JPS59217623A - 酸化物磁性材料の製造方法 - Google Patents

酸化物磁性材料の製造方法

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JPS59217623A
JPS59217623A JP58071978A JP7197883A JPS59217623A JP S59217623 A JPS59217623 A JP S59217623A JP 58071978 A JP58071978 A JP 58071978A JP 7197883 A JP7197883 A JP 7197883A JP S59217623 A JPS59217623 A JP S59217623A
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Katsuo Aoki
青木 勝男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酸化物磁性材料の製造方法さらに詳しくは高記
録密度磁気記録月料の製造用として好適なマグネトブラ
ンバイト型フェライト粉末の製造方法に関する。本発明
7゛目的とする酸化物磁性材料の代表例としてのフェラ
イト粉末は一般式:MO−nFe203 で表わすこと
のできるマグネトブランバイト型フェライト粉末である
。ここに、上記一般式中のMは、Ba、SrおよびPb
 からなる群より選ばれる少なくとも1つの金属元累を
表わし、またnは6.0〜6.0の範囲内の数値を表わ
す。
通常の磁気記録では記録媒体の面内長手方向に磁化する
方式が採用されているが、この方式による場合、記録の
高密度化に伴い記録媒体内の減磁界が増大し、媒体の磁
化は強い減磁作用を受けることになるので更に高密度化
を図る場合、困難を伴う。このような長手記録方式に対
して、高密度記録方式として、記録媒体層の表面に垂直
な方向・1 に磁化することを特徴とする垂直磁気記録方式が提案さ
れ、実用化が進められている。
この方式によると媒体内の隣り合う磁化では、N、S異
極同志が並ぶので、減磁界が減少し強い残留磁化が保持
できるという性質を有しこのことから、記録波長が短く
なる程減磁界が減少し又隣り合う異極の磁化の間で吸引
力が作用するため相互に磁化が強められることになる。
このように、垂直磁気記録方式は、本質的に高密度記録
方式に適した記録方式と言える。
ところで、この垂直磁気記録方式に使用される記録媒体
は、媒体表面に垂直な方向に磁化容易軸を有することが
必要であり、この記録媒体としてスパッター法によるC
o−Cr膜が開発されている。
しかしながら、このCo−Crスパッター膜はその製造
方法が複雑であり、又原料が高(コスト面でも不利とな
る。
一方、このようなCo−Crスパッター膜に対して、マ
グネトブランバイト型フェライト粉末をベースフィルム
上に塗布する塗布型記録媒体も注目され、開発されつつ
ある。
この塗布方式は、従来最も多く採用されている方法であ
るため、同法による垂直磁気記録媒体の製造については
、蓄積技術の応用が容易であり、又、これまでの設備の
併用が可能であるため、大規模な新規設備投資の必要も
なく、且つ生産性が良いため経済的にも有利となる。と
ころで、該塗布型記録媒体に用いられるマグネトブラン
バイト型フェライト粉末、例えば、Ba−フェライト粒
子は、六角薄板状であり、且つ、磁化容易軸を粒子板状
面に対して垂直方向に有するので、ベースフィルム上ヒ
に塗布された場合、その形状が薄板状であるため、ベー
スフィルム面の平行方向に容易に配向させることができ
且つ塗膜面に垂直な方向に一軸異方性を与えることがで
きる。
このようにBa−フェライト粉末は、垂直磁気記録用磁
性粉として適したものである。尚、Ba−フェライト粉
末の他に、マグネトブランバイト型Sr−フェライト粉
末、Pb−フェライト粉末及びこれらの2種以上からな
る複合フェライト粉末も、垂直磁気記録用媒体に適した
ものである。
本発明はこの塗布型垂直磁気記録媒体に最も適したマグ
ネトブランバイト型フェライト粉末を与えるものである
。ところで、このような垂直磁気記録用磁性粉末として
用いられるマグネトブランバイト型フェライト粉末の特
性としては、先ず飽和磁化が高いこと、200〜200
0 (Oe)の抗磁力を有していることが望ましく、更
には形状が薄板状で、0.01〜0.5μmの粒度を有
する微細で且つ分散性の良いフェライト粉であることが
要求される。
上記垂直磁気記録用マグネトブランバイト型フェライト
粉末の代表的製造法としては、特開昭56−12521
9号、特開昭56−149328号及び特開昭56−1
60328号公報に記載の方法が知られている。特開昭
5<5−125219号公報に記載の方法は、マグネト
ブランバイト型フェライト粉の基本成分と抗磁力低減成
分及びガラス形成物質を所定の比率で混合し、溶解した
後、その溶融物を急速冷却して得られる非晶質体に熱処
理を施し、フェライトの微粒子を析出させ次いで、ガラ
ス形成物質を除去することにより、粒度o、oi〜o、
6μm1抗磁力200〜2000(Oe)のフェライト
粉末を得る方法であるが、この方法によるとガラス形成
物質の完全除去が難しく、結果として、残留ガラス物質
が個々の粒子間にパイングーとして存在するために粒子
の凝集が生じやすく分散性の良いフェライト粉末を得る
ことは困難である。又製造方法が複雑であり、工業的に
は不利となる。一方、特開昭56−149328号及び
特開昭56−160328号公報記載の方法は、いずれ
もオートクレーブを用いたBa−フェライト粉末の水熱
合成である。
前者は、FeとFeに対し、モル比で1/1゜〜し、。
のBaおよびFeに対して、モル比で1・%2〜1°8
/12相当量の平均イオン画数が6価で且つBa、Fe
以外の金属元素の各金属塩を含む溶液に前記金属、頃の
総量に対して、1〜5倍当量のアルカリm液を加え、オ
ートクレーブ中、400℃以上の高温高圧で反応させ所
望のフェライト粒子を得る方法であるが、400℃以上
の高温高圧下で・? は、Ba−フェライト粒子の焼結が生じやすく、分散性
の良いフェライト粉末の調製は難しい。又、オートクレ
ーブでは、目的とする高い飽和磁化を有するフェライト
粉の調製が難しく、例えば上記公報に記載の如く、容器
内温度550℃で2時間反応せしめて得られたBa−フ
ェライト粉の飽和磁化が47 emu/Pである。この
ように、極めて高温高圧の条件下で合成せしめたBa−
フェライト粉末でさえも、マグネット等に用いられる汎
用Baフェライト粉の飽和磁化(50emu/7以上)
に比べて下回り、同法による高い飽和磁化を有するマグ
ネトブランバイト型フェライト粉の調製は難しい。
又、極めて高い温度、圧力であるため工業的にも不利と
なる。他方、後者公報は、前者公報に記載された製法に
於いて、粒成長及び焼結凝集を抑制することを目的とし
て、オートクレーブ°内の反応温度を150〜250°
Cと低い温度を選定し、同温度で反応せしめることによ
り先ず飽和磁化の非常に小さいBa−フェライトの前駆
体物を生成し、次いで、800℃以上で加熱処理するこ
とにより所定の諸特性を有するBa−フェライト粉を得
る方法であるが、同法によると、800℃以上の加熱処
理に於いて、個々のBa−フェライト粒子が焼結凝集し
、分散性の良いBa−フェライト粉末を得ることは、困
難である。
本発明は、このような事情に鑑み飽和磁化が大きく且つ
微細で分散性の良好なマグネトブランバイト型フェライ
ト粉末を複雑な操作をすることな(容易((製造する方
法を提供するものである。
即ち、本発明は、Fe と、Feに対してモル比で1/
12〜3/12のBa、Sr若しくハPbノイスレカ一
種又はこれから選ばれた二種以上の金属元素を含むp[
(11以上の溶液にアルキルスルホン酸塩、アミン系化
合物、高級脂肪酸、高級脂肪酸の金属石鹸及び高級脂肪
酸エステルから選ばれた分散剤(以下、これらの分散剤
群を9剤と称す。)とり7酸L  !Jン酸エステル、
オキシカルボン識塩、珪酸塩及びコロイダルシリカより
選しヤれた分散剤(以下、これらの分散剤群を乙剤と称
ず。)に於いて、上記アルカリ票液中含まれる沈殿物重
量に対して、9剤で1wt%以上、乙剤で20wt%以
下相当量を含む溶液を、9剤単独、若しくは、9剤と乙
剤を併用し、該沈殿物に表面処理施した後、高圧容器中
200〜400℃で反応させることを特徴とするマグネ
トブランバイト型フェライト粉末の製造方法である。
一般に、水熱合成法の最大の欠点は、得られたマグネト
ブランバイト型フェライト粉末の飽和磁化が低いことで
あると言われている。例えば、前出特開昭56−149
328号公報記載の様にオートクレーブ反応温度が55
0°Cと極めて高い温度圧力で120分間反応せしめて
も得られたBa−フェライト粉末の飽和磁化は47 e
mv’5’  程度である。
この実状に対して、本発明によれば、オートクレーブ反
応温度が200〜400℃反応時間60分以内で、飽和
磁化50 emu/P以上を有し、且つ分散性の良好な
マグネトプランノくイト型フェライト粉末が容易に得ら
れる。即ち、本発明者等は、所定量のFeとBa、 S
r若しくはPbのいずれか1種又はこれらから選ばれた
2種以上の金属元素を含む溶液に所定量のアルカリを添
加して得られた沈殿物を、アルキルスルホン酸塩、アミ
ン系化合物、高級脂肪酸、高級脂肪酸の金属石鹸及び高
級脂肪酸エステルより選ば、・れた9剤とリン酸塩、リ
ン酸エステル及びオキシカルボン酸塩、珪fil及びコ
ロイダルシリカより選ばれた乙剤を出いて、甲剤単独若
しくは9剤と色剤併用で表面処理した後、高圧容器内で
反応せしめることにより従来より低い反応温度200〜
400°Cで、分散性が良(しかも飽和磁化が50 e
mu/P以上と水熱合成法ではこれまでに報告されてい
ない高い飽和磁化を有するマクネトブランバイト型フェ
ライト粉末が得られることを見い出した。更には、この
ようにして得られたマグネトプランノーイト型フェライ
ト粉末は長軸径が0.5μm以下で、結晶粒子の平均厚
さが0.02μmと極めて薄い微細な板状を呈し、且つ
抗磁力が200〜2000 (○e)であることから垂
直磁気記録媒体に用いられるマクネトブランバイト型フ
ェライト粉末として、適した磁性粉゛i       
であることがわかる。
以下本発明について詳述する。
本発明は一般式 MO−nFe203 (MはBa、 
Sr、Pbのいずれか1種又はこれから選ばれた2種以
上の金属を表わす。nはモル比と称し、3〜乙の数値で
ある。)で示されるマグネトブランバイト型フェライト
組成式にもとづく比率で混合された各金属元素を含む#
液にpE(#’11 以上になるようにアルカリ溶液を
加え沈殿物を生成せしめる。ここでモル比nがn=3〜
乙の範囲で選ばれる理由は、n<3ではマグネトブラン
バイト相以外の化合物が生成し、他方n〉6では磁性の
無い7X、−Fe203が混在することになり、これら
はいずれも不純物として飽和磁化の減少をもたらすため
である。又溶液のpE(が11未満であれば、マグネト
ブランバイト相の生成量は極めて少なくなる。このよう
にして得られた沈殿物を含むアルカリ溶液に、該沈殿物
重量に対して所定比率の下記9剤又は乙剤より選ばれた
分散剤を含む溶液を加え表面処理を行う。この場合、分
散剤添加後十分な強制攪拌を。
行うことにより、沈殿物の表面処理が効果的に実施され
、極めて分散性の良い沈殿物に改質される。
本発明で用いる分散剤は具体的には、9剤として、アル
キルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリルスルホン
酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸塩、ラウリルアミ
ンアセテート、牛脂ジアミン等のアミン系化合物、オレ
イン酸、ステアリン酸等の高級脂肪酸、オレイン酸ナト
リウム、オレイン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム
、ステアリン酸カリウム等の高級脂肪酸石鹸、ソルビタ
ン脂肪酸エステル等の分散剤が有効であり、添加量は沈
殿物重量に対して1wt%以上が効果的である。又、乙
剤としてトリメタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸
ナトリウム等のリン酸塩、モノアルキルリン テル等のリン酸エステル、クエン酸ナトリウム、酒石酸
等のオキシカルボン酸塩、ケイ酸ナトリウム及びコロイ
ダルシリカ等の分散剤が選ばれ、この場合、9剤と組み
合せて用いることにより、良好な成果が得られる。
この時、乙剤の添加量は沈殿物重量に対して、20wt
%以下が効果的であり、20wt%以上では水熱合成に
よって得られるマグネトブランバイト型フェライト結晶
粒子が粗大化し且つ飽和磁化が低下する。本発明に於て
は、このようにして表面処理された沈殿物を含むアルカ
リ溶液を高圧容器中200〜400℃の高温下で反応さ
せる。ここで、反応温度を200℃以上とするのは、同
温度以下では、所定の飽和磁化を有するマグネトブラン
バイト型フェライト粉末が得られず、他方、400℃以
上の高温ではフェライト結晶粒子が粗大化し、0.5μ
m以下の微細粒子を得ることが困難となるからである8 このようにして得られたマグネトブランバイト型フェラ
イト粒子を含む溶液は、高いアルカリを示すので、濾過
洗浄を繰り返し、十分に、不純物を除去する。次いで乾
燥・解粒を施し、目的とするマグネトブランバイト型フ
ェライト粉末を得る。
以上、記載の方法で得られたマグネトブランバイト型フ
ェライト粉末は、その表面が分散剤で被覆されているの
で、個々の粒子が独立し、優れた分散性を示す。又、フ
ェライト粉末に吸着している分散剤を脱着する必要があ
る場合、該フェライト粉末を250〜400℃で熱処理
することにより、容易に脱着することができる。ここで
選ばれる加熱温度は分散剤を脱着させるのに必要な温度
でス′、す、[−述の如く低い温度で十分である。この
ため、フェライト粒子間で焼結凝集することなく、分散
剤脱着前の良好な分散性を維持することができる。
このように本発明に於いて得られるマグネトブランバイ
ト型フェライト粉末は、飽和磁化が50er+n2/i
以上であり、前記特公昭56−149328号公報に記
載されているオートクレーブ反応温度550℃生成物の
飽和磁化47 emu/y−に比べて、はるかに低いオ
ートクレーブ反応温度で、高い飽和磁化を有し、抗磁力
が200〜2000 (Oe)であって、更にはフェラ
イト結晶粒子の大きさが長軸径0.5μm以下、厚みが
平均0,02μmと極°1       めて薄(・板
状微粒子であって、個々の粒子は独立しているので、良
好な分散性を示し、垂直磁気記録用媒体に適したもので
ある。
以下実施例によって更に本発明の詳細な説明する。
〈実施例1〉 3、0 M  FeCl3水溶液21 Q ml、0.
5 M BaCl2水溶液727m1からなる混合溶液
を8.3 M  NaOH水溶液732rnl!に添加
して、褐色沈殿物を含むアルカリ溶液を得た。
次いで、この沈殿物を含むアルカリ溶液に、オレイン酸
すトリウム169−を含む水溶q216y−を添加し、
10分間強制攪拌を行った後、該混合溶液をオートクレ
ーブ中で280℃にて60分間反応させfこ。こうして
得られた反応生成物について水洗・乾燥した後、反応生
成物を被覆しているオレイン酸な脱着するために600
°Cで60分間の加熱処理を施しBa−フェライト粉末
を得た。このようにして得られたマグネトブランバイト
型Ba−フェライト粉末は、比表面積21 m2/f、
粒度0.5μm以下、板状比が10以上であり、且つ個
々の粒子が孤立し、分散性の良好な極めて薄い板状微細
粒子である。又、このBa−フェライト粉末の磁気特性
は飽和磁化56.8 emll/!−1抗磁力825(
Oe)であった。
〈実施例2〜8〉 出発原料のBa(J2若しくは5rCh のa類及び添
加量、60モルFe(J3 溶液の骨、アルカリ添加量
、分散剤の種類、添加量及び添加順序、オートクレーブ
反応温度及び反応時間を変化させた以外は、〈実施例1
〉と同一操作で、Ba−フェライト粉末、5r−7エラ
・イト粉末又は、Ba、Sr−複合フェライト粉末を得
ムニ。このようにして得られたマグネトブランバイト型
フェライト粉末は、いずれも粒度が0.5μm以下、板
状比が10以上であり、且つ個々の粒子が孤立し、分散
性の良好な極めて薄い板状微細粒子である。
実施例2〜8で変化させた製造条件及び得られたフェラ
イト粉末の特性を表1に示す。
〈比較例〉 3. Q M  FeG113水溶N210罰、0.5
 M  Ba(J2水溶H157rnlからなる混合溶
液を8.6M  NaO[(水溶’ti、7′52F、
lに添加して褐色沈殿物を得た。次いでこの沈殿物を含
むアルカリ;@液をオートクレーブ中280℃で60分
間反応させた。こうして得られた反応生成物について、
水洗、乾燥しBa−フェライト粉末を得た。このように
して得られ尾Ba−フェライト粉末は、比表面積が27
.21+]215’であり、粒度が0.5μm以下、板
状比が10以上であつ1こ。又、磁気特性法飽和磁化2
8.6 emu/を抗磁力1220(Oe)であつTこ
。更に、上記Ba−フェライト粉末を実/Jt15!l
 1と同様に3 o o ’cでろ0分間加熱処理し1
こところ、比表面積26.9 m 215’。
飽和磁化29.13 emu/7、及び抗磁力1210
(Oe)とほとんど変化を示さなかった。
特許出願人 同和鉱業株式会社 特許庁長官若杉和夫  殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第 71978  号2、発明の名称 酸化物磁性材料の製造方法 6、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 名称 同和鉱業株式会社 4、代理人 明細書の〔発明の詳細な説明〕Q應 6、補正の内容 (1)明細書中の記載を下記の如く訂正する。
頁    行    訂正前      訂正後9  
 9 1//12〜%2  1//12〜2A216 
 5  水溶液727m1   水溶液127m/+1
9  3  水溶液157m1   水溶液127m1
(2)明細書中の記載を下記の如く訂正する。
手続補正書 昭和59年6月2日 2、発明の名称 酸化物磁性材料の製造方法 6、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 名称  同和鉱業株式会社 4代 理 人 5、補正の対象 2          明細書の〔特許請求の範囲〕と
〔発明の詳細な説明〕の欄 (別紙) i、  @許請求の範囲を下記の如く訂正する。
「(1)一般式:  MO−n Fe203(ただし、
上記式中MはBa 、 SrおよびPbからなる群より
選ばれる少なくとも1つの元素を表わし、またnは3.
0〜6.0の数値を表わす。)で表わされるマグネトブ
ランバイト型フェライトを生成せしめるために必要な金
属元素を含むpH11以上の固形物を含むスラリーに、
下記9群の中から選ばれる少なくとも1種の化合物(以
下[9斎Hという。) 9群: アルキルスルホン酸塩、アミン系化合物、高級
脂肪酸、高級脂肪譚の金属石鹸および高級脂肪酸エステ
ル; または上記選択された9剤と下記色群の中から選ばれる
少なくとも1′44の化合物(以下「色剤」という。)
との両者。
色群: リン酸塩、リン酸エステル、オキシカルボン酸
塩、珪酸塩およびコロイダルシリカ: を添加剤として添加し、か(して得られるアルカリ性ス
ラリーを制圧容器中にて200〜400℃の温度で反応
させることを特徴とする酸化物磁性材料の製造方法。
(2)添加剤として、前記アルカリ性スラリー中に含ま
れる沈殿物重量に対して1重量係以上の9剤だけを添加
することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
法。
(3)添加剤として、前記アルカリ性スラリー中に含ま
れる沈殿物重量に対して1軍量係以上の9剤のほかに、
さらに前記アルカリ性スラリー中に含まれる沈殿物重量
に対して20重量係以下の色剤を添加することを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の方法。
(4)前記生成フェライト粉末を250〜400 ℃の
温度で焼成しフェライト粉末に吸着している添加剤を脱
着する工程を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1
〜3項のいずれかに記載の方法。
2 明細書中の記載を下記の如く訂正する。
(頁)(行)  (訂正前)    (訂正後)3  
2 材料の製造用として、  材料とじて(頁)(行)
(訂正前)    (訂正後)9 11  溶液   
   スラリー9 13  分散剤     添加剤主
剤9 14  分散剤     添加剤 9 16  分散剤     添加剤副剤9 17  
分散剤     添加剤 1020  添加して    を含む溶液を接触せしめ
て 11 1  沈澱物を    金属水酸化物又は金属水
酸化物 とオキシ水酸化 鉄等を含むスラ リーに 11 5 色剤を用いて   色剤を 116〜7 表面処理した後  添加後12 6  溶
液に     溶液(ここで溶液とは、金属イ オンだけでなく、 金属水酸化物又 はオキシ水酸化 鉄等を含む場合 も称す。)に (頁)(行)  (訂正前)     (訂正後)12
6〜7 なるように    なるように所定量のアルカ
リを 含む 127    を加え     を接触せしめて121
5   アルカリ溶液   アルカリ性スラリー121
6  沈殿物重量    スラリーに含まれる固形物重
量 1217   分散剤     添加剤1217〜18
   を加え表面処理  を添加するを行う 1218〜20   分散剤添加後・・  該添加剤を
フエ・・に改質される。 ライト化反応過 程で添加しても よい。
131    分散剤     添加剤139    
分散剤     添加剤1316   分散剤    
 添加剤1319   沈殿物重量    アルカリ性
スラリーに含まれる 固形物重量 (頁)(行)  (訂正前)    (訂正後)143
〜4 表面処理された・・ 得られたブルカ・・・・ア
ルカリ溶  り性スラリーを液を 1418〜19  その表面が・・・・・・ フェライ
ト化皮被覆されている  6時、本発明に ので       よる添加剤が生 成されたフェン イト粒子間に介 在するので 151   分散剤     添加剤 154   分散剤     添加剤 157   分散剤     添加剤 166〜7 アルカリ溶液   アルカリ性スラリー1
68  アルカリ溶液に  アルカリ性スラリーに添加
剤と して 176   分散剤     添加剤 3、昭和58年9月6日付手続補正書第3頁「表1」中
の記載を下記の如く訂正する。
(訂正前)   (訂正後) 最上段 表面処理工程   添加剤 (訂正前)  (訂正後) 第2段目  −次添加   主剤 第2段目  二次添加   副剤 以上 手続補正書 昭和59年71メ日 特許庁長官 志賀   学 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第71978  号 2、発明の名称 酸化物磁性材料の製造方法 5、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 名称 同和鉱業株式会社 4、代理人 5゜ 6゜ (別紙) 土 特許請求の範囲を下記の如く訂正する。
「(1)一般式:  MO−nFe203(ただし、上
記式中MはBa、  SrおよびPbからなる群より選
ばれる少なくとも1つの元素を表わし、またnはろ、O
〜60の数値を表わす。)で表わされるマグネトブラン
バイト型フェライトを生成せしめるために必要な金属元
素を含むpH11以上の固形物を含むスラリーに、下記
甲群の中から巌社れる少なくとも1種の化合物(以下「
中剤」とん・う。) 甲群:アルキルスルホン酸、およびその塩、およびそれ
らの誘導体、アミン系化合物、脂肪酸、脂肪酸の金属石
鹸および脂肪酸エステル及びその信服肪酸の誘導体; または上記選択された中剤と下記6群の中から選ばれる
少なくとも1種の化合物(以下「乙剤」と・2    
      いう。)との両者。
6群ニリン酸塩、リン酸エステル、オキシカルボン酸塩
、珪酸塩およびコロイダルシリを添加剤として添加し、
かくして得られるアルカリ性スラリーを高圧容器中にて
200〜400′cの温度で反応させることを特徴とす
る酸化物磁性材料の製造方法。
(2)添加剤と−して、前記アルカリ性スラリー中に含
まれる沈澱物重量に対して1重量%以上の中剤だけを添
加することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
方法。
(3)添加剤として、前記アルカリ性スラリー中に含ま
れる沈澱物重量に対して1重量%以上の中剤のほかに、
さらに前記アルカリ性スラリー中に含まれる沈澱物重量
に対して20重量%以下の乙剤を添加することを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の方法。
(4)前記生成フェライト粉末を250〜400Cの温
度で焼成しフェライト粉末に吸着している添加剤を脱着
する工程を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1〜
3項のいずれかに記載の方法。」2 明細書中の記載を
下記の如く訂正する。
頁    行    訂正前      訂正後9  
12  高級脂肪酸    脂肪酸9  12  高級
脂肪酸の金  脂肪酸の金属属 11  2  高級脂肪酸    脂肪酸16  6 
 高級脂肪酸    脂肪酸16   B  高級脂肪
酸石鹸  脂肪酸石鹸16 11  溶液      
 スラリー19  1  比較例      比較例1
19  5  溶液       スラリーろ、明細書
第19頁第16行の次に下記を挿入する。
「(比較例2) ろ、 Q M F e C13水溶液210ml、 0
.5 M BaCl2水溶液127m1からなる混合溶
液を8.3 M NccOH水溶液732m1に添加し
て褐色沈殿物を含むアルカリ性スラリーを得た。
次いで、この沈殿物を含むアルカリ性スラリーに添加剤
として、ゼラチン21.6.pを含む水溶液216gを
添加し、10分間強制攪拌を行った後、該スラリーをオ
ートクレーブ中で、280Cにて、60分間反応させた
。こうして得られた反応生成物について、十分な水洗を
施し、後乾燥・解粒した。
このようにして得られたマグネトブランバイト型B&−
フェライト粉末の比表面積は5.3 m 7 gで、粒
度が1μm以上と粗大化し、又飽和磁化は66.8em
u/Iであった。
更に、上記Ba−フェライト粉末を実施例1と同様に大
気雰囲気にて電気炉中300.tl’で60分間加熱処
理したところ、飽和磁化が34.18mu/j!となり
、はとんど変化を示さなかった。
(比較例ろ) ろ0MFeCl3水溶液210m1..0.5MBaC
l2水溶′Kf、127m1からなる混合溶液を8.3
 M Na0Ii水溶液762m1に添加して褐色沈殿
物を含むアルカリ性スラリーを得た。
次いで、この沈殿物を含むアルカリ性スラリーに16、
iを含む水溶液216gを添加し、10分間強制攪拌を
行った後、該スラリーをオートクレーブ中で、280C
にて60分間反応させた。
このようにして得られた反応生成物は、X線回折による
物質同定からBa−フェライトが検出されず、飽和磁化
が、1.68mu/、9と著しく低い値であった。
(比較例4) 3.0MFeCl3水溶液210ml、 0.5 M 
BaCA2水溶液127m1からなる混合溶液を8.3
 M NaOH水溶液7ろ2ru7!に添加して褐色沈
殿物を′含むアルカリ性スラリーを得た。
次いで、この沈殿物を含むアルカリ性スラリーに添加剤
として、クエン酸Na 21.6 gを含む水溶液21
6Iを添加し、10分間強制攪拌を行った後、該スラリ
ーをオートクレーブ中で、280tZ’にて60分間反
応させた。
このようにして得られた反応生成物はX線回折による物
質同定から、α−F e 203であることが、判明し
た。」 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11一般式:  MO−nFe203(ただし、上記
    式中MはBa、SrおよびPb、からなる群より選ばれ
    る少なくとも1つの元素を表わし、またnは3.0〜6
    .0の数値を表わす。)で表わされるマグネトブランバ
    イト型フェライトを生成せしめるために必要な金属元素
    を含むpE(11以上の溶液に、下記9群の中から選ば
    れる少なくとも1種の化合物(以下1甲剤Jという。)
    9群: アルキルスルホン酸塩、アミン系化論物、高級
    脂肪酸、高級脂肪酸の金属石鹸および高級脂肪酸エステ
    ル; または上記選択された9剤と下記色群の中から選ばれる
    少な(とも1種の化合物(以下[色剤丁という。)との
    両者。 色群: リン酸塩、リン酸エステノに1オキシカルボン
    酸塩、珪酸塩およびコロイダルシリカ; を分散剤として添加し、かくして得られるアルカリ溶液
    を高圧容器中にて200〜400°Cの温度で反応させ
    ることを特徴とする酸化物磁性”材料の製造方法。 (2)分散剤として、前記アルカリ溶液中に含まれる沈
    殿物重量に対して1重量%以上の9剤だけを添加するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 (3)分散剤として、前記アルカリ溶液中に含まれる沈
    殿物重量に対して1重量%以上の9剤のほかに、さらに
    ・前記アルカリ溶液中に含まれる沈殿物重量に対して2
    0重量%以下の色剤を添加することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 (4)前記生成フェライト粉末を250〜400°Cの
    温度で焼成しフェライト粉末に吸着している分散剤を脱
    着する工程を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    〜6項のいずれかに記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259531A (ja) * 1985-09-06 1987-03-16 Ube Ind Ltd バリウムフエライト粉末の製造法
JP2014095086A (ja) * 2006-05-18 2014-05-22 Lanxess Deutschland Gmbh 酸化安定性酸化鉄顔料、その調製方法、およびその使用

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