JPS59219257A - 新規なペプチド誘導体とその製造方法並びにエラスタ−ゼ阻害剤としてのその使用 - Google Patents
新規なペプチド誘導体とその製造方法並びにエラスタ−ゼ阻害剤としてのその使用Info
- Publication number
- JPS59219257A JPS59219257A JP59097420A JP9742084A JPS59219257A JP S59219257 A JPS59219257 A JP S59219257A JP 59097420 A JP59097420 A JP 59097420A JP 9742084 A JP9742084 A JP 9742084A JP S59219257 A JPS59219257 A JP S59219257A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- alanyl
- formula
- oleoyl
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/10—Tetrapeptides
- C07K5/1002—Tetrapeptides with the first amino acid being neutral
- C07K5/1005—Tetrapeptides with the first amino acid being neutral and aliphatic
- C07K5/1008—Tetrapeptides with the first amino acid being neutral and aliphatic the side chain containing 0 or 1 carbon atoms, i.e. Gly, Ala
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P17/00—Drugs for dermatological disorders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/08—Tripeptides
- C07K5/0802—Tripeptides with the first amino acid being neutral
- C07K5/0804—Tripeptides with the first amino acid being neutral and aliphatic
- C07K5/0806—Tripeptides with the first amino acid being neutral and aliphatic the side chain containing 0 or 1 carbon atoms, i.e. Gly, Ala
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
”う7チ7は周知′)1うに・を椎を形成す6組
。
。
織の弾性繊維状蛋白質であり、血管壁、皮ふ、肺、軟骨
、靭帯その他の組織内に存在している。エラスチンは生
物の最も強力な蛋白質である。七の反対に、成る病的状
態の下では、また一般に老化の過程において、工、ラス
チンの、多い組織例えば血管壁及び真皮のエラスチンの
劣化が急速に進行する □(L、 Robert、
”Pr4cis de physiologie c
utan6e”。
、靭帯その他の組織内に存在している。エラスチンは生
物の最も強力な蛋白質である。七の反対に、成る病的状
態の下では、また一般に老化の過程において、工、ラス
チンの、多い組織例えば血管壁及び真皮のエラスチンの
劣化が急速に進行する □(L、 Robert、
”Pr4cis de physiologie c
utan6e”。
5ous la direction de
J、MEYNADIERed。
J、MEYNADIERed。
Porte Verte (19g0)、 I) /3
!r −/73参照)。
!r −/73参照)。
いくつかのプロテアーゼのみがエラスチンに作用するこ
とができ、これらのプロテアーゼはエラスターゼ又はエ
ラスターゼ型プロテアーゼと呼ばれている。これらの酵
素は、膵エラスターゼ、並びに細胞エラスターゼ;白血
球エラスターゼ及び血小板エラスターゼ、マクロファー
ジエラスターゼ、繊維芽細胞及び平滑な動脈筋肉細胞エ
ラスタ、−ゼである。
とができ、これらのプロテアーゼはエラスターゼ又はエ
ラスターゼ型プロテアーゼと呼ばれている。これらの酵
素は、膵エラスターゼ、並びに細胞エラスターゼ;白血
球エラスターゼ及び血小板エラスターゼ、マクロファー
ジエラスターゼ、繊維芽細胞及び平滑な動脈筋肉細胞エ
ラスタ、−ゼである。
これらの酵素の活動は、前記の器官及び組織のエラスチ
ンを劣化させ、動脈硬化症、肺気腫、関節炎、糖尿病な
どの病気の悪化を早めると共に、生物の結合組織の老化
を促進する。
ンを劣化させ、動脈硬化症、肺気腫、関節炎、糖尿病な
どの病気の悪化を早めると共に、生物の結合組織の老化
を促進する。
エラスターゼの活動は、組織分泌物例えば気管支分泌物
内及び血漿内に内在する天然の阻害物質例えばα−/−
アンチトリプシン及びα−コーマクログロブリンによっ
て制御され調節される(例えばHORNEB FJcK
ほか、−control of elastictis
sue destruction by elasta
se 1nhibitors”。
内及び血漿内に内在する天然の阻害物質例えばα−/−
アンチトリプシン及びα−コーマクログロブリンによっ
て制御され調節される(例えばHORNEB FJcK
ほか、−control of elastictis
sue destruction by elasta
se 1nhibitors”。
DEYL+ ADAN Eds、 Connectiv
e Ti5sueResearch : Chemis
try+ Biology and Physiolo
gy。
e Ti5sueResearch : Chemis
try+ Biology and Physiolo
gy。
P 、2.33− u4乙+ A、R,Li5s、 I
nc、 New York、 /9g/参照)。
nc、 New York、 /9g/参照)。
そのほかにも、種々の細菌は、生体中に浸透し、病理作
用に実質的に寄与する作用をもったエラスチン分解プロ
テアーゼを分泌する。
用に実質的に寄与する作用をもったエラスチン分解プロ
テアーゼを分泌する。
生物内の悪性腫よう(がん、肉腫)の進行と、病人にと
って屡々致命的な転移の形成とが、エラスターゼ型プロ
テアーゼの分泌によって条件付けられることも知られて
いる(例えばBiologicalsignifica
nce of Elastase−1ike e
nzymes 1nArteriosclerosi
s and T(uman breast C
anCerlW、HORNEBECK、 D、BRE
CHEMIER,G。
って屡々致命的な転移の形成とが、エラスターゼ型プロ
テアーゼの分泌によって条件付けられることも知られて
いる(例えばBiologicalsignifica
nce of Elastase−1ike e
nzymes 1nArteriosclerosi
s and T(uman breast C
anCerlW、HORNEBECK、 D、BRE
CHEMIER,G。
BELLON、 J、 J、 ADNET及びり、 R
OBERT、 in P。
OBERT、 in P。
5tranlli、A、J、Barrett、A、Ba
1ci eds。
1ci eds。
proteinases and tumor
1nvasion、vol−b。
1nvasion、vol−b。
0PTCMonograph 5eries (/
qgθ) pp、 //7−/II/(Raven、
press 、 New York )参照)0これ
らの酵素は、周囲の組織を破壊して病原体の細胞を血液
の循環に浸透し易くすると共に、腫ようの生体内侵入を
助ける。
qgθ) pp、 //7−/II/(Raven、
press 、 New York )参照)0これ
らの酵素は、周囲の組織を破壊して病原体の細胞を血液
の循環に浸透し易くすると共に、腫ようの生体内侵入を
助ける。
これらの全ての理由により、エラスターゼの活動を制御
し得る阻害剤を利用可能とすることがたいせつである。
し得る阻害剤を利用可能とすることがたいせつである。
しかしエラスターゼの中には、例えばマクロファージに
よる食細胞細菌の消化のように、生物にとって有用な、
時には不可欠な活動をするものもある。
よる食細胞細菌の消化のように、生物にとって有用な、
時には不可欠な活動をするものもある。
従−って、エラスターゼの阻害作用と共に、弾性繊維の
保護作用も利用可能とすることがたいせつと考えられる
。甘た生物の良好な機能にとってその完全性が不可欠な
弾性繊維のレベルに選択的に働きかけることのできるエ
ラスターゼ阻害剤を利用可能とすることが望ましいと考
えられる。
保護作用も利用可能とすることがたいせつと考えられる
。甘た生物の良好な機能にとってその完全性が不可欠な
弾性繊維のレベルに選択的に働きかけることのできるエ
ラスターゼ阻害剤を利用可能とすることが望ましいと考
えられる。
エラスターゼ(よるエラスチンの酵素加水分解は、弾性
組織の多くの病的状態例えば動脈硬化、肺気腫及び皮膚
の成る病気において、決定的な要因と考えられている。
組織の多くの病的状態例えば動脈硬化、肺気腫及び皮膚
の成る病気において、決定的な要因と考えられている。
生体組織において、この蛋白質の分解は、エラスチン分
解活性を示すプロテアーゼの割合と、血漿又は有機組織
を源とする自然の阻害物質の割合との間の不均衡に基因
する。
解活性を示すプロテアーゼの割合と、血漿又は有機組織
を源とする自然の阻害物質の割合との間の不均衡に基因
する。
プロテアーゼの阻害剤β源が遺伝的又は機能的に不足し
ている場合の治療上の7つの試みは、自然の置換阻害剤
(α−/−アンチトリプシン)の使用であった。
ている場合の治療上の7つの試みは、自然の置換阻害剤
(α−/−アンチトリプシン)の使用であった。
しかし、自然の阻害剤の使用には、処置のコストが高く
、免疫学上の事故のリスクが大きいなどの、いろいろの
難点がある。他方では、気腫の症例で動物実験による治
療に用いられたエラスターゼの阻害物質には、毒性が高
いという難点がある。
、免疫学上の事故のリスクが大きいなどの、いろいろの
難点がある。他方では、気腫の症例で動物実験による治
療に用いられたエラスターゼの阻害物質には、毒性が高
いという難点がある。
本発明の目的は、弾性繊維を保護すると共にエラスチン
分解活性を阻害するΩつの機能を備えていると考えられ
る新規な合成リポペプチドを提供することにある。これ
らの物質は実際に弾性繊維を識別してその上に定着でき
ると共に、エラスターゼを識別し、その活性な座を中和
することができる。
分解活性を阻害するΩつの機能を備えていると考えられ
る新規な合成リポペプチドを提供することにある。これ
らの物質は実際に弾性繊維を識別してその上に定着でき
ると共に、エラスターゼを識別し、その活性な座を中和
することができる。
本発明によるエラスターゼ阻害剤は、特に、抗原性を示
さないこと、生体内で劣化し得ること、その作用個所に
到達してそこに定着し得ること、などの利点を備えてい
る。
さないこと、生体内で劣化し得ること、その作用個所に
到達してそこに定着し得ること、などの利点を備えてい
る。
本発明は、一般式
%式%(11
〔上式において、又は数O又は/を表わし、Rは疎水性
カル?ン酸、例えば6〜λ左個の炭素原子を含み、場合
によって/〜左個の一重結合を有することのできる脂肪
族カルビン酸、6〜23個の炭素原子を含有する脂環式
カルビン酸、アリール基が7〜2個の環を有し、脂肪族
基が/〜/g個の炭素原子を有し、アリール基又は了り
−ル脂肪族基が場合にょジ置換されている、アリール脂
肪1Mカルボン酸、又はアリールヵルデン酸を表わし、 P2 は、アミノ酸及びジペプチド−L−Ala −t
−L−Vat−、−C1y−、L−M4t−、−L−P
ro−、−L−Leu−+−L−Pro−L−Val−
+ −L−Pro−L−A6、− 、−L−Pro−L
−Ph&−。
カル?ン酸、例えば6〜λ左個の炭素原子を含み、場合
によって/〜左個の一重結合を有することのできる脂肪
族カルビン酸、6〜23個の炭素原子を含有する脂環式
カルビン酸、アリール基が7〜2個の環を有し、脂肪族
基が/〜/g個の炭素原子を有し、アリール基又は了り
−ル脂肪族基が場合にょジ置換されている、アリール脂
肪1Mカルボン酸、又はアリールヵルデン酸を表わし、 P2 は、アミノ酸及びジペプチド−L−Ala −t
−L−Vat−、−C1y−、L−M4t−、−L−P
ro−、−L−Leu−+−L−Pro−L−Val−
+ −L−Pro−L−A6、− 、−L−Pro−L
−Ph&−。
−L−Pro−L−Leu、 −L−Pro−L−M6
を−及び−L−Pr o −C1y −から成る群中よ
シ選ばれた、隣接L−Ala基にN末端が結合されてい
るアミノ酸又はジペプチドの残基を表わし、 Pl は、グリシン、アラニン、バリン、メチオニン、
ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン
、セリン、システィン、シスチン、アルギニン、チロシ
ン、オルニチン、リシン及びグルタミン酸から成る群中
より選ばれた左旋性の2〜5個のアミノ酸から成るオリ
ゴ4プテド又はアミノ酸の残基であシ、 PlはそのN末端基によってRX−に結合され、P2は
そのC末端基によってAに結合されており、Ala は
慣用的にアラニンを表わし、Xは、pl(x=zの場合
)の第1アミノ酸のN末端基(−NH−)に、又は式I
(x=θの場合)の左側に示された第1基AhaのN末
端基(−NH−)にRをそれぞれ結合している直接共有
結合を表わすか、又は、 Xは、基Rと式Iの分子の残りとの連結の手として働く
炭素原子数ユ〜lOのコ価の基を表わし、Aはペプチド
−(Pl)x−(Ala−屁a−P2)−AのC末端部
分を表わし、Aはカルボキシル基−CO2H又ハその誘
導体(塩、エステル)、−CHo 、 −CONH2、
−cocH2(J 及び−CH20Hの中から選ばれ
たものである〕 によって表わされるリポペプチドを提供する。
を−及び−L−Pr o −C1y −から成る群中よ
シ選ばれた、隣接L−Ala基にN末端が結合されてい
るアミノ酸又はジペプチドの残基を表わし、 Pl は、グリシン、アラニン、バリン、メチオニン、
ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン
、セリン、システィン、シスチン、アルギニン、チロシ
ン、オルニチン、リシン及びグルタミン酸から成る群中
より選ばれた左旋性の2〜5個のアミノ酸から成るオリ
ゴ4プテド又はアミノ酸の残基であシ、 PlはそのN末端基によってRX−に結合され、P2は
そのC末端基によってAに結合されており、Ala は
慣用的にアラニンを表わし、Xは、pl(x=zの場合
)の第1アミノ酸のN末端基(−NH−)に、又は式I
(x=θの場合)の左側に示された第1基AhaのN末
端基(−NH−)にRをそれぞれ結合している直接共有
結合を表わすか、又は、 Xは、基Rと式Iの分子の残りとの連結の手として働く
炭素原子数ユ〜lOのコ価の基を表わし、Aはペプチド
−(Pl)x−(Ala−屁a−P2)−AのC末端部
分を表わし、Aはカルボキシル基−CO2H又ハその誘
導体(塩、エステル)、−CHo 、 −CONH2、
−cocH2(J 及び−CH20Hの中から選ばれ
たものである〕 によって表わされるリポペプチドを提供する。
式■によって示される誘導体において、Rは、6〜2θ
個の炭素原子を有する脂肪酸例えばラウリン酸又はオレ
イン酸のアシル残基、他の疎水性有機酸の基例えばヘノ
デオキシコリン酸又はコリン酸の残基を表わすか、又は
R−は例えばハロゲン、トリフルオロメチル、ヒドロキ
シル又は炭素原子数7〜3個の低級アルキル基のような
置換基をベンゼン核に有し得るフェニルアルカノイル酸
のアシル基を表わすか、又はRは、Xが結合の手の役目
をする2価の基である場合に、例えば基−Z−(CH2
)n−CO−(ココに、2は一〇−又は−N)I−2n
は整数S〜、20をそれぞれ表わす)を表わし、結合の
手Xは7以上の基例えば−OH。
個の炭素原子を有する脂肪酸例えばラウリン酸又はオレ
イン酸のアシル残基、他の疎水性有機酸の基例えばヘノ
デオキシコリン酸又はコリン酸の残基を表わすか、又は
R−は例えばハロゲン、トリフルオロメチル、ヒドロキ
シル又は炭素原子数7〜3個の低級アルキル基のような
置換基をベンゼン核に有し得るフェニルアルカノイル酸
のアシル基を表わすか、又はRは、Xが結合の手の役目
をする2価の基である場合に、例えば基−Z−(CH2
)n−CO−(ココに、2は一〇−又は−N)I−2n
は整数S〜、20をそれぞれ表わす)を表わし、結合の
手Xは7以上の基例えば−OH。
−NH2、−C0OHによって置換されることにより、
可溶化に寄与し、又は式■によって示される他の化合物
への転化を容易にし、好ましくは−(Pl )x −(
L −Ala −L −11a−P 2 )によって示
されるオリゴペプチドは、70以上のアミノ酸を有さす
、Aによって示されるC末端基は、カルボキシル基もし
くはその誘導体、又は前述し友基のうちの7つであって
もよい。
可溶化に寄与し、又は式■によって示される他の化合物
への転化を容易にし、好ましくは−(Pl )x −(
L −Ala −L −11a−P 2 )によって示
されるオリゴペプチドは、70以上のアミノ酸を有さす
、Aによって示されるC末端基は、カルボキシル基もし
くはその誘導体、又は前述し友基のうちの7つであって
もよい。
Aによって示される官能基のカルぎキシル基誘導体の例
としては、エステル、特に式−co、oy (ここに
Yは、脂肪族基、アリール基又はアリール脂肪族基であ
り、置換基を有してもよい)によって示されるエステル
が挙げられる。
としては、エステル、特に式−co、oy (ここに
Yは、脂肪族基、アリール基又はアリール脂肪族基であ
り、置換基を有してもよい)によって示されるエステル
が挙げられる。
Yld特に、7〜5個の炭素原子を有するアルキル基、
又は置換基を有し得るフェニル又はフェニルアルキル基
である。
又は置換基を有し得るフェニル又はフェニルアルキル基
である。
AKよって示されるカルボキシル基の誘導体としては、
金属、特にアルカリ金属又はアルカリ土類金属(特にナ
トリウム、カリウム、カルシウムなど)の塩、アミン化
合物例えばエタノールアミンとの塩、リシン、アルギニ
ン、ベタイン、ピリドキシン(エラスチン合成において
介在するりシル−オキシダーゼのコファクターとして)
及びビタミンを含む他の塩基性分子が挙げられる。
金属、特にアルカリ金属又はアルカリ土類金属(特にナ
トリウム、カリウム、カルシウムなど)の塩、アミン化
合物例えばエタノールアミンとの塩、リシン、アルギニ
ン、ベタイン、ピリドキシン(エラスチン合成において
介在するりシル−オキシダーゼのコファクターとして)
及びビタミンを含む他の塩基性分子が挙げられる。
本発明は、出発物質として、一般式■・H−Xl−(−
Pl )x−(L−AA’a−L−八/!a−P3−)
−A 1 (r。
Pl )x−(L−AA’a−L−八/!a−P3−)
−A 1 (r。
(上式においてxl f′ixと同じ意味を有するか
、又はH−と−Pl−との間の直接共有結合を表わし、
P3はP2 と同じ意味を有するか、又はP3 は
基−L−Pro−を表わし、又はP3はA1 と隣接
基−L−AA’a−との間の直接共有結合を表わし、A
1は基−CO2H1−co−oy(yは先に定義した意
味を有する)、−CHO又は−CONH2を表わし、又
は先に定義した意味を有する) によって示される化合物を使用し、 必要ならば付加塩例えば塩酸塩の形とした前記出発物質
を、式■ R−X2−Zl(IIり (上式において、Rは、先に定義した意味を有し、X2
は、Xl が共有結合を表わす場合は、Xと同じ意味
を有し、X2 は、Xl がXと同じ意味を有する場合
は、Rと21 との間の直接共有結合を表わし、zl
は、式■の化合物とのR−X2−Z1反応を許容して
化合物ZIHを除去すると共に式■R−X−(Pl)x
−(L−Ala−L−AJa−P3−)−A1 (I
V’)の化合物を生成させる活性基を表わす)によって
示される試薬と反応させ、 P3 が基−L−Pro−を表わす場合、バ、リン、ア
ラニン、フェニルアラニン、ロイシン、メチオニン及び
グリシンの中から選ばれた1つの左旋性アミノ酸又はこ
れらのアミノ酸のうち7つのものの誘導体と、式■の化
合物とを反応させて、弐Iの誘導体とし、所望ならば取
得化合物を、既知の方法により、特に末端基A又はA1
を前記Aの定義に対応した他の全ての末端基に置換
することによって、式■を有する他の全ての化合物に転
化させることを特徴とする、式■の化合物の製造方法も
提供する。
、又はH−と−Pl−との間の直接共有結合を表わし、
P3はP2 と同じ意味を有するか、又はP3 は
基−L−Pro−を表わし、又はP3はA1 と隣接
基−L−AA’a−との間の直接共有結合を表わし、A
1は基−CO2H1−co−oy(yは先に定義した意
味を有する)、−CHO又は−CONH2を表わし、又
は先に定義した意味を有する) によって示される化合物を使用し、 必要ならば付加塩例えば塩酸塩の形とした前記出発物質
を、式■ R−X2−Zl(IIり (上式において、Rは、先に定義した意味を有し、X2
は、Xl が共有結合を表わす場合は、Xと同じ意味
を有し、X2 は、Xl がXと同じ意味を有する場合
は、Rと21 との間の直接共有結合を表わし、zl
は、式■の化合物とのR−X2−Z1反応を許容して
化合物ZIHを除去すると共に式■R−X−(Pl)x
−(L−Ala−L−AJa−P3−)−A1 (I
V’)の化合物を生成させる活性基を表わす)によって
示される試薬と反応させ、 P3 が基−L−Pro−を表わす場合、バ、リン、ア
ラニン、フェニルアラニン、ロイシン、メチオニン及び
グリシンの中から選ばれた1つの左旋性アミノ酸又はこ
れらのアミノ酸のうち7つのものの誘導体と、式■の化
合物とを反応させて、弐Iの誘導体とし、所望ならば取
得化合物を、既知の方法により、特に末端基A又はA1
を前記Aの定義に対応した他の全ての末端基に置換
することによって、式■を有する他の全ての化合物に転
化させることを特徴とする、式■の化合物の製造方法も
提供する。
本発明の好ましい実施の態様による製造方法は、次の特
徴を単独Kか又は組合せとして備えていてもよい。
徴を単独Kか又は組合せとして備えていてもよい。
−21は例えば塩素又は臭素のようなハロゲンである。
−Aが−CH20Hを表わす弐■の化合物を調製するた
めに、(P5 =L−Pro である)化合物■を
、C末端基が−CH20H−であるアミノ酸誘導体と反
応させてもよい。例えば、(バリノールのような)前記
誘導体をN−メチルモルホリン及びt−プチルカルゴニ
ルクロリドの存在下に反応させてもよい(特にG、W、
ANDER8ONほか、J、 A)71chem。
めに、(P5 =L−Pro である)化合物■を
、C末端基が−CH20H−であるアミノ酸誘導体と反
応させてもよい。例えば、(バリノールのような)前記
誘導体をN−メチルモルホリン及びt−プチルカルゴニ
ルクロリドの存在下に反応させてもよい(特にG、W、
ANDER8ONほか、J、 A)71chem。
Soc、 g9.30/2 (/9A7)参照)。
−Aが−CH,Oを表わす式■の化合物をH<製するた
めに、Aが−CH20Hを表わす式■の化合物を、ノク
ロロ酢酸又はリン酸のような適当な角虫媒〔C。
めに、Aが−CH20Hを表わす式■の化合物を、ノク
ロロ酢酸又はリン酸のような適当な角虫媒〔C。
R,THOMPSON、BiochernistrV+
/、2r 弘7 (/97.3) )の存在下に
、ジメチルスルホキシドのような酸イヒ剤(PFITZ
NERほか、J、 Am、 Chem 、 Soc、
g7゜7Al、/(/q乙り)の作用に付してもよい。
/、2r 弘7 (/97.3) )の存在下に
、ジメチルスルホキシドのような酸イヒ剤(PFITZ
NERほか、J、 Am、 Chem 、 Soc、
g7゜7Al、/(/q乙り)の作用に付してもよい。
−Aが−COCH2C/を表わす式■の化合物を調製す
るために、C末端基が−CO−CH2−C1であるアミ
ノ酸誘導体〔例えばC,R,THOMP SON ほ
か、Biochemistry、 L!:、 41(
/q7.?)参照〕と、化合物TV (P 5= L−
Pro ) とを反応させてもよい。
るために、C末端基が−CO−CH2−C1であるアミ
ノ酸誘導体〔例えばC,R,THOMP SON ほ
か、Biochemistry、 L!:、 41(
/q7.?)参照〕と、化合物TV (P 5= L−
Pro ) とを反応させてもよい。
−Aがエステル基−co −oyを表わす式■の化合物
を調製するために、塩化チオニルのような脱水剤の存在
下に、弐Iの化合物(Am−CO2H)と、選定された
アルコールと反応させる。
を調製するために、塩化チオニルのような脱水剤の存在
下に、弐Iの化合物(Am−CO2H)と、選定された
アルコールと反応させる。
−Aが−CONH2を表わす式■の化合物を調製するた
めに、式IVの化合物(P5−L−Pro)と、C末端
基が一〇〇NH2であるアミノ酸とを、混合無水物法(
Thompsonほか、Blochemistry、
/、2+ 37(/97.7) )に従って反応でせる
。
めに、式IVの化合物(P5−L−Pro)と、C末端
基が一〇〇NH2であるアミノ酸とを、混合無水物法(
Thompsonほか、Blochemistry、
/、2+ 37(/97.7) )に従って反応でせる
。
式■の化合物は、有用な性質を備えている。こ力、らの
化合物は、エラスターゼ型グロテアーゼの活動を阻害す
ると共に、エラスチン繊維上に固定するという、二重の
機能を具えている。
化合物は、エラスターゼ型グロテアーゼの活動を阻害す
ると共に、エラスチン繊維上に固定するという、二重の
機能を具えている。
また、式■の化合物は、活性用量において、毒性を示さ
ない。しかし、Aが−CO−CH2−C1を表わす式■
の化合物は、一般に1.2orn9/kyを超える用量
において、成る程度の毒性を示すが、この化合物のエラ
スターゼ阻害活性は非常に高いので、治療処置上の効用
が式■の他の化合物に比べて特に劣っているとは言えな
い。
ない。しかし、Aが−CO−CH2−C1を表わす式■
の化合物は、一般に1.2orn9/kyを超える用量
において、成る程度の毒性を示すが、この化合物のエラ
スターゼ阻害活性は非常に高いので、治療処置上の効用
が式■の他の化合物に比べて特に劣っているとは言えな
い。
本発明は、特に適当な賦形剤と共に式Iの化合物を含有
した組成物において、エラスターゼ阻害剤及び(又は)
弾性繊維保換剤として式Iの化合物を使用することも対
象としている。
した組成物において、エラスターゼ阻害剤及び(又は)
弾性繊維保換剤として式Iの化合物を使用することも対
象としている。
式■の化合物は、動脈硬化症、肺気腫、関節炎、糖尿病
及びエラスターゼが関係していることのある成る種の腫
ようの症例において、主処置剤又は副処置剤として使用
することができる。
及びエラスターゼが関係していることのある成る種の腫
ようの症例において、主処置剤又は副処置剤として使用
することができる。
本発明による組成物は、式■の少くとも一つの化合物を
、必要ならば適当な賦形剤との混合物の形で、活性成分
として含有することを特徴とする医薬用組成物である。
、必要ならば適当な賦形剤との混合物の形で、活性成分
として含有することを特徴とする医薬用組成物である。
、これらの組成物は、非経口的に、又は肛門から、又は
外用薬として、又は経口的に、又はエーロゾルによる吸
引によって投与する゛。
外用薬として、又は経口的に、又はエーロゾルによる吸
引によって投与する゛。
このために、前記の組成物は、水溶液(注射又は飲用可
能な溶液)、乳化体のエーロゾルとして加圧した溶液、
半固体調製物(クリーム、座薬)又は希釈用の凍結乾燥
粉末も[2〈は消化性カプセルに入れた粉末とすること
ができる。
能な溶液)、乳化体のエーロゾルとして加圧した溶液、
半固体調製物(クリーム、座薬)又は希釈用の凍結乾燥
粉末も[2〈は消化性カプセルに入れた粉末とすること
ができる。
本発明による医薬用調製物(凍結乾燥粉末を除く)にお
いて、式Iの化合物は、一般に、θ、/〜j :Nt
量%の濃度において存在させる。
いて、式Iの化合物は、一般に、θ、/〜j :Nt
量%の濃度において存在させる。
用量は特に、投与形態と、所要の病療効果とに依存する
。例えば成人の場合、この用量は、7日当り有効成分S
O■〜5gの範囲でおる〇式■の化合物は、皮膚に適用
した場合に有用な性質、特に皮膚のエラスチン分解を阻
害する性質を備えている。即ち、式Iの化合物は皮膚の
柔軟性を保存又は回復し、特に顔前及び手のしわを阻止
し又は遅延させることができる。従って本発明は、この
目的のために式Iの化合物を使用するとさも対象として
いる。
。例えば成人の場合、この用量は、7日当り有効成分S
O■〜5gの範囲でおる〇式■の化合物は、皮膚に適用
した場合に有用な性質、特に皮膚のエラスチン分解を阻
害する性質を備えている。即ち、式Iの化合物は皮膚の
柔軟性を保存又は回復し、特に顔前及び手のしわを阻止
し又は遅延させることができる。従って本発明は、この
目的のために式Iの化合物を使用するとさも対象として
いる。
式■の化合物は、このように、皮膚の外観を改善するこ
とができるので、本発明は、式■を有する少くとも一つ
の化合物を含有することを特徴とする化粧品組成物も対
象としている。
とができるので、本発明は、式■を有する少くとも一つ
の化合物を含有することを特徴とする化粧品組成物も対
象としている。
この化粧品組成物は、皮膚用化粧品組成物に普通に使用
される少くとも7種類の補助薬又は賦形剤を含有しても
よい。
される少くとも7種類の補助薬又は賦形剤を含有しても
よい。
皮膚用化粧品組成物は、例えばクリーム、ゲル、エマル
ジョン、水溶液、アルコ−ル溶液又i水−アルコール溶
液としてもよい。
ジョン、水溶液、アルコ−ル溶液又i水−アルコール溶
液としてもよい。
皮膚用化粧品組成物に含1れる式■の化合物の濃度は、
一般に、O0/〜−重量係である。
一般に、O0/〜−重量係である。
化粧品組成物に含まれる一般的な補助薬の例としては、
香料、着色剤、保存剤、増粘剤又は乳化剤が挙げられる
。
香料、着色剤、保存剤、増粘剤又は乳化剤が挙げられる
。
皮膚用組成物は、特に身体、手又は顔用のクリーム、乳
液又はローションであり、これには日やけ防止用クリー
ム、乳液又はローションが含まれる。
液又はローションであり、これには日やけ防止用クリー
ム、乳液又はローションが含まれる。
本発明は、式Iを有する少くとも一つの化合物を前記化
粧品組成物として皮膚に適用することを特徴とする化粧
処置方法も対象としている。
粧品組成物として皮膚に適用することを特徴とする化粧
処置方法も対象としている。
次に本発明を限定的でない例によって説明する。
例 /
オレオイル−L−アラニル−L−アラニル−L−ゾロリ
ルーL−アラニンの製造 既知の方法により調製したL−アシエル−L−アラニル
−L−7’ロイル−L−アラニン(塩酸塩)3.1.!
; g(0,01M )を、90% ! 夕/ −#
40mlとトリエチルアミン3..3k lとの混合物
中に溶解させた。塩化オレオイル/g(θ、0;t、s
M ) 全攪拌下にIILocで73分間滴下して加
えた後、室温でt時間攪拌した。
ルーL−アラニンの製造 既知の方法により調製したL−アシエル−L−アラニル
−L−7’ロイル−L−アラニン(塩酸塩)3.1.!
; g(0,01M )を、90% ! 夕/ −#
40mlとトリエチルアミン3..3k lとの混合物
中に溶解させた。塩化オレオイル/g(θ、0;t、s
M ) 全攪拌下にIILocで73分間滴下して加
えた後、室温でt時間攪拌した。
エタノールを真空下に追出し、水/ 00 mlを残留
物に加えた。トリエチルアミンを加えて、pHをg、夕
に調節し、過剰なオレイン酸を石油エーテルによって抽
出した。酢酸を加えて水相のpLlを弘に調節した。酢
酸エチルによってオレオイルペプチドを抽出した。
物に加えた。トリエチルアミンを加えて、pHをg、夕
に調節し、過剰なオレイン酸を石油エーテルによって抽
出した。酢酸を加えて水相のpLlを弘に調節した。酢
酸エチルによってオレオイルペプチドを抽出した。
溶剤を真空下に追出し、最少量の酢酸エチルに残留物を
溶解させ、石油エーテルの添加により結晶化を開始させ
た。
溶解させ、石油エーテルの添加により結晶化を開始させ
た。
F=//!r 〜/;lθ’C; αD=−76°
(C=θ、s係、エタノール)。
(C=θ、s係、エタノール)。
例 コ
ラウロイル−トリアラニンの調製
トリアラニン/gをざθチエタノール/3ゴ中に、トリ
エチルアミン0.49 (0,g3プ)の存在下に溶解
させた。塩化ラウロイル/、/ g (ハ/9nLl)
を周囲温度で攪拌下に滴下して加えた。
エチルアミン0.49 (0,g3プ)の存在下に溶解
させた。塩化ラウロイル/、/ g (ハ/9nLl)
を周囲温度で攪拌下に滴下して加えた。
混合物を2時間室温に放置した。水Jmlを加え、石油
エーテルに混合物を抽出し、水3θ1ntを下部の相に
加え、7時間室温にて静置した。濾過後に結晶を石油エ
ーテル及び水で洗浄した。
エーテルに混合物を抽出し、水3θ1ntを下部の相に
加え、7時間室温にて静置した。濾過後に結晶を石油エ
ーテル及び水で洗浄した。
この物質をgO係アルコールにより再結晶させたO
F: コ/デ(αD =−gtcc (C=θ、3係
、エタノール) 例 3 オレオイル−L−アラニル−L−アラニル−L−プロリ
ル−L−アラニナル 、、?a) オレオイル−L−アラニル−L−アラニ
ル−L−ゾロリンのメチルエステル オレイン酸3.5gをテトラヒドロフラン/、コーに溶
解させた◇ N−メチルモルホリン/、3;1mlとt−プチルーカ
ルデニルクロリド/A;0−とを、−/、t’Cで、こ
の溶液に添加した。
、エタノール) 例 3 オレオイル−L−アラニル−L−アラニル−L−プロリ
ル−L−アラニナル 、、?a) オレオイル−L−アラニル−L−アラニ
ル−L−ゾロリンのメチルエステル オレイン酸3.5gをテトラヒドロフラン/、コーに溶
解させた◇ N−メチルモルホリン/、3;1mlとt−プチルーカ
ルデニルクロリド/A;0−とを、−/、t’Cで、こ
の溶液に添加した。
混合物をこの温度で70分間攪拌し、ジメチルホルムア
ミド10m1とN−メチルモルホリンへコゴとの混合物
に溶解させたL−アラニル−L−アラニル−L−ゾロリ
ンメチルエステル塩酸塩3.0g9をこれに添加した。
ミド10m1とN−メチルモルホリンへコゴとの混合物
に溶解させたL−アラニル−L−アラニル−L−ゾロリ
ンメチルエステル塩酸塩3.0g9をこれに添加した。
温度を00に高め、この温度で混合物を7時間攪拌し、
周囲温度で一夜放置した。
周囲温度で一夜放置した。
N−メチル−モルホリン塩酸塩の沈殿した結晶を乾燥さ
せた。
せた。
母液から溶剤を真空下に追出し、酢酸エチル−ヘキサン
混合物中において結晶化させた。
混合物中において結晶化させた。
α、 =−76°CCC=0..!r%エタノール)R
f: 0.3 、シリカ層、メタノールークロロホルム
タ:qりv / vo 3b) オレオイル−L−アラニル−L−アラニル−L
−プロリル オレオイル−L〜アラニル−L−アラニル−L−プロリ
ンメチルエステル/、θ7gをメタノールiomtに溶
解させた。NaOH水溶液(/M)、?mJを添加し、
3時間周囲温度に放置し、HClによりpHをダに調節
し、真空下に溶剤を追出した。
f: 0.3 、シリカ層、メタノールークロロホルム
タ:qりv / vo 3b) オレオイル−L−アラニル−L−アラニル−L
−プロリル オレオイル−L〜アラニル−L−アラニル−L−プロリ
ンメチルエステル/、θ7gをメタノールiomtに溶
解させた。NaOH水溶液(/M)、?mJを添加し、
3時間周囲温度に放置し、HClによりpHをダに調節
し、真空下に溶剤を追出した。
残留物を酢酸エチルに吸収させ、酢酸エチル−エーテル
中に、生成物を再結晶させた。
中に、生成物を再結晶させた。
αD ;−7ざ0(C−θ、左係エタノール)3c)
オレオイルーアラニルーアラニループロリルーアラニノ
ール ジメチルホルムアミドコQ mlにオレオイル−アラニ
ル−アラニル−プロリン/、θ’l i (,2mMつ
を溶解させた。
オレオイルーアラニルーアラニループロリルーアラニノ
ール ジメチルホルムアミドコQ mlにオレオイル−アラニ
ル−アラニル−プロリン/、θ’l i (,2mMつ
を溶解させた。
これに、−75°Cで、N−メチルモルボリン0.21
1m1(コ、Ωm M )及びt−ブチルカル?ニルク
ロリド0.29 ml (2,2m M )を加えた。
1m1(コ、Ωm M )及びt−ブチルカル?ニルク
ロリド0.29 ml (2,2m M )を加えた。
コノ温度で10分間混合物を攪拌した後、L−アラニノ
ール0./!;A mlを加えた。温度をoocVC高
め、この温度でa時間混合物を攪拌した。次に周囲温度
にl夜装置した。溶液を真空下に追出し、残留物を酢酸
エチルに吸収させ、この相を、水、5%塩酸水溶液及び
j%炭酸水溶液で順次洗浄した。
ール0./!;A mlを加えた。温度をoocVC高
め、この温度でa時間混合物を攪拌した。次に周囲温度
にl夜装置した。溶液を真空下に追出し、残留物を酢酸
エチルに吸収させ、この相を、水、5%塩酸水溶液及び
j%炭酸水溶液で順次洗浄した。
溶剤を真空下に追出した。残留物を最少量の酢酸エチル
に溶解させ、石油エーテルの添加により結晶化を開始式
せた(潮解性結晶)。
に溶解させ、石油エーテルの添加により結晶化を開始式
せた(潮解性結晶)。
α1) = −72” (C=0.!; %、 :r
−タ/ −#)3d) 、tlzオイルーアラニルー
アラニループロリルーアラニナル オレオイルーアラニルーアラニループロリルーアラニノ
ール!、?、!i’(&mM)をクロロホルム1gm1
に溶解させた。これにジメチルスルホキシド、2−とジ
シクロへキシルカルボジイミド3./I(/ !; m
M )を加えた。
−タ/ −#)3d) 、tlzオイルーアラニルー
アラニループロリルーアラニナル オレオイルーアラニルーアラニループロリルーアラニノ
ール!、?、!i’(&mM)をクロロホルム1gm1
に溶解させた。これにジメチルスルホキシド、2−とジ
シクロへキシルカルボジイミド3./I(/ !; m
M )を加えた。
次に、攪拌した溶液に、等しい4用量に分配して、?0
チリン酸0.gArnlc 15mM)を1時間かけて
添加した。
チリン酸0.gArnlc 15mM)を1時間かけて
添加した。
弘時間攪拌した後、真空下に溶液を追出した。
クロロホルム3omlに残留物を吸収でせ、溶液を−、
? OOCに冷却し、結晶(ジシクロヘキシル尿素)を
別々に乾燥させ、母液を水で洗浄した。この物質は、調
製用薄層クロマトグラフィーによって水相から分離する
ことができた。
? OOCに冷却し、結晶(ジシクロヘキシル尿素)を
別々に乾燥させ、母液を水で洗浄した。この物質は、調
製用薄層クロマトグラフィーによって水相から分離する
ことができた。
αD=−70° <C=O,5係、エタノール)Rf=
0.g 、シリカ層、クロロホルム−メタノール=/左
:/。
0.g 、シリカ層、クロロホルム−メタノール=/左
:/。
例 弘
オレオイル−トリアラニンの調製
L−アラニル−L−アラニル−L−アラニン2gをgo
係エタノール3ON中に、トリエチルアミン八りgの存
在下に溶解させた。
係エタノール3ON中に、トリエチルアミン八りgの存
在下に溶解させた。
これに塩化オレオイルダ、0JJC先4tml )を攪
拌下に滴下した。
拌下に滴下した。
混合物をコ時間周囲温度で攪拌し、これに水左Omノと
酢酸/―とを順次加えた。
酢酸/―とを順次加えた。
沈殿物を乾燥させ、石油エーテルと水とで洗浄した。
この物質をアルコール中において再結晶させた。
F : 200° CID=−1,Qo(C= 0.!
; %−1−タ/ −ル) 例 3 カプロイル−L−アラニル−L−7ラニルーL−アラニ
ンの調製 トリエチルアミン/、!;l、mlを含有するり5%エ
タノール、l Q rnlに、L−アラニル−L−アラ
ニル−L−アラニン八Sgを溶解させた。
; %−1−タ/ −ル) 例 3 カプロイル−L−アラニル−L−7ラニルーL−アラニ
ンの調製 トリエチルアミン/、!;l、mlを含有するり5%エ
タノール、l Q rnlに、L−アラニル−L−アラ
ニル−L−アラニン八Sgを溶解させた。
これに周囲温度で攪拌下に塩化カプロイル八33Nを滴
下させて加えた。
下させて加えた。
混合物を周囲温度に2時間放置した後、水3θゴと酢酸
、2 mlとを順次加えた。
、2 mlとを順次加えた。
混合物をコ時間θ°に放置した後、結晶を乾・燥させ、
エーテル及び氷水2 x 3 mtで洗浄した。
エーテル及び氷水2 x 3 mtで洗浄した。
この物質を7θ係アルコール中に再結晶させた。
F’::!、コロQ αD=−弘3° (C= O,S
%エタノール) 例 6 オレオイルーL−アラニルーL−アラニル−L−プロリ
ル−L−バリン トリエチルアミン11を含有した無水エタノ−/I//
左Nに、L−アラニル−L−アラニル−L−プロリル−
L−バリン(塩酸塩)θ、qggを溶解させた。
%エタノール) 例 6 オレオイルーL−アラニルーL−アラニル−L−プロリ
ル−L−バリン トリエチルアミン11を含有した無水エタノ−/I//
左Nに、L−アラニル−L−アラニル−L−プロリル−
L−バリン(塩酸塩)θ、qggを溶解させた。
これにlIOで攪拌下に塩化オレオイル八26Nを15
分かけて滴下させて加え、周囲温度で更に弘時間攪拌し
た。
分かけて滴下させて加え、周囲温度で更に弘時間攪拌し
た。
NaOHを加えて、−を5.5に調節し、溶剤を真空下
に追出した。残留物を石油エーテルによってすりつぶし
、石油エーテルをデカンテーションによって除去した。
に追出した。残留物を石油エーテルによってすりつぶし
、石油エーテルをデカンテーションによって除去した。
残留物を水3θ−に吸収させた後、酢酸を加えて、p1
1弘に調節した。酢酸エチルにオレオイルペゾチドを抽
出した。溶剤を真空下に追出し、酢酸エチル=石油エー
テルの混合物中に生成物を再結晶でせた。
1弘に調節した。酢酸エチルにオレオイルペゾチドを抽
出した。溶剤を真空下に追出し、酢酸エチル=石油エー
テルの混合物中に生成物を再結晶でせた。
F=700C(潮解)
dD=−72” (C=0.!r %:r−タ/
#)同様にして、式Iの下記の誘導体を調製した。
#)同様にして、式Iの下記の誘導体を調製した。
式1の化合物の性状研究
1. ガ゛ラス器内の実験
1a8式Iの化合物と可溶性エラスチンとのイ目互作用
沸騰中の0.7Nナトリウムを使用する方法によって成
牛の厚い靭帯からの可溶性エラスチンを精製した( L
、ROBERT及びW、HORNEBECK。
牛の厚い靭帯からの可溶性エラスチンを精製した( L
、ROBERT及びW、HORNEBECK。
Preparation of 1nsoluble
and 5olubleelastins、The M
ethodology of ConnectiveT
Jsaue Rel]earch″、 Ed、D、A、
Hall(Joynson−Bruvvers L
tdo 0xford)+ pp、g/ −IO’
l (/q7乙)参照)。こ力、らのポリマーに対す
るオレオイル銹導体の吸収を研究するために、放射線マ
ークのオレイン酸を用いて、誘導体オレオイル−(AZ
a )2−Pyo −Ala 及びオレオイル−(Al
a)2− Pro −Vatを合成した。
and 5olubleelastins、The M
ethodology of ConnectiveT
Jsaue Rel]earch″、 Ed、D、A、
Hall(Joynson−Bruvvers L
tdo 0xford)+ pp、g/ −IO’
l (/q7乙)参照)。こ力、らのポリマーに対す
るオレオイル銹導体の吸収を研究するために、放射線マ
ークのオレイン酸を用いて、誘導体オレオイル−(AZ
a )2−Pyo −Ala 及びオレオイル−(Al
a)2− Pro −Vatを合成した。
OJ” −(Aha) Pro Aha 比活性度二
2.3105cpm/ナノモル 0〆−(Aha) Pro Val 比活性度: 、2
..2103cpm/ナノモル 注: ”Ol”は「オレオイル」の略記エラスチン(濃
度の異なるもの)とその放射性化合物(濃度の異なるも
の)とを、緩衝溶液(/ 00 m M )リスHC1
、CaCl23 m M 、 NaN 30、θ、2
% pHg、o) / ml中において、37C′CT
211時間培養した。
2.3105cpm/ナノモル 0〆−(Aha) Pro Val 比活性度: 、2
..2103cpm/ナノモル 注: ”Ol”は「オレオイル」の略記エラスチン(濃
度の異なるもの)とその放射性化合物(濃度の異なるも
の)とを、緩衝溶液(/ 00 m M )リスHC1
、CaCl23 m M 、 NaN 30、θ、2
% pHg、o) / ml中において、37C′CT
211時間培養した。
管をio、ooo !! で遠心作用にかけ、残留物
をgO%エタノールの存在下に7Mカリウムにより加水
分解した。加水分解生成物中に含まれる放射能を定量分
析し、エラスチン/ mqにより吸収された物質のミ+
)モル量で結果を表わした。
をgO%エタノールの存在下に7Mカリウムにより加水
分解した。加水分解生成物中に含まれる放射能を定量分
析し、エラスチン/ mqにより吸収された物質のミ+
)モル量で結果を表わした。
この結果から、化合物がエラスチン上に固だされたこと
が示きれた。
が示きれた。
1b、前記物質及び特にそのアラニナル誘導体はエラス
ターゼの阻害剤として作用する 使用した精製エラスターゼ:豚の肺エラスターゼ(/ツ
OU/■)及び牌臓からMAした人の白血球エラスター
ゼ。
ターゼの阻害剤として作用する 使用した精製エラスターゼ:豚の肺エラスターゼ(/ツ
OU/■)及び牌臓からMAした人の白血球エラスター
ゼ。
これらの酵素のモル濃度
弊エラスターセ1、弘610M
白血球エラスターゼ、10・10 Mこれらのエラス
ターゼの酵素活動は、緩衝液トリス/ HC1,pHg
−g、乙においての最終濃度/、;!りm Mまでの
、特異性の合成基質Nスクシノイルトルアラニンーバラ
ニトロアニリド、アーヒチル−ビスーアラニループロリ
ルーアラニン ノeラニトロアニリドの加水分解に従っ
ている。光学i1度の’I / Onm ’IIC*−
いての灰化は、ペックマン型Acta CIII 分光
光既計に直接従っている。
ターゼの酵素活動は、緩衝液トリス/ HC1,pHg
−g、乙においての最終濃度/、;!りm Mまでの
、特異性の合成基質Nスクシノイルトルアラニンーバラ
ニトロアニリド、アーヒチル−ビスーアラニループロリ
ルーアラニン ノeラニトロアニリドの加水分解に従っ
ている。光学i1度の’I / Onm ’IIC*−
いての灰化は、ペックマン型Acta CIII 分光
光既計に直接従っている。
阻害% Q’J+において、オレイル化合物をエラスタ
ーゼと共に73分間予め培養した後、残留酵素活性を定
めた。
ーゼと共に73分間予め培養した後、残留酵素活性を定
めた。
この結果を次表1に示す。
1、C1これらの物質によって予め処置したエラスチン
は、エラスターゼによる酵素加水分解に部分的に耐性に
なっている この実験のため、エラスチンを、トリチウム処理したホ
ウ化水素Na B 3H4で放射線マークした( Ac
t、 sp、ム?!r 10 cpm / mf/
)。
は、エラスターゼによる酵素加水分解に部分的に耐性に
なっている この実験のため、エラスチンを、トリチウム処理したホ
ウ化水素Na B 3H4で放射線マークした( Ac
t、 sp、ム?!r 10 cpm / mf/
)。
pl−1f、0のトリスH(J緩衝液/ mlにいろい
ろの化合物を溶解でせた溶液10Fdによって、エラス
チン/■を、24を時間処理した。混合物を遠心分離に
かけ、不溶のエラスチンを緩衝液/ゴにより洗浄し、腟
エラスターゼθ、os1n9 を加え、加水分解の間に
放出された放射性ペプチドの測定によって、ポリマーの
加水分解を定量分析した。
ろの化合物を溶解でせた溶液10Fdによって、エラス
チン/■を、24を時間処理した。混合物を遠心分離に
かけ、不溶のエラスチンを緩衝液/ゴにより洗浄し、腟
エラスターゼθ、os1n9 を加え、加水分解の間に
放出された放射性ペプチドの測定によって、ポリマーの
加水分解を定量分析した。
その結果を次表−に示す。
表 ユ
2、悴エラスターゼの皮肉注射によって誘起される皮膚
の弾性繊維の酵素劣化に対するオレオイル−ビスアラニ
ル−プロリン−アラニンの阻害作用の生体内研究 この実験には、野うさぎの子(/か月)を使用し、3種
類の皮肉注射液(容積、θ、、2tm; 溶剤、リン
酸塩緩衝液、pH7,θ)を、実験動物の背中に注射し
た。
の弾性繊維の酵素劣化に対するオレオイル−ビスアラニ
ル−プロリン−アラニンの阻害作用の生体内研究 この実験には、野うさぎの子(/か月)を使用し、3種
類の皮肉注射液(容積、θ、、2tm; 溶剤、リン
酸塩緩衝液、pH7,θ)を、実験動物の背中に注射し
た。
(1)参照用の注射。リン酸塩緩衝液O0,23ゴのみ
の注射。
の注射。
(2) 豚の膵エラスターゼの注射。緩衝液O,SS
dに溶解させた/θμg(ハa単位、グi oj 0モ
ル)の注射。
dに溶解させた/θμg(ハa単位、グi oj 0モ
ル)の注射。
(3) 緩衝液θ、、lj meに溶解させたOA!
−CAla)2−Pro −A/a Cg、10 −
.3.10 モ#)SO−2j50μsの注射と、そ
の後の同一の個所への、緩衝液0.;l!r mlに溶
解させた弊エラスターゼ10μIIc/、2単位、ダ・
70 モル)の注射。
−CAla)2−Pro −A/a Cg、10 −
.3.10 モ#)SO−2j50μsの注射と、そ
の後の同一の個所への、緩衝液0.;l!r mlに溶
解させた弊エラスターゼ10μIIc/、2単位、ダ・
70 モル)の注射。
次に弾性繊維を可視化するために、野うさぎの皮膚から
採取したいくつかの試料を組織学的に処置した。
採取したいくつかの試料を組織学的に処置した。
組織学的観察と定量分析的な形態計測の研究により、次
のことが明らかになった。
のことが明らかになった。
−オレオイル誘導体によって予め処置した場合は、弾性
繊維の4Lo〜Aθ係が保存される(阻害剤/醇素モル
比=コ・10 ) 一オレオイル誘導体によって皮膚を予め処置した場合は
、弾性繊維の6O−90e!りが保存される(阻害剤/
酵素モル比=70 )。
繊維の4Lo〜Aθ係が保存される(阻害剤/醇素モル
比=コ・10 ) 一オレオイル誘導体によって皮膚を予め処置した場合は
、弾性繊維の6O−90e!りが保存される(阻害剤/
酵素モル比=70 )。
結論
a)検討された物質
Oll −(A/a)2− Pro −Ara 。
0l(A/a )27 Pr o −Va 1゜Oll
−(A/a) −Pro −Aha −CHOは、エ
ラスターゼ阻害剤として作用する。
−(A/a) −Pro −Aha −CHOは、エ
ラスターゼ阻害剤として作用する。
b)これらの化合物はエラスチンに結合し、弾性繊維に
吸収された形で、エラスターゼのエラスチン吸収作用を
著しく低減させることができる。
吸収された形で、エラスターゼのエラスチン吸収作用を
著しく低減させることができる。
これは生体内においてもガラス器内においても同様であ
る。
る。
Claims (9)
- (1)一般式 %式%() 〔上式において、×は数0又は/を表わし、Rは疎水性
カルボン酸、例えば6〜.2S個の炭素原子を含み、場
合によって7〜5個のΩ重結合を有することのできる脂
肪族カルボン酸、乙〜、2S個の炭素原子を含有す′る
脂環式カルボン酸、アリール基が7〜2個の環を有し、
脂肪族基が7〜7g個の炭糸原子を有し、アリール基又
はアリール脂肪族基が場合により置換されているアリー
ル脂肪族カルボン酸又はアリールカルボン酸を表わし、 P2 は、アミノ酸及びジペプチドニ ーL−Ala−+ −L−Val−1−Gly−1−
L−M6t−1−L−Pro−、−L−Leu−、−L
−Pro−L−Val−、−L−Pro−L−Ala−
、−L−Pro−L−Ph6− 、−L−Pro−L−
Leu−。 −L−Pro−L−MMt−及び−L−Pro−Gly
−から成る群中より選ばれた、隣接L −Ada基にN
末端が結合されているアミノ酸又はジペプチドの残基な
表わし、 P、は、グリシン、アラニン、バリン、メチオニン、ロ
イシン1イソロイシン、フロリン、フェニルアラニン、
セリン、システィン、シスチン、アルギニン、チロシン
、オルニチン、リシン及びグルタミン酸から成る群中ま
り選ばれた左旋性の2〜g個のアミノ酸から成るオリゴ
ペプチド又はアミノ酸の残基であり、 P、はそのN末端基によってRX−に結合され、P2
はそのC末端基によってAK重結合れており、 A7!aは慣用的にアラニンを表わし、Xは、Pl(×
=/の場合)の第1アミノ酸のN末端基(−NH−)
に、又は式I(x二θの場合)の左側に示された第1
基AlaのN末端基(−NH−)にRをそれぞれ直接結
合している共有結合を表わずか、又は、 Xは、基Rと式Iの分子の残りとの連結の手として働く
炭素原子数λ〜10のコ価の基を表わし、 Aはペプチド−(Pl)x−(Ada−Ala−P2)
−AのC末端部分を表わし、Aはカルボキシル基−Co
2日又はその誘導体(塩、エステル)、−CHo。 −CONH2,−coc+2cg及び−CH20Hの中
から選ばれたものである〕 によって表わされるリポペプチド。 - (2)Rが炭素原子数6〜20個の脂肪酸例えはラウリ
ン酸もしくはオレイン酸のアシ化残基、ヘノデオキシコ
リン酸もしくはコリン酸の残基、又はベンゼン核に場合
により置換基を有するフェニルアルカノイル酸のアシル
残基な表わすことを特徴とする特許請求の範囲第(1)
項記載のりポベゾチド。 - (3)xが基−2−(CH2)。−Co−を表わし、こ
こにzは一〇−又は−NH−を表わし、nは整数s〜、
20であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
又は第(2)項記載の+) セペプチド。 - (4)′−(P、)x−(L−Ala−L−Ala−P
2)によって示されるオリゴペプチドが70個よりも多
くのアミノ酸を含有しないことを特徴とする特許請求の
範囲第(1)〜(3)項のいずれか7項記載のりポペゾ
チド。 - (5)Aが基−Co−OY を表わし、ここにYは脂
肪族基、アリール基、又はアリール脂肪族基を表わし、
場合により置換基を有することを特徴とする特許請求の
範囲第(1)〜(4)項のいずれか7項記載のりポペプ
チド。 - (6)次の中から選ばれたものであることを特徴とする
特許請求の範囲第(1)項記載のりポベプチド。 オレオイル−L−アラニル−L−7ラニルーし一プロリ
ルーL−アラニン。 ラウロイル−トリアラニン。 オレオイル−アラニル−アラニル−プロリン。 オレオイルーアラニルーアラニルーグロリルーアラニノ
ール。 オレオイルーアラニルーアラニルーゾロリルーアラニナ
ル。 カシロイル−し−アラニル−し−アラ= ルーし一アラ
ニン。 ラウロイル−L−アラニル−し−アラニルーし一アラニ
ン。 オレオイル−L−アラニル−し−アラニル−し−アラニ
ン。 ステアロイル−し−アラニル−し−アラニル−L−アラ
ニン。 オレオイル−L−アシニルーし一アジニルーし一プロリ
ン。 オレオイル−し−アラニル−L−アラニル−L−プロリ
ル−し−アラニン。 オレオイル−し−アシエル−L −7ラニルーL−プロ
リル−L−バリン。 オレオイル−し−アラニル−し−アラニル−し−プロリ
ル−し−アラ二ノール。 オレオイル−L−アラニル−L−7ラニルーL−プロリ
ル−L−バリノール。 オレオイル−L−アラニル−し−アラニル−し−プロリ
ル−し−アラ二ノール。 オレオイル−L−アラニル−し−アラニル−し−プロリ
ル−し−パリナール。 - (7)出発物質として、一般式■ H−X 1− (p t −) x−(L −A IJ
a−L−A IJ a −p 5− )−A +
(n)〔上式において×1 はXと同じ意味を有す
るか、又はH−と−P1−との間の直接共有結合を表わ
し、P3はP2と同じ意味を有するか、又はP、5
は基−L−Pro−を表わし、又はP3 はA、と隣接
基−L−Ada−との間の直接共有結合を表わし、A、
は基−Co2H、−Co−OY (Yは先に定義した
意味を有する)、−CHo又は−CONH2を表わし、
×は先に定義した意味を有する〕 によって示される化合物を使用し、 必要ならば付加塩例えば塩酸基の形とした前記出発物質
を、式■ R−x2−zl (In)〔上式において
、Rは、先に定義した意味を有し、×2 は、x、が共
有結合を表わす場合は、Xと同じ意味を有し、×2 は
、X工がXと同じ隔味を有する場合は、Rと2.との間
の直接共有結合を表わし、z、は、式0の化合物とのR
−X2−2.反応を許容して化合物Z、Hを除去すると
共に式■ R−X −(P 1) x−(L −A IJ a −
L −A IJ a −P 3− )A 、(IV)の
化合物を生成させる活性基を表わす〕によって示される
試薬と反応させ、 P6 が基畦−Pro−を表わす場合、バリン、アラ
ニン、フェニルアラニン、ロイシン、メチオニン及びグ
リシンの中から選ばれた7つの左旋性アミノ酸又はこれ
らのアミノ酸のうち7つのものの誘導体と、式■の化合
物とを反応させて、式Iの誘導体とし、所望ならば、取
得化合物を、既知の方法により、特に末端基A又はA、
を前記への定義に対応した他の全ての末端基に置換する
ことによって、式Iを有する他の全ての化合物に転化さ
せることを特徴とする特許請求の範囲第(1)〜(6)
項のいずれか7項記載のりポペプチドの製造方法。 - (8)弾性繊維の保砕剤及び(又は)エラスターゼの阻
害剤としての、特許請求の範囲第(1)〜(6)項のい
ずれか7項記載のりポペプチドの使用。 - (9)皮膚のエラスターゼの阻害剤又は皮膚の保進剤と
しての前記リポペプチドの特許請求の範囲第(8)項記
載の使用。 (101皮膚の柔軟性の保存又は回復或いはしわの予防
又は遅延のための前記リポペプチドの特許請求の範囲第
(9)項記載の使用。 αυ 特許請求の範囲第(1)〜(6)項のいずれか7
項記載のリポペプチドの少くとも一つを適宜の賦形剤と
の混合物として使用することを特徴とするエラスターゼ
型のプロテアーゼの阻害組成物及び(又は)弾性繊維の
保護組成物。 Q2+ 特に動脈硬化症、肺気腫、関節症、糖尿病及
びエラスターゼが関係している成る種の肺ようの主処置
剤又は副処置剤として使用可能な、前 □記すポ
ペプチドを活性成分として含有する医薬用組成物を形成
することを特徴とする特許請求の範囲第(11)項記載
の組成物。 (131皮膚の化粧品組成物として普通に使用可能な賦
形剤と共に少くとも一つの前記ペプチドを活性成分とし
て含有した化粧品組成物を形成することを特徴とする特
許請求の範囲第00項記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8308052A FR2546164B1 (fr) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | Nouveaux derives de peptides, leur preparation et leur application comme inhibiteurs de l'elastase |
FR8308052 | 1983-05-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59219257A true JPS59219257A (ja) | 1984-12-10 |
Family
ID=9288874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59097420A Pending JPS59219257A (ja) | 1983-05-16 | 1984-05-15 | 新規なペプチド誘導体とその製造方法並びにエラスタ−ゼ阻害剤としてのその使用 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4665053A (ja) |
EP (1) | EP0126009B1 (ja) |
JP (1) | JPS59219257A (ja) |
AT (1) | ATE24917T1 (ja) |
DE (1) | DE3462039D1 (ja) |
FR (1) | FR2546164B1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3481913D1 (de) * | 1983-04-27 | 1990-05-17 | Ici America Inc | Prolin-derivate. |
US4740588A (en) * | 1986-08-07 | 1988-04-26 | Washington University | Novel substrate peptides |
ZA897514B (en) * | 1988-10-07 | 1990-06-27 | Merrell Dow Pharma | Novel peptidase inhibitors |
US5736520A (en) * | 1988-10-07 | 1998-04-07 | Merrell Pharmaceuticals Inc. | Peptidase inhibitors |
FR2659327A1 (fr) * | 1990-03-08 | 1991-09-13 | Centre Nat Rech Scient | Derives du benzisothiazolinone-1-dioxyde, utilisables comme inhibiteurs des elastases. |
FR2676741A1 (fr) * | 1991-05-22 | 1992-11-27 | Morelle Jean | Lipopolyaminoacides et lipopeptides vegetaux. |
FR2710839B1 (fr) * | 1993-10-08 | 1995-12-08 | Rocher Yves Biolog Vegetale | Composition cosmétique et méthode de traitement esthétique s'opposant au vieillissement de la peau. |
US5614489A (en) * | 1995-05-25 | 1997-03-25 | Mohammadi; Fatemeh | Method and composition for treating the skin |
AU6103896A (en) * | 1995-06-07 | 1996-12-30 | Cytel Corporation | Manufacture and purification of peptides |
AU2002241664A1 (en) * | 2000-12-29 | 2002-07-16 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Use of matrix metalloproteinase peptide substrate to lower the rate of extracellular matrix turnover |
FR2826266B1 (fr) * | 2001-06-26 | 2005-02-25 | Oreal | Composition cosmetique ou dermatologique comprenant une association entre un compose de la famille des n-acylaminoamides et au moins un inhibiteur de metalloproteinases matricielles |
WO2004060393A2 (fr) * | 2002-12-30 | 2004-07-22 | Thorel Jean-Noel | Activateur cutane associant de l’atp avec d’autres bio-molecules a effet metabolique. |
ES2349972B1 (es) * | 2009-02-16 | 2011-11-24 | Lipotec, S.A. | Péptidos útiles en el tratamiento y/o cuidado de la piel, mucosas y/o cuero cabelludo y su uso en composiciones cosméticas o farmacéuticas. |
KR101635618B1 (ko) * | 2014-12-29 | 2016-07-08 | 한국해양대학교 산학협력단 | 피부노화 억제와 피부주름 개선 활성을 가지는 화합물 |
US20170319643A1 (en) | 2016-05-05 | 2017-11-09 | The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Serv | Lipoprotein targeting protease inhibitors and uses |
BR112018076309A8 (pt) * | 2016-06-17 | 2022-06-28 | Univ Erasmus Med Ct Rotterdam | Compostos de geminóide e seus usos |
TW202233647A (zh) * | 2020-11-17 | 2022-09-01 | 挪威商霍夫賽思生物保健有限公司 | 呼吸治療 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL279057A (ja) * | 1900-01-01 | |||
DE1493807A1 (de) * | 1962-07-04 | 1969-12-18 | Hoffmann La Roche | Verfahren zur Herstellung von Oligopeptidgemischen |
FI40902B (ja) * | 1962-10-12 | 1969-03-31 | Hoffmann La Roche | |
IL42124A (en) * | 1972-05-02 | 1977-02-28 | Kabi Ab | Substrate for the determination of proteolytic enzymes |
SE407058B (sv) * | 1974-12-05 | 1979-03-12 | Kabi Ab | Nya kromogena enzymsubstrat for serinproteaser |
GB1533129A (en) * | 1975-10-23 | 1978-11-22 | Sagami Chem Res | Process for producing a peptide in the presence of an enzyme |
EP0000330B1 (de) * | 1977-06-20 | 1981-08-05 | Ciba-Geigy Ag | Lipopeptide, Verfahren zu deren Herstellung und sie enthaltende pharmazeutische Präparate |
NZ189101A (en) * | 1977-12-08 | 1984-07-06 | Ortho Pharma Corp | Polypeptides having the ability to induce differentiation of both th-1+ t-lymphocytes and bu-1+ b-lymphocytes;pharmaceutical compositions |
EP0014815A3 (de) * | 1978-12-20 | 1980-10-29 | Ciba-Geigy Ag | Peptidderivate, Verfahren zu deren Herstellung und Zwischenprodukte sowie pharmazeutische Präparate mit einer dieser Verbindungen |
FR2460288A1 (fr) * | 1979-06-29 | 1981-01-23 | Rhone Poulenc Ind | Nouveaux dipeptides, leur preparation et les medicaments qui les contiennent |
-
1983
- 1983-05-16 FR FR8308052A patent/FR2546164B1/fr not_active Expired
-
1984
- 1984-05-14 US US06/610,111 patent/US4665053A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-05-15 JP JP59097420A patent/JPS59219257A/ja active Pending
- 1984-05-16 DE DE8484400999T patent/DE3462039D1/de not_active Expired
- 1984-05-16 AT AT84400999T patent/ATE24917T1/de not_active IP Right Cessation
- 1984-05-16 EP EP84400999A patent/EP0126009B1/fr not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2546164B1 (fr) | 1987-07-17 |
ATE24917T1 (de) | 1987-01-15 |
FR2546164A1 (fr) | 1984-11-23 |
EP0126009B1 (fr) | 1987-01-14 |
DE3462039D1 (en) | 1987-02-19 |
EP0126009A1 (fr) | 1984-11-21 |
US4665053A (en) | 1987-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59219257A (ja) | 新規なペプチド誘導体とその製造方法並びにエラスタ−ゼ阻害剤としてのその使用 | |
JPH05504775A (ja) | トロンビンの阻害剤および基質 | |
JPH04208299A (ja) | プロリルエンドペプチターゼ阻害ペプチド | |
US6057297A (en) | Inhibitor compounds of zinc-dependent metalloproteinases associated with pathological conditions, and therapeutic use thereof | |
CZ277998A3 (cs) | Inhibitory serinproteázy a farmaceutický prostředek | |
EP0758021B1 (en) | Method for determining the therapeutic activity of metalloproteinase inhibitor compounds, new inhibitor compounds, and the therapeutic use thereof | |
US4631270A (en) | Therapeutically useful pseudopeptides, compositions containing the same and methods of preparation and use | |
JPH0331298A (ja) | プロリルエンドペプチターゼ阻害ペプチド | |
EP0348086A2 (en) | Novel peptides, their use as immuno suppressants and processes for their preparation | |
EP4276105A1 (en) | Polypeptide for repairing skin wound or mucosal injury, and application thereof | |
RU2380371C2 (ru) | Низкомолекулярные производные пептидов как ингибиторы взаимодействия ламинина/нидогена | |
US7183430B2 (en) | Compounds which can block the response to chemical substances or thermal stimuli or mediators of inflammation of nociceptors, production method thereof and compositions containing same | |
HU201964B (en) | Process for producing peptides inhibiting maturation of t-lymphocytes and activity of macrophages, as well as pharmaceutical compositions comprising same | |
JP2007161696A (ja) | 新規なヘプタペプチド及びプロリルエンドペプチダーゼ阻害剤 | |
JPS63198698A (ja) | 新規ペプチド、その製法およびそれを含有する医薬組成物 | |
JPH08505143A (ja) | ジフルオロペンタペプチド誘導体抗炎症剤 | |
JP3119674B2 (ja) | 新規ペプチド、その製造法及び用途 | |
WO2023077339A1 (zh) | 一种四肽衍生物及其美容组合物或药用组合物和用途 | |
JP3012291B2 (ja) | 新規ペプチド、その製造方法及び用途 | |
JP3009719B2 (ja) | 新規ペプチド、その製造法及び用途 | |
JP2965682B2 (ja) | 新規ペプチド、その製造法及び用途 | |
JP2953634B2 (ja) | 新規ペプチド、その製造法及び用途 | |
JP2965683B2 (ja) | 新規ペプチド、それを製造する方法及び用途 | |
JP3112694B2 (ja) | 新規ペプチド、それを製造する方法及び用途 | |
JP2004513059A (ja) | ペプチド産物、方法及び組成物 |