JPS59219229A - キサンチンオキシデ−ス阻害剤 - Google Patents

キサンチンオキシデ−ス阻害剤

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JPS59219229A
JPS59219229A JP8588984A JP8588984A JPS59219229A JP S59219229 A JPS59219229 A JP S59219229A JP 8588984 A JP8588984 A JP 8588984A JP 8588984 A JP8588984 A JP 8588984A JP S59219229 A JPS59219229 A JP S59219229A
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JP
Japan
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xanthine oxidase
oxidase inhibitor
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compound
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JP8588984A
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English (en)
Inventor
Shingo Matsumura
松村 進午
Hiroshi Enomoto
宏 榎本
Yoshiaki Aoyanagi
青柳 良明
Sumitsugu Nomiyama
野見山 純続
Tatsuhiko Kono
河野 辰彦
Masato Matsuda
真人 松田
Haruo Tanaka
田中 治男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shinyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、次の一般式〔Δ〕で表わされるインドール誘
導体を主成分とする、キサンチンオキシデース阻害剤に
関する。
R’ ここに、R1及びR2は、同−又は異なって、水素、水
酸基、アシルオキシ基、又はトシルオキシ基を表わし、
R3はハイドロキシメチル基、カルボアルコキシ基、又
はフォルミル括を表わす。
本発明者らはニガキ(Picrasma quassi
oidesBenn.)中にインドール誘導体である新
規化合物の存在することを見いだし、更に、この化合物
がキサンチンオキシデース阻害作用を有することを見い
だし本発明を完成するに至ったものである。
ニガキは古来、漢方において、若木(局方)と称し、若
木エキス、若木チンキ(局方)を製し、健胃苦味薬とし
て用いられている。(刈込達人、木村雄四部著 広角書
店 薬用植物大辞典262頁、昭和38年発行) その成分としてクワッシイン、ニガキノンなどが知られ
ているが、特に注目すべきその他の用途はこれまで開発
されていなかった。
型光明考らは、市販若木、或いはニガギの乾燥細末等か
ら極めてイ1用なる薬理活性物質を得ることに成功した
ものである。
即ち、市販若木、或いはニガキの乾燥8、Ill末、望
ましくは、その心材(赤+A)の部分の乾燥細末を、例
えば、水或いはメタノールの如き、一般極性自機溶剤で
抽出後、濃縮しニガキ1、eエギスを調製し、その後L
 Hタイプのセファデックス或いはシリカゲルのカラム
クロマトグラフにより分画し、その分画部分のキザンチ
ンオキシデース阻害活性を検索した。
そして、以下にd′を述するように、その活性を示す部
分について精製を進めた結果、e、5xto4γ/ml
の濃度でキサンヂンオキシデースを50%も阻害する物
質〔■〕を得ることができた。
以下の式で表わされる物質〔■〕は、過去の文献におり
る記載の全くない、新規なる化合物である。
次に型光明考らは、物質〔■〕を製造する為の重要な中
間体となることができる 1−カルボメトキシ−4−ハ
イドロキシ−911−ビリl’ (3,4−b :l 
インドール(〔■〕)を、活性物質(1)を若木エキス
より精製中に、同時に化1’!I目−ることに成功した
ものである。
物質〔I〕は、物質(II )を出発原料として、直接
に通常の還元法で還元するか、或いは、4位の水酸基を
アシル化、トシル又はメチル化して保護した後、通常の
還元法で還元することにより容易に得ることができるの
である。
例えば〔■1〕をジイソブチルアルミニウムハイトライ
I’ (+−111BALJと略記する)の如きイ1機
金属水素化合物で還元しII)を得ることができるので
ある。更に、物質(1)の異性体である 1−ツメルミ
ルー3−ハイドロキシ−911−ピリド(3,4−b〕
インF−ル(Ill’lを以下に述べる合成法によって
得ることもできる。
即ち、1−カルボメトキシ−911−ピリド(3,4−
b )インドールをメタクロト1過安息香酸などの過酸
でNオキシド体とし、通常の方法で転位させ3−アセチ
ルオキシ体として、これをDIBALで還元することに
より CIll :]を得ることができる。
この物質〔■1〕は、以下に述べるように、強力なキザ
ンチンオキシデース阻害活性を有し、その活性は、IC
6oが0.387/mlである。
周知のように、キザンチンオキシデース阻害剤は尿酸の
生成を抑制することにより、1rli尿酸血症を改善し
、痛風、泌尿器系統の結石、循環系におL)る組織変性
等の予防及び治療薬として極めて有用である。
本発明は、これらの疾患の予防薬及び治療薬を提供する
ことを目的とするものである。
このキザンチンオキシデース阻書活性は、キリ゛ンチン
オキシデースを50%阻害する検体濃度(1C5O)と
して表わすことができる。
即ち、種々の濃度の検体を1117.5のリン酸緩衝液
中で5分間プレインキュへ一トシた後、キザンチン10
77Mを加え、Kalkerの方法に準じて酸素活性を
求め、検体濃度と191害率のグラフより’C50を算
出した。
型光明考らの発明に係る911−ピリl” (3,4−
b )インドール誘導体は、以下の表1に示すように、
いずれも極めて強力なる活性を示し、中でも物質〔1〕
は、実にIC,;Oが 6.5 xlO−’ r /m
lという驚くべき活性を有していた。
表1 キザンチンオキシデース1(11害活性また一方
、抗腫瘍作用をこれら一連の誘導体について検討した結
果、これらの誘導体は、マイトマイシンC1その他の抗
腫瘍剤と併用することによって、マイトマイシンC及び
その他の抗腫5M、刑の抗腫瘍効果を著しく増強する作
用を有することが判った。
即ち、体重18gのddY系雄性マウスを1週間飼育し
た後、エールリッヒ腹水癌細胞を1匹当たりI Xl0
6cells li腔内に移植し、24時間後より、■
マイトマイシンCを1日1fl O,5mg/kg投与
群、■物質(1)を1日量50 ing/kg投与群、
■マイ1〜マイシンCを1日M 0.5mg/kgと物
質(1)を1日量50 mg/kgとの併用投与群、そ
して対照群として■カルボキシメチルセルロース0.5
%溶液投与群、以上の1群10匹の4群に分けて、7日
間、腹腔内連日投与を行った。
その結果、対照群は18目目から24目目にかけて全数
が死亡し、物質CI)単独投与群も17目目から27目
目にかけて全数が死亡した。そして、マイトマイシンC
単独投与群は1、腫瘍移植後60日日において20%の
生存率であった。
これに対してマイトマイシンCと物質(1)の併用投与
群においては、腫瘍移植後60日l」において90%の
生存率を示し、物質(1)とマイトマイシンCとの併用
群に明らかな延命効果が発現していることが判った。
また、腫瘍移植後6日日にマイトマイシンCを1mg/
kgと物質(1)を50mg/kg腹腔内に1回投与を
行った場合にも、6日日にマイトマ・fシンCを1mg
/kg腹腔内に1回投与した群に対して明らかな差異の
ある延命効果を示し、本発明の有用性を立証することが
できる。
これらの事実は、本発明に係る化合物が極めて毒性の少
ない化合物であることをも立証するものである。
本発明化合物は医薬きして投与する場合、そのまま又は
医薬的に許容される無毒性かつ不活性の担体中に、医薬
組成物として、人を含む動物に投与することができる。
担体としては、固形、半固形、又は液状の希釈剤、充填
剤、及びその他の処方用の助剤一種以上が用いられる。
医薬組成物は、投与単位形態で投与することが望ましい
。本発明医薬組成物は、経1」投与、組織内投与、局所
投与(経皮投与等)又は経直腸的に投与することができ
る。これらの投与方法に適した剤型で投与されるのはも
ちろんである。例えば、経口投与剤型が特に好ましい。
用量は、年齢、体重、等の患五の状態、投与経路、病気
の性質と程度等を考1.fi+、した」二で調整するこ
とが望ましいが、通常は、成人に対して本発明の自効成
分量程度の甲を適用するのが−・般的である。場合によ
っては、これ以下で足りるしまた逆にこれ以上の用量を
必要とすることもある。多量に投与するときは、IIコ
数回に分割して投与することが望ましい。
経1コ投与は固形または液状の用量11’<位、例えば
末剤、散剤、錠剤、糖衣剤、カプセル剤、顆粒剤、懸濁
剤、液剤、シロップ剤、ド1コツプ剤、舌下錠その他の
剤型によって行うことができる。末剤は活性物質を適当
な細かさにすることにより製造される。散剤は活性物質
を適当な細かさと成し1、次いで同様に細かくした医薬
用担体、例えば澱1’5)、マンニトールの如き可食性
炭水化物その他と混合することにより製造される。必要
に応し風味剤、保存剤、分11に剤、着色剤、香料その
他のものを混じても良い。カプセル剤は、まずトM\の
ようにして粉末状となった末剤や散剤あるいは錠剤の項
で述べるように顆粒化したものを、例えばセラチンカプ
セルのようなカプセル外皮の中へ充填することにより製
造される。ln沢剤や流動化剤、例えばコロイド状のシ
リカ、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン
酸カルシウム、固形のポリエチレングリコールの如きも
のを粉末状態のものに混合し、然るのちに充填操作を行
°・うごとも゛(きる。崩壊剤や可溶化剤、例えばカル
ホキジメチルセルロース、カルボキシメチルセル1.1
−スカルシウム、低置換度ヒドロキシプl二1ピルセル
ロース、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウムを添加すれば
、カプセル剤が1■取されたときの医薬の自助性を改善
することができる。
また、本旨の微粉末を植物油、ポリエチレングリコール
、グリセリン、界面活性剤中に懸濁分11(!し、これ
をゼラチンシートで包んで軟カプセル剤とすることがで
きる。錠剤は粉末混合物を作り、顆粒化もしくはスラグ
化し、次いで崩壊剤又は滑沢剤を加えたのち打錠するこ
とにより製造される。
わ)未混合物は、適当に粉末化された物質を上述の希釈
剤やヘースと混合し、必要に応じ結合剤(たとえばカル
ボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸塩、セ
ラチン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール
など)、溶解遅延化剤(たとえばパラフィンなど)、再
吸収剤(たとえは四級塩)及び/又は吸着剤(たとえば
ヘントナイト、カオリン、リン酸シカルシウムなど)を
も併用しても良い。粉末混合物は、まず結合剤たとえば
シロップ、でんぷん糊、アラビアゴム、セルロース溶液
又は高分子物質溶液で湿らせ、次いで篩を強勢通過させ
て顆粒とすることできる。このように粉末を顆粒化する
かわりに、まず打錠機にかりたのち、iqられる不完全
な形態のスラグを破砕して顆粒にすることも可能である
このようにして作られる顆粒は、ン1″1沢剤としてス
テアリン酸、ステアリン酸塩、タルク、ミネラルオイル
その他を添加することにより、互いに(=J着すること
を防ぐことができる。このように湯沢化された混合物を
、次いで打錠する。また薬物は、上述のように顆粒化や
スラグ化の工程を経ることなく、流動性の不活性担体と
混合したのらに直接打錠しても良い。シェラツクの密閉
被膜から成る透明または半透明の保護被覆、糖や高分子
利料の被覆、及びワックスより成る層上被覆の如きも用
いうる。他の経[」投与剤型、たとえば溶液、シロップ
、エリキシルなどもまたその一定量が薬物の一定量を含
有するよ・うに用量単位形態にすることができる。シロ
ップは、化合物を適当な香味化水/8液に熔解して製造
され、またエリキシルは非毒性のアルコール性担体を用
いるごとにより製造される。¥f!、7rJ剤は化合物
を非毒性担体中に分散さ−Vることにより処方される。
可溶化剤・や乳化剤(たとえばエトキシ化されたイソス
テアリルアルコール類、ポリオキシエチレンソルビト−
ルエスナル類)、保存剤、風味賦与剤(たとえばベバミ
ント油、サッカリン)その他もまた必要に応じ添加でき
る。 必要とあれば、経口投与のための用量単位処方は
マイクロカプセル化しても良い。該処方はまた被覆をし
たり、高分子−ノノクス等中にうめ込んだりすることに
より作用時間の延長や持続放出をもたらすこともできる
。非経口的投与は、皮下・筋肉内又は静脈内注射用とし
たところの液状用量単位形態たとえば溶液や懸濁剤の形
態を用いることによって行いうる。これらのものは、化
合物の一定量を、注射の目的に適合する非毒性の液状担
体たとえば水性や油性の媒体に懸濁し又は溶解し、次い
で該懸濁液又は溶液を減菌することにより製造される。
あるいは化合物の一定量をノ〈イアルにとり、然るのち
該バイアルとその内容物を減菌し密閉しても良い。投与
直前に熔解又は混合するために、粉末又は凍結乾燥した
有効成分Gこ添えて、予備的のバイプルや担体を準備し
ても良い。注射液を等張にするために非毒性の塩や塩溶
液を添加しても良い。さらに安定剤、保存剤、乳化剤の
如きものを併用することもできる。直腸投与は、化合物
を低融点の水に可溶又は不溶の固体たとえばポリエチレ
ングリコール、カカオ脂、高級エステル類(たとえばパ
ルミチン酸ミリスチルエステル)及びそれらの混合物を
混じた坐剤を用、いることによって行いうる。本発明化
合物の製剤には、本発明に係る有効成分に加えて他の薬
剤などを配合してもよく、又は併用しても良い。
以下に、本発明に係る化合物の製造に関する実施例を掲
げる。
(以下次頁) 実施例1 (物質〔1〕の単離) 市販若木の乾燥粉砕したちの1OkHを、メタノール2
52で室温終液抽出する。この1榮作を3回繰り返し、
抽出液を合−後、濃縮し茶褐色粉末エキス17hを得た
このエキスのキサンチンオギシデース阻書活性IC5,
は5γ/mlである。エキス21Xをとり、L H−2
0200gを使用しメタノールで展開、各フラクション
 14m1を簗めたところフラクション41−45にt
C5Oが0.17/mlの活性を示ず分画30Bを得た
。この分画を30m lのメタノールに溶解し、高速液
体クロマトグラフ(ウォーターズ社製モデル440)に
より分画した。充填剤はボンダバック018(逆相系)
を使用し、展開溶媒として、メタノール:水=1:1を
用いた。
1回の注入量を2mlとして毎分6mlで溶出したとこ
ろ、6〜10分のところで活性が認められ、この両分を
繰り返し実施することにより集め、IC5,が0.02
 r/mlであるもの5mlを得た。
更にこの両分を分析用充填剤μmホンダパンクCI8を
使用し、メタノール:水−tilの展開溶媒で、毎分2
mlで展開したとごろ、注入後6分のところで11’<
−のピークとして物yt(+1が溶出された。1回の注
入壁はHl(1/Z7!て、以1−の操作を繰り返し行
った。工S1−ス17hより以上の実験を繰り返し行う
ことにより、物質〔l〕を17ncr;t!7ることが
できる。量1か1・1は、1二トスに対して0.001
%である。
この物質〔■〕は、2,4−ジス1〜IIフエニルヒド
ラジンで橙色の呈色を示す。水−メタノールの温媒から
再結晶し融点296〜298℃(分解)の淡黄色針状晶
を得る。
高分解能マススペクトログラフでは、i十212.06
44を示しCI2 H8N202  (212,051
1573)である分子式を示唆している。メタノールに
溶解しUV吸収スペクトルを測定したところ、370.
240.210川μに極大吸収を示し、アルカリ性にし
て測定すると370.283川μの吸収強度が増大され
た。この吸収は、β−カルボリン骨格を有することを示
している。また赤外吸収でば、3350.1660.1
610cm−1に吸収を持ち、NH,CHO,OH基の
存在を示している。
N M Rは、DMSO−d6中で測定したとごろ、δ
、11.90ppm (N H) 、10.11 pp
m  (CHO)、8.21ppm (3位のH) 、
7.58.7.65.7.90.8.33ppm (ヘ
ンゼン環の4個のプロトン)、7.58〜8.0ppm
 (0−H)に、プロトンのシグナルが認められた。
以上の物理的データにより、物質臼〕は、■−フォルミ
ルー4−ハイドロキシ−911−ピリド 〔3゜4−b
〕ゼインールであることが確認された。
実施例2(物質[11)の単離) ニガキエキス20gをセファデックスL 11−202
.0kgを用いメタノールで各フラクション100m1
ずつ熔出したとごろ、フラクション11〜21に1.5
0gのニガキノンが得られ、フラクション22〜38に
0.12gの結晶が得られた。収率はニガキエキスより
0.6%であった。
このものはジオキサンより再結晶し、融点が241〜2
42°Cの無晶プリズム品であった。
赤外吸収3400.2600〜3100.1670.1
6LOcm−1゜UV(エタノール)365.350.
304.280mg。
元素分析値 (CI3111(IN203として)計算
イ直 (%)    C:64.46  H二4.16
   N  :  11.57実測値(%)  C: 
64.132 tl : 3.77  N : 11.
58マススペク1司コクラフで分子量は242を示しゾ
こ。
NMR(IIMsO−de  、   δ)  ppm
  :CO(3,G。
OC■J−)、11.45  (1,Nμm)  、8
.0〜8.4(2)  、10.0 (1,(jl()
  、7.2〜7.8  (3) 。
以上の物理的データにより、このものは、■−フメルミ
ルー4−ハイドロキシ−911−ビリF (3,4−b
〕ゼインールであることが確認された。
実施例3 (物質(II)から(1)の合成)物質C1
1)  4.0gをピリジン20m1と無水酢酸25m
 lに溶解し、室温で一夜放置後、析出する結晶を濾取
し、メタノールより再結晶したところ、2.9gのモノ
アセテ−1・が得られた。
収率61.8%。融点220〜221℃の無色釧状晶。
元素分析値 (C+51−112 N204として)電
算値(%)  C: I:i3.38 H: 4.26
  N : 9.8<i実測値(%)  C: (i3
.23 H: 3.94  N : 9.59マススペ
クトログラフで分子量は284を示し)こ。
NMR(IIMs(1−d c 、   δ)  pp
m   :2.G2  (3,COC且1) 、4.0
7 (3,C00C旦、−) 、8.37 (1,3位
のH) 、7.20〜8.20 (4) 、11.85
  (1、I’llヨ) 。
赤外吸収3380.1760.1675.1242.1
222cm−1゜UV(メタノール)360.300.
264.243.212mg。
以上の物理的データにより、このものは、一般式(A)
において、R1が0Δc、R3がCOOCH3である化
合物であることがrlf、認されノこ。
この物質540n+gを、無水テトラヒドロフラン70
粕1に?g l’A! L/、トライアイスアセトンで
冷却下に7mlのジイソブチルアルミニウムハライドを
加える。2時間後、アンモニアアルカリとじて析出する
試薬を除去後、溶媒留去し゛ζ残渣をメタノール−水の
混合溶媒から結晶化させると、物質(1)が140mg
得られた。
融点296〜298 ’C0淡黄色針状結晶。天然品と
の混融による融点降下は無かった。赤外、紫外吸収、N
 M R、マス吸収等も、実施例1で()fられたもの
と同一であった。
実施例3 (R1=OTs、R2=Il、Y?3−CO
OCH3の合成) 物質(1)の24.2mgをジオキサン10m1に熔解
し、19.OLIlgのバラトルエンスルボニルクロリ
ドと、10mgの炭酸ナトリウムを加え室温で1暇拌し
4時間後に析出する結晶を濾取しメタノールより再結晶
したところ、35mgの融点230〜231℃の無色針
状晶が得られた。収率89.7%。
実施例5 (R1=R2=H,R3=C0OCH3のN
オキサ41体の合成) ■−メ1〜キシカルボニルー911−ピリF’ [3,
4−b ]]インドーし3.78を1501のクロロホ
ルムにiU解し、13.8gのメタクロロ過安息香酸を
加え、16時間室温攪拌する。反応後、5%の炭酸水素
ナトリウムで抽出し、水洗後クロロホルム層に800m
gのNオキサイド体を得る。収率20.2%。
酢酸エチルエステル−メタノールより再結晶して、融点
192〜193°Cの結晶を得る。
実施例6 実施例5で得られるNオキサ41体24.2n+Bを3
n+1の無水酢酸に溶解し、80℃の水浴上2時間反応
した。反応後、水にあけ、溶媒留去後残渣をイソプロパ
ノ−ルー水の混合溶媒より再結晶して、融点151〜1
52℃の黄色針状晶15mgを得た。収率52.82%
マススペクトログラフで分子量は284を示した。
NMR(I坩5o−d、  、   δ)  ppm 
  :2.33  (3,C0Cf13 ) 、3.9
9 (3,C00CIII  ) 、8.16 (1,
4位のf−1) 、8.22 C1) 、7.20〜7
.80(3)赤外吸収3400.1750.1690.
1622.1222cm−I。
UV(メタノール)375.300.275.265.
258.242 mμ。塩基性で黄色を帯びる。
以上の物理的データにより、このものは、一般式(A)
において、R1がH,R2が0COC[I3、R3がC
OOCII 3である化合物であることが確認された。
実施例7 (物質(Ill)の合成) 実施例6で得た物質135mgを無水テトラヒドロフラ
ン50m1に溶解し2mlのジイソブチルアルミニウム
ハイドライドでドラ−イアイス−アセトン冷却下に2時
間還元する。還元後、水にあけ、析出する試薬を除去し
、溶媒留去後、水−メタノール混合溶媒より再結晶し、
融点290〜295℃(分解)の物質(Ill) 10
mgをi!7る。
マススペクトログラフで分子量は212を示しノこ。
N M R(DMSO−de  、   δ)  pp
m  :toyz  (1,C1lユ0) 、7.7 
 (1,4位のH) 、8.2  (1)、7.2〜7
.6   (3)  。
赤外吸収 3300.1640.1620.1600c
m−10UV(メタノール)420.292.282.
262Iμ。
以上の物理的データにより、このものは、l−フォルミ
ルー3−ハイドロキシ−911−ビリI’ (3,4〜
b〕インドールであることが確認された。
実施例8 (R1=0ΔC,R2=H1R3=CHOの
合成) 物質〔1〕の51mgを、1.0mlの無水酢酸と0.
5mlのピリジンで室温で2時間II PIシ、反応す
ると、白色沈澱物が生成する。この物質を濾取し、メタ
ノールより再結晶すると、融点250〜252℃(分解
)の無色側状晶が12mg得られた。
赤外吸収スペクトルは、3370 (NH) 、176
0(COCH3) 、1680 (CtlO) cm”
lに吸収が確認された、マススペクトログラフから分子
量254が得られたため、アセチル基の一個導入が確認
された。
実施例9 (R1−R2=H1R3=CH20Hの合成
) 1−メトキシカルボニル−911−ピリド(3,4−b
 )インドール160+ngを無水テトラヒドロフラン
50m1に熔解し、氷で冷却し2mlのジイソブチルア
ルミニウムハイドライドで2時間還元する。反応抜水を
少量加え、過剰の試薬を分解し、クロホルムで抽出する
。クロロホルム層を留去し、残渣をメタノールより再結
晶すると、融点が、228〜230℃き淡黄色針状晶3
0mgが得られた。
赤外スペクトラムで、原料の16110cm−1の吸収
が消失し、1630cm−Iの吸収が強く認められた。
マススペクトラムから分子量は198と確認され、標記
化合物であることが確認された。
実施例10 (R1=OH,R2−11、R3=CI2
01−1の合成) 実施例3の中に記載された物質 I−メトキシカルボニ
ル−4−アセチルオキシ−911−ピリド〔3゜4−b
〕インド−7Lz(l(Iが0CO(j13 、R2が
II、R3がC00CII3) 70mgを無水テトラ
ヒドロフラン30m1に溶解し、氷で冷却下に4.0m
lのジイソブチルアルミニウムハイドライドを加える。
2時間反応後、少量の水を加え、過剰の試薬を分解後、
酢酸エチルで抽出する。抽出         :され
た有機溶媒層を合一後、濃縮し析出する結品を酢酸エチ
ルから再結晶したところ、16mgの白色針状晶が得ら
れた。融点141)〜150℃(分解)。
赤外吸収スペクトラムで、原料の1680cm−Iの吸
収が消失し、1620cm−Iの吸収が強く認められた
。マススペクトラムから分子量は214と決定され、本
物質が標記化合物であることが確認された。
実施例11 (R1==R2=IL R3=’C00I
Iの合成) ■−メトキシカルボニルー911−ピリド(3,4−b
〕インドール(R1、R2がH,、R3がco。
CH3) 0.5gをメタノール30m1に溶かし、2
mlの10%水酸化ナトリウム水溶液を加え、水浴上6
時間、還流する。反応終了後メタノールを留去し、10
%塩酸で中和し、析出する結晶を濾取する。このものを
メタノールより再結晶し、無色針状晶350mgを得た
。融点239〜240℃(分[)。マススペクトラJ1
から分子量は212゜赤外吸収スペクトラムは原料の1
680cm−1の吸収が消失し、新たに1580〜16
00cm−Iにカルボン酸の吸収が認められた。
以上の物理データから、標記化合物であることが確認さ
れた。
実施例例12 (R1=OLl、R2=1−1、R3=
C0O1fの合成) 物’&(II)  1.0.をメタノール30m1に?
af’+’iiL、2mlの10%水酸化すl・リウム
水溶液を加え、水浴上還流する。6時間反応後、メタノ
ールを留去し、10%塩酸水溶液を加え、中和し、析出
する結晶を濾取する。メタノール−テトラヒト1m+フ
ランの混合溶媒より再結晶すると、無色釧状晶630m
gが得られた。融点158〜159’c (分解)。マ
ススペクトラムから分子量は228゜元素分析値 (C
I214B N203として)計算値(%)C: 63
.16 II : 3.53  N : 12.2B実
測値(%)  C: 63.32 II : 3.28
  N : 12.05赤外吸収スペクトラムは、原料
の1680cm−1の吸収が消失し、1610cm−1
に新たにカルボン酸の吸収が認められた。
以上の物理データから、標記化合物であることが確認さ
れた。
出願人 日本新薬株式会社 代理人 弁理士 片間 宏 第1頁の続き 0発 明 者 田中治男 京都市南区吉祥院西ノ庄門ロ町 14番地日本新薬株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次の一般式(A)で表わされるインドール誘導体を主成
    分とする、キサンチンオキシデース阻害剤。 1 ここに、R1及びR2は、同−又は異なって、水素、水
    酸基、アシルオキシ基、又はトシルオキシ基を表わし、
    R3はハイドロキシメチル基、カルボアルコキシ基、又
    はフォルミル茫を表わす。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1134221A1 (en) * 2000-03-15 2001-09-19 Aventis Pharma Deutschland GmbH Substituted beta-carbolines as lkB kinase inhibitors
WO2004080486A1 (ja) * 2003-03-13 2004-09-23 Mitsubishi Pharma Corporation 腫瘍形成抑制剤

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