JPS59226256A - 断熱エンジンのピストン構造 - Google Patents
断熱エンジンのピストン構造Info
- Publication number
- JPS59226256A JPS59226256A JP10145083A JP10145083A JPS59226256A JP S59226256 A JPS59226256 A JP S59226256A JP 10145083 A JP10145083 A JP 10145083A JP 10145083 A JP10145083 A JP 10145083A JP S59226256 A JPS59226256 A JP S59226256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- heat
- piston head
- head
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F3/00—Pistons
- F02F3/0015—Multi-part pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B77/00—Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
- F02B77/11—Thermal or acoustic insulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/02—Light metals
- F05C2201/021—Aluminium
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はピストンヘッドとピストンボディの二部性より
構成される断熱エンジンのピストン構造に関する。
構成される断熱エンジンのピストン構造に関する。
熱機関における熱効率はその発生した熱量を出来るだけ
有効に使うことであり、そのために種々の工夫が行われ
て来ているか、材料の耐熱上の問題等のために、その熱
量のかなりの部分が冷却等の手段によって何ら有効に利
用されることなく排出させているのが現状である。
有効に使うことであり、そのために種々の工夫が行われ
て来ているか、材料の耐熱上の問題等のために、その熱
量のかなりの部分が冷却等の手段によって何ら有効に利
用されることなく排出させているのが現状である。
この材料の面で、高温に耐え、しかも断熱効果に優れI
こものとしてセラミックが注目され、その利用分野を広
げつつあり、エンジンにおいても、その熱的負荷の高い
部分に在来の材料に変えてセラミックを用いるようにし
たものが開発されて来ている。しかし、これらセラミッ
クを用いたものは単に材料を置換した程度のものにすぎ
ず、羽村の有する断熱特性以外のものは何ら利用される
ものではなかった。したがって、セラミック材を用いた
断熱効果による多少の熱効率の向上が得られる程度であ
った。
こものとしてセラミックが注目され、その利用分野を広
げつつあり、エンジンにおいても、その熱的負荷の高い
部分に在来の材料に変えてセラミックを用いるようにし
たものが開発されて来ている。しかし、これらセラミッ
クを用いたものは単に材料を置換した程度のものにすぎ
ず、羽村の有する断熱特性以外のものは何ら利用される
ものではなかった。したがって、セラミック材を用いた
断熱効果による多少の熱効率の向上が得られる程度であ
った。
また、一般に内燃機関の燃焼において、壁面温度の低い
運転条件では、燃焼室近傍における壁面の冷却効果によ
る消炎現象が生じ、未燃焼の混合気が壁面上に滞留して
、未燃焼炭化水素を多く含む消炎層を形成し、それが機
関の排気行程において排出されることによって、排気カ
ス中に多量の炭化水素を含有させ、さらに、前記未燃焼
炭化水素の一部は熱分解や重合を起こして燃焼室壁面や
ピストン頭頂面に付着しデポジットを形成し、干渉又は
焼付を発生させることにもなる。従って、従来のセラミ
ック材に単に置換した程度のエンジンにおいては、この
ような問題も大幅に改善するものではなかった。
運転条件では、燃焼室近傍における壁面の冷却効果によ
る消炎現象が生じ、未燃焼の混合気が壁面上に滞留して
、未燃焼炭化水素を多く含む消炎層を形成し、それが機
関の排気行程において排出されることによって、排気カ
ス中に多量の炭化水素を含有させ、さらに、前記未燃焼
炭化水素の一部は熱分解や重合を起こして燃焼室壁面や
ピストン頭頂面に付着しデポジットを形成し、干渉又は
焼付を発生させることにもなる。従って、従来のセラミ
ック材に単に置換した程度のエンジンにおいては、この
ような問題も大幅に改善するものではなかった。
さらに、従来のセラミックエンジンにおいてはピストン
リングがピストンのヘッド部に近いところに設けられで
いる。これは、現実には該位置にあったのではセラミッ
クエンジンのように高温になるものては従来手段のしゆ
う動は行い得す、固体潤滑か何らかの手段で解決される
だろうとの前提のもとにそのような位置に持って来てい
ると思われる。
リングがピストンのヘッド部に近いところに設けられで
いる。これは、現実には該位置にあったのではセラミッ
クエンジンのように高温になるものては従来手段のしゆ
う動は行い得す、固体潤滑か何らかの手段で解決される
だろうとの前提のもとにそのような位置に持って来てい
ると思われる。
このような従来の材料置換程度の断熱エンジンでは熱効
率の改良効果も少なく、排気ガス中の炭化水素の減少も
多くは期待できず、かつデポジットを発生し易く、しか
も潤滑」二の問題もからみ実際には作動し得ないエンジ
ンとなっている。そこで、ピストンヘッド部、シリンダ
ライナー、シリンダヘッドの燃焼室面、および吸排気弁
に全べてセラミックを用いると共にその接続部を断熱構
造とし、ピストンリングを作動ガス温度の低いピストン
の最下部に設け、それに伴う冷却を該リングが移動する
範囲程度として、ピストンリングのしゅう動を実際に行
いうるようにし、しかも、燃焼室でのピストンを動かす
ことに用いられる以外のエネルギーの逃散を出来るだけ
少なくして排気ガスを高温で排出し、該排気ガスで排気
タービンを回転させ、該排気タービンにおいて抽気ガス
のエネルギーを回収し、電動機等を介してクランク軸に
トルクを伝達することにより、大幅なエンジンの熱効率
の向上を図ろうとするエンジンを提供しようとするもの
であり、本発明はこのようなエンジンにおけるピストン
を断熱材よりなるピストンヘッドとアルミニウム合金又
は鋳鉄等の金属よりなるピストンボディとより構成し、
高温でのピストン作動を円滑に行なわせるようにするの
がその目的である。
率の改良効果も少なく、排気ガス中の炭化水素の減少も
多くは期待できず、かつデポジットを発生し易く、しか
も潤滑」二の問題もからみ実際には作動し得ないエンジ
ンとなっている。そこで、ピストンヘッド部、シリンダ
ライナー、シリンダヘッドの燃焼室面、および吸排気弁
に全べてセラミックを用いると共にその接続部を断熱構
造とし、ピストンリングを作動ガス温度の低いピストン
の最下部に設け、それに伴う冷却を該リングが移動する
範囲程度として、ピストンリングのしゅう動を実際に行
いうるようにし、しかも、燃焼室でのピストンを動かす
ことに用いられる以外のエネルギーの逃散を出来るだけ
少なくして排気ガスを高温で排出し、該排気ガスで排気
タービンを回転させ、該排気タービンにおいて抽気ガス
のエネルギーを回収し、電動機等を介してクランク軸に
トルクを伝達することにより、大幅なエンジンの熱効率
の向上を図ろうとするエンジンを提供しようとするもの
であり、本発明はこのようなエンジンにおけるピストン
を断熱材よりなるピストンヘッドとアルミニウム合金又
は鋳鉄等の金属よりなるピストンボディとより構成し、
高温でのピストン作動を円滑に行なわせるようにするの
がその目的である。
次に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明のピストンを有する断熱エンジンが適用
されるシステムを示し、図においてEは断熱エンジン、
Exは断熱エンジンEの排気マニホールド、Inは吸気
マニホールド、Tは断熱エンジンEからの排気ガスによ
って駆動される排気タービン、Cは該排気タービンTに
よって駆動される吸気コンプレッサー、Gは同じく該排
気タービンTによって駆動される発電機、Sは該発電機
の回転速度を検出する速度検出計、Mは前記発電機Gか
らの電力によって駆動される電動機、Maは該電動機の
回転速度を検出する速度検出計、COは前記速度検出計
SおよびMaからの信号により電動機Mへの電力の供給
を制御するコントローラである。
されるシステムを示し、図においてEは断熱エンジン、
Exは断熱エンジンEの排気マニホールド、Inは吸気
マニホールド、Tは断熱エンジンEからの排気ガスによ
って駆動される排気タービン、Cは該排気タービンTに
よって駆動される吸気コンプレッサー、Gは同じく該排
気タービンTによって駆動される発電機、Sは該発電機
の回転速度を検出する速度検出計、Mは前記発電機Gか
らの電力によって駆動される電動機、Maは該電動機の
回転速度を検出する速度検出計、COは前記速度検出計
SおよびMaからの信号により電動機Mへの電力の供給
を制御するコントローラである。
このような構成により、エンジンEからの高温の排気ガ
スにより排気タービンTを駆動し、該駆動により、排気
ターピンTで得られた出力により吸気コンプレッサCを
回転してエンジンEへの過給を行なうと同時に発電機G
を回転させて発電し、その電力をコントローラCOを介
して電動機Mへ供給し、該電動機Mを回転させ、その出
力はギヤを介してエンジンEのクランク軸へ付加される
ことになる。
スにより排気タービンTを駆動し、該駆動により、排気
ターピンTで得られた出力により吸気コンプレッサCを
回転してエンジンEへの過給を行なうと同時に発電機G
を回転させて発電し、その電力をコントローラCOを介
して電動機Mへ供給し、該電動機Mを回転させ、その出
力はギヤを介してエンジンEのクランク軸へ付加される
ことになる。
第2図は第1図のシステムに用いられる断熱エンジンで
あり、この場合のエンジンはディーゼルエンジンである
。
あり、この場合のエンジンはディーゼルエンジンである
。
図において、1はシリンダヘッド、2はシリンダブロッ
ク、3はシリンダライナーの上方部とシリンダヘッド内
壁部を一体化したライナーヘッド、4はシリンダライナ
ー、5はピストンヘッド、6はピストンボディ、7は排
(吸)気弁、8は2重ポートのインナー、9は2重ポー
トのアウター、10は排気マニホールド、12.13は
位置決めリング、15.16.17は断熱ガスケット、
18は弁案内、19は弁案内スリーブ、20は冷却ノズ
ル、21a、21b、22a、22bは冷却用オイル室
、61.62はピストンリングである。
ク、3はシリンダライナーの上方部とシリンダヘッド内
壁部を一体化したライナーヘッド、4はシリンダライナ
ー、5はピストンヘッド、6はピストンボディ、7は排
(吸)気弁、8は2重ポートのインナー、9は2重ポー
トのアウター、10は排気マニホールド、12.13は
位置決めリング、15.16.17は断熱ガスケット、
18は弁案内、19は弁案内スリーブ、20は冷却ノズ
ル、21a、21b、22a、22bは冷却用オイル室
、61.62はピストンリングである。
シリンダヘッド1は鋳物で作り、シリンダライナーの上
方部分1aも一体に形成し、その内側にシリンダヘッド
内壁部とシリンダライナー上方部を一体に形成したライ
ナーヘッド3を嵌合する。
方部分1aも一体に形成し、その内側にシリンダヘッド
内壁部とシリンダライナー上方部を一体に形成したライ
ナーヘッド3を嵌合する。
シリンダボディイ2はIN勿で作りシリンタ′ヘッド1
が垂下して一体的に形成されたシリンダ部分より下側の
部分を構成するものであり、ピストンの下死点時におけ
るほぼ全高に亘る位置に冷却用オイル室21a、21b
、22a、22bを形成し、内側にはシリンダライナー
4を嵌合する。そしてシリンダライナー4およびライナ
ーヘッド3の内面は同者を組付けた後に同時加工を行う
。冷却は上下のオイル室の油温を検知して油の疏れをコ
ントロールすることによってピストンリングの潤滑が保
証される程度にする。
が垂下して一体的に形成されたシリンダ部分より下側の
部分を構成するものであり、ピストンの下死点時におけ
るほぼ全高に亘る位置に冷却用オイル室21a、21b
、22a、22bを形成し、内側にはシリンダライナー
4を嵌合する。そしてシリンダライナー4およびライナ
ーヘッド3の内面は同者を組付けた後に同時加工を行う
。冷却は上下のオイル室の油温を検知して油の疏れをコ
ントロールすることによってピストンリングの潤滑が保
証される程度にする。
ライナーヘッド3はシリコンナイトライド(S15N4
)又はP S Z (Partially S ta
bilized Z 1rconia)で製作し、シリ
ンダヘッド内面とシリンダライナー」三方蔀を一体的に
形成し、シリンダへラド1への取付は位置決めリング1
2.13および上側に位置決めプレートを有するガスケ
ット16を介在して該シリンダへラド1へ嵌合される。
)又はP S Z (Partially S ta
bilized Z 1rconia)で製作し、シリ
ンダヘッド内面とシリンダライナー」三方蔀を一体的に
形成し、シリンダへラド1への取付は位置決めリング1
2.13および上側に位置決めプレートを有するガスケ
ット16を介在して該シリンダへラド1へ嵌合される。
嵌合手段としては、圧入、焼ばめ等がある。
シリンダライナー4はPSZで製作し、シリンダボディ
2へ組立式、鋳込式、焼ばめ、圧入等によって取伺られ
る。PSZは鋼と同じ位の弾性を有し、磁気を帯びず、
熱膨張係数が鉄や銃鉄と同程度であり、反面熱伝導率は
シリコンナイトライドの1/4と低く、摩耗にも強い特
性を治している。
2へ組立式、鋳込式、焼ばめ、圧入等によって取伺られ
る。PSZは鋼と同じ位の弾性を有し、磁気を帯びず、
熱膨張係数が鉄や銃鉄と同程度であり、反面熱伝導率は
シリコンナイトライドの1/4と低く、摩耗にも強い特
性を治している。
ピストンヘッド57オナイ)・ライトで製作し、その上
面中央部を凹ませ、下面は第3図に詳細に示す構造を有
する。
面中央部を凹ませ、下面は第3図に詳細に示す構造を有
する。
ピストンボディ6はアルミニウム合金あるいは特鉄等の
金属で製作し、上面にはピストンヘッド5と結合するた
めに第3図に示される構造を有する。
金属で製作し、上面にはピストンヘッド5と結合するた
めに第3図に示される構造を有する。
#)li C吸)気弁7はその下面をナイトライド又は
PSZで製作するが、排気弁の方は弁全体をナイトライ
ド又はPSZで製作してもよい。またIノ[気側の弁案
内18も同様にナイj・ライド又はPSZで製作する。
PSZで製作するが、排気弁の方は弁全体をナイトライ
ド又はPSZで製作してもよい。またIノ[気側の弁案
内18も同様にナイj・ライド又はPSZで製作する。
排気管8.9はステンレス鋼(SUS) の2重配管と
する。
する。
断熱マニホールドloは耐熱合金で製作するか内面にセ
ラミックを被覆する。
ラミックを被覆する。
位置決めリング12.13はコバール又は4270イで
製作する。がナイトライドで製作してもよい。
製作する。がナイトライドで製作してもよい。
冷却ノズル20はセラミックで製作し、ノズルのまわり
に冷却水通路を有するように形成する。
に冷却水通路を有するように形成する。
以上の構成により、エンジンで発生する熱はピストンの
作動以外にはシリンダより外部への逃げがなくなり、ま
たかなりエネルギーを有する高温の排気ガスとして排出
され、次工程において排気タービンの動力として利用さ
れ、そのエネルギーの回収が図られることになる。
作動以外にはシリンダより外部への逃げがなくなり、ま
たかなりエネルギーを有する高温の排気ガスとして排出
され、次工程において排気タービンの動力として利用さ
れ、そのエネルギーの回収が図られることになる。
第3図は第2図のピストンの拡大断面図であり、図にお
いて、第2図と同一部材は同一符号で示す。
いて、第2図と同一部材は同一符号で示す。
ピストンヘッド5には上面中央部に燃焼室を形成する四
部52を設け、該凹部52の中央部に燃焼を良くするた
めに隆起部を形成し、該隆起部を燃料噴射ポンプとの関
係でピストンの中心より偏心した位置に配設して、さら
に燃焼効率の向上を図るようにする。また、該ピストン
ヘント5下面には中央部に狭窄根元部を有する突出部5
1を設け、該突出部51と2ランジ50との間を空隙と
し、該空隙の形状は、燃焼室を形成する四部52の形状
に合せてほぼ等肉厚にするため、前記狭窄根元部から外
方に移行する部分を上あがりの下方に凸の曲面とし、そ
の先端が前記四部52の低面より少し」三方において反
転し円弧を描いてフランジの外周側面と平行な内側の直
線部に移行させる。該直線部の下端部においてIよ一月
内方に傾斜させさらに該直線部と平行にすることにより
下方隆起部53を形成する。そして、前記2ランジ50
の下面を中央突出部51の下面より下方にあるようにす
る。
部52を設け、該凹部52の中央部に燃焼を良くするた
めに隆起部を形成し、該隆起部を燃料噴射ポンプとの関
係でピストンの中心より偏心した位置に配設して、さら
に燃焼効率の向上を図るようにする。また、該ピストン
ヘント5下面には中央部に狭窄根元部を有する突出部5
1を設け、該突出部51と2ランジ50との間を空隙と
し、該空隙の形状は、燃焼室を形成する四部52の形状
に合せてほぼ等肉厚にするため、前記狭窄根元部から外
方に移行する部分を上あがりの下方に凸の曲面とし、そ
の先端が前記四部52の低面より少し」三方において反
転し円弧を描いてフランジの外周側面と平行な内側の直
線部に移行させる。該直線部の下端部においてIよ一月
内方に傾斜させさらに該直線部と平行にすることにより
下方隆起部53を形成する。そして、前記2ランジ50
の下面を中央突出部51の下面より下方にあるようにす
る。
ピストンボディ6は前記ピストンヘッド5下面に断熱材
25.26を設け、SUSメツシュ27等の変形に柔軟
な通気性耐熱材料を挿入後アルミニウム合金等を鋳込む
ことによって製作するものである。
25.26を設け、SUSメツシュ27等の変形に柔軟
な通気性耐熱材料を挿入後アルミニウム合金等を鋳込む
ことによって製作するものである。
SUSメツシュ27は前記ピストンヘッド5下面の凹部
へ取イづるために第4図に示されるように三分割した方
が良く、前記中央突出部51下面に掛る部分は一部を該
突出部51側部まで切欠いた切欠29を設けているが、
断熱材25又は26を取り除いて、その代りにSUSメ
ツシュを入れるかあるいはピストンヘッド5の突出部5
1とピストンボディ6を直接接合するようにさせてもよ
い。前記鋳込詩にピストンヘッド5側にピストンボディ
6側から接合面に対して圧力を加えると、SUSメツシ
ュ27にピストンボディ6からのアルミニウムが入って
きてSUSメンシュ27内部の空気を押し出して樹枝状
体28(図において。
へ取イづるために第4図に示されるように三分割した方
が良く、前記中央突出部51下面に掛る部分は一部を該
突出部51側部まで切欠いた切欠29を設けているが、
断熱材25又は26を取り除いて、その代りにSUSメ
ツシュを入れるかあるいはピストンヘッド5の突出部5
1とピストンボディ6を直接接合するようにさせてもよ
い。前記鋳込詩にピストンヘッド5側にピストンボディ
6側から接合面に対して圧力を加えると、SUSメツシ
ュ27にピストンボディ6からのアルミニウムが入って
きてSUSメンシュ27内部の空気を押し出して樹枝状
体28(図において。
枝状の濃い線で示す)が生成し、該S U Sメツシュ
27をかなり硬い層に形成することで、SUSメツシュ
27とビストンボティ6とが一体化されピストンへ・ラ
ド5の嵌合部をホールドする。このピストンヘッド5お
よびピストンボディ6の結合のために更に隆起部および
嵌合部の係合関係を深くすることによって結合を強固に
することも出来る。
27をかなり硬い層に形成することで、SUSメツシュ
27とビストンボティ6とが一体化されピストンへ・ラ
ド5の嵌合部をホールドする。このピストンヘッド5お
よびピストンボディ6の結合のために更に隆起部および
嵌合部の係合関係を深くすることによって結合を強固に
することも出来る。
なお、上記SUSメツシュ内はアルミニウムで完全に満
たされないようにしているため、SUSメツシュ内では
、空気の断熱層が形成される。
たされないようにしているため、SUSメツシュ内では
、空気の断熱層が形成される。
ところで、前記鋳込眸において、アルミニウムがピスト
ンヘッド5下面設置位置に慣まないでボール状になる場
合がある。この場合には、SUSメツシュの温度を上げ
ておいて該SUSメツシュをアルミニウムの中に浸せば
、SUSメツシュのワイヤ表面の酸化膜が取れてSUS
ワイヤの鉄分と共析層を作り、それによってアルミニウ
ムの薄い被膜がSUSメツシュに被せられることになる
。そしてこのSUSメツシュをピストンヘッド5下面に
挿入後ピストンボディ6成形用のアルミニウム合金等を
鋳込めば、SUSメツシュ内に該アルミニウム合金等が
入りやすくなる。
ンヘッド5下面設置位置に慣まないでボール状になる場
合がある。この場合には、SUSメツシュの温度を上げ
ておいて該SUSメツシュをアルミニウムの中に浸せば
、SUSメツシュのワイヤ表面の酸化膜が取れてSUS
ワイヤの鉄分と共析層を作り、それによってアルミニウ
ムの薄い被膜がSUSメツシュに被せられることになる
。そしてこのSUSメツシュをピストンヘッド5下面に
挿入後ピストンボディ6成形用のアルミニウム合金等を
鋳込めば、SUSメツシュ内に該アルミニウム合金等が
入りやすくなる。
なお、前記SUSメツシュ27は、その材質をスチール
としても良い。また、SUSメツシュ27に換えてジル
コニアの多孔質のものを入れるとピストンへラド5から
ピストンボディ6に対する断熱性は更に良くなる。さら
に、前記SUSメツシュ27のかわりにSUS織布或い
はグラスウールに金属を鋳込んだものを用いても良い。
としても良い。また、SUSメツシュ27に換えてジル
コニアの多孔質のものを入れるとピストンへラド5から
ピストンボディ6に対する断熱性は更に良くなる。さら
に、前記SUSメツシュ27のかわりにSUS織布或い
はグラスウールに金属を鋳込んだものを用いても良い。
このようなピストンの構成により、ピストンへラド5と
ピストンボディ6間に通気性耐熱材料を使用することに
より断熱が図れると共に、両者間の強固な結合かえられ
ることになる。
ピストンボディ6間に通気性耐熱材料を使用することに
より断熱が図れると共に、両者間の強固な結合かえられ
ることになる。
以上詳細に説明したように、本発明は、断熱材よりなる
ピストンヘッドと、金属よりなるビス)・ンポディとを
、削熱材料を媒介させて結合することによりピストンを
構成したので、燃焼室側が高温になっていても、十分な
断熱が図られ、ピストンボディにアルミニウム合金を用
いても十分使用に耐えることが出来ることになる。また
、ピストンの往復動によって受ける力にも十分耐えうる
ことになる。
ピストンヘッドと、金属よりなるビス)・ンポディとを
、削熱材料を媒介させて結合することによりピストンを
構成したので、燃焼室側が高温になっていても、十分な
断熱が図られ、ピストンボディにアルミニウム合金を用
いても十分使用に耐えることが出来ることになる。また
、ピストンの往復動によって受ける力にも十分耐えうる
ことになる。
第1図はシステムの構成図、第2図は断熱エンジンの断
面図、第3図はピストンの拡大断面図、第4図はメツシ
ュの説明図である。 5・・ピストンヘッド、6・・ピストンボディ26・・
断熱材、27・・断熱メツシュ、5゜・・フランジ、5
1・・突出部、52命・凹部53・壷内側隆起B1)、
64・・1侯合81(特許出願人 いす\自動車株
式会社代 理 人 弁理士 辻
實(外1名)
面図、第3図はピストンの拡大断面図、第4図はメツシ
ュの説明図である。 5・・ピストンヘッド、6・・ピストンボディ26・・
断熱材、27・・断熱メツシュ、5゜・・フランジ、5
1・・突出部、52命・凹部53・壷内側隆起B1)、
64・・1侯合81(特許出願人 いす\自動車株
式会社代 理 人 弁理士 辻
實(外1名)
Claims (1)
- 断熱材よりなるピストンへ・ンドと、金属よりなるピス
トンボディとを、耐熱材料を媒介させて結合したことを
特徴とする断熱エンジンのピストン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10145083A JPS59226256A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 断熱エンジンのピストン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10145083A JPS59226256A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 断熱エンジンのピストン構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59226256A true JPS59226256A (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=14301024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10145083A Pending JPS59226256A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 断熱エンジンのピストン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59226256A (ja) |
-
1983
- 1983-06-07 JP JP10145083A patent/JPS59226256A/ja active Pending
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