JPS59227803A - 殺虫殺ダニ剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は殺虫・殺ダニ剤に係るものであシ、特にコ種類
の有効成分を配合した組成物に係るものである。

Ｎ−〔ニークロロ−！−（）リフルオロメチル）フェニ
ル〕−バリンーσ−ンアノー３−フェノキシベンジルエ
ステル（以下化合物Ａと称する）及びその光学異性体は
昆虫、ダニ類に殺虫効果を示すことが報告されている（
特開昭３３−／コｌワ３１及びｓｂ−／５ｘｔｔ！ｒｔ
　）。該化合物は合成ピレスロイドに属する殺虫剤でイ
エバエ、蚊、ゴキブリ等の衛生害虫及びヨトウムシ類、
コナガ等の農業害虫に対し速かなノックダウン効果を示
し、且つその致死効果も極めて優れている。しかし、有
機リン系殺虫剤、カーバメート系殺虫剤に比し高価格で
あること、また、Ｉｋ業害虫であるハダニ類に対する効
果が必ずしも充分ではなく、効果が不安定であるという
欠点があった。

一方、３−メチル−ｉ、ｓ−ビス（コツｔ−キシリル）
　−／、３．！ｒ　−トリアザベンター／、４１−ジエ
ン（以下化合物Ｂと称す）は市販の殺ダニ剤でミカンハ
ダニに対して優れた効果を奏するが実用薬量ではナミノ
・ダニに対する効果が不安定であった。

Ａに化合物’ｆ３ｆ配合することによって殺虫スペクト
ラムを広げることができるのみならず、各々の成分から
予測し得ない相乗効果を奏するととを知シ本発明を達成
した。すなわち本発明は化合物Ａまたはその光学異性体
と化合物Ｂを有効成分として含有することに％徴とする
殺虫殺ダニ剤組成物に存する。

本発明の詳細な説明するに本発明組成物の有効成分の１
つである化合物Ａは下記構造式で示される 奔 構造式から明らかなように２つの不剤炭素原子を有して
おシ、９種の光学異性体が存在する。

本発明組成物の有効成分としてはラセミ体及び４１種の
光学異性体のいずれをも使用することができるが、就中
光学活性のあるＮ−（ニークロロ−Ｆ　−（）　ＩＪフ
ルオロメチル）フェニル〕−Ｄ−バリン−（±）−α−
シアノ−３−フェノキンベンジルエステルが好ましい。

一方、化合物Ｂは下記の構造式で示される。

本発明組成物に於ける化合物Ａと化合物Ｂの配合割合は
重量で／：／（７〜ｌθ：ｌの範囲が適当であり、特に
望ましくは２：ｌ−ｌ：ｌＩの範囲である。

本発明組成物は通常化合物Ａ及び化合物ＢｉＣ担体、界
面活性剤（乳化剤、分散剤、湿潤剤物その他の補助剤を
添加し、粉剤、乳剤、水利剤、微粒剤、油剤等に製剤し
て使用される。また本発明組成物の生理活性を抑制する
惧れのない他の生理活性物質、例えば殺菌剤、他系統の
殺虫剤、殺ダニ剤等と混合することによシ更に効力の優
れた多目的組成物を作ることもできる。

本発明の殺虫殺ダニ組成物は農園芸害虫、森林害虫、衛
生害虫に対し優れた防除効果を奏する。

特に果樹及び畑作の害虫であるナミノ・ダニ、カンザワ
ハダニ、ニセナミハダニ、ミカンハダニ、リンゴ−・ダ
ニ等の７・ダニ類に対し、速効性でしかも強い致死効力
を示し、且つ残効性を有する。

本発明組成物は殺虫剤として知られている２つの化合物
を有効成分として配合することにより単に殺虫スペクト
ラムを拡げるのみならず、後記実施例に示す様に共力作
用係数Ｊ’ｓ？という優れた相乗効果が得られるもので
、薬剤量を低減し、しかも強力な殺虫殺ダニ効果を期待
できる優れた組成物である。

以下、本発明組成物による殺虫殺ダニ試験の例を示す。

試験例／　（ナミハダニに対する殺ダニ試験）直径り、
３ｃｎｒのスチレン製カップに水を満たし、直径０．１
ｏｎの穴のある蓋をした。蓋の上にコ゛枚のＦ紙（直径
り３）を重ねて置き、下側のＦ紙は一部に切シ込みを入
れ、蓋の穴から水中に懸垂させて、毛管現象にょシ蓋上
のＦ紙一枚が常に湿っているようにした。前記Ｆ紙上に
インゲン葉片（直径へＳｍ）を置き、ナミハダニ離放ダ
ニを接種した。ナミハダニが定着後、回転式散布基（池
田理化製）を用いて、各供試薬剤の２０チ乳剤を水で希
釈して所定濃度とした液をカップあたＦ）！ｃｃづつ散
布し、コ３’Ｃの恒温室に＋ｒ待時間放置後存および死
亡ダニ数を調べた。結果を第１表に示す。

なお、化合物人としてＮ−４−一クロローグー（トリフ
ルオロメチル）フェニル）−（Ｄ＋−バリン−（±）−
ａ−シアノ−３−フェノキシベンジルエステルを使用し
た。

第１表 第１表から図解法によシ各薬剤のＬ０５６値聯）を求め
、その結果から本発明組成物の共力作用係数を求めると
第２表の通やとなシ、本発明組成物の共力効果が大きい
ことが明らかとなった。

＊　　Ｓｕｎ　＆　、Ｔｏｈｎｓｏｎ　（Ｊ、、Ｅｃｏ
ｎ、Ｅｎｔ、！；３　　ｇ　ｇり。

／９ＡＯ）に従って求めた。

共力作用係数が１０θよう大きい場合は共力作用の存在
を、ｉｏθより小さい場合は拮抗作用の存在を意味する
。

出　願　人　　三菱化成工業株式会社 代　理　人　　弁理士　長谷用　　− ほか１名

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　下記の（ａ）及び（ｂ）　を有効成分として
   含有することを特徴とする殺虫殺ダニ剤組成物 （ａｌＮ−（！−クロローケー（トリフルオロ、メチル
   ）フェニルクーバリン−α−シアノ−３−フェノキンベ
   ンジルエステル又ハソの光学異性体 （ｂ）３−メチル−ｉ、ｓ−ビス（２，ｌＩ−キシリル
   ）　−／、３．！；　−）リアザベンタ−／、４（−ジ
   エン
2. （２）　　ｆａ）の化合物がＮ−〔ニークロローグー（
   トリフルオロメチル）フェニル］−（Ｄ）−バリン−（
   ｉｌ−ａ−シアノ−３−フェノキシベンジルエステルで
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項の殺虫殺ダ
   ニ剤