JPS5921540Y2 - 圧電振動子 - Google Patents

圧電振動子

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Publication number
JPS5921540Y2
JPS5921540Y2 JP10163277U JP10163277U JPS5921540Y2 JP S5921540 Y2 JPS5921540 Y2 JP S5921540Y2 JP 10163277 U JP10163277 U JP 10163277U JP 10163277 U JP10163277 U JP 10163277U JP S5921540 Y2 JPS5921540 Y2 JP S5921540Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
piezoelectric
electrical connection
plate
piezoelectric vibrator
Prior art date
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Expired
Application number
JP10163277U
Other languages
English (en)
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JPS5429659U (ja
Inventor
啓二郎 脇
等 田村
茂行 宮崎
Original Assignee
キンセキ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by キンセキ株式会社 filed Critical キンセキ株式会社
Priority to JP10163277U priority Critical patent/JPS5921540Y2/ja
Publication of JPS5429659U publication Critical patent/JPS5429659U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は厚み系圧電振動子、とくに支持構造を改善した
振動子に関するものである。
従来、厚み系圧電振動子においては、第1図に示すよう
に、電気接続兼支持体55によって圧電板1を基台3に
固定するとともに、導電挟着剤8等を用いて、電極の引
出端子6,6′と外部端子4との電気接続を行なってい
た。
しかしこの場合、該引出端子もしく°は外部端子数が3
個あるいは4′個と増して行く、多重モード圧電振動子
において特に言えることであるがミ圧電板1の主寸法が
5〜2.5mmというように著しく小さくなった場合、
それら複数の支持点のそれぞれを同時に、正確に位置決
め、固定する作業は著しく困難となる。
しかも、接着剤等支持状態が振動子の電気的特性に及ぼ
す影響は、圧電板が小型になる程大きく現われる。
また、圧電板周辺部の複数個所を固定するために、圧電
板には、組立時に不均一な内部応力が発生し、さらにそ
れが周囲温度等外部条件の変化によって変動するために
、振動子の周波数特性に甚大な影響を及ぼす。
本考案にこれらの欠点を解消するためになされたもので
、厚み系圧電板を、その周辺部の1個所のみを支持部と
して、支持体もしくは電気接続兼支持体を介して基台に
固定し、かつ該電気接続兼支持体によって接続した以外
の外部端子と該圧電板上の電極の引出端子とを、たわみ
リード線によって接続したことを特徴とする圧電振動子
をもってその主構成とする。
ここで、たわみリード線とは、実質的に剛性を無視し得
るような導電体で、該引出端子と外部端子との間に弛み
をもって接続され、圧電板の振動に実質的に影響を与え
ないようなものをいう。
以下、実施例の図示をもって本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例である圧電振動子を示す正面
図である。
図において、1は表裏に対向する励振電極2を設けた直
径3mmの小型水晶板であり、支持体7を介して基台3
に固定されている。
該水晶板1と、支持体7とは接着剤8によって固着され
ている。
また、励振電極2の引出端子6は、基台3に植設された
外部端子4にたわみリード線5をもって電気接続されて
いる。
このような構造の下で、水晶板1はその周辺部の1個所
のみにおいて固定されるために、該水晶板1の基台3に
対する相対位置を、他の点を考慮することなしに、容易
に正確に決め得る。
該水晶板上の支持部が1個所のみであることばまた、接
着剤等支持の影響を最小限に留め得ることであり、さら
に、1個所以外の部分は全く拘束されないから、組立に
よる内部応力の発生も回避できる。
さらに本実施例においては、該支持部は、振動の伝は方
向であるZ′軸方向(Z′軸から±45°の角度領域を
含む)を避けて設けであるため、振動の伝は方向で押え
た場合に、小型化に伴って現われ得る悪影響を防いでい
る。
ここで、水晶板1が1個所で固定された後、該水晶板上
の電極の引出端子6と、外部端子4との電気接続は、た
わみリード線5によって行なわれるために、該水晶板に
は、該接続によって応力が加わることはない。
したがって、水晶板1を支持体7に固着する際、該引出
端子6と基台3との相対位置関係のばらつきは、考慮す
る必要がない。
次に、この例の場合、電気接続は支持体7には依存して
いない。
したがって、従来の、例えば第1図に示すような振動子
においては、電気接続兼支持体55の剛性と接着剤8の
剛性のバランスがくずれて、接着剤にヒビ割れが発生し
、支持の点では差支えなくても、導電性の点から不良と
なるものが相当数発生したが、そのような危険はなくな
った。
第3図は本考案の他の実施例である圧電振動子を示す正
面図である。
本実施例においては、7′は電気接続兼支持体となって
おり、水晶板1の裏面電極の共通接地引出端子6′を外
部端子4に電気接続する機能を兼ねた板バネ製支持体で
ある。
第2図の例のように支持と電気接続とを全く独立させる
場合に比べて、電気接続線が1本不用となり、構造がそ
れだけ簡素化される。
また、第4図の実施例においては、支持体7と圧電板1
とが接触する部分を2つに分割したため、接着剤8のヒ
ビ割れや剥離に対する強度が増している。
同様に第5図では、クシ歯状の電気接続兼支持体7′を
用いているために、接着剤が歯と歯の間に充填され、耐
ヒビ割れ、耐剥離性能が一段と向上している。
さらに、第4図の例では、支持体7による支持とは別に
、たわみリード線5によって、引出端子6′と外部端子
4との電気接続を行なっているが、第6図に示す例では
、このたわみリード線5′をエツチング加工等によって
支持体7と一体成型しである。
そのため、支持と電気接続とが独立に行なわれるにもか
かわらず、位置決め、組立作業は容易に行なわれる。
なお、本例においては外部端子4′も一体形成されてい
るが、同様のことは他の実施例においても可能である。
第7図は本考案の更に他の実施例を示す。
ここで7′は電気接続兼支持体である板ピンであるが、
10の部分は水晶板1の輪郭に合わせてハーフエツチン
グなどにより、該水晶板1の板厚と同程度に削除しであ
る。
一方、水晶板1には軸マーク9が設けられているから、
これを該10部にはめ込んで、接着する。
このため、位置決めが非常に容易かつ確実に行なわれる
以上の実施例では、圧電板として水晶板を取挙げたが、
これに限らず、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム
、圧電セラミックス等の圧電物質を板状にしたものにつ
いても、本考案を同様に適用することができる。
かくして本考案によれば、圧電板の固定をただ1個所の
みで行なうため、圧電振動子が非常に小型になっても、
組立て時の位置決めが容易にでき、かつ接着剤等支持に
よる悪影響を最小限に抑え、さらに、組立て時に内部応
力が発生することにより、またそれが温度変化等によっ
て変化することにより、周波数特性に悪影響を及ぼすこ
とも、防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbはそれぞれ従来の圧電振動子を示す正
面図である。 第2図、第3図、第4図および第5図はそれぞれ本考案
の一実施例である圧電振動子を示す正面図である。 第6図aおよびbはそれぞれ本考案の一実施例である圧
電振動子を示す正面図およびその部分拡大図である。 第7図a、bおよびCはそれぞれ本考案の一実施例であ
る圧電振動子を示す正面図、その部分拡大図およびその
側断面図である。 1・・・・・・圧電板、2・・・・・・電極、3・・・
・・・基台、4゜4′・・・・・・外部端子、5,5′
・・・・・・たわみリード線、6゜6′・・・・・・引
出端子、7・・・・・・支持体、7′・・・・・・電気
接続兼支持体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚み系圧電板を、その周辺部の1個所のみを支持部とし
    7て、支持体もしくは電気接続兼支持体を介して基台に
    固定し、かつ該電気接続兼支持体によって接続した以外
    の外部端子と該圧電板上の電極の引出端子とを、たわみ
    リード線によって接続したことを特徴とする圧電振動子
JP10163277U 1977-07-29 1977-07-29 圧電振動子 Expired JPS5921540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10163277U JPS5921540Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 圧電振動子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10163277U JPS5921540Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 圧電振動子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5429659U JPS5429659U (ja) 1979-02-27
JPS5921540Y2 true JPS5921540Y2 (ja) 1984-06-26

Family

ID=29040442

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JP10163277U Expired JPS5921540Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 圧電振動子

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JPS5429659U (ja) 1979-02-27

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