JPS59227566A - 車両の4輪操舵装置 - Google Patents

車両の4輪操舵装置

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JPS59227566A
JPS59227566A JP10231583A JP10231583A JPS59227566A JP S59227566 A JPS59227566 A JP S59227566A JP 10231583 A JP10231583 A JP 10231583A JP 10231583 A JP10231583 A JP 10231583A JP S59227566 A JPS59227566 A JP S59227566A
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wheel steering
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金澤 啓隆
Teruhiko Takatani
高谷 輝彦
Isamu Chikuma
竹間 勇
Hiroshi Eda
惠田 広
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1581Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels characterised by comprising an electrical interconnecting system between the steering control means of the different axles

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車等の4輪車において、前輪とともに後輪
も転舵する装置、すなわち操舵輪である前輪を操舵する
ことによって前輪とともに後輪も転舵する4輪操舵装置
に関するものであり、特に詳細には後輪転舵角を前輪転
舵角に対応させて設定するコントロール機構が改良され
た車両の4輪操舵装置に関するものである。
(従来技術) 従来、4輪車における操舵装置は前輪のみを転舵するも
のであり、後輪は前輪の操舵とは関係なく走行状況によ
って多少の1・−イン、1・−アウトはするものの、積
極的に転舵するようにはなっていない。しかし、最近前
輪とともに後輪をも転舵するようにした4輪操舵装置が
提案され、この種の装置の研究がなされている。
4輪操舵装置によれば、車両の種々の走行状態に応じて
従来不可能であった便利な操縦や、より操安性を向」ニ
させた走行が可能になる。例えば、縦列駐車や車庫入れ
のような極低速における車両の操縦において、前輪に対
して後輪を逆向きに転舵することにより(これを逆位相
という)、車両の向きを大きく変化させることが可能に
なり、従来では不可能もしくは非常に困難であった狭い
場所への駐車が可能あるいは容易になる。また、極低速
における車両の操縦において前輪に対して後輪を同じ向
きに転舵すれば(これを同位相という)、車両を全体的
に平行移動させることも可能になり、駐車や車庫入れの
ときに便利なことも多い。
一方、中高速走行においてレーンチェンジをする場合、
同位相の4輪操舵を行なえば前後輪に同時に横方向の力
が加わって位相遅れのないスムーズなレーンチェンジが
可能になり、このときヨーイングが抑えられるから、高
速でのレーンチェンジも恐怖感なく行なうことができる
。また、コーナリング時には、逆位相に後輪を転舵する
ことにより、効果的に車の向きを変えることができる。
上記のような車両の4輪操舵装置は一般に、例えば特開
昭57−1.1173号公報に開示されているように、
前輪を転舵するステアリング装置と、油圧アクチュエー
タにより後輪転舵部材を駆動させて後輪を転舵する後輪
転舵装置と、該後輪転舵装置を制御するコントローラと
を有し、前輪転舵角を検出する前輪転舵角センサからの
信号を受けた上記コン]・ローラが、予め前輪転舵角に
応じて設定された目標後輪転舵角に対応する制御信号を
出力し、該制御信号によって上記油圧アクチュエータを
作動するものとなっている(なお前述したように車速も
考慮して4輪操舵を行なうためには、」二記目標後輪転
舵角は前輪転舵角に加え、車速にも対応させて設定され
る)。
しかし」二記のような従来の4輪操舵装置においては、
前輪転舵角センサとして一般に摺 3− 動抵抗式等のアナログセンサが用いられていたため、該
センサが電源電圧の変動や、周囲温度の変化を受けて動
作が不安定になり、前輪転舵角を正確に検出できないと
いう不具合が認められていた。前輪転舵角を正確に検出
できなげれば、前輪転舵角と後輪転舵角とを最適に対応
させることが不可能となり、4輪操舵の特長を十分に引
き出せない。
さらに従来の4輪操舵装置においては、後輪を転舵する
アクチュエータとして油圧アクチュエータが用いられて
いたため、後輪転舵制御の応答性、精度は十分に高いも
のとはなっていなかった。
(発明の目的) 本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり
、前輪転舵角を正確に検出して前輪転舵角と後輪転舵角
とを常に最適に対応させることができ、かつ後輪転舵制
御の応答性、精度が十分に高められた車両の4輪操舵装
置を提供することを目的とするものである。
 4− (発明の構成) 本発明の車両の4輪操舵装置は、前述したような前輪ス
テアリング装置と、後輪転舵装置と、コントローラとを
有する4輪操舵装置において、後輪転舵装置を、後輪タ
イロッドに連結されたステアリングギヤ機構の入力軸を
コントローラにより制御されるパルスモータによって駆
動するとともに、後輪タイロッドに操舵アシスト力を与
えるパワーシリンダを設は該パワーシリンダへの圧油供
給を、上記ステアリングギヤ機構への入力に応じて制御
するように構成し、また前輪転舵角センサとして、転舵
量をパルス信号に変換するピックアップセンサを用いた
ことを特徴とするものである。
(発明の効果) 上記のようなパルスカウント式のピックアップセンサは
、電源電圧や温度の変動によって作動が不安定になるこ
とがなく、しかもアナログ式のセンサに比べて転舵角検
出の分解能も高いので、安定でかつ精度の高い後輪転舵
角制御が可能となる。また後輪転舵を、油圧装置によっ
て助勢しつ一つ本質的にパルスモータによって行なえば
、後輪転舵角制御の応答性、精度は十分に高められる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図は本発明の第1実施例による車両の4輪操舵装置
を概略的に示すものである。左右の前輪】、]を転舵す
るステアリング装置2は、ステアリングホイール3と、
該ホイール30回転運動を直線往復運動に変換するラッ
クピニオン機構4と、該機構4の作動を前輪1.]に伝
達してこれらを転舵させる左右のタイロッド5,5及び
ナックルアーム6゜6とから構成されている。
一方、左右の後輪7,7を転舵する後輪転舵装置8は、
車体に左右方向に摺動自在に保持された後輪操作ロッド
9と、該ロッド9の左右両端に夫々タイロッド1.0.
10を介して連結された左右のナックルアーム11..
11とを有し、上記操作ロッド9の軸方向の移動により
、後輪7,7が転舵する。そして、操作ロッド9にはラ
ック12が形成され、該ラック12に噛合するピニオン
13がパルスモータ14により一対の傘歯車15.16
及びピニオン軸】7を介して回転されることにより、上
記パルスモータ14の回転方向の回転量に対応して後輪
7,7を転舵する。
また、上記後輪操作ロッド9はパワーシリンダ18を貫
通し、該シリンダ]8内を左右の油圧室18a、18b
に仕切るピストン19がこの操作ロッド9に固着される
と共に、上記油圧室18a、1.8bには、ピニオン軸
17の周囲に設けられたコントロールバルブ20から導
かれた油圧通路21a、2]、bが夫々接続され、また
上記コントロールバルブ20と、モータ22によって駆
動されるポンプ23との間には油圧供給通路24及びリ
ターン通 7− 路25が設けられている。ここで、上記コントロールバ
ルブ20は、パルスモータ140回転時にピニオン軸1
7に加わる回転力に応じて作動し、ポンプ23から油圧
供給通路24を経て供給される油圧を上記回転力の方向
に応シてパワーシリンダ18のいずれか一方の油圧室1
8a又は18bに導入し、他方の油圧室181〕又は1
8a内の作動油をリターン通路25を介して上記ポンプ
23に戻すようびラック12を介して操作ロッド9が軸
方向に移動される時に、上記パワーシリンダ18内に導
入された油圧がピストン19を介して操作ロッド9の移
動を助勢する。
然して、上記パルスモータ14及びポンプ駆動用モータ
22は、コントローラ26から出力される信号A、Bに
よって夫々作動するが、該コントローラ26には、車速
センサ27から出力される車速信号Cと、上記ステアリ
 8− ング装置2における前輪転舵部材の変位量、例えばステ
アリングホイール3の操舵角を検出する前輪転舵角セン
サ28からの前輪転舵角信号りと、前輪基準位置センサ
29からの前輪基準信号Eと、後輪基準位置センサ30
からの後輪基準信号Fとが入力される。
ここで上記前輪転舵角センサ28は、いわゆるピックア
ップセンサであり、前輪転舵角に対応するステアリング
ホイール3の回転方向、回転量に応じた位相、数のパル
ス信号からなる前輪転舵角信号りを出力する。また前輪
基準位置センサ29は、前輪転舵角に対応するステアリ
ングホイール3の操舵角が所定の基準角度(本実施例で
は一例として±0°)となったときに上記前輪基準信号
Eを出力する。一方後輪基準位置センサ30は、操作ロ
ッド9に設けられた検出端の位置を検出することにより
、後輪7,7の転舵角が±00となったときに上記後輪
基準信号Fを出力する。
次にコントローラ26の構成を第2図乞参照して説明す
る。上記車速センサ27からの車速信号Cと、前輪転舵
角センサ28からの前輪転舵角信号りとは後輪転舵角演
算部31に入力される。この演算部31には、例えば第
3図に示す如き前輪転舵角θf と車速Vとに対する最
適後輪転舵角θrの特性が記憶されており、この特性に
従って上記信号C,Dが示す車速Vと前輪転舵角θfと
に対応する目標後輪転舵角θrOが算出される。ここで
、第3図に示す後輪転舵特性は、低速時には、前輪転舵
角θfの噌犬に従って後輪転舵角θrが小さな転舵比θ
r/θfで且つ同位相(前後輪が同方向に転舵する状態
)で増大すると共に、一定の前輪転舵角を超えると逆位
相(前後輪が逆方向に転舵する状態)に反転し、また高
速時には、前輪転舵角θfの増大に従って後輪転舵角θ
rが大きな転舵比θr10fで且つ同位相で増大すると
共に、一定の前輪転舵角を超えると転舵比θr/θfが
次第に減少するように設定されている。これは、低速時
における車(6− 両旋回時には最小回転半径を可及的小さくし、また高速
時における車線変更時には迅速な進路変更を実現するた
めである。
上記のようにして後輪転舵角演算部31が算出した目標
後輪転舵角Oroを担持すイ)目標信号Gは、パルスモ
ータ14のドライバ32に入力される。ドライバ32は
この[含量Gを受けて、後輪7,7を上記目標後輪転舵
角θrOに設定するようにパルスモータ14を回転さぜ
るパルス信号Aを出力する。該パルス信号への出力時に
は、第1図に示すポンプ1駆動用モータ22に駆動信号
Bが出力される。
一方前輪基準位置センサ29、後輪法準位置センザ30
からの前、後輪基準信号E、FはそれぞれR−Sフリッ
プフロップ33のセット端子、リセット端子に入力され
、該R−Sフリップフロップ33の出力Qは、前記ドラ
イバ32からのパルス信号AとともにANI)ケ゛−ト
34に入力される。該ANDケ゛′−ト37Iは上記R
−Sフリップフロップ33とともに11− スイッチング回路35を構成し、そのゲート出力■は、
前記前輪基準信号Eが入力されたときのみ動作するカウ
ンタ36に入力される。
該hウンタ36がカウントシたパルス数に基づく補正信
号Jは、前記ドライバ32に入力されるようになってい
る。
尚、本実施例においてポンプ23はエンジンにより駆動
するようにしてもよい。
以下、上記実施例の装置の作動を、第4図に示すフロー
チャー1・を参照して説明する。
車両の走行時においてステアリングホイール3を操舵す
ると、その操舵方向及び操舵角に応じて左右の前輪1,
1が転舵されると共に、その転舵角θfが前輪転舵角セ
ンサ28によって検出され、該前輪転舵角θfに対応し
たパルス信号からなる前輪転舵角信号りが後輪転舵角演
算部31に入力される。該演算部31は上記信号りのパ
ルス数をカラy l−L テ(第4図のステップP+)
前輪転舵角θfを求める(P2)。
それとともにそのときの車速■は車速センサ=12− 27によって検出され(P3)、該車速センサ27から
上記演算部31に車速信号Cが入力される。そして、該
演算部31は上記信号り。
Cが示す前輪転舵角θfと車速Vとに基づき、第3図に
示す如き予め設定された特性に従って目標後輪転舵角θ
roを算出する(P4)と共に、これに対応する目標信
号Gをドライバ32に対して出力する。ドライバ32は
、このとき前輪転舵角θfが基準角度±0°から外れて
(実際にはステアリングホイール3が」二〇°から外れ
て)補正信号Jが入力されていなければ(P5)、この
目標信号Gからパルスモータ制御量を求め(P6)、そ
の制御量に対応したパルス信号Aを発生して、パルスモ
ータ14に入力する。そのため、後輪転舵装置8におけ
るパルスモータ14がパルス信号Aに対応スる回度、即
ち上記の目標後輪転舵角θroに対応する回度だげ回転
しくP9)、傘歯車15゜16、ピニオン軸17、ピニ
オン13及びラック]2を介して後輪操作ロッド9を軸
方向に移動させる。これにより、後輪7,7が」−記目
標後輪転舵角Oroに一致し或いは略一致するように転
舵される。この時、パワーシリンダ18が作動し、操作
ロッド9の移動が助勢される。
」−記のように通常は、コントローラ26から後輪転舵
装置8に対して一方的な制御、即ちオープン制御が行な
われ、実測後輪転舵角信号を帰還させてフィードバック
制御を行なう場合に生じる後輪7,70転舵遅れや、ハ
ンチングが生じない。
ステアリングホイール3が±0°(実際には−O,1°
〜01°の間を±0°とみなす)となり、前輪転舵角θ
fが基準角度±0°となったことが前輪基学位置センザ
29によって検出されたとき(P5)は、該センサ29
がらスイッチング回路35のR,−Sフリップフロップ
33に前輪基準信号Eが入力され、それとともに該信号
Eによってカウンタ36がリセットされる。このとき後
輪転舵角θrは当然基準角度子0°とならなげればなら
ないが、もし該後輪転舵角θrが基準角度±0°から外
れていれば、11−Sフリップフロップ33は該後輪転
舵角θrが基準角度上08となってリセット端子に後輪
基準信号Fが入力されるまで出力Qを発し、該出力Qは
AIJDケ゛〜「34に入力される。したがってこの出
力Qが発せられている間、ドライバ32が出力するパル
ス信号Aのパルス数がカウンタ36によってカウントさ
れる。
つまりこの間のパルス数をカウントすることにより、前
輪転舵角Ofと後輪転舵角Orとのずれ量へorが求め
られ(P7)、該パルスカウント数に対応した補正信号
Jがドライバ32に入力される。。それによりドライバ
32は、上記ずれ量へθfを見込んでパルスモータ制御
量ヲ決定しくP8)、パルスモータ14を駆動する(P
9)。このためパルスモータ14は、後輪転舵角θrを
前輪転舵角θf通りに±0°に設定する補正動作な含ん
で動作する。これにより前輪1,1と後輪7,7の対応
が正しく設定さ15− れ−、オープン制御による制御誤差が蓄積されていれば
、それが解消される。ここで上記補正動作は、前輪転舵
角θfが基準角度±00となったときのみカウンタ36
が動作して行なわれるものであるから、前述したオープ
ン制御のメリットは本質的に維持されろ。
また前輪転舵角センサ28としてピックアップセンサを
用いているため、該センサ28は電源電圧や温度の変動
の影響を受けず、常に正しく前輪転舵角θfを検出可能
である。さらに後輪転舵装置8のアクチュエータとして
、パルスモータ14を使用しているため、後輪転舵角制
御の応答性、精度は十分に高められる。
なお第5図に示す第2実施例のように、前後輪のずれ量
△θrを求めるためにカウントされるパルスとして、前
輪転舵角センサ28が出力するパルス信号を用いるとと
も可能であり、またカウンタ36から出力される補正信
号Jを後輪転舵角演算部31に入力して、ド16− ライバ32に入力される前の目標信−j;′3Gを−」
−記ずれ量△θrに応じて補正するようにしてもよい。
ピックアップセンサは、前輪転舵角θfに対応するステ
アリングホイール30回転方向と回転量とを検出するこ
とによって前輪転舵角θfを相対的に検出するものであ
るから、実際の前輪転舵角θfを直接的に検出すること
は不可能である。したがって車両が発進されてから、前
述のように前輪転舵角θfが基準角度になるまでは、前
輪転舵角θfが誤まって判別される恐れがある。以下、
このような不具合の発生を防止するようにした本発明の
第3実施例について、第6、第7図を参照して説明する
。なおこれら第6、第7図においては、第1、第2図に
おけるものと同等の要素、信号にすし・ては第1、第2
図の記号と同じ記号を付し、それらにつ℃・ての重複し
た説明は省略する。
第6図に示されろように、本実施例においては、前述し
た前輪転舵角センサ28、前輪基準位置センサ29に加
え、ステアリングホイール3の回転位置を検出して前輪
転舵角θfを連続的に検出する前輪絶対転舵角センサ1
00が設けられている。この絶対転舵角センサ100は
例えば摺動抵抗式のもので、従来から絶対転舵角の検出
用に一般に用いられるものである。該前輪絶対転舵角セ
ンサ100が出力する前輪絶対転舵角信号にはコントロ
ーラ126に入力される。また第1実施例において設け
られた後輪基準位置センサ30に代わり、操作ロッド9
のストローク景を検出することによって後輪転舵角θr
を連続的に検出する後輪転舵角センサ101が設げられ
、該センサ101が出力する後輪転舵角信号りは上記コ
ントローラ126に入力される。さラニコントローラ1
26には、イグニッションセンサ]02からのイグニッ
ション信号Mが入力される。
次に第7図により上記コントローラ126を詳しく説明
する。車速センサ27からの車速信号Cは後輪転舵角演
算部109に入力される。前輪絶対転舵角センサ100
からの前輪絶対転舵角信号Iくはゲート回路]04に入
力され、またイグニッションセンサ102からのイグニ
ッション信号Mは11.−Sフリップフロップ103の
セット端子に入力され、該R−Sクリップフロップ10
3の出力Qは上記信号にとともにゲート回路104に入
力される。前輪基準位置センサ29からの前輪基準信号
IEは上記R−Sフリップフロップ103のリセット端
子と、前輪転舵角演算部105に入力され、該演算部1
05の出力と」二記R−Sフリップ70ツブ103の出
力QはANDケ゛’−1−106に入力される。このA
FJDケ゛−ト106と上記ゲート回路104のゲート
出力はORゲート107に入力され、このORゲート1
07のゲート出力は前述した後輪転舵角演算部109に
入力される。上記前輪転舵角演算部105には前輪基準
信号Eとともに、19− ピックアップセンサである前輪転舵角センサ28が出力
するパルス信号からなる前輪転舵角信号りが入力される
。また後輪転舵角センサ101からの後輪転舵角信号■
7は、後輪転舵角演算部109が出力する目標信号Gと
ともに比較器108に入力されるが、該比較器108は
前記前輪基準位置センサ29から前輪基準信号Eが入力
されたときのみ動作し、上記信号G、Lが示す目標後輪
転舵角θroと実測後輪転舵角θrとを比較して、その
偏差量に応じ該偏差を減少させる補正信号Nをドライバ
32に対して出力する。
以下、」二記構成の装置の作動について説明スル。エン
ジンヲ始動スヘくイグニッションスイッチがオンにされ
、その旨がイグニッションセンサ]02によって検出さ
れてR−Sフリップフロップ103にイグニッション信
号Mが入力され、かつそのとき前輪転舵角θfが基準角
度(例えば±0°)から外れていて前輪基準信号EがR
−Sフリップフロップ103−20= に入力されなければ、該I(−Sフリップフロップ]0
3の出力Qがゲート回路104に入力されることにより
、該ゲート回路104、ORゲート107を通して前輪
絶対転舵角信号I(が後輪転舵角演算部109に入力さ
れる。
該演算部109は前述した第3図((示すような特性に
従い、上記前輪絶対転舵角信号Kが示す前輪転舵角θf
と、車速信号Cが示す車速■とに基づいて目標後輪転舵
角θroを算出し、これに対応する目標信号Gをドライ
バ32に対して出力する。以下、前述の第1実施例と同
様にしてパルスモータ14が駆動され、後輪7,7が前
輪転舵角θfに最適に対応するように転舵される。なお
このとき、R−Sフリップフロップ103の出力Qは出
力されないので、ANDケ“−ト106から出力は発せ
られない。
その後ステアリングホイール3が操作されて、前輪転舵
角θfが基準角度になると、前輪基準位置センサ29か
らR−Sフリツプフロツブ103のリセット端子に前輪
基準信号Eが入力されることにより、該R−Sフリップ
70ツブ】03の出力Qが停止してゲート回路104の
出力が停止されるとともに、出力QがANDFf” −
) 106に入力される。それにより、前輪基準信号E
によってリセットされた前輪転舵角演算部105が、パ
ルス信号からなる前輪転舵角信号りを基に演算した前輪
転舵角θfを担持する前輪転舵角信号D′がANDゲ゛
−1−106、ORゲート107を通して後輪転舵角演
算部109に入力される。したがってそれ以後は、ピッ
クアップセンサである前輪転舵角センサ28が検出した
前輪転舵角θfに基づいて目標後輪転舵角θroが演算
されるようになる。
このように車両の走行当初、前輪基準信号Eによって前
輪転舵角演算部105がリセットされるまでの間、従来
から用いられている前輪絶対転舵角センサ100を用い
て前輪転舵角θfを求めることにより、前輪転舵角演算
部105がリセットされるまでの間両輪転舵角Ofが誤
まって判別されることを防止することができる。なお前
輪絶対転舵角センサ]00による前輪転舵角θfの検出
は、車両の走行当初のみに行なわれるものであるから、
前輪転舵角センサとしてピックアップセンサを用℃・る
メリットは本質的に維持される。
また本実施例においては、前輪転舵角θfが基準角度と
なる毎に比較器108が動作し、前述したような補正信
号Nがドライバ32に入力され、パルスモータ14が目
標後輪転舵角θrOと実測後輪転舵角θrとの偏差を解
消する方向に補正動作する。このような補正動作を与え
ることにより、オープン制御による制御誤差の蓄積が解
消され、後輪転舵角θrは前輪転舵角θfに対して最適
な特性で対応するようになる。
なお以上説明の実施例は、後輪転舵角の制御を本質的に
オープン制御とした4輪操舵装置に本発明を適用したも
のであるが、本発明23− は後輪転舵角実測値を後輪転舵角制御系に継続的に帰遷
していわゆるフィードバック制御を行なう4輪操舵装置
に対しても適用可能であり、その場合にも常に正確に前
輪転舵角が検出でき、また後輪転舵角制御の応答性、精
度が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による車両の4輪操舵装置
の全体制御システム図、 第2図は」二記第1実施例におけるコントローラのブロ
ック図、 第3図は上記コントローラに設定され゛る後輪転舵特性
の一例を示す特性図、 第4図は上記第1実施例における後輪転舵角制御の流れ
を示すフローチャート、 第5図は本発明の第2実施例におけるコントローラを示
すブロック図、 第6図は本発明の第3実施例による車両の4輪操舵装置
の全体システム図、 第7図は」二記第3実施例におけるコントロ=24− 一うのブロック図である。 1・・・前 輪      2・・・ステアリング装置
7・・・後 輪     8・・・後輪転舵装置9・・
・後輪転舵部材(後輪操作ロッド)10・・・後Mタイ
ロッド12・・・ラック13・・・ピニオン   14
・・・パルスモータ15.1.6・・・傘歯車  18
・・・パワーシリンダ20・・・コントロールバルブ 26.126・・・コントローラ 28・・・前ill舵角センセンサックアップセンサ)
18開昭59−227566(8)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 前輪を転舵するステアリング装置と、後輪を転舵する後
    輪転舵装置と、該後輪転舵装置を制御するコントローラ
    とを有する車両の4輪操舵装置であって、上記後輪転舵
    装置は、後輪タイロッドに連結されたステアリングギヤ
    機構と、後輪クイロッドに操舵ア/スト力を与えるパワ
    ーシリンダと、上記ステアリングギヤ機構への入力に応
    じてパワーシリンダへの圧油の供給を制御するコントロ
    ールバルブと、上記ステアリングギヤ機構の入力軸を駆
    動するパルスモータとを備え、またコントローラは、少
    な(とも前輪転舵角センサの信号か入力され前輪転舵角
    に応じて後輪を転舵するように構成されており、前輪転
    舵角センサは転舵量をパルス信号に変換するピックアッ
    プセンサであることを特徴とする車両の4輪操舵装置。
JP10231583A 1983-06-08 1983-06-08 車両の4輪操舵装置 Granted JPS59227566A (ja)

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JPH0425192B2 JPH0425192B2 (ja) 1992-04-30

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