JPH088189Y2 - 建築用パネル - Google Patents

建築用パネル

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JPH088189Y2
JPH088189Y2 JP1989093606U JP9360689U JPH088189Y2 JP H088189 Y2 JPH088189 Y2 JP H088189Y2 JP 1989093606 U JP1989093606 U JP 1989093606U JP 9360689 U JP9360689 U JP 9360689U JP H088189 Y2 JPH088189 Y2 JP H088189Y2
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JP
Japan
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groove
opposite sides
fixing
building panel
long metal
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JP1989093606U
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隆 山田
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株式会社チューオー
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は建築物の内外装に用いる、特に天然石板、セ
ラミック板を用いた建築用パネルに関するものである。
（従来の技術） 従来、建築物の内外装に用いる天然石板、セラミック
板、及びその施工形態は概ね以下の様であった。
（ａ）方形に切断加工された天然石板、セラミック板等
を用い、モルタルや金属でなる下地面に貼付け用のモル
タルや接着剤を介して壁面を構成する方法。
（ｂ）方形に切断加工された天然石板、セラミック板に
ダボ用の穴をあけ、モルタルや金属でなる下地面に予め
鉄骨及びダボを施し、ダボと貼付け用のモルタルや接着
剤を介して壁面を構成する方法。
（考案が解決しようとする問題点） 上述の各々天然石板、セラミック板、及びその施工形
態には以下のような欠点があった。（い）（ａ）につい
ては、貼付け用のモルタルや接着剤の量、貼付ける際の
いわゆるもみ込みの力加減によって壁面の平滑度、一枚
一枚境目の間隔が一定にならず、綺麗に仕上げるために
は熟練を要する。
（ろ）また、（ｂ）は壁面の平滑度、一枚一枚境目の
間隔は比較的確保しやすいものの、天然石板、セラミッ
ク板を一枚ずつ貼っていくものであるため施工性は低下
し手間は増加してしまう。
（は）元来、天然石やセラミックは非常に割れ易く、
厚みの薄い材料は施工に向かないので、厚いものを使う
ことになり当然ながら重量は増加し施工性は低下し手間
は増加してしまう。
（問題点を解決するための手段） 上記（い）の問題点につき、壁面の平滑度を保ち、一
枚一枚の境目の間隔を均一にするため、方形をした天然
石板、セラミック板の一対の対辺に相じゃくりの雌、雄
型加工を施し、（ろ）の問題点につき、長尺のパネルに
なるよう、他の対辺の厚み方向に一条の溝を施して長尺
の金具で連結固定できるようにした。（は）の問題点に
つき、前記長尺の金具の厚み方向の寸法を延長すること
により天然石板、セラミック板の裏側に断熱材か、補強
材を複合できるようにした。
（実施例） この考案の適切な実施例を、図面を参照しながら説明
する。
第１図に示した見取図は、いわゆる大理石、御影石、
等の方形の天然石板でその厚みは5mmから30mm程度であ
り、一対の対辺を相じゃくりの雌、雄型に加工し、他の
対辺の厚み方向に一条の溝を有している。
一枚の該天然石板の相じゃくり部を利用して他の一枚
の天然石板と連結し、これを繰り返して一列の天然石板
群を形成し、第２図に示すように概Ｈ型をした長尺のジ
ョイナーで他の一列の天然石板群と接続し壁面を形成す
る。またこの天然石板は第３図のように断面コ字型の長
尺金具で連結固定することにより長尺パネルを得ること
もできるし、第４図のように金具断面のコ字の高さを延
長しその隙間に断熱材、裏面材を施すことによって長尺
で、断熱性能を有したパネルを得ることもできる。また
断熱材の代わりにハニカム材等の補強材を複合すること
もできる。
またこの長尺金具を、一方を第５図に示すように、天
然石板の溝に差し込むべき水平辺と、外方に突出した雄
型凸部と、釘打ち固定するための外方に突出した固定辺
を持つ長尺金具とし、他方を、溝に差し込み固定するた
めの水平辺と、前記側端の雄型凸部に対応する雌型凹部
を持つ長尺金具とすることにより、得られたパネルはい
わゆるサイディングボードのような長尺パネルとなる。
また、第６図に示すように該長尺金具を高さ方向に延
長することにより断熱材か、補強材の一種以上を複合す
ることも可能になる。
（考案の効果） この考案は、次のような優れた効果をもたらす。
一対の対辺に相じゃくりの雌、雄型加工を施したこと
により壁面の平滑度が保て、一枚一枚の境目の間隔が均
一になる。
他の対辺の厚み部分に一条の溝を有し、長尺金具で連
結固定することにより長尺パネルとなり、施工性は飛躍
的に向上する。
断熱材を複合することにより断熱性能を持たせること
ができる。
補強材を複合することにより強度が向上し、したがっ
て天然石板、セラミック板の厚みをより薄いものにでき
るのでコストダウン、軽量化が可能になる。
長尺金具に嵌合部を付加することにより釘打ちと嵌合
によって壁面が形成でき施工性は更に向上する。
【図面の簡単な説明】
第１図から第６図までは本考案に係わる建築用パネルの
実施例を示す斜視図および断面図。 （符号の説明） １…天然石板、２…相じゃくり雌部 ３…相じゃくり雌部、４…溝 ６…長尺金具、７…断熱材 71…裏面材、８…長尺金具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】方形をした天然石板、セラミック板等に於
    いて、一対の対辺を相じゃくりの雄、雌型に加工し、他
    の対辺の厚み方向に一条の溝を有する板材の両側端の溝
    に断面コ字状の長尺金具を差込み固定した建築用パネル
    において、断面コ字状の長尺金具の対辺の間隔を延長し
    建築用パネルの溝から下端までの厚みよりも大きくし、
    長尺金具の底辺と板材の間に隙間を設け、該隙間に断熱
    材か、補強材の一種以上を複合したことを特徴とする建
    築用パネル。
  2. 【請求項２】実用新案登録請求の範囲第１項記載の板材
    の両側端の溝において、一方の溝には、該溝に差し込み
    固定するための水平辺と、外方に突出した雄型凸部と、
    釘打ち固定するための外方に突出した固定辺を持つ長尺
    金具を差込固定したことを特徴とする建築用パネル。
  3. 【請求項３】実用新案登録請求の範囲第２項記載の建築
    用パネルにおいて、両側端の長尺金具を厚み方向に延長
    し建築用パネルの溝から下端までの厚みよりも大きく
    し、長尺金具の底辺と建築用パネルの間に隙間を設け該
    隙間に断熱材か、補強材の一種以上を複合したことを特
    徴とする建築用パネル。
JP1989093606U 1989-08-09 1989-08-09 建築用パネル Expired - Lifetime JPH088189Y2 (ja)

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JPH0333129U JPH0333129U (ja) 1991-04-02
JPH088189Y2 true JPH088189Y2 (ja) 1996-03-06

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