JP2002010574A - アウターロータ形磁石式回転機 - Google Patents

アウターロータ形磁石式回転機

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JP2002010574A
JP2002010574A JP2000183040A JP2000183040A JP2002010574A JP 2002010574 A JP2002010574 A JP 2002010574A JP 2000183040 A JP2000183040 A JP 2000183040A JP 2000183040 A JP2000183040 A JP 2000183040A JP 2002010574 A JP2002010574 A JP 2002010574A
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Japan
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rotor yoke
rotor
stator
permanent magnet
magnet
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JP2000183040A
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Inventor
Koichi Suzuki
孝一 鈴木
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Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線と永久磁石の冷却効率を向上できるアウ
ターロータ形磁石式回転機を得る。 【解決手段】 ボス7の外周に固定したステータ3と、
その外周を包囲しているロータヨーク4の筒部4aの内
周に永久磁石5を支持させたロータ6と、ロータヨーク
4の開口端側でボス7の端部に一体に設けているステー
タ取付けプレート10と、ロータヨーク4の筒部4a内
に冷却風が通り抜けるようにステータ取付けプレート1
0とロータヨーク4の筒部4aとにそれぞれ周方向に所
定間隔で設けた通風口11a,11bと、これら各通風
口を経てロータヨーク4の筒部4a内を冷却風が通り抜
けるようにロータヨーク4の内周部に冷却ファン14と
を備えている。冷却ファン14には、永久磁石5の端部
と巻線2の端部との間の隙間19に少なくとも対向する
位置の各羽根12の端面に周方向に沿って邪魔板20を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばアウターロ
ータ形磁石式交流発電機の如きアウターロータ形磁石式
回転機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4〜図6(A)(B)(C)は従来の
アウターロータ形磁石式回転機の一種であるアウターロ
ータ形磁石式交流発電機の例を示したもので、図4は該
発電機の縦断面図、図5は該発電機の横断面図、図6
(A)(B)(C)はこの発電機で用いている冷却ファ
ンの正面図、縦断面図及び底面図である。
【0003】このアウターロータ形磁石式交流発電機
は、環状のステータコア1の外周の各突極1aに発電巻
線2を巻装したステータ3と、該ステータ3の外周をロ
ータヨーク4の筒部4aが包囲していて該筒部4aの内
周に周方向に間欠的に永久磁石5が支持されているロー
タ6と、環状のステータコア1を外周に固定している筒
状のボス7と、ロータヨーク4の底部4bの中心に取付
けられていてボス7の内周を軸受8を介して回転自在に
貫通している回転軸9と、ロータヨーク4の開口端側で
回転軸9に直交する向きで且つ該回転軸9を回転自在に
貫通させてボス7の端部に一体に設けられているステー
タ取付けプレート10と、ロータヨーク4の筒部4a内
に回転軸9の方向に冷却風が通り抜けるようにステータ
取付けプレート10とロータヨーク4の筒部4aとにそ
れぞれ周方向に所定間隔で設けられたで通風口11a,
11bと、各通風口11a,11bを経てロータヨーク
4の筒部4a内を冷却風が通り抜けるようにロータヨー
ク4の内周部に複数の羽根12を円板13に固定してい
る冷却ファン14と、ロータヨーク4の底部4b側でそ
の外に突出されているボルト構造の回転軸9にその頭部
9aとヘキサゴンナット15を利用して固定されている
プーリ16とを備えた構造になっている。
【0004】ステータコア1は、図示しない複数本のネ
ジでステータ取付けプレート10に固定されている。永
久磁石5は、ロータヨーク4の筒部4aの周方向に隙間
17を空けて間欠的に固定されている。各軸受8は、複
数のカラー18で回転軸9の外周に位置決めされてい
る。ステータ取付けプレート10は、ロータヨーク4の
筒部4aの外周を包囲する筒部10aと、ロータヨーク
4の筒部4aの開口端側で筒部10aの一端を塞ぐ底部
10bと、筒部10aの外周に突設された取付け部10
cとを備えた構造になっている。底部10bには、複数
の通風口11aが放射状に設けられている。他方の通風
口11bは、ロータヨーク4の底部4b寄りの筒部4a
の末端にそれぞれ設けられている。各羽根12には、冷
却ファン14の外周側に位置する部分に永久磁石5の端
部に対して突出する突出部12aが設けられ且つ巻線2
の端部に対向する側では該巻線2の端部に対して接触し
ないように後退部12bが設けられている。
【0005】このようなアウターロータ形磁石式交流発
電機では、ロータヨーク4の回転につれて冷却ファン1
4が回転し、この冷却ファン14の回転による送風作用
により、ステータ取付けプレート10に設けられた通風
口11aから外気を吸い込んで、この外気をロータヨー
ク4の筒部4a内に回転軸9に沿って各突極1a間の隙
間を通り、且つ隣接する永久磁石5の間の隙間17を通
り、これによりステータ3及び永久磁石5を冷却し、筒
部4a内を通り抜けた排気は底部4b寄りの筒部4aの
末端の通風口11bから外部に排出する。かかる状態
で、ステータコア1の各発電巻線2から発電をして出力
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造のアウターロータ形磁石式交流発電機では、冷
却ファン14の各羽根12は発電巻線2に対向する部分
にも存在し、この発電巻線2のステータコア1の端面か
らの高さに製作上のバラツキがあるため、この発電巻線
2の端部に冷却ファン14の各羽根12が接触しないよ
うに後退部12bが設けられている関係上、永久磁石5
の端部と発電巻線2の端部との間で冷却ファン14の各
羽根12の端面までの隙間19が大きくなって冷却ファ
ン14による負圧力が低下し、この隙間19が大きくな
った部分において隣接する羽根12の間で循環流が流
れ、通風口11aからの冷却風の吸入量が減り、永久磁
石5と発電巻線2の冷却効率が低下してしまう問題点が
あった。
【0007】また、永久磁石5にフェライト磁石が使用
されている場合、1℃当たり−0.18%の性能低下の
特性があり、冷却効率が下がると、その性能低下分だけ
ステータコア1及び永久磁石5の使用量を増加する必要
があり、重量の増加及びコストの増加につながる問題点
があった。
【0008】本発明の目的は、巻線と永久磁石の冷却効
率を向上できるアウターロータ形磁石式回転機を提供す
ることにある。
【0009】本発明の他の目的は、永久磁石の冷却効率
を向上できるアウターロータ形磁石式回転機を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ステータコアに巻線を巻装したステータと、該ステ
ータの外周を包囲しているロータヨークの筒部の内周に
周方向に隙間を空けて間欠的に永久磁石が支持されてい
るロータと、ステータコアを外周に固定している筒状の
ボスと、ロータヨークの底部の中心に取付けられていて
ボスの内周を軸受を介して回転自在に貫通している回転
軸と、ロータヨークの開口端側で回転軸に直交する向き
で且つ該回転軸を回転自在に貫通させてボスの端部に一
体に設けられているステータ取付けプレートと、ロータ
ヨークの筒部内に回転軸の方向に冷却風が通り抜けるよ
うにステータ取付けプレートとロータヨークの筒部とに
それぞれ周方向に所定間隔で設けられた通風口と、各通
風口を経てロータヨークの筒部内を冷却風が通り抜ける
ようにロータヨークの内周部に複数の羽根を固定して設
けた冷却ファンとを備え、冷却ファンを構成している複
数の羽根は巻線に対向する状態からロータヨークの内周
に隣接する状態まで設けられているアウターロータ形磁
石式回転機を改良するものである。
【0011】この請求項1に記載のアウターロータ形磁
石式回転機においては、冷却ファンには永久磁石の端部
と巻線の端部との間の隙間に少なくとも対向する位置の
各羽根の端面に周方向に沿って邪魔板が設けられている
ことを特徴とする。
【0012】このように冷却ファンに邪魔板を設ける
と、冷却ファンにより吸い込まれてきた冷却風は、この
邪魔板に当たってボスが存在する内向き方向とロータヨ
ークの筒部が存在する外向き方向にほぼ分かれ、内向き
方向の冷却風によりボス側の巻線部分の冷却が行なわ
れ、外向き方向の冷却風により永久磁石の冷却が行なわ
れる。冷却風が当たる邪魔板の裏面の空間が負圧になる
ので、内向き方向の冷却風はこの負圧に引かれて向きを
変え通風口から排出されることになり、隣接する羽根の
間で循環流が流れるのを防止できる。また、邪魔板の存
在によりロータヨークの筒部の内周に沿った冷却風の流
れが増し、これにより永久磁石に沿った冷却風が増し、
永久磁石の冷却効率を上げることができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、ステータコアに
巻線を巻装したステータと、該ステータの外周を包囲し
ているロータヨークの筒部の内周に周方向に隙間を空け
て間欠的に永久磁石が支持されているロータと、ステー
タコアを外周に固定している筒状のボスと、ロータヨー
クの底部の中心に取付けられていてボスの内周を軸受を
介して回転自在に貫通している回転軸と、ロータヨーク
の開口端側で回転軸に直交する向きで且つ該回転軸を回
転自在に貫通させてボスの端部に一体に設けられている
ステータ取付けプレートと、ロータヨークの筒部内に回
転軸の方向に冷却風が通り抜けるようにステータ取付け
プレートとロータヨークの筒部とにそれぞれ周方向に所
定間隔で設けられたで通風口と、各通風口を経てロータ
ヨークの筒部内を冷却風が通り抜けるようにロータヨー
クの内周部に複数の羽根を固定して設けた冷却ファンと
を備え、冷却ファンを構成している複数の羽根は巻線に
対向する状態からロータヨークの内周に隣接する状態ま
で設けられ、各羽根には冷却ファンの外周側に位置する
部分に永久磁石の端部に対して突出する突出部が設けら
れ且つ巻線の端部に対向する側では巻線の端部に対して
接触しないように後退部が設けられているアウターロー
タ形磁石式回転機を改良するものである。
【0014】この請求項2に記載のアウターロータ形磁
石式回転機においては、冷却ファンには永久磁石の端部
と巻線の端部との間の隙間に少なくとも対向する位置の
各羽根の端面に周方向に沿って邪魔板が設けられ、邪魔
板は各突出部の内周に沿う立上り部を有する断面L字状
をなしていることを特徴とする。
【0015】このように冷却ファンに邪魔板を設ける
と、冷却ファンにより吸い込まれてきた冷却風は、この
邪魔板に当たってボスが存在する内向き方向とロータヨ
ークの筒部が存在する外向き方向にほぼ分かれようとす
るが、邪魔板の外周側の突出部の存在により内向き方向
の冷却風が多くなり、ボス側の巻線部分の冷却がより効
率的に行なわれる。冷却風が当たる邪魔板の裏面の空間
が負圧になるので、内向き方向の冷却風はこの負圧に引
かれて向きを変え通風口から排出されることになり、隣
接する羽根の間で循環流が流れるのを防止できる。ま
た、邪魔板とその外周側の突出部の存在によりロータヨ
ークの筒部の内周に沿った冷却風の流れが増し、これに
より永久磁石に沿った冷却風が増し、永久磁石の冷却効
率を上げることができる。特に、各羽根が永久磁石の端
部に対して突出する突出部が設けられ且つ巻線の端部に
対向する側では巻線の端部に対して接触しないように後
退部が設けられた構造をしていて、邪魔板が各羽根の突
出部と後退部がなすL形の部分に断面L字状に設けられ
ていると、各羽根が巻線の端部に突き当たるのを防止で
きると共に、各羽根の突出部の存在により永久磁石に沿
った冷却風が増し、永久磁石に対する冷却効果を増大さ
せることができる。このため永久磁石がフェライト磁石
で構成されていても、冷却効率が低下しないので、ステ
ータコア及び永久磁石の増加を防止でき、重量の増加及
びコストの増加を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図3(A)(B)(C)
(D)は本発明に係るアウターロータ形磁石式回転機の
一種であるアウターロータ形磁石式交流発電機における
実施の形態の一例を示したもので、図1は該発電機の縦
断面図、図2は該発電機の横断面図、図3(A)(B)
(C)(D)はこの発電機で用いている冷却ファンの正
面図、縦断面図、底面図及び要部斜視図である。
【0017】本例のアウターロータ形磁石式交流発電機
では、冷却ファン14には永久磁石5の端部と発電巻線
2の端部との間の隙間19に少なくとも対向する位置の
各羽根12の端面に周方向に沿って邪魔板20が設けら
れている。この邪魔板20は、各羽根12の各突出部1
2aの内周に沿う立上り部20aを有する断面L字状を
なしている。その他の構成は、前述した図4〜図6
(A)(B)(C)と同様に構成されており、対応する
部分には同一符号を付けて示している。
【0018】このように冷却ファン14に邪魔板20を
設けると、冷却ファン14により吸い込まれてきた冷却
風は、この邪魔板20に当たってボス7が存在する内向
き方向とロータヨーク4の筒部4aが存在する外向き方
向にほぼ分かれようとするが、邪魔板20の外周側の突
出部20aの存在により内向き方向の冷却風が多くな
り、ボス7側の巻線2部分の冷却がより効率的に行なわ
れる。冷却風が当たる面邪魔板20の裏面の空間が負圧
になるので、内向き方向の冷却風はこの負圧に引かれて
向きを変え通風口11bから排出されることになり、隣
接する羽根12の間で循環流が流れるのを防止できる。
また、邪魔板20とその外周側の突出部20aの存在に
よりロータヨーク4の筒部4aの内周に沿った冷却風の
流れが増し、これにより永久磁石5に沿った冷却風が増
し、永久磁石5との冷却効率を上げることができる。特
に、各羽根12に永久磁石5の端部に対して突出する突
出部12aが設けられ且つ発電巻線2の端部に対向する
側では発電巻線2の端部に対して接触しないように後退
部12bが設けられた構造をしていて、邪魔板20が各
羽根12の突出部12aと後退部12bがなすL形の部
分に断面L字状に設けられていると、各羽根12が発電
巻線2の端部に突き当たるのを防止できると共に、各羽
根12の突出部12aの存在により永久磁石5に沿った
冷却風が増し、永久磁石5に対する冷却効果を増大させ
ることができる。このため永久磁石5がフェライト磁石
で構成されていても、冷却効率が低下しないので、ステ
ータコア1及び永久磁石5の増加を防止でき、重量の増
加及びコストの増加を防止することができる。
【0019】上記例では、各羽根12に突出部12aを
設け、且つ後退部12bを設けた例について示したが、
各羽根12に突出部12aや後退部12bを設けず、邪
魔板20だけを図示の例と同様な位置に設けた構造で
も、各羽根12の間に循環風が流れるのを防止すること
ができ、ステータコア1及び永久磁石5の冷却効果を向
上させることができる。
【0020】上記例では、アウターロータ形磁石式発電
機について示したが、アウターロータ形磁石式電動機に
も本発明は同様に適用できるものである。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載のアウターロータ形磁石
式回転機においては、冷却ファンには永久磁石の端部と
巻線の端部との間の隙間に少なくとも対向する位置の各
羽根の端面に周方向に沿って邪魔板が設けられているの
で、冷却ファンにより吸い込まれてきた冷却風は、この
邪魔板に当たってボスが存在する内向き方向とロータヨ
ークの筒部が存在する外向き方向にほぼ分かれ、内向き
方向の冷却風によりボス側の巻線部分の冷却を行なうこ
とができ、外向き方向の冷却風により永久磁石の冷却を
行なうことができる。また、冷却風が当たる邪魔板の裏
面の空間が負圧になるので、内向き方向の冷却風はこの
負圧に引かれて向きを変え通風口から排出されることに
なり、隣接する羽根の間で循環流が流れるのを防止でき
る。また、邪魔板の存在によりロータヨークの筒部の内
周に沿った冷却風の流れが増し、これにより永久磁石に
沿った冷却風が増し、永久磁石の冷却効率を上げること
ができる。
【0022】請求項2に記載のアウターロータ形磁石式
回転機においては、冷却ファンには永久磁石の端部と巻
線の端部との間の隙間に少なくとも対向する位置の各羽
根の端面に周方向に沿って邪魔板が設けられているの
で、冷却ファンにより吸い込まれてきた冷却風は、この
邪魔板に当たってボスが存在する内向き方向とロータヨ
ークの筒部が存在する外向き方向にほぼ分かれようとす
るが、邪魔板の外周側の突出部の存在により内向き方向
の冷却風が多くなり、ボス側の巻線部分の冷却をより効
率的に行なうことができる。冷却風が当たる邪魔板の裏
面の空間が負圧になるので、内向き方向の冷却風はこの
負圧に引かれて向きを変え通風口から排出されることに
なり、隣接する羽根の間で循環流が流れるのを防止でき
る。また、邪魔板とその外周側の突出部の存在によりロ
ータヨークの筒部の内周に沿った冷却風の流れが増し、
これにより永久磁石に沿った冷却風が増し、永久磁石の
冷却効率を上げることができる。特に、各羽根が永久磁
石の端部に対して突出する突出部が設けられ且つ巻線の
端部に対向する側では巻線の端部に対して接触しないよ
うに後退部が設けられた構造をしていて、邪魔板が各羽
根の突出部と後退部がなすL形の部分に断面L字状に設
けられているので、各羽根が巻線の端部に突き当たるの
を防止できると共に、各羽根の突出部の存在により永久
磁石に沿った冷却風が増し、永久磁石に対する冷却効果
を増大させることができる。このため永久磁石がフェラ
イト磁石で構成されていても、冷却効率が低下しないの
で、ステータコア及び永久磁石の増加を防止でき、重量
の増加及びコストの増加を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアウターロータ形磁石式回転機の
一種であるアウターロータ形磁石式交流発電機における
実施の形態の一例を示した縦断面図である。
【図2】該発電機の横断面図である。
【図3】(A)(B)(C)(D)はこの発電機で用い
ている冷却ファンの正面図、縦断面図、底面図及び要部
斜視図である。
【図4】従来のアウターロータ形磁石式回転機の一種で
あるアウターロータ形磁石式交流発電機の縦断面図であ
る。
【図5】図4に示す発電機の横断面図である。
【図6】(A)(B)(C)はこの発電機で用いている
冷却ファンの正面図、縦断面図及び底面図である。
【符号の説明】
1 ステータコア 1a 突極 2 発電巻線 3 ステータ 4 ロータヨーク 4a 筒部 4b 底部 5 永久磁石 6 ロータ 7 ボス 8 軸受 9 回転軸 10 ステータ取付けプレート 10a 筒部 10b 底部 10c 取付け部 11a,11b 通風口 12 羽根 12a 突出部 12b 後退部 13 円板 14 冷却ファン 15 ヘキサゴンナット 16 プーリ 17 隙間 18 カラー 19 隙間 20 邪魔板 20a 立上り部
フロントページの続き Fターム(参考) 5H609 BB04 BB18 PP02 PP05 PP07 PP08 QQ02 QQ10 QQ14 RR06 RR10 RR13 RR15 RR24 RR27 RR44 RR61 5H621 BB07 GA01 GA04 JK07 JK11 JK15 JK17 JK19 5H622 AA06 CA02 CA05 CA10 DD01 PP05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアに巻線を巻装したステータ
    と、該ステータの外周を包囲しているロータヨークの筒
    部の内周に周方向に隙間を空けて間欠的に永久磁石が支
    持されているロータと、前記ステータコアを外周に固定
    している筒状のボスと、前記ロータヨークの底部の中心
    に取付けられていて前記ボスの内周を軸受を介して回転
    自在に貫通している回転軸と、前記ロータヨークの開口
    端側で前記回転軸に直交する向きで且つ該回転軸を回転
    自在に貫通させて前記ボスの端部に一体に設けられてい
    るステータ取付けプレートと、前記ロータヨークの筒部
    内に前記回転軸の方向に冷却風が通り抜けるように前記
    ステータ取付けプレートと前記ロータヨークの筒部とに
    それぞれ周方向に所定間隔で設けられたで通風口と、前
    記各通風口を経て前記ロータヨークの前記筒部内を冷却
    風が通り抜けるように前記ロータヨークの内周部に複数
    の羽根を固定して設けた冷却ファンとを備え、前記冷却
    ファンを構成している複数の羽根は前記巻線に対向する
    状態から前記ロータヨークの内周に隣接する状態まで設
    けられているアウターロータ形磁石式回転機において、 前記冷却ファンには、前記永久磁石の端部と前記巻線の
    端部との間の隙間に少なくとも対向する位置の各羽根の
    端面に周方向に沿って邪魔板が設けられていることを特
    徴とするアウターロータ形磁石式回転機。
  2. 【請求項2】 ステータコアに巻線を巻装したステータ
    と、該ステータの外周を包囲しているロータヨークの筒
    部の内周に周方向に隙間を空けて間欠的に永久磁石が支
    持されているロータと、前記ステータコアを外周に固定
    している筒状のボスと、前記ロータヨークの底部の中心
    に取付けられていて前記ボスの内周を軸受を介して回転
    自在に貫通している回転軸と、前記ロータヨークの開口
    端側で前記回転軸に直交する向きで且つ該回転軸を回転
    自在に貫通させて前記ボスの端部に一体に設けられてい
    るステータ取付けプレートと、前記ロータヨークの筒部
    内に前記回転軸の方向に冷却風が通り抜けるように前記
    ステータ取付けプレートと前記ロータヨークの筒部とに
    それぞれ周方向に所定間隔で設けられたで通風口と、前
    記各通風口を経て前記ロータヨークの前記筒部内を冷却
    風が通り抜けるように前記ロータヨークの内周部に複数
    の羽根を固定して設けた冷却ファンとを備え、前記冷却
    ファンを構成している複数の羽根は前記巻線に対向する
    状態から前記ロータヨークの内周に隣接する状態まで設
    けられ、前記各羽根には前記冷却ファンの外周側に位置
    する部分に前記永久磁石の端部に対して突出する突出部
    が設けられ且つ前記巻線の端部に対向する側では前記巻
    線の端部に対して接触しないように後退部が設けられて
    いるアウターロータ形磁石式回転機において、 前記冷却ファンには、前記永久磁石の端部と前記巻線の
    端部との間の隙間に少なくとも対向する位置の各羽根の
    端面に周方向に沿って邪魔板が設けられ、前記邪魔板は
    前記各突出部の内周に沿う立上り部を有する断面L字状
    をなしていることを特徴とするアウターロータ形磁石式
    回転機。
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Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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