JPS59221397A - けい光増白剤含有洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なけい光増白剤含有洗浄剤組成物、さらに
詳しくいえば、せんたく中に被洗布に発生するけい光増
白剤の付着むらを防止しうるけい光増白剤含有洗浄剤組
成物に関するものである。

近年、衣類などのせんたく時においては、汚れ除去効果
を最大限に発揮するために、いわゆる６つけおき洗い″
を行うことが一般的習慣となっている。

しかしながら、この”つけおき洗い″に、従来のけい光
増白剤含有洗浄剤を用いる場合、往々にして被洗布にい
わゆる”けい光むら″が生じ、消費者に対して衣類など
の仕上りに悪い印象を与えることになり、クレーム発生
の要因となっている。

本発明者らは、このような欠点を改良したけい光増白剤
含有洗浄剤組成物全提供すべく鋭意研究を重ねた結果、
脂肪酸ナトリウム、α−スルホ脂肪酸塩及びポリエチレ
ングリコールを所定の割合で配合し、これにけい光増白
剤を加えた洗浄剤組成物がその目的を達成しうろことを
見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った
。

すなわち、本発明は。

（Ａｌ　　炭素数１２〜２０の脂肪酸残基全方する脂肪
酸ナトリウム０．１重量％以上５重量−以下、（Ｂ）　
　一般式 （式中のＲは炭素数１０〜２ｏのアルキル基又はアルケ
ニル基、Ｍはアルカリ金属又はアルカリ土類金属である
） で表わされるα−スルホ脂肪酸塩１重量％以上１０重量
％未満、 （Ｃ）　　平均分子量６００−１０．０００のポリ１　
’ＩＦ−Ｖ　７グリコール０．５重量−以上５重量％以
下、及び（Ｄ）　　けい光増白剤 を必須成分として含有し、かつ（Ａ）成分／（Ｂ）成分
の重量比が１以下であることを特徴とするけい光増白剤
含有洗浄剤組成物を提供するものである。

なお、α−スルホ脂肪酸塩を含有する洗浄剤組成物は提
案されているが（特開昭４７−６２７６号公報、特開昭
４７−１２５８２号公報）、セッケン、α−スルホ脂肪
酸塩及びＰＥ１ｉＧの組合せは知られていない。

本発明組成物において（Ａ）成分として用いる脂肪酸ナ
トリウムは、炭素数１２〜２０の脂肪酸残基全方するも
のであって、特に炭素数１４〜１８の脂肪酸残基全方す
るものが好適である。

この脂肪酸ナトリウムは、天然の動物油脂や植物油脂、
例えば牛脂、パーム油、ヤシ油及びそれらの類似物質を
直接けん化するか、あるいはそれらより誘導される脂肪
酸又は合成脂肪酸を水酸化ナトリウムを用いて中和する
ことによシ製造される。

本発明組成物における脂肪酸ナトリウムの含有量は０．
１〜５重量％、好ましくは０．５〜２．５重量−の範囲
である。この含有量がｏ、ｉ重量未満ではけい光むら防
止に十分な効果が発揮されず、また５重量％ｔ−超える
と、被洗布が黄変して好ましくない。

本発明組成物において（Ｂ）成分として用いるα−スル
ホ脂肪酸塩は、次の一般式（Ｉ） ８０５Ｍ （式中のＲ及びＭは前記と同じ意味をもつ）で表わされ
るものであって、特に炭素数１６の脂肪酸４０重量−以
上を含むものが好ましい。

このα−スルホ脂肪酸塩は全炭素数１２〜２２の脂肪酸
を通常の連続薄膜継スルホン化装置又は種型スルホン化
装置でスルホン化したのち中和するか、あるいは脂肪酸
エステルをスルポン化したのち、強アルカリ下で加熱処
理することによって得られる。

本発明組成物におけるα−スルホ脂肪酸塩の含有量は１
重量％以上１０重量％未満、好ましくは３〜６重量−の
範囲であって、この含有量が１重量−未満では十分なけ
い光むら防止効果が発揮されず、また１０重量−以上に
なると、洗浄剤の製造時においてそのスラリー粘度が大
幅に上昇し好ましくない。

また、本発明組成物においては、前記の（Ａ）成分と（
Ｂ）成分との重量比（Ａ）成分／（Ｂ）成分は１以下で
あることが必要であり、この重量比が１を超えると十分
なけい光むら防止効果が発揮されない。

本発明組成物において（０）成分として用いるポリエチ
レングリコールは、その平均分子量が６００〜１０．０
００の範囲のものであって、この範囲以外の平均分子量
を有するポリエチレングリコールでは、本発明の効果が
十分に発揮されない。このポリエチレングリコールの含
有量は、組成物に対して０．５〜５重量％、好ましくは
１〜３重量％の範囲であって、この範囲を外れると十分
な効果が発揮されない。

本発明組成物においての）成分として用いるけい光増白
剤としては、通常洗浄剤組成物に慣用されているもの、
例えばスチルベン型又はビフェニル型のものがあり、そ
の典型的な例としてチノパールＯＢＳ　（チバガイギー
社製）が挙げられる。

このけい光増白剤の含有量については特に制限はないが
、通常０．１〜１．０重ｉｔ％の範囲である。

本発明の洗浄剤組成物には、前記の必須成分に加えて必
要に応じ、通常の洗浄剤に慣用されている各種の界面活
性剤、例えばアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
アルキル硫酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナ
トリウム、α−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリウム
、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム
などのアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアル
°キルエーテルなどの非イオン性界面活性剤、カチオン
性界面活性剤、両性界面活性剤などや、各種のビルダー
、例えばニトリロトリ酢酸ナトリウム、エチレンジアミ
ンテトラ酢酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、
クエン酸ナトリウムなどのキレートビルグー、アルミノ
シリケートなどのカルシウム捕捉ビルダー、炭酸ナトリ
ウムやケイ酸すｌ・リウムのような補助ビルダーなどや
、硫酸ナトリウムなどの増量剤、カルボキシメチルセル
ロースなどの再汚染防止剤、香料、色素などを配合する
こともできる。

本発明のけい光増白剤含有洗浄剤組成物は、特定の脂肪
酸す）　ＩＪウム、α−スルホ脂肪酸塩及びポリエチレ
ングリコールを所定の割合で配合し、これにけい光増白
剤を加えたものであって、これを用いて衣類などをせん
たくする場合、被洗布にけい光増白剤の付着むらが生じ
ない。

次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。

なお、洗浄剤組成物のけい光むら染め性は次に示す方法
に従って評価した。

被洗布として綿メリヤス布を用い、３日間着用後試験に
供した。

５ｔの水道水（約４°ＤＨ，１５℃）の中に０．６７− 重量％濃度になるように洗浄剤組成物を加え、これに前
記の被洗布を加えて１６時間放置する。次いでせんたく
機（うず巻型、反転式）の中に移し、該組成物の濃度が
０．１５重量％になるように水道水を加え、浴比ｌ：３
０で通常の操作に従ってせんたくシ、次いで組成物を含
まない水で３分間すすぎを２回行ったのち、脱水して被
洗布を風乾する。

この風乾した被洗布を紫外線光下で目視判定し、次の基
準に従って評価した。

Ａ、けい光増白剤が均一にむらなく被洗布に染色してい
る。

Ｂ：わずかにむらが認められる。

Ｃ：むらが多く認められる。

また、実施例における表中の略記号は次の化合物を表わ
す。

α−８ＦＭθ　°α−スルホ硬化牛脂脂肪酸メチルエス
テルナトリウム α−８Ｆジ塩：α−スルホパルミチン酸ジナトリウムセ
ッケン　：牛脂脂肪酸ナトリウム 　９− ８− ＡＳ　　　　、ラウリル硫酸ナトリウム実施例１〜４ 次表に示されるような成分組成を有する洗浄剤組成物を
調製し、けい光むら染め性を評価した。

その結果を次表に示す。

特許出願人　ライオン株式会社 代理人　阿　形　　　明 １１−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １（Ａ）炭素数１２〜２０の脂肪酸残基分有する脂肪酸
   す）　ＩＪウム０１重重量％以上５量量係以下 （Ｂ）　　一般式 ％式％ （式中のＲは炭素数１０〜２０のアルキル基又はアルケ
   ニル基、Ｍはアルカリ金属又はアルカリ土類金属である
   ） で表わされるα−スルホ脂肪酸塩１重量多以上１０重量
   ％未満、 （Ｃ）平均分子量６００〜１０，０００のポリエチレン
   グリコール０．５重量％以上５重量％以下、　１− 及び （Ｄ）　　けい光増白剤 を必須成分として含有し、かつ（Ａ）成分／（Ｂ）成分
   の重量比が１以下であることを特徴とするけい光増白剤
   含有洗浄剤組成物。