JP2002532616A - 漂白組成物 - Google Patents

漂白組成物

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JP2002532616A JP2000588323A JP2000588323A JP2002532616A JP 2002532616 A JP2002532616 A JP 2002532616A JP 2000588323 A JP2000588323 A JP 2000588323A JP 2000588323 A JP2000588323 A JP 2000588323A JP 2002532616 A JP2002532616 A JP 2002532616A
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alkyl
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フランチェスコ、デ、ブッツァッカリーニ
パトリック、フィルミン、デルプランケ
ステファノ、スチアラ
オレステ、トディーニ
アレッサンドロ、ガリアルディーニ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少くとも1つの芳香族基を有するペルオキシカルボン酸と、有機酸、酸性モノマーのホモまたはコポリマー、およびそれらの混合物から選択される共働剤とを含有した液体洗剤組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、硬質表面に限らず、布帛、衣類、カーペットなどを含めた様々な表
面を漂白するために用いられる漂白組成物に関する。
【0002】
【発明の背景】
布帛および/または硬質表面でしみを除去またはクリーニングする上でよくみ
られる液体水性クリーニング組成物は、漂白剤を含有していることもある。数多
くの漂白剤が当業界で知られている。ハロゲンブリーチは極めて有効な漂白剤で
あるが、ハロゲン含有製品の選択を消費者に時々思いとどまらせるいくつかの欠
点も多々呈する。例えば、ハロゲンブリーチ、特に塩素ブリーチは、一部の消費
者が不快に思う刺激臭を使用中および後に(例えば、消費者の手および/または
それで処理された表面で)発する。 更に、ハロゲンブリーチ含有組成物(典型的には次亜塩素酸)は布帛に対して
比較的強すぎ、比較的高濃度および/または反復使用で用いられたときにダメー
ジを引き起こすことが、当業界で知られている。特に、消費者は布帛自体へのダ
メージ(例えば、引張強度の喪失)または布帛の色強度へのダメージに気づくこ
とがある。色および布帛ダメージは過酸化水素または過酸化水素発生ブリーチの
ようにマイルドな酸素ブリーチを用いることで最少に抑えられるが、このような
ペルオキシゲンブリーチのブリーチ性能特徴はハロゲン含有漂白剤の場合よりか
なり望ましくない。そのため、アクチベーター、即ちペルオキシゲン漂白性能を
高める化合物を含有した液体水性活性化ペルオキシゲンブリーチ含有組成物が開
発された。しかしながら、これらのブリーチはしみ抜きで次亜ハロゲン酸ブリー
チほどにはうまく機能しない。
【0003】 ペルオキシカルボン酸(過酸)ブリーチが当業界で知られている。本発明者ら
は、このようなブリーチが次亜塩素酸ブリーチの欠点を呈さず、しかも酸素ブリ
ーチよりも良く機能する漂白剤であることからこの場合には特に有用であること
を知見した。しかしながら、通常、過酸ブリーチ含有組成物は、過酸が早く分解
しはじめるため安定性問題を有する。過酸のこの早期分解は、過酸の一層の分解
を触媒する、処方中における痕跡量の金属イオンの存在に起因するものと考えら
れる。 本発明は、洗濯向けおよび/または家庭向け(例えば、硬質表面の漂白/消毒
)に用いられたときに、安定で、処理される表面に対して安全であって、改善さ
れた漂白性能を発揮する漂白組成物を提供する。
【0004】 更に、粒状前処理過酸の溶解性は硬度イオンのレベルに影響されると考えられ
ている。‘硬度イオン’とは、水中に存在し、溶液から沈殿して不溶性塩を形成
するイオンを意味する。最もありふれた硬度イオンはカルシウムおよびマグネシ
ウムイオンである。その水とは、本発明の組成物を製造するために用いられる水
、または本発明の組成物が分配される洗浄水である。そのため、組成物からの過
酸の沈殿を防ぐかまたは少くとも減少させることが、本発明のもう1つの目的で
ある。
【0005】 本発明による組成物は、洗濯向けに、例えば洗濯洗剤または洗濯添加物として
、および洗濯前処理物として用いられたときに有用である。本発明の組成物の具
体的な利点は、それらが天然布帛(例えば、コットン製の布帛、およびリネン)
、合成繊維、例えば合成源のポリマー繊維製のもの(例えば、ポリアミド‐エラ
スタン)と天然および合成双方の繊維製のものを含めた異なるタイプの布帛の漂
白に適していることである。例えば、本発明の漂白組成物は、次亜塩素酸含有組
成物のような市販漂白組成物および衣類のラベル上における注意書きからわかる
ような、合成布帛でブリーチを用いることに対する定着した先入観にもかかわら
ず、合成布帛で用いられる。
【0006】 本発明による漂白組成物のもう1つの利点は、それらが様々な条件下で、即ち
硬および軟水、ニートまたは希釈形で用いうることである。更に詳しくは、本発
明の液体水性組成物は、いずれかの用途、特にいずれか慣用的な洗濯用途に希釈
形で用いられたときに、好ましい用途を有することがわかった。実際に、(典型
的には20ml/L(組成物:水)以上の希釈レベルで)希釈すると、本発明の組
成物は、例えば約1.5から約6.5以上へのpHと、酸性度が減る。本発明に
よる組成物はニート形で有効な漂白性能を発揮するが、意外なことに希釈形でも
一層向上した漂白性能を示す。実際上、この“pHジャンプ”効果のおかげで、
長期貯蔵期間にわたり物理的および化学的に安定であって、希釈使用条件下で顕
著な漂白性能を発揮する酸性液体水性組成物(即ち、7以下、好ましくは3以下
、更に好ましくは2以下のpH)を処方しうるのである。 本発明の組成物の更にもう1つの利点は、それらが酵素のしみおよび/または
脂肪のしみを含めた様々なしみに対して有効なしみ抜き性能を示すことである。
【0007】
【発明の要旨】
本発明によると、少くとも1つの芳香族基を有する予備成形粒状ペルオキシカ
ルボン酸と、有機酸、酸性モノマーのホモおよびコポリマー、およびそれらの混
合物からなる群より選択される共働剤(co-agent)とを含有した液体洗剤組成物が
提供される。 本発明のもう1つの好ましい面において、第一および第二組成物が互いに分離
されるように製品がパッケージングされている、少くとも1つの芳香族基を有す
るペルオキシカルボン酸を含んだ第一組成物および界面活性剤を含んだ第二組成
物からなる液体漂白製品が提供される。 本発明は、本発明による組成物で表面を漂白する方法にも関する。
【0008】
【発明の具体的な説明】液体漂白組成物 本発明による組成物は液体、好ましくは水性である。そのため、本組成物は好
ましくは組成物の10〜99重量%、更に好ましくは30〜95%、更に好まし
くは40〜90%の含水率を有している。 本発明による組成物が液体である場合、好ましくは7以下のpHを有している
。好ましくは、本発明による組成物のpHは1〜6、更に好ましくは1〜5、更
に一層好ましくは2〜4である。酸性pH範囲で本発明による組成物を処方する
ことは、本発明による組成物の化学的安定性にとり重要である。組成物のpHは
、好ましくは用いられる過酸のpKa以下である。酸性pHは貯蔵時に酸性媒体
中で不安定な高度反応性種の形成を抑制/制限して、長期貯蔵期間にわたり組成
物の安定性に寄与する、と考えられている。 組成物のpHは当業者に知られている酸またはアルカリ種により調整される。
ここでの使用に適した酸性種の例は、クエン酸のような有機酸、並びに硫酸、ス
ルホン酸および/またはメタンスルホン酸のような無機酸である。アルカリ種の
例は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび/または炭酸ナトリウムである
【0009】 本発明の組成物の漂白性能は、ペルオキシカルボン酸および/または共働剤が
ないこと以外は同様の組成物よりも有意に改善されていることがわかった。事実
、ペルオキシカルボン酸または共働剤のうちいずれか単独を含んだ組成物の漂白
性能データからは予想しえない相乗作用がみられることがわかった。 本組成物の漂白性能は、様々なタイプの漂白しうるしみに対して、下記試験法
により評価される。 希釈条件下で汚れた布帛に対する漂白性能を評価するために適した試験法は次
の通りである:本発明による組成物を典型的には1〜100ml/L、好ましくは
20ml/L(組成物:水)の希釈レベルで水で希釈してから、汚れた布帛をそれ
に20分間〜6時間浸し、その後すすぐ。一方、漂白組成物は典型的には1〜1
00ml/L(組成物:水)の希釈レベルで洗濯機で用いてもよい。洗濯機では、
汚れた布帛を30〜70℃の温度で10〜100分間にわたり洗浄し、その後す
すぐ。この比較試験における対照組成物も同処理をうける。例えばティー、コー
ヒーなどで汚せる布帛/布切れはE.M.C.Co.Inc.から市販されている。 次いで漂白性能は、本発明の組成物で処理された汚れた布帛を、対照、例えば
ブリーチなしのまたは異なるブリーチを含有した同組成物で処理されたものと並
行して比較することにより評価する。目視評価を用いて、0〜4範囲のパネル単
位(psu)で差異を評点する。
【0010】 本発明の組成物の利点は、それらが長期貯蔵期間にわたり物理的および化学的
に安定なことである。 本組成物の化学的安定性は、組成物を製造した後に、所定の貯蔵期間後に有効
酸素の濃度を調べて評価される。“化学的安定”とは、過酸を含有した本発明の
組成物が25℃で1月間後に15%以上、好ましくは10%以上のAvO喪失を
うけないことを意味する。 経時的な過酸含有組成物の有効酸素(AvO)の喪失は、硫酸第一鉄アンモニ
ウムを含有した溶液で還元後に、過マンガン酸カリウムでの滴定により調べるこ
とができる。この安定性試験法は当業界で周知であり、例えばInterox市販のCur
oxのテクニカル情報シートで報告されている。一方、過酸濃度は過酸に関する
文献で記載されたクロマトグラフィー法を用いて調べてもよい(F.Di Furia et
al.,Gas-liquid Chromatography Method for Determination of Peracids,Analy
st,Vol.113,May 1988,p.793-795)。 “物理的安定”とは、相分離が50℃で7日間にわたり本発明による組成物で
生じないことを意味する。
【0011】ペルオキシカルボン酸 本発明の漂白組成物は、少くとも1つの芳香族基を有する予備成形粒状ペルオ
キシカルボン酸(以下、過酸と称される)を含有している。 好ましい過酸は一般式A‐Q‐Aを有するものであり、ここでQは芳香族基
である;AはP‐(R)‐C(O)OOHであり、ここでRはC1‐10アル
キル、好ましくはC1‐4アルキルであり、nは1〜8、好ましくは1〜5であ
り、PはCO‐NHまたはC(O)NC(O)である;mは0または1である。
【0012】 好ましい過酸として、下記一般式を有するものがある:
【化2】 上記式中RはC1‐20アルキル基であり、A、B、CおよびDは独立して水素
、あるいはアルキル、ヒドロキシル、ニトロ、ハロゲン、アミノ、アンモニウム
、シアニド、カルボキシル、サルフェート、スルホネート、アルデヒドまたはそ
れらの混合物からなる群より個別に選択される置換基である。 本発明の好ましい面において、Rは3〜12炭素原子、更に好ましくは5〜9
炭素原子を有するアルキル基である。好ましい置換基A、B、CおよびDは1〜
5の炭素原子を有する直鎖または分岐アルキル基、更に好ましくは水素である。 好ましい過酸は、フタロイルアミドペルオキシヘキサン酸(フタロイルアミド
ペルオキシカプロン酸としても知られる)、フタロイルアミドペルオキシヘプタ
ン酸、フタロイルアミドペルオキシオクタン酸、フタロイルアミドペルオキシノ
ナン酸、フタロイルアミドペルオキシデカン酸およびそれらの混合物からなる群
より選択される。
【0013】 更に一層好ましい過酸は、下記一般式のものである:
【化3】 上記式中RはC1‐4アルキルから選択され、nは1〜5の整数である。 本発明の特に好ましい面において、過酸はRがCH、nが5であるような式
を有しており、即ちフタロイルアミドペルオキシカプロン酸またはPAPである
。 過酸は好ましくは実質的に非水溶性の固体物またはウェットケークとして用い
られ、商品名EurocoでAusimontから市販されている。 他の好ましい過酸には、TPCAPとして知られるN,N‐テレフタロイルジ
(6‐アミノペルカルボキシカプロン酸)がある。
【0014】 本発明の特に好ましい態様において、過酸は100ミクロン以下、更に好まし
くは80ミクロン以下、更に一層好ましくは60ミクロン以下の平均粒径を有す
る。最も好ましくは、ここで用いられるPAPは20〜50ミクロンの平均粒径
を有する。 過酸は、好ましくは0.1〜20%、更に好ましくは1〜10%、最も好まし
くは2〜4%のレベルで存在する。本発明の別の態様において、過酸は例えば1
0〜40%、更に好ましくは15〜30%、最も好ましくは15〜25%のかな
り高いレベルで存在してもよい。
【0015】共働剤 本発明の組成物は共働剤を含有している。ここで用いられるような共働剤は、
有機酸、酸性モノマーのホモまたはコポリマー、およびそれらの混合物から選択
される化合物に関する。 適切な有機酸には、4000以下、更に好ましくは1000以下、最も好まし
くは500以下の分子量を有したものがある。 特に好ましい態様において、有機酸はクエン酸、マレイン酸、シュウ酸、マロ
ン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、オキシジ酢酸、カルボキシメチルオキシコ
ハク酸、カルボキシメチルタルトロン酸、ジタルトロン酸、オキシジコハク酸、
酒石酸モノコハク酸、酒石酸ジコハク酸、グイナルジン酸(guinaldic acid)、ピ
コリン酸、ジピコリン酸、C‐C22飽和または不飽和脂肪酸、C‐C22 アルキルまたはアルケニルコハク酸、ベタイントリおよびテトラカルボン酸、例
えば1,2,3‐ブタントリカルボン酸、1,2,3,4‐ブタンテトラカルボ
ン酸、およびそれらの混合物からなる群より選択される。好ましい有機酸はクエ
ン酸である。 更に一層好ましい有機酸は、それらが処方される組成物のpHと等しいかまた
はそれ以下のpKa1を有したものである。このように、特に好ましい有機酸に
はシュウ酸、マロン酸、コハク酸およびそれらの混合物がある。これら後者の酸
は、1.23、2.85および4.15のpKa1を有したジカルボン酸である
。更に好ましくは、有機酸はシュウ酸またはマロン酸から選択される。 適切なホモポリマーの例には、ポリマレイン酸、ポリアクリル酸およびポリグ
リオキサル酸がある。適切なコポリマーの例にはマレイン酸およびアクリル酸の
コポリマーがある。別のコポリマーとして3種以上の異なるモノマー単位を有し
てもよく、例えばマレイン酸、アクリル酸とアクリルアミドまたはアクリルエス
テルからなるポリマーがある。 共働剤は0.1〜20%、更に好ましくは1〜10%、最も好ましくは2〜5
%のレベルで組成物中に存在する。
【0016】任意成分 本組成物は様々な他の任意成分、例えば界面活性剤、懸濁剤、キレート化剤、
ラジカルスカベンジャー、酸化防止剤、安定剤、汚れ懸濁ポリマー、ポリマー汚
れ放出剤、pHコントロール剤、転染阻止剤、溶媒、起泡抑制剤、起泡増強剤、
増白剤、香料、顔料、色素などを更に含有してもよい。
【0017】界面活性剤 本発明の組成物は、好ましいが任意の成分として、界面活性剤を含有してもよ
い。存在するとき、界面活性剤はノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤
、双極性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤およびそれらの混
合物からなる群より選択される。
【0018】 本組成物で使用上好ましいアニオン性界面活性剤には、式ROSOMの水溶
性塩または酸があり、ここでRは好ましくはC10‐C24ヒドロカルビル、好
ましくはC10‐C20アルキル部分を有するアルキルまたはヒドロキシアルキ
ル、更に好ましくはC12‐C18アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、
MはHまたはカチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えばナトリウム、カリ
ウム、リチウム)、アンモニウムまたは置換アンモニウム(例えば、メチル‐、
ジメチル‐およびトリメチル‐アンモニウムカチオン、およびテトラメチルアン
モニウムおよびジメチルピペリジニウムカチオンのような四級アンモニウムカチ
オン、およびエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンのようなアルキ
ルアミンから誘導される四級アンモニウムカチオン、およびそれらの混合物など
)である。典型的には、C10‐C16、更に好ましくはC10‐C14アルキ
ル鎖は低い洗浄温度(例えば約50℃以下)で好ましく、C16‐C18アルキ
ル鎖は高い洗浄温度(例えば約50℃以上)で好ましい。
【0019】 ここで使用上他の適切なアニオン性界面活性剤は、式RO(A)SOMの
水溶性塩または酸であり、ここでRは非置換C10‐C24アルキルまたはC ‐C24アルキル部分を有するヒドロキシアルキル基、好ましくはC12‐C 20 アルキルまたはヒドロキシアルキル、更に好ましくはC12‐C18アルキ
ルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエトキシまたはプロポキシ単位であり
、mはゼロより大きく、典型的には約0.5〜約6、更に好ましくは約0.5〜
約3であり、MはHまたはカチオン、例えば金属カチオン(例えばナトリウム、
カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム等)、アンモニウムまたは置換
アンモニウムカチオンである。アルキルエトキシル化サルフェートおよびアルキ
ルプロポキシル化サルフェートがここでは考えられる。置換アンモニウムカチオ
ンの具体例には、メチル、ジメチル、トリメチル‐アンモニウムカチオン、並び
にテトラメチルアンモニウムおよびジメチルピペリジニウムのような四級アンモ
ニウムカチオン、並びにエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンのよ
うなアルカノールアミンから誘導されるもの、それらの混合物などがある。例示
の界面活性剤は、C12‐C18アルキルポリエトキシレート(1.0)サルフ
ェート(C12‐C18E(1.0)M)、C12‐C18アルキルポリエトキ
シレート(2.25)サルフェート(C12‐C18E(2.25)M)、C ‐C18アルキルポリエトキシレート(3.0)サルフェート(C12‐C E(3.0)M)およびC12‐C18アルキルポリエトキシレート(4.0
)サルフェート(C12‐C18E(4.0)M)であり、Mは便宜上ナトリウ
ムおよびカリウムから選択される。
【0020】 ここで使用上他の特に適切なアニオン性界面活性剤は、式RSOMの水溶性
塩または酸を含めたアルキルスルホネートであり、ここでRはC‐C22直鎖
または分岐、飽和または不飽和アルキル基、好ましくはC12‐C18アルキル
基、更に好ましくはC14‐C16アルキル基であり、MはHまたはカチオン、
例えばアルカリ金属カチオン(例えばナトリウム、カリウム、リチウム)、アン
モニウムまたは置換アンモニウム(例えば、メチル‐、ジメチル‐およびトリメ
チル‐アンモニウムカチオン、およびテトラメチルアンモニウムおよびジメチル
ピペリジニウムカチオンのような四級アンモニウムカチオン、およびエチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミンのようなアルキルアミンから誘導される
四級アンモニウムカチオン、およびそれらの混合物など)である。
【0021】 ここで使用上適切なアルキルアリールスルホネートには、式RSOMの水溶
性塩または酸があり、ここでRはC‐C22直鎖または分岐、飽和または不飽
和アルキル基、好ましくはC12‐C18アルキル基、更に好ましくはC14
16アルキル基で置換されたアリール、好ましくはベンジルであり、MはHま
たはカチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えばナトリウム、カリウム、リ
チウム、カルシウム、マグネシウムなど)、アンモニウムまたは置換アンモニウ
ム(例えば、メチル‐、ジメチル‐およびトリメチル‐アンモニウムカチオン、
およびテトラメチルアンモニウムおよびジメチルピペリジニウムカチオンのよう
な四級アンモニウムカチオン、およびエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチ
ルアミンのようなアルキルアミンから誘導される四級アンモニウムカチオン、お
よびそれらの混合物など)である。
【0022】 ここで有用なアルキルスルホネートおよびアルキルアリールスルホネートには
、一級および二級アルキルスルホネートと、一級および二級アルキルアリールス
ルホネートがある。“二級C‐C22アルキルまたはC‐C22アルキルア
リールスルホネート”とは、前記のような式において、SOMまたはアリール
SOM基が(アルキル鎖の他の2炭素間におかれた)アルキル鎖の炭素原子(
二級炭素原子)に結合されていることを意味する。
【0023】 例えば、C14‐C16アルキルスルホネート塩はHoechstから名称Hostapur
SASで市販されており、Cアルキルスルホネートナトリウム塩はWitco SA
から名称Witconate NAS 8で市販されている。市販アルキルアリールスルホネ
ートの例はSu.Ma製のラウリルアリールスルホネートである。特に好ましいアル
キルアリールスルホネートは、Albright & Wilsonから商品名Nansaで市販され
ているアルキルベンゼンスルホネートである。
【0024】 洗浄目的に有用な他のアニオン性界面活性剤もここでは用いることができる。
これらには、石鹸の塩(例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウムおよび置
換アンモニウム塩、例えばモノ、ジおよびトリエタノールアミン塩を含む)、C ‐C24オレフィンスルホネート、例えば英国特許明細書第1,082,17
9号で記載されたように、アルカリ土類金属シトレートの熱分解産物のスルホン
化により製造されるスルホン化ポリカルボン酸、C‐C24アルキルポリグリ
コールエーテルサルフェート(10モル以内のエチレンオキシドを含む);アル
キルエステルスルホネート、例えばC14‐16メチルエステルスルホネート;
アシルグリセロールスルホネート、脂肪オレイルグリセロールサルフェート、ア
ルキルフェノールエチレンオキシドエーテルサルフェート、パラフィンスルホネ
ート、アルキルホスフェート、イセチオネート、例えばアシルイセチオネート、
N‐アシルタウレート、アルキルサクシナメートおよびスルホサクシネート、ス
ルホサクシネートのモノエステル(特に飽和および不飽和C12‐C18モノエ
ステル)、スルホサクシネートのジエステル(特に飽和および不飽和C‐C ジエステル)、アルキル多糖のサルフェート、例えばアルキルポリグルコシド
のサルフェート(ノニオン性非サルフェート化合物は以下で記載されている)、
分岐一級アルキルサルフェート、アルキルポリエトキシカルボキシレート、例え
ば式RO(CHCHO)CHCOO(RはC‐C22アルキル
であり、kは1〜10の整数であり、Mは可溶性塩形成カチオンである)のもの
がある。トール油中に存在するか、またはそれから誘導される、ロジン、水素添
加ロジン、樹脂酸および水素添加樹脂酸のような、樹脂酸および水素添加樹脂酸
も適切である。別な例は、”Surface Active Agents and Detergents”(Vol.I a
nd II,Schwartz,Perry and Berch)で記載されている。様々なこのような界面活
性剤は、1975年12月30日付で発行されたLaughlinらのUS特許3,92
9,678明細書の第23欄58行目〜第29欄23行目でも一般的に開示され
ている(参考のためここに組み込まれる)。
【0025】 ここで使用上他の特に適切なアニオン性界面活性剤は、アルキル鎖に4〜24
、好ましくは8〜18、更に好ましくは8〜16の炭素原子を有したアルキルカ
ルボキシレートおよびアルキルアルコキシカルボキシレートであり、ここでアル
コキシは0.5〜20、好ましくは5〜15のアルコキシル化度でプロポキシお
よび/またはエトキシ、好ましくはエトキシである。ここで使用上好ましいアル
キルアルコキシカルボキシレートは、Kao Chemical Gbmhから名称Akyposoft10
0NVで市販されているナトリウムラウレス11カルボキシレート、即ちRO(C
O)10CHCOONa(R=C12‐C14)である。
【0026】 ここで使用に適した両性界面活性剤には下記式RNOを有するアミ
ンオキシドがあり、ここでR、RおよびRの各々は独立して炭素原子1〜
30の飽和した置換または非置換の直鎖または分岐炭化水素鎖である。本発明に
従い用いられる適切なアミンオキシド界面活性剤は下記式RNOを有
するアミンオキシドであり、ここでRは1〜30、好ましくは6〜20、更に
好ましくは8〜16、最も好ましくは8〜12の炭素原子を有する炭化水素鎖で
あり、RおよびRは独立して1〜4の炭素原子、好ましくは1〜3の炭素原
子を有する置換または非置換、直鎖または分岐炭化水素鎖であり、更に好ましく
はメチル基である。Rは飽和した置換または非置換の直鎖または分岐炭化水素
鎖でもよい。ここで使用に適したアミンオキシドは、例えば、天然ブレンドC ‐C10アミンオキシドと、Hoechstから市販されているC12‐C16アミン
オキシドである。特に好ましい態様において、存在する界面活性剤はC16アミ
ンオキシドである。
【0027】 ここで使用に適した双極性界面活性剤は、比較的広範囲のpHにおいて、同一
分子上にカチオン性親水基、即ち四級アンモニウム基と、アニオン性親水基とを
双方有している。典型的なアニオン性親水基はカルボキシレートおよびスルホネ
ートであるが、サルフェート、ホスホネートなどのような他の基も用いてよい。
ここで用いられる双極性界面活性剤の一般式は以下である: R‐N(R)(R)R 上記式中Rは疎水基である;Rは水素、C‐Cアルキル、ヒドロキシア
ルキルまたは他の置換C‐Cアルキル基である;RはC‐Cアルキル
、ヒドロキシアルキルまたは他の置換C‐Cアルキル基(Rと結合して、
Nと環構造を形成してもよい)、C‐Cカルボン酸基またはC‐Cスル
ホネート基である;Rはカチオン窒素原子を親水基に結合させる部分であり、
典型的には1〜10の炭素原子を有するアルキレン、ヒドロキシアルキレンまた
はポリアルコキシ基である;Xはカルボキシレートまたはスルホネート基の親水
基である。
【0028】 好ましい親水基Rは脂肪族または芳香族、飽和または不飽和、置換または非
置換炭化水素鎖であって、アミド基、エステル基のような連結基を有してもよい
。更に好ましいRは1〜24、好ましくは8〜18、更に好ましくは10〜1
6の炭素原子を有したアルキル基である。これらの単純なアルキル基はコストお
よび安定性といった理由から好ましい。しかしながら、疎水基Rは式R‐C
(O)‐NH‐(C(Rのアミド基でもよく、ここでRは脂肪族ま
たは芳香族、飽和または不飽和、置換または非置換炭化水素鎖、好ましくは8〜
20、好ましくは18以内、更に好ましくは16以内の炭素原子を有するアルキ
ル基であり、Rは水素およびヒドロキシ基からなる群より選択され、mは1〜
4、好ましくは2〜3、更に好ましくは3であって、どの(C(R)部分
でもヒドロキシ基は1以下である。 好ましいRは水素またはC‐Cアルキル、更に好ましくはメチルである
。好ましいRはC‐Cカルボン酸基、C‐Cスルホネート基またはC ‐Cアルキル、更に好ましくはメチルである。好ましいRは(CH であり、ここでnは1〜10、好ましくは1〜6、更に好ましくは1〜3の整数
である。
【0029】 ベタイン/スルホベタインで一部のよくある例は、参考のためここに組み込ま
れるUS特許2,082,275、2,702,279および2,255,08
2で記載されている。 特に適切なアルキルジメチルベタインの例には、ココナツジメチルベタイン、
ラウリルジメチルベタイン、デシルジメチルベタイン、2‐(N‐デシル‐N,
N‐ジメチルアンモニオ)アセテート、2‐(N‐ココ‐N,N‐ジメチルアン
モニオ)アセテート、ミリスチルジメチルベタイン、パルミチルジメチルベタイ
ン、セチルジメチルベタイン、ステアリルジメチルベタインがある。例えば、コ
コナツジメチルベタインはSeppicからAmonyl 265の商品名で市販されている。
ラウリルベタインはAlbright & Wilsonから商品名Empigen BB/Lで市販されて
いる。 アミドベタインの例には、ココアミドエチルベタイン、ココアミドプロピルベ
タインまたはC10‐C14脂肪アシルアミドプロピレン(ヒドロプロピレン)
スルホベタインがある。例えば、C10‐C14脂肪アシルアミドプロピレン(
ヒドロプロピレン)スルホベタインはSherex Companyから商品名”Varion CAS スルホベタイン”で市販されている。 ベタインの別な例はRhone-Poulencから商品名Mirataine H2C-HAで市販され
ているラウリルイミノジプロピオネートである。
【0030】 ここで使用に適したカチオン性界面活性剤には、四級アンモニウム、ホスホニ
ウム、イミダゾリウムおよびスルホニウム化合物の誘導体がある。ここで使用上
好ましいカチオン性界面活性剤は、窒素に連結された炭化水素基のうち1または
2つが炭素原子6〜30、好ましくは炭素原子10〜25、更に好ましくは炭素
原子12〜20の飽和、直鎖または分岐アルキル基であって、窒素に連結された
他の炭化水素基(即ち、1つの炭化水素基が前記のような長鎖炭化水素基である
ときは3つ、または2つの炭化水素基が前記のような長鎖炭化水素基であるとき
は2つ)が独立して炭素原子1〜4、好ましくは炭素原子1〜3の置換または非
置換、直鎖または分岐アルキル鎖、更に好ましくはメチル基である、四級アンモ
ニウム化合物である。ここで使用に適した好ましい四級アンモニウム化合物は非
塩素/非ハロゲン四級アンモニウム化合物である。その四級アンモニウム化合物
で用いられる対イオンはいかなる過硫酸塩とも適合するもので、硫酸メチル、メ
チルスルホネートなどの群から選択される。 本発明の組成物で使用上特に好ましいものは、トリメチル四級アンモニウム化
合物、例えばミリスチルトリメチルサルフェート、セチルトリメチルサルフェー
トおよび/または獣脂トリメチルサルフェートである。このようなトリメチル四
級アンモニウム化合物はHoechstまたはAlbright & Wilsonから商品名Empigen CM で市販されている。
【0031】 ノニオン性界面活性剤の中では、アルコキシル化ノニオン性界面活性剤および
特にエトキシル化ノニオン性界面活性剤がここでは使用に適している。ここで使
用上特に好ましいノニオン性界面活性剤は、過硫酸塩に対して改善された安定性
を有していることから、キャップ化アルコキシル化ノニオン性界面活性剤である
。 ここで使用に適したキャップ化アルコキシル化ノニオン性界面活性剤は下記式
による: R(O‐CH‐CH‐(OR‐O‐R 上記式中RはC‐C24直鎖または分岐アルキルまたはアルケニル基、アリ
ール基、アルカリール基であり、好ましくはRはC‐C18アルキルまたは
アルケニル基、更に好ましくはC10‐C15アルキルまたはアルケニル基、更
に一層好ましくはC10‐C15アルキル基である; 上記式中RはC‐C10直鎖または分岐アルキル基、好ましくはC‐C 直鎖または分岐アルキル基である; 上記式中RはC‐C10アルキルまたはアルケニル基、好ましくはC‐C アルキル基、更に好ましくはメチルである; nおよびmは独立して1〜20、好ましくは1〜10、更に好ましくは1〜5範
囲の整数、またはそれらの混合物である。 これらの界面活性剤はBASFから商品名Plurafac、HOECHSTから商品名Gen
apol、またはICIから商品名Symperonicとして市販されている。上記式の
好ましいキャップ化ノニオン性アルコキシル化界面活性剤は、Hoechstから商品
名Genapol、およびBASFからPlurafacで市販されているものである。 特に好ましい界面活性剤は、アルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフ
ェート、アルキルスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルカル
ボキシレート、アルキルエトキシカルボキシレートおよびそれらの混合物からな
る群より選択されるものである。
【0032】 存在するとき、本発明による組成物は組成物の5重量%以下、好ましくは0.
01〜5%、更に好ましくは0.1〜4%、最も好ましくは0.2〜3%のレベ
ルで界面活性剤を含有している。 本発明のもう1つの面によると、2種の組成物からなり、そのうち1種が界面
活性剤を含んだ製品が提供される。この界面活性剤組成物は、前記のような界面
活性剤のうちいずれを含有してもよい。この組成物の界面活性剤または界面活性
剤の組合せは、この界面活性剤含有組成物のうち10〜40%を占める。
【0033】懸濁剤 本発明の組成物は好ましくは懸濁剤を含んでもよい。懸濁剤は、組成物の固形
粒状成分を懸濁させるために本発明の組成物に特に加えられる成分である。本発
明において、懸濁剤はPAPを懸濁させる上で特に有用である。 適切な懸濁剤は当業界で知られているものである。懸濁剤の例には、ゴムタイ
プポリマー(例えば、キサンタンゴム)、ポリビニルアルコールおよびその誘導
体、セルロースおよびその誘導体、およびポリカルボキシレートポリマーがある
。 本発明の特に好ましい態様において、懸濁剤はゴムタイプポリマーまたはポリ
カルボキシレートポリマーから選択される。 ゴムタイプポリマーは、多糖、ヒドロコロイド、キサンタンゴム、グアーゴム
、スクシノグルカンゴム、セルロース、これらの誘導体およびそれらの混合物か
らなる群より選択される。本発明の好ましい面において、ゴムタイプポリマーは
キサンタンゴムまたはその誘導体である。 ゴムタイプポリマーは、好ましくは0.01〜10%、更に好ましくは0.1
〜3%のレベルで存在する。 ポリカルボキシレートポリマーには、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸
、リンゴ酸、無水マレイン酸から選択されるモノマー単位のホモまたはコポリマ
ーがある。好ましいポリカルボキシレートポリマーはBF Goodrich製のCarbopol
である。適切なポリマーは10,000〜10,000,000、更に好ましく
は100,000〜10,000,000範囲の分子量を有している。 架橋ポリカルボキシレートポリマーは、好ましくは0.01〜2%、更に好ま
しくは0.01〜1%、最も好ましくは0.1〜0.8%のレベルで存在する。 ゴムタイプポリマー対架橋ポリカルボキシレートポリマーの比率は100:1
〜1:100、更に好ましくは10:1〜1:10である。
【0034】キレート化剤 本発明の組成物は、好ましい任意成分としてキレート化剤を含有してもよい。
適切なキレート化剤は、ホスホネートキレート化剤、アミノカルボキシレートキ
レート化剤、他のカルボキシレートキレート化剤、多官能性置換芳香族キレート
化剤、エチレンジアミンN,N′‐二コハク酸またはそれらの混合物からなる群
より選択されるような、当業者に知られたいかなるものであってもよい。 キレート化剤の存在は組成物の化学的安定性を更に高める上で寄与する。キレ
ート化剤も、本組成物のイオン強度、ひいては様々な表面上のしみ抜きおよび漂
白性能を向上させることから、本発明の組成物では望ましい。
【0035】 ここで使用に適したホスホネートキレート化剤には、アルカリ金属エタン1‐
ヒドロキシジホスホネート(HEDP)、アルキレンポリ(アルキレンホスホネ
ート)およびアミノホスホネート化合物、例えばアミノアミノトリ(メチレンホ
スホン酸)(ATMP)、ニトリロトリメチレンホスホネート(NTP)、エチ
レンジアミンテトラメチレンホスホネートおよびジエチレントリアミンペンタメ
チレンホスホネート(DTPMP)がある。ホスホネート化合物は、それらの酸
形で、あるいはそれらの酸官能基の一部または全部で異なるカチオンの塩として
存在している。ここで用いられる好ましいホスホネートキレート化剤は、ジエチ
レントリアミンペンタメチレンホスホネート(DTPMP)、およびエタン1‐
ヒドロキシジホスホネート(HEDP)である。このようなホスホネートキレー
ト化剤は、商品名 DEQUESTでMonsantoから市販されている。 多官能性置換芳香族キレート化剤も本組成物で有用である。1974年5月2
1日付で発行されたConnorらのUS特許3,812,044参照。このタイプの
好ましい化合物は、酸形の場合、1,2‐ジヒドロキシ‐3,5‐ジスルホベン
ゼンのようなジヒドロキシジスルホベンゼンである。
【0036】 ここで使用上好ましい生分解性キレート化剤は、エチレンジアミンN,N′‐
二コハク酸、そのアルカリ金属、アルカリ土類、アンモニウムまたは置換アンモ
ニウム塩、またはそれらの混合物である。エチレンジアミンN,N′‐二コハク
酸、特に(S,S)異性体は、1987年11月3日付HartmanおよびPerkinsの
US特許4,704,233で詳しく記載されている。エチレンジアミンN,N
′‐二コハク酸は、例えばPalmer Research Laboratoriesから商品名ssEDD
で市販されている。
【0037】 ここで用いられる適切なアミノカルボキシレートには、いずれも酸形のエチレ
ンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸
(DTPA)、N‐ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、ニトリロ三酢酸
、エチレンジアミン四プロピオン酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、エタノ
ールジグリシン、プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)およびメチルグリシン
二酢酸(MGDA)、またはそれらのアルカリ金属、アンモニウムおよび置換ア
ンモニウム塩形がある。ここで用いられる特に適切なアミノカルボキシレートは
、ジエチレントリアミン五酢酸、プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)(例え
ば、BASFから商品名Trilon FSで市販されている)およびメチルグリシン
二酢酸(MGDA)である。 ここで用いられる別のカルボキシレートキレート化剤には、サリチル酸、アス
パラギン酸、グルタミン酸、グリシン、マロン酸またはそれらの混合物がある。
【0038】 ここで使用上もう1つのキレート化剤は下記式のものである:
【化4】 上記式中R、R、RおよびRは独立して‐H、アルキル、アルコキシ、
アリール、アリールオキシ、‐Cl、‐Br、‐NO、‐C(O)R′および
‐SOR″からなる群より選択される(R′は‐H、‐OH、アルキル、アル
コキシ、アリールおよびアリールオキシからなる群より選択される;R″はアル
キル、アルコキシ、アリールおよびアリールオキシからなる群より選択される)
;R、R、RおよびRは独立して‐Hおよびアルキルからなる群より選
択される。 ここで用いられる特に好ましいキレート化剤は、アミノアミノトリ(メチレン
ホスホン酸)、ジエチレントリアミン五酢酸、ジエチレントリアミンペンタメチ
レンホスホネート、1‐ヒドロキシエタンジホスホネート、エチレンジアミンN
,N′‐二コハク酸およびそれらの混合物である。 典型的には、本発明による組成物は全組成物の5重量%以内、好ましくは0.
01〜1.5重量%、更に好ましくは0.01〜0.5重量%のキレート化剤ま
たはその混合物を含有している。
【0039】ラジカルスカベンジャー 本発明の組成物はラジカルスカベンジャーまたはその混合物を含有してもよい
。 ここで使用に適したラジカルスカベンジャーには、周知の置換モノおよびジヒ
ドロキシベンゼンとそれらのアナログ、アルキル‐およびアリールカルボキシレ
ート、およびそれらの混合物がある。ここで使用上好ましいこのようなラジカル
スカベンジャーにはジ-tert-ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ヒドロキノ
ン、ジ-tert-ブチルヒドロキノン、モノ-tert-ブチルヒドロキノン、tert‐ブチ
ルヒドロキシアニソール、安息香酸、トルイル酸、カテコール、t‐ブチルカテ
コール、ベンジルアミン、1,1,3‐トリス(2‐メチル‐4‐ヒドロキシ‐
5‐t‐ブチルフェニル)ブタン、没食子酸n‐プロピルまたはそれらの混合物
があり、高度に好ましいものはジ-tert-ブチルヒドロキシトルエンである。この
ようなラジカルスカベンジャー、例えば没食子酸n‐プロピルは、Nipa Laborat
oriesから商品名Nipanox S1で市販されている。 ラジカルスカベンジャーは、用いられるとき、典型的には全組成物の10重量
%以内、好ましくは0.001〜0.5重量%の量でここに存在している。 ラジカルスカベンジャーの存在は、本発明の組成物の安全性のみならず、本発
明の漂白組成物の化学的安定性にも寄与する。
【0040】起泡抑制剤 本発明による組成物は、好ましい任意成分として、2‐アルキルアルカノール
またはそれらの混合物のような起泡抑制剤を更に含有してもよい。本発明で用い
られる特に適切なものは、炭素原子6〜16、好ましくは8〜12のアルキル鎖
および末端ヒドロキシ基を有する2‐アルキルアルカノールであり、そのアルキ
ル鎖は炭素原子1〜10、好ましくは2〜8、更に好ましくは3〜6のアルキル
鎖によりα位で置換されている。このような適切な化合物は、例えばIsofol12
(2‐ブチルオクタノール)またはIsofol16(2‐ヘキシルデカノール)のよ
うなIsofolシリーズで市販されている。
【0041】 他の起泡抑制剤には、約8〜約24、好ましくは約10〜約20の炭素原子を
有する、アルカリ金属(例えば、ナトリウムまたはカリウム)脂肪酸またはその
石鹸がある。 その石鹸を作る上で用いられるものを含めた脂肪酸は、例えば植物または動物
由来グリセリド(例えば、パーム油、ココナツ油、ババスー油、大豆油、ヒマシ
油、獣脂、鯨油、魚油、獣脂、油脂、ラードおよびそれらの混合物)のような天
然源から得られる。脂肪酸は(例えば、石油ストックの酸化、またはFischer-Tr
opschプロセスにより)合成で製造してもよい。 アルカリ金属石鹸は、油脂の直接ケン化によるか、または別な製造プロセスで
作られた遊離脂肪酸の中和により製造できる。ココナツ油および獣脂から得られ
る脂肪酸の混合物のナトリウムおよびカリウム塩、即ちナトリウムおよびカリウ
ム獣脂およびココナツ石鹸が、特に有用である。
【0042】 “獣脂”という用語は、典型的には2.5%C14、29%C16、23%C
18、2%パルミトレイン酸、41.5%オレイン酸および3%リノール酸(掲
載された最初の3種の脂肪酸は飽和している)の概算炭素鎖長分布を有した脂肪
酸混合物として、ここでは用いられている。様々な動物獣脂およびラードから得
られる脂肪酸のような、類似分布を有した他の混合物も、獣脂という用語の中に
含まれる。獣脂は、一部または全部の不飽和脂肪酸部分を飽和脂肪酸部分へ変換
するために、硬化(即ち、水素付加)させてもよい。 “ココナツ”という用語がここで用いられているときには、典型的には約8%
C8、7%C10、48%C12、17%C14、9%C16、2%C18、7
%オレイン酸および2%リノール酸(掲載された最初の6種の脂肪酸は飽和して
いる)の概算炭素鎖長分布を有した脂肪酸混合物に関する。パーム核油およびバ
バスー油のような類似炭素鎖長分布を有した他の供給源も、ココナツ油という用
語に含まれる。
【0043】 他の適切な起泡抑制剤は、シリコーンおよびシリカ‐シリコーン混合物により
例示される。シリコーンは通常アルキル化ポリシロキサン物質で代表され、シリ
カはシリカエーロゲル、キセロゲルおよび様々なタイプの疎水性シリカにより例
示される微細形態で通常用いられる。これらの物質は粒子として配合することが
でき、起泡抑制剤は水溶性または水分散性で実質上非界面活性の洗剤不透過性キ
ャリア中で放出可能に配合されることが有利である。一方、起泡抑制剤は液体キ
ャリアに溶解または分散させて、1種以上の他成分上にスプレーしてもよい。
【0044】 好ましいシリコーン起泡抑制剤は、BartollotaらのUS特許3,933,67
2で開示されている。他の特に有用な起泡抑制剤は自己乳化シリコーン起泡抑制
剤であり、1977年4月28日付で公開されたドイツ特許出願DTOS2,6
46,126で記載されている。このような化合物の例はDow Corningから市販
されているDC‐544であって、これはシロキサン‐グリコールコポリマーで
ある。 特に好ましいシリコーン起泡抑制剤は、同時係属欧州特許出願N゜92201
649.8で記載されている。上記組成物はAerosilのような溶融無孔質シリ
カと一緒にシリコーン/シリカ混合物を含むことができる。 特に好ましい起泡抑制剤は、シリコーン油および2‐アルキル‐アルカノール
の混合物からなる起泡抑制剤系である。 典型的には、本組成物は全組成物の4重量%以内、好ましくは0.1〜1.5
%、最も好ましくは0.1〜0.8%で起泡抑制剤またはその混合物を含有して
よい。
【0045】安定剤 本発明の組成物は、全組成物の10重量%以内、好ましくは2〜4%で、式H
O‐CR′R″‐OHのアルコール(R′およびR″は独立してHまたはC
10炭化水素鎖および/または環である)を更に含有してもよい。その式によ
る好ましいアルコールはプロパンジオールである。実際に、我々は通常これらの
アルコール、特にプロパンジオールも組成物の化学的安定性を改善することを観
察した。 他の安定剤、例えば無機安定剤もここでは用いてもよい。無機安定剤の例には
、スズ酸ナトリウムおよび様々なリン酸アルカリ金属、例えば周知のトリポリリ
ン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムおよびオルトリン酸ナトリウムがある。
【0046】汚れ懸濁ポリマー 本組成物は、当業者に知られた他のポリマー汚れ放出剤も含有してよい。この
ようなポリマー汚れ放出剤は、ポリエステルおよびナイロンのような疎水性繊維
の表面を親水化させる親水性セグメントと、疎水性繊維上に付いて、洗浄および
すすぎサイクルの終了までそれに付着し続け、このため親水性セグメントのアン
カーとして働く疎水性セグメントとを双方有することにより特徴づけられる。こ
れにより、汚れ放出剤との処理後に生じた汚れを、後の洗浄操作でより容易に洗
い落とすことができる。
【0047】 特にここで有用なポリマー汚れ放出剤には、(a)(i)少くとも2の重合度
のポリオキシエチレンセグメント、(ii)2〜10の重合度のオキシプロピレン
またはポリオキシプロピレンセグメント(その親水性セグメントは、それが各末
端でエーテル結合により隣接部分に結合されていないかぎり、オキシプロピレン
単位を全く含まない)、または(iii)オキシエチレンおよび1〜約30のオキシ
プロピレン単位を含むオキシアルキレン単位の混合物(このような表面への汚れ
放出剤の付着に際して慣用的ポリエステル合成繊維表面の親水性を増加させる上
で、親水性成分が十分大きな親水性を有するように、十分な量のオキシエチレン
単位を上記混合物は含んでいる)から本質的になる1種以上のノニオン性親水性
成分(上記親水性セグメントは、好ましくは少くとも約25%のオキシエチレン
単位、更に好ましくは、特に約20〜30のオキシプロピレン単位を有するこの
ような成分の場合で、少くとも約50%のオキシエチレン単位を含んでいる);
あるいは(b)(i)Cオキシアルキレンテレフタレートセグメント(その疎
水性成分がオキシエチレンテレフタレートも含むならば、オキシエチレンテレフ
タレート:Cオキシアルキレンテレフタレート単位の比率は約2:1またはそ
れ以下である)、(ii)C‐CアルキレンまたはオキシC‐Cアルキレ
ンセグメント、またはそれらの混合物、(iii)少くとも2の重合度を有するポリ
(ビニルエステル)セグメント、好ましくはポリ(ビニルアセテート)、または
(iv)C‐CアルキルエーテルまたはCヒドロキシアルキルエーテル置換
基、またはそれらの混合物(その置換基はC‐CアルキルエーテルまたはC ヒドロキシアルキルエーテルセルロース誘導体、またはそれらの混合物の形で
存在しており、このようなセルロース誘導体は両性であって、更にそれらは、慣
用的ポリエステル合成繊維表面上に付着して、十分なレベルのヒドロキシルを留
め、このような慣用的合成繊維表面に付着したときに繊維表面親水性を増加させ
る上で、十分なレベルのC‐Cアルキルエーテルおよび/またはCヒドロ
キシアルキルエーテル単位を有している)からなる1種以上の疎水性成分;ある
いは(a)および(b)の組合せを有した汚れ放出剤がある。 典型的には、(a)(i)のポリオキシエチレンセグメントは約1〜約200
(それより高いレベルでも用いてよい)、好ましくは3〜約150、更に好まし
くは6〜約100の重合度を有する。適切なオキシC‐Cアルキレン疎水性
セグメントは、1988年1月26日付で発行されたGosselinkのUS特許4,
721,580で開示されている、MOS(CHOCHCHO‐(
Mはナトリウム、nは4〜6の整数である)のようなポリマー汚れ放出剤の末端
キャップを含むが、それらに限定されない。
【0048】 本発明で有用なポリマー汚れ放出剤には、ヒドロキシエーテルセルロースポリ
マーのようなセルロース誘導体、エチレンテレフタレートまたはプロピレンテレ
フタレートとポリエチレンオキシドまたはポリプロピレンオキシドテレフタレー
トとのコポリマーブロック等も含む。このような剤は市販されており、METHOCEL
(Dow)のようなセルロースのヒドロキシエーテル類がある。ここで有用なセル
ロース汚れ放出剤には、C‐CアルキルおよびCヒドロキシアルキルセル
ロースからなる群より選択されるものもある;1976年12月28日付で発行
されたNicolらのUS特許4,000,093参照。
【0049】 ポリ(ビニルエステル)疎水性セグメントで特徴づけられる汚れ放出剤には、
ポリ(ビニルエステル)、例えばC‐Cビニルエステルのグラフトコポリマ
ー、好ましくはポリアルキレンオキシド主鎖、例えばポリエチレンオキシド主鎖
にグラフト化されたポリ(ビニルアセテート)がある。1987年4月22日付
で公開されたKudらの欧州特許出願0,219,048参照。この種の市販汚れ
放出剤には、BASF(西ドイツ)から市販されているSOKALANタイプの物質、
例えばSOKALAN HP-22がある。
【0050】 好ましい汚れ放出剤の1タイプは、エチレンテレフタレートおよびポリエチレ
ンオキシド(PEO)テレフタレートのランダムブロックを有するコポリマーで
ある。このポリマー汚れ放出剤の分子量は約25000〜約55000の範囲で
ある。1976年5月25日付で発行されたHaysのUS特許3,959,230
および1975年7月8日付で発行されたBasadurのUS特許3,893,92
9参照。
【0051】 もう1つの好ましいポリマー汚れ放出剤は、平均分子量300〜5000のポ
リオキシエチレングリコールから誘導される、90〜80重量%のポリオキシエ
チレンテレフタレート単位と一緒に10〜15重量%のエチレンテレフタレート
単位を含んだ、エチレンテレフタレート単位の反復単位からなるポリエステルで
ある。このポリマーの例には、市販物質ZELCON 5126(Dupont製)およびMILEASE
T(ICI製)がある。1987年10月27日付で発行されたGosselinkのU
S特許4,702,857も参照。
【0052】 もう1つの好ましいポリマー汚れ放出剤は、テレフタロイルおよびオキシアル
キレンオキシ反復単位のオリゴマーエステル主鎖と、その主鎖に共有結合された
末端部分から構成される、実質的に直鎖のエステルオリゴマーのスルホン化産物
である。これらの汚れ放出剤は、1990年11月6日付で発行されたJ.J.Sche
ibelおよびE.P.GosselinkのUS特許4,968,451で詳しく記載されてい
る。他の適切なポリマー汚れ放出剤には、1987年12月8日付で発行された
GosselinkらのUS特許4,711,730のテレフタレートポリエステル、1
988年1月26日付で発行されたGosselinkのUS特許4,721,580の
アニオン性末端キャップ化オリゴマーエステル、および1987年10月27日
付で発行されたGosselinkのUS特許4,702,857のブロックポリエステ
ルオリゴマー化合物がある。 好ましいポリマー汚れ放出剤には1989年10月31日付で発行されたMald
onadoらのUS特許4,877,896の汚れ放出剤も含み、そこではアニオン
性、特にスルホアロイル末端キャップ化テレフタレートエステルについて開示し
ている。
【0053】 更にもう1つの好ましい汚れ放出剤は、テレフタロイル単位、スルホイソテレ
フタロイル単位、オキシエチレンオキシおよびオキシ‐1,2‐プロピレン単位
の反復単位からなるオリゴマーである。その反復単位はオリゴマーの主鎖を形成
しており、好ましくは修飾されたイセチオネート末端キャップで終わる。このタ
イプの特に好ましい汚れ放出剤は、約1つのスルホイソフタロイル単位、5つの
テレフタロイル単位、約1.7〜約1.8の比率でオキシエチレンオキシおよび
オキシ‐1,2‐プロピレンオキシ単位、および2‐(2‐ヒドロキシエトキシ
)エタンスルホン酸ナトリウムの2つの末端キャップ単位からなる。上記の汚れ
放出剤は、好ましくはキシレンスルホネート、クメンスルホネート、トルエンス
ルホネートおよびそれらの混合物からなる群より選択される結晶減少安定剤も、
そのオリゴマーの約0.5〜約20重量%で含んでいる。1995年5月16日
付で発行されたGosselinkのUS特許5,415,807参照。 利用されるならば、汚れ放出剤は、通常、本洗剤組成物の0.01〜10.0
重量%、典型的には0.1〜5%、好ましくは0.2〜3.0%である。
【0054】転染阻止剤 本発明の組成物は、クリーニングプロセス中にある染色表面から他への染料の
移動を阻止するために有効な1種以上の物質を含有してもよい。通常、このよう
な転染阻止剤には、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN‐オキシドポ
リマー、N‐ビニルピロリドンおよびN‐ビニルイミダゾールのコポリマー、マ
ンガンフタロシアニン、ペルオキシダーゼおよびそれらの混合物がある。用いら
れるならば、これらの剤は典型的には組成物の0.01〜10重量%、好ましく
は0.01〜5%、更に好ましくは0.05〜2%である。
【0055】 更に具体的には、ここで使用上好ましいポリアミンN‐オキシドポリマーは次
の構造式:R‐A‐Pを有した単位を含んでいる;式中Pは重合性単位であっ
て、それにはN‐O基が結合できるか、またはN‐O基は重合性単位の一部を形
成できるか、またはN‐O基は双方の単位に結合できる;Aは次の構造:‐NC
(O)‐、‐C(O)O‐、‐S‐、‐O‐、‐N=のうち1つである;xは0
または1である;Rは脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、ヘテロ環式または
脂環式の基あるいはそれらの組合せであって、それにはN‐O基の窒素が結合で
きるか、またはN‐O基はこれらの基の一部である。好ましいポリアミンN‐オ
キシドは、Rがピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピペリジンお
よびそれらの誘導体のようなヘテロ環式基である場合である。
【0056】 N‐O基は下記一般構造で表わすことができる:
【化5】 上記式中R、R、Rは脂肪族、芳香族、ヘテロ環式または脂環式の基、あ
るいはそれらの組合せであり、x、yおよびzは0または1であり、N‐O基の
窒素は結合されているか、または上記基のいずれか一部を形成することができる
。ポリアミンN‐オキシドのアミンオキシド単位はpKa<10、好ましくはp
Ka<7、更に好ましくはpKa<6を有する。
【0057】 いかなるポリマー主鎖も、形成されるアミンオキシドポリマーが水溶性であっ
て転染阻止性を有しているかぎり、用いてよい。適切なポリマー主鎖の例は、ポ
リビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリイ
ミド、ポリアクリレートおよびそれらの混合物である。これらのポリマーには、
1つのモノマータイプがアミンN‐オキシドで、他のモノマータイプがN‐オキ
シドである、ランダムまたはブロックコポリマーがある。アミンN‐オキシドポ
リマーは、典型的には10:1〜1:1,000,000のアミン対アミンN‐
オキシドの比率を有している。しかしながら、ポリアミンオキシドポリマー中に
存在するアミンオキシド基の数は、適切な共重合によるかまたは適切なN‐酸化
度で変えることができる。ポリアミンオキシドはほぼいずれの重合度でも得られ
る。典型的には、平均分子量は500〜1,000,000、更に好ましくは1
000〜500,000、最も好ましくは5000〜100,000の範囲内で
ある。この好ましいクラスの物質は“PVNO”と称される。本洗剤組成物で有
用な最も好ましいポリアミンN‐オキシドは、約50,000の平均分子量およ
び約1:4のアミン対アミンN‐オキシド比を有したポリ(4‐ビニルピリジン
‐N‐オキシド)である。
【0058】 N‐ビニルピロリドンおよびN‐ビニルイミダゾールポリマーのコポリマー(
“PVPVI”のクラスと称される)もここでは使用上好ましい。好ましくは、
PVPVIは5000〜1,000,000、更に好ましくは5000〜200
,000、最も好ましくは10,000〜20,000の平均分子量範囲を有し
ている(平均分子量範囲はBarth,et al.,Chemical Analysis,Vol.113,"Modern M
ethods of Polymer Characterization"で記載されたような光散乱法により求め
られ、その開示は参考のためここに組み込まれる)。PVPVIコポリマーは、
典型的には1:1〜0.2:1、更に好ましくは0.8:1〜0.3:1、最も
好ましくは0.6:1〜0.4:1のN‐ビニルイミダゾール対N‐ビニルピロ
リドンのモル比を有している。これらのコポリマーは直鎖でもまたは分岐鎖でも
よい。
【0059】 本発明の組成物では5000〜400,000、好ましくは5000〜200
,000、更に好ましくは5000〜50,000の平均分子量を有したポリビ
ニルピロリドン(“PVP”)も用いてよい。PVPは洗剤分野の業者に知られ
ている;参考のためここに組み込まれる、例えばEP‐A‐262,897およ
びEP‐A‐256,696参照。PVPを含有した組成物は、500〜100
,000、好ましくは1000〜10,000の平均分子量を有したポリエチレ
ングリコール(“PEG”)も含有することができる。好ましくは、洗浄液中に
デリバリーされるPEG対PVPの比率は、ppmベースで、2:1〜50:1
、更に好ましくは3:1〜10:1である。
【0060】起泡増強剤 高い起泡性が望まれるならば、C10‐C16アルコールアミドのような起泡
増強剤が典型的には1〜10%レベルで組成物中に配合しうる。C10‐C14 モノエタノールおよびジエタノールアミドがこのような起泡増強剤の典型的種類
である。このような起泡増強剤と前記のアミンオキシド、ベタインおよびスルタ
インのような高起泡性補助界面活性剤との併用も有利である。所望であれば、M
gCl、MgSOなどのような可溶性マグネシウム塩が、起泡性を追加して
、脂肪除去性能を高めるために、例えば0.1〜2%のレベルで添加できる。
【0061】増白剤 当業界で知られているいかなる蛍光増白剤、蛍光ホワイトニング剤または他の
増白もしくはホワイトニング剤も、本組成物中に、それらが布帛処理または洗濯
用にデザインされているとき、典型的には本洗剤組成物の約0.05〜約1.2
重量%のレベルで配合できる。本発明で有用な市販の蛍光増白剤は、必ずしも限
定されないが、スチルベン、ピラゾリン、クマリン、カルボン酸、メチンシアニ
ン類、ジベンゾチオフェン‐5,5‐ジオキシド、アゾール類、5および6員環
ヘテロ環式増白剤を含めたサブグループに分類されるが、このリストは例示であ
って、限定するためではない。このような増白剤の例は"The Production and Ap
plication of Fluorescent Brightening Agents",M.Zahradnik,John Wiley & So
ns発行,New York(1982)で開示されている。
【0062】 本組成物で有用な蛍光増白剤の具体例は、1988年12月13日付で発行さ
れたWixonのUS特許4,790,856で開示されたものである。これらの増
白剤には、Verona製のPHORWHITEシリーズの増白剤がある。この文献で開示され
た他の増白剤には、Ciba-Geigyから市販されているTinopal UNPA、Tinopal
CBSおよびTinopal 5BM;イタリアのHilton-Davisから市販されているArti
c White CCおよび Artic White CWD;2‐(4‐スチリルフェニル)‐2
H‐ナフトール〔1,2‐d〕トリアゾール類;4,4′‐ビス(1,2,3‐
トリアゾール‐2‐イル)スチルベン類;4,4′‐ビス(スチリル)ビスフェ
ニル類;アミノクマリン類がある。これら増白剤の具体例には、4‐メチル‐7
‐ジエチルアミノクマリン、1,2‐ビス(ベンゾイミダゾール‐2‐イル)エ
チレン、2,5‐ビス(ベンゾオキサゾール‐2‐イル)チオフェン、2‐スチ
リルナフト〔1,2‐d〕オキサゾールおよび2‐(スチルベン‐4‐イル)‐
2H‐ナフト〔1,2‐d〕トリアゾールがある。1972年2月29日付で発
行されたHamiltonのUS特許3,646,015も参照。アニオン性増白剤がこ
こでは典型的に好ましい。
【0063】pHコントロール剤 有機または無機酸、アルカノールアミンなどを含めた様々な適切な手段が、組
成物のpHを調整するために用いうる。物理的安定性を損なうことなく、エマル
ジョンの粘度を調節する追加効果を有するかぎり、アルカノールアミン、特にモ
ノエタノールアミンを用いることが有利である。
【0064】副成分 ここで記載された組成物は顔料または染料および香料のような副成分も含有し
てよい。
【0065】表面処理プロセス 本発明において、本発明の液体水性組成物は表面をクリーニングするために用
いられる。“表面”とは、ここではあらゆる非生物表面を意味する。これらの非
生物表面には、キッチン、浴室のような屋内、またはカーインテリアで典型的に
みられる硬質表面、例えばタイル、壁、床、クロム、ガラス、滑らかなビニール
、いずれかのプラスチック、可塑化木材、テーブルトップ、シンク、クッカート
ップ、皿、衛生器具、例えばシンク、シャワー、シャワーカーテン、洗面台、W
C、特に衣類、カーテン、ドレープ、ベッドリネン、バスリネン、テーブルクロ
ス、寝袋、テント、装飾家具などを含めた布帛、およびカーペットがあるが、そ
れらに限定されない。非生物表面には、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、自動乾燥機、
オーブン、電子レンジ、皿洗機などを含めた家庭電化製品も含むが、それらに限
定されない。
【0066】 “表面処理”とは、本発明の組成物が過酸化合物をベースにした漂白系または
その混合物を含有しているときには上記の表面を漂白および/または消毒し、上
記の組成物が界面活性剤またはいずれか他の慣用的なクリーニング剤を含有して
いるときには場合によりクリーニングすることを意味する。 このように、本発明は非生物表面として布帛を処理する、特に漂白する方法に
も関する。このような方法では、布帛が本発明による組成物で処理される。この
ような処理は、前記のような液体漂白組成物が布帛にそのまま適用されてから、
布帛がすすがれるか、または慣用的な洗剤で洗浄してからすすがれる、いわゆる
“前処理方式”で、あるいは前記のような液体漂白組成物がまず水浴で希釈され
、布帛がその浴に漬けて浸されてから、好ましくはすすがれる“ソーキング方式
”、あるいは前記のような液体漂白組成物が典型的な洗濯洗剤に加えられる“ス
ルー・ザ・ウォッシュ(through the wash)方式”で行われる。双方の場合におい
て、布帛は、それらを上記組成物と接触させた後であって、その組成物が完全に
乾ききる前にすすがれることが好ましい。 本発明による表面、特に布帛の漂白方法は、有効なしみ抜き性能のみならず、
有効な白さ性能も発揮する。
【0067】 本発明による組成物は、好ましくは液体形で布帛へ接触させるために用いられ
る。実際上、“液体形”とは、ここではニートまたは希釈形の本発明による液体
組成物を意味する。 本発明による組成物は、典型的には洗濯操作に希釈形で用いられる。“希釈形
”とは、本発明による布帛漂白向け組成物がユーザーにより好ましくは水で希釈
されることを意味する。このような希釈は、例えば手洗濯向けに、および洗濯機
のような他の手段向けに行う。上記組成物は500倍以内、好ましくは5〜20
0倍、更に好ましくは10〜80倍で希釈することができる。
【0068】 更に詳しくは、本発明による布帛の漂白方法は、布帛を本発明による漂白組成
物と希釈形でまず接触させ、その後上記布帛を漂白するために十分な時間、典型
的には1〜60分間、好ましくは5〜30分間にわたり上記布帛を上記組成物と
接触させたままにしておき、その後で上記布帛を水ですすぐステップからなる。
上記布帛が少くとも1種の界面活性剤を含有した慣用的な組成物で洗浄されるな
らば、その洗浄は、上記布帛を本発明による漂白組成物および上記の慣用的な界
面活性剤含洗剤組成物と同時に接触させることにより、上記布帛の漂白と一緒に
行われることが好ましい。別の方法として、上記洗浄は上記布帛が本発明による
漂白組成物で漂白される前にまたはその後で行ってもよい。したがって、本発明
による上記方法では、ユーザーが布帛を漂白して、場合により、その布帛を上記
漂白組成物と接触させるステップの前、および/またはその布帛を上記漂白組成
物と接触させるステップ中、および/またはその布帛を上記漂白組成物と接触さ
せるステップの後、およびすすぎステップ前および/またはすすぎステップ後に
、少くとも1種の界面活性剤を含有した洗剤組成物で布帛を洗浄することができ
る。 布帛をクリーニングする特に好ましい方法では、漂白組成物および界面活性剤
含有の慣用的な洗濯洗剤組成物が同時に布帛に適用される。しかしながら、この
方法では2種の組成物はプレミックスされないことが必要である。
【0069】 別な態様において、本発明は非生物表面として硬質表面を処理する方法にも関
する。このような方法では、前記のような組成物を処理すべき硬質表面と接触さ
せる。このように、本発明は、上記硬質表面、好ましくはその汚れた部分のみに
上記組成物を適用して、場合により上記硬質表面をすすぐステップからなる、前
記のような組成物で硬質表面を処理する方法にも関する。 本発明により硬質表面を処理する方法において、前記のような組成物は、その
ままの形で、または典型的には重量で200倍以内の水、好ましくは重量で80
〜2倍の水、更に好ましくは60〜2倍の水で希釈された形で、処理すべき表面
に適用される。 硬質表面漂白/消毒組成物として用いた場合には、本発明の組成物は、処理さ
れた表面をすすぐと、良好な輝き特徴を難なくもたらせる。 “硬質表面”とは、皿のみならず、前記のようなあわゆる硬質表面を意味する
【0070】液体組成物のパッケージ形態 考えられる最終用途に応じて、本組成物は慣用的なボトル、およびロールオン
、スポンジ、ブラシまたはスプレー器具を備えたボトルを含めて様々な容器に詰
めることができる。 本発明の1つの特に好ましい態様において、組成物は2区画容器に詰められ、
その場合にここで記載された漂白組成物は1つの区画に詰められ、第二組成物が
第二区画に詰められる。特に好ましい面において、第二組成物は、好ましくは諸
成分、特にブリーチ感受性成分、例えば界面活性剤、酵素および香料を含有した
慣用的な洗濯洗剤液体組成物である。
【0071】 本発明は下記例で更に例示されており、そこでは過酸ブリーチおよびクエン酸
の組合せにより得られるしみ抜き効果を示している。 本例の目的に用いられる過酸は、70%ウェットケークとして業者(Ausimont
)から得られるフタロイルアミドペルオキシカプロン酸(PAP)である。ウェ
ットケークPAPをまず実験用スターラーを用いて穏やかに攪拌しながら蒸留水
に分散させて、水100ml中に純粋PAP2.7gを含有した分散液を形成す
る。次いでクエン酸の1%溶液を調製して、pHを水酸化ナトリウムで4.0に
調整する。次いでPAP分散液およびクエン酸溶液を一緒に混合して、クエン酸
溶液中PAPの分散液を得る。 用いられた液体洗剤は商品名Liquid TideでProcter & Gamble Companyから販
売されている市販製品であって、1998年の夏に製造されたものである。それ
を推奨されるように1回の洗浄当たり92ml(99g)で用いた。 試験された組成物(g/洗浄)は以下である: ‐Liquid Tide(99g) ‐Liquid Tide(99g)+クエン酸1g ‐Liquid Tide(99g)+PAP2.7g ‐Liquid Tide(99g)+クエン酸1gを含有したPAP/クエン酸分散液+
PAP2.7g
【0072】 PAP/クエン酸分散液を液体洗剤と同時に(それとプレミックスせずに)洗
濯機中に入れた。試験は、32℃の洗浄温度で硬度1ミリモル/Lの水64Lを
用いて、平均US洗浄条件下で、4つの同一Kenmore洗濯機を用いて行った。洗
浄pHは、測定したところ、全部で4通りの処理法で似ていた(7.6〜7.9
)。各洗浄において、全部で20箇所のしみがついた1枚の布帛を、白色の混合
(コットン/ポリコットン)組成物1.5kgと一緒に投入した。4洗濯機で4
製品をランダムに使って、4サイクル行った;各サイクルで新たなしみを用いた
。最後に、4洗浄サイクルの結果を平均化した。 布帛は0〜4パネルスコア単位(psu)スケールを用いて二人のエキスパー
トグレーダーにより目視評価したが、ここで0は差異なしを意味し、4は最高の
差異に相当する。すべてのpsuグレードはLiquid Tideコントロールを対照と
しており、プラスのグレードはLiquid Tideよりも高いしみ抜き度を意味する。
結果を(95%信頼区間で)統計学的有意差について分析し、Liquid Tideコン
トロールに対して有意差のあるすべてのグレードでは末尾に“s”を付している
。結果は以下で示されている:
【0073】 1 2 3 4 処理: Tide Tide+ Tide Tide+クエン酸 クエン酸 +PAP +PAP しみ抜き性能(psu) しみ:ワイン 0.0 +0.1 +0.5 +1.1s コーヒー 0.0 +0.1 +0.6 +0.9s ブルーベリー 0.0 +0.2 +0.7 +1.3s ブラックベリー 0.0 +0.5 +0.8 +1.6s 人工月経液 0.0 −0.2 +0.7 +0.9s USクレー(ポリエステル上) 0.0 +0.4 −0.3 +1.2s 全(20)しみの平均 0.0 0.0 +0.3 +0.7s
【0074】 試験では、PAP/クエン酸組合せの性能改善がクエン酸単独およびPAP単
独で得られる効果の総和よりも高いことから、PAPとクエン酸とで相乗作用が
あることを示している。 本処方は本発明を更に例示するためであって、限定するためではない。
【0075】 成 分 例1 例2 例3 例4 %w/w %w/w %w/w %w/w PAP 3 3 5 5 キサンタンゴム 0.3 0.3 0.3 0.3 Carbopol 0.2 0.2 0.2 0.2 C16AO 1 ‐ 1 ‐ C7/9サルフェート 3 ‐ 3 ‐ C12/14E3S ‐ 3 ‐ 3 Tinopal SOP 0.02 0.02 0.02 0.02 染料/顔料 0.01 0.01 0.01 0.01 香料 0.2 0.2 0.2 0.2 シュウ酸 0.1 ‐ 0.1 ‐ マロン酸 ‐ 0.1 0.1 0.1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/39 C11D 3/39 3/395 3/395 7/22 7/22 7/26 7/26 7/54 7/54 17/08 17/08 D06L 3/02 D06L 3/02 3/16 3/16 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 パトリック、フィルミン、デルプランケ ベルギー国デー‐9070、デステルベルゲ ン、デンデルモンドセスティーンベーグ、 797 (72)発明者 ステファノ、スチアラ イタリー国ローマ、ビア、エッフェ.ビ. ラストレルリ、81 (72)発明者 オレステ、トディーニ イタリー国カステルヌオーボ、ディ、ポル ト、ビア、ガリバルディ、26ア (72)発明者 アレッサンドロ、ガリアルディーニ イタリー国ジェシ、ビア、カステルベルリ ーノ、14 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB22 AC15 BA12 DA01 DA03 DA04 DA05 EA21 EB07 EB08 EB10 EB28 EB30 EB32 ED02 EE06 FA42

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも1つの芳香族基を含有する予備成形粒状ペルオキシカルボン酸と、有
    機酸、酸性モノマーのホモおよびコポリマー、およびそれらの混合物からなる群
    より選択される共働剤とを含んでなる、液体漂白組成物。
  2. 【請求項2】 ペルオキシカルボン酸が下記一般式を有している: A‐Q‐A (上記式中Qは芳香族基である;AはP‐(R)‐C(O)OOHであり、こ
    こでRはアルキル基であり、nは1〜8、好ましくは1〜5であり、PはCO‐
    NHまたはC(O)NC(O)である;mは0または1である)、請求項1に記
    載の液体漂白組成物。
  3. 【請求項3】 ペルオキシカルボン酸が下記一般式を有している: 【化1】 (上記式中RはC1‐20であり、A、B、CおよびDは独立して水素、あるい
    はアルキル、ヒドロキシル、ニトロ、ハロゲン、アミノ、アンモニウム、シアニ
    ド、カルボキシル、サルフェート、スルホネート、アルデヒドまたはそれらの混
    合物からなる群より個別に選択される置換基である)、請求項1または2に記載
    の液体漂白組成物。
  4. 【請求項4】 ペルオキシカルボン酸が、フタロイルアミドペルオキシカプロン酸、N,N‐
    テレフタロイルジ(6‐アミノペルカルボキシカプロン酸)およびそれらの混合
    物から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体漂白組成物。
  5. 【請求項5】 有機酸が、クエン酸、マレイン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸
    、酒石酸、オキシジ酢酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、カルボキシメチル
    タルトロン酸、ジタルトロン酸、オキシジコハク酸、酒石酸モノコハク酸、酒石
    酸ジコハク酸、グイナルジン酸、ピコリン酸、ジピコリン酸、C‐C22飽和
    または不飽和脂肪酸、C‐C22アルキルまたはアルケニルコハク酸、ブタン
    トリおよびテトラカルボン酸およびそれらの混合物からなる群より選択され、好
    ましくは有機酸が、クエン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸およびそれらの混
    合物から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体漂白組成物。
  6. 【請求項6】 有機酸が、酸のpKa1が組成物のpHに等しいかまたはそれ以下となるよう
    に選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体漂白組成物。
  7. 【請求項7】 ポリマーが、アクリル酸、マレイン酸およびポリグリオキサル酸からなる群よ
    り選択されるモノマー単位のホモおよび/またはコポリマーである、請求項1〜
    6のいずれか一項に記載の液体漂白組成物。
  8. 【請求項8】 共働剤が組成物の0.1〜20重量%のレベルで存在している、請求項1〜7
    のいずれか一項に記載の液体漂白組成物。
  9. 【請求項9】 組成物のpHが1〜6の範囲である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の液
    体漂白組成物。
  10. 【請求項10】 5%以下のレベルで、アニオン性、ノニオン性、両性、双極性、カチオン性界
    面活性剤およびそれらの混合物からなる群より選択される界面活性剤を更に含有
    している、請求項1〜9のいずれか一項に記載の液体漂白組成物。
  11. 【請求項11】 界面活性剤がアミンオキシド、更に好ましくはC16アミンオキシドである、
    請求項10に記載の液体漂白組成物。
  12. 【請求項12】 少くとも1つの芳香族基を含有するペルオキシカルボン酸を含んでなる第一組
    成物と、界面活性剤を含んでなる第二組成物とを含んでなり、第一および第二組
    成物が互いに分離されるように製品がパッケージングされている、液体漂白製品
  13. 【請求項13】 第一組成物が1〜6のpHを有し、第二組成物が7以上のpHを有する、請求
    項12に記載の液体漂白製品。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか一項に記載された液体組成物を適用して、場合によ
    り布帛をすすぐことによる、布帛のクリーニング方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜13のいずれか一項に記載された液体漂白組成物および界面活性剤
    含有組成物を、液体漂白または界面活性剤含有組成物をプレミックスすることな
    く布帛に適用する、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 界面活性剤含有組成物を布帛に適用する前、その最中、またはその後に、液体
    漂白組成物を布帛に適用する、請求項15に記載の方法。
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