JPS59220552A - 窯業系外装材とその施工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は押出成形されて内部に全長に亘って中空部を有
する窯業系外装材とその施工方法に関するものである。

〔背景技術〕

外装材には木質系、金属系、窯業系などいろいろあるが
そのうち窯業系外装材の伸びが著しい。

窯業系外装材にしてかつては５〜６　ｍｍ厚さの石綿ス
レートが最も一般的であったが、最近は防火性にすぐれ
た防火サイプインタが多く使われてきている。無業系防
火すイデインジは多種多様であるが、代表的なものとし
て木片セメント板系、ケイ酸ノ」ルシウム板氷、戻酸マ
タネシウム板系、特殊七メント糸、石綿ｔメント中空押
出糸がある。このうち、石綿セメント中空押出板以外は
釘を脳天から打ちつけて胴縁に取付ける工法を用いてい
る。つまり第１図に示−すように胴縁（７）に外装材（
Ａ）′を重ね、外装材（Ｎの外面から釘（８）′を胴縁
（７）まで貫通するように打ちつけて外装材（Ａ）’を
取付けて゛いる。

また石綿セメント中空押出板はポルトランドセメント、
メチル七ル０−ス、石綿を主原料とし、これを水と混練
したのち、押出様を用いて金型の先端より一定形状の板
状体を押し出すつくり方となっている。

一般的には材料の軽減、取扱い時の重さをかるくする目
的の為に中空構造をとることが多い。このようにして得
られる板状体は自由な形状ができるという利点の他に高
強度で吸水率が低く耐凍害性にもすぐれており外装材と
して広くつかわれるようになってきた。しかし押出機に
よる製法を採用している為、素材の密度が！、６〜２．
０と高く硬いので、前記木片セメント板やケイ酸カルシ
ウム板のように脳天釘打ちにより胴縁に取付けることは
むずかしい。釘で留め付けを行うには予めドリルなどで
先人をあけたのち、釘打ちするとか、特殊な取付金具を
用いてその金具を釘で留めて外装材を取付けるなどの方
法をとっている。つまり第２図に示すような外装材（Ａ
ｙ′にドリルで先人（９）をあけ、この先人を利用して
釘（８）′を脳天打ちしたシ、また第８図に示すように
断面路Ｚ字状の取付金具（１０１を胴縁（７）に釘（８
）＃′にて取付け、胴縁（７）に重ねた複数枚の外装材
（Ａ）”の雌実ａυと雄実ａシとを嵌合すると共にこの
嵌合部に取付金具（ｌＯ）を引掛は係止したりしている
。しかし予めドリルで先人（９）をあけたり、取付金具
（ｌＯ）を用いて取付ける施工法は手間がかｂ〉つたり
、技術的なむずかしさの為に施工をする大工さんから嫌
われる大きな原因となっている。

〔発明の目的〕

本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的とするところは簡単に胴縁に取付は施工できる
窯業系外装材とその施工方法を提供するにある。

〔発明の開示〕

本発明は窯業系材料を押出成形することにより形成され
た外装材であって、内部に押出方向に亘って中空部［１
）を有すると共に背面に押出方向全長に亘って取付溝（
２）を有し、この取付溝（２）が奥部へ行く程巾が狭く
なるように両側面が傾斜面（８ａ）となった金具挿入カ
イト溝（３）と、奥部の巾広となった金具体止溝（４）
によシ構成されたことを特徴とする窯業系外装材を特定
発明とし、併せて両側端に外方に拡がる保止片（５）を
有する断面略Ｕ字状の取付金具（６）の底部（６ａ）を
胴縁（７）は当接してこの底部＜ｅａ＞　を釘（８）に
て胴縁（７）に固定し、次いで窯業系外装材（Ａ）背面
に全長に亘って設けた取付溝（２）を上記取付金具（６
）に対応させ、窯業系外装材（Ａ）を表面側から押圧し
て取付溝（２）の奥部へ行く程巾が狭くなるように両側
面が傾斜面（８ａ）となった金具挿入カイト溝（３）を
カイトとして取付金具（６）を取付溝（２）に挿入する
と共に取付金具（６）の弾性にて取付金具（６）の休止
片（５）を金Ａ体止溝（４）に休止させることを特徴と
する窯業系外装材の施工方法を併合発明とするものに係
シ、上記のように構成することにより従来例の欠点を解
決したものである。

以下本発明を実施例により詳述する。（Ａ）は石綿セメ
ントや木片セメント等の窯業系材料にて形成せる窯業系
外装材であって、押出成形にて連続的に製造されるもの
である。この窯業系外装材（Ａ）には内部に押出方向（
長手方向）に亘たる中空部［１）を複数個有し、窯業用
外装材（Ａ）σ背面には押出方向に亘って取付溝（２）
を凹設しである。この取付溝溝（３）と、奥部の巾広と
なった金具係止溝（４）とにより構成されている。この
取付溝（２）の傾斜面（８ａ）は第６図に示すように僅
かに円弧を有していてもよい。上記傾斜面（８ａ）の傾
斜角αは４５″〜８０”であ　　′□る。（６）は断面
Ｕ字状の取付金具であって、弾性を有する金属にて形成
されている。取付金具（６）の両側片はやや外方に拡が
るように傾斜していて先端に外方に拡がる係止片（６）
を設けてあり、取付金具（６）の底部（６ａ）に釘孔（
６）を穿孔しである。取付金具（６）と取付溝（２）の
寸法間係は１２＃　ｌ、　　ｌ、　＞　ｌ、となってい
る。しかして窯業系外装材（Ａ）を取付けるに当って、
胴縁（７）に取付金具（６）を当接して底部（６ａ）を
釘（８）にて固定し、次いで窯業用外装材囚の取付溝（
２）と取付金具（６）とを第８図のように対応させ、窯
業用外装材（Ａ）を外面側から押圧して金具挿入カイト
溝（３）をカイトとして取付溝（２）内に取付金具（６
）を挿入して保止片（ロ）を金具係止活（４）に係止さ
せる〔発明の効果〕 本発明は叙述の如く構成されているので、胴縁に取付金
具を取付けた後、取付金具と取付溝とを合致させて窯業
系外装材を押圧することにより金具挿入カイト溝をカイ
トとして取付金具を取付溝に挿入して取付金具の係止片
を取付溝の係止溝に休止させて窯業系外装材を取付ける
ことができるものであって、窯業用外装材を簡単に取付
は施工できると共に従来のように重い外装材をたおれな
いように手で支えながら釘打ちするようなことがなくて
施工が楽に行なえるものであり、しかも取付溝は押出成
形のとき簡単に形成することができて窯業系外装材も簡
単に製造できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図及び第８図は従来例の断面図、第４図は
本発明の施工後の状態の断面図、第５図、第６図は同上
の取付溝の拡大断面図、第７図は同上の取付金具の斜視
図、第８図は同上の施工途中の断面図でるって、０＋は
中空部、（２）は取付溝、（３）は金具挿入７３イド溝
、（８ａ）は傾斜面、（４）は金具保止溝、（６）は保
止片、（６）は取付金具、（６ａ）は底部、（７）は胴
縁、（８）は釘、（Ａ）は窯業系外装材である。 代理人　弁理士　　石　１）長　七

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ０）窯業系材料を押出成形することにより形成された外
   装材であって、内部に押出方向に亘って中空部を有する
   と共に背面に押出方向全長に亘って取付溝を有し、この
   取付溝が奥部へ行く程巾が狭くなるように両側面が傾斜
   面となった金具挿入ガイド溝と、奥部の巾広となった金
   具係上溝によシ構成されたことを特徴とする窯業系外装
   材。 〔２〕両側端に外方に拡がる係止片を有する断面略Ｕ字
   状の取付金具の底部を胴縁に当接してこの底部を釘にて
   胴縁に固定し、次いで窯業系外装材背面に全長に亘って
   設けた取付溝を上記取付金具に対応させ、窯業系外装材
   を表面側から押圧して取付溝の奥部へ行く程巾が狭くな
   るように両側面が傾斜面となった金具挿入ガイド溝をカ
   イトとして取付金具を取付溝に挿入すると共に取付金具
   の弾性にて取付金具の休止片を金具係止溝に係止させる
   ことを特徴とする窯業系外装材の施工方法０