JPS59218381A - スクロ−ル型ポンプ - Google Patents

スクロ−ル型ポンプ

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Publication number
JPS59218381A
JPS59218381A JP9354983A JP9354983A JPS59218381A JP S59218381 A JPS59218381 A JP S59218381A JP 9354983 A JP9354983 A JP 9354983A JP 9354983 A JP9354983 A JP 9354983A JP S59218381 A JPS59218381 A JP S59218381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll member
movable
thermal expansion
movable scroll
stationary
Prior art date
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Pending
Application number
JP9354983A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ando
安藤 高士
Takao Mitsui
三井 隆男
Toshiharu Tatsunaka
竜中 敏春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP9354983A priority Critical patent/JPS59218381A/ja
Publication of JPS59218381A publication Critical patent/JPS59218381A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスフし1−ル型ポンプに関するものであり、各
種のバキュームポンプとして用いて有効である。
従来のスクロール型ポンプでは、可動スクシ覆−ル部材
と固定スクロール部材との熱膨張による接触防止のため
、あらかじめ互いのクリアランスを大きくとっである。
その結果、潤滑を兼ねてそのクリアランスからの作動油
の洩れを防止1−るゾこめ、給油式としなければならず
、コスト低減を阻んでいた。
本発明は上記点に鑑み、両スクli+ −71・部Hの
初期クリアランスをできる限り小さくし、且つ、両スク
ロール部材の接触を防止することを目的とする。
そこで、本発明者は種々検討した結果、両スクロール部
材の熱膨張による接触は、両スクロール部材の熱膨張量
の違いから生ずるものであり、また固定スクロール部材
はり1気と接触しているため冷却され、ポンプ内方に位
置する可動スフTRI −/し部材よりも熱膨張量が小
さいということに気力く付いた。従って、本発明では可
動スクロール部材を固定スクロール部材よりも熱膨張係
数の小さし)物質より形成し、両スクロール部lの熱膨
張量を近い値とすることによって初期クリアランスをで
きる限り小さくできる様にした。
次に本発明をディーゼル自動車のブレーキ用ノくキュー
ムポンプとし°ζ用いた場合の実施例について説明する
図は本実施例の縦断面図である。■は電力を受けて回転
する電動モータで、この電動モータ1の端面にはカバー
2がネジ3によって固定されている。このカバー2には
フロントカバー4が固定されており、さらにフロントカ
バー4にはポンプ外形を形成するハウジング5がOリン
グ5aを介して配設されている。前記電動モータ1の駆
動シャフト6は、前記カバー2に軸受7を介して軸支さ
れ、さらにフロントカバー4の中央に設けた穴部4aを
貫通している。この駆動シャツI・6の先端には、駆動
シャフト6の軸線よりρだけ偏心した軸線を有する偏心
部8が嵌入固定され、この偏心部8は前記ハウジング5
の内方に位置する。そし′ζ、炭素繊維含有量が26%
、熱膨張率が10×10−6/’Cの炭素繊維強化アル
ミニウムよりなる可動のスクロール部)]9が偏心部8
に軸受lOを介して回転自在に軸支されており、この可
動スクロール部材9に噛合するようにして炭素繊維含有
量が15%、熱膨張率が15X10−6/”Cの炭素繊
維強化アルミニウムよりなる固定スクロール部材11が
配設され、ポンプ作動室Pが形成される。尚、この固定
スクロール部材11と前記ハウジング5と前記フロント
カバー4とは、ボルト12によって相互に固定されてお
り、固定スクロール部材11とハウジング5との間には
Oリング5bが介在している。
前記ハウジングには円形溝13を有する第2レース16
が固定され、前記可動スクロール部材9の背面には、前
記第ル−ス14に対向する位置に円形溝15を有する第
2レース16が固定されている。この2つの円形溝13
.15にまたがる様にして鋼球17が配設されている。
そし°ζ、これらff1i 2レース14.16および
鋼球17によって、前記可動スクロール部材9は自転運
動を阻止され、半径ρの公転運動のみを行う。
前記固定スクロール部材11の外周壁には、バキューム
タンク(図示・Uず)の空気をポンプ作動室P内に導く
ための吸入口(図示せず)が設けられ、また固定スクロ
ール部材11の中央部には、ポンプ作動室P内の空気を
大気中に放出するため吐出口18が設けられている。
次に本実施例の作動につい゛ζ説明する。
電動モータ1が電力を受けて回転すると、駆動シャフト
6の先端に設けた偏心部8は半径ρの偏心回転をし、こ
の偏心部8に軸支される可動スクロール部材9も自転運
動を規制されながら公転運動を行う。すると、可動スク
ロール部材9と固定スクロール部材11とによって区画
形成されるポンプ作動室Pは徐々に容積が増大し、バキ
ュームタンク (図示ゼず)内の空気を吸入口(図示ゼ
ず)からポンプ作動室P内に吸引する。さらに可動スク
ロール部材9が公転すると、ポンプ作動室Pは吸入口か
ら遮断され、徐々に容積が減少してポンプ作動室J)内
の空気は吐出口11より人気中に放出される。この様な
吸入吐出仕事が順次繰り返されることにより、ポンプ仕
事がなされるのである。
尚、ここで重要なことは、可動スクロール部材9はハウ
ジンク5と固定スクロール部材11によって外周が覆わ
れ”ζいるが、固定スクロール部材11はその外周にお
いて外気と接触しているため、外気により冷却されると
いうことである。従って、両スクロール部材の熱膨張率
が等し1」れば、固定スクロール部材11はりI気によ
って冷却されるため可動スクロール部材9に比して熱膨
張量が小さくなり、両スクロール部材が接触することに
なる。
しかし、本実施例では、固定スクロール部材11よりも
可動スクロール部材9の方が熱膨張率が小さいので、最
終的な両スクロール部材の熱膨張量は近い量となり、初
期クリアランスをできる限り小さくすることができる。
尚、上述の実施例では、可動スフ1.+−ル部材9と固
定スクロール部材11の両名を炭素繊維強化アルミニウ
ムで形成したが、固定スフ11−ル部材11を鉄で成形
し、可動スクロール部材9を鉄より熱膨張率の小さい炭
素繊維強化アルミ;−ウノ・で形成しても良い。
以上説明したきた様に本発明のスクロール型ポンプを用
いれば、可動スクロール部材と固定スクロール部材との
初期クリアランスをできる限り小さくし、且つ両スクロ
ール部材の接触を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示す縦断面図である。 9・・・可動スクロール部材、11・・・固定スクロー
ル部材、18・・・吐出口、P・・・ポンプ作動室。 代理人弁理士 岡 部   隆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自転を件なわない公転運動を行う可動スフ12−ル部材
    と、この可動スクロール部材に噛合することによ゛ζζ
    ラフ作動室を形成する固定スクロール部材と、前記ポン
    プ作動室内に空気を吸入するための吸入口と、前記ポン
    プ作動室内の空気をポンプ外部に吐出するための吐出口
    とを備え、前記可動スクロール部材は前記固定スクロー
    ル部材より熱膨張率の小さい物質から形成されることを
    特徴とするスクロール型ポンプ。
JP9354983A 1983-05-26 1983-05-26 スクロ−ル型ポンプ Pending JPS59218381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9354983A JPS59218381A (ja) 1983-05-26 1983-05-26 スクロ−ル型ポンプ

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JP9354983A JPS59218381A (ja) 1983-05-26 1983-05-26 スクロ−ル型ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59218381A true JPS59218381A (ja) 1984-12-08

Family

ID=14085336

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JP9354983A Pending JPS59218381A (ja) 1983-05-26 1983-05-26 スクロ−ル型ポンプ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59186495U (ja) * 1983-05-30 1984-12-11 株式会社豊田自動織機製作所 スクロ−ル圧縮機
JPH0197087U (ja) * 1987-12-19 1989-06-28
JPH0197086U (ja) * 1987-12-18 1989-06-28
JPH0216385A (ja) * 1988-06-30 1990-01-19 Hitachi Ltd スクロール流体機械
JPH02305391A (ja) * 1989-05-18 1990-12-18 Hitachi Ltd スクロール圧縮機

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