JPS59225871A - 断熱エンジンのピストンの製造法 - Google Patents
断熱エンジンのピストンの製造法Info
- Publication number
- JPS59225871A JPS59225871A JP10145183A JP10145183A JPS59225871A JP S59225871 A JPS59225871 A JP S59225871A JP 10145183 A JP10145183 A JP 10145183A JP 10145183 A JP10145183 A JP 10145183A JP S59225871 A JPS59225871 A JP S59225871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- head
- engine
- heat insulating
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/0009—Cylinders, pistons
- B22D19/0027—Cylinders, pistons pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はピストンヘッドとピストンボディのニ。
部分より構成される断熱エンジンのピストンの製造法に
関する。
関する。
熱機関における熱効率はその発生した熱量を出来るだけ
有効に使うことであり、そのために種々の工夫が行われ
て来ているが、材料の耐熱」二の問題等のために、その
熱量のかなりの部分が冷却等の手段によって何ら有効に
利用されることなく排出させているのが現状である。
有効に使うことであり、そのために種々の工夫が行われ
て来ているが、材料の耐熱」二の問題等のために、その
熱量のかなりの部分が冷却等の手段によって何ら有効に
利用されることなく排出させているのが現状である。
この材ネニ1の面で、高温に耐え、しかも断熱効果に(
Dれたものとしてセラミックが注目され、その利用分野
を広げつつあり、エンジンにおいても、その熱的負荷の
高い部分に在来の材料に変えてセラミックを用いるよう
にしたものが開発されて来ている。しかし、これらセラ
ミックを用いたものは単に材料を置換した程度のものに
すぎず、材料の有する断熱特性以外のものは何ら利用さ
れるものではなかった。したがって、セラミック相を用
いた断熱効果による多少の熱効率の向上が得られる程度
であった。
Dれたものとしてセラミックが注目され、その利用分野
を広げつつあり、エンジンにおいても、その熱的負荷の
高い部分に在来の材料に変えてセラミックを用いるよう
にしたものが開発されて来ている。しかし、これらセラ
ミックを用いたものは単に材料を置換した程度のものに
すぎず、材料の有する断熱特性以外のものは何ら利用さ
れるものではなかった。したがって、セラミック相を用
いた断熱効果による多少の熱効率の向上が得られる程度
であった。
また、一般に内燃機関の燃焼において、壁面温度の低い
運転条件では燃焼室近傍における壁面の冷却効果による
消炎現象が生じ、未燃焼のi11合気が壁面」−に滞留
して、未燃焼炭化水素を多く含む消炎層を形成し、それ
が機関の損気行程において排出されることによって、4
)1気ガス中に多量−の炭化水素を含有させ、さらに、
前記未燃焼炭化水素の一部は熱分解や重合を起こして燃
焼室壁面やピストン頭頂面に付着しデポジットを形成し
、干渉ヌ1す焼料を発生させることにもなる。従って、
従来のセラミック材に中に置換した程度のエンジンにお
いては、このような問題も大幅に改善するものではなか
った。
運転条件では燃焼室近傍における壁面の冷却効果による
消炎現象が生じ、未燃焼のi11合気が壁面」−に滞留
して、未燃焼炭化水素を多く含む消炎層を形成し、それ
が機関の損気行程において排出されることによって、4
)1気ガス中に多量−の炭化水素を含有させ、さらに、
前記未燃焼炭化水素の一部は熱分解や重合を起こして燃
焼室壁面やピストン頭頂面に付着しデポジットを形成し
、干渉ヌ1す焼料を発生させることにもなる。従って、
従来のセラミック材に中に置換した程度のエンジンにお
いては、このような問題も大幅に改善するものではなか
った。
さらに、従来のセラミックエンジンにおいてはピストン
リングがピストンのヘッド部に近いところに設けられて
いる。これは、現実には該位置にあったのではセラミッ
クエンジンのように高温になるものでは従来手段のしゅ
う動は行い得す、固体潤滑か何らかの手段で解決される
だろうとの前提のもとにそのような位置に持って来てい
ると思われる。
リングがピストンのヘッド部に近いところに設けられて
いる。これは、現実には該位置にあったのではセラミッ
クエンジンのように高温になるものでは従来手段のしゅ
う動は行い得す、固体潤滑か何らかの手段で解決される
だろうとの前提のもとにそのような位置に持って来てい
ると思われる。
このような従来の材料置換程度の断熱エンジンでは熱効
率の改良効果も少なく、排気ガス中の炭化水素の減少も
多くは期待できず、かつデポジットを発生し易く、しか
も潤滑−ヒの問題もからみ実際には作動し得ないエンジ
ンどなっている。そこで、ピストンヘッド部、シリンダ
ライナー、シリンダヘッドの燃焼室面、および吸排気弁
に全べてセラミックを用いると共に、その接続部を断熱
構造とし、ビスI・ンリングを作動ガス温度の低いピス
トンの最下部に設け、それに伴う冷却を該リングが移動
する範囲程度として、ピストンリングのしゅう動を実際
に行いうるようにし、しかも、燃焼室でのピストンを動
かすことに用いられる以外のエネルギーの逃散を出来る
だけ少なくして排気ガスを高温で排出し、該排気ガスで
排気タービンを回転させ、該排気タービンにおいて排気
ガスのエネルギーを回収し、電動機等を介してクランク
軸にトルクを伝達することにより、大幅なエンジンの熱
効率の向上を図ろうとするエンジンを提供しようとする
ものであり、本発明はこのようなエンジンにおけるピス
トンを断熱材よりなるピストンヘッドへアルミニウム合
金又は鋳鉄等の金属よりなるピストンボディを鋳込むこ
とにより製造し、高温でのピストン作動を円滑に行なわ
せるようにするのがその目的である。
率の改良効果も少なく、排気ガス中の炭化水素の減少も
多くは期待できず、かつデポジットを発生し易く、しか
も潤滑−ヒの問題もからみ実際には作動し得ないエンジ
ンどなっている。そこで、ピストンヘッド部、シリンダ
ライナー、シリンダヘッドの燃焼室面、および吸排気弁
に全べてセラミックを用いると共に、その接続部を断熱
構造とし、ビスI・ンリングを作動ガス温度の低いピス
トンの最下部に設け、それに伴う冷却を該リングが移動
する範囲程度として、ピストンリングのしゅう動を実際
に行いうるようにし、しかも、燃焼室でのピストンを動
かすことに用いられる以外のエネルギーの逃散を出来る
だけ少なくして排気ガスを高温で排出し、該排気ガスで
排気タービンを回転させ、該排気タービンにおいて排気
ガスのエネルギーを回収し、電動機等を介してクランク
軸にトルクを伝達することにより、大幅なエンジンの熱
効率の向上を図ろうとするエンジンを提供しようとする
ものであり、本発明はこのようなエンジンにおけるピス
トンを断熱材よりなるピストンヘッドへアルミニウム合
金又は鋳鉄等の金属よりなるピストンボディを鋳込むこ
とにより製造し、高温でのピストン作動を円滑に行なわ
せるようにするのがその目的である。
次に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の製造法になるピストンを有する断熱エ
ンジンが適用されるシステムを示し、図においてEは断
熱エンジン、Exは断熱エンジンEの排気マニホールド
、Inは吸気マこホールド。
ンジンが適用されるシステムを示し、図においてEは断
熱エンジン、Exは断熱エンジンEの排気マニホールド
、Inは吸気マこホールド。
Tは断熱エンジンEからの排気ガスによって駆動される
排気タービン、Cは該排気タービンTによって駆動され
る吸気コンプレッサー、Gは同じく該排気タービンTに
よって駆動される発電機、Sは該発電機の回転速度を検
出する速度検出計、Mは前記発電機Gからの電力によっ
て駆動される電動機、Maは該電動機の回転速度を検出
する速度検出計、COは前記速度検出計SおよびMaか
らの信号により電動機Mへの電力の供給を制御するコン
トローラである。
排気タービン、Cは該排気タービンTによって駆動され
る吸気コンプレッサー、Gは同じく該排気タービンTに
よって駆動される発電機、Sは該発電機の回転速度を検
出する速度検出計、Mは前記発電機Gからの電力によっ
て駆動される電動機、Maは該電動機の回転速度を検出
する速度検出計、COは前記速度検出計SおよびMaか
らの信号により電動機Mへの電力の供給を制御するコン
トローラである。
このような構成により、エンジンEからの高温の排気ガ
スにより排気タービンTを駆動し、該駆動により排気タ
ービンTで得られた出力により吸気コンプレッサCを回
転してエンジンEへの過給を行なうと同時に発電機Gを
回転させて発電し、その電力をコントローラCOを介し
て電動機Mへ供給し、該電動機Mを回転させ、その出力
はギヤを介してエンジンEのクランク軸へ付加されるこ
とになる。
スにより排気タービンTを駆動し、該駆動により排気タ
ービンTで得られた出力により吸気コンプレッサCを回
転してエンジンEへの過給を行なうと同時に発電機Gを
回転させて発電し、その電力をコントローラCOを介し
て電動機Mへ供給し、該電動機Mを回転させ、その出力
はギヤを介してエンジンEのクランク軸へ付加されるこ
とになる。
第2図は第1図のシステムに用いられる断熱エンジンで
あり、この場合のエンジンはディーゼルエンジンである
。
あり、この場合のエンジンはディーゼルエンジンである
。
図において、1はシリンダヘッド、2はシリンダブロッ
ク、3はシリンダライナーの上方部とシリンダヘッド内
壁部を一体化したライナーヘッド、4はシリンダライナ
ー、5はピストンヘッド、6はピストンボディ、7は排
(吸)気弁、8は2重ポートのインナー、9は2重ボー
トのアウター、10は排気マニホールド、12.13は
位置決めリング、15.16.17は断! カスケラト
、18は弁案内、19は弁案内スリーブ、20は冷却ノ
ズル、21a、21b、22a、22bは冷却用オイル
室、61.62はピストンリングである。
ク、3はシリンダライナーの上方部とシリンダヘッド内
壁部を一体化したライナーヘッド、4はシリンダライナ
ー、5はピストンヘッド、6はピストンボディ、7は排
(吸)気弁、8は2重ポートのインナー、9は2重ボー
トのアウター、10は排気マニホールド、12.13は
位置決めリング、15.16.17は断! カスケラト
、18は弁案内、19は弁案内スリーブ、20は冷却ノ
ズル、21a、21b、22a、22bは冷却用オイル
室、61.62はピストンリングである。
シリンダヘッド1は鋳物で作り、シリンダライナーの」
〕方部分1aも一体に形成し、その内側にシリンダヘッ
ド内壁部とシリングライナー上方部を一体に形成したラ
イナーヘッド3を嵌合する。
〕方部分1aも一体に形成し、その内側にシリンダヘッ
ド内壁部とシリングライナー上方部を一体に形成したラ
イナーヘッド3を嵌合する。
シリンダボディ2は鋳物で作りシリンダヘッド1が垂下
して一体的に形成されたシリンダ部分より下側の部分を
構成するものであり、ピストンの下死点時におけるほぼ
全高に亘る位置に冷却用オイル室21a、21b、22
a、22bを形成し内側にはシリンダライナー4を嵌合
する。そしてシリンダライナー4およびライナーヘッド
3の内面は両者な紹イ」けた後に同時加工を行う。冷却
は−h下のオイル室の油温を検知して油の流れをコント
ロールすることによってピストンリングの潤滑が保証さ
れる程度にする。
して一体的に形成されたシリンダ部分より下側の部分を
構成するものであり、ピストンの下死点時におけるほぼ
全高に亘る位置に冷却用オイル室21a、21b、22
a、22bを形成し内側にはシリンダライナー4を嵌合
する。そしてシリンダライナー4およびライナーヘッド
3の内面は両者な紹イ」けた後に同時加工を行う。冷却
は−h下のオイル室の油温を検知して油の流れをコント
ロールすることによってピストンリングの潤滑が保証さ
れる程度にする。
ライナーヘッド3はシリコンナイトライド(S13N4
)又はP S Z (Partially 5tab
ili2ed Zirconia)で製作し、シリン
ダヘッド内面とシリンダライナー」ユ方部を一体的に形
成し、シリンダへラド1への取付は位置決めリング12
.13および上側に位置決めプレートを有するガスケッ
ト16を介在して該シリンダへラド1へ嵌合される。嵌
合手段としては、圧入、焼ばめ等がある。
)又はP S Z (Partially 5tab
ili2ed Zirconia)で製作し、シリン
ダヘッド内面とシリンダライナー」ユ方部を一体的に形
成し、シリンダへラド1への取付は位置決めリング12
.13および上側に位置決めプレートを有するガスケッ
ト16を介在して該シリンダへラド1へ嵌合される。嵌
合手段としては、圧入、焼ばめ等がある。
シリンダライナー4はPSZで製作し、シリンダボディ
2へ組立式、鋳込式、焼ばめ、圧入等によって敷料られ
る。PSZは鋼と同じ位の弾性を有し、磁気を帯びず、
熱膨張係数が鉄や鋳鉄と同程度であり、反面熱伝導率は
シリコンナイトライドの1/4と低く、摩耗にも強い特
性を有している。
2へ組立式、鋳込式、焼ばめ、圧入等によって敷料られ
る。PSZは鋼と同じ位の弾性を有し、磁気を帯びず、
熱膨張係数が鉄や鋳鉄と同程度であり、反面熱伝導率は
シリコンナイトライドの1/4と低く、摩耗にも強い特
性を有している。
ピストンヘッド5はナイトライドで製作し、その上面中
央部を凹ませ、下面は第3図に詳細に示す構造を有する
。
央部を凹ませ、下面は第3図に詳細に示す構造を有する
。
ピストンボディ6はアルミニウム合金あるいは鋳鉄等の
金属で製作し、上面にはピストンヘッド5と結合するた
めに第3図に示される構造を有する。
金属で製作し、上面にはピストンヘッド5と結合するた
めに第3図に示される構造を有する。
排(吸)気弁7はその下面をナイトライド又はPSZで
製作するが、排気弁の方は弁全体をナイトライド又はP
SZで製作してもよい。また排気側の弁案内18も同様
にナイトライド又はPSZで製作する。
製作するが、排気弁の方は弁全体をナイトライド又はP
SZで製作してもよい。また排気側の弁案内18も同様
にナイトライド又はPSZで製作する。
排気管8.9はステンレスwI(SUS)の2重配管と
する。
する。
断熱で二ホールド10は耐熱合金で製作するか内面にセ
ラミックを被覆する。
ラミックを被覆する。
位置決めリング12.13はコバール又は4270イで
製作する。がナイトライドで製作してもよい。
製作する。がナイトライドで製作してもよい。
冷却ノズル20はセラミックで製作し、ノズルのまわり
に冷却水通路を有するように形成する。
に冷却水通路を有するように形成する。
以」二の構成により、エンジンで発生する熱はピストン
の作動以外にはシリンダより外部への逃げがなくなり、
まだかなりエネルギーを有する高温の排気ガスとして排
出され、次工程において排気タービンの動力として利用
され、そのエネルギーの回収が図られることになる。
の作動以外にはシリンダより外部への逃げがなくなり、
まだかなりエネルギーを有する高温の排気ガスとして排
出され、次工程において排気タービンの動力として利用
され、そのエネルギーの回収が図られることになる。
第3図は第2図のピストンの拡大断面図であり、図にお
いて、第2図と同一部材は同一符号で示す。
いて、第2図と同一部材は同一符号で示す。
ピストンヘッド5には」−血中央部に燃焼室を形成する
四部52を設け、該四部52の中央部に燃焼を良くする
ために隆起部を形成し、該隆起部を燃料噴射ポンプとの
関係でピストンの中心より偏心した位置に配設して、さ
らに燃焼効率の向」二を図るようにする。また、該ピス
トンヘッド5下面には中央部に狭窄根元部を有する突出
部51を設は該突出部51とフランジ50との間を空隙
とし、該空隙の形状は、燃焼等を形成する凹部52の形
状に合せてほぼ等肉厚にするため、前記狭窄根元部から
外方に移行する部分は上あがりの下方に凸の曲面とし、
その先端が前記四部52の低面より少し上方において反
転し円弧を描いてフランジ50の外周側面と平行な内側
の直線部に移行させる。該直線部の下端部においては一
旦内方に傾斜させさらに該直線部と平行にすることによ
り下方隆起部53を形成する。そして、前記フランジ5
0の下面を中央突出部51の下面より下方にあるように
する。
四部52を設け、該四部52の中央部に燃焼を良くする
ために隆起部を形成し、該隆起部を燃料噴射ポンプとの
関係でピストンの中心より偏心した位置に配設して、さ
らに燃焼効率の向」二を図るようにする。また、該ピス
トンヘッド5下面には中央部に狭窄根元部を有する突出
部51を設は該突出部51とフランジ50との間を空隙
とし、該空隙の形状は、燃焼等を形成する凹部52の形
状に合せてほぼ等肉厚にするため、前記狭窄根元部から
外方に移行する部分は上あがりの下方に凸の曲面とし、
その先端が前記四部52の低面より少し上方において反
転し円弧を描いてフランジ50の外周側面と平行な内側
の直線部に移行させる。該直線部の下端部においては一
旦内方に傾斜させさらに該直線部と平行にすることによ
り下方隆起部53を形成する。そして、前記フランジ5
0の下面を中央突出部51の下面より下方にあるように
する。
ピストンボディ6は前記ピストンヘッド5下面に断熱材
25.26を設け、SUSメツシュ27笠の変形に柔軟
な通気性耐熱材料を挿入後アルミニウム合金等を鋳込む
ことによって製作するものである。
25.26を設け、SUSメツシュ27笠の変形に柔軟
な通気性耐熱材料を挿入後アルミニウム合金等を鋳込む
ことによって製作するものである。
SUSメツシュ27は前記ピストンヘッド5下面の四部
へ取付るために第4図に示されるように三分割した方が
良く、前記中央突出部51下面に掛る部分は一部を該突
出部51側部まで切欠いた切欠29を設けているが、断
熱材25又は26を取り除いて、その代りにSUSメツ
シュを入れるかあるいはピストンヘッド5の突出部51
とピストンボディ6を直接接合するようにさせても良い
。前記鋳込時にピストンヘッド5側にピストンボディ6
側から接合面に対して圧力を加えると、SUSメツシュ
27にピストンボディ6からのアルミニウムが入ってき
てSUSメツシュ27内部の空気を押し出して樹枝状体
28(図において、枝状の濃い線で示す)が生成し、該
SUSメツシュ27をかなり硬い層に形成することで、
SUSメツシュ27と、ピストンボディ6とが一体化さ
れピストンヘッド5の嵌合部をホールドする。
へ取付るために第4図に示されるように三分割した方が
良く、前記中央突出部51下面に掛る部分は一部を該突
出部51側部まで切欠いた切欠29を設けているが、断
熱材25又は26を取り除いて、その代りにSUSメツ
シュを入れるかあるいはピストンヘッド5の突出部51
とピストンボディ6を直接接合するようにさせても良い
。前記鋳込時にピストンヘッド5側にピストンボディ6
側から接合面に対して圧力を加えると、SUSメツシュ
27にピストンボディ6からのアルミニウムが入ってき
てSUSメツシュ27内部の空気を押し出して樹枝状体
28(図において、枝状の濃い線で示す)が生成し、該
SUSメツシュ27をかなり硬い層に形成することで、
SUSメツシュ27と、ピストンボディ6とが一体化さ
れピストンヘッド5の嵌合部をホールドする。
このピストンヘッド5およびピストンボディ6の結合の
ために更に隆起部および嵌合部の係合関係を深くするこ
とによって結合を強固にすることも出来る。
ために更に隆起部および嵌合部の係合関係を深くするこ
とによって結合を強固にすることも出来る。
なお、−に記SUSメツシュ内はアルミニウムで完全に
満たされないようにしているため、SUSメツシュ内で
は、空気の断熱層が形成される。
満たされないようにしているため、SUSメツシュ内で
は、空気の断熱層が形成される。
ところで、前記鋳込時において、アルミニウムがピスト
ンヘッド5下面設置位置に慣じまないでボール状になる
場合がある。この場合には、SUSメツシュの温1&を
上げておいてHp S U Sメツシュをアルミニウム
の中に浸せば、SUSメツシュのワイヤ表面の酸化lり
が取れてSUSワイヤの鉄分と共析層を作り、それによ
ってアルミニウムの薄い被膜がSUSメツシュに被せら
れることになる。そしてこのSUSメツシュをピストン
ヘッド5下面に挿入後ピストンボディ6成形用のアルミ
ニウム合金等を鋳込めば、SUSメツシュ内に該アルミ
ニウム合金等が入りやすくなる。
ンヘッド5下面設置位置に慣じまないでボール状になる
場合がある。この場合には、SUSメツシュの温1&を
上げておいてHp S U Sメツシュをアルミニウム
の中に浸せば、SUSメツシュのワイヤ表面の酸化lり
が取れてSUSワイヤの鉄分と共析層を作り、それによ
ってアルミニウムの薄い被膜がSUSメツシュに被せら
れることになる。そしてこのSUSメツシュをピストン
ヘッド5下面に挿入後ピストンボディ6成形用のアルミ
ニウム合金等を鋳込めば、SUSメツシュ内に該アルミ
ニウム合金等が入りやすくなる。
なお、前記SUSメツシュ27は、その材質をスチール
としても良い。また、SUSメツシュ27に換えてジル
コニアの多孔質のものを入れるとピストンヘッド5から
ピストンボディ6への断熱性は更に良くなる。さらに、
前記SUSメツシュ27のかわりにSUS織布或いはグ
ラスウールに金属を鋳込んだものを用いても良い。
としても良い。また、SUSメツシュ27に換えてジル
コニアの多孔質のものを入れるとピストンヘッド5から
ピストンボディ6への断熱性は更に良くなる。さらに、
前記SUSメツシュ27のかわりにSUS織布或いはグ
ラスウールに金属を鋳込んだものを用いても良い。
このようなピストンの構成により、ピストンヘッド5と
ピストンボディ6間に通気性耐熱材料を使用することに
より断熱が図れると共に、両者間の強固な結合かえられ
ることになる。
ピストンボディ6間に通気性耐熱材料を使用することに
より断熱が図れると共に、両者間の強固な結合かえられ
ることになる。
以−ヒ詳細に説明したように、本発明は、断熱材よりな
るピストンヘッドの下面中央部に根元部を狭窄した突出
部を形成し、前記ピストンヘッド下面に通気性耐熱材料
を挿入し、該耐熱材料の下面に金属よりなるピストンボ
ディを鋳込むことによってピストンを製造することとし
たので、燃焼室側が高温になっていても、十分な断熱が
図られ、ピストンボディにアルミニウム合金を用いても
十分使用に耐えることが出来ることになる。また、ピス
トンの往復動によって受る力にも十分耐えうろことにな
る。
るピストンヘッドの下面中央部に根元部を狭窄した突出
部を形成し、前記ピストンヘッド下面に通気性耐熱材料
を挿入し、該耐熱材料の下面に金属よりなるピストンボ
ディを鋳込むことによってピストンを製造することとし
たので、燃焼室側が高温になっていても、十分な断熱が
図られ、ピストンボディにアルミニウム合金を用いても
十分使用に耐えることが出来ることになる。また、ピス
トンの往復動によって受る力にも十分耐えうろことにな
る。
第1図はシステムの構成図、第2図は断熱エンジンの断
面図、第3図はピストンの拡大断面図、第4図はメツシ
ュの説明図である。 5・・ピストンヘッド、6・・ピストンボディ26・・
断熱材、27・・断熱メツシュ、5゜・−フランジ、5
1・・突出部、52ψφ凹部53・・内側隆起部、64
・φ嵌合部 特許出願人 いすぐ自動車株式会社代 理 人
弁理士 辻 實(外1名) Ma 第2図 718.9 0 68 0 315 12 1o 17
\ 2 \ − /″ ○ 盗 162 1000寸 〜へいへψ
面図、第3図はピストンの拡大断面図、第4図はメツシ
ュの説明図である。 5・・ピストンヘッド、6・・ピストンボディ26・・
断熱材、27・・断熱メツシュ、5゜・−フランジ、5
1・・突出部、52ψφ凹部53・・内側隆起部、64
・φ嵌合部 特許出願人 いすぐ自動車株式会社代 理 人
弁理士 辻 實(外1名) Ma 第2図 718.9 0 68 0 315 12 1o 17
\ 2 \ − /″ ○ 盗 162 1000寸 〜へいへψ
Claims (1)
- 断熱材よりなるピストンヘッドのド面中央部に根元部を
狭窄した突出部を形成し、前記ピストンヘッド下面に通
気性耐熱材料を挿入し、該耐熱材料の下面に金属よりな
るピストンボディを鋳込むことによってピストンを製造
することを特徴とする断熱エンジンのピストンの製造法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10145183A JPS59225871A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 断熱エンジンのピストンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10145183A JPS59225871A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 断熱エンジンのピストンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59225871A true JPS59225871A (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=14301053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10145183A Pending JPS59225871A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 断熱エンジンのピストンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59225871A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0212469A2 (de) * | 1985-08-29 | 1987-03-04 | Alcan Deutschland Gmbh | Hitzebeständiges Bauteil und Verfahren zu dessen Herstellung |
-
1983
- 1983-06-07 JP JP10145183A patent/JPS59225871A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0212469A2 (de) * | 1985-08-29 | 1987-03-04 | Alcan Deutschland Gmbh | Hitzebeständiges Bauteil und Verfahren zu dessen Herstellung |
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