JPS5921539Y2 - ノイズフイルタ− - Google Patents
ノイズフイルタ−Info
- Publication number
- JPS5921539Y2 JPS5921539Y2 JP17730177U JP17730177U JPS5921539Y2 JP S5921539 Y2 JPS5921539 Y2 JP S5921539Y2 JP 17730177 U JP17730177 U JP 17730177U JP 17730177 U JP17730177 U JP 17730177U JP S5921539 Y2 JPS5921539 Y2 JP S5921539Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- magnetic
- noise filter
- insulating sheet
- magnetic path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は閉磁路を構成する磁心に誘電率の高い絶縁シー
トを介して金属箔を巻回したコイルを巻装してなるノイ
ズフィルターにおいて、磁心に閉磁路となるように巻回
するコイルと開磁路となるように巻回するコイルを設け
て、特性の向上を計ろうとするものである。
トを介して金属箔を巻回したコイルを巻装してなるノイ
ズフィルターにおいて、磁心に閉磁路となるように巻回
するコイルと開磁路となるように巻回するコイルを設け
て、特性の向上を計ろうとするものである。
従来におけるノイズフィルターとしては、導線を巻回し
て構成したコイルを磁心に装着し、このコイルの入出力
端にコンデンサを接続して構成されている。
て構成したコイルを磁心に装着し、このコイルの入出力
端にコンデンサを接続して構成されている。
このような構成においては、構成部品が多く、組立てに
手間を要してコスト的に高くなるといった欠点があった
。
手間を要してコスト的に高くなるといった欠点があった
。
このようなことから、最近では、第１図に示すように薄
い金属箔よりなる通電用電極箔を誘電率の高い絶縁シー
トを介して巻回してキャパシタンスとインダクタンスを
得るように構成したコイル２を磁心１に装着してノイズ
フィルターとすることが開発されつつある。
い金属箔よりなる通電用電極箔を誘電率の高い絶縁シー
トを介して巻回してキャパシタンスとインダクタンスを
得るように構成したコイル２を磁心１に装着してノイズ
フィルターとすることが開発されつつある。
この構成の等価回路は第２図に示すようになり、Ｌは通
電用電極箔によって形成されるインダクタンス、Ｃは、
通電用電極箔間で得られるキャパシタンスである。
電用電極箔によって形成されるインダクタンス、Ｃは、
通電用電極箔間で得られるキャパシタンスである。
この構成によるノイズフィルターは口字状の磁心１にコ
イル２を巻装しているため、リーケージインダクタンス
が少なくライン間に生じるノイズに対する減衰効果が小
さく、十分満足できる特性は得られないものであった。
イル２を巻装しているため、リーケージインダクタンス
が少なくライン間に生じるノイズに対する減衰効果が小
さく、十分満足できる特性は得られないものであった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
。
。
以下、本考案の実施例を図面第３図〜第４図により説明
する。
する。
３はＵＵ形あるいはＵＩ形のフェライトなどによって口
字状の、閉磁路を構成する磁心で、この磁心３の一磁脚
には、ポリエチレン、ポリエステルなどの誘電率の高い
絶縁シートを介して、アルミニウム、銅などの薄い金属
箔よりなる通電用電極箔を少なくとも２枚重ねて筒状に
巻回して構成される閉磁路形コイル４が装着され、さら
に、この閉磁路形コイル４を含む磁脚と、この磁脚と相
対向する磁脚にまたがるように上述と同様の絶縁シート
を介して２枚の通電用電極箔を重ねたものを巻回して構
成される開磁路形コイル５が巻装されている。
字状の、閉磁路を構成する磁心で、この磁心３の一磁脚
には、ポリエチレン、ポリエステルなどの誘電率の高い
絶縁シートを介して、アルミニウム、銅などの薄い金属
箔よりなる通電用電極箔を少なくとも２枚重ねて筒状に
巻回して構成される閉磁路形コイル４が装着され、さら
に、この閉磁路形コイル４を含む磁脚と、この磁脚と相
対向する磁脚にまたがるように上述と同様の絶縁シート
を介して２枚の通電用電極箔を重ねたものを巻回して構
成される開磁路形コイル５が巻装されている。
上記閉磁路形コイル４と開磁路形コイル５とは、別々の
材料によって構成し、閉磁路形コイル４の通電用電極箔
の巻終りと、開磁路形コイル５の通電用電極箔の巻始め
を接続して、各コイル４゜５から２本づつのリード線６
． ７． ８． ９を引出す。
材料によって構成し、閉磁路形コイル４の通電用電極箔
の巻終りと、開磁路形コイル５の通電用電極箔の巻始め
を接続して、各コイル４゜５から２本づつのリード線６
． ７． ８． ９を引出す。
このように構成された本考案のノイズフィルターの等他
回路図を第４図に示す。
回路図を第４図に示す。
第４図において、Ｌは閉磁路形コイル４と開磁路形コイ
ル５の通電用電極箔によって構成されるインダクタンス
、Ｃは同通電用電極箔間によって得られるキャパシタン
ス、Ｌｌは開磁路形コイル５によって形成されるリーケ
ージインダクタンスである。
ル５の通電用電極箔によって構成されるインダクタンス
、Ｃは同通電用電極箔間によって得られるキャパシタン
ス、Ｌｌは開磁路形コイル５によって形成されるリーケ
ージインダクタンスである。
なお、閉磁路形コイル４に連続して開磁路形コイル５を
形成してもよい。
形成してもよい。
また、開磁路形コイル５の２枚の通電用電極箔間に絶縁
シートを介して接地電極箔を介在させて、高周波領域で
の接地インピーダンスを小さくし、ノイズ防止効果の優
れたものとすることもできる。
シートを介して接地電極箔を介在させて、高周波領域で
の接地インピーダンスを小さくし、ノイズ防止効果の優
れたものとすることもできる。
以上のように本考案のノイズフィルターは構成されるた
め、開磁路形コイルによってリーケージインダクタンス
が増え、ライン間に生じるノイズに対する減衰効果に優
れ、磁心が閉磁形コイルと開磁路形コイルの共通部品と
なるため、小形化を計ることもでき、構成が簡単で組立
ても容易となり、作業性の大幅な向上が計れ、コスト面
でも有利とすることができるなどの数多くの利点をもち
、実用的価値の大なるものである。
め、開磁路形コイルによってリーケージインダクタンス
が増え、ライン間に生じるノイズに対する減衰効果に優
れ、磁心が閉磁形コイルと開磁路形コイルの共通部品と
なるため、小形化を計ることもでき、構成が簡単で組立
ても容易となり、作業性の大幅な向上が計れ、コスト面
でも有利とすることができるなどの数多くの利点をもち
、実用的価値の大なるものである。
第１図は最近開発されつつあるノイズフィルターの斜視
図、第２図は同等価回路図、第３図は本考案のノイズフ
ィルターの一実施例を示す側面図、第４図は同等価回路
図である。 ３・・・・・・磁心、４・・・・・・閉磁路形コイル、
５・・・・・・開磁路形コイル。
図、第２図は同等価回路図、第３図は本考案のノイズフ
ィルターの一実施例を示す側面図、第４図は同等価回路
図である。 ３・・・・・・磁心、４・・・・・・閉磁路形コイル、
５・・・・・・開磁路形コイル。
Claims (1)
- 口字状の閉磁路を構成する磁心の磁脚に、誘電率の高い
絶縁シートを介して少なくとも２枚の金属箔よりなる通
電用電極箔を積み重ねたものを巻回して構成される閉磁
路形コイルを装着し、上記磁心の相対向する２つの磁脚
にまたがるように誘電率の高い絶縁シートを介して少な
くとも２枚の金属箔よりなる通電用電極箔を積み重ねた
ものを巻回して構成される開磁路形コイルを備えてなる
ノイズフィルター
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17730177U JPS5921539Y2 (ja) | 1977-12-27 | 1977-12-27 | ノイズフイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17730177U JPS5921539Y2 (ja) | 1977-12-27 | 1977-12-27 | ノイズフイルタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54100540U JPS54100540U (ja) | 1979-07-16 |
| JPS5921539Y2 true JPS5921539Y2 (ja) | 1984-06-26 |
Family
ID=29186670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17730177U Expired JPS5921539Y2 (ja) | 1977-12-27 | 1977-12-27 | ノイズフイルタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921539Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-27 JP JP17730177U patent/JPS5921539Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54100540U (ja) | 1979-07-16 |
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