JPS59230448A - 発電機の内部冷却構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発電機の内部冷却構造に関し、さらに詳しくは
エンジンに直結した発動発電機に適した内部冷却構造に
関するものである。

従来、エンジンにより駆動するようにした発電機の内部
冷却は、回転軸に固定した冷却ファンにより行うように
している。ところが、この冷却ファンは固定子巻線の外
側に配設する構造になっているため、この冷却ファンを
設けた分だけ発電機の軸方向長さが全体に長くなってお
り、コンパクト化の障害になっていた。

本発明の目的は上述の問題に鑑み、発電機の軸方向長さ
を短縮し、全体をコンパクト化するようにした発電機の
内部冷却構造を提供せんとすることにある。

上記目的を達成する本発明は、回転軸例に回転子巻線と
共に冷却ファンを固定し、フレーム側に固定子巻線を固
定した発電機において、前記冷却ファンを固定子巻線の
側端部より内側に配置し、該冷却ファンにより回転軸方
向への冷却風を発生させることを特徴とするものである
。

以下、本発明を図に示す実施例により説明する。

第１図において、１は回転軸であり、２．３は軸方向の
前後に配設した後フレームと前フレームである。回転軸
ｌの一端はエンジンのクランク軸４に対しボルト５によ
り固定され、また他端は後フレーム２にベアリング６を
介して軸支されている。このように支持された回転軸ｌ
上に、第２，３図に示すようなボビン７が固定され、こ
のボビン７に回転子鉄心８が固定され、さらにこの回転
子鉄心８を回転子巻線９が巻回している。一方、後フレ
ーム２と前フレーム３との間には固定子鉄心１ｏが挾持
されてポル１１２により固定されており、この固定子鉄
心１０を固定子巻線１１が巻回している。

第２．３図に示すように上記ボビン７ば、その両端外周
に設けた補強リブ７ａが半径方向と軸方向に延長し羽根
状に形成されている。このため補強リブ７ａは、ボビン
７が回転軸１に固定されたとき冷却ファン１３として機
能し、第１図中に矢印で示すように冷却風を発電機内に
回転軸方向へ流れるように発生させる。しかもこの補強
リプ兼用の冷却ファン１３ば固定子巻線１１の側端部よ
りも内側に位置しているため、冷却ファン１３自身が回
転軸１の軸方向に独立にスペースを占めることはなく、
その分だ＆Ｊ従来の発電機に比べて軸方向長さを短縮し
でいる。

第４図は他の実施例を示すものである。

この実施例では、ボビン７の補強リゾを大きくせず、そ
の代りに回転軸方向への冷却風流れを発生させる冷却フ
ァン１３′　を独立に設けるようにしたものである。こ
の冷却ファン１３’は、固定子巻線１１の側端部よりも
内側に配設するようにしである。そのため、この実施例
の場合も、冷却ファン１３”自身が独立に軸方向のスペ
ースを占めることはなく、従来の発電機に比べて軸方向
長さを短縮している。

なお、上記実施例では冷却ファン１３“はエンジン側に
設けられているが、反対の後部側に設けるようにしても
よい。或いは第１図の実施例のように両側に設けるよう
にしてもよい。また第１図の実施例においても、両側に
設けている冷却ファン１３をいずれか一方のみにしても
よい。

上述したように本発明の内部冷却構造は、回転軸側に回
転子巻線と共に冷却ファンを固定し、フレーム側に固定
子巻線を固定した発電機において、前記冷却ファンを固
定子巻線の側端部より内側に配置する構成としたので、
冷却ファン自身が軸方向に独立にスペースを占めること
がなく、その分だけ従来の発電機に比べて軸方向長さを
短縮させ、コンパクト化することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による内部冷却機構を有する発電機の縦
断面図、第２図は同発電機に使用したボビンの正面図、
第３図は同側面図、第４図は他の実施例による発電機の
縦断面図であ乙。 １・・回転軸、　２・・後フレーム、　３・・前フレー
ム、　９・・回転子巻線、　　１１・・固定子巻線、　
　１３．１３’　　・・冷却ファン。 代理人　弁理士　小　川　信　− 弁理士　野　口　賢　照 弁理士斎下和彦 第１図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転軸側に回転子巻線と共に冷却ファンを固定し、フレ
   ーム側に固定子巻線を固定した発電機において、前記冷
   却ファンを固定子巻線の側端部より内側に配置し、該冷
   却ファンにより回転軸方向への冷却風を発生させること
   を↑￥徴とする発電機の内部冷却構造。