JP3194978B2 - コントロールノブの照明装置 - Google Patents
コントロールノブの照明装置Info
- Publication number
- JP3194978B2 JP3194978B2 JP10133991A JP10133991A JP3194978B2 JP 3194978 B2 JP3194978 B2 JP 3194978B2 JP 10133991 A JP10133991 A JP 10133991A JP 10133991 A JP10133991 A JP 10133991A JP 3194978 B2 JP3194978 B2 JP 3194978B2
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- JP
- Japan
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- light
- knob
- base
- lighting device
- slider
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- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のヒータコント
ロール等に使用されるコントロールノブの照明装置に関
するものである。
ロール等に使用されるコントロールノブの照明装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コントロールノブには、夜間でも
その位置を容易に認識できるように、照明装置が設けて
あり、例えば、ノブにLED等の発光素子を内蔵して直
接ノブを照明するものがある。
その位置を容易に認識できるように、照明装置が設けて
あり、例えば、ノブにLED等の発光素子を内蔵して直
接ノブを照明するものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のでは、前記発光素子を電気的に接続するための配線が
必要となっていた。このため、スライドノブを長期間使
用しているうちに、断線等によりその機能を果たさなく
なることがあった。また、前記ノブをいずれの位置に移
動させても、そこから照射される光量は変わらないた
め、ノブが所定位置に移動しているかどうかの判断はで
きなかった。このため、本発明では、所定位置への操作
状態を認識可能なコントロールノブの照明装置を提供す
ることを目的とする。
のでは、前記発光素子を電気的に接続するための配線が
必要となっていた。このため、スライドノブを長期間使
用しているうちに、断線等によりその機能を果たさなく
なることがあった。また、前記ノブをいずれの位置に移
動させても、そこから照射される光量は変わらないた
め、ノブが所定位置に移動しているかどうかの判断はで
きなかった。このため、本発明では、所定位置への操作
状態を認識可能なコントロールノブの照明装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、コントロールノブの照明装置を、光源から
の光を透過して所定位置に照射する透光部材と、複数の
節度用凹部を備えたベースと、該ベースに摺動自在に取
り付けられたスライダと、前記透光部材からの光を反射
する反射面および前記節度用凹部に係脱自在な係合部を
有し、前記スライダに保持されるとともにベースに向か
って付勢されたアクションブロックと、前記アクション
ブロックの反射面からの反射光を透過する透光部を有
し、前記スライダに取り付けられたノブとを備え、前記
係合部が節度用凹部に係合している場合にのみ、ノブの
透光部を透過する光量が多くなるようにしたものであ
る。
成するため、コントロールノブの照明装置を、光源から
の光を透過して所定位置に照射する透光部材と、複数の
節度用凹部を備えたベースと、該ベースに摺動自在に取
り付けられたスライダと、前記透光部材からの光を反射
する反射面および前記節度用凹部に係脱自在な係合部を
有し、前記スライダに保持されるとともにベースに向か
って付勢されたアクションブロックと、前記アクション
ブロックの反射面からの反射光を透過する透光部を有
し、前記スライダに取り付けられたノブとを備え、前記
係合部が節度用凹部に係合している場合にのみ、ノブの
透光部を透過する光量が多くなるようにしたものであ
る。
【0005】
【実施例】次に、本発明に係るコントロールノブの照明
装置の一実施例について添付図面を参照して説明する。
このコントロールノブの照明装置は、自動車のヒータコ
ントロール装置に設けられ、図1に示すように、大略、
ベース1、透光部材4、スライダ8、スライドノブ14
およびアクションブロック16から構成されている。
装置の一実施例について添付図面を参照して説明する。
このコントロールノブの照明装置は、自動車のヒータコ
ントロール装置に設けられ、図1に示すように、大略、
ベース1、透光部材4、スライダ8、スライドノブ14
およびアクションブロック16から構成されている。
【0006】前記ベース1は合成樹脂製の板状体で、先
端部の下面から断面略L字形のスライド板2が延設され
ており、このスライド板2と対向する面には複数の節度
用凹部3が形成されている。前記透光部材4はアクリル
樹脂等からなる板状体で、前記ベース1の上面に先端部
が前方に突出するように配設されている。この透光部材
4の先端部は傾斜して金属蒸着等が施されることにより
反射面6となり、中央部に設けた貫通孔5内に位置する
光源7からの光を下方に反射するようになっている。
端部の下面から断面略L字形のスライド板2が延設され
ており、このスライド板2と対向する面には複数の節度
用凹部3が形成されている。前記透光部材4はアクリル
樹脂等からなる板状体で、前記ベース1の上面に先端部
が前方に突出するように配設されている。この透光部材
4の先端部は傾斜して金属蒸着等が施されることにより
反射面6となり、中央部に設けた貫通孔5内に位置する
光源7からの光を下方に反射するようになっている。
【0007】前記スライダ8は、四角形状の第1凹部1
0および第2凹部12をそれぞれ備えた第1保持部9お
よび第2保持部11からなり、前記第1保持部9の下方
には対向して係止爪部13が延設されている。このスラ
イダ8は、係止爪部13の上面と前記第1保持部9の下
面との間に前記ベース1のスライド板2を挟持し、係止
爪部13の先端をスライド板2の垂直面縁部に係止して
ベース1に摺動自在に取り付けられる。また、前記係止
爪部13の下面に設けた突起13aは、コントロールレ
バー21の係止溝22に係止されており、このコントロ
ールレバー21を回動させることにより、ワイヤー23
を介して図示しないヒータコントロール装置を駆動する
ようになっている。前記スライドノブ14は前記スライ
ダ8の第2保持部11の先端に取り付けられている。こ
のスライドノブ14の先端部はアクリル樹脂等からなる
透光部15が設けられ、下記するアクションブロック1
6からの光を透光するようになっている。
0および第2凹部12をそれぞれ備えた第1保持部9お
よび第2保持部11からなり、前記第1保持部9の下方
には対向して係止爪部13が延設されている。このスラ
イダ8は、係止爪部13の上面と前記第1保持部9の下
面との間に前記ベース1のスライド板2を挟持し、係止
爪部13の先端をスライド板2の垂直面縁部に係止して
ベース1に摺動自在に取り付けられる。また、前記係止
爪部13の下面に設けた突起13aは、コントロールレ
バー21の係止溝22に係止されており、このコントロ
ールレバー21を回動させることにより、ワイヤー23
を介して図示しないヒータコントロール装置を駆動する
ようになっている。前記スライドノブ14は前記スライ
ダ8の第2保持部11の先端に取り付けられている。こ
のスライドノブ14の先端部はアクリル樹脂等からなる
透光部15が設けられ、下記するアクションブロック1
6からの光を透光するようになっている。
【0008】前記アクションブロック16は、前記ベー
ス1の節度用凹部3に係脱する係合部17を備えてお
り、この係合部17には下面に凹部18が形成されてい
る。そして、この係合部17の前端は下方に延設され、
その先端部には反射面19が形成されている。このアク
ションブロック16は、凹部18にスプリング20が配
されて前記スライダ8の第1凹部10に係合部17の下
方を上下動自在に保持されるようになっており、この状
態では、前記係合部17は前記ベース1の先端部下面に
向かって付勢されている。また、その反射面19は、前
記透光部材4の反射面6からの光を水平方向に反射する
位置に配され、前記係合部17が前記ベース1の節度用
凹部3に係脱することにより、前記第2凹部12に出没
するようになっている。
ス1の節度用凹部3に係脱する係合部17を備えてお
り、この係合部17には下面に凹部18が形成されてい
る。そして、この係合部17の前端は下方に延設され、
その先端部には反射面19が形成されている。このアク
ションブロック16は、凹部18にスプリング20が配
されて前記スライダ8の第1凹部10に係合部17の下
方を上下動自在に保持されるようになっており、この状
態では、前記係合部17は前記ベース1の先端部下面に
向かって付勢されている。また、その反射面19は、前
記透光部材4の反射面6からの光を水平方向に反射する
位置に配され、前記係合部17が前記ベース1の節度用
凹部3に係脱することにより、前記第2凹部12に出没
するようになっている。
【0009】前記構成のコントロールノブの照明装置で
は、夜間等に光源7を点灯すると、光源7から発せられ
た光は透光部材4を透過し、その先端の反射面6で下方
に反射する。したがって、アクションブロック16がい
ずれの位置にあっても、反射面6で反射した光が反射面
19に照射されることになる。この反射面19に照射さ
れた光は、その後、水平方向に反射する。ここで、図2
に示すように、スライドノブ14を保持し、スライダ8
を所定位置にスライド移動させてアクションブロック1
6の係合部17をベース1の節度用凹部3に係止した状
態では、反射面19が第2凹部12の外に位置している
ので、反射面19で反射した光は、そのままスライドノ
ブ14の透光部15を透過して外部に放射される。これ
により、スライドノブ14が十分に照明されるので、運
転者等はこのスライドノブ14が適正位置にあることを
認識することができる。
は、夜間等に光源7を点灯すると、光源7から発せられ
た光は透光部材4を透過し、その先端の反射面6で下方
に反射する。したがって、アクションブロック16がい
ずれの位置にあっても、反射面6で反射した光が反射面
19に照射されることになる。この反射面19に照射さ
れた光は、その後、水平方向に反射する。ここで、図2
に示すように、スライドノブ14を保持し、スライダ8
を所定位置にスライド移動させてアクションブロック1
6の係合部17をベース1の節度用凹部3に係止した状
態では、反射面19が第2凹部12の外に位置している
ので、反射面19で反射した光は、そのままスライドノ
ブ14の透光部15を透過して外部に放射される。これ
により、スライドノブ14が十分に照明されるので、運
転者等はこのスライドノブ14が適正位置にあることを
認識することができる。
【0010】ところが、前記スライドノブ14を所定位
置にスライド移動させておらず、アクションブロック1
6の係合部17が前記節度用凹部3に係止していない状
態では、このアクションブロック16は下方に押し下げ
られることになり、その反射面19は前記スライダ8の
第2凹部12内に位置することになる。この結果、前記
反射光は、この第2凹部12を形成する前方壁で遮られ
ることになり、スライドノブ14の透光部15からは少
量しか放射されず、運転者等はスライドノブ14が適正
な位置にきていないことを認識できることになる。な
お、本実施例では、反射光を第2凹部12を形成する壁
面で遮るようにしたが、図3に示すように、スライドノ
ブ14内に遮蔽板14aを設けることにより行ってもよ
く、また、図4に示すように、透光部15の位置を上方
に移動させることにより行ってもよい。
置にスライド移動させておらず、アクションブロック1
6の係合部17が前記節度用凹部3に係止していない状
態では、このアクションブロック16は下方に押し下げ
られることになり、その反射面19は前記スライダ8の
第2凹部12内に位置することになる。この結果、前記
反射光は、この第2凹部12を形成する前方壁で遮られ
ることになり、スライドノブ14の透光部15からは少
量しか放射されず、運転者等はスライドノブ14が適正
な位置にきていないことを認識できることになる。な
お、本実施例では、反射光を第2凹部12を形成する壁
面で遮るようにしたが、図3に示すように、スライドノ
ブ14内に遮蔽板14aを設けることにより行ってもよ
く、また、図4に示すように、透光部15の位置を上方
に移動させることにより行ってもよい。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係るコントロールノブの照明装置によれば、スライドノ
ブを反射面を介して照明するようにしているので、従来
のように断線等の不良が発生することがなく、耐久性が
よくなる。また、前記アクションブロックの係合部が、
節度用凹部に係合していない場合には、ノブの透光部か
ら照射される光量が少なくなるので、係合している場合
との差が光量の差となって現れ、ノブが所定の位置に位
置しているかどうかを認識できることになる。
係るコントロールノブの照明装置によれば、スライドノ
ブを反射面を介して照明するようにしているので、従来
のように断線等の不良が発生することがなく、耐久性が
よくなる。また、前記アクションブロックの係合部が、
節度用凹部に係合していない場合には、ノブの透光部か
ら照射される光量が少なくなるので、係合している場合
との差が光量の差となって現れ、ノブが所定の位置に位
置しているかどうかを認識できることになる。
【図1】 コントロールノブの照明装置の分解斜視図で
ある。
ある。
【図2】 コントロールノブの照明装置の断面図であ
る。
る。
【図3】 第2実施例を示すノブの断面図である。
【図4】 第3実施例を示すノブの断面図である。
1…ベース、3…節度用凹部、6…反射面、8…スライ
ダ、14…ノブ、15…透光部、16…アクションブロ
ック、17…係合部、19…反射面。
ダ、14…ノブ、15…透光部、16…アクションブロ
ック、17…係合部、19…反射面。
Claims (1)
- 【請求項1】 光源からの光を透過して所定位置に照射
する透光部材と、複数の節度用凹部を備えたベースと、
該ベースに摺動自在に取り付けられたスライダと、前記
透光部材からの光を反射する反射面および前記節度用凹
部に係脱自在な係合部を有し、前記スライダに保持され
るとともにベースに向かって付勢されたアクションブロ
ックと、前記アクションブロックの反射面からの反射光
を透過する透光部を有し、前記スライダに取り付けられ
たノブとを備え、前記係合部が節度用凹部に係合してい
る場合にのみ、ノブの透光部を透過する光量が多くなる
ようにしたことを特徴とするコントロールノブの照明装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10133991A JP3194978B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | コントロールノブの照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10133991A JP3194978B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | コントロールノブの照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04331623A JPH04331623A (ja) | 1992-11-19 |
JP3194978B2 true JP3194978B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=14298083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10133991A Expired - Fee Related JP3194978B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | コントロールノブの照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3194978B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6563526B1 (en) | 1999-01-22 | 2003-05-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image formation apparatus |
US6710794B1 (en) | 1999-08-31 | 2004-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Light print head |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP10133991A patent/JP3194978B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6563526B1 (en) | 1999-01-22 | 2003-05-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image formation apparatus |
US6710794B1 (en) | 1999-08-31 | 2004-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Light print head |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04331623A (ja) | 1992-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010424 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |