JPS5921530Y2 - 可変分周器制御回路 - Google Patents

可変分周器制御回路

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JPS5921530Y2
JPS5921530Y2 JP1975105292U JP10529275U JPS5921530Y2 JP S5921530 Y2 JPS5921530 Y2 JP S5921530Y2 JP 1975105292 U JP1975105292 U JP 1975105292U JP 10529275 U JP10529275 U JP 10529275U JP S5921530 Y2 JPS5921530 Y2 JP S5921530Y2
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JP
Japan
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frequency divider
adder
variable frequency
output
subtractor
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JP1975105292U
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JPS5220150U (ja
Inventor
紀佳 桜井
Original Assignee
アイコム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は位相拘束ループにおける可変分周器の分周比を
制御する回路に関し、特に加減算器を用いた可変分周器
制御回路に関する。
可変分周器制御回路は、例えば無線器に組込んで、送信
時には送信周波数を造成し、受信時には中間周波数を造
成するための局部発振の発振系統であって、本件の場合
、主として送受信周波数相互に差を設ける無線機に適用
することを目的とするが、送受信周波数が同じである無
線器にも当然に適用で゛きる。
送受信周波数相互間に差を設ける従来の無線機は、所要
周波数差の水晶発振子を組込んだオフセット周波数発振
器、さらには信号混合器を用いるもので、送受信周波数
相互間の差を幾段階にも取ればそれに応じて多数の水晶
発振子が必要となり無線機価格が上昇すると共に送信側
における周波数表示ができないといった欠点があった。
本考案は上記従来の欠点を解消し、送受信周波数相互間
の差を任意的に設定できると共に送受信画周波数の表示
ができる可変分周器制御回路の提供を目的とするもので
ある。
この考案は、アップダウンカウンター8からの基準値デ
ジタル信号と、偏差信号発生源9からの送信時と受信時
の電圧制御発振器4の出力の周波数差に相当する偏差値
テ゛ジタル信号とを、位相拘束ループにおける可変分周
器に入力してその分周比を変えるようにし、該加減算器
はスイッチ回路7を用いて送受信の各状態に対応して、
その動作状態を制御する様にしたことを主たる特徴とす
るもので、以下図面に従って更に詳しく説明する。
図は本考案に係る可変分周器制御回路のブロックダイア
ダラムであって基準発振器1、位相検波器2、ローパス
フィルター3、電圧制御発振器4及び可変分周器5で位
相拘束ループを構成している。
可変分周器5の制御側入力端には加減算器6の出力が接
続されている。
該加減算器6には基準となるテ゛ジタル信号を発生する
アップダウンカウンター8と電圧制御発振器4の送受信
時発振周波数相互間の使要差分に相当するデジタル信号
を発生する偏差信号発生源9が入力されている。
偏差信号発生源9はその出力値が可変である発生器を用
いてもよいし、又特定の出力値しか有しない発生器を用
いてもよい。
最も簡単な場合として1ビツトの入力線に一定値の直流
を加えるだけで送受信周波数の周波数に所要差を与える
ことができる。
加減算器6はスイッチ回路7によってその作動状態が制
御される。
スイッチ回路7には、例えば送信時に直流の一定レベル
の電圧を、受信時にはOレベルの電圧を示す送受信信号
Tが送信回路又は受信回路本体から入力されており、該
送信信号Tによってスイッチ回路7は制御される。
この様に構成した可変分周器制御回路に於て、送信時の
電圧制御発振器4の出力周波数を50MH2受信時周波
数を49 MHzと仮定する。
この場合は例えば■アップダウンカウンター8の出力デ
ジタル信号を50 MHz相当(すなわち、電圧制御発
振器4の出力周波数を50 Mn2とする時に必要なア
ップダウンカウンターの出力デジタル信号の値をいう)
とし、偏差信号発生源9の出力デジタル信号をIMH2
相当(すなわち、電圧制御発振器4の送信時発振周波数
と受信時発振周波数の差が・1MHzとした時に上記ア
ップダウンカウンターの出力信号に加減算するべき偏差
信号発生源9の出力信号の値をいう)として、送信時に
はアップダウンカウンター8の出力をそのまま加減算器
から出力して可変分周器5を制御し、受信時にスイッチ
回路7で加減算器6に減算を指示して50−1 =49
MH2相当の出力を得て可変分周器5を制御する様に
するのである。
また例えば■アップダウンカウンター8の出力テ゛ジタ
ル信号を49MH,相当とし偏差信号発生源9の出力デ
ジタル信号を1MH2相当として送信時にはスイッチ回
路7に加算を指示させて、加減算器6から50MH7,
相当の出力を得、受信時にはアップダウンカウンター8
の出力をそのまま加減算器6がら出力させることもで゛
きる。
尚、この様に構成した回路の適当な位置、例えば、加減
算器6の出力側に周波数表示器10を取付けて電圧制御
発振器4の出力周波数を表示できる様にするとよい。
この考案は上記の様に、位相拘束ループの可変分周器を
制御するテ゛ジタル信号としてアップダウンカウンター
からの基準値信号と、送受信の各状態に応じて変化する
偏差値信号とを、加減算器を介して得る様にしているの
で、混合器や水晶発振子が不要となり無線機が安価とな
り、また送受信それぞれの場合の周波数相当のデジタル
信号が加減算器から出力されているので、表示器を取付
けて各々の周波数をテ゛ジタル表示することができる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る可変分周器制御回路のブロックダイヤ
グラムである。 1・・・・・・基準発振器、2・・・・・・位相検波器
、3・・・・・・ローパスフィルタ、4・・・・・・電
圧制御発振器、5・・・・・・可変分周器、6・・・・
・・加減算器、7・・・・・・スイッチ回路、8・・・
・・・アップダウンカウンタ、9・・・・・・偏差信号
発生源、10・・・・・・周波数表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アップダウンカウンターの出力信号と偏差信号発生源の
    出力信号とを加減算器に入力し、該加減算器の出力を位
    相拘束ループの可変分周器に入力して分周比を制御する
    様にし、更に該加減算器にはその作動の状態を制御する
    スイッチ回路を接続したことを特徴とする可変分周器制
    御回路。
JP1975105292U 1975-07-29 1975-07-29 可変分周器制御回路 Expired JPS5921530Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5220150U JPS5220150U (ja) 1977-02-14
JPS5921530Y2 true JPS5921530Y2 (ja) 1984-06-26

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ID=28586595

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6067761U (ja) * 1983-10-17 1985-05-14 三洋電機株式会社 洗浄機のフ−ド
JPH0517019Y2 (ja) * 1985-06-28 1993-05-07

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JPS5220150U (ja) 1977-02-14

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