JPS5922556Y2 - コントロ−ルパネルの操作ノブ照明装置 - Google Patents

コントロ−ルパネルの操作ノブ照明装置

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JPS5922556Y2
JPS5922556Y2 JP11583578U JP11583578U JPS5922556Y2 JP S5922556 Y2 JPS5922556 Y2 JP S5922556Y2 JP 11583578 U JP11583578 U JP 11583578U JP 11583578 U JP11583578 U JP 11583578U JP S5922556 Y2 JPS5922556 Y2 JP S5922556Y2
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light
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knob
fitting
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厚 山田
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株式会社小糸製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コントロールパネルの操作ノブ照明装置に関
し、特に操作ノブの位置が操作者の目の高さより下方に
あるようにされたものにおいて、操作ノブの視認性を良
好なるようにした新規なコントロールパネルの操作ノブ
の照明装置を提供しようとするものである。
例えば自動車等において、室内の温度、換気等の室内環
境を調節するためのコントロールレバーと該コントロー
ルレバーの操作位置を示す文字、記号等を配設した表示
パネルとを備えたコントロールパネルか゛用いられてい
る。
そして、このようなコントロールパネルによる操作は夜
間でも行なわれるものであるため、夜間においてもコン
トロールレバーの操作位置を確認することができるよう
に、文字、記号等や、コントロールレバーの先端に取り
付けられる操作ノブを照明する必要がある。
そこで、このような目的に適うものとして第1図乃至第
3図に示されるようなコントロールパネルが用いられて
いる。
即ち、運転室内の運転者に対向して配置される表示板a
に横長の摺動孔すを形成すると共に、該摺動孔すに近接
して例えばrcOOLERjrVENTj等操作ノブC
(7)操作位置を表示する情報記号d、 d・・・・
・・を照明電球e。
eからの光源によって外部即ち運転者及び同乗者に透過
状に表示するように、各情報記号d、d・・・・・・を
光線透過部として形成する。
そして、室内環境をコントロールするための操作ワイヤ
ーf、 fを動かすコントロールレバーgの先端を表
示板aの摺動孔すの内側から外側に向けて突出し、該レ
バーgを摺動孔すに沿っである情報記号のところまで移
動するとその情報記号にて示されたように室内環境がコ
ントロールされるようになっている。
そして、該レバーgの先端に操作ノブCを固定すると共
に前記表示板aの後方にその照明電球e、 eとは別
の光源電球りを設け、その光源電球りと操作ノブCとの
間に光学繊維束体iを設け、光源電球りからの光をこの
繊維束体iを通すことによって操作ノブCのところまで
導くようになっており、これによって夜間における操作
ノブCの位置を運転者及び同乗者に知らしめ操作の確実
を期することができるようになっている。
しかしながら、繊維束体iはその先端においてのみ光輝
し、しかも繊維束体iは図に示したようにその先端が操
作ノブCの前面に位置されているため、繊維束体iから
出射される光線の方向(矢印A)と操作者の視線方向(
矢印B)とが一致せず、従って、操作ノブCの視認性が
悪いという欠点がある。
そこで本考案は、操作ノブの照明を繊維束体によって行
なわないで、操作ノブには導光体を設けると共に該導光
体には例えば表示板等を照明するのに利用される光源か
らの光線を入射させその光線を操作者の視線方向に出射
させる反射部を設け、これによって操作ノブの視認性が
良好なるようにした新規なコントロールパネルの操作ノ
ブの照明装置を提供しようとするものであり、透明な材
料より成り適所に配設された光源からの光を導いて所定
の表示体を光輝させるようにした導光板と、該導光板に
沿って移動するようにされ不透明な材料より戒る操作ノ
ブ本体と、該操作ノブ本体に取着され透明な材料より成
る導光体とから戊り、該導光体は前記導光板から入射さ
れた光を導光体前方へ導びく反射面を有すると共に該光
を操作ノブ本体の少なくとも前方斜め上方に向けて出射
するように形成されていることを特徴とし、以下にその
詳細について添付図面に示された具体的な実施例に従っ
て説明する。
第4図乃至第6図は本考案のコントロールパネルの操作
ノブの照明装置の第1の実施例を示すものである。
1は不透明な材料で横長の長方形を為すように形成され
た枠体であり、その周縁部が後述する表示板の板厚に略
相当する高さ分だけ立ち上げられ、その部分がダツシュ
ボード2に形成された取付孔3に嵌め込まれるようにな
っている。
該枠体1にはその長手方向に沿って長い摺動凹部4が形
成されており、略摺動凹部4の後面にはやはり枠体1の
長手方向に沿って長い摺動孔5が形成されている。
そして、このように形成された枠体1の前側には前記摺
動凹部4に近接してrcOOLER」rVENT、 r
BILEVEL1rHEATERヨrDEF、 する表
示体6,6、・・・・・・が配置された表示板7が被着
されている。
そして、この表示体6,6、・・・・・・の形成は例え
ば次のようにして為される。
即ち、アクリル樹脂等から戊る光透過性板材の裏面に表
示体6,6、・・・・・・の部分を残して黒色インク等
により遮光印刷8を施し、更に、その上から白色又は青
色の拡散透過性の被膜9を付与する。
尚、表示体の形成はこのようなものに限定されるもので
はないことは勿論である。
10は枠体1に形成され、前記表示板7の特に表示体6
,6、・・・・・・が付されている部分の裏側に形成さ
れ後述する導光板を保持する保持室であり、表示板7の
背面に沿つて形成される反射室11と後述する光源電球
からの光を導く光導室12とが断面形状略「状を為すよ
うに形成され、該保持室10は表示板7の表示体6.6
、・・・・・・が付されている部分を全体に亘って形成
されている。
そして、該保持室10の反射室11下面は全体に亘って
開口13されており、又光導室12の後端面の適所には
光源電球14を保持し且つ該電球14を内部に挿入する
ための電球保持孔15が設けられている。
16は透明材料から成り、前記保持室10内に保持され
る導光板であり、反射室11内に保持される反射部17
と先導室12内に保持される光導部18とがそれぞれ反
射室11及び光導室12にぴったりと嵌合するように一
体に形成され、そして、反射部17と先導部18との境
にある外側の稜線部分は反射部17及び光導部18のそ
れぞれに対して略45°を為すように斜切19されてい
る。
そして、該導光板16の反射部17の背面の表示板7に
付された各表示体6,6、・・・・・・と対応したとこ
ろには略円錐状の点刻20が多数形成されており、又光
導部18の後端面の前記光源電球14が挿入されている
箇所には凹部21が形成され、この凹部21内に電球の
光源部が配置される。
尚、反射部17背面に形成される点刻20は凹部21か
ら導光板16内へ進入した光を表示板7の方へ反射する
ためのものであるから、他の適当な同効手段例えば線刻
状反射部の付与、プリズム状反射部の付与あるいは反射
被膜の付与等によって置き替えても良い。
22は操作ノブで、不透明な合成樹脂から成る操作ノブ
本体23と、透明な合成樹脂から戊る導光体24とから
成る。
操作ノブ本体23の上面には導光体24を受は入れる凹
部25が形成されており、そして、この凹部25の前端
は操作ノブ本体23の前面の上部にまで回り込んで開口
されている。
導光体24には上面の前側が前下がりに湾曲26シてお
り、下面の前端部及び後端部がそれぞれ端部に行くに従
って上へ行くように傾斜され、ここに反射面27.28
が形成される。
しかして、このように形成された導光体24はその湾曲
部26を前にして操作ノブ本体23の凹部25内に圧入
嵌合される。
そして、このとき、導光体24の反射面27.28と操
作ノブ本体23との間には隙間29.30が形成される
ようになっている。
31は操作ノブ本体23の後面に開口されたコントロー
ルレバー挿入穴であリ、該挿入穴31の中程に、突起3
2が突出形成されている。
しかして、コントロールレバー33を前記枠体1の摺動
凹部4の後面に形成された摺動孔5にその後方から挿入
してレバー33が摺動凹部4内に突出するようにして、
そして、それを完全に操作ノブ本体23の挿入穴31内
に挿入すると、レバー33に形成された小孔34が突起
32と係合し、これによって操作ノブ本体23がコント
ロールレバー33の先端に装着されると共に操作ノブ本
体23のコントロールレバー33からの抜けが防止され
る。
そして、このとき、操作ノブ22の導光体24の一方の
反射面28が枠体1に形成された開口13を通して導光
板16の反射部17の下端面と対向するようになってい
る。
本考案のコントロールパネルの操作ノブ照明装置の第1
の実施例は、上述した通りの構成を有するものであり、
光源電球14が点灯され表示板用導光板16の光導部1
8に光線が入射すると、その光は光導部18内を進み斜
切19部分にて反射部17方向に反射される。
反射部17に進入した光線は反射部17の背面に形成さ
れた点刻20によって前面に略垂直な方向に反射されて
反射部17の前面から出射し、切抜文字様の表示体6,
6、・・・・・・を透過し、これによって表示板7のす
べての表示体が光輝し、夜間における表示体の読み取り
が可能となる。
光導部18から反射部17に入射した光線の一部は反射
部17の背面に形成された点刻の影響を受けずに反射部
17の下端面35から下方に出射しその光線が操作ノブ
22の導光体24にその一方の反射面28と対応した上
面(入射面) 28”から入射する。
そして、操作ノブ22の導光体24に入射した光は反射
面28にて反射されて導光体24内を他方の反射面27
方向に進み、該他方の反射面27にて導光体24の湾曲
部26方向に反射され、その湾曲部26から操作ノブ2
2の前方斜め上方即ち操作者の視線方向と一致する方向
に出射し、従って、この湾曲部26が光輝し夜間におけ
る操作ノブ22の位置を極めて容易に確認することがで
きる。
尚、導光体24の湾曲部26は更に広角度よりの視認性
を良好にするためにフロスト面にすると良い。
尚、上記実施例において示した操作ノブ22は、そのノ
ブ本体23にコントロールレバー挿入穴31を形成する
と共にその中程に突起32を形成し、そして、コントロ
ールレバー33を前記挿入穴31に挿入してレバー33
に形成された小孔34を突起32に係合させ、これによ
って操作ノブ22をコントロールレバー33に取り付け
るようになっているが、操作ノブ22のコントロールレ
バー33ニ対スる保持が確実でなく、経年的にガタが生
ずる慣れがある。
そこで、操作ノブのコントロールレバーに対する取り付
けを例えば第7図乃至第10図に示したようにすると良
い。
即ち、操作ノブ22′は操作ノブ本体23′と導光体2
4′とそして、バネクリップ36とから構成される。
導光体24′は2つの反射面27’、 28’等以外に
その下面略中央部から鉤止部37が一体に垂設されてお
り、該鉤止部37にはその一側面に開口した係合溝38
が形成されている。
一方操作ノブ本体23′の受は入れ凹部25′の下部中
央には導光体24′の鉤止部37が圧入状態で嵌合する
孔39が形成されており、従って導光体24′はその鉤
止部37が孔39に圧入された状態で操作ノブ本体23
′の凹部25′内に受は入れられるようになっている。
操作ノブ本体23′には更に後面に開口されたコントロ
ールレバー挿入溝40が形成されており、その奥は導光
体24′の鉤止部37を受は入れる孔39と連通されて
いる。
しかして、コントロールレバー33を前記枠体1の摺動
凹部4の後面に形成された摺動孔5にその後方から挿入
し、そして、それを完全に操作ノブ本体23′の挿入溝
40内に挿入すると、コントロールレバー33の先端に
形成されそれより稍幅の狭い係止片41が孔39内に嵌
挿されている導光体24′の鉤止部37の係合溝38内
に入り、このために導光体24′は操作ノブ本体23′
の受は入れ凹部25′よりの脱落を防止される。
バネクリップ36は板状バネ材から成り、幅が広く且つ
平板状の基部42と該基部42の後端部から前端部に向
って湾曲状に折り曲げられた弾圧部43とから戒り、弾
圧部43の上面には突起44が形成されている。
45は操作ノブ本体23′の後面に開口し且つ前記レバ
ー挿入溝40の下方と連通したバネクリップ挿入孔で、
その下端部には幅広の取付溝46が連設されている。
しかして、バネクリップ36は、その基部42が取付溝
46に、弾圧部43が挿入孔45にそれぞれ挿入され、
そして、弾圧部43の上方部はレバー挿入溝40内に稍
突出される。
従って、レバー挿入溝40にコントロールレバー33が
挿入されると、バネクリップ36の弾圧部43は下方へ
押され、ここに反発力が蓄えられる。
そして、コントロールレバー33がレバー挿入溝40内
に完全に挿入されると、コントロールレバー33に設け
られた小孔34に弾圧部43の突起44が嵌まり込むこ
とになり、バネクリップ36の弾性力及びそのバネクリ
ップ36の突起44とコントロールレバー33の小孔3
4との保合によって操作ノブ22′はコントロールレバ
ー33に対して確実に取着され、経年的にガタが生ずる
ということがなくなる。
第11図及び第12図に本考案コントロールパネルの操
作ノブ照明装置の第2の実施例を示すものである。
この実施例は主に枠体の一部と操作ノブとが変形された
ものである。
従って、枠体の変形された部分以外の部分については第
1の実施例と同じ符号を付しその説明を省略し、操作ノ
ブについては符号を新たにして説明する。
この実施例の操作ノブ47も不透明な合成樹脂から成る
操作ノブ本体48と、透明な合成樹脂から戊る導光体4
9とから形成されている。
導光体49は先端立上げ部50とこの立上げ部50の下
端部から後方へ延ばされた尾部51とが一体に形成され
て成り、尾部51の後端部下面が後方へ行くに従い上へ
行くように傾斜され、又、立上げ部50の下面が前方へ
行くに従って上へ行くように傾斜され、これら傾斜され
た面がそれぞれ反射面52.53とされている。
そして、この導光体49の立上げ部50の上面及び前面
は曲面54によって連結され、且つこの全体がフロスト
面55とされている。
操作ノブ本体48には、後端中央に開口し且つ前方へ向
って延びると共にその前端部は斜め上方へ向って延び操
作ノブ本体48の前端部において前面上方部と上面前方
部とに開口する嵌合孔56が形成されており、そして、
この嵌合孔56は導光体49を圧入状態で受は入れる程
度のサイズに形成されている。
又、この嵌合孔56の反射面53と対向した面57は凹
面とされて、反射面53との間に隙間58が形成される
ようにする。
しかして、導光体49は操作ノブ本体48の嵌合孔56
の前端側からその尾部51が挿入され、そして、尾部5
1が嵌合孔56の後端開口から後方へ大きく突出された
状態で取り付けられる。
そして、嵌合孔56のサイズが導光体49を圧入状態で
受は入れる大きさに形成されているため、導光体49は
挿入方向と逆方向の力を加えられない限り、操作ノブ本
体48から脱落することがない。
尚、59は操作ノブ本体48の後面に開口されたコント
ロールレバー挿入溝であり、前記の嵌合孔56の下方に
連続して設けられており、該挿入溝59の中程には突起
60が形成されている。
一方、枠体1′には第1の実施例で示された摺動凹部4
は形成されず、それに替えて操作ノブ47の導光体49
の尾部51のみが挿通される程度の幅を持ち且つ横長の
挿通孔61が形成されている。
しかして、コントロールレバー33を前記枠体1′の挿
通孔61にその後方から挿入してレバー33が表示板7
より前方に突出するようにし、そして、それを完全に操
作ノブ本体48に形成されたコントロールレバー挿入溝
59に挿入すると、レバー33に形成された小孔34が
突起60と係合し、操作ノブ本体48のコントロールレ
バー33からの抜けが防止される。
そして、このとき、操作ノブ47の導光体49の尾部5
1に形成された反射面52と対応した上面(入射面)5
2′が枠体1′に形成された開口13′を通して導光板
16の反射部17の下端面35と対向するようになって
いる。
本考案のコントロールパネルの操作ノブ照明装置の第2
の実施例は、上述した通りの構成を有するものであり、
図示しない光源電球が点灯されると、導光板16の作用
によって表示板7に付された表示体6,6、・・・・・
・が光輝し、夜間における表示体6,6、・・・・・・
の読み取りが可能となる。
導光板16内を進んだ光線の一部は導光板16の反射部
17の下端面35から出て枠体1′の開口13′を通り
操作ノブ47の導光体49にその一方の反射面52と対
応した入射面52′から入射する。
そして、操作ノブ47の導光体49に入射した光は反射
面52にて反射されて導光体49内を他方の反射面53
方向に進み、該他方の反射面53にて導光体49の曲面
54方向に反射され、その曲面54から操作ノブ47の
前方斜め上方に出射し、従って、この曲面54が光輝し
夜間における操作ノブ47の位置を極めて容易に確認す
ることができる。
尚、この第2の実施例においても、操作ノブとコントロ
ールレバーとの結合方法は上述したものに限られるもの
はなく、例えば前記第1の実施例のようにバネクリップ
を用いて両者が経年的にガタつかないようにしても構わ
ない。
第13図及び第14図は本考案コントロールパネルの操
作ノブ照明装置の第3の実施例を示すものである。
そして、この実施例は主に枠体及び導光板の一部と操作
ノブとが変形されたものである。
この実施例においては、2つの操作ノブ62.63が装
備される。
上側に配置される操作ノブ62は不透明な合成樹脂から
戒る操作ノブ本体64と、透明な合成樹脂から成る導光
体65とから形成されている。
導光体65は嵌合部66とこの嵌合部66の後端部から
上方へ略直角に屈曲された突出部67とが一体に形成さ
れて戊り、突出部67の上端面は上方に行くに従い前方
へ傾斜するような反射面68とされ、嵌合部66と突出
部67との境にある下側の稜線部分が嵌合部66及び突
出部67のそれぞれに対して略45°を為すように斜切
されて中間反射面69とされ、更に嵌合部66の前端部
下面が前方に行くに従って上へ傾斜するような出射反射
面70とされている。
そして、この導光体65の嵌合部66の上面と前面とは
曲面71によって連結され、該曲面71はフロスト面と
されている。
操作ノブ64には、その上面及び前面上方部とに開口す
る嵌合凹部72が形成されており、そして、この嵌合凹
部72は導光体65の嵌合部66を圧入状態で受は入れ
る程度のサイズに形成されている。
又、この嵌合凹部72の前記導光体65の2つの反射面
69゜70と対向した面73.74は凹面とされて、反
射面との間に隙間75.76が形成されるようにする。
しかして、導光体65は操作ノブ本体64の嵌合凹部7
2の上方からその嵌合部66が圧入され、嵌合部66の
前端曲面71が嵌合孔72の先端部に位置するようにさ
れ、そして、突出部67が嵌合凹部72から上方へ大き
く突出された状態で取り付けられる。
尚、77は操作ノブ本体64の後面に開口されたコント
ロールレバー挿入溝であり、前記の嵌合凹部72の上方
に連続して設けられており、該挿入溝77の中程には突
起78が形成されている。
下側に配置される操作ノブ63も不透明な合成樹脂から
成る操作ノブ本体79と、透明な合成樹脂から戊る導光
体80とから成る。
この導光体80は嵌合部81と突出部82とが一体に形
成されて威り、該導光体80は、突出部82が下方を向
くようにして操作ノブ本体79に取着される。
導光体80はその突出部82の下端面が下方に行くに従
い前方へ傾斜するような反射面83とされ、嵌合部81
と突出部82との境にある上側の稜線部分が嵌合部81
及び突出部82のそれぞれに対して略45°を為すよう
に斜切されて中間反射面84とされ、更に嵌合部81の
前面は凸曲面85とされ該凸曲面にはフロスト加工が施
されている。
操作ノブ本体79には、前端中央に開口し且つ後方へ向
って延びると共にその後端部は下方へ向って延び操作ノ
ブ本体79の下面に開口する嵌合孔86が形成されてお
り、そして、この嵌合孔86は導光体80の圧入状態で
受は入れる程度のサイズに形成されている。
又、この嵌合孔86の中間反射面84と対向した面87
は凹面とされて、反射面84との間に隙間88が形成さ
れるようにする。
しかして、導光体80は操作ノブ本体79の嵌合孔86
の下端側から嵌合部81が挿入され、嵌合部81の先端
凸曲面85が嵌合孔86の前端開口から前方に突出され
、そして、突出部82が嵌合孔86から下方へ突出され
た状態で取り付けられる。
尚、89は操作ノブ本体79の後面に開口されたコント
ロールレバー挿入溝であり、前記の嵌合孔86の上方に
連続して設けられており、該挿入溝89の中程には突起
90が形成されている。
一方、枠体1″には前記第1の実施例で示された枠体1
の摺動凹部4より幅広な摺動凹部91が形成されており
、該摺動凹部91の後面には2つの摺動孔92.93が
形成されている。
又、この摺動凹部91の上下壁面には枠体後面に沿って
長く形成された切欠94.95が設けられている。
枠体1″の後面の前記切欠94.95に近接した部分は
その切欠94゜95に沿って長く形成された開口96.
97が設けられている。
そして、更に、該枠体1″の開口96.97に対応した
導光板16″の端部はその導光板16″の反射部17″
を進んできた光線を枠体1″の開口96゜97方向に反
射出射し得るように斜切98.99されている。
しかして、2つのコントロールレバー33゜33を枠体
1″の摺動孔92.93にそれぞれその後方から挿入し
てレバー33先端が摺動凹部91内に突出するようにし
、そして、それらを操作ノブ本体64、79に形成され
たコントロールレバー挿入溝77、89に挿入すると、
レバー33に形成された小孔34が各々の操作ノブ62
.63の突起78.90と係合して操作ノブ62.63
コントロールレバー33,33ニ完全に取り付けられ、
操作ノブ62.63のコントロールレバー33.33か
らの抜けか一防止される。
そして、上側に配された操作ノブ62の導光体65の突
出部67には摺動凹部91の上面に形成された切欠94
を通してその上方に突出され従って突出部67の反射面
83に対応する入射面68′が枠体1″に形成された開
口96と対向するようにされ、又下側に配された操作ノ
ブ63の導光体80の突出部82は摺動凹部91の下面
に形成された切欠95を通してその下方に突出され従っ
て突出部82の反射面83に対応する入射面83′が枠
体1″に形成された開口97と対向するようにされる。
本考案コントロールパネルの操作ノブ照明装置の第3の
実施例は、上述した通りの構成を有するものであり、図
示しない光源電球が点灯されると、導光板・16″の作
用によって表示板7に付された表示体6,6、・・・・
・・が光輝し、夜間における表示体6.6、・・・・・
・の読み取りが可能となる。
そして、導光板16″の反射部17″を進んだ光線の一
部は導光板16“の反射部17″の斜切部分に98.9
9にて各々開口96.97方向に反射出射され、それぞ
れ操作ノブ62.63の導光体65.80に入射する。
上側の操作ノブ62の導光板65に入射した光線は、そ
の突出部67の先端に形成された反射面68及び中間反
射面69にて反射されて嵌合部66の前端方向に進む。
そして、その光線は嵌合部66の反射面70にて曲面7
1方向に反射されその曲面71から前方斜め上方に出射
される。
一方、下側の操作ノブ63の導光体80に入射した光線
は、やはりその突出部82に形成された反射面83と中
間反射面84とによってそれぞれ反射されて嵌合部81
の前端方向に案内され、ここで嵌合部81の前端に形成
された凸曲面85を出射するときに上下方向において比
較的広い角度範囲をもって出射される。
上述したように、本考案コントロールパネルの操作ノブ
照明装置は、特に操作ノブに装置された導光体に入射し
た光を操作ノブの前方斜め上方即ち操作者の視線方向に
向けて出射させるようにしたため、操作ノブの視認性が
極めて良好となる優れた効果を発揮することができる。
尚、第1及び第2の実施例において、操作ノブが挿入さ
れる摺動凹部4及び挿通孔61の下面100に黒色塗装
等を施して光吸収性の面としておけば、その面が導光板
端面から出た光や外部光線を反射して操作ノブの視認性
を害するという不具合がなくなり操作ノブの視認性がよ
り一層明確となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来のコントロールパネルの操作ノ
ブ照明装置の一例を示し、第1図は一部分を断面にて示
す平面図、第2図は正面図、第3図は第1図の3−3線
に沿って切断した断面図、第4図乃至第6図は本考案コ
ントロールパネルの操作ノブ照明装置の第1の実施例を
示し、第4図は正面図、第5図は第4図の5−5線に沿
って切断した断面図、第6図は第4図の6−6線に沿っ
て切断した断面図、第7図乃至第10図は前記第1の実
施例の変形例を示し、第7図は操作ノブの縦断側面図、
第8図は操作ノブの分解斜視図、第9図は第7図の9−
9線に沿って切断した断面図、第10図は第7図の10
−10線に沿って切断した断面図、第11図及び第12
図は本考案コントロールパネルの操作ノブ照明装置の第
2の実施例を示し、第11図は要部の縦断側面図、第1
2図は操作ノブの斜視図、第13図及び第14図は本考
案コントロールパネルの操作ノブ照明装置の第3の実施
例を示し、第13図は要部の縦断側面図、第14図は操
作ノブの斜視図である。 符号の説明、6・・・・・・表示体、14・・・・・・
光源、16・・・・・・導光板、23.48.64.7
9・・・・・・操作ノブ本体、24゜49、65.80
・・・・・・導光体、27.28.52.53.68.
69゜70、83.84・・・・・・反射面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明な材料より成り適所に配設された光源がらの光を導
    いて所定の表示体を光輝させるようにした導光板と、該
    導光板に沿って移動するようにされ不透明な材料より戊
    る操作ノブ本体と、該操作ノブ本体に取着され透明な材
    料より威る導光体とから成り、該導光体は前記導光板か
    ら入射された光を導光体前方へ導びく反対面を有すると
    共に該光を操作ノブ本体の少なくとも前方斜め上方に向
    けて出射するように形成されていることを特徴とするコ
    ントロールパネルの操作ノブ照明装置。
JP11583578U 1978-08-24 1978-08-24 コントロ−ルパネルの操作ノブ照明装置 Expired JPS5922556Y2 (ja)

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