JPS59218704A - 永久磁石材料の製造方法 - Google Patents
永久磁石材料の製造方法Info
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- JPS59218704A JPS59218704A JP58092237A JP9223783A JPS59218704A JP S59218704 A JPS59218704 A JP S59218704A JP 58092237 A JP58092237 A JP 58092237A JP 9223783 A JP9223783 A JP 9223783A JP S59218704 A JPS59218704 A JP S59218704A
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- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/032—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
- H01F1/04—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/06—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder
- H01F1/08—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder pressed, sintered, or bound together
- H01F1/086—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder pressed, sintered, or bound together sintered
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はFeBR系をベースとして添加元素にを含み高
価で資源稀少なコバルトを全く使用しないFeBRM系
永久磁石材料及びその製造方法に関する。
価で資源稀少なコバルトを全く使用しないFeBRM系
永久磁石材料及びその製造方法に関する。
永久磁石材料は一般家庭の各種電気製品から大型コンピ
ュタ−の周辺端末機器までIJ広い分野で使用されてい
る極めて重要な電気・電子材料の一つである。近年電気
機器の小型化、高効率化の要求にともない、永久磁石材
料はますます高性能化が求められている。また実用的に
はモーター用φ発電機用・磁気カップリング用など極め
て大きい逆磁界のかかる用途も多く高保磁力を有する磁
石材料も求められている。
ュタ−の周辺端末機器までIJ広い分野で使用されてい
る極めて重要な電気・電子材料の一つである。近年電気
機器の小型化、高効率化の要求にともない、永久磁石材
料はますます高性能化が求められている。また実用的に
はモーター用φ発電機用・磁気カップリング用など極め
て大きい逆磁界のかかる用途も多く高保磁力を有する磁
石材料も求められている。
現在使用されている永久磁石のうち代表的なものはアル
ニコ、ハードフェライト、および希土類コバルト磁石で
ある。しかし最近のコバルトの原料事情の不安定化に伴
ないコバルトを20〜30重量%含むアルニコ磁石の需
要は減り、鉄の酸化物を主成分とする安価なハードフェ
ライトが磁石材料の主流を占めるようになった。一方希
土類コパルi−磁石はコバルトを50〜85重量%も含
むうえ希土類鉱石中にあまり含まれていないSmを使用
するため大変高価であるが他の磁石に比べて磁石特性が
格段に高いため、主として小型で付加価値の高い磁気回
路に多く使われている。
ニコ、ハードフェライト、および希土類コバルト磁石で
ある。しかし最近のコバルトの原料事情の不安定化に伴
ないコバルトを20〜30重量%含むアルニコ磁石の需
要は減り、鉄の酸化物を主成分とする安価なハードフェ
ライトが磁石材料の主流を占めるようになった。一方希
土類コパルi−磁石はコバルトを50〜85重量%も含
むうえ希土類鉱石中にあまり含まれていないSmを使用
するため大変高価であるが他の磁石に比べて磁石特性が
格段に高いため、主として小型で付加価値の高い磁気回
路に多く使われている。
希土類磁石がもっと広い分野でかつ多量に使用されるよ
うになるためには高価なコバルトを含まず、かつ希土類
金属として鉱石中に多量に含まれている軽希土類を主成
分とすることが必要である。そのような永久磁石材料へ
の一つの試みとしてRFez系化合物(但しRは希土類
金属の少なくとも1種)が提案された。クラーク(A、
E、 C1ark)はスパッタリングにより得られた
非晶質TbFezは4.2°K テ29.5MGOec
)) エネルギー積をもち、これを300〜500°C
で熱処理すると室温で保磁力は3.4KOe、最大エネ
ルギー積は?MGOeを示すことを見い出した。同様な
研究はSn+Fe2についても行われ、77°にで9.
2MGOeを示すことが報告されている。しかしこれら
のものはどれもスパッタリングにより作製された薄膜で
あり一般のスピーカーやモーターに使用できる磁石では
ない。またPrFe系合金の超急冷により作製したリボ
ンが2.8KOeの高保磁力を示すことが報告されてい
る。さらにクーン等は(Fe’B)O,(l Tbo、
os Lao、os の超急冷により得られた非晶質リ
ボンを627℃で焼鈍すると保磁力が9KOeにも達す
ることを見い出した(Brは5KG)。
うになるためには高価なコバルトを含まず、かつ希土類
金属として鉱石中に多量に含まれている軽希土類を主成
分とすることが必要である。そのような永久磁石材料へ
の一つの試みとしてRFez系化合物(但しRは希土類
金属の少なくとも1種)が提案された。クラーク(A、
E、 C1ark)はスパッタリングにより得られた
非晶質TbFezは4.2°K テ29.5MGOec
)) エネルギー積をもち、これを300〜500°C
で熱処理すると室温で保磁力は3.4KOe、最大エネ
ルギー積は?MGOeを示すことを見い出した。同様な
研究はSn+Fe2についても行われ、77°にで9.
2MGOeを示すことが報告されている。しかしこれら
のものはどれもスパッタリングにより作製された薄膜で
あり一般のスピーカーやモーターに使用できる磁石では
ない。またPrFe系合金の超急冷により作製したリボ
ンが2.8KOeの高保磁力を示すことが報告されてい
る。さらにクーン等は(Fe’B)O,(l Tbo、
os Lao、os の超急冷により得られた非晶質リ
ボンを627℃で焼鈍すると保磁力が9KOeにも達す
ることを見い出した(Brは5KG)。
しかしこの場合磁化曲線の角形性が悪いため最大エネル
ギー積は低い(N、 C,Koon他App1. Ph
ys。
ギー積は低い(N、 C,Koon他App1. Ph
ys。
Lett、 39(10) 1981.840〜842
頁)。
頁)。
またカバコツ(L、 Kabacoff)等は(FeB
)l−xPrx(x=0〜0.3原子比)の組成の超急
冷で作製したリボンはFe@Pr2成分系で室温でKO
eレベルの保磁力をもつものがあると報告している。
)l−xPrx(x=0〜0.3原子比)の組成の超急
冷で作製したリボンはFe@Pr2成分系で室温でKO
eレベルの保磁力をもつものがあると報告している。
これらの超急冷でのリボン又はスパッタリングによる薄
膜はそれ自体として使用可能な実用永久磁石(体)では
なく、これらのリボンや薄膜から実用永久磁石を得るこ
とは出来ない。即ち従来提案されているFe・B−R系
のリボン又はRFe系の薄膜からは任意の形状・寸法を
有するバルク永久磁石体を得ることは出来ない。又これ
までに報告されたFeBR系のリボンの磁化曲線は角形
性が悪〈従来慣用されている磁石に対抗できる実用永久
磁石材料とはみなされない。更には超急冷でのりポン、
スパッタリングによる薄膜はいずれも木質上等方性であ
り、これから磁気異方性の実用永久磁石を得ることは事
実上不可能である。
膜はそれ自体として使用可能な実用永久磁石(体)では
なく、これらのリボンや薄膜から実用永久磁石を得るこ
とは出来ない。即ち従来提案されているFe・B−R系
のリボン又はRFe系の薄膜からは任意の形状・寸法を
有するバルク永久磁石体を得ることは出来ない。又これ
までに報告されたFeBR系のリボンの磁化曲線は角形
性が悪〈従来慣用されている磁石に対抗できる実用永久
磁石材料とはみなされない。更には超急冷でのりポン、
スパッタリングによる薄膜はいずれも木質上等方性であ
り、これから磁気異方性の実用永久磁石を得ることは事
実上不可能である。
従って本発明の目的は従来法の欠点を除去したCo等の
稀少物質を含まず、Sm等の稀少な希土類を必ずしも用
いる必要のないFeBR系をベースとする新規な永久磁
石材料を得ることを基本的目的とし、さらに、室温で良
好な磁石特性を有し任意の形状・実用寸法に成形でき、
磁化曲線の角形性が高く、資源的に豊富な軽希土類元素
を有効に使用可能なもの及びその製造方法を提供せんと
するものである。
稀少物質を含まず、Sm等の稀少な希土類を必ずしも用
いる必要のないFeBR系をベースとする新規な永久磁
石材料を得ることを基本的目的とし、さらに、室温で良
好な磁石特性を有し任意の形状・実用寸法に成形でき、
磁化曲線の角形性が高く、資源的に豊富な軽希土類元素
を有効に使用可能なもの及びその製造方法を提供せんと
するものである。
本発明者らはかかる目的を達成するための永久磁石材料
について鋭意研究したところFeBR系をベースとし添
加元素M (V、 Nb、 Ta、 No、 W、 O
r。
について鋭意研究したところFeBR系をベースとし添
加元素M (V、 Nb、 Ta、 No、 W、 O
r。
AI)を含むFe・B−R−M系の一定の組成範囲の合
金粉末を成形し、焼結し、更に熱処理することにより磁
石特性、特に保磁力と角形性が著しく優れた永久磁石材
料が得られることを見い出し本発明に至ったものである
。
金粉末を成形し、焼結し、更に熱処理することにより磁
石特性、特に保磁力と角形性が著しく優れた永久磁石材
料が得られることを見い出し本発明に至ったものである
。
即ち、本発明によれば原子百分率で8〜30%のR(但
しRはYを包含する希土類元素の少なくとも1種)、
2〜28%のB、所定2以下の添加元素Xの1種又は2
種以」二 (但しM o%以下を除き、hは V Q、5 % 以下、 Nb 12.5 %
以下、Ta 10.5 %以下、 No 9
.5X以下、W 9.5X以下、 Or 8
.5%以下、及び AI 9.5%以下であり、
2種以上のHを含む場合Hの含量は含有するXの当該各
元素のうち最大値を有するものの所定2以下)、及び残
部実質上Feからなる組成(FeBRM組成)を有し、
平均粒度0.3〜807hmの合金粉末を成形し、80
0〜1200°Cで焼結し、更に350°C以上ないし
当該焼結温度以下で熱処理することにより、優れた磁気
特性を備えた永久磁石材料が得られる。この永久磁石材
料は、上記FeBRM組成において異方性の場合特に優
れた磁気特性を示す。
しRはYを包含する希土類元素の少なくとも1種)、
2〜28%のB、所定2以下の添加元素Xの1種又は2
種以」二 (但しM o%以下を除き、hは V Q、5 % 以下、 Nb 12.5 %
以下、Ta 10.5 %以下、 No 9
.5X以下、W 9.5X以下、 Or 8
.5%以下、及び AI 9.5%以下であり、
2種以上のHを含む場合Hの含量は含有するXの当該各
元素のうち最大値を有するものの所定2以下)、及び残
部実質上Feからなる組成(FeBRM組成)を有し、
平均粒度0.3〜807hmの合金粉末を成形し、80
0〜1200°Cで焼結し、更に350°C以上ないし
当該焼結温度以下で熱処理することにより、優れた磁気
特性を備えた永久磁石材料が得られる。この永久磁石材
料は、上記FeBRM組成において異方性の場合特に優
れた磁気特性を示す。
本発明は、従来のFeBR系アモルファスリボン等と異
なり磁気異方性の永久磁石体が得られる点で特徴的であ
るが、等方性のものも従来の等方性永久磁石に比して優
れたものが得られる。以下、まず主として異方性の場合
を基本として説明する。
なり磁気異方性の永久磁石体が得られる点で特徴的であ
るが、等方性のものも従来の等方性永久磁石に比して優
れたものが得られる。以下、まず主として異方性の場合
を基本として説明する。
本発明のFe−B−R−M系磁石材料において、Bは保
磁力がIKOe以上を満たすために2% (以下%は合
金中の原子百分率を示す)以上とし、ハードフェライト
の残留磁束密度Br約4KG以上とするために28%以
下であり、Rは保磁力IKOe以、上とするため8%以
上必要であり、また燃え易く工業的取扱・製造上の困難
のため、また高価であることがら3’O%以下とする。
磁力がIKOe以上を満たすために2% (以下%は合
金中の原子百分率を示す)以上とし、ハードフェライト
の残留磁束密度Br約4KG以上とするために28%以
下であり、Rは保磁力IKOe以、上とするため8%以
上必要であり、また燃え易く工業的取扱・製造上の困難
のため、また高価であることがら3’O%以下とする。
B (ホウ素)としては純ポロン又はフェロボロンを用
いることが出来、不純物としてAI’、 Si、 Cな
どを含むものも用いることが出来る。
いることが出来、不純物としてAI’、 Si、 Cな
どを含むものも用いることが出来る。
Rとしては資源的に豊富な軽希土類を用いることができ
必ずしも5I11を必要とせず或いはSmを主体とする
必要もないので原料が安価でありきわめて有用である。
必ずしも5I11を必要とせず或いはSmを主体とする
必要もないので原料が安価でありきわめて有用である。
本発明の永久磁石に用いる希土類元素RはYを包含し、
軽希土類及び重希土類を包含する希土類元素であり、そ
のうち1種以上を用いる。即ち、こ(7)RとしてはN
d、 Pr、 La、 Ce、 TJDY、 Ho、
Er、 Eu、 Sm、 Gd、 Pi、 Tn+、
Yb、 Lu及びYが包含される。Rとしては軽希土類
をもって足り、特にNd、 Prが好ましい。また通例
只のうち1種をもって足りるが実用上は2種以上の混合
物(ミツシュメタル、ジジム等)を入手上の便宜等の理
由により用いることができ、Sm、 Y、 La、 C
e。
軽希土類及び重希土類を包含する希土類元素であり、そ
のうち1種以上を用いる。即ち、こ(7)RとしてはN
d、 Pr、 La、 Ce、 TJDY、 Ho、
Er、 Eu、 Sm、 Gd、 Pi、 Tn+、
Yb、 Lu及びYが包含される。Rとしては軽希土類
をもって足り、特にNd、 Prが好ましい。また通例
只のうち1種をもって足りるが実用上は2種以上の混合
物(ミツシュメタル、ジジム等)を入手上の便宜等の理
由により用いることができ、Sm、 Y、 La、 C
e。
Gd等は他のR1特にNd、 Pr等との混合物として
用いることができる。なおRとしては純希土類元素でな
くともよく工業上入手可能な範囲で製造上不可避な不純
物を含有するものでも用いることが出来る。
用いることができる。なおRとしては純希土類元素でな
くともよく工業上入手可能な範囲で製造上不可避な不純
物を含有するものでも用いることが出来る。
本発明の永久磁石材料において添加元素Xは保磁力を増
大させる効果をもっている。保磁力の増大は磁石の安定
性を増し、その用途が拡大される。しかしにの添加量の
増大につれてBrが低下していき、そのため最大エネル
ギー積(BH)waxが減少する。(BH)maxは少
し低くなっても高い保磁力Heが必要とされる用途は最
近ことに多くなってきたためXを含む合金は大変有用で
あるが(BH)mawは4MGOe以上の範囲で有用で
ある。
大させる効果をもっている。保磁力の増大は磁石の安定
性を増し、その用途が拡大される。しかしにの添加量の
増大につれてBrが低下していき、そのため最大エネル
ギー積(BH)waxが減少する。(BH)maxは少
し低くなっても高い保磁力Heが必要とされる用途は最
近ことに多くなってきたためXを含む合金は大変有用で
あるが(BH)mawは4MGOe以上の範囲で有用で
ある。
添加元素Nの夫々の添加によるBrへの及ぼす効果を明
らかにするためその添加量を変化させてBrの変化を測
定しハードフェライトのBr約4KG と同等以上をそ
の範囲とする。またハードフェライトの(BH)ffl
ax約4MGOeと同等以上の範囲を考慮しNの添加量
の上限は V 9.5%、 Nb 12.5z、Ta
10.5%。
らかにするためその添加量を変化させてBrの変化を測
定しハードフェライトのBr約4KG と同等以上をそ
の範囲とする。またハードフェライトの(BH)ffl
ax約4MGOeと同等以上の範囲を考慮しNの添加量
の上限は V 9.5%、 Nb 12.5z、Ta
10.5%。
No 9.5%、 W 8.5%、 Or
8.5z。
8.5z。
AI 9.5χである。
Nは0%を含ます又1種もしシは2種以上を添加使用す
ることが出来る。Nを2種以上含有する場合には各添加
元素の特性の中間の値を一般に示し夫々の元素の含有量
は上記2の範囲内でかつその含量が各元素に対する上記
2の最大値以下とする。
ることが出来る。Nを2種以上含有する場合には各添加
元素の特性の中間の値を一般に示し夫々の元素の含有量
は上記2の範囲内でかつその含量が各元素に対する上記
2の最大値以下とする。
本発明の永久磁石材料は、前記FeBRM組成において
、最大エネルギー積(BH)maxはハードフェライト
磁石(〜4MGOe)と同等あるいはそれ以上となる。
、最大エネルギー積(BH)maxはハードフェライト
磁石(〜4MGOe)と同等あるいはそれ以上となる。
また軽希土類元素を全R中の50%以上含有し、カッ1
1〜24% (1)R13〜27%ノB、添加元素阿は
V 8.0%以下、Nb 10.5X以下、Ta L5
% 以下、Mo 7.5%以下、W ?、52;以下、
Cr 6.5%以下、及びAI 7.5%以下での1種
又は2種以上であり、阿の含量は含有するMの当該各元
素のうち最大値を有するものの原子百分率以下、残部は
実質的にFeの組成範囲の場合、(BH)maxは7M
GOe以」二と好ましい範囲であり、さらに最も好まし
い範囲は軽希土類元素を全R中の5H以上含有し、かつ
12〜20% R54〜24%B、添加元素NはV B
、5%以下、Nb 8.5X 以下、Ta 8.5%
JJ、下、Mo 5.5%以下、W5.5%以下、Or
4.5%以下、及びAI 5.5%以下での1種又は
2種以上であり、Xの含量は含有するXの当該各元素の
うち最大値を有するものの原子百分率以下、残部は実質
的にFeの組成範囲の場合、(BH)mayは10MG
Oe以上十分可能であり、最高の最大エネルギー積は3
3MGOe以上に達する。
1〜24% (1)R13〜27%ノB、添加元素阿は
V 8.0%以下、Nb 10.5X以下、Ta L5
% 以下、Mo 7.5%以下、W ?、52;以下、
Cr 6.5%以下、及びAI 7.5%以下での1種
又は2種以上であり、阿の含量は含有するMの当該各元
素のうち最大値を有するものの原子百分率以下、残部は
実質的にFeの組成範囲の場合、(BH)maxは7M
GOe以」二と好ましい範囲であり、さらに最も好まし
い範囲は軽希土類元素を全R中の5H以上含有し、かつ
12〜20% R54〜24%B、添加元素NはV B
、5%以下、Nb 8.5X 以下、Ta 8.5%
JJ、下、Mo 5.5%以下、W5.5%以下、Or
4.5%以下、及びAI 5.5%以下での1種又は
2種以上であり、Xの含量は含有するXの当該各元素の
うち最大値を有するものの原子百分率以下、残部は実質
的にFeの組成範囲の場合、(BH)mayは10MG
Oe以上十分可能であり、最高の最大エネルギー積は3
3MGOe以上に達する。
本発明の永久磁石材料は、前記の特定の製造方法によっ
て得られる。
て得られる。
本発明のFeBRM系焼結体から成る永久磁石は、Fe
、 B、 R,Hの外工業的製造上不可避な不純物の存
在を許容できる。
、 B、 R,Hの外工業的製造上不可避な不純物の存
在を許容できる。
また本発明の永久磁石材料はCu、 G、 S、 P等
を少量含有することも可能であり、製造性改善、低価格
化が可能となる。即ち、Cu 3.5%以下、82.0
%以下、C4,0%以下、P3,5%以下の含有(但し
その含量は当該各元素の最大値以下)は、なおハードフ
ェライトと同程度のBr (4KG程度)以上であり、
有用である。Cu、Pは安価な原料から、Cは有機成形
助剤等から、Sは製造工程から混入することがある。
を少量含有することも可能であり、製造性改善、低価格
化が可能となる。即ち、Cu 3.5%以下、82.0
%以下、C4,0%以下、P3,5%以下の含有(但し
その含量は当該各元素の最大値以下)は、なおハードフ
ェライトと同程度のBr (4KG程度)以上であり、
有用である。Cu、Pは安価な原料から、Cは有機成形
助剤等から、Sは製造工程から混入することがある。
本発明の製造方法は0.3〜8Qgmの平均粒度を有す
る前記Fe11B−R−M組成の合金粉末をプレス成形
後、還元性または非酸化性雰囲気中(真空ないし不活性
ガス雰囲気中)で800〜1200°Cの温度で焼結を
行い、さらに350°Cから当該焼結温度以下の温度範
囲で熱処理を施すことを特徴とする。
る前記Fe11B−R−M組成の合金粉末をプレス成形
後、還元性または非酸化性雰囲気中(真空ないし不活性
ガス雰囲気中)で800〜1200°Cの温度で焼結を
行い、さらに350°Cから当該焼結温度以下の温度範
囲で熱処理を施すことを特徴とする。
以下本発明の製造方法を磁気異方性永久磁石の場合につ
いて説明する。
いて説明する。
まず出発原料となる前記Fe・B−R−M組成の合金粉
末を得る。これは通常の合金溶解−鋳造で得た合金鋳塊
を粉砕して分級、配合等により供してもよく、あるいは
Ca等の還元剤を用いて酸化物から還元法によって得て
もよいが、Fe@B・R・M合金粉末の平均粒度0.3
〜807hmのものが用いられる。平均粒度80gmを
こえるとすぐれた磁石特性が得られない。平均粒度0.
3gmより下では、微粉砕中ないしその後の製造工程に
おいて、粉末の酸化が著しくなり、焼結後の密度が上が
らず得られる磁石特性も低い。平均粒度40〜801i
、mの範囲では磁石特性のうち保磁力がやや低い。優れ
た磁石特性を得るためには合金粉末の平均粒度として、
1.0〜20gmが最も望ましい。
末を得る。これは通常の合金溶解−鋳造で得た合金鋳塊
を粉砕して分級、配合等により供してもよく、あるいは
Ca等の還元剤を用いて酸化物から還元法によって得て
もよいが、Fe@B・R・M合金粉末の平均粒度0.3
〜807hmのものが用いられる。平均粒度80gmを
こえるとすぐれた磁石特性が得られない。平均粒度0.
3gmより下では、微粉砕中ないしその後の製造工程に
おいて、粉末の酸化が著しくなり、焼結後の密度が上が
らず得られる磁石特性も低い。平均粒度40〜801i
、mの範囲では磁石特性のうち保磁力がやや低い。優れ
た磁石特性を得るためには合金粉末の平均粒度として、
1.0〜20gmが最も望ましい。
粉砕は湿式で行うことが好ましく、アルコール系溶媒、
ヘキサン、トリクロルエタン、トリクロルエチレン、キ
シレン、トルエン、フッ素系溶媒、パラフィン系溶媒な
どを用いることができる。
ヘキサン、トリクロルエタン、トリクロルエチレン、キ
シレン、トルエン、フッ素系溶媒、パラフィン系溶媒な
どを用いることができる。
次に合金粉末を成形する。成形は通例の粉末冶金法と同
様に行うことができ、加圧成形が−好ましく、異方性と
するためには、磁界中でプレスする。例えば、合金粉末
を、5KOe以上の磁界中で0.5〜3.0 Ton/
am’の圧力で加圧することにより成形体と成す。この
磁界中加圧成形は粉末をそのまま成形する方法、アセト
ン、トルエン等有機溶媒中成形する方法いずれも可能で
ある。
様に行うことができ、加圧成形が−好ましく、異方性と
するためには、磁界中でプレスする。例えば、合金粉末
を、5KOe以上の磁界中で0.5〜3.0 Ton/
am’の圧力で加圧することにより成形体と成す。この
磁界中加圧成形は粉末をそのまま成形する方法、アセト
ン、トルエン等有機溶媒中成形する方法いずれも可能で
ある。
次に、この成形体を還元性ないし非酸化性雰囲気中で所
定温度(900〜1200°C)にて焼結する。例えば
、この成形体を10 Torr以下の真空中ないし、
1〜?60 Torr、純度89.8’%以上の不活性
ガスないし還元性ガス雰囲気中で800〜1200°C
の温度範囲で0.5〜4時間焼結する。焼結温度800
°Cより下では十分な焼結密度が得られず、高い残留磁
束密度も得られない。また1200℃より上では焼結体
が変形し結晶粒の配向がくずれるため残留磁束密度の低
下と減磁曲線の角形性が低下する。また焼結時間は5分
以上あればよいが余り長時間になると量産性+i問題が
あるので、磁石特性の再現性を老成、すると0.5〜4
時間の焼結時間が望ましい。
定温度(900〜1200°C)にて焼結する。例えば
、この成形体を10 Torr以下の真空中ないし、
1〜?60 Torr、純度89.8’%以上の不活性
ガスないし還元性ガス雰囲気中で800〜1200°C
の温度範囲で0.5〜4時間焼結する。焼結温度800
°Cより下では十分な焼結密度が得られず、高い残留磁
束密度も得られない。また1200℃より上では焼結体
が変形し結晶粒の配向がくずれるため残留磁束密度の低
下と減磁曲線の角形性が低下する。また焼結時間は5分
以上あればよいが余り長時間になると量産性+i問題が
あるので、磁石特性の再現性を老成、すると0.5〜4
時間の焼結時間が望ましい。
焼結雰囲気は本合金中の成分であるRが高温で極めて醇
化しやすいので、非酸化性雰囲気である高真空中あるい
は不活性ガス、還元性ガス雰囲気中にて行うが、不活性
ガス、還元性ガスの純度は高い方がよい。不活性ガスを
用いる場合は高い焼結密度を得る方法として1〜780
Torr未猫の減圧雰囲気中で行うことも可能である
。
化しやすいので、非酸化性雰囲気である高真空中あるい
は不活性ガス、還元性ガス雰囲気中にて行うが、不活性
ガス、還元性ガスの純度は高い方がよい。不活性ガスを
用いる場合は高い焼結密度を得る方法として1〜780
Torr未猫の減圧雰囲気中で行うことも可能である
。
焼結時の昇温速度は特に規定しないが、前記湿式プレス
方式の場合には有機溶媒の溶媒除去をおこなうため昇温
速度40℃/m in以下で昇温を行うか或いは昇温途
中で200〜800℃の温度範囲で0.5時間以上保持
して溶媒除去をおこなうことが望ましい。
方式の場合には有機溶媒の溶媒除去をおこなうため昇温
速度40℃/m in以下で昇温を行うか或いは昇温途
中で200〜800℃の温度範囲で0.5時間以上保持
して溶媒除去をおこなうことが望ましい。
焼結後、室温までの冷却速度は20°0/min以上が
製品のバラツキを少なくするために好ましく、引続く時
効処理により磁石特性を高めるためには冷却速度として
100℃/win以上が望ましい(但し、焼結に続いて
直ちに熱処理工程に入ることもできる。)。
製品のバラツキを少なくするために好ましく、引続く時
効処理により磁石特性を高めるためには冷却速度として
100℃/win以上が望ましい(但し、焼結に続いて
直ちに熱処理工程に入ることもできる。)。
時効処理は真空ないし不活性ガスないし還元性ガス雰囲
気中で350°Cから焼結温度以下の温度範囲で、凡そ
5分から40時間おこなう。時効処理の雰囲気としては
合金中の主成分のRが高温で酸素或いは水分と急激に反
応するので、真空の場合は真空度10=Torr以下、
不活性ガス、還元性ガス雰囲気の場合は雰囲気の純度9
9.99%以上が望ましい。
気中で350°Cから焼結温度以下の温度範囲で、凡そ
5分から40時間おこなう。時効処理の雰囲気としては
合金中の主成分のRが高温で酸素或いは水分と急激に反
応するので、真空の場合は真空度10=Torr以下、
不活性ガス、還元性ガス雰囲気の場合は雰囲気の純度9
9.99%以上が望ましい。
本発明合金の最適焼結温度は組成により異なり、時効処
理は本発明磁石材料の各焼結温度以下で行う必要がある
。例えば8f3Fe12B17Nd2W合金、80Fe
5B13Nd2A1合金では時効処理の上限温度は各々
820 ’C11030°Cである。一般にFeに富
むあるいはBが少ない、あるいはRが少ない組成はど上
限時効処理温度を高くできる。しかし、時効処理温度が
高すぎると、本発明合金の結晶粒が過剰成長し、磁石特
性とりわけ保磁力の低下をもたらすとともに、最適時効
処理時間が極めて短時間となり製造条件の制御が困難と
なり実用的でない。また35゛0°Cより下では時効処
理時間に極めて長時間を要するため実用的でなく、かつ
減磁曲線の角形性が低下し優れた永久磁石にならない。
理は本発明磁石材料の各焼結温度以下で行う必要がある
。例えば8f3Fe12B17Nd2W合金、80Fe
5B13Nd2A1合金では時効処理の上限温度は各々
820 ’C11030°Cである。一般にFeに富
むあるいはBが少ない、あるいはRが少ない組成はど上
限時効処理温度を高くできる。しかし、時効処理温度が
高すぎると、本発明合金の結晶粒が過剰成長し、磁石特
性とりわけ保磁力の低下をもたらすとともに、最適時効
処理時間が極めて短時間となり製造条件の制御が困難と
なり実用的でない。また35゛0°Cより下では時効処
理時間に極めて長時間を要するため実用的でなく、かつ
減磁曲線の角形性が低下し優れた永久磁石にならない。
本発明の永久磁石材料の結晶粒の過剰成長を起さずに優
れた磁石特性を実用的に得るには時効処理温度として4
50°Cから800℃が最も望ましい。時効処理は5分
から40時間おこなうが、時効処理時間が5分未満では
時効処理の効果はほとんど現れず、また得られる磁石特
性のバラツキも大きい。一方、時効処理が40時間をこ
えると工業的に長時間を要しすぎるため実用的とはいい
がたい。優れた磁石特性を実用的に再現性良く得るには
時効処理時間として30分から8時間が最も望ましい。
れた磁石特性を実用的に得るには時効処理温度として4
50°Cから800℃が最も望ましい。時効処理は5分
から40時間おこなうが、時効処理時間が5分未満では
時効処理の効果はほとんど現れず、また得られる磁石特
性のバラツキも大きい。一方、時効処理が40時間をこ
えると工業的に長時間を要しすぎるため実用的とはいい
がたい。優れた磁石特性を実用的に再現性良く得るには
時効処理時間として30分から8時間が最も望ましい。
また本磁石合金の時効処理の手法として2段以上の多段
時効処理も有効であり、例えば1050°Cで焼結した
78Fe−7B−13Nd−IMo−INb合金では1
段目として820〜920°Cの温度範囲で30分から
8時間の初段時効処理を行ったのち、2段目以降は40
0〜750°Cの温度範囲で2時間から30時間の1段
以上の時効処理を行うことにより、残留磁束密度、保磁
力、減磁曲線の角形性のともに高1.)優れた磁石特性
が得られる。とりわけ2段目以降の時効処理は保磁力の
著しい向上に効果がある。また時効処理の別手法として
多段時効処理の代りに時効処理時400°Cから800
°Cの温度範囲を空冷・水冷等の冷却方法により一定の
冷却速度で冷却を行っても同等の磁石特性が得られるが
、その際の冷却速度は0.2℃/sinから2060/
winであることが必要である。なおこれら時効処理は
焼結後そのまま行っても、焼結後一旦室温まで冷却後再
び昇温して行っても同等の磁石特性が得られる。
時効処理も有効であり、例えば1050°Cで焼結した
78Fe−7B−13Nd−IMo−INb合金では1
段目として820〜920°Cの温度範囲で30分から
8時間の初段時効処理を行ったのち、2段目以降は40
0〜750°Cの温度範囲で2時間から30時間の1段
以上の時効処理を行うことにより、残留磁束密度、保磁
力、減磁曲線の角形性のともに高1.)優れた磁石特性
が得られる。とりわけ2段目以降の時効処理は保磁力の
著しい向上に効果がある。また時効処理の別手法として
多段時効処理の代りに時効処理時400°Cから800
°Cの温度範囲を空冷・水冷等の冷却方法により一定の
冷却速度で冷却を行っても同等の磁石特性が得られるが
、その際の冷却速度は0.2℃/sinから2060/
winであることが必要である。なおこれら時効処理は
焼結後そのまま行っても、焼結後一旦室温まで冷却後再
び昇温して行っても同等の磁石特性が得られる。
また本発明の製造方法は磁気異方性永久磁石のみならず
、等方性永久磁石にも適用できる。なお等方性永久磁石
の製造方法においては合金粉末を磁界中でなく成形する
ほか他工程はそのまま利用することが出来る。
、等方性永久磁石にも適用できる。なお等方性永久磁石
の製造方法においては合金粉末を磁界中でなく成形する
ほか他工程はそのまま利用することが出来る。
等方性ノ場合ニハ、R10〜25% 、 83〜23%
、所定2のX、残部Fe及び不可避の不純物から成る組
成において、(BH)fflax 2MGOe以上が得
られる。
、所定2のX、残部Fe及び不可避の不純物から成る組
成において、(BH)fflax 2MGOe以上が得
られる。
等方性磁石は元来異方性磁石の磁気特性の1/4〜17
6の低い特性のものであるが、本発明によれば、それに
もかかわらず、等方性としては極めて有用な高い特性が
得られる。
6の低い特性のものであるが、本発明によれば、それに
もかかわらず、等方性としては極めて有用な高い特性が
得られる。
等方性の場合も、R量が増加するに従ってiHcは増加
するが、Brは最大値を経た後減少する(第1図参q)
、かくて(BH)may 2NGOe以上を満足するR
量は10%以上でかつ25%以下である。
するが、Brは最大値を経た後減少する(第1図参q)
、かくて(BH)may 2NGOe以上を満足するR
量は10%以上でかつ25%以下である。
またB量が増大するに従いiHcは増大するがBrは最
大値を経た後減少する(第2図参照)。かくテ(BH)
wax 2MGOe以上を得るには83〜23%の範囲
でなければならない。
大値を経た後減少する(第2図参照)。かくテ(BH)
wax 2MGOe以上を得るには83〜23%の範囲
でなければならない。
好ましくは軽希土類をRの主成分(全R中軽希土類が5
0i子$ J!上) 、!l−1,12〜2oX ノR
、5〜18% (7)B 、残部Feノ組成で(BH)
wax 4MGOe以上の高い磁気特性を示す。最も好
ましい範囲としてNd。
0i子$ J!上) 、!l−1,12〜2oX ノR
、5〜18% (7)B 、残部Feノ組成で(BH)
wax 4MGOe以上の高い磁気特性を示す。最も好
ましい範囲としてNd。
Pr等の軽希土類をRの主成分とし12〜16%のR1
13〜18% (7)B残部Feノ組成では(BH)m
axが7以上で等方性永久磁石ではかって無い高い特性
が得られる。
13〜18% (7)B残部Feノ組成では(BH)m
axが7以上で等方性永久磁石ではかって無い高い特性
が得られる。
Xとしては、下記の外は異方性の場合と同じ範囲が好ま
しい(V 10.5%以下、−8,8%以下)。いずれ
のN成分も等方性の場合、その添加量の増大と共にBr
は減少傾向を示し、Br 3KG以上(等方性ハードフ
ェライトの(BH)max 2MGOeのレベルと同等
以上とするため)をこの範°囲内で示す。
しい(V 10.5%以下、−8,8%以下)。いずれ
のN成分も等方性の場合、その添加量の増大と共にBr
は減少傾向を示し、Br 3KG以上(等方性ハードフ
ェライトの(BH)max 2MGOeのレベルと同等
以上とするため)をこの範°囲内で示す。
結合剤、滑剤は、異方性の場合には、成形の際の配向を
妨げるため一般には用いられないが、等方性磁石の場合
には、結合剤、滑剤等を含むことによりプレス効率の改
善、成形体の強度増大等が可能である。
妨げるため一般には用いられないが、等方性磁石の場合
には、結合剤、滑剤等を含むことによりプレス効率の改
善、成形体の強度増大等が可能である。
等方性の場合も工業的製造上不可避な不純物の存在を許
容できる。即ちR,B、 、Feの他に所定範囲内でC
,P、 S、 Cuが含有されることもでき、C4,0
%以下、R3,3%以下、S 2.5%以下、Gu 3
.3%以下、但しこれらの合旧は、各成分のうち最大値
以下では実用可能である。
容できる。即ちR,B、 、Feの他に所定範囲内でC
,P、 S、 Cuが含有されることもでき、C4,0
%以下、R3,3%以下、S 2.5%以下、Gu 3
.3%以下、但しこれらの合旧は、各成分のうち最大値
以下では実用可能である。
以上詳述の通り本発明の永久磁石材料およびその製造方
法は新規なFe++B争R・M系の高保磁力、高エネル
ギー積を備える優れた磁石特性を有する永久磁石を提供
するものである。又RとしてNd、 Pr等の軽希土類
元素を用いることにより資源的・価格的などの点におい
ても優れた永久磁石であり工業的利用性の高いものであ
る。
法は新規なFe++B争R・M系の高保磁力、高エネル
ギー積を備える優れた磁石特性を有する永久磁石を提供
するものである。又RとしてNd、 Pr等の軽希土類
元素を用いることにより資源的・価格的などの点におい
ても優れた永久磁石であり工業的利用性の高いものであ
る。
以下本発明の態様及び効果について、さらに実施例に従
って説明する。但し実施例及び記載の態様は、本発明を
これらに限定するものではない。
って説明する。但し実施例及び記載の態様は、本発明を
これらに限定するものではない。
表1〜4は、つぎの工程によって作製した種々のFe+
+B壷ReM系組成から成る永久磁石体の特性を示す。
+B壷ReM系組成から成る永久磁石体の特性を示す。
(1)出発原料はFeとして純度89.9% (重量%
、以下原料純度について同じの電解鉄、Bとして7.ロ
ポD7合金(113,3111g B、 5.32’A
Al。
、以下原料純度について同じの電解鉄、Bとして7.ロ
ポD7合金(113,3111g B、 5.32’A
Al。
0.74% Si、 0.0D C,残部Fe) 、
Rとして純度99%以上(不純物は主として他の希土類
金属)を使用。
Rとして純度99%以上(不純物は主として他の希土類
金属)を使用。
M、!=しては純度99%(7)Ta、98% (7)
W 、 99.9%のAI、またVとして81.2$の
Vを含むフェロバナジウム、Nbとして87.8%のN
bを含むフェロニオブ、Crとしてet、sxのCrを
含むフェロクロムを使用した。
W 、 99.9%のAI、またVとして81.2$の
Vを含むフェロバナジウム、Nbとして87.8%のN
bを含むフェロニオブ、Crとしてet、sxのCrを
含むフェロクロムを使用した。
(2)磁石原料を高周波誘導を用いて溶解を行った。そ
の際ルツボとしてはアルミナルツボを用い水冷銅鋳型中
に鋳込みインゴットを使った。
の際ルツボとしてはアルミナルツボを用い水冷銅鋳型中
に鋳込みインゴットを使った。
(3)溶解で得られたインゴットを搗砕し−35mes
hにしたのち、更にボールミルにょ”り所定の平均粒度
のものが得られるように粉砕を行った。
hにしたのち、更にボールミルにょ”り所定の平均粒度
のものが得られるように粉砕を行った。
(4)粉末を磁界中で所定の圧力で成形した(但し等方
性磁石を製造する場、合は磁界をかけないで成形した。
性磁石を製造する場、合は磁界をかけないで成形した。
)。
(5)成形体は800〜1200℃の範囲内の所定温度
・及び所定の雰囲気焼結を行い、その後所定の熱処理
を行った。
・及び所定の雰囲気焼結を行い、その後所定の熱処理
を行った。
実施例 l
原子百分率組成73Fe−8B−17Nd−2Ta、平
均粒度2gmの合金粉末を15KOe磁界中で1.0
Ton/cm’の圧力で加圧成形した後、99.H[純
度の550Torr Ar中で1120 ’O12時間
焼結し、焼結後は冷却速度600℃/rainで室温ま
で冷却した。さらに時効処理を 650℃で30分、
120分、 240分、3000分行い、本発明に係る
磁石を得た。磁石特性結果を表1に示す。
均粒度2gmの合金粉末を15KOe磁界中で1.0
Ton/cm’の圧力で加圧成形した後、99.H[純
度の550Torr Ar中で1120 ’O12時間
焼結し、焼結後は冷却速度600℃/rainで室温ま
で冷却した。さらに時効処理を 650℃で30分、
120分、 240分、3000分行い、本発明に係る
磁石を得た。磁石特性結果を表1に示す。
表 1
実施例 2
原子百分率組成88Fe−15B−12Nd−3Pr−
2W、平均粒度4川mなる合金粉末を10KOe磁界中
で1.0 Ton/ c m’の圧力で加圧成形した後
、!、999%純度の450 Torr Ar中で10
80℃、1時間焼結し、焼結後は冷却速度500℃/l
1inで室温まで冷却した。さらに4×10“ Tor
r真空中にて時効処理を表2に示す各温度にて2時間行
い、永久磁石を得た。磁石特性結果を比較例(焼結後等
)とともに表2に示す。
2W、平均粒度4川mなる合金粉末を10KOe磁界中
で1.0 Ton/ c m’の圧力で加圧成形した後
、!、999%純度の450 Torr Ar中で10
80℃、1時間焼結し、焼結後は冷却速度500℃/l
1inで室温まで冷却した。さらに4×10“ Tor
r真空中にて時効処理を表2に示す各温度にて2時間行
い、永久磁石を得た。磁石特性結果を比較例(焼結後等
)とともに表2に示す。
表 2
実施例 3
平均粒度1〜8pm 、表3に示す原子百分率組成を有
するFe−B−R−M合金粉末を10KOe 82界中
で1、OTon/crn′の圧力で加圧成形した後、9
9.989%純度ノ250 Torr Ar中で108
0℃、1時間焼結し、焼結後は冷却速度600℃/m
inで室温まで急速冷却した。さらに550 Torr
のAr中にて時効処理を650°Cで2時間行い、永久
磁石を得た。磁石特性結果を比較例(焼結後の磁石特性
)とともに表3に示す。
するFe−B−R−M合金粉末を10KOe 82界中
で1、OTon/crn′の圧力で加圧成形した後、9
9.989%純度ノ250 Torr Ar中で108
0℃、1時間焼結し、焼結後は冷却速度600℃/m
inで室温まで急速冷却した。さらに550 Torr
のAr中にて時効処理を650°Cで2時間行い、永久
磁石を得た。磁石特性結果を比較例(焼結後の磁石特性
)とともに表3に示す。
表 3
実施例 4
平均粒度2〜12ルmを有する下記原子百分率組成のF
a−B−R−M合金粉末を無磁界中で1.77on/c
m’の圧力で加圧成形した後、99..99B純度の1
80Torr Ar中で1060°c、 i時間焼結
し、焼結後は冷却速度650℃/m inで室温まで急
速冷却した。さらに350 Torr Ar中にて時効
処理を550℃で8時間行い、永久磁石を得た。磁石特
性の結果を時効処理なしの焼結後の試料(比較例)とと
もに表4にす。
a−B−R−M合金粉末を無磁界中で1.77on/c
m’の圧力で加圧成形した後、99..99B純度の1
80Torr Ar中で1060°c、 i時間焼結
し、焼結後は冷却速度650℃/m inで室温まで急
速冷却した。さらに350 Torr Ar中にて時効
処理を550℃で8時間行い、永久磁石を得た。磁石特
性の結果を時効処理なしの焼結後の試料(比較例)とと
もに表4にす。
表 4
手続補正書(自発)
l 事件の表示
昭和58年特詐願第92237号
(昭和58年5月27引Φ願)
2 発明の名称
永久磁石材料及びその製造方法
3 補正をする者
事件との関係 出願人
5 補正命令の日付 自発
6 補正の対象
明細書の発明の詳細な説明の欄
7− 補正の内容
別紙の通り
1、明細書の発明の詳細な説明の欄を次の通り補正する
。
。
(1)第19頁第5〜6行目に「(第1図参照)」とあ
るを削除する。
るを削除する。
(2)同頁第9行目に「(第2図参照)」とあるを削除
する。
する。
(3)同頁第9行目にr (BH)maxが7以上」と
あるをr (BH)maxが7MGOe以上」に補正す
る。
あるをr (BH)maxが7MGOe以上」に補正す
る。
(4)第25頁の表3の5行目に
r72Fe9B8Nd8HolNblAIJ とあるを
r73Fe9B8Nd8HolNblAIJと補正する
。
r73Fe9B8Nd8HolNblAIJと補正する
。
(5)第7頁5行目、「0%」を「0%」に補正する。
(6〕第12頁4行、「等」の前にr、Ca、Mg、O
,SiJを加入する。
,SiJを加入する。
(7)同頁7行「の含有」の前にr、Ca、Mg、各4
%以下、02%以下、St 5 %以下」を加入する
。− (8)第9頁12行「不純物」の後に「(他の希土類元
素、Ca、Mg、Fe、Ti、C,0等)」を加入する
。
%以下、02%以下、St 5 %以下」を加入する
。− (8)第9頁12行「不純物」の後に「(他の希土類元
素、Ca、Mg、Fe、Ti、C,0等)」を加入する
。
以 上
手続補正書(自発)
昭和59年5月23日
特許庁長官 若杉和夫 殿
1 事件の表示
昭和58年特許願第92237号
(昭和58年5月27日出願)
2 発明の名称
永久磁石材料及びその製造方法
3 補正をする者
事件との関係 出願人
氏名 住友特殊金属株1式会社
5 補正命令の日付 自発
6 補正により増加する発明の数 なし明細書の発明
の詳細な説明の欄を次のように補正する。
の詳細な説明の欄を次のように補正する。
1)第18頁第8行目の「0.2°07m1nから20
℃/m1nJを「0.2℃/ m i n〜20℃/S
eC」に補正する。
℃/m1nJを「0.2℃/ m i n〜20℃/S
eC」に補正する。
2)第19頁第5行目から第6行目の「(第1図参照〕
」を削除する。
」を削除する。
3)第19頁第9行目の「(第2図参照)」を削除する
。
。
4)第23頁下から2行目の「焼結後等」を「焼結後」
に補正する。
に補正する。
以 上
29−
Claims (2)
- (1)原子百分率で8〜30%のR(但しRはYを包含
する希土類元素の少なくとも1種)、 2〜28%のB
、所定2以下の添加元素Mの1種又は2種以上 (但しM OXを除き、Hは V L5%以下、 Nb 12.5 % 以下
、Ta 10.5 %以下、 Mo L5%以
下、W 8.5%以下、 Cr 8.5%以
下、及びAI 9.5%以下であり、 2種以上のNを含む場合X合量は含有するXの当該各元
素のうた最大値を有するものの所定2以下)、及び残部
実質上Feからなる平均粒度0.3〜80pmの合金粉
末を成形し900〜1200℃で焼結し、 350°C
〜当該焼結温度以下で熱処理して成る永久磁石材料。 - (2)原子百分率で8〜30%のR(但しRはYを包含
する希土類元素の少なくとも1種、2〜28%のB、所
定%以下の添加元素にの1種又は2種以上 (但しMO%を除き、Nは V 9.5 % 以下、 Nb 12.5 %
以下、Ta 10.5 %以下、 Mo 9
.5 ’X 以下、W 9.5%以下、 Cr
8.5%以下、及び AI 9.5%以下であ
り、2種以上のMを含む場合M合量は含有するMの当該
各元素のうち最大値を有]するものの所定%以下)、及
び残部Fe及び製造上不可避の不純物からなる平均粒度
0.3〜80gmからなる合金粉末を成形する工程、還
元性又は非酸化性雰囲気において800〜1200°C
で焼結する工程、更に350°Cないし当該焼結温度以
下で熱処理する工程からなることを特徴とする永久磁石
材料の製造方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58092237A JPS59218704A (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 永久磁石材料の製造方法 |
US06/532,471 US4601875A (en) | 1983-05-25 | 1983-09-15 | Process for producing magnetic materials |
CA000436891A CA1287509C (en) | 1983-05-25 | 1983-09-16 | Process for producing magnetic materials |
DE8383109508T DE3378707D1 (en) | 1983-05-25 | 1983-09-23 | Process for producing of a permanent magnet |
EP83109508A EP0126802B2 (en) | 1983-05-25 | 1983-09-23 | Process for producing of a permanent magnet |
SG594/90A SG59490G (en) | 1983-05-25 | 1990-07-18 | Process for producing of a permanent magnet |
HK753/90A HK75390A (en) | 1983-05-25 | 1990-09-20 | Process for producing of a permanent magnet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58092237A JPS59218704A (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 永久磁石材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59218704A true JPS59218704A (ja) | 1984-12-10 |
JPH0316766B2 JPH0316766B2 (ja) | 1991-03-06 |
Family
ID=14048824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58092237A Granted JPS59218704A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-27 | 永久磁石材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59218704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02101146A (ja) * | 1988-10-06 | 1990-04-12 | Masato Sagawa | 熱処理性がすぐれたNd−Fe−B系焼結磁石 |
-
1983
- 1983-05-27 JP JP58092237A patent/JPS59218704A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02101146A (ja) * | 1988-10-06 | 1990-04-12 | Masato Sagawa | 熱処理性がすぐれたNd−Fe−B系焼結磁石 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0316766B2 (ja) | 1991-03-06 |
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