各1/O端末装置がポーリングさ
れた後にその1/O端末装置が次のI/O端末装置をポ
ーリングする如きハブ・ポーリング(HubpOlll
ng)することによつて解決されている。これらのポー
リング技法は同様にデータ伝送に利用しうる帯域幅を減
少させ、更に通信システムを複雑にする。或る端末装置
に割当てられていた諸スロツトを他の端末装置に利用さ
せる先行技術の1つの技法は特開昭55−5907号公
報に開示されている。この特許公報に示された技法では
、ループを形成して動作する各端末装置は異なる基本ス
ロツトを割当てられていなければならない。不存在デバ
イス(端末装置)をアドレスしそして該端末装置へ割当
てられたスロツト内で送られるエコー書込コマンドによ
つてセツトされる擬似デバイス(端末装置)ラツチが設
けられている。この擬似端末装置ラツチはエコー書込コ
マンドを向けられた不存在端末装置をアドレスする動作
終了コマンドによつてりセツトされる。このプロトコル
の場合には、複数の端末装置を同一の基本スロツト内で
通信させるようにこれらの端末装置をループにつなげる
ことは不可能であり、1つの端末装置をそれ自身のスロ
ツト内で動作させなくし、該スロツト内での第2の端末
装置との通信を確立させるのには複数コマンド処理が必
要になる。これを達成するためには、例えば端末装置A
及びBへ割当てられていたスロツトを端末装置Cに得さ
しめ引継がさせるためには制御装置が次の諸ステツプを
遂行することが必要になる。先ず、端末装置A及びBへ
割当てられたスロツトを使つて不存在デバイス宛に別個
のエコー書込コマンドを送り、それから端末装置Cが端
末装置A及びBへ割当てられていたスロツトで動作する
ようにモジユラス設定コマンドを端末装置Cへ送る。端
末装置Cとの通信に係る動作を処理した後、制御装置は
端末装置Cにモジユラス設定コマンドを送り、これによ
つてそのA及びBのスロツトを空にする。最後に、端末
装置A及びBに属するスロツト内において上述と同じ不
存在デバイスをアドレスする動作終了コマンドが制御装
置から送られねばならない。従つて、上記特許公報に示
された技法においては、1つの端末装置が僅か2つの他
の端末装置に属するスロツトを利用しうるようにするた
めには、少なくとも3つの異なるスロツト内で少なくと
も6つの異なるコマンドが制御装置から送られねばなら
ない。
このプロトコルは実際のシステムでそれを実施するのが
非常に難しくなるほど十分に複雑であり、或る環境の下
で通信帯域幅を用いるのには効率がよくない。本発明の
1つの目的ぱ改良されたループ式通信システム及び該シ
ステムに含まれる端末装置を提供するにある。
本発明は制御装置、直列ループ内に順次に接続されてお
つて諸タイム・スロツト内で該制御装置と通信する複数
の端末装置、各端末装置にあつて上記諸タイム・スロツ
トの内の1以上のタイム・スロツトを所与の端末装置へ
動的に(自由自在に)専ら用いさせる(割当てる)アダ
プタ手段を含むデータ伝送システムを提供するにある。
通信のため所与の端末装置の特定のスロツトへの動的な
割当ては端末装置若しくは中央制御装置によつて開始さ
れるのがよい。各々の端末装置はループ通信路を通して
受信される情報に応答してその端末装置に割当てられた
スロツト内のコマンド・メツセージの存在を検出するた
めの手段を備えている。このようなコマンド・メツセー
ジのアドレス・フイールドと、該コマンド・メツセージ
を含んでいるタイム・スロツトに割当てられた端末装置
に含まれるデバイスのアドレスとを比較する手段が設け
られている。これらの両アドレスが一致しない場合には
、引続いて選ばれて送られて来たコマンドの実行を禁止
し且つ割当てられたスロツトにおいてループ通信路にの
せて伝送されるアテンシヨン6コマンド(Attent
iOncOmmand)の端末装置からの発生を禁止す
るための手段が設けられている。端末装置のデバイスは
特殊コマンドの受領時、又は接続されているデバイス宛
のコマンドの実行時に上記禁止手段を働かせなくする。
従つて、本発明は通信回線を経済的に効率良く使用する
通信システムを提供する。
例えば、16テャンネルのフレームを固定して割当てk
いるテヤネル・システムにおいては16の端末装置がル
ープ通信回線へ接続されうるだけであるけれども、1つ
のタイム・スロツトに15(4ビツト・アドレス・フイ
ールドによる数)個の端末装置を割当てることによつて
1つのループに240個の端末装置を接続して、これら
のタイム・スロツトの共用を可能にする。これは(所与
の端末装置と制御装置との間の通信のため1つのタイム
・スロツトを固定して割当てることに関連せる通信オー
バーヘツドを最小にするものである。)(16のタイム
・スロツトがあるとすれば)240だけの端末装置を1
つのループ回線へ接続しうる方法が本明細書に開示され
ている。複数の端末装置が同一のタイム・スロツトを使
用する場合に、メツセージ伝送時間、端末装置での制御
ハードウエア、及び制御装置での制御用マイクロコード
の実行時間を減少させるための簡単なプロトコルが本発
明によつて提供される。ブ層詳しく後述するように、こ
のことは1つの端末装置にタイム・スロツトを引継がせ
、ループ制御装置には該タイム・スロツトにはた寸1つ
の端末装置が割当てられている如くみさせる自動作動手
段を各端末装置に設けることによつて達成される。この
引継ぎは制御装置又は複数の端末装置の内の1つで開始
される。このことはループ回線上の各コマンド・メツセ
ージに関連せるデバイス・アドレスを使つて、同一のタ
イム・スロツトへ割当てられている各端末装置、各1/
0デバイス若しくは各デバイス制御装置へ異なるデバイ
ス・アドレスを割当てることによつて達成される。或る
タイム・スロツト中に制御装置から発せられたコマンド
はデバイス・アドレスの一致をみた端末装置によつて実
行される。端末装置が無変更回送(パス)モードにある
か否かにかかわらず、いづれの端末装置も通常受取るい
づれのコマンドも変更することなく転送する。同一のタ
イム・スロツト・アドレスを割当てられた他のすべての
端末装置もパス・モードに移る、即ち、バス・モードに
なるとこれらの端末装置は受取るコマンド及びデータを
変更することなく回送する。ノパス・モードにある端末
装置はアテンシヨン(割込要求)コマンドを制御装置へ
送り得ず、選ばれた端末装置と制御装置との通信を中断
させ得ない。
単一のコマンドを用いて、1つの端末装置にタイム・ス
ロツトを引継がせ、該端末装置だけが該タイム・スロツ
トに割当てられているかのように制限を受けることなく
諸コマンドを制御装置と交換させることが可能である。
この状態は、後述のように、すべての端末装置によつて
実行されこれらの装置にいづれのコマンドも受取らせる
又はアテンシヨン・コマンドを発せさせるパス・モード
離脱コマンドが発せられるか又はデバイス・コマンドが
受取られるまで、続く。先行技術においては、端末装置
が送るべきメツセージを有するか否かを見出すために制
御装置でとられる一般的な方法はボーリングすることで
ある。
ポーリングによる方法では、メツセージがあるか否かに
ついて端末装置を順々に尋関していくから貴重な時間が
浪費される。他方、本発明においては、1つのアテンシ
ヨン・コマンドがこの事実を制御装置へ知らせ、同時に
端末装置のためのタイム・スロツトを引継せる。アテン
シヨン・コマンドは端末装置若しくはデバイスのアドレ
スを携えている。アテンシヨン・コマンドが制御装置の
方へ伝つていくとき、同一のタイム・スロツトにおいて
ループ回線上の下流側の各端末装置はこのアテンシヨン
・コマンドをコマンドとしてみるが、アテンシヨン・コ
マンドが発生され得ない状態にある即ちこれらの端末装
置のアドレスとは異なるアドレスを受取るためにパス・
モードへ移る。制御装置は端末装置からのアテンシヨン
・コマンドに対応するアテンシヨン・コマンドを伝送照
合用として該端末装置へ送り、この伝送照合用のアテン
シヨン・コマンドがループ回線を通して送られていくと
き、同一のタイム・スロツトにおいてループ回線上の上
流側の各端末装置をパス・モードへ移させる。この方式
において、上記下流側及び上流側の各端末装置はアテン
シヨン・コマンドを発し得ないパス・モードへ制御装置
によつて移されているので、上記下流側と上流側との間
にある端末装置はタイム・スロツトを引継いでおり、従
つてメツセージを交換しうる。本発明は又端末装置をパ
ス・モードから選択的に離脱させる技法を提供する。
場合によつては、問合わせがループ制御装置から遠方の
コンピユータへなされなければならないから、ルーブ制
御装置は第1の端末装置とのやりとりの完了までにこの
第1の端末装置を待たせることがある。この場合に、こ
の待機中に他のやりとり(伝送処理)を行い、その後に
第1の端末装置と選択的に再接続させるのが望ましい。
このことは次のような経過をたどつて達成される。ルー
プ制御装置は、第2の端末装置からアテンシヨン・コマ
ンドを発し得さしめ、これによつて第2の端末装置にそ
れまで第1の端末装置で使われていたタイム・スロツト
を引継せるよう一旦すべての端末装置をループ回線から
とくためパス・モード離脱コマンドを発する。その後に
、制御装置が第1の端末装置に接続されていたデバイス
のデバイス・アドレスを有するコマンドを発することに
よつて第1の端末装置と再接続される。第1の端末装置
が一致するデバイス・アドレスを有するコマンドを検出
するとき、該端末装置はパス・モードから脱出しそのコ
マンドを実行する。とかくするうちに、第2の端末装置
は一致しないデバイス・アドレスを有するコマンドを受
取ることになるから第2の端末装置はパス・モードへ移
る。従つて、制御装置は単に適切なデバイス・アドレス
を有するコマンドを第1の端末装置へ送るだけで該端末
装置との通信を再開しうる。さて、第1図を参照すると
、本発明の1つの実施例が主コンピユータ10例えばI
BMSystem37O中央演算ユニツト及び関連せる
周辺デバイスに関連して示されている。
ループ制御装置11(11aは入力、11bは出力)例
えばIBM36Olがループ通信回線12をコンピユー
タ10へ接続する。本発明に使用するのに適したループ
制御装置については前記特公昭555907号の第2図
及びその関連説明を参照されたい。
ループ制御装置11は同期のために使われ複数のタイム
・スロツト(各タイム・スロツトは端末装置13乃至1
9の内の1以上のものへ割当てられる。)によつて分離
されている複数のフレーム・スロツトを発生することに
よつてコンピユータ10と端末装置13乃至19との間
の通信を仲介する。例えば、タイム・スロツトS1は端
末装置13,15,17及び19へ割当てられ、タイム
・スロツトS2は端末装置14,16及びノ18へ割当
てられ以下同様である。
ループ・フレームは1つの同期スロツト(第4図及び第
5図では29で示す)と16個のタイム・スロツト(そ
の内の1タイム・スロツトを第4図及び第5図では30
で示す。)から成つてもよい。一層詳しく後述するよう
に、本発明は制御装置11が通信チヤネル即ちスロツト
(本明細書においては時分割多重化ループのタイム・ス
ライス)を該スロツトを共有する(共用する)複数の端
末装置の内の1つへ自動的に1時的に用いる装置及び方
法を提供する。
具体的に云えば、制御装置11はスロツトS1を例えば
端末装置13,14,17若しくは19の内の1つへ1
時的に用いさせる(割当てる)。更に、一層詳しく後述
するように、本発明は或るチヤネル即ちスロツトを割当
てられている端末装置の1つが制御装置11に割込みを
行つて通信のための選択を自動的に行わせる簡単なアテ
ンシヨン(割込)・プロトコルを提供する。従つて、端
末装置14,16若しくは18の内の1つはアテンシヨ
ン・コマンドを空きの割当てられたスロツトへのせて送
ることによつて、これらの端末装置へ接続される各デバ
イスに関するデータ・ステータス情報等の通信のためス
ロツト2を排他的に使用しうるよう制御装置11に割込
みを行うことができる。゛割当てられたスロツビは端末
装置がパス・モードでない場合に通信しうるスロツト即
ち特公昭55−5907号公報に示されている該端末装
置の基本スロツト並びにモジユラス設定コマンドによつ
て用意されるすべての付加的なスロツトである。端末装
置13乃至19の各々は、番号順に対応して、端末装置
ループ・アダプタTLAl,TLA2,TLA3,TL
A4,TLA5,TLA6l、及びTLA62を含む。
端末装置ループ・アダプタは適切なデバイス制御論理回
路の制御の下にそこへ1以上のI/0デバイス(各アダ
プタに対応して夫々の/Oデバイスは13a及び13b
,14a及び14b,15a及び15b,16a及び1
6b,17a及び17b並びに19a及び19bで表わ
される。)を接続させうる。例えば、TLA6lへ接続
されたデバイス制御装置26及び21は夫々、プリンタ
22、磁気カード読取装置23、キーボード24及びデ
イスプレイ25を接続させうる。デバイス制御装置26
及び21はアドレス・スイツチ若しくはハンドワイヤリ
ングによつて永久的に割当てられてもよいそれ自身固有
のアドレスを有する。又、入出力デバイス22乃至25
の各々もそれ自身固有のデバイス・アドレスを有する。
本発明に関連して使用するのに適したループ制御装置1
1は特公昭55−5907号公報に一層詳しく記述され
ているが、本発明のスロツト共用方式を首尾よく達成す
るのには僅かの変更を必要とする。
従つて、当業者には明らかなように、ループ制御装置1
1はハードウエアを変更することなくこの特許公報の第
2図に関連して記述されている装置を含んでもよいが、
その代りにその中のコンピユータ13に入つている制御
プログラムを僅かに変更することが必要になる。即ち、
制御プログラムの中に、本明細書で定義されているパス
・モード離脱コマンド若しくはその等価なものを発する
手段を付加することを必要とし、又制御プログラムは同
一の基本スロツト・アドレスを共用するデバイス若しく
は端末装置13乃至19のテーブルを用意しなければな
らない。端末装置13乃至19の端末装置ループ・アダ
プタの1つの良好な実施例を第2図に関連して後述する
このような端末装置ループ・アダプタは既に提案されて
いる。この提案されている端末装置ループ・アダプタは
直列ループ12とデバイス制御装置21,26及びI/
Oデバイス22乃至25とを相互に接続するマイクロプ
ログラムされたマイクロプロセツサを含む。本発明は前
記特許公報に開示されるところのもの及び上記既に提案
されているところのものが本発明の基本ループ通信方式
へ適用しうる程度までこれらの2つのものを改良してい
る。スロツトの共用は上記改良になる新しい端末装置モ
ード(パス・モード)、新しいコマンド(パス・モード
離脱コマンド)、及びアテンシヨン・コマンド内容の拡
張によつて容易にされる。代表的な動作において、スロ
ツトを共用するグループ内のいづれかの端末装置ループ
・アダプタがアテンシヨン・コマンドを送ることによつ
てそのスロツトの使用を宜言しうる。このアテンシヨン
・コマンド若しくは制御装置からのそのエコーとして発
せられるアテンシヨン・コマンドを受取る当該端末装置
以外の他の各端末装置は自動的にパス・モードへ強制さ
れる。或いは制御装置は所望の端末装置へデバイス・コ
マンド(特定デバイス宛のコマンド)を発することによ
り1つのスロツトを共用するグループの内の1つを除く
すべての端末装置をパス・モードへ直ちに強制する。パ
ス・モードにあるいづれの端末装置もループ回線を通し
て送られて来た各ビツトを変更することなしに再転送す
る。伝送処理(例えば複数のスロツトを通してのデータ
転送)の完了時に、ループ制御装置はスロツトの使用を
(アテンシヨン・コマンドを発することによつて)再び
宜言しうる遊び状態にそのグループ内のすべての端末装
置を移すパス・モード離脱コマンドを発することができ
る。
又はそのグループに属するいづれかの又はすべての端末
装置がパス・モードにあつたとしても、該グループに属
するいづれかの端末装置宛に任意のデバイス・コマンド
(読出コマンド、センス・コマンド、リダンダント書込
コマンド(Writeredundarlt)、エコー
書込コマンド)を発することができる。選ばれた端末装
置はコマンドを実行し、そしてパス・モードを離脱する
のに対して、そのグループに属する他のすべての端末装
置はコマンドを実行せずパス・モードのまXにあるかパ
ス・モードへ移される。端末装置は次の諸状態の内のい
づれが生じてもパス・モードへ移る。(1)電源の喪失
、若しくはりセツト・コマンドの実行。
(2)容認し得ないアテンシヨン・コマンドの受領。
(3)その端末装置から送出されたアテンシヨン・コマ
ンド内にあるアドレスと一致しないデバイス・アドレス
を有する制御装置からエコーとして発せられたアテンシ
ヨン・コマンドの受領。(4)不存在デバイス宛のデバ
イス・コマンドの試しの転送。端末装置はパス・モード
離脱コマンドの受領、又はそこへ接続されているデバイ
スへ送られて来た読出コマンド、センス・コマンド、リ
ダンダント書込コマンド、若しくはエコー書込コマンド
の実行でパス・モードを離れる。
次に第2図を参照すると、本発明に従う端末装置ループ
・アダプタを主要な諸構成素子だけで示してある。
これらの構成素子は送受レジスタ60、コマンド・デコ
ード兼エンコード論理回路68a、パス・モード制御論
理回路(ラツチ)88、コマンド実行論理兼デバイス制
御装置78、並びに第2図では接続されるデバイス制御
装置21,26内にあるデバイス・アドレス比較論理回
路90,92を含む。アドレス比較を回路90,92で
行う代りに、後述するようにデバイス制御装置78で行
つてもよい。送受レジスタ60はTLA2Oへ割当てら
れたタイム・スロツト中に制御装置11から受取られる
データ若しくはコマンドを構成する18ビツト(1スロ
ツトは18ビツト長である。)をアセンブルするのに用
いられる。又、送受レジスタ60は割当てられたタイム
・スロツト中に制御装置へ送出したいデータ若しくはコ
マンドをループ回路12へシフト・アウトするのに用い
られる。受取られる又は送出したいこれらのビツトはR
AM内の諸ロケーシヨンでアセンブルされてもよい。ス
ロツトに入る18ビツトのフオーマツトは次の通りであ
る。ビツトMO及M1はコマンド・スロツト若しくはデ
ータ・スロツトを同定し、ビツト1乃至8及び9乃至1
6はコマンド若しくはデータを入れるためのものである
コマンド・スロツトの中の2バイト(各々8ビツト)は
同一のものであり、この冗長性は伝送テエツクのために
用いられる。
コマンド・デコード兼エンコード論理回路68a内の基
本スロツト・スイツチ158は当該端末装置へ割当てら
れた基本スロツトを同定するために設けられている。ス
ロツト計数器160はフレーム同期スロツトからのスロ
ツト数を計数し、基本スロツト・スイツチ158の出力
と一諸に比較器164へ供給され、当該端末装置へ割当
てられた基本スロツトがレジスタ60に現われるとき線
165上に信号を発生する。基本スロツトに加えて他の
諸スロツトが1時的に割当てられているとき当該スロツ
ト線165上に出力を発生するためのモジユラス修正器
162が設けられている。コマンド・スロツト検出器6
6が当該スロツトのビツトMOに応答して当該スロツト
内にコマンド有りを示す信号を線67上に発生する。線
165上の当該スロツト信号によつて能動にされたコマ
ンド・スロツト検出器が線67上に出力を発生するとき
、アドレス・フイールド62がバツフア70に置かれ、
コマンド・フイールド64がバツフア兼デコード回路6
8に置かれる。コマンド・バツフア兼デコード回路68
の出力は例えば、線100,102,103,104,
105,106,107,108,110,112,1
14,116上に現われ、これらの線上の出力は夫々、
コマンド・センス、読取、リジエクト・イン、エコー書
込、リダンダント書込、リジエクト・アウト(図示せず
)、動作終了、インデイケータ・セツト、アテンシヨン
(エコーであつてもそうでなくともよい)、モジユラス
設定、りセツト、及びパス・モード離脱を表わしている
。これらのコマンドの各々はデバイス制御装置78内の
コマンド実行論理回路へ供給されるが、モジユラス設定
コマンド112及びパス・モード離脱コマンド116を
除くすべてのコマンドはパス・モード・ラツチ88から
線130を通して供給される信号によつて能動にされ又
は無能動にされるアンド・ゲート76を通してゲートさ
れる。コマンド・バツフア兼デコード回路68への入力
はコマンド実行論理兼デバイス制御装置78から線11
0を通して送られて来る(サービス要求(スロツト割当
要求)として働く)アテンシヨン・コマンドであり、該
コマンドはこの場合にもパス.モード.ラッチ88から
バス.モード・デゲート線130を通して送られて来る
信号によつて選択的に能動にされ又は無能動にされるア
ンド・ゲート76を通してゲートされる。アドレス・フ
イールド62はバツフア70に置かれ、又は場合により
バツフア70から送出される。選択バス118がバツフ
ア70、デバイス・アドレス発生器156、並びにデバ
イス21及び26に夫々あるアドレス比較器90及び9
2を相互に接続する。アドレス比較器90及び92への
他の入力は夫々、デバイス・アドレス・スイツチ線14
0及び142である。デバイス・アドレス発生器156
はデバイス21,26をポーリングするためのデバイス
制御装置78の制御の下に動作する。コマンド若しくは
データをデバイスへ送りたいときビツト1時間検出器7
2がコマンド実行論理回路78によつて能動にされ、当
該スロツト内の最終ピツト受領後の或る時刻にアンド・
ゲート84及び86を能動にする。
これに加えて、(上記で定義した)デバイス・コマンド
がコマンド・バツフア兼デコード回路68でデコードさ
れる場合には、コマンド実行論理兼デバイス制御装置7
8からの出力線120上の信号がアンド・ゲート86を
能動にするのがよい。所与の基本スロツトを共用するす
べての端末装置に同じ付加スロツトを共用させるために
、端末装置がパス・モードにあるか否かに力八わらず当
該スロツトに現われるモジユラス設定コマンドを実行す
るための手段44(第5図参照)が設けられている。
それ故、複数の端末装置から成るグループに共通に割当
てられうる基本スロツトと他のすべての付加スロツトと
を検出出来るよう、当該スロツトを検出する手段43(
第5図参照)が能動にされる。アドレス比較器92及び
90夫々からの線122及び124上の信号はオア・ゲ
ート80を通され、アンド・ゲート84への1入力を形
成するよう82で反転される。
パス・モード・ラツチ88はりセツト・コマンド線11
4上の信号、アンド・ゲート84からの信号、線53上
の電源喪失信号、線108上の容認されないアテンシヨ
ン・コマンド受領を表わす信号、又は線54上のアテン
シヨン・コマンドのアドレスと不一致を表わす信号によ
つてセツトされる。
パス・モード・ラツチ88はゲート86からの出力又は
線116上のパス・モード離脱信号によつてりセツトさ
れる。セツトされたバス・モード・ラツチ88は線13
0上にパス・モード・デゲート信号を送出し、アンド・
ゲート76を通して信号を通過させない。線122,1
24のいづれか1方のアドレス受領信号は線81を通し
てコマンド実行論理兼デバイス制御装置78へ供給され
る。
コマンド実行論理兼デバイス制御装置78への他の諸入
力はオア・ゲート150からの要求に対する反答又はオ
ア・ゲート74から要求であり、これらはデバイス21
若しくは26のいづれかが要求応答線152,154又
は要求線126,128上の信号をアツプ・レベルにし
たことを示す。スロツト計数器160並びに当該スロツ
ト信号発生器(構成素子158,162,164及び1
65を含む)の詳細は上述の特公昭55−5907号公
報に記述されている。
コマンド実行論理兼デバイス制御装置78の動作は第2
図の回路動作に関する以下の説明に関連して=層はつき
りするであろう。
これから動作を説明していくが、先ず、コマンド・スロ
ツト検出器66がビツトMOを感知する。
ビツトMOが1であるならば、コマンド・スロツトが検
出され、コマンド・バツフア兼デコード回路68が動作
状態に入る。回路68はコマンド・フイールド64の4
・つビツトを処理する。デコードされる諸コマンドの内
の或るものはパス・モード・デゲード線130を含むパ
ス・モード論理回路によつて制御される。モジユラス設
定コマンド112及びパス・モード離脱コマンド116
は常に実行される。コマンド実行論理兼デバイス制御装
置78はコマンドを所属するデバイス21,26へ配送
し、ループ回線12とデバイス21,26との間のデー
タ転送を制御し、コマンドをループ回線12へのせ、又
コマンドを実行する。(これらの動作は前述の特許公報
に記述されている。)種々のコマンドを表わす入力線が
コマンド実行論理兼デバイス制御装置78へ接続されて
いるが、これらのコマンド線は特定の直列ループ式時分
割多重通信システム内に含まれるコマンドを表わすに過
ぎない。
これらのコマンド自身は本発明にとつて、たいして、重
要ではないので、実行論理回路がこれらのコマンドを処
理する仕方を記述する必要はない。選ばれたコマンド例
えば線116上の信号によつて表わされるパス・モード
離脱コマンド及び線112上の信号によつて表わされる
モジユラス設定コマンドを除いて各コマンドに応答して
その実行が選択的に遂行されることになるが、パス・モ
ード・ラツチ88の制御の下にその実行が禁止されると
いうことを例示するためにのみコマンドが示されている
。1つのスロツト時間に(4ビツト・アドレス・フイー
ルドを使用した場合)15のデバイス・アドレスを関連
させることが出来るから、各々異なるアドレスを有する
2以上のデバイス制御装置21,26を端末装置ループ
・アダプタ20へ接続させることができるけれども、1
つの端末装置に複数のデバイスを接続することはループ
回線12の所与のスロツトへ接続し得る端末装置数を減
らすことになる。
スロツトの共用のため端末装置が使用する論理回路は要
求線129、要求応答線151、受諾線122,124
、及びアドレス比較論理回路90,92を含む。
要求線129はデバイス制御装置21,26からループ
制御装置11へデータ又はサービス要求(即ち、アテン
シヨン・コマンド)を送りたいということをTLA2O
へ知らせるのに使われる。端末装置18が当該スロツト
.において該端末装置に属するデバイス・アドレス14
0,142と一致するデバイス・コマンドを受取るとき
にはいつでも、アドレス比較論理回路90,92が受諾
パルス122,124を発生する。この目的のために、
4ビツト・デバイス・アドレス62がコマンド・スロツ
ト中に送受レジスタ60のビツト9乃至12に入れられ
る。そして、このアドレスはデバイス・アドレス140
,142と比較するため選択バス118を通して送られ
る。両アドレス間に一致をみるときデバイス制御装置2
1,26は受諾線122,124上に受諾パルスを送出
するが、一致しないときはこれらの線は非能動レベルに
留まつている。アドレス比較論理回路90,92は又、
アテンシヨン・コマンド110のデバイス・アドレス6
2を発生するのに使われる。
サービスを必要とするとき例えばキーボードが押され新
しい文字をループ回路制御装置へ送りたいとき、デバイ
ス制御装置21,26が要求線129を能動レベルにす
る。コマンド実行論理兼デバイス制御装置78は線12
9上の信号に応答するアンド・ゲート76が能動にされ
、該ゲートからの信号に応答して、選択バス118上の
アドレスがアドレス140若しくは142と一致すると
き要求応答線151を通して信号が受信されるまでデバ
イス・アドレス発生器156において選択バス118上
へ送出されるデバイス・アドレスを順次に増すことによ
つてデバイス制御装置21,26のポーリングを行う。
アテンシヨン・コマンド110を送受レジスタ60のコ
マンド・フイールド64に置くと共に上記の一致をみた
ときのデバイス・アドレス発生器156からのデバイス
・アドレスはレジスタ60のアドレス・フイールド62
に置かれ、且つループ回線制御装置から送られて来るア
テンシヨン・コマンドを待機するデバイス制御装置78
に貯えられる。当該端末装置用のスロツトで受取られる
コマンドの実行及びアテンシヨン・コマンドの発生に関
して第2図のパス・モード制御論理回路の動作を以下に
説明する。
デバイス・コマンド64が当該端末装置用スロツトで受
取られるとき、パス・モード・ラツチ88はりセツトさ
れ、アドレス・フイールド62は選択バス118へゲー
トされる。
比較器90又は92で一致が生ずると、受諾パルス12
2若しくぱ124が線81を通して供給されて(パス・
モード・ラツチ88は既にりセツトされてしまつている
から)コマンド実行論理兼デバイス制御装置78を附勢
して、コマンド・フイールド64からのバツフア68で
デコードされたコマンドを実行する。しかしながら、ビ
ツト1時間72までに受諾パルス122若しくは124
が受取られなかつたならば、パス・モード・ラツチ88
はセツトされパス・モード・デゲート線130の信号が
アンド・ゲート76を通して信号を通過させなくするか
らそのデバイス・コマンドは実行されない。
パス・モード・ラツチ88が再びリモツトされるまでT
LAはパス・モードに留まつており、いづれのコマンド
もアンド・ゲート76を通してコマンド実行論理兼デバ
イス制御装置78へ送られないから実行されない。かく
して、一致するデバイス・アドレス62を有するTLA
のみがルーブ回線制御装置11と通信しうる。パス・モ
ード(ラツチ88のセツト状態で表わされる。)にある
TLAに接続されるデバイス制御装置21,26から線
129を通して送られて来た要求ぱ無視され、ループ回
線制御装置11を中断するためのアテンシヨン・コマン
ド110は発せられない。バス・モード・ラツチ88が
セツトされているときには、2つのコマンド即ちモジユ
ラス設定コマンド112及びパス・モード離脱コマンド
116を除いて送受レジスタ60へ入つて来るいづれの
コマンドも無視される。
モジユラス設定コマンドはパス・モードにあるTLAを
離脱させる。パス・モード離脱コマンドはパス・モード
・ラッチ88をりセツトさせ、コマンド実行論理兼デバ
イス制御装置78をコマンドに応答させるようにする。
パス・モード離脱コマンドはデバイス・アドレス依存性
を有しない。線129を通して要求信号が受信され、コ
マンド実行論理兼デバイス制御装置78が他のコマンド
を実行しておらず、且つ端末装置ループ・アダプタがパ
ス・モードにない(パス・モード・ラツチ88がりセツ
トされている)ならば、アテンシヨン・コマンドが送受
レジスタ60にアセンブルされる。
コマンド実行論理兼デバイス制御装置78が要求線12
6,128上の信号に応答してデバイス制御装置21,
26をポーリングし、要求応答線151上に信号が現わ
れるとき選択バス118の値をレジスタ60のアドレス
・フイールド62に置くことによつて決定されたデバイ
ス・アドレスをアテンシヨン・コマンドに付け加える。
然る後に、アテンシヨン・コマンドは次の当該端末装置
用スロツト中にループ回線制御装置へ送られる。このア
テンシヨン・コマンドに応答して制御装置11はアドレ
ス・フイールド62に同一のデバイス・アドレスを有す
るアテンシヨン・コマンドをループ回線上に送出する。
上記のアテンシヨン・コマンドを発した端末装置は制御
装置11から送られて来たアテンシヨン・コマンドのデ
バイス・アドレスと該端末装置のデバイス制御装置に貯
えられたデバイス・アドレスと一致をみるから、他のコ
マンドを受信することが出来る。同一のスロツトに割当
てられた他のすべての端末装置はパス・モードになる。
下流に位する端末装置がアテンシヨン・コマンドを受取
るとき、該端末装置は制御装置11との間でアテンシヨ
ン・コマンドを送受する関係にはなくそのパス・モード
・ラツチ88をセツトさせて置く。上流の端末装置も同
様に、制御装置11から転送されて来たアテンシヨン・
コマンドを受取るときパス・モードに移る。次に、第1
図に関連して第3図を参照しながら、本発明の装置の動
作を説明する。
第3図は例示の処理中における制御装置11及び端末装
置13乃至19の動作状態を示す状態ダイヤグラムであ
る。続いて順次に生ずるスロツト1及び2並びにこれら
のスロツトの生起中における複数の端末装置13乃至1
9の状態が示されている。端末装置13乃至19の状態
は実行モード及びパス・モードを表わす状態表示線で示
されている。
第3図の表示では一層詳しく後述するが、或る端末装置
が制御装置11から受取られるコマンドを実行しつ匁あ
るとき又は制御装置11ヘアテンシヨン・コマンドを送
りつkあるときその端末装置は実行モードにある。ノ 点線はスロツトが当該端末装置用スロツトでないという
理由で端末装置が該スロツトを無視するということを示
し、実線は例示の各当該端末装置用スロツト中の端末装
置の状態を示している。
図示のように、特定のタイム・スロツトは先ず、制御装
置11の出力に現われ、それから各端末装置13乃至1
9に順次に現われるが、図上では各端末装置で生ずる遅
延を表わすために上記スロツトは各端末装置毎に時間に
関して僅かにずらされている。図示される3本のループ
制御装置状態表示線は端末装置からのアテンシヨン・コ
マンド、ループ制御装置から送出されるアテンシヨン・
コマンド及びパス・モード離脱コマンドの状態を表わす
。ループ回線制御装置からのコマンドは前記特許公報に
一層詳しく説明されており、又第2図に関連して既に説
明した。これらのコマンドの内の2つのコマンド即ちア
テンシヨン・コマンド及びパス・モード離脱コマンドは
本発明のスロツト共用概念にとつて重要なものであるか
ら第3図に示されている。第3図には4回スロツト1を
描いてあるが、これは端末装置が1つのスロツトを1時
的に専ら使用し、そしてパス・モード離脱コマンドを制
御装置11から発生させる仕方を説明するのに用いられ
る。
スロツト1aを参照するが、スロツト1ではすべての端
末装置はアイドルしている即ちバス・モードにも実行モ
ードにもない。スロツト1aがTLA3に達すると、T
LA3は該スロツトが当該端末装置用スロツトであるこ
とを検出し、そこへ接続された諸/0デバイスの内の或
るデバイスに対応するデバイス・アドレスを有するアテ
ンシヨン・コマンドを上記スロツトにのせる。スロツト
1aにおいてTLA3からのアテンシヨン・コマンドを
受取るTLA5及び62はパス・モードへ移る。スロツ
ト1bにおいて、制御装置11がTLA3から受取つた
アテンシヨン・コマンドに応答したことを示すアテンシ
ヨン・コマンド(以下アテンシヨン・エヨ一と呼ぶ)を
送出する。TLAlがスロツト1bにのせられているア
テンシヨン・エコーを受取るとパス・モードへ移る。然
る後に、TLA3が上記アテンシヨン・エコーを受取る
。この時刻に、スロツト1は1時的にTLA3へ割当て
られ、スロツト1を共用するグループ内の他のすべての
端末装置(TLAl,TLA5、及びTLA62はパス
・モードになる。スロツト1Cにおいて、制御装置11
はTLA3で実行すべきコマンドをTLA3へ宛てk発
する。スロツト1を共用する他のすべての端末装置はそ
のコマンドを無視し、そしてスロツト1内で受取られる
すべてのデータを変更することなく下流へ送出する。第
3図に例示されるスロツト1dは複数のフレーム後に生
じ、これらのフレーム間の中間のフレームにおいてTL
A3の実行モードを終了させるよう処理終了コマンドが
制御装置11からTLA3へ発せられるものとする。例
示のスロツト1dにおいて、制御装置11がパス・モー
ド離脱コマンドを発する。このコマンドを受信すると、
TLAl,TLA5、及びTLA62はすべてパス・モ
ードを離れ、スロツト1を共用しているすべての端末装
置をアイドルへ移す。第3図のスロツト2で例示しよう
とする動作は制御装置11がスロツトを共用している端
末装置に変更を生じさせる動作を示す。
この例示においては、TLA2,TLA4及びTLA6
lがスロツト2を共用している。第3図に例示される動
作の開始時に、TLA2及びTLA6lは既にパス・モ
ードにあり、そしてTLA4は或る型式の入出力動作を
実行しつXある。スロツト2aに例示されるように、制
御装置11が処理終了コマンドをTLA4へ発し、該コ
マンドに応答してTLA4はその処理を完了させる。ス
ロツト2bにおいて制御装置11が書込コマンドをTL
A6lへ発する。該コマンドを受取つたTLA2はパス
・モードに留まり、上記書込コマンドを受取つたTLA
4はパス・モードへ移り、そしてTLA6lはパス・モ
ードを離れて書込コマンドを実行する。次に第4図を参
照すると、本発明を実施するのに各端末装置13乃至1
9で必要とされる基本装置の構成を示している。
各端末装置には、端末装置の基本スロツト及び1時的に
割当てられる任意のスロツトを含むものとして定義され
る当該端末装置用スロツトを検出する第1の装置31が
設けられている。又、スロツト内のコマンド・メツセー
ジの存在を検出する第2の装置が設けられている。前記
特許公報に示されるように、この第2の装置は当該端末
装置用スロツトのMO位置の1のビツトを検出するため
の手段を含む。コマンド・メツセージのアドレス・フイ
ールドに応答して該フイールドのアドレスと所属する入
出力(1/0)デバイスのアドレスとを比較するための
第3の手段が設けられている。この第3の手段は通常、
1/0デバイスに設けられるが、アダプタ20に設けら
れてもよく、又はこれらの両者がコマンド毎に比較機能
を分担してもよい。第3の手段はコマンド・メツセージ
のアドレスがその端末装置に所属するデバイスのアドレ
スとの一致又は不一致の結果として受入れうるものであ
るかそうでないものであるかを示す2つの出力38,3
9を発生する。2つの出力を用いる代りに、1本の線上
の信号レベルをアツプ・レベル若しくはダウン・レベル
にすることによつて上記機能を達成してもよい。
当該端末装置用スロツト内のコマンド・メツセ一・ジの
検出に応答してコマンドを実行するための第4の手段3
4が設けられている。当該端末装置用スロツトにおいて
コマンド例えばアテンシヨン・コマンドをループ回線に
のせるための第5の手段35が設けられている。パス・
モード離脱コマンドの受領に応答して該コマンドを実行
するための第7の手段37が設けられている。当該端末
装置用スロツトにおいて受取られたコマンド・メツセー
ジのアドレスと所属するデバイスのアドレスとの不一致
(線38上の信号)に応答して他のすべてのコマンドの
実行(アテンシヨン・コマンドをループ回線にのせるこ
とを含む)を禁止するための第6の手段36が設けられ
ている。端末装置に所属するデバイスのアドレスと一致
する(一致は線39上の信号で表わされる。)アドレス
を有するデバイス・コマンドの受領又は第7の手段37
によるパス・モード離脱コマンドの実行時に第4及び第
5の手段を動作させるように第6の手段36がりセツト
されるのがよい。次に第5図を参照すると、本発明のパ
ス・モード動作及びモジラス設定動作を実施するのに必
要な基本装置の構成が示されている。
本発明のパス・モードで動作しているとき前述の特許公
報に記述されるモジユラス設定コマンドは付加的な新し
い処理能力を付け加える。ループ回線へ接続されている
複数の端末装置の各々は所定の通信帯域幅以外の帯域幅
を必要としないか、又は多分非常に高いデータ転送速度
(高い帯域幅)を必要とする。モジユラス設定コマンド
を使用すれば所与の端末装置で使いうるように付加的な
スロツトが割当てられうる。従来においては端末装置が
モジユラス設定コマンドの受領によつて付加的なスロツ
トを割当てられているが通信していなかつたから、利用
しうるかなりの量の通信帯域幅が浪費されていた。パス
・モード・コマンド及びモジユラス設定コマンドを使用
すれば、各別に任意の通信時間(通信帯域幅)を必要と
しない端末装置は少しも設けられておらず、そして高帯
域幅を必要とする端末装置はその端末装置自身の基本ス
ロツト及び付加的なスロツトで割当てられるように、ス
ロツト(ナヤネル)グループが複数の端末装置の内の1
つへー諸に割当てられる。少なくとも2つのモジユラス
設定プロトコルが実施されうる。
第1に、同一の基本スロツト・アドレスへ割当てられる
すべての端末装置デバイスは同一のモジユラス若しくは
付加的なスロツトを割当てられる。第2に、同一の基本
スロツトを共用する各デバイスは異なるモジユラスのス
ロツトを割当てられてもよい。次の説明においては、先
ず第1のプロトコルを説明する。第2のプロトコルを実
施するために、或る端末装置がパス・モードにないなら
ばそのときのみモジユラス設定コマンドが該装置によつ
て実行され、且つループ回線制御装置11は各端末装置
に利用しうるチヤネルの状況を維持することを必要とす
る。次に第5図を参照すると、当該端末装置用スロツト
を検出する手段43及び該スロツト内のコマンド・メツ
セージを検出するための手段45が設けられている。
コマンドが当該端末装置用スロツトで検出されると、コ
マンド・フイールド及びアドレス・フイールドを夫々貯
える手段46及び48が設けられている。
入出力(1/0)デバイス手段41は各各別個のアドレ
スを有するプリンタ、磁気カード読取機、キーボード若
しくはデイスプレイを含む。1/Oデバイス手段41か
らのデータをスロツト30にのせループ回線12を通し
てループ回線制御装置11へ転送し、又はスロツト30
からのデータをI/0デバイス手段41へ転送するため
の手段40が設けられている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コンピュータに接続されたループ制御装置と、該ル
    ープ制御装置とタイム・スロットによつて通信するよう
    直列ループで相互接続された複数個の端末装置とより成
    るデータ通信システムにおいて、前記端末装置の各々に
    設けられたアダプタであつて、前記ループ上の信号に応
    答して、当該端末装置に割当てられたタイム・スロット
    におけるコマンドの存在を検出するための検出手段と、
    前記コマンドのアドレス・フィールドに応答して前記ア
    ドレス・フィールドと当該端末装置に接続された入出力
    デバイスのアドレスとの一致を検出するためのアドレス
    比較手段と、前記コマンドを実行するためのコマンド実
    行手段と、前記アドレス比較手段が前記一致を検出しな
    い時に動作し当該端末装置をバス・モードにするバス・
    モード・デゲート信号を発生するためのバス・モード・
    ラッチと前記バス・モード・デゲート信号に応答して、
    前記コマンド実行手段の動作を禁止し且つ当該端末装置
    による前記タイム・スロットの使用を要求するアテンシ
    ョン・コマンドが当該端末装置から該直列ループ上にロ
    ードされるのを禁止するための禁止手段と、より成るデ
    ータ通信システム用アダプタ。
JP51039452A 1975-05-14 1976-04-09 デ−タ通信システム用アダプタ Expired JPS5923142B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

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Publication Number Publication Date
JPS51140447A JPS51140447A (en) 1976-12-03
JPS5923142B2 true JPS5923142B2 (ja) 1984-05-31

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ID=24309031

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JP51039452A Expired JPS5923142B2 (ja) 1975-05-14 1976-04-09 デ−タ通信システム用アダプタ

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JP (1) JPS5923142B2 (ja)
DE (1) DE2607819C2 (ja)
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