JPH01138392A - 回転圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒートポンプ利用の空気調和機等のフロン系
冷媒ガスを圧縮する直流駆動アウターロータ式回転圧縮
機に関するものである。

従来の技術 従来、アウターロータ式回転圧縮機として、第４図、第
５図、第６図に示す如く、ピストン部２を存する固定軸
８と、前記ピストン部２を回転するシリンダ１１、上軸
受１３、下軸受１５で囲まれたシリンダ室１６を前記シ
リンダ１１に設けられたべ一７９で仕切って容積変化さ
せる圧縮部構成とし、その外周に前記下軸受１５に連結
された回転ヨーク１７と永久磁石１８、嘔らに前記永久
磁石１８の外周にステータ１９を設けて駆動部を系冷媒
ガスは前記ピストン部２の周囲から前記シリンダ室１６
へ流入する際に狭いため圧力損失が大きくなり効率が低
下するという問題点がある。

本発明はかかる従来の問題点を解消して効率向上をはか
るものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の回転圧縮機は、軸
線方向に冷媒吸入ポートを有し、外周にラセン状の油溝
を有するシャフトと、前記シャフト径より大きくかつ偏
心し前記シャフトの冷媒吸入ポートと連通したポートを
径方向に複数１［１ｉ１設けかつ先端が合流したピスト
ン部を一体構成とした固定軸と、出没可能なベーン、前
記ベーンの溝を有し前記固定軸のピヌトン部外周を回転
する同心円筒形状のシリンダーと、前記シリンダーの端
面に装着する上軸受及び下軸受と、前記下軸受と連結て
れ前記シリンダー外周に設けられた回転ヨーク板及び永
久磁石と、前記永石磁石の外周にステータとからなり、
前記固定軸の前記ピストン部と回転する前記シリンダー
、前記上軸受、前記下軸受とから圧縮部を構成し、その
外周に回転ヨーク板、永久磁石及び回転しないステータ
ーを設けて小型化構成としたものである。又、前記冷媒
吸入ポートを前記ピストン部の径方向に複数個設けかつ
先端で合流する構成にして、前記圧縮部へ吸入する冷媒
の圧力損失を低減し、効率向上をはかるものである。

作　　　用 本発明は上記構成によって、ステータへの通電により永
久磁石と回転ヨーク板を駆動し、前記回転ヨーク板と連
結されている下軸受、ベーンを有するシリンダー、上軸
受を回転させることにより回転しないピストン部との空
間（シリンダ室）を前記ベーンで囲い客積変化させて冷
媒吸入ポートから吸入した低圧のフロン系冷媒ガスを圧
縮し高圧ガスとする。その際に、冷媒吸入ポートを前記
ピストン部で複数ＩＩＩ！ｉＩ設けかつ前記シリンダ室
へ入る直前で合流した構成のため、シリンダ室へ吸入す
るフロン系冷媒の圧力損失は少なくなり、効率向上とな
る。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。

第１図、第２図、第３図において、２１はシャフト、２
２はピストン部であり、前記シャフト２１の直径より大
きく、又、軸の中心が前記シャフト２１の軸中心とは偏
心してなる。２３は冷媒吸入ポートであり、前記シャフ
ト２１の軸方向と前記ピストン部２２の径方向の複数個
と連通してなり、かって前記ピストン部２２の周囲近傍
で複数個が合流している。２４は油溝であり、前記シャ
フト２１の外周にラセン状に設けである。２５は潤滑油
吸入ポートであり、前記シャフト２１の最下端にあり、
前記油溝２４と連通してなる。２６は油流通路であり、
前記ピストン部２２の両端面が連通する。２７は油溜部
であり、前記ピストン部２２の両端面に前記ピストン部
２２の径より小さく設けである。２８は固定軸であり、
前記シャフト２１と前記ピストン部２２を一体構成して
なる。２９はベーン、３０はベーンバネであす、前記ベ
ーン２９の先端部を前記ピストン部２２の周囲に常に押
しつける働きをする。３１はシリンダーであり、同心円
筒形状をなし前記ベーン２９の溝を有し前記ピストン部
２２の周囲を回転する。３２は吐出ポート、３３は上軸
受であり、前記吐出ポート３２を有している。３４は吐
出弁であり、前記上軸受３３に固定されている。ａ５は
下軸受であり、前記上軸受３３と互いに前記シリンダ３
１の端面を囲む。３６はシリンダ室であり、前記ピスト
ン部２２と前記シリンダ３１、前記上軸受３３、前記下
軸受３５で囲まれた空間容積からなる。３７は回転ヨー
ク板、３８は永久磁石である。又、前記回転ヨーク板３
７と前記永久磁石３８は前記シリンダ３１の外周に設け
られ、前記下軸受３５と連結されている。そして、前記
シリンダ３１、前記上軸受３３、前記下軸受３５、前記
回転ヨーク板３７、前記永久磁石３８は一体となって前
記固定軸２８の前記シャフト２１の軸を中・Ｕとして回
転する。３９はステータであり、前記永久磁石３８の外
周に設けられ、ハウジング４０に固定されている。

上記構成において、次に作用を説明する。

前記ステータ３９に通電てれる磁界により前記永久磁石
３８、前記回転ヨーク板３７は回転し、それによって前
記回転ヨーク板３７と連結されている前記下軸受３５及
び前記シリンダ３１、前記ベーン２９、前記上軸受３３
、前記吐出弁３４ば前記シャフト２１の軸を中心に回転
する。その際ニ前記シリンダ３１の回転にともない前記
ベーン２９も前記ピストン部２２の周囲と接しながら回
転し、シリンダ室３６の容積を徐々に小さくして冷媒吸
入ポート２３から流入した低圧の冷媒ガス全圧縮して高
圧とさせ吐出ポート３２、吐出弁３４からハウジング４
０の内部空間に吐出される。ここで、ピストン部２２の
径方向に冷媒吸入ポート２３を複数設け、さらにシリン
ダ室ａ６に流入する直前で合流させる構成にしている為
にシリンダ室３６に流入する際のフロン系冷媒ガスの圧
力損失は小さい。

又、前記ハウジング４０の下部に溜っている潤滑油（冷
凍機油）は、前記下軸受ａ５の回転による前記油溝２４
の負圧を利用して前記シャフト２１の最下端に設けられ
ている前記潤滑油吸入ポートから前記゛油溝２４を通り
前記シャフト２１と前記下軸受３５の摺動面を潤滑とシ
ールしながら前記ピストン部２２の下端側１の前記油溜
部２７に流入し、さらに前記油流通路２６を通って前記
ピストン部２２の上端側の前記油溜部２７に流入し、同
様に前記上軸受３３と摺動面を有する前記シャフト１の
前記油溝２４を通って摺動面を潤滑とシール作用し、上
方から前記ハウジング４０の内部空間に流出し、再び前
記ハウジング４０の下部に溜まる。

発明の効果 以上のように本発明の直流駆動回転圧縮機によれば次の
効果が得られる。

（１）　　ピストン部を有する固定軸と、ピストン部を
回転するシリンダ、上軸受、下軸受とで囲った空間（シ
リンダ室）を前記シリンダーに設けられたベーンで仕切
って容積変化させる圧縮構成とし、その外周に前記下軸
受と連結された回転ヨーク板と永久磁石、さらに前記永
久磁石の外周にステータを設けて駆動部を構成している
ので小型化可能となる。

（２）回転しないシャフトの軸方向に設けられた冷媒吸
入ポートと連通したポートをピストン部の径方向に複数
個設けかつシリンダ室への吸入直前で合流する構成にし
ているため、冷媒のシリンダ室吸入時の圧力損失が低減
され効率向上がはかれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における回転圧縮機の断面図
、第２図は第１図のＸ−Ｘ線断面図、第３図は同回転圧
縮機の固定軸の斜視図、第４図は従来の圧縮機の断面図
、第５図は従来の圧縮機の固定軸の斜視図、第６図は従
来の圧縮機のシリンダ断面図である。 ２１・・・・・・シャフト、２２・・・・・・ピストン
部、２３・・・・・・冷媒吸入ポート、２４・・・・・
・油溝、２５・・・・・・潤滑油吸入ポート、２６・・
・・・・油流通路、２７・・・・・・油溜部、２８・・
・・・・固定軸、２９・・・・・・ベーン、３０・・・
・・・ベーンバネ、３１・・・・・・シリンダー、３２
・・・・・・吐出ポート、３３・・・・・・上軸受、３
４・・・・・・吐出弁、３５・・・・・・下軸受、３６
・・・・・・シリンダ室、ａ７・・・・・・回転ヨーク
板、３８・・・・・・永久磁石、３９・・・・・・ステ
ータ、４０・・・・・・ハウジング。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名Ｃ＞
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 軸線方向に冷媒吸入ポートを有し、外周に油溝を有する
   シャフトと、前記シャフトの径より大きくかつ偏心し前
   記シャフトの冷媒吸入ポートと連通したポートを径方向
   に複数個設けかつ先端が合流したピストン部を一体構成
   とした固定軸と、出没可能なベーン、前記ベーンの溝を
   有し前記固定軸のピストン部外周を回転する同心円筒形
   状のシリンダーと、前記シリンダーの端面に装着する上
   軸受及び下軸受と、前記下軸受と連結し前記シリンダ外
   周に設けられた回転ヨーク板及び永久磁石と、前記永久
   磁石の外周にステータを設けた回転圧縮機。