JPH0529145A - Lc複合部品 - Google Patents

Lc複合部品

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Publication number
JPH0529145A
JPH0529145A JP18081491A JP18081491A JPH0529145A JP H0529145 A JPH0529145 A JP H0529145A JP 18081491 A JP18081491 A JP 18081491A JP 18081491 A JP18081491 A JP 18081491A JP H0529145 A JPH0529145 A JP H0529145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
coil
phase
metal foils
attenuation characteristic
Prior art date
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Pending
Application number
JP18081491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideshige Kitajima
秀滋 北島
Akira Naito
昭 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0529145A publication Critical patent/JPH0529145A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 低周波帯域の減衰特性を変えることなく、高
周波帯域の減衰特性を向上させたLC複合部品を得る。 【構成】 別の相のコイルを構成するそれぞれ複数の金
属箔1〜4を交互に、かつ誘電体シート5〜8を介在さ
せて巻回してコイル積層体14を形成し、各相の金属箔
1〜4の巻始側同士または巻終側同士を短絡するリード
引出用端子1a〜4a,1b〜4b,9a,10aに、
インダクタンス素子23,24を接続する。 【効果】 簡単な構成により、容易に高周波帯域の減衰
特性が向上したLC複合部品が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金属箔と誘電体シート
を積層し、巻回してなるコイルLとコンデンサCの複合
されたLC複合部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば単相電源ラインで使用さ
れ、各相それぞれ2枚の長尺の金属箔で構成されたLC
複合部品の一部分解斜視図、図6はその層構成を示す展
開側面図であり、図において、1および3は同相のコイ
ルとなる金属箔、2および4はもう一方の相のコイルと
なる金属箔であり、金属箔1〜4の順序となるように交
互に、かつ各金属箔1〜4間に誘電体シート5〜8を介
在させて積層されている。9、10は巻始部分に積層さ
れ、アース用のコイルとなる接地金属箔で、誘電体シー
ト11、12とともに、誘電体シート5、7および金属
箔2、4間に積層されている。
【0003】1a、1bは金属箔1の両端部に取付けら
れたリード引出用端子、3a、3bは同じく金属箔3の
両端部に取付けられたリード引出用端子、2a、2bは
金属箔2の両端部に取付けられたリード引出用端子、4
a、4bは金属箔4の両端部に取付けられたリード引出
用端子、9a、10aは接地金属箔9、10の巻始側に
取付けられたリード引出用端子、13はUU型のコア、
14はコイル積層体である。
【0004】上記の金属箔1〜4および接地金属箔9、
10ならびに誘電体シート5〜8および11、12は、
リード引出用端子1a〜4a側からコア13の周りに巻
回して、コイル積層体14が形成されている。同相の巻
始側のリード引出用端子1aと3aおよび2aと4aが
短絡され、また同相の巻終側のリード引出用端子1bと
3bおよび2bと4bが短絡され、それぞれ入力側また
は出力側のリードに接続される。またリード引出用端子
9aと10aが短絡され、接地されている。上記のLC
複合部品は図5の状態から、金属箔1〜4および誘電体
シート5〜8の端末をさらに巻付けて完成する。
【0005】上記のLC複合部品は、同相の巻始側のリ
ード引出用端子1a、3aおよび2a、4a、ならびに
同相の巻終側のリード引出用端子1b、3bおよび2
b、4bに接続するリードをそれぞれ各相の入力側また
は出力側として給電し、使用する。このとき金属箔1〜
4および接地金属箔9、10は巻回されているので、コ
イルLが形成されるとともに、それぞれの間に誘電体シ
ート5〜8および11、12が介在しているため、コン
デンサCが形成される。
【0006】図7は上記LC複合部品の等価回路図であ
り、15は金属箔1、3によって形成されるインダクタ
ンス、16は金属箔2、4によって形成されるインダク
タンス、17は金属箔1、3および2、4と誘電体シー
ト5〜8により形成される静電容量、18は接地金属箔
9、10によって形成されるインダクタンス、19は金
属箔1〜4および接地金属箔9、10と誘電体シート
5、7、11、12により形成される静電容量である。
ここでインダクタンス15、16と静電容量17によっ
て、LC複合部品としての作用が得られる。静電容量1
9はラインバイパスコンデンサとして作用する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のLC複合部品は
上記のように構成されており、コイルによって形成され
る静電容量17が存在するため、高周波帯域の減衰特性
が限定され、ノイズを吸収することができず、特に静電
容量19が存在する場合は、その傾向が大きいという問
題点があった。
【0008】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、簡単な構成により、低周波帯域の
減衰特性を変えることなく、高周波帯域の減衰特性を向
上させることができるLC複合部品を得ることを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のLC複合部品
は、同相のコイルを形成する複数の金属箔と、他の相の
コイルを形成する複数の金属箔とが交互に、かつ誘電体
シートを介在させた状態で巻回されたコイル積層体と、
各相の金属箔の巻始側同士または巻終側同士をそれぞれ
各相ごとに短絡するリード引出用端子を有するLC複合
部品において、前記リード引出用端子にインダクタンス
素子を接続したものである。
【0010】本発明において、インダクタンス素子は高
周波帯域の減衰特性を有するインダクタンス素子であ
り、リード引出用端子に接続するリードに設けるチョー
クコイルや、磁性体からなるリング状コアなどがあげら
れる。このようなインダクタンス素子はリード引出用端
子の少なくとも1個以上に接続することができる。
【0011】
【作用】本発明のLC複合部品は従来のものと同様にし
て使用されるが、インダクタンス素子によって高周波帯
域の減衰特性が向上し、ノイズが吸収される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1は実施例のLC複合部品を示す一部分解斜視
図、図2はその等価回路図であり、図において、図5〜
7と同一符号は同一または相当部分を示す。21は巻始
側のリード引出用端子1a、3aに接続するリード、2
2は、もう一方の相の巻始側のリード引出用端子2a、
4aに接続するリード、23、24はそれぞれリード2
1、22に接続するチョークコイルであり、コア25、
26にコイル27、28が巻回されて形成されている。
他の構成は図5〜6と同様である。
【0013】上記のLC複合部品は、リード21、22
を各相の入力側として、従来のものと同様に使用され
る。このときチョークコイル23、24によりインダク
タンスが増加し、低周波帯域の減衰特性を変えることな
く、LC複合部品の高周波帯域の減衰特性が向上し、リ
ード21、22を流れるノイズが吸収され、静電容量1
7、19を通して流れるノイズはカットされる。
【0014】図4は周波数に対する減衰量を示す減衰特
性図であり、Aは上記実施例、Bは従来例の減衰特性を
示す。図4から明らかなように、実施例のものは、低周
波帯域の減衰特性に影響することなく、高周波帯域の減
衰特性が向上する。
【0015】図3は他の実施例のLC複合部品を示す一
部分解斜視図である。この実施例では、前記実施例にお
けるチョークコイル23、24に代えて、フェライト等
の磁性体からなるリング状コア31、32がリード2
1、22を囲むように配置されており、リング状コア3
1、32によりインダクタンスが増加し、前記実施例と
同様の効果が得られる。
【0016】なお上記実施例では、インダクタンス素子
としてチョークコイル、および磁性体からなるリング状
コアの例を示したが、高周波帯域の減衰特性を有するイ
ンダクタンス素子であれば他のものでもよい。これらの
インダクタンス素子は、各相の入力側および出力側のリ
ードのすべてに設けてもよく、また一方の相の入力側ま
たは出力側のいずれか一方に設けてもよい。また本発明
は接地金属箔9、10が存在しないLC複合部品にも適
用可能であるが、接地金属箔9、10が存在するLC複
合部品に適用すると、特に優れた効果が得られる。さら
に上記実施例は単相電源ラインに使用するものについて
説明したが、金属箔の積層数を増加して、三相電源ライ
ン用のものを構成することもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、金属箔と誘電体シート
を積層して巻回したLC複合部品において、リード引出
用端子にインダクタンス素子を接続したので、簡単な構
成により、低周波帯域の減衰特性を変えることなく、高
周波帯域の減衰特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のLC複合部品の一部分解斜視図。
【図2】図1の等価回路図。
【図3】他の実施例のLC複合部品の一部分解斜視図。
【図4】実施例と従来例の減衰特性図。
【図5】従来のLC複合部品の一部分解斜視図。
【図6】図5の展開側面図。
【図7】図5の等価回路図。
【符号の説明】
1〜4 金属箔 1a〜4a、1b〜4b、9a、10a リード引出用
端子 5〜8、11、12 誘電体シート 9、10 接地金属箔 13、25、26 コア 14 コイル積層体 21、22 リード 23、24 チョークコイル 31、32 リング状コア

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 同相のコイルを形成する複数の金属箔
    と、他の相のコイルを形成する複数の金属箔とが交互
    に、かつ誘電体シートを介在させた状態で巻回されたコ
    イル積層体と、各相の金属箔の巻始側同士または巻終側
    同士をそれぞれ各相ごとに短絡するリード引出用端子を
    有するLC複合部品において、前記リード引出用端子に
    インダクタンス素子を接続したことを特徴とするLC複
    合部品。
JP18081491A 1991-07-22 1991-07-22 Lc複合部品 Pending JPH0529145A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18081491A JPH0529145A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 Lc複合部品

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JP18081491A JPH0529145A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 Lc複合部品

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JPH0529145A true JPH0529145A (ja) 1993-02-05

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ID=16089825

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JP18081491A Pending JPH0529145A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 Lc複合部品

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JP (1) JPH0529145A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100555380B1 (ko) * 2001-08-21 2006-02-24 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 전력변환장치
JP2009117807A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Zhejiang Univ Emiフィルタ内のインダクタ/キャパシタ集積部

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100555380B1 (ko) * 2001-08-21 2006-02-24 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 전력변환장치
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